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人事往来
2009年12月17日 (木) | 編集 |
なんかドドドドと来てますね。


[ヴェルディ編]

喜山康平選手移籍のお知らせ(12/16)

ファジアーノ岡山に期限付き移籍していた喜山康平選手が、この度ファジアーノ岡山に完全移籍する事となりましたので、お知らせいたします。
●コメント
「この度ファジアーノ岡山に移籍する事になりました。小さい頃からヴェルディのトップチームで活躍する事を目指してやってきましたが、それができなくて残念ですし、応援してくれたサポーターの皆さんには申し訳ないです。ヴェルディで育ったという誇りは忘れずにこれからもやっていきます」


レオナルド選手期限付き移籍期間延長のお知らせ(12/16)

2009シーズン途中より栃木SCに期限付き移籍していたレオナルド選手の移籍期間を2011年1月31日まで延長する事となりましたので、お知らせいたします。
●コメント
「2009年、ヴェルディの伝統ある11番を背負う事を任されましたが、良いパフォーマンスが出せず本当に悔しかったです。栃木で成長して力をつけて、またヴェルディでプレーできるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」


喜山
"お前どこ中(ちゅう)だよ"の超早熟森本の陰に隠れて地味にトップ昇格したっ切り、ほぼ岡山の人として過ごして来た選手でしたが、毎年or思い出したように期待感が盛り上がる瞬間も決まってあった(笑)ので、やっぱり喪失感は結構あります。
ていうか好きなんですよね多分、基本的に。プレイヤーとして。それこそ森本に比べても。
"カズよりヤスの方が本当は才能がある"とか、ほとんどそのレベルの比較になってしまいますが。
上手い、オシャレ、何より"軽み"がある。現状少々、"軽"過ぎるのも事実でしょうけど。(笑)
「実は大黒と一番組み易いのは喜山じゃないか」とか、去年の"6連勝"(平本復権)前とかは密かに夢想してましたが。そういうなんか、繊細なタイム感を持ってそうな。(よく知りませんが(笑))
いつの間にか消えていた三原あたりに比べれば、望まれて行くのがはっきりしてる幸せなケースなのは間違いないでしょうが、こういうクラスの生え抜き"ホープ"を、ほとんど自分のチームで確認出来ないまま見送るのは、何とも辛いです。結構好きだった準一流馬が、種牡馬になれずに引退したみたいな。(?)
試してみたらやっぱり駄目だったかも知れないけど(笑)、でも試してみたいじゃないか。サッカーはブラッドスポーツじゃないのか?!(違うかも知れない)

レオナルド
いい奴。ごめん、"11番"つけてるの気が付かなかった。(笑)
そんなこと気にしてたのか。
今年も使いどころは、もっとあったと思いますけどね。
鳥栖の印象も強いし、さすがにあんまり"ウチの選手"という感じはしませんが、まあなんか爽やかな印象の選手。ちょっと短絡的ではあるけれど。
レンタル先で故障したにも関わらず欲しがってもらえるのはこれも幸せなことですが、にしては半端な契約なのは栃木の方の財政事情か。貧乏人どうしで事情汲み合ってる感じが、切ないですけど。(笑)
とりあえずそもそも複数年契約中ではあるのねというのと、ひょっとしたらクラブ中枢と何かコネでも?と勘ぐらせる、不思議な長寿。いつかフルに働くことがあるのかしら。

契約更新選手のお知らせ(12/17)

東京ヴェルディは本日までに、下記選手と2010シーズンに向けて契約を更新いたしましたので、お知らせします。
FW 飯尾 一慶 選手
MF 柴崎 晃誠 選手
MF 弦巻 健人 選手


晃誠がまだいてくれてホッというのと、弦巻がまだいられてホッというのと。(笑)
そして飯尾は"FW"なのねという。
いやあ、しかし晃誠。これでどうやら、"J2レベル"がキープ出来そうだ。


["元"ヴェルディ編]

浪速の黒ヒョウの夢は日本代表だった… (スポニチ)

元カメルーン代表のエムボマ氏が、日本代表入りの夢を持っていたことを明かした。
G大阪に加入した97年当時はまだカメルーン代表入りしていなかった上、日本が気に入ったこともあり「日本代表でW杯に出場することが夢だった」と打ち明けた。その日本と母国がW杯で対戦することになったが「私にとっては特別だよ。日本とカメルーンが1次リーグを突破すれば最高だね」と話した。


どわあ。
その発想はナカッタワ
ガンバ時代の反則ストライカーイメージだけだと、要はエメルソンやフッキ(もしくはジュニーニョ)が帰化するとかいう、そのテの身も蓋も無いというか他力本願的なアレでしかないですが、ヴェルディ時代に見せたマジカルポストプレイの方で考えると、どんだけ戦術的幅が広がったろうと立ちくらみがします。
この人とバルサ時代末期のクライフェルトのおかげで、僕の"ポストプレイ"に対する理解はそれまでと全く別物になってしまいました。
まあ97年ですから、加茂や岡田でどれだけ使いこなせたかという疑問は正味ありますが、帰化してしまえばその後もずっと使えるわけで、いずれは気の利いた外国人監督も来たはずですから。
ヴェルディにはオジーがいて良かったですよ、あの時。しつこいですが。(笑)
すんげえいい人なんですよね、エムボマ。あったまもいいし。カメルーンではエリート階級の出身だったりするのかなあ。

元日本代表MF戸田和幸を獲得…草津 (報知)

J2草津は17日、韓国Kリーグの慶南から元日本代表のMF戸田和幸(31)を獲得したと発表した。戸田はことし2月にJ1千葉を退団。その後、韓国でプレーしていた。


草津は実は金があるのか。
あるいはJ2ではどれくらいあると"金がある"と言えて、どれくらい無いと"ド貧乏"認定なのか。
段々基準が分からなくなって来ました。麻痺して来たというか。(笑)
みんな無い無い言いながら、隠してるのかしら。クラブも、企業も。(笑)
草津が獲るくらいならウチが獲りたいですが、今年はそれどころじゃないんでしょうね。


[無関係編]

無冠の責任感じて急転…関塚監督が退任

川崎Fは16日、関塚隆監督(49)の今季限りでの退任を発表した。
関塚監督はJ2時代の04年に就任。同年J1昇格を果たし、その後はJ1で優勝を争う強豪に育て上げた。昨年4月に体調不良のため辞任したが、今季から復帰。ACL、ナビスコ杯、リーグ戦で好成績を残しクラブから続投要請を受けた。
指揮官自身も続投に意欲を持っているとみられていたが、12日の天皇杯準々決勝でJ2仙台に敗れてから急転。タイトル獲得失敗の責任を取り、この日クラブ幹部に会って契約を更新しない意向を直接伝えた。


"責任"を問われる立場かはともかく、個人的には高畠さんで十分代わりが務まっていた状況であっさり元サヤに収まった方に違和感があって、それで特に新しいコンセプトも無いまま、よく盛り立てたよなとはとりあえず思っています。ただ「先」は確かに無さそうですけどね。
忘れていましたが元々は鹿島畑の人で、でもフロンタでやっていたことにそういう臭いは全然無くて、面白いもんだなというか、あるいは憲剛の影響力が大きいのかなとも。"小笠原""憲剛"の違いですよね、ある意味あの2チームの違いは。そのまま。

「ビッグクラブで成長を」柏木が浦和移籍 (スポニチ)

広島のMF柏木陽介(22)が来季、浦和に移籍することが両クラブから発表された。15日に22歳の誕生日を迎えた柏木は、さいたま市内で橋本社長、フィンケ監督と話し合いを持ち、正式契約を結んだ。
今季33試合8得点を挙げたレフティーは「日本で一番大きなクラブに身を置き、その中でチャレンジをすることで自分自身を成長させることができると考えました」とコメントした。


ビッグクラブ。
ヴェルディの"名門"と同じでただの外交辞令というか、他に言いようが無いのかも知れないですけど、今の浦和が広島よりいい環境または"上の"環境だと言える部分は、純然たる経済と規模以外ではなかなか難しいものがありますよね。増して梅崎の先例もあるわけですし。
取りあえず・・・・金崎と移籍先逆のような気もするんですけど。柏木自体は多分名古屋でも浦和でもそれなりにやるでしょうが、金崎の適性はストレートには浦和の方が、ずっと向いている感じがします。単純に言えば"トップ下"があるということですけど。一人一人のプレー選択の幅も。
サイドで出来る、レフティでスピードもよりある柏木が、名古屋に行った方が、"シャッフル""玉突き"としては、無難かと。(笑)
幸か不幸か(梅崎は)現在また長期離脱中ですけど、蓋を開けてみたら梅崎と柏木が出場機会を潰し合うとかなったら、最悪ですね。
梅崎もね、それこそ名古屋の方が。あれも相当に筋悪の移籍でした。しかもおおかたの予想通りだったし。


"往来"と言いつつ、ウチに"来る"話が一つも無いことに、今気付きました。(笑)
林の件は、まあ。


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褒められるヴェルディ
2009年12月11日 (金) | 編集 |
蘇る金狼みたいですね。(語呂が)
そのココロは・・・・"蘇るヴェルディ"?
いや、そんなことが言いたいのではなく。

たまたま、ほんとにたまたま同じ日に、過去のヴェルデイの試合を他サポが好意的に取り上げているのを立て続けに見つけたので、紹介。


『Jリーグ史上最高のゲーム』について考える。 (サッカーコラムJ3 Plus+ さん)

① コンサドーレ札幌 - サンフレッチェ広島 (2002年11月30日)
② ジュビロ磐田-ジェフ市原 (2003年7月20日)

と並ぶ"③"として、湘南ベルマーレ-東京ヴェルディ (2007年9月10日)が、ブログ主さんの考える『最高のゲーム』の一つとして、挙げられています。ありがたや。

しかし・・・・・。覚えてない!!(笑)
結構詳しく試合経過とかも書いてあるんですが、さっぱり思い出せません。
まっこと人それぞれだということですな、『最高のゲーム』なんて。

一つ言うとすれば、'07のチームというのは「フッキ」(とディエゴ)の個人能力のエゲツなさと、しかしそういう相対的に卓越した個人能力を擁したチームが、色々な経緯で堅守速攻に徹した、そのこと自体の結果的な更なるエゲツなさに何と言っても特徴があったので、印象に残るとすればそれがハマって圧勝した試合か、あるいは試合経過がどうとかではなくて、とにかく個人能力が爆発したその一瞬か。
いずれにしても、ここで紹介されているような双方いいところを見せて1-1の引き分けに終わったとかいう、そういう品のいいケースではないと(笑)、そういうことは言えるかも知れません。僕の立場からは。

まあ元々僕は、競馬でもサッカーでも、叩き合いの好勝負とかよりも誰か/どちらかの圧勝劇の方が好きな人ですけどね。それこそホーリックス-オグリキャップくらいですね、叩き合いで好きなのは。それはともかく。

参考の為に当時の自分の試合評を眺めてみますと・・・・。なるほどね。
・4-5-1へのシステムチェンジ2試合目 で
・左サイドハーフが1試合目の「大野」から「飯尾」に代わった初めての試合
つまりはその後の快進撃の基本形が固まった試合だったわけですね。

そりゃまだ「圧勝」は出来ねえわ。ただただ、「おお、ヴェルディが堅守速攻やってる」と、アワアワしている段階。(笑)
ここからその"堅守速攻"の基本形(と勿論フッキ・ディエゴの個人能力)に、特にサイドでのヴェルディの"DNA"が活きた細かい崩しが組み合わさって、歴代でも屈指の「無双」チームが誕生するわけですね。


広島と似たサッカーをしていたヴェルディ (ヒュームのサッカー学習ノート さん)

こちらは2004年後半のオジー・ヴェルディ(10/23 対清水4-0)が、今をときめく(?)ペトロヴィッチサンフと似ているという、そういう指摘。行き届いたことに、動画つきですので、ご覧あれ。まだ"2ndステージ"ってものが、あった時代ですね。
これも実はピンと来るほど覚えてなかったですし、一瞬意表を突かれました。

時期としては、要するにオジーの2年目で、1年目の4-4-2が特に守備面で上手く行かなくなって、スウィーパーつきの3-5-2にして、それでもそんなにチーム状態が良化も安定もしなくて、次どうすんだろうと思っていたら今度はプレッシングとか始めて、それに引っ張られる形で人が動き出してパスが前向きに回り出したけど、まだ確信は持てなくてこの後に来る天皇杯制覇なんかも、全然予感はされていない、そういう時期。(参考)
あ、伝説のナビスコ準決勝FC東京戦(0-2の10人から追い付いたけど再度突き放されて負け)は、この少し前(10/14)です。その後にリーグ大分戦の勝利(僕は見ていない)を挟んでの、試合。

メンバー表は分かり難いですが、中盤はコバ1ボランチでその前に大悟と平野、右に山卓左に相馬、林健太郎は最終ラインに入ってます。
動画の方は、そこから平野に代わってウーゴが投入された、75分以降のシーンからですね。ということは、スタメンのやり方から更に前がかりになってる状態か。

"広島に似ている"という賛辞は、言われてみればああそうか、とは思うんですが。(笑)
3バックで、ボールサイドにやけくそのように人数をかけたスピーディなパスサッカーで、守備はかなり尻軽だけどとにかく小気味良くボールが回って、前の選手が動き回って作ったスペースに後ろからどんどん人が入って来てという、そういうサッカー。みんな上手いけどこれといった「司令塔」がいないというのも、似た特徴か。まあボランチの位置に求められるものは、大きいですけど。

それを今の広島と結びつけて考えたことが無かったのは、"パス"以前に"プレッシング"、ランニングの衝撃、ヴェルディの伝統の中での違和感が大きくて、それに比べればパスなんてものはそりゃ回れば回るさ程度の感覚だったからですかね、多分。
それと・・・・、このチーム自体が、その後の天皇杯制覇という結果も含めて、なんか「幻」みたいな孤立した印象だから。(笑)
でもまあ、言われてみれば。ヨネ、林、ウベダの3バックとか、こんなのペトロヴィッチかオジーくらいしかやらなそう。(笑)

ペトロヴィッチは二言目には"オシム"との繋がりという話によくなりますが、オジーには特にそういう色は無いし、何か理論があってやってるというよりも、サッカー人としての"魂"的な共鳴、一致でしょうね。
逆にもう少し理論があれば良かったというか、あるいは翌年更に時間をかけてかつワシントンに邪魔されなければ、例えば今の広島くらいの完成度は、獲得することが出来たのか。どうでしょう。

惜しいチームではありました。実際のところ、今オジーはヴェルディサポの中でびっくりするほど人気が無い感じですが、ペトロヴィッチももしあの時降格させてそのまま去っちゃっていたら、ほぼキワモノ扱いだけで終わっちゃってたでしょうしね。


そんな思い出話。お二方どうもありがとうございました。


ナビ杯'09決勝 FC東京-川崎F
2009年11月03日 (火) | 編集 |
リアクションは美しい。

ナビスコカップ'09決勝 FC東京 ○2-0● 川崎フロンターレ(国立)

贅沢は敵だ。


それが証拠に、点を取ったのは坊主2人(米本、平山)じゃないか。
・・・・なんてアレはともかく。(笑)


前半のFCはほんとに美しかったと思います。久々にドキドキしました。
それがどういう種類の"ドキドキ"かというと、'06~'07年途中くらいまでの、浦和レッズに僕が感じていたときめきに近いもの。・・・・え?嬉しくない?あ、そう(笑)。それは残念。

とにかく僕にはそう感じられました。
やるべきこと出来ることが整理され尽くして、それについての各々の覚悟がきちんと定まっていて、凌ぐ、寄せる、奪う、繋ぐ、展開する、仕掛ける、狙う、そして切り替える、全てが゜淀みなく、かつ思い切り良く行われて、成功しても失敗しても、納得感がこの上ない。
僕が行け!!と思う時にちゃんと行ってくれるというか。そして実際、成功率も高いし。FCの選手の行くところ、ちゃんとそのやろうとしているプレーに相応しい、スペースが用意されている。

"リアクション"だからだ、とは、言われるかも知れません。こうしたことが可能になったのは。
選手が揃わずにやや苦し目のチーム状況と、一方で好調の相手関係から"劣勢"という戦前の予想により、まず受けて凌ぐことを優先した/それに集中したそういうチーム事情を前提としての。やることが限定されて、整理されたからだと。災い転じて・・・・という。
それはそうだとは、思いますけどね。結果として「カップ戦」らしい勝ち方には、なってるのかも知れない。そう言えば去年の勝者は、大分だし(笑)。それはそれとして。


ともかく僕は、こういうのを美しいと感じるということです。ときめくと。(笑)
何に?うーん、"大人の魅力"にかな。
僕が考える"大人"とは、やることやるべきことを、世間体や一般論やモラリズムからではなく、自分で決めて、自分で引き受けて、やり切って、そして出来れば、やり切った瞬間に忘れる人かな。(笑)
いわゆる「立派な社会人」とは、少しずれるかも知れない。別に社会性を否定するわけではないんだけど、ただその"社会性"行動が「社会性」という価値の評価期待や、「立派」さそのものに大きくモチベートされていると、やっていることの効用のいかんに関わらずげんなりする。いい大人が、人に褒められることを期待してどうする。そんなのは子供時代にすませておけ。まだパパママ先生の顔色が気になるか。

まあ結果として褒められてしまうことも、それが予想できることも少なからずあることはありますが。そこであんまり逆らうのもあれですけど、結構逆らうかも(笑)。でも実際、褒められるのは危険ですからね。褒めてる人や、その人がいる場所に、気が付くと自分も絡め取られるというか。目的地はそこじゃなかったろ?振り切って、行くべし。・・・・話ずれました。

つまり何が言いたかったかというと。何ですかね。
"カウンター"という戦術が優れている、ということを言いたいわけではなくて。ま、実際優れてはいるんですけど、ある種の効率性において明らかに。
そうではなくて、「いいサッカー」とか「美しいサッカー」とか、「自分たちのサッカー」とか「スタイル」とか、「パスサッカー」とか「ポゼッション」とか「アクション」とか、それが"そうだ"というだけで褒められてしまうような、そういうモラリスティックなカテゴリーから離れる、漏れる(笑)ことによって、言い訳や「偏見」と無縁になることによって、その場所で活動することによって、初めて見えて来るサッカーのシンプルな理がある、感じられる"真"がある"実"がある、出会える「サッカー」があると。そうしてサッカーと出会いながら対話しながら活動している、そういう様に僕は最も簡素な美を感じると、必然性の働きを感じると、そういう話です。

別にどんなスタイルでもそれは可能なんですけど、褒められる"危険"(笑)が大きいところではそれは格段に難しくなると、特殊な洞察力と自分の緩みを見張り続ける注意力が必要になると、だから滅多に成功例を見ないと、そういうわけです。
チームとしての「成功/不成功」もそうなんですけど、同じチームの一つの試合や一つのシーズンの中でも、凄くぶれが大きくなる。あの時だけは良かったけどという、たいがいそれくらい。

ていうかさあ、サッカーくらいじゃないかなあ、そんなことないか。強い方に、「能動」や「仕掛け」や「チャレンジ」が恒常的に求められるのって。「横綱相撲」は"受け"と、相場が決まってるんじゃないの?普通。
それを更に上回る"超"王者の夢は夢として、普遍的にあるとしても。普通の王者強者は受けでしょう。泰然自若でしょ。駄目もとで足掻くのは弱い方、挑戦者の方でしょ。少なくとも、「観念」としてね。


ま、よそのチームどうしの試合なので、内容とかはこれ以上あんまり。ノーコメント的な。
でもあれですね、去年からスタイルや選手は結構入れ替わりながら、ここに至って城福FC(クラブ名みたいだな(笑))には、独特の凝縮したものが、感じられましたね。それがどこまでカップ戦(決勝)ならではのものなのかは、よく分かりませんが。
全くフィットしていなかった平山や、ボランチとしての適性や資質を疑われ続けていた梶山の、結局はオーソドックスな位置づけでの妙に落ち着いた機能ぶりが、象徴的だと思いますが。福さんの"一念"が通ったなという、そういう印象。

トータルの一貫性は実はそんなにきれいではないし、結構常に突っ込み気味で危なっかしくはあるんだけど、とにもかくにも「本気」で、やり切るというそういう人。こっちが投げてからも寝てる間も(笑)、黙々とやってるというか。「集中力」と「持続力」の、両方を持っているというか。
効率は今いち良くないようにも見えるんだけど、近道を探さないのが近道みたいな。途中だけ見てると、どこ行ってるんだろう?みたいな感じもするんだけど(笑)。ともかくもほだされるでしょうね、選手は。ウザい時もあるかも知れないけど。(笑)・・・・とにかくそういう、"凝縮"感。"今"感というか。

それに比べるとフロンタは、なんというか、結局スペックでやってるだけじゃんという、そんな印象はあります。選手の、戦術の。
それなりではあるんだけど、いつ見ても。後は好不調と時の運。
意外と"ビッグクラブ"型というか。無冠だけど。(笑)
・・・・ごめんなさい(笑)。でもその"好不調"の大きめの波に、周りが振り回される場面も多々あるので。


しかし"多摩川クラシコ"だそうですが、なんかこの試合などは、讀賣(≒フロンタ)と日産(≒エフシー)みたいなマッチアップに見えないことはなくて、長くやっている内にそんな形で落ち着いたりとかは・・・・しないか、別に(笑)。余計なこと言いました。

FCも勝ったはいいけど、じゃあこれから、来年以降、どういうチームになって行くのかとかは、今いち見えないような気がしますが。例えば"ムービング"と"リアクション"が融合されて新たな次元に・・・・とか。そう分かり易い話でもないような。どうやら「守備の仕方」は、今年一年を使って練習して来てはいるようですが。
選手の資質としても、ほんとに「両方」感じるんでね。真面目さがどちらにでも、出得るというか。"タイトルを取った自信"をあえて言い立てるほどには、元々の状態・自信も、そんなに低くはないと思いますし。リーグ戦のならともかく。変わるのか。また同じようなレベルで、推移するだけなのか。

むしろフロンタの方が、そういう意味では変わる可能性があったかも知れませんが。負けちゃった。(笑)


よしっ。
2009年10月04日 (日) | 編集 |
色々とよしっ。

小野氏、福岡の来季監督就任へ…協会技術委員長は今季限り退任(報知)

日本サッカー協会の小野剛・育成担当技術委員長(47)が今年限りで退任することが3日、分かった。来季から福岡の監督に就任することが濃厚。小野委員長は06年8月に技術委員長に就任したが、今年2月から育成担当に回り、日本代表の戦力分析、選手招集の調整などは原博実・強化担当技術委員長(50)が担っている。
(中略)
来季から再びJの現場に戻ることが濃厚で、現在J2で13位と苦戦する福岡では、篠田善之監督(38)の後任として小野委員長を有力候補に挙げている。


しかしなぜ福岡なんだろう。どっちからの話なんだろう。
本人の出身は千葉だけど(Wiki)、広島監督時代に何か縁が出来たんでしょうか。(地域的に)

広島時代はJ2からということもあって(当時ヴェルディはJ1(笑))、ほとんど見てないんですよね僕は、実際には。
楽しみ。
上手く行っても行かなくても、サッカーの(戦術の)「今」を計る、僕にとっての良い資料となってくれそう。


palopさんは、何となく”再会”ですね。(笑)
私信。
ヴェルディネタだと思った人ごめん。(笑)


ブログの海へ(富山編)
2009年08月19日 (水) | 編集 |
レアンドロ戻って来たそうで。ならばますます・・・・

久しぶりです。Jサポブログ探訪。
最後にやったのは・・・・約2年前ですね。前回J2時の(草津編)
いよいよ第3クール、予定ではここから怒涛の巻き返しでJ1に駆け上がって、その後2度とJ2に下りて来ることはないはずなので(笑)、先方の事情によっては史上最後の対戦になる可能性も無くはないクラブがいくつかあるので、今年の内にやっておきます。(それが”ますます”の意味(笑))

まず今季参入組の出世(?)頭富山ですが、いつも使うJ.B.アンテナは’08年仕様で止まってるので、さっかりんを元に。

ふむ。総体としては、クラブの規模の割には、充実しているというか盛んな気がします。
なんかあるんですよね、空気感が。クラブごとに。
特徴としては、なぜかYahooブログが多い(笑)というのと、余りはっきり言うとあれですが、表示されているヒット数の割りには、コメントや拍手の数がやたら多い。
横のor心理的繋がりが強いんだろうなということが、窺えます。あるいはコミュニケーションの垣根が低いか。お国柄、なんでしょうが(笑)。知りませんが。

まあヴェルディは特に、そこらへん薄い方ですからね。僕の経験上から言うと。
薄いのか、仲が悪いのか(笑)、結構両方だと思いますけど。互いにすくみ合ってるイメージ。
ブログの数自体は多いんだけど、どうも「盛ん」という感じがしない。
ま、いいですけど。(笑)


カターレとサンダーバーズ応援記録 (ナカちゃんさん)

”サンダーバーズ”とは、プロ野球独立リーグの「富山サンダーバーズ」のことです。
監督鈴木康友って、ああ、あの巨人の、なんか凄く”大物”っぽかったけど結局よく分からないままだった内野手の。

なんか凄く文章のリズムがいいというか、淡々として味のある人だと思います。そんな突飛なことは書かないんだけど、一つ一つの意味がしみて来るというか。・・・・なんだかんだ、そういう基準で選ぶことが多いですね僕は。
”風の盆”って、富山の祭りだったんですね。ケーブルで見るというのが、逆に凄く地元民トークという感じがします(笑)。それ以前に中継してるというのも。
淡々とした敗戦の弁が、是非読みたいですね。(笑)


彩雲 (わん2さん)

彩雲(さいうん)。
太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象。瑞雲、慶雲、景雲などともいう。(Wiki)
こちらも何か、趣の深いタイトルですが、内容も期待(?)通り。

前節の福岡戦のエントリー1つとっても、「福岡さん」「水戸の村松」「工藤選手のFKは見事の一言」と、対戦相手についての言い方がひとつひとつやたら丁寧で、最初ちょっと笑ってしまいました(笑)。別におかしくはないんですけどね。
それは当然味方/自分のチームに対してもそうで、選手を讃え、サポを讃え、でもそれが単に”当たり障りの無い”という風には見えなくて、ほんとにそういう人なんだなあ、品がいいなあと。それで書くべきことはちゃんと書いてあるし、ありそうで余り見かけないスタイルだと思いました。

やっぱ富山って・・・・。柳沢(現京都)にガメつくやれというのは、どだい無理だったのか。(笑)


すずぶろぐ (すずけんさん)

ちゃんと普通に、Jサポっぽい人もいます。(笑)
て、この流れだとあれですが。(笑)

ガーッとテンションアゲアゲっぽく書いているようで、でも背後にはちゃんと冷静さというか、大人があえて性根据えてみたいな、そういう落ち着きみたいなものが感じられて、読みやすいです。
それが”熱い”物言いの説得力というか実感性にも、繋がっているという。
・・・・僕はこういう書き方は出来ないんでね。軽く憧れます。
タンカを切っても、何となく粘着質な僕。(笑)

こういうのとか、短いんだけど、なんか伝わって来る。そういう試合だったんだろうなあと。見たような気になる。(笑)


こんなところで。
多分来年も、お付き合いすることになるでしょうけど。(あれ?)


ゼロックスショートコメ
2009年02月28日 (土) | 編集 |
ああ、サッカーってどう見るんだっけ。(笑)

’09ゼロックススーパーカップ 鹿島 ○3-0● G大阪(国立)

風邪気味だったというのもあります。・・・・ガンバも?(笑)


・毎年妙に楽しみなゼロックスですが、今年は鹿島対ガンバという、今Jリーグで考えられる最もフレッシュ感の無い組み合わせでどうなることやらと思ってましたが、こうなることに。
・まあベテラン大関どうしというか。横綱は不在だな。
・増してそれで勝ったのが鹿島となると、そうですかとしか言いようがない。
・「鹿島の勝利」というのは、Jリーグに関するニュースの中ではすなわち”無風”の別名でもあります。
・まだ(強かった頃の)浦和の勝利なら、「また勝ちやがった」という”感興”を呼び起こしもしたと思いますが。
・負けてナンボの鹿島アントラーズ。(いやいや)
・真面目な話、余りに完璧に”Jリーグ”に適応しているので、逆にそれ以外の環境での戦いが上手く行かないとか、そういうこともあるようには見えますが。今年はどうなんでしょう。

・対するガンバは、チームというよりは”ソフト”という感じなので、舞台が変わればそれなりにその都度組み替えて何とかする柔軟さは、鹿島よりはあるとは思います。
・気分が変わると思い出したように強くなる(笑)。割りと読めないチーム。
・ただ去年の低空飛行の日常(Jリーグ)の戦いを、対外特別戦で一気に帳消しにして戦い方も割りと「特別」なものにして乗り切ったことで、なんか基準がどっか行ってしまったようなところはあるかなあと。
・強いのか弱いのか。いや、さすがに”弱”くはないんだろうけど、どれくらい強いのかどのように強いのか、自分でもよく分からないというか「底」や「軸」が見えなくなっているというか。
・「超本気」以外の「本気」の出し方、「普通」の安定した出し方。色々。
・だてに練習試合負けまくってたらしいわけではないというか、これは今季しばらくヤバいかも知れない。
・必ず持ち直しはするでしょうけどね。ある程度は。

・補強も言われるほどいい補強だとは、僕には思えないんですけどね。
・元々決して組み込み上手な監督さんではないですし。清水の健太さんほどではないにしても。(笑)
・ていうかさあ、改めて選手名鑑とも睨めっこしてみたけど、サイドバック足りなくねえ?
・安田、加地、下平・・・・後は?寺田数えるの?橋本じゃ勿体ないし。
・安田自体の「足りな」さというのは、僕が言ってるだけかも知れないですけど。
・だから”3バック”という可能性は無くは無いですけど、とりあえず駄目だったみたいですね。
・むしろ去年の”ミネイロ”みたいなの、が、フィットした場合(笑)のような存在感の選手が、僕は必要だと思ってるんですけどね。
・その前に頭数か。

・ACL/CWCのおかげで、日本の他チームの見方が少し複雑になってしまいました。(笑)
・別に応援はしてないけど、どうせなら強くなってよという。
・ヴェルディは今年天皇杯勝って、来年?理解合ってる?
・ちょっと忙しいなあ、再来年くらいがいい。(言うとけ言うとけ)
・とりあえず風邪治して、明日の松本山雅戦ちゃんと行きたいです。
・鹿島くらい、無事是名馬になりたいわ。(笑)


ソフィー・マルソーが来日だそうで、何を間違ったかこのエントリー(の画像)めがけて猛然と人が来ていて、微妙にウザいです。更新意欲がちょっと。今日も客寄せ頑張ろう!というのが。(笑)


ナビスコ決勝大分-清水
2008年11月02日 (日) | 編集 |
なんやかやと、上手い具合に”登竜門”になりますなナビスコは。

ナビスコ杯’08決勝戦 大分 ○2-0● 清水(国立)

初タイトルおめでとう、大分さん。


予選リーグあたりの散漫さや各チームの取り組みのばらばらさの割りには、毎年少なくとも決勝は盛り上がり、”タイトル”の価値も結果的に十分にあることの多いナビスコ杯。ある意味一番価値が薄いのは、草創期にヴェルディが奪ったいくつかのヤツのような気がしてなりません(笑)。大人げない。負けてやれよ。
リーグタイトルと争奪チームがかぶってない時には、微妙にCLに対するUEFA杯みたいな、変な味わい深さもあったりして。

大分にはリーグタイトルの可能性もあるわけですが、今年の対戦もどちらかというと正にそういう感じの、”地味ながら好チーム”どうしの、なかなか充実した試合だったと思います。
今年は結構どん底に近いところから持ち直して来た健太監督の踏ん張りに対する敬意(と、現在の清水の地味さ)も併せて考えると、伝統に差はあれ必ずしも大分に一方的に判官贔屓が偏るわけでもない、どっちが勝ってもいいような試合だったと思いますが、先制点を奪ってからは、単純に地力で大分に分があったと、そういう感じがしました。

あれですね、リーグの最終結果がどうなるかは分かりませんが、今年の大分の戦いぶりは、例えば前年までの浦和では悪役ぶりであまりはっきりしなかった(笑)、「守備vs攻撃」というか、本当にきちっと守られた時、Jリーグのチームは日本人はどうするのかという、そういう命題を改めて付きつけるものだと思います。
・・・・つまりそういう意味で、清水は「好チーム」という以上のものでなかったというか、非力だったというか。曖昧だったというか。

それをね、大分が守備的だという批判や「いいサッカー」がどうしたこうしたとかいう情緒的な話にずらしても、進歩の機会を失うだけだと思いますね。
守って勝てるなら守ればいい。別にルール違反でもあるまいし。これは、やや懐かしい話ですが(笑)、”レオンの放り込み”に対する批判の話とかも、基本的に同じだと思いますが。

いや、好みも理想も結構ではあるんですよ。どちらかと言えば、やはり「攻撃的」だったり「繋ぎ重視」の方が、観客は喜ぶんでしょうし。(僕自身は必ずしもそうじゃないですが)
ただそれと善悪やら強弱やら、何でもかんでも一緒にしてはしょうがないので。むしろそれぞれのやり方をその時その時突き詰めて、対立図式や弁証法の輪郭をはっきりさせることで、全体のレベルは上がるというか、進歩がダイナミックになるというか。

つまり・・・・「守備的」なチームがもし嫌いなら、負かせばいいんですよ。負かす方法を考えればいいんですよ。道徳的に批判してる暇があったら。レオンの時も、これは清水時代も含めてですが、仮に本当に放り込めば勝てるなら、90分放り込めばいいと、結構本気で僕は思ってましたけどね、当時から。(多分勝てませんけど(笑))
そういう現実の力と直面して、対抗手段を考える創意工夫の中から、実際問題”戦術の進歩”みたいなものは生まれて来るんじゃないですかね。当たり前っちゃ当たり前の話ですけど。

まあ「世界」の”戦術”の話と、日本の目先の優劣の話と、必ずしもイコールではないですけど。レベルが違えば図式そのものが逆転するのも、よくある話でしょうし。
でも好き嫌い別にして、ちゃんと強いチームやちゃんと守れるチームが身近にいるのはむしろありがたい話で、こちらの/周りのレベルを上げるチャンスなわけで。つまるとかつまんないとかいうのは、当面どうでもいいじゃないかと僕は思ってしまうんですが。まず、やることやろうよ。話はそれから。


実際には強いチームと弱いチームと、内実の充実したチームとそうでないチームがいるだけだと、僕は思いますが。内実の充実した大分の攻撃は、十分に面白いと、これは前にも言いましたね。
それに比べると清水はまだ「輪郭」だけみたいな、そういうところはあったかなと。サイド攻撃を売りにしながら、定番の”3バックのサイドのスペース”とかも、なんか余裕で対応されてましたし。なかなか、額面通りには(笑)。来年こそはちゃんと外国人も使い切って(笑)、更なる先を目指して欲しいですが。

ウチはねえ・・・・。いずれにしても何も「突き詰め」ないんで、それで「先」が見えずに萎えるんですよね。
「方向性」の問題じゃないんだよね。どの「方向」にも特に行かないという問題。別に株買ってるわけじゃあるまいし、勝とうが負けようがそれ自体は本当はどうでもいいわけで。・・・・というところまで、現在モチベが落ちております(笑)。例の報道で。何とか来週までに、立て直したいです。(笑)


改めて優勝おめでとう、大分さん。過去のどの優勝チームに比べても、これが本格的な”勝ち組”入りのプロローグになるのかは微妙な感じですが、ともかく行けるところまで。
山形も、まずは上がって来られるといいですねえ。(連想)


監督話
2008年10月31日 (金) | 編集 |
やはり、反応せずには。

東京V柱谷監督 J2降格でも続投有力(スポニチ)

東京Vの柱谷哲二監督(44)が来季も続投することが決定的となった。30日、萩原敏雄社長(72)が「今のところ代える理由は何もない」と語ったもので、J1残留が決まり次第、正式に続投を要請する。
(中略)
現在14位とJ1残留争いに苦しんでいるが、「J2に落ちてもやってもらうかもしれない」と萩原社長。


天皇杯ディエゴ起用問題に続き、テンションだだ落ち情報。
「今年に限り」「”柱谷監督”としては」よくやっていると、基本的には好意的な評価の方を多くしていた僕ですが。
ただ一種のモラルの問題である”評価”と、現実の問題である今後の展望や期待の問題とは別なわけで。

個々の監督の評価は人それぞれでしょうが、結局毎年ここらへんについてサッカーファンが悩まされるのは、意思決定をしている人のほとんどが、「サッカーの人」ではないということで。(ウチで言えば萩原社長)
「サッカー的文脈」でないというか。

日々色々残念だったり不本意なことはあれど、それがサッカー内の、上の出来事であるならば、そういうこともあると受け入れるのは可能だし義務でもあるわけですが。じゃないと見れないというか。
ただこういう大きな決定の時に限って、むしろそうでないタイプの意思や要因が主力としてからんできて、辛抱や自制心のかけ金をボンと外してくれて(笑)、パンドラの箱的なものを開けてくれる。溜め込んでいた不満がここぞとばかり噴出して来て、なんかいきなり嫌になる

「代える理由はない」との萩原社長ですが、問題はその「理由」というのが要するに「責任」とか「口実」とか「契機」いう、『政治的』や『法的』なタイプのものであって、今後実際にどうなるかという、サッカー的競技的な展望には基づいていないということで。
別に野党が政権交代を狙うとか、国民を代表して鬱憤晴らしをするとかいう話ではないので、正味責任なんてどうでもいいんですよね、よっぽど人格的に問題のある監督でもない限り。場合によっては「結果」すらさほど問題ではないかもしれない。サッカーには色々あるということをみんな分かっているわけですから。一般”有権者”より遥かに民度は高いんですよね、我々は。この世界に限った話では。自分なりに因果関係は理解出来てる。

だから逆に「代える理由」がなくても「続けさせる理由」がなければ、何の悪感情も無く淡々と辞任を要求したいわけで、別にそれは”引責”とか筋論とか起訴理由(笑)とかではなく、純粋に期待値や展望の問題。
勿論「展望」そのものはこれまた個々人によって違うでしょうが、問題はそれが少なくとも我々と同等の権利を認められる/仲間の一人として感じられる”誰か”の判断かということで、残念ながら萩原社長を筆頭に、たいていの意思決定者はそうではない。


浦和社長緊急渡欧バイエルンで監督探しへ(日刊)

浦和の藤口光紀社長(59)が30日、来季新監督のリストアップのために緊急渡欧した。(中略)
関係者によれば、既にバイエルン側に新監督候補のリストアップを依頼済み。同クラブ幹部との話し合い次第では、新監督候補の絞り込み作業に入る可能性が出てきた。

藤口社長は「監督を含め、すべて今シーズンが終わってから」と前置きした上で、自身の持つ来季監督のイメージを説明。「ゲルト(エンゲルス監督)にもお願いしているが、若手を育成しながら勝つこと。難しいが、育てながら勝つという方針は来年も変わらない」と明かした。


こちらは浦和の話ですが。

じゃあ例えばこの元日本代表の”サッカー”選手であるらしい藤口社長(Wiki)なら、同等の権利を認められるのか「仲間」なのかというとそれが微妙で。ウチの素人社長の陰にも、例えば一応加藤善之強化部長とかいう”玄人”はいるはずなんですが、それも同じ問題。

「自分とサッカー観が同じじゃなきゃ駄目だ」なんて無茶は勿論言えないわけですが(笑)、それでもやっぱり一定程度の共通性やバックボーンの共有は要求したくなる。彼らの見ているものと僕の見ているものが、同じ競技なのかということには、正直半信半疑と言わざるを得ない部分がある。・・・・特にJリーグの場合は、日本リーグやオフト以前の時代からの”ギャップ”や”ジャンプ”という、依然無視し難い問題の影響が残ってるので、世代的に。

ある程度は個人差の問題ではあるんですけどね。日本人監督の能力と年齢・世代の、近年の混沌とした関係を見ていても。頭を切り替えられている人といない人と。

・・・・いや、あのさあ、「育成」と「勝利」という二分法って、むしろプロ野球を見ていた時代に主に使っていた二分法なんですよね、経験的には。”戦術”や”内容”が、サッカーほどには直接問題化されない。
浦和が駄目なのは、「若手の育成」に成功してないからじゃないじゃん。エンゲルスが悩んでいるのも、勝利を取るか育成を取るかではない、事実として。結局野球頭なんじゃないのこの元サッカー日本代表選手のはずのおじさんはと、片言隻句からながら、思わずにいられませんが。やるのと見るの(と、そこから考える)とは別か。

だいたい野球に比べて選手寿命が短い&早熟傾向があって、遙かに年齢層が圧縮/混然としているサッカーで、「若手」という概念も曖昧だし、独立テーマとして弱いし。
逆にそんな条件出されても、あちら側の”新監督候補”の方が、困ってしまうんじゃないでしょうか(笑)。言われなくても使える選手を使うよ、抜擢もするよ、自分の色を出す為にも。別に今だって特に年齢の高いチームでもないわけですし、レッズは。

間違ってる、というよりもピントがずれてるんですよね。本当の意味でサッカー文脈で思考してないというか。



とはいえ世界のサッカーを見渡しても、「ソシオの選挙で選ばれた会長が人事を取り仕切る」バルセロナくらいしか、少なくとも”制度”として正当性が期待できるクラブは目ぼしい例として見当たらないわけですが(無くは無いでしょうけどね)。ただ全体としてサッカーが好きな人が多いので、意思決定を左右する立場にある人がサッカー文脈で考える可能性が、日本より大きいことが期待できるという現実があるだけで。

なかなか救われない。経済規模&社会的関心が小さい、歴史が浅いついでに、むしろJリーグなんて世界的モデルケースとして、何か自己改革・制度設計出来ないものかねと、時々思いますが。
いっそ”独裁”ついでにもっとやってくれれば良かったのに、カワブチ、とか。
せめて今作っている最中の小さな/下部カテゴリーのクラブは、そこらへんよーく考えて欲しいですね。どうせ儲かりゃしないんだし(笑)。ならばせいぜい気持ちのいいものを。

”立憲君主制”みたいに出来ないかね、企業側代表の「社長」は社長として、多分存在は仕方ないとして、その下に何か実効性のある組織作って。あるいは社長は無理でも、GMを選挙で選ぶとか。思いつきですが。


今日のスポ新
2008年09月26日 (金) | 編集 |
予定外ですが、引っかかりのある記事がいくつも。


ジュニーニョ帰化断念…岡田ジャパン“切り札”消えた (報知)

ユース世代でブラジル代表経験があることなどを懸念したほか、書類申請の段階で時間がかかるなど困難を極め、帰化申請をあきらめる苦渋の決断をした。(中略)
帰化するには、日本語の言語能力が小学校高学年程度必要となる。「書くのが難しかった」と振り返るが、日本語学校に入学するなど、地道に勉強してきただけに、ショックも大きい。


ジュニーニョ言葉の壁で日本国籍取得断念 (スポニチ)

来日して6年。「日本が気に入った」と国籍取得を希望したが、日本語能力は今も通訳が必要でテオ氏は「日本語がダメだった」と話した。



「日本語」についてのニュアンスが少し違いますが。
はねられた、わけではないようですが、はねられそうor通すのが難しそう、しかも通っても試合に出られない可能性があるからもういいやという感じで自主撤退?手続きの実態を知らないのでよく分かりませんが。

正直僕はどうでもいいですかね。’77.9.15生で、本番でほぼ33歳、既に今年衰えてる感じも少ししますし、それほど大勢に影響のある選手だとも。帰化選手という”夢”にも免疫が出来ちゃってますし。(笑)
仮に岡田監督がやるとして、ポゼッションにも接近にも、余り向いているとは思えないし。いざという時のロングカウンター用というなら、分かりますけど。憲剛とセットで・・・・とか考える人は多いかも知れませんが、それは現状のセットプレー頼みの状態に新たに似たような”オプション”を増やすようなタイプのことで、とてもチーム作りの本道とも、「切り札」とも思えない。

ああ、反町ジャパン入りなら、賛成です。(笑)


反町日本を酷評「すべて遅い」…協会が五輪総括 (報知)

その反町ジャパンですが。

日本サッカー協会は25日、北京五輪で3戦3敗に終わった反町ジャパンと、4位と健闘したなでしこジャパンをそれぞれ総括した。
犬飼会長は「男子は、オーバーエージ枠選手の決断、選手選考、プレーとすべてが遅かった。特にトップチームと比べて、パスを受けてからシュートまで0・7秒も遅い。これは致命的です」と反町ジャパンを改めて酷評した。


0.7秒。誰が作ったデータなのか。相変わらずなんか、下らねえという感じ。
選手と監督の「営み」から、遠い言葉というか踏みにじっているというか。
代表して言っているだけなんでしょうけど、それを技術職でもない、「犬飼会長」の名前で言われるのが腹立つというかずれてるというか。反町監督と公開討論でもしてみる?って、そんな根性は反町さんにも無いでしょうけど。

まあでもやっぱり、腹は立ってるでしょう。
いいんですよ、この屈辱というか侮辱を糧に、肝を据え直して男になって、アトランタ後の西野監督のような、立派な頑固者になって下さい(笑)。そうじゃなきゃただの、頭デッカチ監督で終わるでしょう。
真面目な話、西野監督の今日あるのは、アトランタ・チームを「守備的」と一方的に断じて切り捨てた、あの心無いレポートがあったからだと思います。ああそう、そういうことならいいよ。もう俺は好きにやるよ誰の言うことも聞かないよと、あそこで一つ、切れたというか吹っ切れたというか。鬼が棲んだというか。
以来コツコツと、元々持っていた能力を遙かに越えた仕事を、西野さんはやって来たと思います。世代的限界とも戦いながら。別に好きということではないですけど(笑)。成長度では一番かと。岡田現代表監督が自分の中に作ってしまった「空白」とは対照的に。

嫌あねえ、世論の尻馬乗って。ていうか本来の担当は川渕ですけどね、このチームは。なんか言え。


チョ・ジェジン&マルキーニョスW獲りへ…G大阪 (報知)

その西野監督のいるガンバの話。うまく繋がってるな。来年”いる”かどうかは知りませんが。(笑)

G大阪が、今オフ補強の目玉として鹿島のFWマルキーニョス(32)の獲得に乗り出す方針を固めたことが25日、分かった。
今季途中で退団したFWバレー(26)に代わるエースとして今季リーグ戦で得点王(17得点)を独走する助っ人砲を早期にリストアップした。また、来季から導入されるアジア枠の採用も確実で、元清水のFWチョ・ジェジン(27)=全北現代=を筆頭に戦力整備を進めていく構えだ。


毎度お馴染みガンバの石橋補強ですけど。前例主義というか、本命買いというか。
でもマルはどうかなあ。”鹿島の”選手ではないのかなあ。逆にガンバの戦術(中盤)にハメ込むという新機軸ならいいんですけど、いつもの”大砲”感覚の補強だと、ちょっと地味な感じが。年齢・健康の問題もあるし。
ダヴィはカタールだそうですし、得点王レースは低調ですし、今年はいいネタが不足してるのか。(笑)

”チョ・ジェジン”を一瞬”チョン・テセ”かと思って、ダブル強奪かよと色めき立ちましたが。(笑)
しかしいずれにしてももうちょっと、新鮮な名前が欲しいですよねリーグとして。一番悪いのはエジミウソンなんかでお茶を濁している浦和ですけど。フランサをありがとう、柏。
まあ、そうそうビッグネームなんか取れる状況じゃないのは分かりますが、それでも外に目を向け続けるだけで、一定の確率で新風は入って来るものだと思います。フランサもそうですけど、一流国の代表脱落/失格クラスとかは、狙い目ですよね。逆に”一流国”の底力を思い知って、気が遠くなる部分はありますが。 (笑)


ユン・テジョ?代理人なんかやってるのか。 (参考)


FC東京-東京V(’08)[つづき]
2008年08月25日 (月) | 編集 |
あると思います。

・・・・すいません、今さっきやりすぎコージーの録画見てたもので。ちなみにby 天津・木村です。
ヴェルディ編に続くFC編。読みたい人はいるのか?いると思います。 多分。(笑)


舐めてて~え~え~え。いかん止まらん。ちなみにFCは別に舐めてません。真面目に見てます。

ナビスコ準々決勝大分戦2ndあたりを転換点として、続く名古屋戦、浦和戦と一時の不調から復調気配のFC東京は、この日も基本的には今まで3つ負かしてくれちゃった時のFC東京と大差ないチーム状態で、なんだよ今度は楽できると思ったのにという淡い期待を裏切ってくれました。勝ったけど。
それでも元々さして決定力のあるチームでもないので、こちらが動きについて行けてる間はまあ何とかなるだろうと、前半くらいはイーブンで折り返すことを目論んでましたが、早くも28分、カボレのらしくない(笑)、思い切りのいいかつどさくさっぽいロングが飛び出して、勝ち組にしては大人げない先制の仕方をされてあーあという。他に危ない場面も無くは無かったですけど、よりによってあれが決まるかねという。よっぽど今年は勝てない運命なのかなという。勝ったけど。(しつこい)

そもそもの好不調の根本原因について僕なりに考えるところはありますが、ひとまず他ならぬこの試合で見えたFC東京内の編成の問題について言うと、"カボレの起用法"(or特性)という問題が、実は常に背景にあったのかなと。「Kリーグ得点王」で「速さ・強さ・上手さを兼ね備えた優良1トップ」としての。
確かにそうなんですけどね。嘘ではないんですけど。

色々とメンバーや形をいじることで知られている城福監督ですが、カボレ1トップ(または1stトップ)だけは今季一貫して不動で、実際毎試合豊かな能力でリードもし、相手の脅威ともなってはいるんですが、期待されたほど点が取れないことと、その原因の一つでもありますがやや回りくどいというか色々やり過ぎるというか、"ストライカー"、(圧倒的な身体能力を誇る)"怪物型外国人FW"としては、少々怖さに欠けるイマイチくんとしての評価が定着しつつあるように思います。
そしてエースのそういう状態はもちろん、FC東京自体の成績や迫力・実効性にも、響いている。

その"不動"のカボレの相方や直近の選手としては、序盤は赤嶺が主に使われ、ある時期からは平山が、"トップ下"といういささか意外な起用法で定着していたのは周知の通り。
で、平山自身のそのポジションにおける相対的な良パフォーマンスにも関わらず、結果的にそれがチームの不調期とほぼ重なってしまっているので、ジンクス的なもの含めて(笑)、この起用法への固執にFCサポの間でも疑問の声(例・末尾)があるのは想像に難くないわけですが。

・・・・いやね、さんざん動かした挙句固定したのがそれかよという(笑)。しかも結果付いて来てないし。やっぱり現状お笑いキャラだし。(笑)


それはともかくとしてここのところはまた赤嶺が復権して来ていて、この試合の先発も赤嶺でした。
で、MXテレビの専従系解説者たちの発言も頼りにすると、この日のカボレは、(中に赤嶺を残して)いつもよりやや開いた感じでポジショニングしていて、それがなかなかいい感じでした。何より本人が楽しそう。だからああいう、珍しく大胆なプレーも出たんだろうと。

それを見ていてふと気付いたのは、この選手、言ってみればアンリみたいなもんなんじゃないだろうかということ。特に成熟前の。
万能性と絶対or基礎能力の高さで、つい1トップで使ったりバカバカ点取ることを期待したりしたくなりますが、むしろウィンガー/チャンスメーカー体質が基本なんじゃないかと。"Kリーグ得点王"も、要は能力で取ってたので適性ではないのではないかと。能力はあるのでいずれ腹が据われば、優秀な1トップにもなり、バカバカ点も取るかもしれないですけど。現時点でも既に若い時のアンリよりは、FWらしいFWではありますけど。

そう言えば左利きですしねとそういうのもありつつ。
とにかくウィング・・・・かどうかはともかく、フニャフニャタイプなのはもう決定なので(笑)、平山とのセットだとフニャフニャが二人いて何とも締まらんというか、平山はいいけど平山の分も「硬く」ならなくてはならない、カボレが窮屈だという。そうでなくてももっと役割を交代すべきだとは思いながら、見ていましたけどね。これは平山のスケールアップ(というか維持)の為にも。

で、もうここまで書けば自明ですが、質実剛健の赤嶺(赤嶺なりの独特の柔軟性もありますが)とだと、組み合わせ的にはグッとはまるわけです。開幕当時は特に意識してませんでしたけど。
位置的には別にウィングじゃなくてもいいですが。普通に横並び2トップ゚でも、あるいは定型通り縦でも。ただ意識としては、あまりピンポイントの"1トップ "としてのカボレには、こだわらない方がいい。見てる方のイメージの問題としても。今の心境としては、むしろカボレのトップ下とか2シャドウとか、そっちの方こそ見たい気分。 今までのことはともかくとしても、そういう、カボレを楽にする方向に、残り試合今季のこのチームの伸びしろもあるのかなと。


いやあ、どうもね、何度も言ってますがほどの集中力ではなくても、基本今季FC東京の試合は見ていて、僕も理想メンバーとかも人並みにあれこれこねくり回してはしていたんですが、どうもしっくり来ないというか、その形もうあるけど上手く行ってないじゃんみたいなにちょいちょいぶつかって。(笑)
どこかがおかしい、何か忘れものをしている気がしていたんですが、それがこれじゃないかと。カボレの性能の基本認識じゃないかと。

また色々いじって遊べるなあとそれはともかく(笑)、"サイドのカボレ"を積極的に受け入れてみれば、この試合のFCの右のエメルソン-赤嶺、左の羽生-カボレのラインを両軸とするボックス4-4-2は、何か一つ非常に落ち着きがいいなあと。エメルソンもね、上手いけどサイドの選手なんでね、どちらかと言うと。
今野梶山も比較的よく利いていたと思うし、負けちゃったのでなんですが、これが今季の基本型でいいんじゃないかな。・・・・と、頼まれもしないのに僕の中では自己決着しました(笑) 。まあそんなに新鮮な形では無いんですけど、ニュアンスとしてね。あるいは見てる方の見方として。


カボレがアンリ、なんてことがあるのか。あると思います。あると、思います。