ヴェルディ、代表、アイドル、漫画、本、等
今週のモーニング(’16.8.25)
2016年08月26日 (金) | 編集 |
mor160825.jpeg



『疾風の勇人』

さすがのGHQも、物理的"生命"はそう簡単に取れない(脅かせない)のね。
現代の諜報戦とかの方が、よっぽど怖いですね。
むしろ占領下の方が、安全なのかも。(笑)

『グラゼニ』

なんかどうも、場当たりで展開考えてる感もあるんですが。(笑)
どうすんでしょ、この連勝。

『カバチ』

さすがに二期連続"夫婦の性"だと、少ししんどくなって来た。
・・・とにかく。
ペットは守ってあげよう!自分で選んだ相手じゃないか!("親"や"子供"と違って)

『アイアンバディ』

少し、面白くなった来た。動いて来たというか。
とにかくこの主人公に、"好感度""感情移入"必要無いのね。
基本、ただのマシンというか、「意志」そのものというか。そういう人格。

『きのう何食べた』

毎回"事務員"の「有能」の問題はシビアですよね。
作者さんに同種の経験があるのではと想像しますが。

『インベスターZ』

よく分からん。何驚いてるの?
"光ってる"という話?

『EMOTE』

なんか力量はある気はするんだけど、面白いかと言われるとこれではよく分からん。
戦闘シーンも、ちょっと分かり難かった。

『漫画家になりたい』

面白かった。
"絵の凝り方と話の面白さは反比例する"説は本日も健在。
「吉永和弘」って誰だ?
ぐぐってもちゃんとは出て来なかった。
モー2で『WABU ~吉永読み切り商店 出張版~』というのがあって、それを多分読んだんだとは思いますが。
ちょっと『ひまあり』の上野顕太郎に似てると言えば似ている。


スポンサーサイト
テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
10周年!今月のモーニング2(’16.8月) & 今号のイブニング(’16.8.23)
2016年08月24日 (水) | 編集 |
mor2_1608.jpeg



モー2十周年
そんなに年取った覚え無いんだけどな。(笑)

創刊号・・・のは見つからなかったけど、2号の感想記事が出て来ました。これ
初期は何といっても、『ファンタジウム/杉本亜未』『荒呼吸/松本英子』でしたね僕は。
ちなみに10年続いているのは、『聖おにいさん/中村光』のみ。
途中値上げとかでやばい時もありましたが、どんな時でも一、二本は、どうしても読みたいのがあって、読み続けて来ました。
全体としては、"惜しい"作品というか、面白い切り口だけど"傑作"にはあと一歩みたいな作品の率が凄く高く感じる雑誌ですね。
だから多分、それらのどれかを"傑作"と思う人が読み続けて、だいたい全員にとって「どうしても読みたい」「一、二本」があって続いているという、そういう状態ではないかと。(笑)

とにかく僕としては『神様の横顔』の、急がないでもいいけど確実な復活と、一回だけ出て来たあの変な「妖精の風呂屋」の話を、早く読みたいです。(笑)


『狭い世界のアイデンティティー』

まあなんというか、ここまでぶち上げたんだから、頑張って面白くして下さいねという感じです。
何ともコメントしようのない切り口。
面白かったら絶賛、面白くなかったらクズ。(笑)

『聖おにいさん』

正直僕も、ネタがマイナー過ぎて今回はついていけません。

『別式』

・・・早くも脱落。3ページくらいで飽きた。
変なオタクのりむき出しにする前に、やることがあるだろうという感じ。
イブ『少女ファイト』とかもそうですけど。

『とんがり帽子のアトリエ』

苦手なタイプの(細密な)絵ですが、ここまでのところ大丈夫というか、好感度高し。
色々と"先"がありそうですね。
ヒロインはあれですかね、基本直情熱血系というか、ハンターで言うところの"強化系"ですかね?(笑)
これからも無茶しそう。(笑)

『ゴールデンゴールド』

おっさんの酔いどれセクハラは無駄なディテールという感じもしますが、なんか面白かったです。(笑)
おばちゃんの「経済学」も含めて(あと流花のラブ)、基本的には女の方が精神年齢高い感じの世界?

『アニメタ』

ああ、切ない、切ないねえ。色々と。
ただ単なるアンハッピーエンドには、なりそうもない世界観ではあると思うんですが。



eve160823.jpeg



『海賊とよばれた男』

対談の方は面白かったというか、(映画において)"原作レイプ"が行われるプロセスが垣間見えた気がするというか。(笑)
まあ見てないから成否は分からないけど。ぶっちゃけ"映画"って不自由だよね。短いし、直線的だし。
それにしても、監督に脚本変更の陳情とかあるんだね。
それなりの実績監督なのに。(『ALWAYS 三丁目の夕日』の人)

『めしにしましょう』

『妖怪番長』より、よっぽどこっちの登場人物の方が"妖怪"っぽい。(笑)
食い気は狂気だ。

『がんぼ』

いやあねえ、"説得"の魔術。使い分け。(笑)
結局「説得」「洗脳」であって、「詐術」であって、"正しい"説得なんて存在しないんですよね。
ギリギリ"道理を説く"までかなあ。それでも説き方によっては、怪しい。

『JJM』

悪いことは言わないから、今から作画を替えた方がいいと思う、恵本さん。
誰もまともに読んでくれないよ。
・・・と、言いたくなる、"小林まこと"の冷や冷や感。

『同じ子宮から宇宙人』

面白い。
やはり、「絵が簡単なほど話が面白い」説は、僕の中では鉄板。
漫画家が描くべきは、「絵」ではなくて「線」なんですよ、実際のところさ。基本へのへのもへじというか。
別に"上手く"てもいいんですけど、それでも"さっぱり"した絵であってくれないと、何か「重点」を疑う部分がある。

『世界で一番』

予想通りではあるけれど、飄々と「"底"の"底"」を覗き込むような作品に。
スペックで足りる(モテる)のは、せいぜい学生時代までかな。程度にもよりますが。

『妻恋』

そんな恥ずかしいものかね(笑)。
>レイヤーの件
とっくにそんなのは越えた関係かと。

『学生島耕作』

"解決"しないで海外行くの?

『神ジョー』

ああ、"女神"はこっちか。

『ペン太のこと』

馴れない子は馴れないね。平気で何年も。
"馴れない"というか、何かきっかけが無いとある程度以上関係は変わらないという感じですが。


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
馬場ふみかさん(’16)
2016年08月22日 (月) | 編集 |



各誌勢揃い
どれも見覚えはあるかな?

僕が目を留めたのは、最初のWPB誌の表紙。
豊満・柔らか、かつ上品・優美な感じが、割りと全方位的でクオリティ高そうだなと。
使ってみての印象としては、やや前者「豊満・柔らか」方面での人気が引っ張ってる(笑)感じですが、息長い活躍の為には後者「上品・優美」方面でどれくらい一般好感度を集められるかが、鍵ではないかと思います。


馬場ふみかさん。

1995年6月21日生まれ。双子座のAB型。
確かに割りと"ベタ"な豊満ボディよりも(笑)、中身はもう少し複雑そうというか、影・クセがありそうな感じ。
T167cm B83-W56-H84。
そんなに背高いんだ&そんなに細いんだ。特にバストとウェストは、"裏切り"に近いギャップ感ですね、いかに公称とはいえ。(Wiki)

中学2年生の頃に地元の路上でスカウトされ、地元フリーペーパー『新潟美少女図鑑』のモデルとして活動を始める。
10歳から15歳までキッズ劇団「APRICOT」に所属、地元の舞台に出演していた。2014年公開の映画『パズル』で女優デビュー、高校卒業を機に上京。
2014年放送の『仮面ライダードライブ』にて敵幹部であるメディック役でテレビドラマ初出演。

新潟かあ、なんか分かりますね。白米食って大きくなった感じ。(適当)
テレビデビューが悪役というのも、なんか分かる。体と裏腹に(しつこい)、ちょっと陰のある美貌。
子供劇団所属で、元々女優志望だったんですかね。

ご本人からの、初出演映画情報。

主演夏帆か。


『仮面ライダードライブ』より。



"メディック"役。

メディック.jpg

"悪役"といっても、割りと可愛い感じか。グラビアよりむしろ童顔。


てっきり"モデル出身が脱いだ"パターンかと思いましたが、女優・グラビアが先で、その後non-no専属モデルになったようですね。

馬場ふみかのマイページ|nonno(ノンノ) - HAPPY PLUS

なんかだいぶ表情が違うというか、モデルモデルしてるというか。


ノンノモデルズプロフィール:馬場ふみか Part1「プロフィール編」

こっちの感じで押せば、男女双方の人気が得られていいのではないか。


グラビアも忘れずに。

babafumika.jpg

"男女兼用"感、やや"女"寄り?

こうして見ると、基本のシルエットは結構すっきり系というか、メリハリ系というか。
グラビアはどうしても、"ぽちゃ巨乳"感がメインになるんでしょうが。

まあ色々とポテンシャルは高そうな感じはします。
頑張って下さい。
"公称"は嘘でも"バスト86"とかにしておいた方が良さそうな気はしますけどね。(笑)
男の夢を、壊さないで!(笑)


今週のモーニング(’16.8.18)
2016年08月19日 (金) | 編集 |
mor160818.jpeg



『ジャイキリ』

夏木覚醒・・・してるのか?
全然そうは見えない。
多分"愛すべきバカ"として描かれていると思うんだけど、僕には愛すべきポイントが見つからない
なんかこう、精神の"贅肉"ばかりが目立って、いい意味の"バカ"というシンプルさが感じられないんですよね。だから愛せないし、"覚醒"しているようにも見えない。
むしろ椿でしょ、"愛すべきバカ"は(笑)。それでもう、募集は終了
ゴン中山は、「お調子者」ではあっても「バカ」では全くないし、そう見えたことも無い

『グラゼニ』

"本心"パターン、"取り繕い"パターン、どちらでも泣ける。
いい女だよ、かおるちゃん。
ご両親も泣ける。
なんかやっぱり野球界の方が、「本物」の感情に溢れているように感じてしまうなあ。
"本音"の世界というか。サッカー界(Jリーグ)に比べて。

『疾風の勇人』

「日米安保」も、単線的にたどり着いたわけではなかったと。
"戦後"の教育の問題は、(左に)偏ってるとか偏ってないとかいうよりも、"ディテール"や"ニュアンス"が欠けてることなんですよね。
それは左右どちらにも関わらず、"統制"や"洗脳"に繋がるもので。
・・・まあ「国民教育」なんて多かれ少なかれそんなようなものだと言えば、それまでなんですが。

『アイアンバディ』

うーん、主人公好きになれん。(笑)

『会長島耕作』

GPSつけた(女)工作員が、余りに「いい人」っぽくて萎える(笑)。落ちる。
少しは"影"をほのめかして欲しい。

『インベスターZ』

大事は少人数、狭い場所にまとめて、いずれもまあ、分かる。
それは"役割を与えられれば"誰でも「英雄」になれるということかも知れないけど。
たまたま天才が集まったと考えるよりは、現実的。

『カバチ』

(子供が)"出来ない"と断言されるとね、そりゃ落ちるわね。
逆に人は特にやりたいことではなくても、「出来る」ということを証明する為だけにやることがあるというか、"能力"を磨くことがあるというか。特に「人並み」という基準がかかってると。
この前から言っている(笑)性の問題も、勿論そう。やらなくてもいいけど、"出来ない"のは耐え難い


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
藤巻一保 『アマテラス』 ~国家神道"前史"
2016年08月17日 (水) | 編集 |



"国家神道"シリーズ番外編。

日本国&天皇家、及び日本神道自体の起源がどこまで遡れるかは別にして、いわゆる(戦前戦中の)「国家神道」という問題に直接関わるのは江戸後期以降だと考えられるので、それ以前については本質的にはあんまり関係無いと思います。
別な言い方をすると、「国家神道」は"神道"の自然な歴史的発展として出来上がったのではなく、ある時期にある人たちが特殊な意図でもってあえて作ったものであるということです。だからこそ、余り"深い"源を探る必要は無いと。

というわけで今日する話は基本的には単なる関連"エピソード"集という程度の話ですが、それでも「国家神道」とそれを構成する諸観念の起源・背景の理解には、それなりに役に立つ部分もあるだろうということで、書いておきます。
・・・ぶっちゃけせっかく読んだので(笑)。書名が大層な割りには少し期待外れだった。てっきりもっと何かの決定版かと。


古代 ~二つの皇祖神

この本の序盤では、「女神」であり「太陽神」であるアマテラスが、どのように日本の神話体系の中に"登場"し、どのように他の「女神」や「太陽神」を駆逐して特権的な存在になって行ったかというプロセスが、大量の史料と共に呈示されます。
そして最終的に導かれる結論はある意味驚くべきもので、それはアマテラスは天皇家・大和王権を形作った中心的勢力にとって本来的な神ではなく、むしろ敵対勢力の神・外来神であり、それを統一王権の確立・統治の為の方便として受容・融合して行った結果成立したのが日本の太陽神であり日本神道の主宰神でありかつ天皇家の祖としての天照大神であり、それを祀る伊勢神宮であるという、そういう話。

思い出すのは例えばキリスト教の"聖母マリア"信仰が、キリスト教の世界布教の為に各地の女神・地母神信仰を受容・統合して行った結果生まれたもので、本来のキリスト教には無かった思想だみたいな話ですが。
あるいは"大国主命"の「国譲り」という地場勢力との妥協を、体制"内部"の作業としてより密かに行ったのがアマテラス信仰であると、そういう言い方も出来るかも知れません。

ではアマテラス以前、言わば原天皇家本来の皇祖神は誰だったかというと、

p.60

タカミムスヒを捨てて、アマテラスを取るというやり方がなされたわけではなかった。
タカミムスヒは相変わらず宮中で手厚く祭られ、『古事記』や『日本書紀』は、それぞれやり方は異なるが、二神をともに皇祖神として掲げている。主神の交替は、ゆっくり時間をかけて行われたのである。

(溝口睦子『アマテラスの誕生―古代王権の源流を探る』)

タカミムスヒ。高御産巣日あるいは高皇産霊。(Wiki)
古事記日本書紀双方で、神々の系譜の最初期に登場するんだけど、今日要するにどういう神かよく分からない、そういう高名だけど謎の神。それが実は本来は、天皇民族の「太陽神」であり、「主宰神」「皇祖神」であったと。その役割を、アマテラスが徐々に受け継ぎ、ある種乗っ取り、いつしか完全に中心に居座った。
ただしそれこそ敵の神であった大国主命などとは違って、タカミムスヒが自分たちの生粋の祖神であったことは否定しようがないので、"名"だけは奪うことは出来ず結果"謎の神"として系譜に残ることになったと、そういう話。

p.66

『古事記』の時点、つまり天武の時点で、皇祖神は二柱存在したのであり、天武もそのあり方でよいとしたのである。
 『古事記』に見られるこの構想と歩調をあわせるように、伊勢神宮は、まさに天武朝のころに地方神から皇祖神へと移行する。

詳しくは割愛しますが伊勢は伊勢で、大和王権以前から別の勢力の一大中心地で、それとの緊張感はずっとあったのだけど、他ならぬ"主神""祖神"の座を伊勢の神(アマテラス)に用意するという思い切った妥協で、ようやく大和の王権は盤石になったと。またはそれをやっても揺るがない基盤が、天武の頃に確保されたと、そういう話。

まあ、なかなか多方面からクレームが来そうな話ではありますし(笑)、見た感じ十分以上にアカデミックな実証性はあるように見えますが当然"定説"とまでは言えないので、こういう観点・可能性もあると、頭に置いておいて下さい。
個人的には「タカミムスビってなんなんだろう、いかにも重要なんだけどどう重要なのかさっぱり分からない」という疑問はかねてからあったので、そういうことかと、結構納得しました。世界的に珍しい、"女神が主神"という体系の成立した理由の説明("タカミムスヒ"は普通にです)としても、一つありかなと。かなり人為的に成立した(させた)"神話"だったと、そういうこと。


中世

「天照大神=大日如来」説、「天照大神=釈迦」説

この前「田中智学と日蓮主義右翼」として紹介した、天皇教と仏教体系の奇妙な野合の、実は"ソース"が中世に既にあった!!みたいな話。
いや、ほんとに"ソース"なのかどうかは分かりません。ただ「天照大神と釈迦と日蓮が同一人物である」という、田中智学の一見突拍子もないとしか思えない"奇想"が、日本文化史上、必ずしも完全に孤立したものではないらしいというのは確かなよう。

p.230

昔、威光菩薩(摩利支天、即ち大日如来の化身である)は常に日宮(太陽)に身を置いて、阿修羅王の災いを除いた。今は(大日如来の化身の)遍照金剛(空海)となって永遠に日域(日本)に住し、金輪聖王(天皇)の福を増している。(日本を代表する)神を天照尊と呼び、国名を大日本国と名づけているのは自然の理であり、そう名づけられるべくして自ずからそう名づけられたのである。

(成尊『真言附法纂(さん)要抄』11世紀)

天皇にも厚く信頼されたという、"成尊"という真言宗の坊さん(コトバンク)が書いたものですね。

p.232

大日如来は色界の頂で成道し、南浮提(なんぶだい。人間の住む大陸)が浮かんでいる海の中に天逆鉾を投入なさった。鉾が海中に差し入れられたとき、泡沫が凝って州となった。いわゆる日本国とは、これをさす。

(『渓嵐拾遺集』1311~1348)

"国生み"も、大日如来の手によるという。
こちらの"オリジナル"は、イザナギイザナミですが。

p.247-248

天照大神は、化したまいて浄飯王の太子(ゴータマ・シッダールタ=釈迦)とお生まれになった。太子は和国の神道を相承していたから、神道のことばを替えて、仏教の五時八教などの教えとして説かれたのである。釈尊は天照大神の化身であるから、神ではなく仏こそ垂迹と呼ぶにふさわしい。

これなどは完全に、"田中智学"説ですね。
前後しますが出典は、次の項で紹介している『沙石集』(1283)です。


第六天魔王とアマテラス

p.233-234

弘安六年(1283)に成った『沙石集』という仏教説話集がある。その中に、著者の無住が弘長年中(1261~1264)に伊勢神宮に詣でたおり、神主から聞かされたという話が出てくる。
(中略)
昔、この国がいまだできていなかったとき、大海の底に大日如来の印文というものが沈んでおりました。太神宮(天照大神)が御鉾を指し下して探られると、鉾の先から露のように滴りが落ちました。そのとき、第六天魔王が遥か天上からその様子を見て、「このしずくが国となり、その国に仏法が広まって、人々が生死輪廻の世界から抜け出し、手の届かない仏の世界に行ってしまう情景が見える」といって、国を滅ぼすために地に下りました。けれども太神宮が魔王とお会いになり、「私は仏法僧の三宝を口にすることも、わが身に近づけることもいたしません。速やかに天にお帰りください」と慫慂なさったので、魔王は帰っていかれました。

上と関連しますが、"鉾"を使うのがナギナミではなくてアマテラスだという認識は、こうして見るとそれなりに一般的なものだったんですかね。
"第六天魔王"とは、簡単に言うと仏教界の大サタンというか、"仏敵"の代名詞的存在です。
ここで言われているのは、まず日本国の根幹に仏教・大日如来(の印文)の存在があったということ、それを見とがめた仏敵第六天魔王が日本を滅ぼしにかかったところを、アマテラスが"仏教を近づけないから"と何とかなだめて、ようやく"アマテラスの支配する日本"という状態が生まれた、保たれているという、そういう話。

p.237

 この物語には、日本のほんらいの主人はアマテラスではないということ、および日本の神であるアマテラスは、全世界を支配する魔王にはとうてい敵わないということが、はっきりと表出している。

・・・という"仏教"説話なんですが、それを"伊勢の神主"が語っているという態になっているのが、ややこしい。(笑)

その裏には、

p.235

記紀神話の思想が真実であるなら、高天原をルーツとする天皇家や公卿たちが、野卑な国津神の血を引く荒夷(東国武士)に政権を奪われる道理はない、(中略)記紀には答えられないこの難問の答えとして、第六天魔王の説話が受容されたのである。

つまり一見すると単に仏教がこの国の支配権を主張しているように見えますが、実際には、その更に奥には、カビの生えた記紀神話では現状を理解解釈出来なくなった中世の神道思想が、仏教思想との接続によってそれを達成し、かつ仏教の権威を借りつつ一定の"貢献"を日本国の由来に対して主張しているという、そういう屈折した姿があるわけですね。
ややこしい。が、日本における神道と仏教の関係は、常にこんな感じなのかも知れない。
明治(大正)の田中智学は、たまたま今度は神道が優位な世情において、同じことを反対側からやっているだけなのかも。

付言すると、上で「日本」と「世界」が対置されていますが、基本的に"神国"として日本の特別性神聖性を主張する神道側に対して、世界宗教たる仏教側にはさすがに普遍主義的相対的観点も濃厚にあって、日本を"東海の小国"としてある意味客観的に位置付ける思想もあった。実は"愛国"の仏教家日蓮の"日本"の位置づけも、基本的にはこちらの方(普遍主義)だったらしいという。そういう意味では、戦前の日蓮主義右翼の日本中心主義は、日蓮から更に進んで(暴走して)一線を越えたものではあったわけです。
ま、これについては別の機会に、詳述出来ればと思っています。


近世
[続きを読む...]
テーマ:宗教・信仰
ジャンル:学問・文化・芸術
H熊本戦、A京都戦、H金沢戦、H横浜FC戦(’16) メモ
2016年08月15日 (月) | 編集 |
J2第26節 東京V ○1-0● 熊本 (味の素) 得点者・高木善
J2第27節 東京V ●0-2○ 京都 (西京極)
J2第28節 東京V ○4-1● 金沢 (味の素) 得点者・井林、澤井、澤井、アラン
J2第29節 東京V ●0-2○ 横浜FC (味の素)


"推薦"者の僕もびっくりするくらいに(笑)、"ストライカー"高木善朗は様になって来たというか、「シュート」「ゴール」という目的がはっきりすることによってプレーに焦点が芽生えたというか、整理されて思い切りが良くなって来たというか。
・分かり易く"エゴイスト"の(現・浦和の)兄貴との比較で若干勘違いしていたところがあったかも知れませんが、次男は次男なりに、根っから個人プレーヤーだったのかも。
・(その下の)弟の"献身"プレーヤーぶりですら、こうなると究極のマイペース、(いい意味の)"KY"ということなのではないかと、疑いたくなって来るくらい。
・確かに親父さんは、スーパーマイペースではありましたからね。
・"個人"の集合である野球界の中ですら、目立つほどの。落合といい勝負というか。
異端の血統。(笑)

・安定してチャンスに顔を出し続ける澤井が点を取れるようになれば、ヴェルディの得点力は大いに改善するだろうと思っていたので。
・金沢戦の2得点はめでたかったですね。
・その調子で"味"を覚えて、今後も頑張って欲しい。
アランにも頑張って欲しいけど、取れる能力は十分にあるのに取れないという状態が何せ長く続いてるので、契約期間中に取れるようになるかは、ちょっと予測のつかないところ。(笑)
・能力はほんとありますよね、無い能力を探す方が、難しいような選手。
ブラジルに帰っても、頑張って欲しい。(え?笑)
マラニョンみたいにびびってるわけでもないので、ほんとこう、もどかしいですが。
・"欠け"てはいないけど、"足りない"ところはあるかもしれない。
・ただ「シュートセンス」はあると思うんですよね、シュートの決断には、いつも納得感があるとか。
・案外ヘディングが鍵になるかもなあとか、何となく。
・好きなんですけどね、割りと。

・とはいえまあ、「潮音」「二川」で盛り上がって来た最近のチームなので、二人が揃って離脱してしまうと、何とも興趣に欠けるのは確か。
・逆にその状態でも"ストライカー"として機能していた次男に、「本物」感はありますが。
・何とかシーズンが終わるまでには、フルメンバーでやる期間がまとまって欲しいもの。
・2016シーズンの"思い出"として。(笑)
・最終成績はまあ、残留してくれればそれでいいですよ。それ以上の絵は見えないというか。
・大丈夫だと思うんですけどね。成績ほどの緊迫感は無いというか。
潮音は逆にこの離脱期間によって、個人昇格は一年延びたかな?
・まあ必ずしもヴェルディにいるのがいいとは思えないんだけど、FC"人材の墓場"東京やら鹿島"意外と育成力無い"アントラーズやらに行ったから幸せになれるとも限らないので、まあそこらへんは適当にという感じ。
広島とか、もうワンランク小さいクラブに行くのが比較的安全な気はするんですが、問題は購買力だな。
・一方で富樫監督の育成力にも大いに疑問があるので、仮に続投するなら安西幸輝あたりのくすぶり組は、積極的に外に出て欲しいと思います。
・..."組"って言ったけど、意外といないな(笑)、既にあらかた出しちゃってるし。
三男とかはどうなんでしょうね、いいチームに行ったらもっと点が取れるのか、それとも下手過ぎて使われないのか。
レスターの岡崎とか、結局のところ見てて切ない感じですしね。(笑)
・ヴェルディだから、得点力も期待してもらえるのか。
・まあいっか、来年のことは。

・使われ続けてる船山は、態勢十分な時は結構いいボールを出すんですが、十分になる前に慌ててプレーする傾向があるのが難点。
・自信が無いのか、それとも工夫が無いのか。低いレベルでの雑なプレーが身についてるというか。
・キーパーの鈴木のキックがどんどんいい加減になってるのは、どういうことか。
・本人もおかしいなあという、顔をしてますが。
・GKコーチ(土肥氏)の練習にでも問題が?と、ご本人の現役時代からは疑ってしまいますが。(笑)
・まあ全くの当て推量。
ウェズレイとのコンビを解散させられてから、井林のプレーがまた不安定になって来てる気がするんですけどね。
・監督は余り気に食わないみたいですけど、あの"置物"ぶりには独特の安定化効果があったのではないかと、振り返ってみて思いますが。
・まあこれも、割りと憶測に近い。
・正直ここんところ、真面目に見てませんし。(笑)

・五輪も終わったところで、仕切り直し。(笑)
・チームの・・・22節から続く、○●サイクルも。
・○●○●○●○●。
・まあ全く勝てないよりは、よっぽどいいんですけど。(笑)


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
終了。/リオ五輪スウェーデン戦
2016年08月12日 (金) | 編集 |
褒める感じでもけなす感じでもない。

リオ五輪予選リーグ 日本五輪代表 ○1-0● スウェーデン五輪代表 (Fonte Nova Arena)

スウェーデンけなすけど(笑)。なんか悲しい試合でした。


・こんな相手とやる為に、4年間ロマンを燃やして来たわけではない!
・と言いたいところですが。
・まあ、こんなもんなんでしょうね、その前のナイジェリアを見ても、コロンビアを見ても。
・五輪サッカーへの意気込みが、というのと、"準備"して、"整え"て来てない、一部の超一流国以外の送り出して来るチームはというのと。
・ナイジェリアとコロンビアの組織力、スウェーデンの個人能力・・・というより恐らく選手層。
・ぶっちゃけアジア以下というか、少なくともアジアの方が「充実」した相手ではあったというか。
・だからこそその"緩み"をついて、W杯とはまた違った勢力の台頭する余地もあるわけですが。
・メキシコが優勝したり、韓国が3位になったり。(今回も一応頑張れ韓国)
・そういう意味でも、日本はもっと頑張らなくてはいけないし、頑張れたはずだし、自国開催の次回は"頑張って当然"と、むしろ諸外国は見るはずだし。
・"五輪サッカー"の命脈そのものへの疑問は多々ありますが、とりあえずもう4年間は、「国の名誉をかけて」頑張りましょう。(笑)
・またぞろ手倉森続投だあ風間だあ森保だあとあられもない騒ぎが始まってるのは。
・むしろ日本の"五輪サッカー熱"の「健在」の証として(笑)、好意的に受け止めたいと思います。
・楽しませて下さいよお。
・まあなかなか"Jでの成功"と"フル代表監督としての期待感信頼感"がストレートに結びつかない現状では。(森保さんだけはやらしてみてもいいと思いますけど)
・ある種の"出世"の花道として、位置付けられないこともないとは思いますけどね。
・他に"用意"出来ないというか。
・本質的には、本人が直に海外に呼ばれたりするべきなんですけど、そうはならないわけで。
・だからこれに関しては特に協会が失礼だとも横暴だとも、言えないところがあると思いますが。
・とにかく繰り返しますがあと4年間は、ロマンを燃やしましょう。(笑)

・それにしても、ナイジェリアとコロンビアとやった後にスウェーデンとやると。
・個人個人の怖くなさに、カルチャーショックを覚えるレベルでしたが。(笑)
・こんなに楽でいいんだろうか。こっちも何かハンデをつけないといけないんじゃないだろうか。
・特に今回のスウェーデンは、スウェーデンなりに"テクニカル"なチームだったらしいのでね。
・まともに来てくれるので全然怖くない。それこそアラブのチームあたりと比べても。下手。(笑)
・一生懸命密集を1,2突破とかかけて来たりするんですが、じれったくてやり方を教えてあげたくなったくらい。(笑)
・こんなチームが出来上がるのも、欧州地区の五輪サッカーが全般的にやる気が無くて、きちっと切磋琢磨・順位付けが行われていないせいなのかなと、想像はしますが。
・その隙をついて、抜けて来てしまったというか。
・トップ代表だとこれがまた全然違うというか、きちんと"あるべき姿"に磨かれて、「スウェーデン」も出て来るんだろうなと。
言い過ぎかな(笑)。まあいいでしょ、勝ったし。(笑)
・それにしても、よっぽど暑さにやられてたのかも知れませんが、同じ"他力ながら予選突破をかけた"チームとは思えない、倦怠感というか覇気の無さというか。
・単純に攻撃力が無いというか。
・気が付くと「全勝」してもおかしくない相手だったんじゃないでしょうか、今回。
・だからこそ、勝手にビビって入りに失敗した初戦が惜しまれる。
・4年後は"惜しみ"たくないので、頑張って下さい。負けるなら負けるで、ちゃんと負けて下さい。
・...ナイジェリアやコロンビアがこの後どう"本気"を出して"化けて"来るのか、見せられるものなら見せてもらいたいですけどね。

・日本。
南野は怪我だったのか。なるほど。
・それで中島との順位関係の謎が、だいぶ解けた。
・それ以前からの起用法を見ても、基本的には南野>中島と手倉森監督は見ていたように思うので、今大会の結果的に中島完全軸の起用法は、謎だったんですが。
・それはそれとして、やっぱりこの二人を同時起用すると、駄目ですね。
・何で中島は、あそこまで南野に遠慮するんだろう、勝手に"サブ"に回ろうとするんだろう。
・直接南野に譲るとかいうのもまああるんですが、基本的に変に消極的というかいい子ちゃんになっちゃって、シュートかパスかで必ずパスを選ぶようになっちゃうんですよね。
・味方が逆に「えっ」と反応出来ないくらいの意外な消極性で。
・どういう舎弟関係があるのか知りませんが(笑)、とにかく"負"の化学反応。
・今後とも取扱注意。
・で、更にそれはそれとして。
・中島と、あるいは中島or南野と、矢島の順位関係がどうも最後までしっくり行かなかった。
・どうして矢島軸じゃいけないんだろう、少なくとも2戦目以降は、普通にそうすべきだったと思いますが。
・チームの機能性安定性が、全然違う。
・ロンドンあたり以降の、変なドリブラー信仰というか"個人能力"信仰というか、強迫観念というか、そんなようなものを感じたりもしますが。
・もう分かったでしょう?どう頑張っても、日本はパサーの国ですよ。
・少なくとも現時点で日本で"ドリブラー"なんかやってる選手は、"勇気がある"とか"大胆"とかいうよりも、単に"神経が雑"な選手がほとんどだということ。
・とてもチームの要は担わせられない。
・"雑"と言ってもそれが仕掛けの当たり外れとかならまあ、まだ本領と言えないことはないんですが。
・実際には意外な神経的脆さというか、セルフコントロールの拙さで、パサータイプよりよっぽどビビりな選手が多いように僕には見えるんですけどね。
・宇佐美も香川も含めてね。
・とにかく、頼りにならん。
・今回も結局、大島と矢島でチームが動いている時のクオリティの高さは、何かもう全然別物で。
・まあチーム結成以来いつもそうだったわけでもないので、これはこれで、"世界"とやらと対峙した時に、磨かれて自ずとたどり着いた最終形なのかも知れませんけどね。
・これでまた、"次"のチームでおんなじような幻想ふりまかれたらたまんないですけど、さてどうなるか。
・大島に注目しているらしいハリルは、それをどうチーム作りに消化・昇華して行くのか。
・こうして見ると、"パサー"を走らせて"ダイナミズム"を出すオシムのやり方は、一つの解答だった可能性は再度見えて来たりはしますけどね。
・ただまあ、あれはあれで難しいので、普通にパサー中心にドリブラーを積極的に組み込むという、酷く当たり前な解答が一般解なんでしょうが。
・ともかくこのチームの"攻撃"は面白かったですね、最終的に。
・自信をつけるまで少し時間がかかった感はありますが、十分に面白い選手はこの世代にも沢山いる。
・"世代"が優秀というよりも、日本の育成の"底堅さ"という、感じですが。

・しかしなんだかんだ、鈴木武蔵効きますねえ。
・オナイウあたりも含めて、やはりこういう選手の必要性は、改めて感じました。
・別に圧勝しなくても、負けない選手がいるだけで、ひと息つける
・一方でこちらも"ドリブラー"同様、あんまり意図的に中心にしちゃうと、やはり日本の本領ではないのでバランスはおかしくなるんですけど。
・とにかくなんか、鈴木武蔵のファンになりそうな大会でした。(笑)
・クラブでは苦戦してるみたいですけどね。オナイウ共々。
・Jリーグ合わないのかなあ。勿論どんな状況でも使われる総合力が足りないのは、確かなんですけど。
・ただ代表には、必ず一人二人は必要、こういうタイプは。
・逆に"点"を取ることを直接期待されちゃう豊田やマイクとかは、微妙なのかも。
豊川もなあ、万能無敵だけど、少し相対的には半端なところがあるか。
・でもいい選手だよお、彼は。男だよ。(笑)
ハートと頭と両方いい、珍しいタイプ。勿論体も。

・あと言いたいことはこまごまあるけど、"リオ""五輪"の話なのか一般論なのか微妙なので、また別の機会に。今日はこれくらいで。
・"監督"は現時点では、どうでも(どっちでも)いいかなあ。
・よっぽど本当に「守備を作れる」監督でない限り、やはり攻撃サッカーパスサッカーが無難に思いますが。
・"作れると見せかけて作れない"というのが、一番マズいので。(笑)
・弱虫ジャパンには。
「手倉森で攻撃サッカー」というのも、意外とバランス的にありかもというのが、回り回って今回の感想?(笑)
・少なくとも(なでしこの)「佐々木続投」よりは、全然閉塞感は無いです。
・まあ変えてくれた方が、楽しいのは確かですが。
・続投そのものよりも、今回のチームを「成功」だと強弁する、協会の自己弁護・身内擁護を聞かされることの方に、抵抗感があるというか。
・「東京」を睨むと、恐らく協会的には、"ネームバリュー"も求めて行きそうな感じはしますけどね。クラス感というか。
・とりあえず井上潮音」をよろしく(笑)。「渡辺皓太」は・・・ちょっとよく分かんないんですけどね、今んところ。残念ながら。
・まあぶっちゃけ4年後のメンバーなんて、全く予測出来ないですね。潮音だって、"思い出"になってるかも。リアルにね。
怖い怖い

お疲れさんした。


テーマ:サッカー五輪代表
ジャンル:スポーツ