ヴェルディ、代表、漫画、アニメ、女子バレー 他
今週のモーニング(’20.4.2)&少年マガジン(’20.4.1)&ヤンマガ(’20.3.30)
2020年04月02日 (木) | 編集 |
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『スインギンドラゴンタイガーブギ』

ジャズですか。性に合わないなあ。
音楽がというより、取り巻く風俗が。その一つとしての、漫画も。
まあ期待しないで期待します。(笑)

『グラゼニ ~パ・リーグ編~』

欲しいですよねえ、"単独"最多勝。
同率"首位打者"とかだと、それ自体が確率的にレアだからネタとしていいかも知れないし、(同数)本塁打王でも最後まで死力を尽くしたんだろうなと想像出来るけど、登板機会自体が限られている最多勝では、単に"レベルの低い"争いだったという印象になる。

『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』

河合敗北主義の骨身に染み方よ。(笑)
自分が付き合うという発想は最初から抜けてるのか。(笑)
藤さんはいくら中身がゴリラだと言葉で説明されても、見かけには特に出てないのがあれだなといつまでたっても。

『リエゾン ―こどものこころ診療所―』

あれ。今回は一話完結じゃない。(笑)
相変わらず"患者"の問題が「人生」なのか「発達」なのかが、絵で表現されてないという不満はあるんですが、「発達障害」の種類の説明は分かり易くて良かったです。
ヒロインはADHD系なのか。"タイプ"としてはなるほどではあるけれど、まあ後知恵で納得してるだけですね。

『ドラゴン桜2』

勉強に限らず、本当に集中・執着している時の"息抜き"って、食事くらいですよねせいぜい。気もそぞろで。
後は魅力的な異性のベッドへのお誘いなら、効くかもしれない。(笑)
食と性は強し。

『ミツナリズム』

かっこいいなあ、黒田官兵衛。(笑)
別に趣味人じゃなくても、思い切ればそれだけでにはなれるんですよね。むしろ趣味人には無い迫力で。

『カバチ!!! –カバチタレ!3–』

住吉さんの勤務状況の報告は、何の意味があるんだろう。
関与しないと見せかけて関与してくる前振りでしょうか。



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『それでも歩は寄せてくる』

おじいさん悪くなさそうだけど、シリウスの『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』と同様、これもなるべく"二人"だけの場面が見たいんですよね、僕は。"差し"合いが。
それだけ名人芸であり、名"対局"であるという事でもあります。

『カノジョも彼女』

馬鹿馬鹿しい状況を、ほんと自然に描きますね。
登場人物や読者の感情の動きを、正確に把握しているというか。

『ヒットマン』

所謂"温泉"回ですが、女体の書き方が上手過ぎて、本格的な「エロ漫画」感が。(笑)
そういう出自の人なのかな。(ちょっと"江川達也"感?)
で、公認なのかと思った主人公と作家との関係ですが、一応ちゃんと秘密なんですね。



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表紙のコ強え・・・というのは、置いておいて。


『ブクロキックス』

"ブラインドサッカー"漫画登場。
真面目に読めそうな作品なので、晴れて(笑)ヤンマガも"今週の~"ラインアップに追加。
いきなり主人公の視覚障害が、生来なのか生後なのか、単純に矛盾した情報が出て来ましたが。

『1日外出録ハンチョウ』

今回の"戦隊モノ"ネタとか、決して福本さん自身の趣味ではないと思うんですけど、それでも武骨なりにちゃんと要領を抑えて書く踏み込みの確かさは、例えば上の"黒田官兵衛"にも通じる(笑)尊敬の念を感じます。(笑)
"表現"覚悟ですよね。


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ジャンル:アニメ・コミック
「ヴェルディの選手の判断力」の問題についてのいくつかの素朴な疑問
2020年03月30日 (月) | 編集 |
元々は「サッカーにおける状況判断」についての、そこそこ長大な、しかもいったんは九分九厘書き上げたつもり(笑)の文章の冒頭部分だったんですけど、改めて見てみると結構マズいレベルで曖昧な気がしたので、まずはその部分について独立して問うてみる事にしました。
どうせまたしばらく試合も無いですし、いつもより細切れで。


ヴェルディの選手は判断力に乏しい?

'17~'18年ロティーナ'19年ホワイト&永井秀樹と、それぞれタイプは違うながらもポジショナルプレーを中心とする"欧州トップモード"的な志向を持った監督を次々と迎える中で、それ以前からも言われてはいたようですけど殊更頻繁に言われるようになったのがヴェルディの選手個々の基本的な判断力の不足で、それがそれらの監督の仕事を少なからず、時に致命的に困難にしているとそういう話。

誰とはなくいつとはなく主にツイッター上で語られるそういう意見を、特段書き留めたりもしていなかったので、改めて典型的なものを捜そうとしたら折悪しくオフシーズンを挟んでツイッターの検索範囲の厳しめの限界もあって意外と思うに任せなかったんですが(笑)、幸いブログの中でまとまった形で触れて下さっている人がいたのでまずはそちらを。

ヴェルディの長年の課題である

・ボールを保持したいのに降り過ぎるのを含めボールに近寄りすぎたり、ボールをリリースするのが早く前線に時間とスペースを渡せずビルドアップが詰まってしまう事
・スムーズなカウンターを受けて一気に置いていかれてしまう事。
・みすみすボールを手放して相手に主導権を渡してしまったり守備時に人任せというか寄せが緩い時がある事

これらは誰が監督の時でも起きているので意識して改善していかないといけないですね。

(『20190720 第23節ホーム愛媛戦』 costoros-verdy’s blog)


コストロス(@costoros_verdy)さんによる、去年の永井監督就任初戦、勝利したホーム愛媛戦でのプレーに対するコメント。
その7節後、同じくコストロスさん。

保持した時にせっかく間で受けられた時にワンタッチで叩いてしまうと相手を動かせず時間とスペースを使いきってしまうので、時間とスペースを渡していく意識づけはもう少しといった所ですね。

奪った時にボールの位置に対して前目のポジションをとるタイミングが早く、急いで攻めなきゃとなっているような事もあって出し手と受け手の意思疎通が噛み合ってないように見えますので速攻でいけるのかいけないのかという判断の擦り合わせがもう少しといった所です。

(ともに『20190831 第30節アウェイ長崎戦』)


似たような事を言われてますね。
簡単に言えば、「時間」("ボールをリリースするのが早く""せっかく間で受けられた時にワンタッチで叩いてしまうと""前目のポジションをとるタイミングが早く""急いで攻めなきゃ")と「スペース」("降り過ぎる""近寄りすぎ""相手を動かせず")の受け渡しについての判断&連携ミスで、それが「誰が監督の時でも」(or同じ監督の7節後にも)起きていると。
引用した範囲だと「時間」についての言及が中心に見えますが、「時間」と「スペース」とは言っても実際には「時間」、つまりプレーのタイミングを間違えることによって生きスペースが死にスペースになったりスペースやその中の味方の状態の有利不利も反転してしまうので、表裏一体の同じことである場合も多いですよね。勿論最初からスペースの判断・選択を間違っている場合もありますが。


続いてこの"ヴェルディの選手の基本的判断能力"問題の、恐らくはtwitter上の主唱者(笑)であるふかばさん(@VCB_25)の、もっと色々言ってたとは思いますが検索で遡れた範囲のツイートから。
ちなみに上のコストロスさんの最初の愛媛戦のまとめも、それ以前からのふかばさんの一連のtwitter上での主張への、ある種の総括的賛同という流れで書かれたものと記憶しています。

元々ボール保持するとリスクマネジメントが拙くなる悪癖(富樫体制2016年のぼこられっぷり、ロティーナ体制2018年の町田戦、ホワイト体制鹿児島戦)持ちの上にポジション遵守させると動き出しもなくなる両立できない問題の合わせ技をどう解決するか。

- ふかば(@VCB_25) 午前2:02 · 2020年2月24日

ポジションを守らせれば動き出しがなくなってチャンスが作れない。カオスアタックを敢行すればカウンター祭り、そもそも敢行する前からリスクマネジメントはやっと今意識が始まったレベル。さて……

- ふかば(@VCB_25) 午前2:08 · 2020年2月24日


(ポジションを)守ると動けない動くと(ポジションが滅茶苦茶になって)守れないの二律背反。
一見するとコストロスさんが指摘している事とは別の問題にも見えますし別の問題の部分もあるとは思いますが、「判断力」の問題としては共通もしていると思います。
つまり時間とスペースについての基本的な即応的判断が出来ていないから、守備を中心とする秩序の破綻を防ぐ為には徹底的に決め事でやらせるしかないし、決め事で作っているだけの秩序では必要な時にも自発的な判断でそれを崩す事が出来ない。あるいは攻撃的ボール保持のような動的な秩序は維持が難しく、リスク管理まで手が回らない。

ツイッター程コンスタントには書かれていませんが(笑)、ふかばさんのブログの方から関連個所を探してみると。
・・・以下全て『東京ヴェルディを巡る冒険2019 ~ギャリーホワイトの奮闘と懊悩~』('19.3.25)より。

去年(アト注・2018年ロティーナ2年目)は、できうる限り保持時でも非保持時でもエラーを減らすことが優先だった。
それは決して悪いことではない。
注文通りチームからエラーを減らしたロティーナの手腕は賞賛に値する。

それまでの指導でヴェルディの選手の判断力の不足を見切ったロティーナが、徹底的に決め事順守型の秩序維持に舵を切ったチーム作りをしたという話。
しかしそれによるチーム力の限界も明らかだったし、勿論選手の判断力も向上はしなかった。

昨シーズン、ハーフタイムに相手に修正された途端混乱に陥るチームを見ていて身に染みている。


それを承けての2019年新任のホワイト。

ギャリー・ホワイトはそこでこのチームはもう少し積極的にプレーをしなければならない、と考えている。
もちろん、今まで塞いでいた穴が問題になる。
そこは重要ではなく、その穴を「認識」して「埋められる」ように個人チーム双方ともに成長をしなければならない、と。

固定的な戦いから、より自律的な戦いへ。
そこには、スペインのトップで奮闘してきたロティーナの下でやってきた選手ならある程度そういうこともできる、という読みがあったようには思う。
結果としてギャリーは読み違えたわけだが。


通して読む際には、少し整理が必要かな。
まず"コストロス"文脈が直接問題にしているのは、ヴェルディの選手の判断力の不足によって、ロティーナが当初やらせようとしていた&永井監督が去年やらせようとしていたレベルのポジショナルプレー(と面倒なので簡単に言ってしまいます)は、当面実行困難であるらしいこと。それに対して相当程度"後退"した実行可能なレベルの部分的ポジショナルプレー(?)のようなものをロティーナは選択し、その選択の結果の保守性を問題視した、チームの"問題"の要だと認識したホワイトは(ふかばさんがここでそう書いている訳ではないですが)恐らくはロティーナが"当初"やらせようとしていたプレーより更に流動性の高い個々の即応的判断を要求するスタイルを指向し、当然失敗した、"読み違えた"と。それが"ふかば"文脈。

なるほど、「判断力」ということで上ではやや強引に関連付けてしまいましたが、つまりコストロスさんが問題にしている判断力の不足への、2018ロティーナ的対処の結果の事態をツイートの方のふかばさんは述べていて(ただし根はそれ以前から)、やはり同じと言えば同じことなんですね。
ホワイトだけは、解決されていない問題を解決済として勝手にそのを見てしまったので別物で、別にそれが目的ではないでしょうがそこからの永井体制へのチェンジは、もう一度ロティーナのレベルに難度を戻したということも、結果的には言える気がします。

ともかく、

ロティーナで洋式になってたかってーとそうではなくて、課題はやっぱ先送りされてるんですよ、色々残していったものはあっても大本はここ10年ずっと変わってない。

- ふかば(@VCB_25) 午後5:46 · 2020年2月24日


10年、ですか。(後でまた問題にします(笑))


おまけで今季開幕徳島戦後の、"新加入"大久保嘉人選手のチーム評

・行く時、行かない時の区別がこのチームはできていない
・あそこは自分がミスしてしまうようなシュート性のボールを入れれば、僕はきっちり止めます。ただ、ああいう弱いボールではディフェンスに寄せられてしまいますし、試合を通して見受けられる部分だったので最後に強く伝えました
・わざとスペースを空けているのに入ってこないとか、チャンスを作っているのにチャンスにならないのは判断の問題があります
・落ち着けるように言っているのですが、どうしても急いでしまう部分があります


やはり「時間」(タイミング)についての判断、「スペース」について、あるいは「スペース」との関係においての「時間」の判断の雑さを、総じて指摘しているようですね。
大久保レベルから見ると、いい悪いというより「お前ら"判断"してないだろ!」とすら言っているようにも見えますが、読み過ぎでしょうか。(笑)


とにかくまあ、概ねこんな類の話が、特に去年あたりからのヴェルディサークルでは一定の頻度で話題に上がっていましたよねという、この項はそういう話です。

・・・とはいえコストロスさんもふかばさんも僕のまとめでは大いに不満でしょうから(笑)、出来ればご自分でまとめ直してでもいただけると、こちらの理解も進んでありがたいかなという。(笑)



どういう意味での"ヴェルディの選手"なのか
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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
今週のモーニング(’20.2.26)&少年マガジン(’20.2.25) &今月のアフタヌーン&少年シリウス(’20.3月)
2020年03月28日 (土) | 編集 |
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『グラゼニ ~パ・リーグ編~』

確かに実績のある投手の場合、例え調子が悪くてもいったん"抑える"モードに入ると、ある種の催眠暗示のように同じ確率なら"抑える"方に"収まる"方に、場が流れるイメージはありますね。ああなんか、抑えられちゃいそうだなという。
そう何回もは効かない暗示ですが。

『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』

くっそめっちゃ泣かせに来やがって。
泣いたけど。(笑)
警官にしろ消防士にしろ、ある程度は"公務員"として一般市民と地続きの「勤め人」の状態から、たまたまの"順番"で「死地」に向かう感じが切ないですよね。"業務"で危ない目に遭う人全般ですが。
そこらへん軍隊や自衛隊は、やっぱりまたちょっとレベルの違うものだと思います。

『ドラゴン桜2』

もうちょっとひねろよ"性格判定"。(笑)
ちなみに僕は、入り口は拡散型出口が保全型という感じです。
つまり始め方はゆったり広く、のんびりですが、最終的には"詰め"ないと我慢ならない感じ。
心が広いようで狭いというか。(笑)

『リエゾン ―こどものこころ診療所―』

ふーん、一話完結型でいくのか。
『コウノドリ』的に一つの症例をゆっくりやるのかと思ってました。
まあ自閉症スペクトラムとか"高機能"自閉症とかは、ある程度予備知識があって「疑」わないと、単に"性格"の問題だと思ってしまいますよね、どうしても。
ただ今回のお父さんも僕は最初"疑え"なかったですし、ちょっと僕は描いている人の表現力というかネタフリ力に、不満があります。ヒロイン自体もそうでしたが。

『きのう何食べた?』

民事はどっちもどっちですっきりしないのが"基本"なので、弁護士の倫理観が摩耗して行くのは仕方が無いところはありますね。

『カバチ!!! –カバチタレ!3–』

"寝業"というから大野先生本人がやるのかと思ったら、田村かよ。(笑)
不安だ。不安しかない。(笑)



shonenmagazine2017



『カノジョも彼女』

どう言ったらいいんですかね。
実は凄く「愛」に溢れた作品のようにも思います。
それがこの馬鹿馬鹿しい設定を飽きずに読ませる力というか。
"溢れて"いるから二股も自然というか。(笑)
まさかのシリアス感想

『それでも歩は寄せてくる』

こちらはいかにも"愛"っぽくはあります。
主に部長さんに対する愛かな?(笑)
今週は割りと今いちでした。意地悪が足りない。(笑)

『ヒットマン』

なるほどねえ。時間差か。
ただこのことを、僕が気が付かないのはいいとして、業界の人が誰も気が付かないのはそういうものなのかなという。
主人公はかなり切れるという設定なんですね。
どちらかというと、諦めの悪さで奇跡を起こす、所謂"少年漫画"らしいタイプの主人公なのかと思ってましたが。
そのハイブリッドなのかな?



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『ブルーピリオド』

あんまり"美大生"関係無い、学生生活というか"人間集団"の話でしたね、今月は。
リーダーシップ論というか。
多分作者がどうしても書きたかった、体験的内容。

『波よ聞いてくれ』

カレー屋の人、ミナレのことまだ好きだったんですね。
正直徹頭徹尾、僕はどうでもいい感じです(笑)。まあミナレ自身の感情に同期してるのかも知れないですけど。

『おおきく振りかぶって』

うわ。ほだされる。(笑)
こんなエピソード応援したくなるに決まってるじゃないか。(笑)
ただしどんな"内面"だろうと高校生(になりかかりの中学生)が、あんなボディの妙齢の女性を見て何らか"反応"はないのは無理があると思います。(笑)
慣れた後でもね。"好き"にはならないまでも。

『マージナル・オペレーション』

どうも"元上司"のおじさんの反応に裏がありそうでいちいち怖いんですが、オマルの反応は可愛らしかったし、"彼こそが子供使いだ"というのも分かる気がします。

『来世は他人がいい』

若干この作品も"誰が誰だか"現象が起きつつあります。
みんな目つき悪いし。(笑)

『ヒストリエ』

初期しか単行本で読んでないのでだいぶ話は飛んでるんですが、やっぱ面白いなあ。
結局"とぼけた味"というのが一番のチャームポイントな気がします。(笑)

『友達として大好き』

エグるエグるエグるエグる。
読ませる凶器みたいな作品。(笑)
最早文学ではなかろうかという。
全く最近の若いモンは。人の心をもて遊ぶのばかり上手くなりおって。(笑)

『フラジャイル』

やっぱりしばらく岸先生主人公じゃなかったんかい(笑)。("病理医・岸京一郎は主人公に復帰する")

それはそれとして大ピンチ。
今までは下位の正論や程度の低い変化技を、"上位の正論"で叩き潰して来た岸先生ですが、初めて本格的な変化技と対戦。さてどうなるか。
"悪い"弁護士はまあいいんだけど、"悪くない"振りをする弁護士はほんと不快ですよね。



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『夜桜四重奏』

アニメは最初の方だけ見て、良くも悪くもないという感じで切った記憶がありますが、漫画の方はそれより少し"良い"寄りか。(笑)
多分演出の問題ですね、"タッチ"というか。内容はまあ、こんな感じだったような。

『時間停止勇者』

そんなに盛り上がるわけでもないし、"面白い"のかどうかよく分からないんですけど(笑)、「時間停止」という"チート"設定を淡々と抑制されたというかある種"どうでもいい"感じに描いている作者の自制心は、多分力量の証拠で題材によっては全然違う顔を見せるのではないかと何となく思っています。

『ベアゲルダー』

日常もの(?)の『波よ聞いてくれ』沙村広明を知った僕ですが、多分こういうバトル展開の方が、本来の売りの人ではあるんでしょうね。
どういうバトルなのかもまだよく分かってないですが、『波よ~』で気に入った脱力ドライな味わいは、こちらでも感じられて悪くないとは思っています。

『はたらかない細胞』

"はたらかない"設定が未だによく分からないですけど、面白いです。"細胞"シリーズでは、「漫画」としては一番好き。
単なる"はたらかない"細胞では廃棄されて終わりな気がするので、"はたらかない"ことで何か役割を果たしている細胞なのかなと思いますが具体的には分かりません。

『転スラ』

主人公チート系ではやはりこれは最強ですかね。
無限とも感じられる話の広がりと、しかし変わらぬ威力を見せる"チート"ぶりと。
普通は"チート"は、話を収束させてしまうので。弱めないと広がらないというか。

『怪物王女ナイトメア』

結構昔ですが、『怪物王女』のアニメは好きでしたね。
ツンデレとは少し違いますが、リアリスティックなようでハートフルで。(おぼろな記憶)
その時気に入ってた「ふが」のコがまだ健在なようで嬉しいです。(笑)

『ポンコツ風紀委員とスカート丈が不適切なJKの話』

今月号から二話掲載形式になるそうですが、そのせいか何なのか割りと"特別編"ぽいエピソードばかりで、いつもの"二人"の絡みが少なくて寂しかったです。


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今月のモーニング2&月刊少年マガジンR(’20.3月) &今号のイブニング(’20.3.24)
2020年03月25日 (水) | 編集 |
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既に今日(25日の水曜日)も4冊も出ていますが(笑)、追っつかないのでとりあえず昨日の分まで。
もうちょっと発売日散らして欲しいなあ。
まとめた方が発送が楽とかあるのかなあ。


『ブラックガルド』

連中の"言葉"が分かる主人公。
感染しても正気を失わない症例の存在。
割りと順調に、次々と"謎"が明かされていきますね。
しかし恐らく今回は、ガルドの「切断」とそれに対する「ありがとう」が、全国の女性読者の涙を絞っていることでしょう。(笑)

『やきもんロワイヤル』

"お勉強"パートは単純に興味深いですね。
ただそれが終わった時に、漫画としての興味が残っているかは今のところ微妙です。

『ブラックバウンズ』

状況がまだよく分からないですし、「描きこみ」の激しい「SF」も僕の好みからは外れていますが、今のところ嫌いではなさそう。

『はたらく細胞LADY』

毎月"出番"が終わると分解されていく卵子切ない。(笑)
別に堕胎とかではないから、「人間」が責任を感じる類の事でもないし。
恐らくは"排卵"と"生殖"がほぼイコールの意味だった時代の名残りなんでしょうが、なんか何とかして欲しい気がします。哀しい。(笑)

『お部屋は見ての汚楽しみ』

意外や意外、結構納得しました。(笑)
そもそも部屋の使いやすさ&落ち着きは本当に人それぞれだし、衛生観念というのは「観念」でしかないのでたいていのことは要は気のせいなんですよね。
ただ明確に"精神の荒廃"が汚部屋を生んでしまっている場合だけは、対処すべきでしょうけど。
いや、この作品は話題になりそう。

『天地創造デザイン部』

ついに植物までか。
分かり易い"可愛さ"が無い分「生物進化」(淘汰)の本来の非情な感じが増したような気がします。
元々"非情"な漫画ではありますが。(笑)

『ゴールデンゴールド』

このストーリー展開であくまで"胸キュン中学生ラブ"ものである部分も揺らいでないのは、凄いと思います。
決してそういうのが"得意"な作者とも思えないのに。
単純に力量ですね。あと感性。

『ひとりでしにたい』

最後の「墓に!」に救われた感じですが、まともなことを言えば言うほどどうも説教臭いというか"反省の独り相撲"みたいな感じになって来て、漫画を読んでる感じが薄れて来ます。
間違ってはいないんですけど。
本来真面目な人だし、ある意味頭の良過ぎる人なんだろうなとも。それによって"答え"を出し過ぎる。

『1122』

離婚残念会というか慰め会の風景は、結構面白かったです。
実際こんな感じなのかなという。

『代闘士ハイコの事件簿』

ハイコが"活躍"している場面以外が、ちょっとだるいんですよねえ。
何を見ていいか分からないというか。他に魅力のあるキャラもいないし。

『狭い世界のアイデンティティー』

"終幕"へ向けて一直線・・・は分かるんですけど、余りにもどうでもいい感じになってる回。(笑)
ここからもう一回もつれたら、付き合う気力大丈夫かなという。



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『小説の神様』

この"天才美少女小説家"ヒロインは、通常の「ツンデレ」や「意外性」のレベルには"一応"くらいにしかとどまらない("一応"そういう様式性は踏んでるんだと思いますが)、もうずるいくらいに可愛い、好感の持てる人物像ですよね。その分逆に、実は「魅力」は無いような気がするんですけど。手の内がオープン過ぎて。人物"像"でも実はない。作者の中にある何かが、そのまんまどっと出て来ちゃってる感じのキャラ。
作者自身が、そういう"巧む"事が体質的に出来ない人なんじゃないかと思いますけどね。

『雨の日も神様と相撲を』

『虚構推理』もそうでしたが、"妖怪"や"奇想"の取り扱いの「平常心」ぶりが凄まじいというか得たいが知れない。"淡々と流す"のではなく、うまずたゆまず確実に"攻めて"来るんですよね。
かえる(の神様)たちの会話が、実に面白い。
彼らの「日常」感がというか。

『家無しガゼの骨折り不動産』

怪作ですけど、決して色物や受け狙いではないと思います。
作者の「不動産」「住居」への思いも、SF設定のイマジネーションも、凄く本物感がありました。
ていうかどう見ても"読み切り"スケールの設定ではないので、是非連載にこぎつけてもらいたいなと。
しっかし変な作品だな(笑)。何か元があるのかな。(笑)



eve200324



『グラゼニ ~夏之介の青春~』

あれ?面白くなって来ましたね。(笑)
種類は違いますけど、本家『グラゼニ』初期の、(ゼニという)ディテールへの狂的な執着心みたいなものが、今回は(とりあえず)"運動神経"やスポーツ生理学という形で発揮される感じか。
主人公はむしろあの女の子の方?(ところでこの子は本編の誰かに当てはまるんでしょうか)

『狩猟のユメカ』

へええ、コミュニケーションが成立するんだ。
ただの「デストピア」の「サバイバル」ものじゃないんだ。
ますます興味深い

『インハンド』

恐らくこの主人公は、"宗教"がやっている様々の行為の一つ一つについては、善悪ではなく純粋に効果だけを問題にして結構許すと思うので、逆になぜ"宗教"だといけないのかということが最終的に浮き彫りになる感じかなと予想。(ちゃんと突っ込めばね。最近なんかストーリーがいい加減な気がするから(笑))

『ふたりソロキャンプ』

逆にこの状況なら、カップラーメンだろうとコンビニお惣菜だろうと、十分に美味しそうですけどね。
変に"料理"をすると、「家」っぽくなっちゃって嫌だな僕は。(笑)

『創世のタイガ』

さてどうやって勝つ。戦術には戦術か?

『Op -オプ- 夜明至の色のない日々』

ぶっちゃけどんな"能力"の話か忘れてますよね?
事件としては、面白そうですが。

『ストーカー浄化団』

うーん、要は"ガスライティング"を紹介したかっただけか。
ストーカー側の動機がなあ。味が無かった。
てっきり最初はデリヘルの子が犯人かと思ってましたが。(そして密かに応援してましたが(笑))


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
最近読んだ電子書籍漫画単行本 ('20.3.23) ~ボールスポーツもの特集
2020年03月23日 (月) | 編集 |
ツイッターで予告して自分にプレッシャーかけてまで先週末~今週はサッカー記事を書く予定だったんですが、どうしても忙しくて無理そうなので代わり(?)にサッカーを含む(ボール)スポーツ漫画の一斉レビューなどを。
結局漫画なんですけど。(笑)

完読したものはありません。
冒頭数巻を各サイトで無料で読んだものの中から、例の"講談社20誌"に連載中でないもの。
[  ]内は試し読みに使ったサイトです。


(サッカー)



『アオアシ』 小林有吾 [Kindle]

「アオアシ」という長期流行中の"甘酸っぱい青春"もの系っぽいタイトル、少年誌丸出しの熱血バカ(ていうかサル(笑))っぽい主人公のルックスと表紙のデザインで、正直「日本のサッカー漫画」に対する最近僕の中で俄かに高まっていた信頼感が無ければとても読む気にならなかった作品ですが、相当面白かったです。
主人公は見た目通りの"熱血バカ"タイプで、しかも登場時の活動基盤は地方(四国)の弱小中学サッカー部&草サッカーというこちらも見た目通りの(笑)「サル」属性なんですが、これはむしろキャラ造型の"正確性"と賞賛すべきなのかも。いや、何というかそういう"外見"からは"意外"な読み応えの作品ではあるんですが、でも狙いとしての「裏切り」ではなくて「型」を型のまんま平然と使いながらしかし内実でねじ伏せている感じの、どうも不思議な読み味の作品なんですよね。
それはもう一人の主人公的人物の"性格破綻の天才監督"やら、その他の主人公が出会うライバルたちにしてもそう。多分"企画書"みたいなものを読まされたら、その段階ではふーんとスルーしておよそそそらなそうな感じの。そういう意味で、「デザイン」に対する僕の印象は別に間違ってはいないと思うんですけど。騙されてはいないというか偏見ではない(笑)というか。もし結果「傑作」になっていなかったら、「陳腐」な作品と言うだけだったのではないかという。
・・・Wikiには作者は元々スポーツ漫画に興味が無かったとあるので、そういう意味で"スポーツ漫画としての造型"については特に狙いも愛情も無い(笑)、類型的なものになってるのかなという。
なのに何でこんなに面白い。(笑)

面白さとしては一つには

1.プレーヤーとしての主人公の能力

言ったように"田舎"のチームのワンマンプレーヤーである主人公は、少なくとも登場時はひたすら自分でボールを持って離さずにドリブルしまくってゴールまで行く、原始的というか"子供"のようなプレイスタイル。運動能力の高さこそ既にうかがわせてはいるものの、今時中学卒業年齢にもなってこんな"教養"の低い選手になぜJでもトップクラスの育成プログラムを誇るクラブの前出のユース監督が興味を持ったかというと、それは好き勝手滅茶苦茶やっているようで実は彼なりにゲーム全体やチームメイトの状態を細かく把握し、(彼の考える)勝利への最短距離を常に探っている彼の独特のゲームアイに気付いたからなんですね。それがその後激変するサッカー環境と、"誤解"を生みがちなパーソナリティとの兼ね合いの中でそれがどのように発揮されて行くのか活かされて行くのか、序盤を読んだだけでも既に相当に楽しみです。
・・・個人的には、ヴェルディ在籍時のエジムンドとか思い出したりしたんですけどね。一見"わがまま"に見えるフォア・ザ・チーム、"チーム"の勝利を最短距離で目指すゆえの"ワンマン"プレー。まあやはりどちらかというと南米的な、"野性"の知性ではあると思います。それを欧州的現代的フォーマットで、どう活かすのか。

2.ずばり本格的J"ユース"漫画

スタートが中学卒業年代ですから、"これから"ユースに入るわけですね。単にトップへの通過点としてではないJユースそのものが、がっつりと描かれるありそうでなかった作品。
当面描かれているのは、ヴェルディなどを連想させる国内トップクラスのユースチーム、ユース選手たちの、圧倒的な"エリート"性。よく"たまたま中高生年代のキャラを使ってるだけで中身は大人・プロ・何なら人類最強"みたいなインフレ描写が少年漫画ではありがちですが(笑)、そういうのではないもっとリアリティのある"エリート"性が、結構怖いくらいです。十分に上手いんだけどそのレベルには至らない"有望"選手たちの絶望感と共に。とにかく読み応えがありそうです。

・・・いずれについても何というか、単に"取材"したとかいうレベルのものにはとても見えないので、スポーツ"漫画"には興味が無くてスポーツやサッカー自体には、それなりの見識を元々持っていた人に違いないとは思いますけどね。




『Mr.CB』 綱本将也(原作)谷嶋イサオ(作画) [DMM]

競馬好きらしい(笑)原作者による、「ミスターシービー」という往年の名馬の名前にかけた、「CB(センターバック)」を主人公にしたサッカー漫画。具体的には、かつてのレジェンド代表CBが見込んだ、無名の天才新人CBとの師弟物語、なのかな?
センターバックという題材も珍しいですが、同時に進行するJ3相当の下位カテゴリーにくすぶるプロクラブの経営問題やそもそもの"存在意義"の問題も鋭く問われていて、そちらだけでも読み甲斐がありそう。そこに更に新任の異能監督やサッカーメディアの野心的な女記者など序盤にして次々燃料が投入される欲張りな作品ですが、さすが『ジャイキリ』等で実績のある原作者で危なげはありません。
ていうか正直、ジャイキリとは次元の違う面白さで、そこらへんは何というか現在は原"案"と表記されているジャイキリとの、距離感の差というかコミットメントの深さの差を感じてはしまいます。やはりあれはどちらかというと、"ツジトモ"の作品なんだろうなという。
1巻しか読んでないですが既に十分に面白いです。これからどのような、「CB」ディテールが語られるのか。




『修羅の門異伝 ふでかげ』 川原正敏(原作)飛永宏之(作画) [Kindle]

「原作」「作画」方式ではありますが、単行本中の解説によると原作者の友人である作画者が、多忙で描けない原作者の代わりにわざわざ絵柄を似せて作画しているという、珍しいと言えば珍しいスタイルの作品。
そもそも人気格闘技漫画『修羅の門』



のスピンオフの、"サッカー"漫画という不思議な作品でもあって、絵柄と共に世界観にも共通性を持たせているらしいです。(そちらは未読)
ストーリーもかなり変わっていて、南米寄りの天才サッカー選手である主人公が、規律でガチガチに固まった(名門)高校サッカー部のやり方を嫌って、せっかく入部テストに受かったのを蹴って草サッカーチームを結成し、目指すはそれでも参加可能な天皇杯、天皇杯の決勝という形で可愛い幼馴染への「国立に連れて行く」という約束(つまり本来は高校選手権で果たすはずだった)を果たそうという、なんか薬やってるのかなみたいな設定ですが(笑)、作者が多忙を押してもどうしても漫画化したかった作品だけあってサッカー描写にはしっかりした迫力がありますし、"規律サッカーへの反逆"もただのお花畑でない、ぎりぎりの"哲学"の緊張感があります。僕が読めた段階で結成したチームはまだ動き出してませんでしたが、傑作の予感たっぷりでした。


(バレーボール)



『神様のバレー』 渡辺ツルヤ(原作)西崎泰正(作画) [Kindle]

若くて意気軒高・・・にしても異様に自負心の強いバレーボールのコーチが、全日本のコーチへの抜擢を餌にとある弱小中学の男子バレー部のコーチとして、課された無理筋なノルマを果たして行く話。
"神様"とは大層な振りかぶりようですが、それはサッカー以上に"データ"スポーツであるバレーボールにおいて、データ分析を基にした戦術と戦略、加えて敵味方双方の"心理"を残酷なまでに見切った彼一流のチーム運営ゲームコントロールで、論理的に"それしかない"というたった「一つ」の狙いの結果をピンポイントで実現して行く主人公の構想と手腕を指しています。
それにしても"大上段"で、大した気合の漫画だなという(笑)。結構長く続いているので、行く手に待ち受けるだろう様々な困難にどのように「神」の面目を保たせていくつもりなのか、大いに興味があります。




『ハリガネサービス』 荒達哉 [コミックシーモア]

中学時代、元々平凡な素質の上に足の大怪我でジャンプの出来なくなったバレーボーラーの主人公が、仕方なく"練習台"としてのサーブ専門選手として日々を送る中で、いつしか身に付けた変態的なサーブ技術を活かして、名門高校バレー部の"ピンチサーバー"として(後にそれだけではなくなるようですが)意外な大成をして行く話。
主人公のサーブ技術が飄々と変態的に凄くて笑えるのと、最初主人公の一般的な運動能力と技術の低さを見下して相手にしていなかった強豪校のチームメートが、むしろエリートらしい"技術"への率直さで主人公を認めてサポートに回って行くプロセスが凄く熱くて良かったです。エリートの中にもエリートの苦悩があって、それを描くのももう一つのテーマかなという感じ。


(その他のスポーツ)



『WILD PITCH !!!』 中原裕 [Kindle]

最終的にはいわゆるプロ(NPB)に行くんだろうと思いますが、そこにまでは至らない"独立リーグ"の実態と、そこらへんのランクの野球選手たちの悲喜こもごもを描く漫画、かな?という。
ドラフトにかかるかかからないかの当落線上の選手たちがさらされる駆け引きや選択、Jリーガーもそうでしょうが独立リーグの標榜する"地域密着"を、実際にどのように選手たちが受け止めているのかなど、興味深い描写が沢山出て来ます。





『ROBOT×LASERBEAM』 藤巻忠俊 [コミックシーモア]

かの『黒子のバスケ』の作者が描く・・・何と"ゴルフ"漫画(笑)。意外過ぎる。内容も意外性に満ちてましたけど。
喜怒哀楽が薄くて"ロボ"とあだ名される超理系主人公が、ひょんなことからトライすることになったゴルフを飽くまで理系的にしかしえぐい効率で自分のものにして行く話。
『神様のバレー』辺りとも共通するものを感じる、スポーツへの徹底的に理系的科学主義的なアプローチの漫画の、最近の"潮流"と言っていいかも知れない一つかなという。
主人公の「理系」性と能力に説得力がちゃんとあって、かなり面白いです。





『送球ボーイズ』 フウワイ(原作)サカズキ九(作画) [Kindle]

比較してこちらは割りとオーソドックスと言えばオーソドックスかも知れない、"熱血"ハンドボール漫画。主人公は異能ではありますが。
「ハンドボール」そのものが珍しいのと、ハンドボールのメッカらしい富山県氷見市の描写の濃厚な地方色が面白くて、飽きずに読めました。
何でかこういうマイナースポーツを描いたものの方が、選手たち一人一人の"超人"ぶりや競技の厳しさが伝わって来ることが多くて、そこが迫力ですね。競技自体をアピールしたいという、作者の情熱の本気度とその競技への集中的な関心のなせる業という感じですが。




『灼熱カバディ』 武蔵野創 [Kindle]

・・・実際にはカバディはボールを使いません。(笑)
ただ体育館スポーツとして定着してますし、ユニフォームも含めてイメージ的には凄くボールスポーツっぽくて、この項を書き出す直前まで"ボールを使っていない"ことを意識していなかったくらいで。
そうですねえ、「体育館でやるラグビー」という感じでしょうか、ただしボールを使わない。選手の見た目的には、ハンドボールっぽいか。
上で"マイナースポーツものならではの楽しさ"について言いましたが、こちらはもう、マイナーどころの騒ぎではない(笑)ので、どちらかというと「知らないスポーツを知って行く」喜びという感じでしょうか。作者自身と共に。
登場人物たちも"子供の頃からの生粋のカバディプレイヤー"などおよそ例外中の例外なので、それぞれのバックグラウンド(例えば主人公は元全国クラスのサッカー選手)をベースに、汎「スポーツ」的観点からカバディの魅力を発見して行って、そのプロセスが一つ一つ面白いです。

灼熱カバディ

解説もなぜかサッカー部の監督がやったりする。"容易に点が動かない"スポーツ(サッカー)の専門家が、"容易に点が動"くスポーツ(カバディ)について語る妙味。
とにかく何か、一見すると凄くマッチョなんですけど、"脳が開く"瞬間の多い作品です。知るって楽しいというか、ほとんど異文化交流というか。広くはやはり、「マイナースポーツ」漫画の楽しみでしょうけどね。
そしてやはりみんな超人(笑)。怖えよスポーツエリート。


こんなところで。
J再開までには、"本物"の"スポーツ"記事も。(笑)


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’20.3.19)& 少年マガジン(’20.3.18)& 今月の月刊ヤンマガ&マガジンエッジ(’20.3月)
2020年03月19日 (木) | 編集 |
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『グラゼニ ~パ・リーグ編~』

野球の"個人タイトル"競争はわくわくしますね。
なかなかこの感じは、他のスポーツには無いところだと思います。

『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』

お転婆さんて。(笑)
男から見て"女を気にしていない"ように見える女の人も、割り切ってるわけではなくて忘れているだけという、そういう話でしょうか。意外と男には無い切り替えなので、油断するところですよね。
それを"思い出させる"男がモテる男であるし、逆に友達として親しくなっているからもう一押しで恋人にと思うと、要は相手にされていない(忘れられている)だけという事態に。(笑)

『相談役 島耕作』

この前も書いた気がしますがハッキング/企業スパイの「永遠のイタチごっこ」感が絶望を誘います。
冗談でなく、人類文明が存続する限り終結しない問題になりそうですよね。
仮に超能力文明とかになっても、今度はそれ("テレパシー"?)を盗みにかかりそうですし。(笑)

『リエゾン ―こどものこころ診療所―』

"発達障害"という言葉の最近の軽い使われ方を専門家はどう思っているんだろうと気にしてはいましたが、確かに「乱用」の気はあるけれど、今の所は「早期発見」のメリットの方が大きいという、そういう立場ですかね。

『ミツナリズム』

逆に三成には、"無駄"の少ない、つまり"白兵戦"を必須としない戦争のアイデアとかは無かったんですかね。
少し気になります。
期待したくなるような、手応えのある漫画でもありますし。

『刷ったもんだ!』

どんなに嫌味な部分があっても本当に"仕事が出来る"人への、嘘偽りのない尊敬の念が、よく描かれていた回でした。

『ドラゴン桜2』

僕個人の経験から言うと、"成功"によるハイというより"成功"の予感への高揚感・向かっているスピード感が、試験勉強の苦しさを支えてくれていた感はありましたかね。
期間限定の、"薬"として。
だから得意科目の勉強はさして苦ではないし、不得意科目もやりながら克服の予感があればかなり頑張れる。ただ努力しろと言われても無理ですけど。出来ない子はかわいそうですよね。



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『それでも歩は寄せてくる』

最後の"詰め"の誤りは、まあ仕方が無いでしょう。(笑)
いちかばちかというか、たまたま裏目に出ただけで。
弁護士の作法としては、「答えの予測できない質問はするな」というのがありますけど。(笑)

『カノジョも彼女』

いやあ、何でしょうね。この作品の"ラブコメ"展開の破壊力は。
要は"歩"のところでも出て来た、「詰め」将棋の緻密さということなんでしょうけど。
それで築いた盤石の土台の上で、確信犯的に思いっ切り&集中して体重を乗せて来る攻撃の破壊力。
痺れます。

『ヒットマン』

設定がまだよく分からないので、突然の湿度の高いファックシーンに驚きましたが、"仕事"はしてるんでまあいいでしょ。(笑)
しかしモロ公私混同で、僕は"頑張って仕事している"場面しかここまで見ていなかったんですが、相当に顰蹙を買うところもある性格の主人公なんでしょうか。(笑)

『ポンコツ風紀委員』

あれ?これどこかでと思ったら少年シリウスから出張。
女性誌とかだとこういう"出張"シリーズは「第一話」で紹介に当てて来ることが多いんですが、これは違いそうですね。
かといってベーシックな内容で、途中の一話にも見えないし、特別編でしょうか。



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『鬼の又鬼のアモ』

ふむ。
何ですかね。"宇宙人"でしょうかね、この場合の"神"は。
もう少し読んでみないと分からないですけど。
そして主人公はなぜどの立場で、ここまで非情・エゴイスティックなのか。
まあ"分からな"くても、面白いものは面白いし面白くないものは面白くないんですよね。(笑)
意外と分かると拍子抜けしたりするし。(笑)

『ひとりぼっちで恋をしてみた』

これも設定を覚えてないんですけど、なんかいいですね。ちゃんと伝わって来るものがある。
伝わって来るものに、"本物"感があるというか。
ストーリー的には、ある意味「解決」しちゃってるようなのでこれからどうなるんだろうというのはありますが。

『餓獣』

出張掲載。
弓を取り出した時はてっきり"異世界"の人なのかと思いましたが、普通に弓道部員でした。(笑)
しかも少年かと思ったら少女。
敵が"いじめっ子"ではなくて"怪物"っぽいのは、むしろほっとしましたが。
頭の悪いいじめっ子は、ただただうざい。
・・・という感想を第一話を読んだ時には抱いたはずですが、先を読みたいかというと特にそうでもない。(笑)
"餓獣"の造型(ヴィジュアルな意味だけでなく)次第ですかね。


攻殻機動隊は読むは読みますが、今更感想と言われてもお馴染みの世界だからなという感じ。



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『キノの旅 the Beautiful World』

アニメは2003年版2017年版も見ていますが、エルメス(モトラート)にこんな"言い間違い"キャラあったかな?

『淫らな青ちゃんは勉強はできない オトナ編』

基本的には僕はエロラブコメは好きじゃないというか漫画やアニメにそういう要素を求めていないというか、極端に言うと"パンチラ""不自然な巨乳"が出て来た時点で読むのを止めるくらいの人なんですが、この作品は初見から好きでした。容易に拒絶出来ない妙な真剣さを感じたというか。(笑)
今回の"初体験"シーンもなんか凄いですね。居たたまれないようで居たたまってしまう。(笑)

『童貞絶滅列島』

こちらはまあ、あからさまに"テーマ"性の濃いエロというかシモストーリーですが、それでも描き方によっては品が無さ過ぎて嫌になったと思いますが、下品だなと思いつつ(笑)読めています。
"国家権力による強制喪失"という設定はいかにも煽情的ではありますが、それよりも「童貞」をめぐる男の反応・思考が、一つ一つリアルだと思います。

『左手のための二重奏』

こちらも「左手だけ他人(幽霊?)」という凄い設定ですが、"音楽漫画"としての真剣みが小揺るぎもしていないのがその時点で既に凄いですよね。ここからどう展開して行くのか、どういう"音楽"が生まれていくのか。

『くにはちぶ』

"ぼっち"も"コミュ障"も"いじめ"もいい加減見飽きたかと思ってましたが、これはなかなか。
「国による"無視"命令」(国八分)というこれまた凄い設定ですが、無視する側もされる側も、実際にこんな反応をするんじゃないかと思わせるところが凄いですね。
しかし『童貞絶滅列島』にしろこれにしろ、こういう設定のしかもハイクオリティな作品がすっと出て来るというのは、何かそのような国家的社会的な動きが今後出て来る不安なりはたまた"希望"なりが、この世代にはあるのかなと思ったりはしますが。


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今週のモーニング(’20.3.12)& 少年マガジン(’20.3.11)& 今号のイブニング(’20.3.10)
2020年03月13日 (金) | 編集 |
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"20誌"体制ともかくスタート。


『ミツナリズム』

巻頭ですか。
人気出てるんじゃないですかねやっぱり。
"武将萌え"ファンだけでなく、"歴史"ファンにもちゃんと届いているというか。
"美濃の大返し"ってそう言えば初耳です。まあ好きなんでしょうねそういうのが秀吉は(笑)。墨俣城とかも含めて。時間のトリック。

『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』

くっそ、泣いちまったぜ。

>並んでニュースを見るとお父さんとベルの後ろ姿

むしろ"犬"という、ある意味深刻じゃない話題だから、藤も照れずに川合を慰められた感じ。

『リエゾン ―こどものこころ診療所―』

正直どの"ドジ"のことだったかなと思い出せないくらい、"フリ"としての主人公の「発達障害」感はピンと来てなかったんですが、それを除けばいい作品だと思います。

『テロール教授の怪しい授業』

一つ一つの話は分かる気がするんですが、色々出て来過ぎて結局何だというのかよく分かりません。
"教授は賢くて学生は馬鹿"というメッセージしか伝わって来ないというか。
大前提としての「誰もがテロリストたり得る」というのは理解出来ますが、一連のエピソードを経ても"大前提"以外特に記憶に残ってない。
・・・こうして見ると、『ドラゴン桜』とか上手いんだなというのは分かりますね。最近はあれも食傷気味ですけど、"技術"としては大いに見習うところがあると思います。

『カバチ!!! –カバチタレ!3–』

メインは誘拐なのかな。
隠れテーマ"親子"というのは分かりますが、どうにもスロースタートですね今回。

『飼ってない猫』

実家の"現職"ミルク小汚っくて可愛い。(笑)
いいなあ、野良。
単に"猫が可愛い"というのと、また別の味が"野良猫"にはあると思います。
「野良猫が出ないようにしよう」という運動に反対は出来ませんが、飼い猫や売り猫が不幸にならないのを望むと同時に、"野良猫のいる風景"を望む自分もいます。
まあ世界中が田舎になればいいのかも(笑)。貧しくない程度の。



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『グラゼニ ~夏之介の青春~』

うーん。
本編での本編の絵柄なりの"若き"日が挟まってなかったら、素直に楽しめそうではあるんですけど。
なんか"パロデイ"の"カバー"みたいで、落ち着かない。(笑)

『狩猟のユメカ』

これは面白いですねえ。単なるヒューマニズムでも単なるリアリズムでもない。複雑過ぎてまだ正体不明ですけど。
あえて言えば、カテゴリー発ではない"まっさら"な「真理」を目指している作品?

『少女ファイト』

"サイコパス"雨宮の解説は興味深い事は興味深いんですけど、語り手の誰やねん感が「漫画」の流れとしてはどうも不安な感じになります。何の専門家なのこの女子高生。
視点として特に興味深かったのは、文字通りに賢い("IQ"が高い)のではなく、衝動に忠実で目的に最短距離に向かうところに、そういうタイプの人の"優秀"性の本体を見てるというところですかね。"合理性"としてセットで語られてしまうことが多いですけど、は別なんだという。

『インハンド』

村を食い物にする新興宗教・・・はいいんですけど、"医学"的な謎はそもそも今回なんなんでしたっけ。

『ストーカー浄化団』

こちらもカルトネタですが、こちらは別に"隠れ蓑"ではなくて、「ファン」心理というそれ自体が目的(笑)の集団。
"ガスライティング"ですか。

『ガス燈』



は見た事があるような気がするんですけど、覚えてないな。
正直モノクロ時代のサスペンスっていい印象無いんですよね。ヒッチコックもカラーになってからが好き。理由はよく分かりませんが。
なんか総じて"テレビ"スケールに見えるんですよね、火サス的というか。"テレビ無き時代"のテレビ的映画。(そういうことか)

『ふたりソロキャンプ』

慣れないからなんでしようけど、"男同士でLINE"ってどうも抵抗があります。
"繋がってる"感じが嫌ですね(笑)。メールはその場限りだからいい、用件だけというか。



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そうか電子版には『はじめの一歩』が無いのか。そう言えばそういうこだわりのある先生だと聞いたことはある。まあどのみちアニメで見てる人なのでいいですけど。


『それでも歩は寄せてくる』

一応ストーリー漫画なんですけど、毎回"4コマ"並みの切れ味と無駄の無さでぐいぐい"寄せて"来る、ツンとデレと天然と策略の表裏が目まぐるしく反転する超絶技巧ソロ的な快作。
逆に言うことが無いんですけど。
これが例えば「将棋」的緻密さ・・・なのかは、よく分かりません。(笑)

『カノジョも彼女』

新連載二回目ですが、これも恐らくは『歩』と同種の、"テクニック"優位な「駆け引き」「押し引き」作品。
最近の若い作家さんは上手いですねこういうの。そりゃサッカーも戦略優位になるわという。(笑)
射止めたばかりの高嶺の花の彼女に"誠心誠意"二股を説得するという馬鹿設定ですが、上手い!うっかり説得される。(笑)
する側の説得のアクロバットの快感と、される側の"罠"にはめられる被虐の快感(?)が同時に味わえるこれも超絶技巧な作品。

『ヒットマン』

人が沢山死ぬダークサスペンスっぽいタイトルですが、"ヒット"というのはアニメの"ヒット"のことで、そういう業界漫画。
最近数回しか読んでないので細かいことは分かりませんが、軽薄なようで情熱的な"仕掛け人"の主人公が、"大人の事情"を描きつつもリアリズムやあるあるに終わらずにそれを毎度奇抜な発想で打開して行く作品のよう。
青年誌漫画のようで少年誌漫画というか。面白そうです。


"ジャンプだけは読む"大人は結構いるみたいですが、(週刊少年)マガジンはどうなんでしょうね。
このエントリーの裾野が、少しでも広がるといいんですが。(笑)


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