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FC東京-清水(’10)
2010年05月15日 (土) | 編集 |
鹿島になり切れなかった清水。

J1第12節 FC東京 △2-2△ 清水(味の素)

FCは・・・・オランダ?マンU?


前(さき)の浦和との試合では、「地味だ」「自足的だ」と、その性格を評した健太清水ですが、では実際に今対戦する相手としたらどういう存在かというと、「攻撃的」を標榜しつつもなかなかバランスを崩さず、堅い守備を崩しかねていると待ってましたとばかりに整然としたカウンターアタックを仕掛けて来て、また競った試合をヨンセンの頭を筆頭とするセットプレーでしぶとく拾って来る厭らしさもある、要は「第二の鹿島」みたいなそういう強さを身につけつつあるチームだと、そういう言い方も出来なくはないと思います。
・・・・ほぼ固まっていたチームに「小笠原」「小野」というクラッキが、上手く"ラストピース"としてハマったというところも、似てると言えば似てますが、これはまあやや結果論というか、ついでの類似か。(でも清水の小野獲得には、そういう意図はあったのかも知れませんね)

結局リアクションじゃんという負け惜しみ(笑)は、両者に対して共に浴びせかけられる可能性はあるわけですが、鹿島のそれ、相手を「見る」「ミスを待ってつけ込む」体質がある程度は狙い的仕様&伝統であるのに対して、4-1-2-3に"チャレンジ"中の、少なくとも今季の健太清水の場合、それが優先順位の高い狙いであるということはおよそ考え難いわけですが。

更に一方で、「自足的」でかつ「リアクション」というのも、言語的にはほとんど語義矛盾に近いんですけど(笑)。相手を見ないのか見るのか、はっきりせいという。(対象僕)
まあでもこれも言葉の上だけの問題で、実際は「自足的」で仕掛けが遅れてる内に、先に仕掛けられてでもそれを上手く返せる構造を持っているので、結果的に巧妙な「リアクション」にもなるというそういうことで、別にそんなおかしいことでもないわけですけどね。

とにかく攻めかかるFCと切り返す清水という、ほとんどこの図式で進行した基本拮抗した内容だったこの試合を、もしあのまま清水がセットプレー二発で2-0で(結果的に)「完勝」したりしたら、晴れて第二の鹿島、ライバル型横綱候補の称号を清水に進呈するところでしたが(笑)、そうはならなかった。
追いつかれてからの清水はほとんどパニックで、落ち着いてゲームを終わらせたり更にもう一度切り返したり盛り返したりする余裕も余力も、ほとんどあるようには見えなかった。

僕もそうですが藤本の2点目で一度勝利を確信しただけに、心理的な立て直しが難しかったというのもあるんでしょうが。それとリードを背景に外してしまった小野が、どうも思ったよりも"溜め"と"誤魔化し"に利いていて、いざ互角になってみると構えが薄く感じられて自信喪失という、そういう雰囲気も少し。
逆転されたら、かなりトラウマ的試合になっていたでしょうね。攻め切るにしろ鹿島型(笑)にしろ、スタイル確立には今少しの時間が必要か。健太監督の(地味)"体質"とも相談の上。(笑)

ロスタイム投入になりましたが、永井は意外と雰囲気を変えられそうなダイナミズムを感じられましたけどね。清水の中では、やはり少し異質な感じはある。上手く使えれば。
岡崎の"悔し"がり方は、真面目はいいんだけどやや過剰に"やられた"感を醸し出すところがあると思います。日本代表でも気を付けて。(笑)


本日の城福FC雑感。
うーん。本質的に、「組織」のチームではないのではないか。これはいい意味でも。

芸人というか"一芸"っぽい感じの面白い選手が各所にいて、最近では代表輩出数なんかもなかなかのものになっているわけですが、一般に"パスサッカー"というのはどちらかというと「均質性」の方に基盤を置いている場合が多いわけですよね。
(中略)
FC東京は、層の問題もあるんでしょうが、今のところは"それぞれ"の組み合わせ感が強くて、むしろ職人気質のカウンターサッカー向きみたいに見えるところもある。


・・・・(FC東京-横浜FM戦('10) コメント欄) より。
あるいは去年の浦和戦のエントリーでは、メンバー構成自体に寄せ集め/寄り集まり感があるということも、書いています。

以上はとりあえずは、近年・現在のFC東京がうっかりすると"バラバラ"にも近いような(笑)個性派集団の性格が強いという話であるわけですが、と同時に、時折見かけるFCサボによる"小平"(練習場)での城福監督の指導のレポを読むと、それは"サッカーの仕方を教える"というよりも、"心構え"とか"道"(笑)とか、要するに基本中の基本の方を地道に徹底的に叩き込むという、そういうニュアンスを強く感じるんですよね。曰く正解を示さないとか、一番最初から言っている「練習で成果を出した奴を使う」という、虎の穴だか獅子の谷だかの(笑)、放任突き放し主義とかも含めて。
要は個人を育てるというか、個人の判断力を育てるというか、基本の方向性だけを示してそれが良い結果に結び付くのを、割りと気長に待つというか。信じて待つというか(笑)。(3年もやってれば例外も多々あるでしょうが)

とにかく意外と(少なくとも世間的印象よりは)城福さんは"教えない"タイプで、それが仕上がりの遅さや時々の混乱にも、結び付いているのかも知れない。・・・・その前の「ガーロ」のブラジル流指導の影響とかは、あるかないのか、ほぼ見てないので知りませんが。
だから純ヨーロッパ的に、「組織サッカー」の指導者として見ると、少しまだるっこしいというか期待外れの部分は、出て来やすい人かも知れない。本当に何が"得意"なのかとは、また別の問題としてね。まあ監督自身も、自己探求の最中に見えるところもありますし。反省大好き。(笑)

で、今日言いたいのはそういう城福論とは微妙に違って、とにかくそんなこんなで、城福FC東京は「個」(性)の強い集団・チームであると。それは上の引用部分でも書いているように、(均質性を前提とすることの多い)パスサッカーの完成度を上げる為には、やや不利な要因では、当面あるかも知れない。また監督も、余り積極的・直接的に、「完成度」の方には向かいたがらないようである。
しかしだからこそ、いつもではないけれど(笑)たまにそういうFC東京が、組織的な、あるいは完成度の高いパスサッカーの遂行に成功した時には、最初から均質的にまとまっていたり、最初から聞き分けよく一つの組織性を目指しているチームの行うそれとは、一味違ったダイナミックで独特の魅力を持った、"moving"なそれを実現することが実際あると、僕にも感じられるんですね。・・・・ベストは未だ結局'08最初の半年間ですが、その後も思い出したように(笑)、形を変えて時々。

それぞれに独立したものが、あえてまとまった時の迫力。抵抗が大きくてなかなか動かないけど、その代わり動き出したら容易に止まらないという。

それはまた、改めて考えてみれば僕が近年大きく心を動かされたもう一つのチーム、'06年のギド・レッズとも多分共通した部分のあるもので、つまり"まとまった個性派集団"ということでね。複層性(参考)を含みこんだ、まとまりというか。
それ以外は、あんまり似てませんが。(笑)

そういうのが好きだというのと、「個の弱さ」と「ちまちま」という、日本サッカーの基本仕様を越えたものの可能性という意味で。


その"行く末"はまだよく分かりませんけどね、今日の試合を見ても。快勝したらしい前節山形戦は見れてませんが、この日も嵩にかかった攻撃の迫力はなかなかでした。前々節のある時間帯と併せても、何か"生まれ"そうな気配も無くは無いんですが。(笑)

ただ一方で、どうも「作る」「持つ」方に比重がかかっていて、"まとまって"いてテンションは低めだけれど、ストレートにゴールに向かう清水の簡潔さに、ともすればあっさり先を越されそうになる面も(>参考?)。両者の比較の問題としてはね。
シュートにたどり着く前に、何かワンクッション入るというか、ノッキングするようなところがある。今季結果の余り出ていない、自信の薄さのせいでしょうか。

"中盤サッカー"ではないというのは、上の「初年度の最初の半年」のFC東京の"パスサッカー"の大きな魅力だったので、そういう意味ではまだ不満。ただ再現しろというわけでは、ないんですけど。


・・・・あ、そっか。冒頭の副題(?)の意味。
"オランダ"というのは、戦術的・教育的にはかなり均質性のある国なんだけど、一方で「1対1」至上のの個人主義(サッカー以外の面も)の国で、それが"あえて"まとまっているダイナミズムが、いい時のオランダは凄まじいというそういう類比。
"マンU"というのは、主にこの前CLを制した時の、ルーニークリロナテベスのあのマンUで、基本寄せ集めのスター軍団なんだけど、それをサーが強引にまとめ上げてやや大雑把だけど豪快なコレクティヴな攻撃サッカーを実現していた、あのバランスのこと。さすがにスケールが違い過ぎて"似て"はいないけど(笑)、これもまあ思い付いた類比です。

後者はむしろ、ギド・レッズの方の類比に相応しいかも。それと"銀河系"レアルの、中間くらいのバランスだったかなあれは。
しばらくJ1お休み。結局ここまでtotoBIGは、かすりもしていません。当たり前か。(笑)
でもちょっとこの機会に、身の振り方を考えさせていただきます。(笑)


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FC東京-仙台(’10)
2010年05月07日 (金) | 編集 |
"解任"とかは、しないでね。(笑)

J1第10節 FC東京 △0-0△ 仙台(味の素)

疑問はあるけど、興味の方が遥かに大きいですから。


東京ガスの安全TODAY↑↑
シリーズでは、このコのが一番好きです。

http://www.tokyo-gas.co.jp/channel/200ch/flash/anzen_02.html

声がセクシーですね。サビの裏返り方が絶妙。
中山絵梨奈ちゃんと言うらしい。
スターダストか。T164 72-55-78と、なかなか見事なマッチ棒ぶりですが、そんなにそうは見えない。
気が強そうなのがいいですね。

ただし残念ながら、僕の今の所はオール電化ですが。(笑)
そうやって少しずつ、ライバルにダメージを与えるのさ。


・・・・なんてこととは、いっさい関係無く。(笑)

中村北斗を投入したあたり(後半23分)からの力攻めは、なかなかの迫力で、楽しかったです。
これでいいんだよ、これで。何が足りないってが足りないんだよね、調子の悪い時の城福FCは。・・・・トータルだと調子の悪い時の方が、むしろ多くなってる気もしますが(笑)。何か物凄く、難しそうにサッカーをやってしまう。
ガンガン行かなきゃあ、FC東京は。それこそ大熊さん以来の伝統は、そう簡単に変わるわけないよ。
なんだかんだ好きなんですけどね、そういう時のFC東京のサッカーは。だからと言ってクラブ/チームごと好きになったりはしないのが、不思議ですけど。ヴェルディのサッカーなんて、気に入らない時の方が遥かに多いのに。
とにかく城福さんが離れたら、多分途端にウォッチする気力は無くなるので、そこんとこよろしく。(?)

"力攻め"と言いつつ、でも形は結構ちゃんとしてたと思いますしね。押し寄せることで、逆に距離感が勝手に整理されたりする不思議。
だからつまり、普段は"考え過ぎ"状態に近いわけですよね。あれをああしてこうして、あ、あれ?取られちゃった、途中だったのにーーっ。

それにしてもMXテレビの「ボール支配率」のカウントって、信じていいんでしょうか。
"仙台が61%"なんて、そんな時間帯ほんとにあったかなあ。(笑)


まあ何というか、物凄く「内部」「溜まってる」感が濃厚な、現在、あるいはここ約一年(笑)くらいのFC東京。
・・・・いや、"不満"がとか"鬱憤"がとか、そういうことを言っているのではなく。(それもあるかも知れませんが(笑))
そうではなくて、溜まっているのは、言わば『サッカーの素』みたいなもの。形になって表れるのを待っている。城福さんがせっせと溜め込んだ。

それはもうね、鬱陶しいくらいの(笑)。しまいに肝臓が悲鳴を上げるんじゃないかという。(笑)
城福さんの"顔"がね、また"溜まり"顔で。逆に平山なんかは、本来"右から左へ受け流す"のが、ネイチャーな選手だと思いますけど(プレー自体も)。この二人は、意外ではありますがなかなか面白い組み合わせで。ここまでのところは、プラスの部分の方が多いみたいですけど。

それはいいとしても(笑)、やはりチームとしてほんとに稀にしか、分かり易い「放出」ルートが与えられないのが、このチームに付きまとう悩みなんだろうと思います。溜め込んだor日々溜め込まれるものの。しまいにゃ肝臓が・・・・(以下略)
基本的に目標設定自体が、そういうものではないんだと(は)思うんですけどね。"ゴール"や"解放"や、点的な"未来"へ向けたものでは。この前も言った通り。
足し算なのか、一つ一つの正しい努力/プロセスは正しい結果を生むはずだという純な期待なのか、あるいは一切のジャンプ禁止の禁欲的なボトムアップなのか、具体的にはよく分かりませんが。


気が向いたらまた書きますが(笑)、そういう城福さんの方法論や発想法に、個人的に疑問は少なからずありますし、当然ながらこの延長の何かの成就も僕には保証出来ません(笑)が、それでも見てみたい、見ていたい、見続けたいという気持ちが、強くあります。

それはそれらの(どれらの?)"溜まった"ものたちのこの先の振る舞いを行く末を、ともかくも見たいという素朴(かつ無責任(笑))な興味がまず一つ。・・・・それは"後任"の辣腕オーガナイザー(磐田と浦和での、"オフト"の後任たちのような?)の仕事になる可能性も勿論あるでしょうが、せっかくだから城福さんで見てみたい。
と同時に非常な興味としてあるのは、仮に城福さんが間違っている、特有の宿命的な限界を持っているとして、しかしそれは多分、城福さん個人の問題ではない、少なからず「日本人監督」の多くに共通する弱さだとも感じているので、そういう付き物の難点を持ちながら、しかしその上でどうするか、どういう道があるのか、それを考える貴重なテストケースとして、今のチームを引き続き見てみたいという、そういう興味があるんですよね。

その"貴重"さの中に、「溜め込んだ」ものたちの鬱陶しい存在感も、含まれるかもしれません。(笑)
そこはやっぱり、一般化出来ない部分ですから。
西野ガンバは別格としても、健太エスパだって気が付いたら6年目ですから、それらを一種の「日本人監督」育成の手本とでもして、何とか守り育ててもらえないかなと(笑)。僕の興味の為に。

正直言って、上の二者との直接比較としても、ここまでの城福FCの歩みは「順調」さを欠いていると僕には感じられますが。・・・・これは秘密の話。(笑)
ただ一方で戦力と成績の相関としては、十分に妥当、"成功"に近い妥当な範疇でもあると思いますから、ここは、一つ。


よく考えると、健太エスパはタイトルを取ってないけど、城福FCの方は既に取っているわけですよね。
にも関わらず、何かあちらの方が「成果」を出している感じがしてならないのは、単なる今年のこれまでの成績の印象なのか、それとも・・・・
て、今更余韻出してもしょうがないですね(笑)、つまりはそれだけ、城福FCの足踏み感というか、成長の不自然感ぎくしゃく感が独特だということだと思います。

でも頑張れ。勝てという意味では別に無いですけど(笑)。頑張って足掻いて見せてくれ。


ガスガス爆発。
いや、言ってみたかっただけです(笑)。(ごめんね絵梨奈ちゃん)


清水-浦和(’10)、名古屋-山形(’10)
2010年05月04日 (火) | 編集 |
次節に浦和戦を控えて、スカパー無料開放デーでまんまと(?)両方とも前哨戦的に見れたので、簡単に。



J1第9節 清水 ○2-1● 浦和(エコパ)

軽く首位攻防戦、一応"小野シンジ"の因縁つき、あるようで少ない「ポゼッション」チームどうしの対決と、盛り上がる為の材料は結構揃っていたはずなんですが、何とも言えないまったりした試合に。
途中ちょいちょい、気持ち良く眠りました。(笑)

レベルが低かったわけでもないし、当事者にはそれなりに厳しいつばぜり合いの90分間だったろうとは思うんですが、地味。一言で言って地味。
"絡ん"だけど、"ぶつかっ"てはいないというか。どちらにも突破力や爆発力が欠けていたというか。互いの地味さを引き出し合ったというか。(笑)

それぞれの"事情"を言うと、まず今季の浦和は、前年に比べてこれまでそれなりに安定した戦いをして勝ち点も稼いではいますが、その"安定"の基本的な性格は、意図してかどうか前年に見せたテンションやスピード感をやや落として、悪く言えば"日和る"ことによって得たもので、だから「強く」なっているのかは疑問、少なくともMAXが上がっているのかはということを僕は言っていたわけですが、まあとにかくそういうこと。

一方の清水はというと、そういう"姿勢"や"志"という意味での疑念は特に無いし(そもそもニュースタイルに挑戦中なわけですし)、クォリティも順調に上がって結果も出ているわけですが、一方で「今年」という限定取っ払っての、健太監督の地味キャラというか慎重居士というか(笑)、そういう体質はどんなに"攻撃的"にシフトチェンジしてもさほど変わらず感じられるので。
それは"良さ"ともほぼイコールではあって、とにかく粘り強くて堅実で、腰高4-3-3でもしっかりバランスの取れたチームを作っていて。
・・・・ただほんとに"バランス"なんですよね。ほとんどそれ自体が目的であるような、本体であるような。やり方はダイナミックであっても性格はダイナミックではない。そのやり方自体のダイナミズムとクオリティで、どこまでリーズナブルな成果を得られるかという。"もぎ取る"というよりも。

"縮んだ"チーム(浦和)と"自足した"チーム(清水)の対決というか。
これがこの、現在のJリーグを代表する"攻撃的"戦術を掲げた2チームによる"首位攻防戦"の、隠れた性格かなという。
いかにも引き分けが似合いそうなところを、両チーム合わせたほとんど唯一の飛び道具、ヨンセンの頭がうっかり(?)白黒つけてしまいましたが。(笑)
永井のが決まってたらもっと派手だったんですけどね。そうはならないのが健太監督のチーム?(笑)

いや、嫌いじゃないですよこういう試合。
なんかセリエAの中位(やや下)どうしの試合でも見てるような感じで(笑)。あくまで心地よい眠気。
森本が出ないと分かって見ていたテレ東のカターニャ-ユーべ戦も、なんだかんだ楽しかった。
ただまあ、現在のフィンケレッズの「限界」と健太エスパの「宿命」を、垣間見たような気はしました。



J1第9節 名古屋 ○2-1● 山形(瑞穂)

ここんとこあんまりいい評判を聞いてなかったんですが、久しぶりに見た名古屋のサッカーの"ダイナミック"さに、唸ってしまいました。
やっぱガイジンさんは違うなあと。さぞかし肉食ってんだろうなあと。・・・・ピクシー監督のことですけど。(笑)
いい意味で大雑把ですね。鷹揚というか。でも押さえるところは押さえてる。

肉くらい日本人も食ってるはずなんですけどね。
いやいや。(笑)

例えば同じく"攻撃的4-3-3"を標榜していても、上の健太監督の清水がそのサッカーを"仕上げる"ことに心を砕いているのに対して、ピクシー名古屋はもっとシンプルに、"使って"いるんですよね。便利だから。攻撃力を高めるのに。その違い。趣味と実益の違いというか。(用法違)

それは一つには、ビクシーと健太さんの、余りにも違うサッカー的な生い立ちというか環境というか、血肉化されている教養の違いというか、それは勿論あるでしょう。それ自体をまず学ばなければならない健太さんと、多少は"近年"的要素はあっても、基本的にはいくつか引き出し開ければ済むビクシーと。
ただそういうテクニカルな問題以上に、意識の違い、サッカーの一つ一つの要素や言語に対する"構え"の違いみたいなものを、感じてしまいましたが。簡単だ思えば簡単だし、難しいと思えば難しい。(笑)
日本人はよく、何でも"工芸品"にしてしまう("工業製品"ではなく)と、ある時期からよく言われるようになりましたが。どのみち一億総オタク。(?)

ともかくピクシーのざっくりした"4-3-3"に乗っかった名古屋の攻撃は、ここまでの経験もあってでしょうが、細かい局面の打開も勿論元々のオハコの大きなゲームメイクも、何とも言えずリラックスした、少々のズレやミスの可能性は気にせずに4-3-3自体の機能性を信頼した悠々とした感じのもので、そこに更にかき集めた選手たちの個々のクオリティの高さが加わって、気持ち良くやっている時は小林監督率いる山形の定評のある緻密さも粘り強さも、てんで出番が見当たらないような、そういう"反則"感に満ち溢れていました。

実際"高い位置でワイドに開いている""フィールドに人が均等に配置されている"という4-3-3の特徴・利点を、非常にシンプルに、改めて感じさせられましたね。なぜこのシステムを使うのかということを、"攻撃的"という象徴抜きに、至って具体的に。

まあピクシー個人が、何回か言っているようにシンプルな人、シンプルなチーム作りに特徴のある人でもあるんですけどね。同じ(?)ガイジンでも、フィンケなんかは日本人ばりにオタク的ですし。まあ、あの人はあの人で、かなり特異なサンプルのような気もするんですが。
話戻してだいたい見えて来た気がするので、ここでピクシーの"監督"としての特徴をまとめておくと、

1.飛び切りの才能に恵まれた(サッカー的に)育ちのいい人らしく、非常にシンプルに楽観的にサッカーを捉えていて、またそれを選手/チームに伝える一定の能力を持っている。
2.ベンゲルやオシムに影響を受けつつも、しかし決して"戦術家"タイプではなく、オーガナイザー&モチベータータイプの方が本質。(攻撃サッカーの"精神"は受け継いでいるけど)
3.基本的な組織構成力は備えているが、根底の部分では問答無用の個人技主義、オールスター足し算主義。


”2”は”1”の、”3”は”2”の帰結とも言えます。
ちなみに”3”の直接の根拠は、「三都主」「ケネディ」「闘莉王」に代表される、およそ繊細とは言い難い(笑)、就任以来の選手集めチーム編成の傾向です。「とにかく上手くてデカい選手11人」(で圧倒する)というのが、極端に言うと理想なんじゃないでしょうか。本音というか。(笑)

やはり「名選手」監督ではあると思うんですよね。ジーコ・ラモスとも、そんなに遠くない。
腕は随分違いますが。(笑)
ついでに言うと、”2”(と”3”)に着目すれば、犬飼会長がギドに(無意識に)求めているかも知れない資質は、実はピクシーも備えているんじゃないかと(笑)。対照的なフィンケが放逐した"元浦和"選手たちとの仲の良さが、いい証拠というか象徴というか。
どうよ?会長。選択肢に。

というようなことを踏まえて、明日の浦和-名古屋戦を見てみるとかみないとか。


城福さんの思考法
2010年04月18日 (日) | 編集 |
"癖"(くせ)、くらいに言っておいた方が、無難かな?
6節鹿島戦後の監督談話が、個人的に非常に面白かったです。(J's Goal)

自分たちが目指す攻撃と守備は、試合内容がよかろうが、悪かろうが変えずにやってきています。
そこから逆算したときに、何が足りないのか、どこにが振れているかを考えなければいけない。

例えば、一つの例として自分たちのバイタルエリアを意識すれば、アグレッシブに奪いにいくところが薄まる。攻撃もカウンターを意識すれば、今度は遅攻の判断やポジショニングが少し疎かになってしまう

人間は、何かを追求すれば、何かが疎かになってしまう。僕は『12時ちょうどの針』という話を、よく選手にします。今日もどちらかの針が振れている。なぜか?前節や、その前の試合で10時に振れているからです。そこで我々は、12時ちょうどを目指してはいけない。1時や、2時の場所を目指さなければいけない。損なわれてしまったことを意識しながら、他の部分が失われないようにもしなければいけない。その努力を毎回しています。ちょっとわかりづらいですかね(苦笑)


"何かを追求すれば、何かが疎かになってしまう"というのは、言葉としてこれだけ取り出してしまうと、至って当たり前のことではありますが。
またこの談話オンリーで一番面白いのは、多分"10時のところから12時ちょうどに至る為に、1時や、2時の場所を目指す"という、「振り子の理論」(笑)というか振り子指導法というか、それ自体でしょうね。(まあ、"針"ですけど(笑))

それはそれとして、この談話に僕のアンテナが反応したのは、こういう問題意識が前提としてあったから。

開幕横浜Fマリ戦の感想から。

あんまり成長してないなというか、変わってないなというか。
蓄積のペースが微速過ぎるなというか。


そのコメント欄、CHONOさんへのレスから。

「柔軟性」や「幅」というより、単に場当たり的「分裂」に見える、だから"中"抜きになって、自然的蓄積も薄いという。
(中略)
"情熱を売りにした器用貧乏"みたいな変な感じがするんですよね、城福さんは。それで裏で舌出してるなら天晴れですが、そうとも思えない。単にフラフラしているというか、自分の能力に振り回されているというか。


そして(笑)そうした印象を、チーム作りのプロセス論として、より具体的に表現して下さったモアディープさんのコメント。

要は、チームも監督も選手も 『柔軟性』 が足りないんですよ。
一つの道を否定するのに、一つずつつぶさないと進まないっていう感じ、ある意味愚直というか。


ま、僕の解釈なので、引用が変だったらすいません。

で、今回の城福流「振り子理論」(いいのかなそれで(笑))は、この僕の"場当たり"や"分裂"や"フラフラ"という印象の生じる理由の、かなり有力な説明になってるように見えます。見えますよね?(笑)
要はその振り子だか針だかの行方を、いちいち目で追ってしまうと、その度あっちこっち行ってるようにどうしても見える。しかも個々の過程において、真の目的地である「12時」そのものは、隠されている、直接的には目指されていないわけですから、城福さんの説明に従えば。
・・・・一応言っておくと、城福さんの談話自体は、一試合単位の調整プロセスの説明です。ただ「基本の発想法」という意味で、より長いスパンでも、チーム作りの構造全体の背後にもあるだろうと、そういう話。

モアディープさんの「一つの道を否定するのに、一つずつつぶさないと進まない」というじれったさも、要は行きつ戻りつで常にワンセット、偏りや誤りを直で修正する、あるいはそれ以前に直で正解に向かうのではなく(同コメント欄後段も参照)、まず逆方向に"打ち消す"プロセスが必ず入って来る、その面倒くささ(笑)だと、一応は理解できるように思います。

まあ僕に関しては、単に自分が浅はかでした、もっと"引き"で、振り子や針の"軌道"全体を見なくてはいけなかったんですねと、素直に恐れ入って終わらせてもいいんですけど・・・・。実際そういう面は、はっきりあったんだとも思うんですけど。
どうもまだ納得が行かないですね(笑)。つまりそれはそれで分かったけど、だからと言って城福さんのチーム作りが順調に進んでいるとも、FC東京の未来像や完成像が明るく見えて来たりも、なかなかそう上手いこと印象が修正はされません(笑)。別に意地張ってるわけでもないんですけど。


問題は・・・・。「進んで」るのかな?ということですかね、結局。順調順調じゃない以前に。"進む"という前方向のベクトル、更に言えば「時間」性("未来"像)、そういうものが存在しているのか布かれているのかということ。
つまりは本当に、行きつ戻りつしているだけではないのかということ、言うなれば"横方向"のベクトルしか存在していないのではないかということ。無時間的な純論理的プロセスしか、基本的に存在していないのではないか。

と言って当座の問題として、そういう"布かれていない""存在していない"ことを(仮にそうであっても)、「批判」してるわけではないのでご注意を。
要するにどういうことかと言うと、僕の方は「未来」の「変化」「完成」として、一つの時間の流れの中で"理想"(的状態)をイメージしているのに対して、城福さんの場合はある最初から固定された理想状態、あるいは普遍的な構造、上の言葉で言えば「12時ちょうど」という完璧なバランス、その「達成」が目指されているということ。
更に言うならば、その"普遍"的構造性は攻守のあらゆる分野・部門に共通していていて、城福さんは言わばそれらの各個撃破のドリルをやっているだけで、全体像とか大きなプログラムとかは、ある意味存在しないのではないかという、そういう可能性が見えて来た気がします。それぞれのドリルが終われば、自ずとチームのサッカー全体も、最終形態にたどり着いているはずであるという。

どうりで分からなかったわけだ。基本の発想がかみ合ってなかったんですね。
ちなみに僕の"理想"モデルそのものは、要するに一般的なもので、特にFC東京用に(笑)、あるいは個人的に特別な思い入れを込めて発想されたものでないのは、お分かりだと思います。変だとすれば、それは城福さんの方です。(笑)


この段階で実は「哲学」的に言いたいことが、2,3あったりするんですけど、既に十分ややこしいので、それは引っ越し終わって暇だったら書くとして。(笑)
ただ1点、「時間」性ということに絡んで言っておきたいのは、一種の機械的プロセス主義だけど、にも関わらず『弁証法』ですらもないよなということ。

つまりテーゼが立てられ、それに対してアンチテーゼが立てられ、それが止揚されてジンテーゼに至りというあのプロセスですが、あれ自体、もし意識的に現実的にやったら、結構かったるいプロセスなはずです。"気が付いたらそうなっていた"場合は別にして。わざわざ否定される前提のプロセスを踏むなんて、というのもありますし、やはり基本的には人間は直接に、または直線的な過程を想定して、「正解」に向かおうとするものですから。
それでも弁証法の場合は、いずれ大きな直線、"歴史"や"進歩"に向かうことが前提されての、迂回的なプロセスなわけです。迂回しつつ、"次の"段階に向かう。

しかし城福さんの場合は、発展段階的には、論理階梯的には、一つの平面しかないように見えます(コメントからすると)。その中で行ったり来たりしながら、完璧な"真ん中"を目指すという、そういう風景。
面白いですね。
どうなんですかね、前に進みながら動的平衡を目指すというよりも、予め埋まっている静的な正解/完全を掘り当てる掴み取るという、そういうことでしょうか。あんまりムービングな感じはしないとか、そういうことを言うのはやめましょう。(笑)

まあ言ってみれば、職人的なタイプの科学者の臭いがしますね。上の「哲学」的な"疑問"の、実はこれが一つですけど。
問題は実際のサッカーのレベルで、それがどう出ているかなんですけど。

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G大阪-清水(’10)
2010年04月17日 (土) | 編集 |
好調の清水見物。

J1第7節 G大阪 △1-1△ 清水(万博)

なるほどというところは、見えました。


・フィールドの趨勢もスタンドの雰囲気も、何一つ「ガンバのホーム」を思わせるところがなくて、途中比喩でなく、どちらのホームかテレビ雑誌で確認してしまいました。(笑)
清水淡々と圧倒した感じの試合。健太監督に言わせると、それでも"お話にならない出来"なんだそうですが。(笑)
・まず何と言っても距離感がいい。意図して接近(笑)している時以外は、ボールをもらった選手が常に広々としたスペースを所有している感じ。
・そしてひどく"簡単"な感じで、ボールを運べる。
・それは勿論距離感がいいのと、同じことですがパランス良く選手が散らばっていてパスコースがあるのと。
・それからどういうタイプのパス、ボールも、受ける準備が出来ているのと。
・ヨンセンがいるからロングボールは勿論OKだし、岡崎を筆頭にちゃんと走るし(小野も走る)、勿論個々に一定のボールテクニックは持っているし。
・どちらかというとロングボールの比重が高いというか、ロングボールを出すことに禁忌感が全く無い感じは、特徴的に感じました。
・ただしこの試合については、その分中盤の細かい作りは余り目立ってなくて、そこらへんがハーフタイムの健太監督の不満顔の理由なのかなと、推測しますが。

・"4-3-3"繋がりで名古屋と併せた感想としては。
・バルサの華麗で細かい崩しの印象がどうしても先に立つシステムではありますが、陣形から明らかなように、基本的にはやはり「サイドアタック」の為のシステムなんだよなというのを、改めて。
・つまり今季僕の見た範囲で比較的スムーズにこのシステムへの変更を成功させたこの両チームは、共にそれ以前の段階でかなりはっきりと、"サイド攻撃"に特化した攻撃スタイルを構築していたという、共通性があるわけで。
・名古屋はフラット4-4-2、清水はボックスのそれを基本とするという、違いはありますが。
・それらの進化形として、4-3-3があると。
・単に憧れと、"攻撃的"ギャンブルでやっているわけではない。
・今日盛んにこのシステムが使われるヨーロッパで言えば。
・例えばスペインを中心に、例の(笑)4-2-3-1の普及があったし、イングランドなら伝統のフラット4-4-2があるし、とにかく共に、「サイド特化・徹底型」の下地があると、まああんまり詳しくない僕ですが言ってみます。
・そういうの無しにいきなりやると、単に前が渋滞するか、のそのそボール運んで途中でこぼすかという、そんな感じにしかならない。
・逆に「中盤が薄い」「腰高」という、弱点ばかりが出て来る。

・ただしこの試合の清水は、前半の途中からその"弱点"の方を、露呈しかけてはいましたね。
・それまで非常にバランス良く軽快にボールを動かして、"ポジション"、特に"前線"と"中盤"の区別がほとんど無いようなサッカーを演じていたのが。
・メンバー落ち&不調で劣勢は覚悟で、ハードに守備をして来るガンバに徐々に(特に)ボールの出所を抑えられるようになって、つまり"中盤"が潰されて。
・それによって逆に「中盤」が中盤らしく見えて来る・・・・ただしその"薄さ"という形でという、皮肉な帰趨。
・まあ後半に入ってからは再び圧倒し出して、それは最後まで変わらなかったですが。
・淡々と(笑)。とにかくやっぱり、バランスが良くて。
・普通にやってれば、その内無理してる方が力尽きて来るという、そういう感じ。
・ガンバのヘタり方も、ACLというハンデはあるにしても、ちょっと無残な感じでした。
・5バックで何とか跳ね返すだけみたいな状態になっていたのは、あれは狙いだったのかな、そうは見えなかったけど。
・とにかくほとんどボールの取りどころが見つけられなくて、ミス待ちみたいな状態。
・その割にはカウンターは頑張って、決定機の数自体は、四分六くらいで健闘していましたけどね。
・分かり易く押し込まれた分、前線にチョ・ジェジンでポイントを作るという、西野監督の交代策もよくハマったし。宇佐美もまあまあ、個人技で時間は作っていたか。
・それにしても清水が、外し過ぎの試合ではありました。
・ガンバGK藤ヶ谷が当たっていたというのもありますが、全体的に一つずつ、余計なプレーが挟まるというかシュートの決断が遅いというか、そういうところはありましたかね。
・あるいは"今のポストプレー、強い相手ならやらしてくれないんじゃない?"みたいな。余裕持ち過ぎちゃうん?みたいな。
・まあ攻撃の形はほんと綺麗なんですけどね、一つ一つ。
・左右対角に、よくボールが動いて。
・とりあえずはこのままでいいのか。ここまで上々の出来なのは、間違い無いようですね。
・"強い"のか、例えば"優勝"しそうなのかと言われると、それはよく分からないですけど。
・綺麗なサッカーですが、広島のような徒花(あだばな)感ではないのは確かで(笑)、そういう意味では十分強そうではあります。
・....とか何とか言いつつ、去年広島4位なんですよね、失礼しました(笑)。実感無え。

・名古屋のようなゴージャス感が無いので分かり難いですが、実はかなり「本格」派のサッカーと言っていいんじゃないですかねこれは。理詰めで、トータルな。
・欧州....とか言ってしまうと、どうも軽薄で抵抗がありますけど。
・それは例えば反町監督や三浦監督(大別すれば成功例ですが)のような"インテリ"タイプのように、ある種「完成形」をいきなり移植したり、一直線的に理想を追うのではなく。
・日本人の、かつ新米監督だった健太監督が、サッカーの原理原則を、自分の"勉強"の成果を、清水という地味目の程々のチームを使って、
・一つ一つ実地で確かめながら積み重ねてここまで来たという、そういう厚みが感じられるからで。
・しかもなかなかどうして、取りこぼしの少ない、「試行錯誤」だったような。
・あんまり「錯誤」はしていないというか。(笑)
・現時点で、既に西野監督に次ぐ(or並ぶ)、日本人監督の成功例と言っていいんじゃないかと、僕は思います。
・勿論まだ大きな「成功」は収めていませんけど、"瞬間"ではない持続感、信頼性が十分にある。
・二人とも実に偏屈で(笑)、多分それが一つ、日本人監督が大成する鍵ではないかと思ってるところはありますが。
・逆にそれが無いと、ほんと薄っぺらくて信用出来ない輩が多い。今後も多分、そうでしょう。
・度々言っているように、基本の(サッカーへの)入りが頭デッカチだから、日本人は。
・こうして見ると加茂さんというのは、突出した人でしたね。大別すれば"頭デッカチのインテリタイプ"なんでしょうけど、存在が余りに孤立していたゆえにか、中身はなかなかに偏屈に(笑)煮詰まっていた。
ちゃんと煮詰まるというのも、一つの資質なんですよ。出来ない人には出来ない。
・某岡田監督の"腰かけ"癖とかいうのもありますし。
・話戻して健太監督ですが、能力バランスとしては西野監督よりも、優れているようにも思えます。
・このまんま順調に、"大成"を続けて行って欲しいもの。
・ちなみに監督については、明日あたりに書く予定です。(笑)

・小野は楽しいね、やっぱり。
・藤本のFW("3トップの右")というのも、彼の少し中途半端なポジション適性からは、いい線のような気はします。
・上手く高い次元で結び付いて行って欲しいものですが。
・安田はどうもモッさいなあ。なーんかね、古いんですよね、プレーが。どっこいしょという感じ。"機"の見方が、常に少しずつ違ってるように見える。
・坊主の明神さんは、誰だか分からない。(笑)
・玉乃にも見えなくはない。
・岡田正義は今日も慌てんぼう。昔はそれなりに落ち着いていた気がするんですが、なぜ年と共にそうなるのか。不思議だ。


で、清水は強いのか。
やっぱりよく分からない。(笑)
要するにどう攻撃しようとしているのか、少なくともこの1試合では見え切らなかったというのが偽りの無いところです。"色々"出来るのは、分かるんですけどね。

(追記)
書き忘れた。
清水はあれですね、"ドリブル"(ラー)という要素がちょっと欠けてるということは、言えるかも知れませんね。
それでパスパスになって、綺麗過ぎるという面は。少なくともこの日のメンツだと。
本当に&どれくらい必要なのかは、実際何とも言えませんけど。元々があんまりドリブラーと、相性のいい監督でもないですし。



浦和-湘南(’10)
2010年04月05日 (月) | 編集 |
どう言ったらいいのか。

J1第5節 浦和 ○2-1● 湘南(埼玉)

ある意味順調。順当。(浦和の話ね。)


アウェーの3,4節とナビスコ(の未見)を挟んだ、久しぶりの浦和の試合。
と言って日程を見ると、次見られるのは第10節まで飛びそうなので、これくらいで久しぶりとか言ってたらもたないわけですが。(笑)
見たり見なかったりはやっぱり気持ち悪いので、再引っ越し先に無事にスカパーがついたら、やっぱりJ1も見られるセットにしようかと思わなくはないですが、でも毎試合"書く"のは余り気が進まなかったり(笑)。それなら戻るしね。

だいたいは主にこちらさんあたりを読んで、想像していた通りの浦和の現状でした。
何かが根本的に変わったわけでもないけれど、いつもコツコツと愚直に進めているパス回し練習がそれなりには成果を挙げていて、かつ比較的結果にも恵まれて見た目悪くないチーム状態になっている。
・・・・開幕いきなり鹿島(●)でしたが、その後はFC東京(○)、山形(△)、C大阪(○)、磐田(△)、湘南(○)と、弱いないしは調子の悪いチームと当たっているというのも、小さくないでしょうが。結構メンタルなチームというか、その気になると厚かましく強いし(笑)、でもいったん下がり目になるといきなりどんよりするというか、殻に閉じこもって拗ねるみたいな、変なところのあるチームですからね。前者は伝統、後者は特にフィンケになってから顕著かな?

それにしてもなんだかんだよく星を拾うよなと、羨ましくは思います。内容に比して。落ち目に入った、オジェック末期あたりから一貫して。
がめつい。例えば僕の、他に比較的よく知っている、東京の2チームあたりと比べて。(笑)
トータルでは大きい差だ。


恐らく"今季一番"と称されるだろう、安定したポゼッションサッカーを披露したこの試合。その現状を「順当」と、まるで分かっていたかのように(笑)偉そうに書いた理由として、何となく自分の過去の発言を振り返ってみますと。

どちらかというと、「フィンケはフィンケなりにやっている、しかし私の気持ちは変わらない」という記事の方が、"読めるときが来る"公算は高いと思います。(笑)

・・・・早速"来"たかも知れません。(笑)

"フィンケのサッカー"に浦和イレブンが緊張感を保ち続けられれば、去年くらいの成績を上げる可能性はそれなりにあると思います。
非王道的なサッカーをそれ自体を言い訳にしながら負け続けることによる虚無感とかモラルハザード

・・・・まあ、だから、勝ってる分には大丈夫なわけですけどね。

以上は全て、今年の開幕戦からの感想ですが、それはそれとして浦和の現状の、より具体的なレベルでの考察として関係して来るのは、去年最後のエントリーでの、この発言とか。

実は(若手志向で知られる)フィンケはフィンケなりに、"ベテラン"や"完成された選手"を必要としている、むしろ必須かも知れない、フィンケの"システム"を、"サッカー"に翻訳してくれる具体化してくれる選手が。

フィンケにやや欠けている、サッカー人としての"パーソナリティ"を補ってくれるor代替してくれる選手がというか。


で、正に今そういう選手がいるわけですね、ポンテという。
勿論ポンテは前から"いる"はいたわけですが(笑)、フィンケ・サッカーとの一体感というか融和感では、ここに来て今更一つ二つ、レベルが上がってる感があります。はっきりポンテのチームですよね、今のレッズは。

正直僕は去年の負傷(復帰)以降のポンテを、過去の選手というか消え行く選手というか、消え行くべき選手として、基本的に扱って来ました。今年の開幕の時点でも、柏木の起用法に絡めて"必要ならポンテも外して"などと、わざわざ書いてますし。
それがここへ来ての新たな充実ぶりというか安定ぶりというのは、
1.ポンテのコンディションが戻って来た
2.年齢なりコンディションなりの"ポンテ"のプレーに、見てる方(or周囲の選手)やポンテ自身が慣れて来た
3.同じことですが、かつての半FW的リーサルウェポン的プレーや、あるいは「一番上手いのに一番(少なくとも的確に)走る」、"スペイン系ブラジル人"としての俊敏性や勤勉性を前面に出したプレーの印象が、遠いものとなった(諦めがついた)

そして勿論、
4.ポンテがフィンケ(のサッカー)に慣れた
5.フィンケがポンテ・・・・を筆頭とする、レッズの現実に慣れた


というような理由が、比重はともかくとして、それぞれにあるんだろうと思われるわけですが。

"5"はさらっと書いてますが多分重要で、そんなに意図したものとは思えないんですが、今年のレッズの"フィンケ"サッカーは、何と言うか穏健化しているというか中庸化しているというか、それこそ老ポンテががっちり手綱を握っても(去年のような)違和感の無い、どこかしら"ゆったり""ゆっくり"した印象を受けるものに変化しているように感じます。田中達也がいるにも関わらずというか、あるいは逆に、忙しい部分は田中達也が一手に引き受けているのか。・・・・そういう意味では、"分業"という現実化が、じんわり進んでいるのかも知れません。
そういう意味を含めての、"ポンテのチーム"化。

以上は繰り返しますが、フィンケが意図的にそうしているというよりも、伝え聞く(通訳の改善などによる)コミュニケーションの向上とやらから、かなりの部分自然に進んだことではないかと推測していますが。
フィンケは頑固で融通は利かないですが、ただそれは生真面目でウブなだけで、別に偏屈なわけではないんですよね。不器用なだけというか(笑)。だから馴染む時は、意外と素直なものなのではないかと。裏も表もない。あんまり頼り甲斐は感じないけど、かわいくないこともない人。

で、そういうまったり感というか日和見感が、攻めあぐねている時は異様に無策に立ち往生しているようにも見えるし、上手く行っている時はこの日のように、スムーズで、フィンケサッカーなりに"自然"とすら言えそうな、それゆえに隙の少ないサッカーを、実現出来たりもする。

・・・・ただその中心人物ポンテは、夏に契約が切れるんだそうで、どうすんだろうという。


なおその"ポンテのチーム"の中で柏木は、やっぱり少々埋没気味ではありますが、逆に(開幕の時と違って)序列がはっきりしたことで、新戦力として能力をチームにプラスアルファとして加える効率そのものは、良くなってるようにも見えます。空いた仕事をやってるというか。(笑)

それでいいのかなという疑問はなくはないですが、例えばほぼ伝聞ですが(笑)"ボランチ柏木"が結構利いてるらしいなどという話は、現代表で言う長谷部タイプのボランチの他の候補として、面白そうだなとは思います。レッズでも代表でも、希望も含めれば前の方は他にも色々いますからね。
それでもなんか勿体ない気はしますが、例えば直近の問題として、山田直輝にそこをやらせる痛々しさに比べればというのもありますし。

とにかく「柏木のチームにすべきところが(悪い意味で)ポンテのチームになってしまっている」という、開幕戦の僕の見立ては、当たってると言えばとても当たってるんだけど、効果の落ち着き先としては若干意外な方向に向かっている。(笑)
まあこれから、強いチームと当たって、一年間戦って、その時に今の均衡や平和(?)が、どういう意味を持って来るかですかね。仮にポンテが抜けないとしても。


湘南は・・・・どうしたんだろうという。
地力的にはこんなもんかも知れませんが、余りにも何も無かったというか、先に迷ってしまっていたというか。
去年の戦いからすると、意外とチームとしてリアクション慣れしていないというところが、あるのかも知れません。去年もやってはいましたが、個力で劣勢のチームが覚悟を決めてやるリアクション(つまりこの日の湘南)と、そうでもないチームが単に戦う姿勢の整理の為にやるそれとは、少し必要とされる集中力のレベルやタイプが違うというところがありますからね。

とにかくとりあえず引いていただけという感じで、終盤の反撃の迫力は、逆にそれまでが燻っていたことの証明のように感じます。(笑)


しかし(解説の)哲さんの喋りというのは、ナチュラルに上から目線で、ヴェルディでああいう"実績"を積んでしまった後だと、どうもカチンと来るところがあります(笑)。色々と駄目なところはあるクラブだけど、それでもあの一年で残留するかしないかというのは、とても大きな分かれ目になった可能性はあるし、別に残留しても不思議ではない戦力でもあったと思いますし。

この試合については、"元浦和サテライトコーチ"としての、「上から目線」も入ってはいたんでしょうけどね。
それにしても、凄く「俺はサッカーを分かってる」喋りですよねこの人。キャラというより、もっとストレートに。

まあいいんですけど(笑)。別に怒ってるわけではないんですけど、飛び切り爽やかに言い切るもので。そんなに分かってるんだったら、あの時もう少し何とかしてくれよという。(笑)


FC東京-C大阪(’10)
2010年03月21日 (日) | 編集 |
スコアレスって試合ではなかったですけどね。

J1第3節 FC東京 △0-0△ C大阪(味の素)

両者それぞれに、"便秘"状態?(笑)


・どうもエフシーさんに粘着しているようで申し訳ないんですが、地上波でやってたのこれだけなもので。
・未だスカパーはめどつかず。
・ヴェルディの次2戦はホームなので、その期間に何とかしたい。

・この日は十分に「攻撃的」ではあったFC東京と、終盤中心に決定的チャンスの数自体は少なくなかったセレッソ大阪。
・それが"引き分け"はともかくとして"スコアレス"になってしまったのは、今いち足元の定まらない、両者の現況によるところが大きいかなという。
セレッソの方はやはり、カテゴリー上げて、そんな悪くもないけどまだ未勝利で、自信を持って攻め切れない、決め切れない、自分たちの"成功"を信じ切れない、そういう慌ただしさが終始ありました。
・毎年そうですが、昇格チームの、序盤の結果は大事ですよね。偶然だろうと何だろうと。
・特にセレッソの場合は、J2では基本的に、圧倒的な個人技で見下ろして戦って来たチームだから。
・とは言えその"圧倒的な個人技"の威光自体は、J1でもちゃんと効いていると思います。
・やはり何と言うか、余裕がある。カテゴリー上げても。"貯金"がというか。遊びが。
・心配された守備の粗さも、こちらはこちらである意味J2時代からの慣れっこ(笑)なので、意外としたたかにやってるなという。
・それをまた、攻撃陣を中心とする個々人の"貯金"が助けているし。
・ただしJ1用のプレー精度については、これからもう少し磨いて行かないといけないと思います。
・決め切れなかったこともそうですが、その前の段階での"個人技"の使い方も、間違ってはいないんですがなんかラフだなと。どんぶりだなと。J2大将的というか。(笑)
・基本的には慣れだと思いますけど。力がないわけではない。
・そういう外国人選手、いますよね(笑)。南米からヨーロッパやJに来た選手とかに。
・文明国のしきたりに慣れてない。(笑)
・そこらへんがJ2時代に近い水準でやれるようにならないと、今度は「戦術」自体が問題になるわけですけど。

FC東京は何と言うか。
・何と言うか。
・"貫禄"とか"底力"みたいなものは、感じるんですけどね。
・今日はいっちょ気合入れて攻めるぞとなったら、それなりの迫力は。
・ただ相変わらず、実体がよく分からない。
・結局"何"をしてるのか。
・"意識付け"の違いのみというか。
「多士済々」の"顔"自体はよく見えるんですけどね。
・"見える"層の更に下には、コツコツ作り上げた「基盤」みたいなものはあるんでしょうけど。
・それがちょっと『下』過ぎるというか。
・だからこの日の「攻撃的」な姿勢も、"圧(の)し掛かる"というよりも、"伸び上がっている"ように見えてしまう。
・そういう危なっかしさがあるというか。
・あるいは攻撃の最終段階に達した時の、余力の無さというか。
・そういう時って、なかなか点にはならないものですよ。"頑張った"で終わるというか。
・勿論そういう危うさは守備の方にも影響して、ちょいちょい予測し難いようなタイミング、取られ方でボールを取られて、基本アバウト(↑)なセレッソの攻撃に、気前良くチャンスを提供してしまう、そういう場面が多かったと思います。

・なんかこう、上手くチームが繋がっていない感じ。
・緊張感や注意力が、"指先"まで通っていないというか。意識してないとすぐぶつ切りになるというか。
・根本的には「繋がって」いないのは、今まで使った言葉で言えば『下』(の基盤)と『意識付け』(上)のの部分、"実体"というか"中"というか、あえて言えば・・・・「戦術」?当面の意匠というか。
・そう、今のFC東京を思いっ切り虚心に、予備知識取っ払って見ると、むしろ"これといった戦術の無いチーム"に見えるんじゃないですかね。
・弱いというほどではないし、何らかの秩序は健在なんだけど、積極的に駆り立てるもの、まとめ上げるものがないというか。
・あるあると思って安心していたものの効力が、切れかかってるというか。

・・・・ま、今後も地上波でやってくれれば(笑)、観察を続けたいと思いますが。


全く関係の無い私信。
今週に限って『クッキングパパ』まで読んでいた理由は、これの時間潰しの為でした。
この際何でも読みますよ、字が書いてあれば。


浦和-FC東京(’10)
2010年03月17日 (水) | 編集 |
まだまだ全然片付かないので、ごくごく簡単に。
やっとマウスが見つかった・・・・

J1第2節 浦和 ○1-0● FC東京(埼玉)

J'sGoalとか見ると、ヴェルディの結果を知ってしまいそうなので、結果リンクやコメント参照はなし。(笑)


・ありていに言って、"迷える中位どうしの凡戦"かと。
・今回に限っては、「相性」も関係があったのかどうか。
・なんかもう、"相手"と戦っている感じすらない。
・「戦」える状態にないというか。


まずは浦和側から。
鹿島には出せなかった攻撃の形が、FC東京になら一応出せたという、そういう試合か。
・物理的にプレッシャーが弱いというのが、まず一つ。
・それからTBSの放送中に紹介されていた、鹿島戦は心理的に余裕が無くて、焦って呼吸やタイミングが合わなかったという選手たちのコメントも、この試合を見ると納得。
・要するに、急かされないで脅かされないでゆっくりやれば出来る、パスを繋げられるという、そういうレベル。
・まだまだ練習用というか。
・ただし(去年もそうですが)やけくそになってテンション上げると意外と出来るので、結局根性が据わってないんじゃないかという部分も。
年一ドライバーの僕の、切り替えしや車庫入れみたいなものだな。下手に考えると失敗する。(笑)
・形としては、2TOPの方が全然マシには見えました。
・ただそれも積極的にというよりも、1TOPシステム(やエジミウソン)をきっちりこなす気合だか意思統一だかが足りないので、とりあえず均等に人数配した方が無難という、そういうレベルかと。
・それと・・・・相手が弱いというのと。
・技術的な完成度というよりも、メンタル的頭脳的に、"チーム"になっているのか、なろうとしているのかという、そっちの方の頼りなさを大きく感じました。
・なんか"練習"っぽいんだよねえ。"とりあえす"感というか。

続いてFC東京側。
・開幕戦では誤魔化せた結果が、この試合は誤魔化せなかったという、そういう試合かと。
・浦和がどうというより、単なるサイコロの目。
・楽あれば苦あり。禍福はあざなえる縄の如し。
・序盤の"攻勢"は、むしろ開幕相手の和司Fマリのそれとかに似て、とにかく、とりあえず、頑張って攻撃するぞという感じで、攻めれば攻めるほどなんだかなあという。(試合の風景としてね)
・3年目のチームのそれには見えなかったなんて嫌味を言うつもりはありませんが、今見ているものが今季やこのチームの流れ的に、どこに位置付けたらいいのかと言われても、よく分かりませんという。
・サッカーの試合だから、サッカーやりましたという感じ。
・それぞれに、やってる。
・浦和もはっきりしなかったしね。自分たちの"攻め番"以外はお留守なので、そこに上がり込んだという感じ。
・暑かったすか?(お互いに)
・それと開幕戦は"無失点なのが収穫"だったそうですけど、少なくともこの試合だけを見れば、「どこでどう止めるのかという意思のはっきりしない、守備の脆いチーム」としか言いようがないように見えましたが。
・それが"浦和を意識して平常心ではなかった"部分とかに、なるのかな。
・森重は・・・・"天才肌"なんでしょうか。
・雑というか、気まぐれというか、クリーンじゃないインターセプター?
・開幕戦は確かに、いいところを見せましたが。
・若いと言えば余りに若い。気は強そうですけどね。
・まあ、余り言うことのない試合。

「向上」させるべき"内容"を感じたのは浦和の方。
でも「サッカー」「チーム」としての根本の不安があるので、現在共に一勝一敗の(笑)この両者が最終的にどちらが上になるのかは、何とも言えません。
恐らく城福さんは、また一年かけて何かしら格好はつけて来るでしょうし。格好は。
ただちょっと、そろそろ改造慣れというか、モラル崩壊の可能性も無くは無い気はしますが。

なんかこう、ゴージャスな中位、という感じの両チーム。
大山鳴動なんとやらというか。


今晩は多分外泊。
明日ちゃんと帰って来ますけど。


色々、細々。
2010年03月10日 (水) | 編集 |
"つぶやき"ですらない。(笑)
格付けの基準はよく分かりませんが。


「岡田ジャパンとオリヴェイラジャパン?」J1第1節 鹿島-浦和(2-0) (Blog版「蹴閑ガゼッタ」)

ぶっちゃけ、浦和は昨年から進歩してないと言うか、悪い岡田ジャパンを見ているような感じで、とにかく前線の選手が狭いスペースでパスを回そうとしているんだけど、連携が足りないせいかバックパスやツータッチパスが混ざって結局時間がかかるだけの攻撃になってしまっている。


似た見解と言えば似た見解ですが、岡田ジャパンの、更に悪い版なのか。(笑)
どちらかと言うと(標準的な)岡田ジャパンだったら、少なくとももうちょっと行ってから詰まってたというか跳ね返されてたというか、そんな感じはしなくはないですね。それがレッズと比べて"いい"のかどうかは、何とも言えませんけど。
レッズの方は早めに失敗を予感して、立ち往生というか"フリーズ"(または空転)してるような感じで、それを指して"ロボット"とか僕は言ってたわけですけど。

実際岡田ジャパンとオリヴェイラ鹿島がガチ勝負したら、どんな感じになるんでしょうね。
幸か不幸か選手もほとんどカブってないし(笑)、見てみたい気はします。
このレベルではそんなに岡田ジャパンも馬鹿にしたものではないと僕は思いますが、仮に鹿島が快勝したとして、ざまあ見ろと思う人は今なら多いとは思いますが、それとて別に、今後の日本(代表)サッカーにとって明るい展望を拓くものではないんですよね。よほど意図的な強化をしない限り、代表サッカーが鹿島の方向に行くとは、行く必然性があるとは、とても思えない。

鹿島的要素や鹿島的成熟を加えるのはいいと思うけど、ベースにするには余りに強者のサッカーという感じがしますね。
鹿島は鹿島。
まあ"オールスター"サッカーをやるだけなら、確かにオリヴェイラでいいと思いますけど。


闘莉王、連勝宣言!“天敵”撃破で「勢い乗る」…名古屋 (報知)

名古屋の日本代表DF田中マルクス闘莉王(28)が、13日の川崎との“天敵”不在のホーム開幕戦で連勝を誓った。「優勝を目指す上でガンバに勝ったことは大きい。次の川崎に勝てばさらに勢いに乗れると思う」。大雨の中、9日の2部練習で闘志を燃やした鉄壁リベロは言葉に力を込めた。


記事の内容がどうというよりも、タイトルを見て、「闘莉王何を言ってんだろう」と思ったということです。
開幕戦負けたじゃないか、きっちりと。鹿島に。巻き返しに連勝!!という意味?
・・・・そうです、ここまで結構長い時間、闘莉王が名古屋の選手だということに、全く気が付かなかったという、そういう話です。(笑)

寂しいよお。違和感あるよ。
結局ギドと闘莉王の存在感が、僕の青春・・・・いや、赤春だったんだなと。
理屈じゃあ、ないんだよね。
まあ未だに本気で「ラモス」「哲」(or「カズ」)と繋げてしか、"ヴェルディ"を愛せないらしい人をたまに見かけますが、今に僕もその類か。(笑)
いやあ、両山田とかも、それぞれに大好きは大好きですけどね。

若手に切り替えるなら切り替えるで、さっさとやってくれれば良かったんですけど、結局中途半端というか、まだらな感じだからなあ。必ずしも、フィンケのせいではないですけど。


寿人“トリックPK”は反則だった…審判処分へ (スポニチ)

6日の広島―清水戦で広島のFW佐藤が“トリックPK”でゴールを決めたことに関し、日本サッカー協会の松崎康弘審判委員長は9日、“誤審”を認め、担当した審判団を処分することを決めた。

問題のシーンではDF槙野がボールを置き、笛が鳴ると同時に佐藤が蹴ったが、競技規則第14条の「PKを行う競技者は特定されなければならない」に反していることから、J1実行委員会に出席した松崎委員長は「槙野がキッカーとして特定されていた。佐藤は罰されるべきだった」と説明。今後は当該試合を担当した岡部主審ら審判団の試合割り当てを停止し、研修を受けさせることになる。


ああ、そうなんだ。
良かった、知ったかぶりしてネタにしないで。(笑)

選手が罰せられる、または得点が取り消される方向に話が行ってないのは、要するに他の数々の"見逃されたファウル"と同じ扱いということですかね。
そうなのかも知れないけど、"止め"プレーの極致なので、なんか違和感ある。
改めてPKだけやり直して・・・・入ればいいけど、外したら大変か。(笑)

究極に"止まった"プレー、つまりレギュレーション系の"ファウル"(選手の登録とか)だけが、取り消しや事後的処罰の対象になると。


今週末も楽しみですね。・・・・トトBIGが。(笑)
見れないんですよ、多分。週明けまで。

6億当たったら、6・・・・百万くらいはヴェルディにあげようかな。
え?ゼロが足りない?(笑)
いやあ、だってさあ。数十年に渡って経営に関われる額ならともかく。せいぜい一年分ですからねえ。
ならば人生優先。あと猫と。

無駄な話を(笑)。こんな真剣に。


G大阪-名古屋、鹿島-浦和
2010年03月08日 (月) | 編集 |
都合によりやっぱり書きます。順番は見た順です。
今年は"J2ライブセット"で通そうかと思っているので、ただで見れる(笑)J1の試合は、極力見て行こうかなと。かえって観戦数増えるかもね。では。



ピクシー監督復活?!

J1第1節 G大阪 ●1-2○ 名古屋(万博)

まあ、普通にトップリーグの強豪どうしらしいエンターテイメントは、ある試合でした。


名古屋についてはついこの前の天皇杯準決勝の時は、「小さめの局面のパスワークからインサイドアウトに作って行くようなイメージが余り無い」ので、"流行りのバルサ風4-1-2-3"は無理があるんじゃないか、「シンプルにワイドにフィールドを使うゲームメイク」という、ピクシーのチームの良さが消えてしまうんじゃないかと疑問を呈しましたが、どうも杞憂に終わりそうというか、もしくは完全に的外れ(笑)だったかという感じ。

この試合の名古屋が見せたのは、ケネディが真ん中にいることがいかにも自然な(笑)よりトラディショナルな"3トップ"の、サイドを徹底的に効率的に抉って中で勝負するそういうサッカーで、「シャビ・イニエスタ」的なインサイド(のゲームメーク)に焦点を当てたものでは全然なかったようで。
実際にインサイドを務めた小川とマギヌンと、ウィングの片割れ金崎の3人は、言ってみればその3つのポジションの誰がどこをやっても務まるようなそういう顔ぶれだと思いますが、その中で若い新加入の金崎がより自由度の高いウィングを務めて、一方でよりチームで年季のある小川とマギヌンが堅実にインサイドを務めたところに、今のやり方の重点と言うかニュアンスが表れているような気がしないでもないですが、考え過ぎかも知れません。
・・・・つまりタイプ的にはもし金崎がインサイドを十分なクオリティで務められれば、「シャビ・イニエスタ」的なものに近付ける可能性も少しはあるわけで、そういう狙い含みで獲ったのではないかとも、思っていたものですから。

実際には金崎は、ウィングの"自由"を思い切り謳歌して、持てるスキルをかなり前向きにチームの中で活かすことに成功していたわけで、これだけ見ると単純にその為に獲ったようにも見えるわけですが、しかしじゃあ小川やマギヌン、特に小川が本来的にインサイドの選手かと言えばとてもそうは思えないわけで、つまりこの日の布陣が最初から理想形としてイメージされていたと考えるのもそれはそれで無理があると思います。
更に細かいことを言えば、天皇杯準決勝の玉田のスターティングポジションは"右"のFWで、それに対してこの日は"左"、左利きのドリブラーである玉田がこのどちらに入るかは、多分に布陣のニュアンスを左右すると考えられるわけで、つまりは同じ「3トップ」「4-3-3」という大枠の中ですが、ビクシーの構想が一直線にこの日の形に向けて進んだわけではないのではないかと、それこそバルサ的なそれに憧れや色気を見せつつの、名古屋の現実での落とし所としてこの試合のチームがあるのではないかと、そう一応僕は考えていますがどうか。

ともあれ結果的に出来上がったものを端的に表現すると、要はオリジナルピクシー名古屋が持っていた「ワイドでシンプルなゲームメイクと効率的なサイドアタック」という持ち味の別ヴァージョン、より前向きに言えばケネディや玉田・金崎の特徴を分かり易く活かしたパワーアップ型と、そう言っていいのではないかと。
・・・・本当に"アップ"してるのかどうかは、実はまだよく分からないんですけどね。確かに3トップを中心とした攻撃には迫力を感じる瞬間があった、しかし少なくとも初年度のピクシー名古屋の一番"怖"かったところは、むしろ中盤の広角なボールの動かし方の捉え難さ、視線を切られる厄介さの方にあったように思うので。これくらいでは、まだいいとこどっちを取るかというレベルではないかと。

まあ実際には、その初年度の持ち味が慣れられた、あるいはチームとしての緊張感を失った行き詰まりから、こういう変更をしたわけでしょうから、今はただただ、新しいやり方のプラッシュアップに務めているだけでしょうが。

ガンバについては・・・・特にありません(笑)。平井眠れないだろうなあとか、それくらいです。



"大人"と"子供"というよりも、"玄人"と"素人"の試合。

J1 第1節 鹿島 ○2-0● 浦和(カシマ)

冷静に見れば浦和にもいいところがあったんでしょうが、あんまり見る気になれません。


まあ何といいますか、フィンケをサッカー的に支持している浦和サポは、岡田ジャパンも同じように支持するべきだと思います。
そういうチーム、そういうサッカー。

どっちも広い意味での「接近・展開・連続」で似てる、あるいはもっと端的に、ショートパスでの打開へのこだわりと過激な運動量(に依存した守備)主義という特徴が似ているという話は去年から何回もしていましたが、何かもっとより本質的に、「サッカー」とその"常識"や"道理"への態度がそっくりだなと、否定できない不快感を伴って思うようになりました。

「独創的」なんじゃなくて「素人」なだけだと、岡田監督についてはほとんどの人が認めるでしょうが、フィンケについてももうあんまり(岡田監督と)区別する必要を僕は感じなくなりました。・・・・出来ますよ?区別は。やろうと思えば。例えばパスによる意図的な崩しの組織化については、少なくとも差がありますし。
でも根本の部分で常識や道理を軽視している、岡田監督の場合は自分だけ"抜け道"を通ろうとしていて、フィンケの場合は自分だけが(汚れた世界に対して?)良心的だと、自分の教義を世界と代替しようとしているという、そういう違いはありますが。

良くも悪くも現実感覚の発達した人であるブッフバルトが、なぜフィンケ(の浦和監督就任)についてあれほど感情的に否定的だったのか、今はよく分かる気がします。決して頭越しに話を進められて、メンツを潰されたというだけではなかった。単に嫌いなんでしょう(笑)。不快というか。サッカー人として肌に合わないというか。それが自分の築いたチームの後任に来るという、その抵抗感。
かの祖母井氏はオシムと並べて、フィンケを「一緒に仕事をしたい人」と挙げていたそうですが、表面的な特徴だけ見て何か勘違いしてるんじゃないかと思います。オシムに失礼というか。

オシムも確かに独創的なパスサッカーの人ではありますが、それは道理を極めた達人が論理的帰結を純化した贅沢な冒険であって、素人やアウトサイダーの怖いもの知らずの噛み付きではないわけです。
人間的にはどうだか知りませんよ?オシムにも狂気や夢想的な部分は多分にあって、それがオシムの仕事のモチベーションの一部を形成しているだろうとは確かに思いますが、しかしそれ以前にオシムは"玄人"であって"サッカーの人"であって、変なやり方で一発逆転、サッカーに復讐する負い目や必然性はないはずです。

まあね、同じ持ち味を、岡田監督にしろフィンケにしろ、もっと好意的に見ていた時期、あるいは見るアングルは僕も持っているわけで、あんまり偉そうなことは言えませんが。とにかく今は、一言で言ってうんざりしています。彼らのサッカーの張りぼてぶりに。
人間的な動揺や"日本人"としてのある程度仕方の無い条件のある岡田監督の方が、まだしも同情・共感する気持ちは残っていますが。いつ見ても何の変化も起伏も感じられない、自分用の論理を疑う感受性も無いように見えるフィンケに対する不快感は、ちょっともう僕は限界です。この年明け初戦の"継続"感には、ノックアウトされました(笑)。ある意味凄い。頑張って下さい。

少しだけ普通のチーム批評を試みてみると、この1試合だけ見ても、どうにもチーム編成が機械的というか、机上の計算だけで本当の意味で"効果"がイメージされていないというか。そういう精神活動の領域が無いというか。
後半の交代策の無理矢理ぶりには各所で批判がなされていますが、それ以前に柏木の使い方、チーム内の位置づけ方なんかも、どうもピンと来ない。柏木自体はなかなか立派なもので、ひょっとしたら本当にレッズを立て直して牽引するかも知れない(今のテンションが続けば)可能性を感じなくはないプレーぶりだったと思いますが、この日の位置づけ(3枚の攻撃的MFの1枚、ポンテの外側)だと、積み重ねた歴史を考えれば結局"ポンテのチーム"の飛び道具系パーツの一つ、要は去年の梅崎や原口の代わりでしかなり得なくて、何か非常に勿体ないなという感じがします。
"ゲームメイカー"という、梅崎や原口にはない柏木の特徴が、ほとんど活かされていない。

確かに山田直輝はどこに置かれても、ポンテと共存しながらいきなりゲームメイカーとしても機能しましたが、あれは生え抜きでもある山田直輝の、特殊で破格な連携力の賜物の特殊な事例なので。せっかく柏木を使うなら、開幕からあれほど好調なら、むしろ「柏木のチーム」にすべきだと思いますけどね。必要ならポンテも外して。
それでこそチームの刷新の大いなる可能性が・・・・とは言っても、実際にはフィンケは"刷新"の必要を別に感じていない、単に個々のパーツの性能アップだけが問題だと考えているんでしょうから、意味の無い意見でしょうが。"チーム力"も、あるいは試合中の"攻撃力"も、機械的な組み合わせと足し算で事足りると。

一言で言って「感情」とそこから来る想像力みたいなものが、欠落しているんですよね、フィンケのチーム作りには。そりゃトゥーリオとは断固として合わないわ(笑)。トゥーリオの言い分の一つ一つが正しいかどうかは知りませんが、何はともあれどんな理由を付けてでも、出て行ったんじゃないかなと。(笑)


と、いうわけで、とても仮初めにも「浦和ファン」という立場から書くのは不可能な心境なので、当座避難・脱走することにしました。
よその試合について書いて"他サポ"が気分を害するのは仕方ないけれど、応援前提の"身内"に喧嘩売る気はない。そこらへんのニュアンスを、汲み取っていただけると。
書いてる人は同じですけど。(笑)

いやあしかし、前半の"ロボット"ぶりは酷かった。見てはいけないものを見たような気持ちになった。そりゃ鹿島は強いけどさあ。去年と比べても、これから差が縮まる過程にはとても見えなかった。
こんな浦和にも、やはり(長らく苦手とする)FC東京は勝てないのか。次戦、ある意味凄く注目。
正直、勝敗の予想自体はつきません。どっちもあり得る。(当たり前か(笑))