ヴェルディ、代表、漫画、アニメ、女子バレー 他
湘南戦(4th)
2007年10月13日 (土) | 編集 |
こんなにうまく行っていいのかな。

J2第42節 東京V ○3-0● 湘南(西が丘)

と、いぶかしがってる内に気が付いたらシーズンが終わっている展開希望。(笑)


「連勝」「好調」と行っても、結局は先制点なんですよね、基本的な前提としては。
で、少なくとも形としては(精神的には分かりませんが)主導権取って攻めに行くチームじゃない以上、それをどちらが取るかはある意味常にイーブンなわけで。
どちらかというと直接的には”取られない”ことに注意することによって、”取る”確率を高めるというそういう戦略・戦術なわけでしょうが。(ほんとかな)

でも取れちゃいますねえ、ここんとこ。ポコンと。だからこそ取れなかった水戸戦の勝利はとてつもなく大きいですけど。
なんでなのか。確かとは分かりません。結局一種の圧力勝ちかなあという感じはありますけどね。立ち上がり互いに試合に入り切っていないorペースが落ち着いていないどさくさで物を言う、割りとプリミティヴでベーシックなレベルでのウチの(選手たちの)”力”。・・・・菅野監督は”パワー””パワー”と連呼してますが(笑)。そこまで持ち上げといてもし昇格出来なかったらどうしてくれるんだ、勝ち点でも分けてくれるのかと。(笑)

湘南の立ち上がりは決して悪くなかったと思います。さすがの整然とした厳しいプレッシングに軽くたじろいで、それで冒頭の「先制点」のことをつらつらと考え/心配していたところでのFKゲット、フッキバシーン。あらら。(笑)
ただまあ何と言うか、”ちゃんと”していただけみたいなところはありましたかね湘南は。決められた通り、きっちりチーム戦術を遂行していたけれどそれ以上の迫力や細部のしつこさはない、「負けられない」とは言うものの、その本気度でヴェルディには及ばないというか、本気で昇格の可能性を信じているわけではないと言うか。フッキ・ディエゴのマークの通り一遍さは、監督の方針だったとしても。

逆に水戸を筆頭とする昇格の可能性のない下位チームが怖い、苦戦するのは、ヴェルディを封じる、そのある部分を潰す、ひと泡吹かせるという”目標”に関しては、彼らにも十分な現実性があって「本気」であると、そこでなかなか優位に立てないというそういうところがあるのかも。


それにしてもうまく行きました。
やっぱり本調子じゃないフッキの一番のゴールチャンスは結局あの最初のやつでしたし、2点目のシウバ待望の初ゴールも、ありていに行ってコースのあまりない難しめのシュートを、流れの中であれこれ考える暇の無いタイミングで蹴ったからこそ入ったように見えますし。カバーに駆け込んだ湘南DFグッジョブ(笑)、勿論結果としての得点者は最高。これで自信を持ってくれれば。
そしてほとんど予定調和にすら見えて来た服部のFKからの3点目、見慣れないせいか若干湘南のマークも甘い気がしましたが、あのゴールが入ると凄く”強い”というか”今日も勝ちだな”みたいな気分になりますよね。(笑)

・・・・ああ駄目だ。どうもボーッとしちゃって意味のあることが書けません(笑)。勝ち慣れないのと、同時にまた勝ったという結果自体には慣れてしまったのと。
守備意識の高さは見事。菅原が常駐(&充実)していることを除けば、開幕当初の4バックとそれほどはっきり「戦術」「組織」的に細かくは変わってないように思うんですよね実は。ただ全体的な守備意識の高さと連携の向上が守備力を。だからこそ逆にラモスは開幕当初あれで守れると期待したわけでしょうし、たまに本気で戦術的にバランスを崩しに来るチームに当たると、割とあっけなく混乱したりする。そういう意味ではJ1ではよりレベルの高い個力が(ゼ・ルイスのような)、やはり必要となるかもしれない。

とはいえ大野はよくやってますね。いわゆる”ボランチ”というよりセントラルMF的な動きで、守備時攻撃時それぞれに菅原・ディエゴとうまく距離を取れているのがいいのかなと思いますが。名波や佐藤だとちょっと前との繋がりが切れるんですよね。
コンディションもいいようですし、とりあえず決まりと。後は佐藤が徐々に増えているSHのポジションで一発目立つ仕事をしてくれると、グッと更に一体感が高まる気がしますが。

飯尾はやっぱりちょっと消極的ですかね。不発でもいいんですけど行きかけて止まっちゃうのは良くない。チームの流れ的に。そこらへん、あくまで走りながら考える(どっかで聞いたような・笑)廣山のプレーを参考にしてもらいたいところ。


まあしかし、気分いいですよ。むしろこうなったら早く決めたい!と、あえて調子に乗ってみようかなというところ。(笑)


徳島戦(4th)
2007年10月11日 (木) | 編集 |
良くも悪くもな・・・・ければ勝てる。のかな。

J2第41節 東京V ○3-0● 徳島(鳴門大塚)

ラッキーだけど僥倖でもない快勝。


悪いところがあっても、その悪さがあるレベル以上にならないと具体的な悪影響としては出て来ないというのが、”強い”と認められているチームの主観的な(つまりそのチーム目線の)特徴ではあると思うんですが。
対戦相手としては、もう少しで扉が開きそうなんだけど開かなかったなあ、重いなあという。

より客観的には「我慢が利く」ということですよね。自信とそこから来る(そうなんですよね)集中力をキープしていられる時間が少しだけ長い。
その「我慢」が切れてからの弱さというのは、ある意味強いチームも弱いチームもみんな似たようなものだと思うんですが。
別な言い方をすると”弱い”チームの我慢の切れ方の早さが、ちょっとだけ我慢している強い方のチームにとっての「労せずして」というよくある不思議な結果的楽勝に結び付く。あれ?それほど大したことしてないんだけどな。

勝つから強いチームなんですが、強いチームだから勝つんですよね。(笑)
その時点で”弱い”側にいるチームにとっては救われない話。


とはいえフッキのコンディション悪化は、そんな曖昧な甘い夢を物理的に叩き壊しかねない危険なレベルのもののようで。慢性タイプみたいだし、残りシーズンは概ねこんな感じだと覚悟すべきみたいですね、壊れないまでも。
スタイル的にいかにも股関節には負担がかかりそうなので、来季以降のプレーに本格的に障害になるようなことにならなければいいなと、どちらかというとフッキ個人の為に思いますが。ちょっとマルキーニョスとか思い出しました。

チーム的にはどうかというと、その低コンディションから次善の策として行なわれているフッキの”捌き”の方が、存外に効いているというかクオリティが高くて。
開幕当初からさんざん「人を使え」と言われていましたけど、多分それに従って渋々(?)やっていたのでは、こういうプレーにはならなかったんじゃないかと思います。フッキの純真な子供のような向上心や成功意欲からすると、目指すのは常に「最高のプレー」であって、どんなに”効率”が良さそうでもそれ以外は無しなわけですよね。

そしてフッキ自身の学習もそれに沿って行なわれる、つまりその時フッキがリアルに「やりたい」プレーだけが上手くなる。
なんか『子供の教育法』の典型的な話みたいになって来ましたが(笑)、ともかくそうやって一つ一つ、これまでもフッキは学習を積んで来たんでしょう、それが今年だったら例えばあのスーパーミドルであるし、(動かない体が必然性を”リアル”にした)ここ数試合の”捌き”のプレーであると。

多分フッキはフッキなりに、毎年淀みなく成長してるんですよね、それが僕らor日本人が普通に考える”成長”の軌跡と合致してるかどうかはともかく(笑)。チームの直接の「要求」とも同じく。
イメージとしては直線だけで構成されているような感じですね。真っ直ぐ行けるところまでとにかく行って、ボンと壁にぶつかったらそこで初めて曲がる、その繰り返し。最初から曲げようとしたり(軌跡?)、あちこち見たりはしない。

ロナウドがバルサに入ってから、生まれて初めて(?)今更FKの練習をしたという話が妙に好きです。チームメイトに教わり教わり(笑)。かわいいな。


何の話でしたっけ。(笑)
とにかくそういう”司令塔”フッキを見てると、むしろエジムンド的なポジションで使って突破の優先順位を下げた方が自然というかバランスが取り易いかなとか一応は思うんですが、さりとて”カウンターの一番槍”の存在感は欠かせないしなあ、まあいよいよ動けなくなったら考えようという、いつもの「1試合1試合」ループに結局入ってしまいますが。(笑)
ああ、でも現実に可能性のある3-5-2でのブラジル・トライアングルを結成する時は、フッキとディエゴの位置は取っ替えた方が真面目に機能しそうな気はします今なら。そしてディエゴのポストの力を借りつつ、楽な態勢でエネルギー残量の少ない突破力を。

シウバがさっさとバテてるのはどうよという感じですが、ディエゴも微妙に腰が切れない感じですし、カードの件も含めて今のチーム構成の前提が根本から覆される可能性は十分に見えますよね、要素としては。
それでも何とかなる・・・・ような気もするし、外せない前提は外せない前提だと、外しまくった(笑)天皇杯からは思えるし、悩ましいところ。「具えておく」ったってどうしようもないですもんですね、ぶっちゃけ。結局「1試合1試合」、その時その場。後は”その場”でオタつかないためにチームとしての連続感とディテールをきっちり紡いでおく、どっちの方向にも舵を取れるようにしておくということと、冒頭みたいな「強いチーム」の自信とモラルを本物のものにしておくことと。

残り”7試合”というのは、実態としてのチーム状態の維持には結構厄介な長さですが、ハッタリの効力持続には手頃な長さかなと。(笑)


いやしかしハッタリ・・・・もといハットリくんの、1回消えて出て来る忍者プレースキックの冴えは凄い、円月輪か何かですかそれ?という(笑)。ほんとすっかり極意を会得しちゃったようですね。
萩村が外から折り返すというのもあれはパターンというか、ある意味先発に固定されている影の理由かなとか思いますが。現状かんぺーや戸川がそれ以外で特に劣っているとは思わない。

それと共に、ゴール前へ詰める選手たちのモチベーションがギンギンになってるのがなんか笑えます(笑)。そしてそれに相手DFは後手を踏みがちになると。(3点目とかは結構徳島がだらしなく感じました)
そうか、いいプレースキッカーのいるチームというのは、こういう風に点を取っていたのか。
何とかなりますよ。何とか。


てんのうはい
2007年10月09日 (火) | 編集 |
と聞くと、どうしても”全労災”を連想してしまう僕です。

天皇杯3回戦 東京V ●0-1○ Honda FC(味スタ)

でもさっさと敗退してしまったので、労災認定を申請するような日程を新たに招くような事態は、少なくとも回避されたわけですね!(別に上手くない)


吉原、一柳、戸川、富澤、金澤、名波、福田、藤田、佐藤悠介、船越、斉藤。
十分にJ2中位のスタメンだよな、これにあといい外国人2人ほど加えれば昇格だって狙える、ようし、こうなりゃダブル昇格だ!とかポカポカ陽気と徹夜明けのユルい頭で訳の分からないことを考えていたお気楽な気分は、ものの数分で消えてしまいました。

あ、こりゃ駄目だ。さすがにチームになってない。
急拵えなのは勿論ですが、それと同じくらい既に互いを知って”しまって”いるシーズン終盤のBチームという出がらし感が、有機的な何かが生まれるような夢と希望が。
まあシステムすら違いますしねえ、ていうか今のAチームそのものが、レギュラーメンバーの個別のプレーを前提とした「戦術」ですからねえ。緑の服来てれば”ヴェルディ”というわけにも。Hondaさんが対戦を楽しみにしてくれていたとすれば、申し訳のないこって。

せめていくつかでも特権的なポイントがあれば、そこを頼りにはったりもかませたのかも知れませんが、せいぜいがサイドに開いた時限定の佐藤悠介の左足と、とりあえずの船越の高さくらいで。
でその船越が結果的に一番のブレーキだったわけですし。
佐藤が大野だったら。永井がいれば。せめて名波と佐藤の位置が逆ならと、やはり僕もそんなようなことを考えてしまいましたことよ。ああ、河野でもいないよりは良かったかもしれない。

まあいいですけど。”シリーズ”の読者として外伝(?)もとりあえず読んでおきたいというのと、普段あまり見られない選手でも見れればなというだけの観戦だったわけですし。
その珍しい(?)選手たちの感想。


福田の「球離れの良さ」は”センスの良さ”というよりは、単なる消極性だったみたいですね。結構がっかり。行ける時は行かなきゃ。
・ていうか多分、「球離れの良さ」=良いプレーみたいな刷り込みがあって、それを状況関係なく出してるようなそんな感じ。うん、見てないんだよねなんか、この人。
・一つ一つのプレーは器用なんですが、頭がちょっと不器用かなあ。心かも。

・似てるけど違うけど似てるのが井上平。(どないやねん)
・この人は凄く状況が見える。見え過ぎて仕上げの決断、選択肢を狭めて決定する決断が、少しずつぬるい。やはり柳沢的か。
・でも好きですけどね。おおーっというかなり気持ちいいタイミングと美しいコース取りでスペースに入って行くプレーが。どういう選手になるのか。

・ほとんど初めてまともに見た柴崎コウ。ああ、さすがにいい選手らしいですねこれは。
・体の使い方が理に適ってるというか、エリートっぽいというか(笑)。ちゃんとボールに一番スムーズに力の伝わるポイントに、すっと足を伸ばしてボールを捉えることが出来る。遠目にもきれい。
・ポジションがよく分からなかったんですけどね。最初右WB?その後トップ下?入れた時点で4バックに変えてた?
・体も弱くは無さそう。とにかくそれなりにプレーメークの可能性は感じました。先発でも良かったんじゃ。

おまけ
・さすがに入る早々から狙いの分かるプレーで、孤軍少しはゲームを動かすことに成功していた廣山ですが。
・それまで風が吹くと少し寒いくらいだったのに、廣山が入った途端に右サイドにギラギラ太陽が照りつけて。(笑)
・どんだけ幸薄い人なんだという。苦労性というか。
・しかも延長入ってるし。”調整”という以上の負荷の出場機会に。ご自愛を。(笑)


Honda FCの太鼓がダララララッ、ダララララッと、耳慣れない速いリズムで気持ち良くって、うっかりするとそっちに合わせそうになって困りました。


札幌戦(4th)
2007年10月01日 (月) | 編集 |
あいやー。まさかこんな試合になるとは。

J2第40節 東京V ○5-1● 札幌(味の素)

歓喜すると共に呆然としていた90分間。若干始まる前から死にそうな顔をしていた三浦監督の心臓あたりが、結構マジで心配。(笑)


色々ありますが、要するに「呑み込んじゃった」という感じの試合でした。札幌を。
別にサッポロのダジャレではないですが。

試合前から明らかだった勢いの差と、今更の個力の差と、地の利と。(天と人と地?)
そこにアクシンデントっぽい色もある異様にあっさりしたヴェルディの先制点が、今季札幌が営々と築き続けて来てかつここに来て傷みの目立つ「堤防」に(巨大)”蟻の一穴”をちょんと開けて。
後はどわーっと。

服部のキックは狙いではあったんでしょうが、それはそれとしてミスキック気味じゃなかったですかね?(笑)。一瞬どこ蹴ってんねんと思ってしまいました。
離れて行くボールを萩村が”捕らえる”くらいの感じのプレーだったと思いますが、それが糸を引くようにむしろボールの方からピタッと合ってしまった。蹴り方が余りにも思い切りが良かったですし、何かが降りて来たか(笑)あるいは逆に一瞬無心になったか、いずれにしてもあれっと思った瞬間にはもう折り返しのボールが防げない所まで侵入して来て、札幌にとっては緩慢な悪夢を見ているようなプレーだったかと。

成功体験に”味をしめた”(?)2回目はもう堂々と蹴ってましたが、何やらフッキの例の放り込みミドルみたいな、そういう感じの「開眼」プレー。・・・・ハナから完璧狙い通りだったらごめんなさい。(笑)


まあともかく、勝つべき試合だったんだなというそれは確かな感触。
僕自身は正直この2連戦が始まる前はむしろ不安と恐怖の方が大きかったんですが、ヴェルディの選手の無心な集中ぶりは凄まじいばかりで。力のある選手たちにこんなプレーをされては、相手としては腰が引ける部分があるのも仕方のないところでしょう。まあ札幌の金属疲労自体もかなり深刻そうには見えましたが。

それも含めて48試合の超長期シリーズの重み、厚みというのは、今更ひしひしと感じますね。
ここんとこの(この試合の)ヴェルディの勢い、迫力というのも、戦術的な整理が更に進んだとかいうのもあるのかも知れませんが、底流には苦しく長く、絶望寸前まで行った膨大な過去の戦いへの想いの蓄積が、半端な感傷や迷いの存在を許さない、暗黙の駆動力として押し上げて押し包んで、歩みを支えてくれているという感じ。
同じものがここに来て上手く行っていないチームや流れにスムーズさを欠いているチームには、負担になったり文字通りの疲労になったり。得られたはずのものへの悔恨になったり。

しかもフッキという、その重みすら一瞬無かったことのように弾けさせてくれる存在もいると。
まあ”分厚く作ってフッキにかき乱させるに任せる”という構図を確立させられたことが、今の勝利であるわけですけどね。人事と天命?・・・・あ、一応フッキも”人”なんでしたっけ。(笑)
うっかり”勝利”とか言ってますが、勝ち誇ってるわけでは。噛み締めてる、踏み締めてるという感じかな。いずれもうひと山ふた山あるんでしょうが、それはそれでこつこつ登って見せようというか、その苦しみも少し楽しみというか。今のチームなら。


結果圧勝の中でフッキはやっぱり本調子でない感じですが(その分球離れが良い)、望み通りディエゴは一応点取る癖を身に付け気配ですし、お約束通り(笑)シウバは師匠ぶりと、それと勿論鬼プレスで一通り去年のレパートリーは早くも全開。(いやしかしシウバってシュートの結構前から外すの分かりますよね?(笑))
ただ横浜FC移籍後の半年の苦労の結果か、何やらサッカー選手としてのリアリティみたいなものを感じるようになっているんですが、同じことをやっても。去年はほんとスペックだけでやってる感じで、そういうのが嫌いな僕はイライラしてましたが。「真面目」が「がむしゃら」にパワーアップ?

”サイドハーフ”としてのシウバは、正味廣山や飯尾ほどの戦術眼は持っていないと思いますが、その微妙にハマってない感じ、”襷(たすき)に長い”感じが、今のところ良い撹乱効果を相手に与えているようですね。フッキに次ぐ不確定要素というか。いずれ”帯に短い”部分が問題になることがあるかも知れませんが、まあそん時はそん時かな。
それにしても(タブーのはずの)勝ってる中で少しずつ行なっているスタメン変更が、破綻も起こさずにむしろプラスにうまく回転しているものですね。


後は・・・・まあいいか。あんまりごちゃごちゃ言いたい気分でもない。
なんかまとめて一つの「体験」みたいな感じの試合でしたし。
しばしのインターバルは良いコンディション調整になると、素直に歓迎します。天皇杯の戦い方は難しいですけどね、半分くらいはレギュラー使ってチームのイメージを継続した方がいいようにも思いますけど、本来格下向きのやり方ではないので、変なつまずき方をしてケチがついても困るし。
ならば単純に疲労回復と他のメンバーの虫干しを優先する手かな。


京都戦(4th)
2007年09月27日 (木) | 編集 |
危ねえ危ねえ。怖い怖い。

J2第39節 東京V ○2-1● 京都(西京極)

あんなにきっちり”パワープレイ”をやって来るチームも珍しいですね。ある意味見事。


試合前の(斉藤を左に出して)「今日は倉貫システム」みたいな京都情報を聞いて、このごに及んでなんか優雅な話に聞こえるなあ、さすが麿だなとか適当なこと思ってたんですが。
実際始まってみても、特に前半は、”戦術フッキ”で研ぎ澄まされて、「好不調」すらもほとんど関係なく、黙々と出来ることに集中するウチに対して、京都の方はなんか知りませんがフワフワと絵に描いた餅を追っているような感じで、てんで歯応えがないというか、勝つ気がないならじゃあ勝たせてもらいますよというか、スキャン範囲が限定されている巨大ロボットの攻撃を悠々とすり抜けて逆襲する小型ユニットの集団にでもなった気分というか。(分からん)

とりあえずその時点での冒頭の一言まとめの有力候補は、『どんだけ強いんだよ、水戸』の予定でした。(笑)
いや、実際比べると楽で涙が出そうでした。もう水戸とはやりたくない。どんだけ~。

京都寄りゆえに京都に厳しい解説者上田滋夢の言うことを聞いていて面白いなあと思ったのは、攻撃時の特にサイドハーフの積極性が、”ポゼッション”を標榜しているはずの京都は一歩も二歩も遅れ気味なのに対して、基本”フッキ・ディエゴにお任せ”のはずのヴェルディの方はどこから涌いて来たのかというくらいの勢いで(笑)、瞬間ワラワラと人が出て来る。
これは今のやり方を始めた当初に、僕がゆくゆくの目標として挙げておいたものの正に実現という感じですが、人数をかけることが”前提”であり、その分ルーティンであり受け身である京都と、目前の一つ一つのケースに必然性を感じて、「チャンスだ」という意気込みと喜びで殺到するヴェルディとの、集中力の量というより質的な差を感じました。

ここらへんは多くの場合カウンターがポゼッションより強い理由みたいなものの一つでしょうし、またヴェルディも同じことをやってる内にいつかはルーティンに堕する瞬間は来るんだろうと思いますが、とりあえずこの試合に関しては、「どうだい?」と自分のチームを誇りに感じることが出来ましたね。(笑)


という具合に「要所」はしっかり押えたヴェルディですが、同時に要所しか押さえなかったみたいなところもあって、時間が経つにつれてやはり疲れは隠せない感じに見えました。
ディフェンスもクロスやパスへの”最初”の対応と”最後”の(シュートへの)集中力は見事なものでしたが、その間のセカンドボールとかはかなり拾われていましたし、そもそもそれ以前に出させてはいけないクロスやパスが沢山ありました。
前線や中盤の潰しとかはほとんど機能していなかったですが、さりとて必ずしも「中で/最後のところで跳ね返せばいいんだ」という割り切りが統一されていたわけでもなくて、それぞれの場所それぞれの場面で、個々が切れずに、ある意味思いつきで(海本の終盤のドリブルキープとか)少しずつ頑張った総体が何とか決壊しなかったという、そういう感じ。

冒頭の京都の切れ目ないパワープレイは普通にいつやられてもおかしくなかったと思いますし、望外に勝っちゃった水戸戦に続いて、ツイていたということは感じざるを得ませんね。後半は要するに耐えてただけ。
戦術的にはある意味2連敗みたいなところもあるので、一回落ち着いて整理したいところですが、すぐ札幌戦なのでそうも言ってられず。みんなきついでしょうが、もう1回界王拳(1.5倍くらいか)を使う準備を整えて、頑張ってもらうしかないですね。


さてその”決壊”を防いだ小さくない功績の一つが、ラモスの3つの淀みない交代策にあったのはこの試合多くの人が認めると思いますが、特に2つ目の戸川投入→3バック移行のタイミングの冴えというのは、僕もかなり感心しました。
萩村コメントによると試合前の予定には無かったようですし、本人言うように”予感”に近いややフライング気味の早いタイミングの決断だったようですが、結果が良かったからということではなく、見事な責任のある決断だったと思います。

「結果」ということだけで言うなら、ひょっとしたらもっとはっきり危険に曝されてから変更した方が、注射の作用時間的に効率的だったかも知れない、あるいは京都のパワープレイを自ら招いた(認めた)格好になったかも知れないということも思わないでもないですが、いいんですよね。
可能性は常に色々あって、それを絞る為に監督がいるので、監督が本当に感じたなら、それをやれば。そこで監督が打ち出した個人としての決断の感触というのは、ちゃんと端的なメッセージとして選手には伝わるはずなので、それを引き受けて選手の方も腰が据わる。

元々勘働きは持っていたんですよねこの人は。今までも。ただ自らの大声でその囁きを隠してしまっていただけで。ある種”諦めて”落ち着いたところで、今後そういう面が活躍し出すと頼もしいですが。
正直この試合の3バック移行は、僕が傍目八目で考えるよりもかなり早いタイミングでなされたので、あ、やられたという感じでした。別に自分のとこの監督と勝負する必要は無いんですが。(笑)


しかしフッキはかなり疲れてますね。そろそろ考えてあげないと。
特に味方にボールを渡してサイドである意味「休んで」いる時は、ちらちら見たり遠慮していないで、行ける人がまず行って、最後のところでもう1回触らせるという感じにしないと。余計なところで能力を使わせないように。
勿論疲れてるのはみんな同じですが、やはりフッキが使うべき「力」というのは特別なものなので。みんな分かってるでしょうが。・・・・うーん、やはりディエゴに点取る癖が欲しいか。勿論シウバにも。(笑)

3-5-2は守備の手当てだったのと同時に、フッキ・ディエゴ・シウバ同時起用の1つの・・・・というより本来のモデルケースだったわけですが、正直よく分からなかったです。良さそうには思うんですけど。
関係性としては多分、シウバが走り回った挙げ句なかなか取れない点を、それを囮(おとり)にフッキがあっさり取るみたいな感じになればそれでいいんじゃないかと思いますが。(笑)

大野は攻撃ではよく利いていましたが、”ボランチ”としては相変わらず。なんか割り切って投げてるようにすら見えましたが。そんなに悪い印象は無いですが、今一つ試合の入り方がよく分からなかったですね。「俺攻撃、守備は金澤」みたいな分担でも成立したんでしょうか。


スポ新×3
2007年09月26日 (水) | 編集 |
何となく。


東京V昇格へラモス監督が“DH制”導入(報知)

東京Vが“指名打者制”でJ1昇格、J2優勝の道を切り開く。26日に2位・京都(西京極)、30日に首位・札幌(味スタ)との2連戦を迎えるラモス瑠偉監督(50)は25日、得点源のMFディエゴとエースFWフッキに守備面での負担を減らし、攻撃に専念させる考えを示した。

現在4位の東京Vは札幌まで勝ち点7差まで迫ったが、フッキは内転筋痛など満身創痍(い)の状態。「2人で崩せる力はある。後ろの選手も分かっているはず」と2人を最前線に並べて得点力を生かす狙いだ。残りは9試合。「ここで連勝すれば優勝の可能性も出てくるヨ」ディエゴ(Diego)とフッキ(Hulk)の“DH制”で上位をたたく。


そういうことか。前半部分だけで”指名打者制”の意味は十分に通じると思いますが、ちゃんと語呂合わせも入ってたのね(笑)。”D”と”H”。
しかしどういう脈絡でこんなことわざわざ言う(言わされる)破目になったんでしょうねえ。そうなっちゃってるのと言葉にして認めてしまうのとでは、微妙に意味合いが変わって来るんですよね。まあDとHは日本語読めないからいいだろうとして。

何かの「フラグ」にならなきゃいいんですけど。怖いなあ。福田新内閣に対する民主党議員の”辛口”発言みたいなもので(笑)。調子いい時はガツガツしないの。金持ち喧嘩せず。


夢じゃない!Jからバロンドール(スポニチ)

欧州の最優秀選手に贈られる「バロンドール」が、今年から表彰対象を全世界に拡大することが24日、発表された。主催のフランスフットボール誌によると、欧州のメディア関係者53人が務めていた審査員を欧州外を含む96人に増加。欧州外国籍選手に門戸を開いた95年以来の規約変更で、南米はもちろん、Jリーグなどアジアで活躍する選手が選ばれる可能性も出てきた。


うーん。
確かにFIFA”世界”最優秀選手より、バロンドール”欧州”最優秀選手の方が権威が高いという雰囲気は論理的には奇妙な感じで、ならばいっそ”世界”にしてしまうというのもありはありなんでしょうが、一方で”欧州”は”欧州”だという定義がFIFAのやつとの差別化を辛うじて可能にしていたとも言えるわけで。
いやあ、ていうかやっぱりバロンはバロンでしょ、欧州でしょ。いいよこんなアジアくんだりまでわざわざ出張って来なくて。憧れの人は遠くから見ていてこそ。その距離こそがモチベーションというか。

・・・・冷静に考えるとこれはどういう話なんでしょうね。Jに所属している欧州国籍選手も対象にするということなのか。日本人でもいいのか。前者かな。


俊輔、横浜M復帰 来季獲得へ12月にも正式オファー(報知)

ロベルト佃氏は本紙の取材に対し、「中村はJリーグに育ててもらった恩義を忘れていない。いずれは欧州で培った経験を日本に還元したいと本気で思っている。マリノスを最優先に考えたいが、それがかなわない場合、どのクラブに復帰するかは将来的なオファー次第」と語った。


セルティック・俊輔カップ戦欠場…J復帰時期は明言せず(サンスポ)

また、この日は将来的な展望も披露。「今いえることは海外では引退しない。いつ(日本に)戻るかは分からないけど」と、これまで通り将来的なJ復帰を希望しつつも、具体的な時期についてはまだ頭にないことを明かした。


最初に載ったのがどこだったかは忘れましたが、俊輔の”Jに還元”発言は凄く自然な感じでちょっとほろっとしました。この人の言葉はいいですね、一つ一つ本当に考えながら、自分自身の言葉を紡ぎ出している感じで。一方のある時期以降の中田氏(笑)のそれが、常に結論ありきで「正義」の側から詔(みことのり)されている風なのに比べても。
俊輔は「しっかりした」考えを持っている。中田は「しっかりした考え」と呼ばれるものを持っている。その違い。

仮に本当に偉い人でも、『偉い』という前提から話を始めてしまうと生産的な話にはならないんですよね。先細り。スタートはその都度白紙でないと。


京都になんて勝てるかなあ。怖い怖い。


水戸戦(4th)
2007年09月24日 (月) | 編集 |
なんじゃこの試合。

J2第38節 東京V ○2-1● 水戸(笠松)

あらかた覚悟はしてるので、あのまま負けても悲観も弱いとも思わなかったと思いますが、かと言って勝ったからといってあまりプラスの思いは蓄積しない試合。でも勝ち点は蓄積。(笑)


・なんで勝てたんでしょうね。
J2には珍しく(笑)、土屋のこの日最初の大きな(クリア)ミスにきっちりつけこまれた時は、これはやばいかなと思いましたが。
・PKはお嬢様裁定ではありますがルール的には正当の範囲だと思いますし、2点目も佐藤のループパスと廣山のシュートそれ自体はそれぞれ見事だと思います。
・が・・・・いかんせん流れ的に全く予感が無いところで生まれたゴールなので、なんか悪いなあというかもらっちゃっていいのかなあという。(笑)
・もらいますけど。
・ちなみにその後にあった、ビジュがフッキを露骨に体寄せて倒したプレーの方がよっぽどPKだったと思いますが、そっちはとってないのでまあいいでしょ許してよという感じ。
・総体的には廣山のコメント通りの試合で、特に付け足すことはないような気もするんですが。
・覚悟はしてたけどここまで良くない試合になるとは・・・・(だからそれ廣山がもう言ってる)
ここまできっちり対策を取ってくるのは、水戸が最後だと思いたいですね、相手関係的に。
・他力ですが。(それも廣山)

・この試合、フッキが妙に味方を使おう使おうとしていたのは、コンディションに自信が無いのか今更心掛けてるのか。(笑)
・意識して怒らないようキレないようにしてるのは見えますし、彼なりに全霊でチームを勝たせよう、このメンバーで上がろうとしていること自体はよく分かります。
・ここへ来ての新戦力シウバの、とりあえず確かな絶対能力が、”パートナー”としてそういうフッキの「心掛け」を活かすことになるか。
・相変わらずフィニッシュのセンスとかは感じませんが、ともかく速い!やっぱりこの人は。
・何でしょうねえ、初速とかはそうでもないんですが、次の瞬間の2段目の加速が唐突に凄いんですよね。
・慣れないとあれは相手きついでしょ。
・この日くらいの動きが出来るなら、形を変えずに人を変えるだけで十分ギアが上がるので、便利は便利ですね。
・ディエゴはここんとこなんかこう、タッチが増えれば増えるほど未来がすぼまる感じで、すっかり実質スルーパス職人化。
・本人的にも少し煮詰まりを感じてるように見えますが。
・スペースがあると全部フッキに使われるし、無いと引っ掛かっちゃうし。
・今のままやってもらうしかないんですが、たまにゴールでも決まると気分的には報われるんだと思いますけどね。

・ラモスのボランチ使い分け論は結構納得。
・「名波システム」だというのは法螺でしたが(笑)、特別神経を使う必要のあるキーポジションだというのは当たっていたようですね。
・それも含めて現行システムの真の有効性継続可能性の答えは、京都・札幌勝負の2連戦で出るんでしょう、当然。
・シウバの予想外の仕上がり早を見ると、もう一度くらい大きな変化の可能性も予感されますが。
・まあしかしほんとに、言うも馬鹿馬鹿しいくらい1戦1戦が勝負ですね。
・先のことはその時にまた考えましょ。
・逆に札幌なんかは、ここまでの蓄積と継続性が足枷になっているように見えたりしますが。

・勝って良かったようオガアチャン。
・....としか言いようがない試合。
・みんながむしゃらにやってる中で、1人海本は自信喪失気味か。まんじゅう怖い、キックはもっと怖い。


福岡戦落ち穂拾い(?)
2007年09月17日 (月) | 編集 |
・アフターゲームショーでの廣山のインタビューが、なんか凄く分かるなあという感じだったんですが。

・まずファーストチョイスとして「フッキを使ったカウンター」というものが厳然としてあって、それがもし駄目だったら、その場合の言わばセカンドチョイスとして、ポゼッションなりなんなり他の手立てを考えるというそういう順番。今の現実感覚。

・駄目になるかどうかは正直分からないし、その場合どうするのかというのも今のところ特に具体的には無いんだけれど、それはその時考える、何とかするみたいな覚悟の決め方とかも。

・と同時に今のやり方の威力に対する一定の自信と。

・僕的に言うと、「引いてカウンター」というよりも(中盤を)「圧縮してカウンター」という感じなので、”カウンター”という字面ほど受け身でもないんですよね。カウンターの為のスペースをある程度能動的に作り出せる感覚がある。


・ボランチ、菅原の相方のところの問題。

ヤギーさんが「いっそ服部を持って来たい」と(いう意味のことを)おっしゃってますが、僕もそれは考えました。

・今の候補者3人(名波、大野、佐藤悠介)のプレーの実効性を考えた場合、それこそ”捌き”の部分を考えても実は服部が一番頼りになるんじゃないかと思います。別に”守備的”ではない。

・勿論中央を堅固に固める、リアリズムに凄味を加えるという意味でも、ここに服部が鎮座する効果はかなりのものでしょうし。

・問題は今のやり方におけるサイドバックの役割というのが、今イチ見極め切れていないことで。

・サイドハーフが頑張ってくれているからそんなに堅い選手を置く必要がないのか、それとも負担を減らして念を入れる必要があるのか。

・海本は(主に)攻撃の為にいるのか最終ラインの高さの為にいるのか。あるいは服部を”異動”させるとしたら、代わりは藤田なのか一柳なのか。

・服部自身は今のシステムに代わって攻撃参加が困難になったことを気にしているようですが、だからもっとということなのか仕方ないということなのか、口ぶりではどっちとも取れる感じ。

・多分ここらへんはさほど明確にはチームとしてすり合わせされていないんだと思うんですけどね、要はどういうサッカーをやるつもりだったのかということを含めて。動き出した現実に、選手たちが個々に対応して呑み込んでいるだけで。

・まあ先回りして色々考えるのではなくて、事態が動いたらそれに合わせて対処した方が確実だと思いますが。つまり結論としては必要に迫られるまで今の体制でいいんじゃない?ということですけど。”切り札・服部”は温存というか。(笑)

・とりあえず菅さん、壊れないでね。(笑)


・・・・そうですね、付け加えるとすれば、破綻しない限りにおいて曖昧さを残しておくのは悪いことじゃないですよね。突き詰め過ぎると潰しが利かないし。>ボランチ


福岡戦(4th)
2007年09月16日 (日) | 編集 |
勝負の第4クール突入!!・・・・の割りにはやさぐれた感じの試合でしたが

J2第37節 東京V ○2-0● 福岡(味の素)

それは主に福岡のせいで、ヴェルディはよく淡々と頑張っていたと思います。淡々と。
まあこれでいいんだろうね。


「連敗中なのでデーゲームで雰囲気が変わるのは歓迎」という試合前のリティ・コメントには、なんかこの期に及んで”他力”以下で、自分のとこの監督だったら腹立つだろうなとか思ってましたが、開始時間はともかくとしてこの今更ウダるような暑さは、締りの良さが持ち味の今のチームには確かにかなりありがたくないコンディションで、先制するまでは結構不安な感じで見ていました。
負ける理由がすぐ浮かぶというのは嫌なもの。

の割りに数度あった裏に通された福岡のチャンスにさほどの危機感が無かったのは、”3トップ気味の特攻戦術”も言われてみればそうだったかなという印象にしかならない、予想以上の福岡の終わってる感で。
なんでしょうね、それなりに一生懸命にはやってるんですが、なんかこう一体感が無いというかアクションが間欠的にしか起きて来ないというか、一拍置いて「あ、やらなきゃ」とそれぞれが言い聞かせながらやってるような感じ。シュートの瞬間にも今一つ凝縮した迫力が感じられなくて、まあ何とかなるだろう、ほらなった(笑)みたいなそういう感じ。

前提としてお互い慎重な立ち上がりではあったわけですが、冷静に考えるとラストパサーにほとんどプレッシャーがかからずに(参考)裏に通されまくった前半は、あれはやはり出来が悪かったと言うべきなんでしょうね。試合のムードには合ってたので、あんまり気にしてなかったですが。(笑)
ウチのアドバンテージは試合やチームの出来に関わらず、自分発ですべきプレーをやり切れる廣山と、いかなる意味でも空気を読まない(笑)フッキの存在で、その2人が個人的に勝ち取った2点を守り切って、結果的には悠々とという感じでこの大事なラストスパート初戦を飾ることに成功しました。大いにめでたし。パチパチパチパチ。

リードされてもろくにボールを奪いに来ない福岡には、ちょっと萎えましたが。


「出来が悪い」と言いつつ「頑張ってた」というのはどういうことかというと、多分今のやり方の肝はクオリティよりもゲームコントロールやメンタルマネージみたいなものの方で、そういう意味ではその出来の悪い時間帯も慌てず騒がず良く辛抱していたなと。どんな展開でもそれなりに対応する覚悟が、チームとして出来ている感じだなとそう認められるからで。
勿論出来がいいに越したことはないんですけど、今更作り直したり考え込む時間は無いのでね。

ていうかまあ、ある程度の幅の見方は可能でしょうが、要は「戦術はフッキ」(義成?)ですよねこれ。それを効率化最適化したものですよね。それ以外のメンバー、それ以外、フッキが爆発してる時以外の時間は、1にも2にも耐えて待つのが仕事になるわけで、その点についてはちゃんとしているようだなと。

まあ最近盛んに「内容より結果」と口にしているとは言え、4バック再変更にあたってラモスがそこまで割り切っていたとはとても思えませんし、「3-5-2が研究されて手詰まり」という変更理由についてはむしろ積極的に手詰まりになってるじゃないか(笑)という感がやはりどうしても拭えませんが、とにかく現状はそうで、かつ残り試合を乗り切るのに悪くないやり方・・・・になってるとは思います。

だから本当は「ゲームメーカー佐藤悠介」の不出来なんかはもっと問題視すべきなのかもしれませんが、この際まあいいかと。そんな高級なことはもう求めないよと。
・・・・ぶっちゃけ誰使っても大して変わらないというのもありますしね。使う意味を見出せる、何か違いが出せる可能性があるのはやっぱり名波だと思いますが、同時に1番危ういところがあるのもこの人なのでね。もういいからその時調子が良さそうに見える選手を使ってくれればと。大勢には影響無いよと。

というわけでスタイル論の詮索はこの際打ち止め(笑)。”つもり”としては色々あったのかもしれないですけど、実質としては「耐えてフッキ」の達成度だけを問うべきかと。


それはそれとして、つくづくセンターのMFではないなと痛感してしまいましたけどね、この日の佐藤悠介には。上手く視野が取れなくて窮屈そうだし、名波に比べても小回りが利かないし。
後半サイドに開くことが増えてからは、俄然プレーの質が上がりましたよね。まあ性格的にゲームに入るのに時間のかかるタイプだとも感じますが。どうせなら続けて使ってあげた方が。

飯尾は全然ボールが回って来なくてかわいそうでしたが、今のところチームへの期待を外した”借り”の方がまだまだ大きいので(笑)、めげずに無駄走りし続けてもらえると。次あたりは風向きも変わるでしょう。
ただはっきり言って今のディエゴはボールを持ったら最短距離でゴール(またはフッキ)ということしか考えていないと思うので(それで正しい)、そこからの展開は当てにしてても無駄かも。基本的には廣山みたいに自分で全部やるか、今日一本あったシュートみたいに少ない機会に見せ場を作ることを心掛けて、後は我慢するか。

髪型変わってちょっと悪たれな印象の(笑)シウバですが、何となくプレーも悪い意味で”ブラジル人FW”っぽくなってるような感じ。元々状況が余り見えるタイプでもないですし、コンディションが上がっても、廣山や飯尾のポジションを任せるのは無理があるような。
フッキは腰痛持ちですし、今日みたいな使い方、期待感でちょうどいいんじゃないですかね。願わくばフッキの累積が溜まるまでには(笑)、コンディションだけは戻しておいてもらいたいですが。


こんなもん。次は涼しくなってるといいですね。


湘南戦(3rd)
2007年09月11日 (火) | 編集 |
アイタタタタ・・・・

J2第36節 東京V △1-1△ 湘南(平塚)

勝ったと思ったんですけどねえ。


システムチェンジ2試合目、スカパーのスタメン予想の表記も草津戦に比べてそれっぼくなっていましたが(笑)、相手の(特にプレッシャーの)レベルが上がったこの試合では、より4-4-1-1的色合いが(4-2-3-1に比べた)はっきりしていましたね。

それにつれて僕が前回心配の種として挙げていた「ヴェルディっぽさ」、遅攻志向のパス回しみたいなのは影を潜めていてひと安心と言いたいところですが、服部のコメントだと「出来なかった」というニュアンスも強くて、ここらへんは名波不在の影響も大きかったのかなと。
つまるところその名波個人への不安も含めて、草津戦での僕の概観はあくまで”名波出場時用”のものと、そういうことにしておいた方がいいかも知れません。

勿論「攻撃時4-3-3で守備時4-4-1-1」みたいなまとめ方をすれば大きな間違いは無いんでしょうが、問題はそこらへんがチームとして意思統一されているかで、”伸縮”でも”使い分け”でもどっちでもいいですが、その時々そういうものとしてちゃんと了解しながらやれていることが大切。
そうすれば押しこまれても慌てないし、カウンターの切り換えも早くなって、もっと瞬間的に人数がかけられるようになるかなと。

・・・・まあ大したこと言ってませんね(笑)。整理してるだけ。


ちなみにシウバ獲得記事「ラモス監督は左MFでの起用を望んでおり」というのを真に受けると、基本イメージは結構4-3-3っぽいのかなという感じもしますが、ほんとかなという部分も。
・・・・つまりシウバの話は結構前から出ていたので、どちらかというと『3-5-2のフッキの相棒』という意図で獲得を模索していたのが、そうこうしてる内にチーム事情が変わってしまったんではないかなと。この前の大野やこの日の飯尾のポジションを、シウバが必ずしも出来ないとは思わないですけど、適役なのかわざわざ外国人枠使って狙って獲るほど必要なのかというと、それにはかなりの疑問が。

どのみち”シウバの獲得”自体は、恐らく少し前から分かっていたのだろうゼ・ルイスの途中退団を承けて、現在の懐事情と移籍市場事情から、ほとんどこれくらいしか選択肢が無いからとりあえず獲るという、そういうニュアンスが大きいのだろうと思いますが。
で、幸いどっちのポジションもまあまあ出来そうだしねと。やあ、でもボランチ欲しいけど、ほんとは。
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