2007年08月28日 (火) | 編集 |

オフィシャル
イブニングが出るということは第4週目ということで、8月も終わりですね。
エアコンではなくて網戸からの夜風で涼めるようになると最高で、ここから開けてられなくなる11月の途中くらいまでが好きな季節。
大学生の頃は平気で11月にTシャツ1枚で歩き回っていたものですが、さすがに年取ると後が怖いからやらない。(笑)
『ロッキー』と『のこりび』をリストラして、イブニングも衣替えの季節?
『GOLD DASH』
いつのまにかすっかり楽しみな作品に。
ゼッケン渡す係のお姉さんまでヤンキー髪型なのはいかがなものかと思いますが(笑)、狭いなりに嘘のない、安定した&善良な情緒の世界が心地良い。
このままトントンとストレスなくお伽話的に進んでもいいかという気分ですが、やはりこの先は山あり谷ありなんでしょうね。でもそんなに嫌な話にはならない、嫌な人は出て来ないような気がします。
ある意味心配(笑)した「巨乳」と「ランナー」の相乗効果は、意外と控え目というか自然な感じで流されていますね。あくまで「脂肪」と「筋肉」でしかないというか。
『ヤング島耕作』
新登場の”綿貫さん”は、大別すればやはり「ツリ目」ではありますが、割りと柔らかいというか中間的というか、この人にしては珍しいタイプの顔。少しかわいい。
・・・・それだけです。(笑)
『ハタキ』
それなりに実績のある人(野中英次)なので期待してはいますが、2話連続新連載の初回は微妙。
あんまり力が入ってるようには。
とりあえず”ストーリー漫画”なんでしょうか(笑)。「ハタキ」が成長して口を利いたり?
お馴染みの”上向き横顔”の羅列も、そろそろ画力向上して欲しいような気になって来ました。
『K2』
えっ・・・・。病気治ってもフォーク落ちるの?説明は?
ジレンマの処理に注目した僕の立場は?
『食いタン』
先週のBS2「マンガノゲンバ」に出て来た寺沢大介さんは、ある意味予想通りですがとても理知的というか意識的というか確信犯で、”料理漫画”というジャンルに対する思い切った見切りのもとに、あえてあの身も蓋も無い大仰なリアクションを登場人物にとらせているということでした。
一種の様式化ですね、島本和彦さんの”熱情”や”圧”みたいなものとはむしろ真逆。効果としては似たようなものになってますけど。漫画は漫画だよと、カッコつけてもしょうがないよと。
ちなみに「『食いタン』はほとんど料理漫画とは言い難い」と作者の弁。逆に言うと料理漫画そのものにはもうあまり興味がないというか、限界を感じているというか。・・・・どっちかというと”大食い漫画”ですかね。(笑)
『少女ファイト』
実は主人公(または最も興味深い人物)は小田切のような気が。次がシゲル。
練はなんか、プレーヤーとしては魅力的だけど、基本的にはいい気なもんというか、ぐだぐだニュータイプというか。(笑)
どのみち”バレーボール”そのものをハードに追ってナンボだと思います、この作品は。新たな超絶プレーヤー(由良木姉)の登場には期待。・・・・にしてもなんかとっ散らかってるなあ。
ちなみに日本橋さん自身のパーソナリティは、割りと小田切に重なります。地味で冴えないけど優れた洞察力で、かっこいい友人たちを心から応援しながら見守る感じ。(そして漫画に描く。)
『まんがバカ幸福論』
なるほど、この程度のストック/リソースしか持っていない漫画家に対してなら、上からガンガン行くしか扱いようがないか。ならば逆になぜそんな奴に描かせるのかという感じもしますが、それでも才能は才能ということなのかな。あるいは「編集・批評の才能と創作の才能は全く別もの」というか。
女の子が裸に見えないのは絵が下手なのか(店側の?)狙いなのか。それにしてもここまでの初心者なら、むしろ”擬似恋愛”度の高いイメクラ/ヘルスの方がいいように思うんですが、これは編集者の趣味か?(笑)
「そりゃキスは勃ちますよ」は確かに”いいネーム”。
『ZOOKEEPER』
「私 この仕事好きだ」
「一生向かいあうものを見つけた人間を しがらみで繋ぐような真似はすまい」
久しぶりの名セリフ。
特に後者について。仮に”家族”が「帰るべき場所」であるなら、そう自負するなら、逆に言えば「帰る」必要もない時に帰ることを求めるのはおかしい。一生帰って来ないくらいでちょうどいい。そしてもし帰って来たなら、それが10年ぶりだろうと20年ぶりだろうと、当たり前のように迎えればいい。不義理・不人情を責めるなんてとんでもない。
これは”恋人”や”友人”でも同じですね。「追う」というのは結局相手を認めていないということです。自分から離れる自由も、行った先で”間違い”を犯す自由も、相手を認めるのなら認めなくてはならない。
・・・・まあどのみち「愛」と「敬意」(尊重)というのは別のもの、ほとんど対立する事柄で、それが何となく「良いもの」として一緒くたにされているというのが根本的な問題なんですが。
ちなみにこの二つがあまり矛盾しないのが動物との関係、動物に対して抱く感情の面白いところ。根本的にどうもならんですからね、アイツらは。”認める”以外に付き合いようがない。でも同時にはかなく弱い。
2007年07月31日 (火) | 編集 |
7月”小”改編期に始まったアニメの中で見ているもの。どっちも関東ローカル局共通。
『ウミショー』

(公式)。
正式には『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』。”ウミショー”は”海猫商業”の略ですね。
原作は少年マガジン連載のはっとりみつるの作品。(未見)
優柔不断な男子高校生が主人公。
舞台となるウミショー水泳部には、おおむね巨乳の天然っ子、ツンデレっ子、不思議っ子各種美少女取り揃えて、勿論主人公はわけもなくモテる、日々エッチなトラブルもわんさかという、こうして書いてると卓袱台引っくり返したくなって来る典型的な厨房(工房ですが)願望充足漫画、キャッチーなパーツのつぎはぎ企画、”ザ・ラブコメ””ザ・少年漫画”なんですが・・・・。
いいんだな、これが!爽やかなんだな!正に「健康的なお色気」なんだな。
企画として”そういう”ものであるのは疑いの余地がないと思うんですが、そうした類型性をものともせず、あるいはだからこそ、作者のしっかりした力量と厭味や濁りのない、真直ぐな人柄が1コマ1コマに浸透して、なんかやたら幸せな気持ちになるというかガードを解いてしまうというか。
いや、エッチはエッチなんですよ?勿論。下心も読者サービスも満載なんですよ?でも全部ひっくるめて爽やか、好感度120点というそういう作品。
みんなエッチは好きだろーーー?イエーーーイッ!
女の子ってかわいいよなっ?イエーーーイッ!
かわいい女の子のかわいい裸が見たいよなっ?イエーーーイッ!
・・・・みたいな。(笑)
でもほんと女の子かわいいです。深いところで。この作者はちゃんと”見られる”人です。
メインのヒロインの”あむろ”ちゃんの、馬鹿明るい中でたまに見せる思慮がどきっとするというか、内面の何かを予感させられて哀しくなるというか。
『さよなら絶望先生』
(公式)。
原作は久米田康治の、先頃講談社漫画賞少年部門を受賞した作品。同じく少年マガジン。
1回だけ読んだことがあって、確かに面白かったです。
超ブラック&シュールな原作をどうアニメ化するのかと思ったら、なるほどね!金巻兼一(コメント欄併せて)を持って来たか。ていうか”ありき”の企画なんじゃないかな。
・・・・と思うくらい、『エル・カザド』でも精彩を放っている、金巻さんのドライでシャープなセリフのセンスがここぞとばかりに爆発しています。『エル・カザド』と違って演出の水準も問題ないので、むしろ”本領発揮””満願成就”というべきか。まあ原作あっての話ではありますが。
これはしかし、『少女革命ウテナ』に迫るか越えたか。『怪物王女』は迫ったかと思ったら気のせいだったので(笑)信頼が薄いかもしれませんが、1ヶ月見守ったので大丈夫でしょう。
ちょっと全体として張り切り過ぎ狙い過ぎの感は少しあるんですが、そう引きかけた矢先に必ず問答無用の爆笑シーンが来るので、最終的にはやられます。
賞取っただけあって実は”テーマ”性みたいなものも、見ようによってはとてもしっかりあって、”ポジティヴ馬鹿””引きこもり””ストーカー””帰国子女””不法滞在外国人””ネット番長”など、様々な「問題」性、属性をそれぞれに体現した女生徒が、全く熱血ではない死にたがりの「絶望先生」との関わりの中で・・・・どうなるのかはよく分からないんですが(笑)、とにかくシンボリックにそうした問題を毎回焦点化して行きます。
で。かわいいんですよ。またもや。その女生徒たちが。とんでもなく。殺人的に。
引きこもりだろうがストーカーだろうが。
ここらへんのキャラ特性とそれぞれの”美少女”ぶりの極め方というのは、もうなんかこの作者凄いです。『ウミショー』同様、”極めれば花”みたいな話ですけど。ちなみに保健の先生もかわいいです(笑)、キャラ立ってます。
演出及び声優の演技もかなりイッちゃってますね。特に”ポジティヴ馬鹿”「風浦可符香」

と、”不法滞在外国人”「関内・マリア・太郎」

のは、突き抜け過ぎててたまに聞いてて眩暈がします。酷い・・・・
ともかく、おすすめ。
ちなみに『絶望先生』の方は、いずれDVD買おうかなと思っていますが。あのシーンをもう一度。何回でも。
『ウミショー』

(公式)。
正式には『ケンコー全裸系水泳部ウミショー』。”ウミショー”は”海猫商業”の略ですね。
原作は少年マガジン連載のはっとりみつるの作品。(未見)
優柔不断な男子高校生が主人公。
舞台となるウミショー水泳部には、おおむね巨乳の天然っ子、ツンデレっ子、不思議っ子各種美少女取り揃えて、勿論主人公はわけもなくモテる、日々エッチなトラブルもわんさかという、こうして書いてると卓袱台引っくり返したくなって来る典型的な厨房(工房ですが)願望充足漫画、キャッチーなパーツのつぎはぎ企画、”ザ・ラブコメ””ザ・少年漫画”なんですが・・・・。
いいんだな、これが!爽やかなんだな!正に「健康的なお色気」なんだな。
企画として”そういう”ものであるのは疑いの余地がないと思うんですが、そうした類型性をものともせず、あるいはだからこそ、作者のしっかりした力量と厭味や濁りのない、真直ぐな人柄が1コマ1コマに浸透して、なんかやたら幸せな気持ちになるというかガードを解いてしまうというか。
いや、エッチはエッチなんですよ?勿論。下心も読者サービスも満載なんですよ?でも全部ひっくるめて爽やか、好感度120点というそういう作品。
みんなエッチは好きだろーーー?イエーーーイッ!
女の子ってかわいいよなっ?イエーーーイッ!
かわいい女の子のかわいい裸が見たいよなっ?イエーーーイッ!
・・・・みたいな。(笑)
でもほんと女の子かわいいです。深いところで。この作者はちゃんと”見られる”人です。
メインのヒロインの”あむろ”ちゃんの、馬鹿明るい中でたまに見せる思慮がどきっとするというか、内面の何かを予感させられて哀しくなるというか。
『さよなら絶望先生』
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(公式)。
原作は久米田康治の、先頃講談社漫画賞少年部門を受賞した作品。同じく少年マガジン。
1回だけ読んだことがあって、確かに面白かったです。
超ブラック&シュールな原作をどうアニメ化するのかと思ったら、なるほどね!金巻兼一(コメント欄併せて)を持って来たか。ていうか”ありき”の企画なんじゃないかな。
・・・・と思うくらい、『エル・カザド』でも精彩を放っている、金巻さんのドライでシャープなセリフのセンスがここぞとばかりに爆発しています。『エル・カザド』と違って演出の水準も問題ないので、むしろ”本領発揮””満願成就”というべきか。まあ原作あっての話ではありますが。
これはしかし、『少女革命ウテナ』に迫るか越えたか。『怪物王女』は迫ったかと思ったら気のせいだったので(笑)信頼が薄いかもしれませんが、1ヶ月見守ったので大丈夫でしょう。
ちょっと全体として張り切り過ぎ狙い過ぎの感は少しあるんですが、そう引きかけた矢先に必ず問答無用の爆笑シーンが来るので、最終的にはやられます。
賞取っただけあって実は”テーマ”性みたいなものも、見ようによってはとてもしっかりあって、”ポジティヴ馬鹿””引きこもり””ストーカー””帰国子女””不法滞在外国人””ネット番長”など、様々な「問題」性、属性をそれぞれに体現した女生徒が、全く熱血ではない死にたがりの「絶望先生」との関わりの中で・・・・どうなるのかはよく分からないんですが(笑)、とにかくシンボリックにそうした問題を毎回焦点化して行きます。
で。かわいいんですよ。またもや。その女生徒たちが。とんでもなく。殺人的に。
引きこもりだろうがストーカーだろうが。
ここらへんのキャラ特性とそれぞれの”美少女”ぶりの極め方というのは、もうなんかこの作者凄いです。『ウミショー』同様、”極めれば花”みたいな話ですけど。ちなみに保健の先生もかわいいです(笑)、キャラ立ってます。
演出及び声優の演技もかなりイッちゃってますね。特に”ポジティヴ馬鹿”「風浦可符香」

と、”不法滞在外国人”「関内・マリア・太郎」

のは、突き抜け過ぎててたまに聞いてて眩暈がします。酷い・・・・
ともかく、おすすめ。
ちなみに『絶望先生』の方は、いずれDVD買おうかなと思っていますが。あのシーンをもう一度。何回でも。
2007年07月24日 (火) | 編集 |

オフィシャル
そうそう、この世には「冷房病」というものがあるんだということを一年ぶりに思い出している今日この頃。まあ正確には「ドライ病」ですけど。
無理矢理外出する用事を作って、炎天下計1時間くらい歩いて調子を取り戻します。
早く夏終われ。
二日連続サッカー以外のこと書くなんて久しぶり。でも明日は2試合か。
『少女ファイト』
最終的には何とか本編の流れに回収された感じはする”賭けバレー”編ですが、月1のスローペースでやっぱりちょっと遊び過ぎという気が。その割りには祭り切らなかったと思いますし。喘息起こしてんじゃないよ犬神先輩。
まあエスカレートする練とシゲルのラブラブマッサージ描写も含めて(笑)、なんかそういう気分なんでしょうね。表紙も「股間がポイント」だそうです。(巻末)
新登場の隆子のプライドが高いんだか低いんだかよく分からない、ミチルへの不思議な求愛の意味はまだ理解出来ませんが、ミチルの兄シゲルに対する、畏怖に近い敬意を込めた兄弟愛の方は何となく分かる気がします。
多分劣等感を持っていることまで含めて受け入れているんですよね。それだけ心底兄貴の価値を認めている。それの出来るミチルもまたそれなりの人間であるのは確かなんですが、やはりどこかで自分自身を表現・解放はしなくてはならない。
でも、望まないだろうなあ本人、なかなか。案外今の立場が好きで執着している。シゲル自身がミチルを”捨てる”というのがオーソドックスなきっかけですが、このまま行くんじゃないかというか、そこまで描く余裕が今のペースであるのかというのも少し。
『勇午』
中国が日本を捨てる日。やっぱり刺激されますねこういうのは。
なんだかんだアメリカ&アングロサクソン(つまりイギリスですが)以外、友人と呼べる国は無いんじゃないかと根本的な部分では思います。肌の色含めて色々違うところもあるんですが、基本的に善意というか似たナイーヴさを持っているんですよこの3国は。後はまあドイツか、アングロサクソンの源流(つまりゲルマン)の。
『GOLD DASH』
関係無いですが武侠小説を読むようになって、僕にも少しヤンキーみたいな人種の気持ちが分かるようになりました。感情・心意気を中心に生きるとはどういうことか。
『食いタン』
奥さんが殺人犯だったらひどい話だなと思いましたが、これくらいならまあ。
しかし気になる奥さんの巨乳(笑)。実写系よりもあからさまに描き手の「意図」が伝わって来るので、二次元性欲は捕まり出すとなかなか抜けられない。何でもないことにも反応してしまう。
『もやしもん』
前回書き忘れましたが、「フランス(またはご当地)料理以外に無理矢理ワインを”マリアージュ”させるなんて、道楽過ぎて下品だ」という主張は、見ようによっては『神の雫』へのかなり強烈な当てこすりですよね。やる気?!
『描き逃げやんわり』
あら終わっちゃうの。続けてくれて良かったのに。
今回の内容にも正に表れているように、キャラ的にどうも打ち切りやすいような気もしますねこの人は。(笑)
『ZOO KEEPER』
ああ、こういうオチだったからああいうフリだったのね。根本が「教訓」と「不完全燃焼」だから、展開が説明メインだった。
少なくとも犬と猫に関しては、筋として徹底的に人間が責任を持たなくてはいけないと思います。それは場合によっては、人間そのものより優先して。”助ける”というよりも”幸せにする”という感覚で。あんなに求めて来てしかも与える力がこちらにもあるケースなんて、滅多にないですよ。
要するに幼な子に対するのと同じ、と言ってしまうと、少し当たり前に聞こえるかもしれませんが。
しかしどうしてこの人の描く人物はどれもこれもカニみたいな顔の形なんでしょう(笑)。園長にしろ、獣医にしろ、勿論香也にしろ。一方で日本橋さん(『少女ファイト』)なんかはみんなラッキョウみたいだし。(笑)
分かっててもそうなるんでしょうねえ。
『高嶺の花』(前編)
何の話だか。でも面白い。読める。
資質か腕かが、根本的に優れてる人だと思います。最近とみに”情緒”嫌いの(笑)僕でも気にならずに浸れる。
情緒ってねえ、本来気持ち悪いもんなんですよ、こういう。ジクジクした。それを上っ面で綺麗にやろうとするから腹が立つ、退屈する。
”文化”なんかもそうですね。どちらかというと「仕方のない」ものであって、それ自体として特に「良い」ものではない。要は”既成事実”の美名です。(これ前にも言いましたっけ)
暑い。おしまい。
2007年06月26日 (火) | 編集 |

オフィシャル
毎度こんな話ですが、またキッツイ表紙ですな。
『島』と『山壁』の”丸の内タッグ”という趣旨はまあ分かるんですが、これはもうメンツの問題としてナウなヤング(笑)は買えないんじゃないでしょうか。
同年代の友達に見られたら、ねえ。
昔学生時代からの付き合いの女の子と(そのコの)就職後に会って、そのコのバッグから週刊現代だかポストだか、とにかくオッサン週刊誌が覗いてるのを見て萎え萎えになった記憶なんぞが甦りました。なんか仕事で必要だったらしいんですけど。
その足で帰りたくなりましたね。何が悲しゅうてオッサンとデートせにゃならんねん。
『山おんな壁おんな』
作品の方はまずまず順調なよう。
新キャラ”八木沢瑠美子”女史の魅力はまだ微妙ですが、それと対峙する「山」と「壁」が、基本はタッグを組みつつ二人それぞれの個性に再び分かれる緊張感が上手く表現され・・・・そうな感じではありますよね(笑)。まだ分かりませんが。
しかし実に教育的な漫画だなあ、いい意味で。教科書に載せよう、とか言ってる間に先にTVドラマ化されてしまったのは、いいんだか悪いんだかという感じですが。確かにある意味TV的な分かり易い”対立”ではあるんですけどね。
『ヤング島耕作』
えっ、マナ板ショーって”フリ”なの?!ほんとにやるのかと思ってました。
・・・・まあ当然やるところもあるんでしょうけどね。
『少女ファイト』
主催者が悪人でも下司でもないだろうというのは、この人の作風から予測出来ることではありましたけどね。
それにしても何か結局中途半端なエピソードで。色々とキャラの背景や新キャラの紹介をやってましたが、変装のせいもあってかえって誰が誰だかますます分からなくなった気がします。
あと犬神先輩の喘息脆過ぎ。ドラマ性を増すというより、単にオーラが薄れただけのような。
どちらかというと演劇的に内へ内へ、密室的に濃度を増して行くタイプの話だと思うので、あんまり色々とやって欲しくはないかも。学園に戻っての、立て直しに期待します。
『食いタン』
ケーキ屋の生意気娘は特に記憶がないんですが、いつ出て来ましたっけ。
でも高野とやり合えるキャラは魅力です。寄り目の具合も素敵。(笑)
ただ巨乳は余計ですね。メイドだし。関係ないですが『エマ』がそそらないのも、顔(の作画)がデカいせいというのが大きいです。
『おせん』
別に相手が糸屋さんでなくても、「たかが糸クズぐらい」ということはないと思います。
勿論先号冒頭で「イトヨリダイ」を出して糸話でまとめるつもりなのは分かるんですが、”伏線”でも何でもない余りに露骨な、しかしにも関わらず先号の話なので忘れてる人は忘れてるという技術的にはどうしようもない話の組み立て。ほとんどベテランとしてはあり得ないレベルで、つまりはそれは自分の世界に閉じ篭もり切った裸の王様ぶりによるのだろうという、なんか凄く侘びしい読後感の回でした。
『クッキングパパ』同様、要はもう漫画だとは、他の作品と同じ意味で「作品」ではないのだと思った方がいいんでしょうね。
食い物にこだわるという行為には、現実感の喪失の独特の危険性があるような気がします。こだわるなら最初から無用のものを。漫画とか、サッカーとか。(笑)
『ZOOKEEPER』
僕は猫科に次いでオオカミにはロマンチックなものを感じるんですが、ヴィジュアル的には多分それは北米の大型の、進化的に逆の比喩ですがシベリアンハスキー的な分厚くかつ優美なああいうイメージが基本なんだと思います。
今回の扉絵からすると、問題のニホンオオカミはもっと普通の犬っぽいというか痩せ犬っぽいというか野良犬っぽい(笑)というか、括るならディンゴとかジャッカルとかの山犬系のイメージの方みたいですね。基本的には寒いと大きく分厚くゴージャスな感じになるわけで、イヌ科の生息地としては日本列島は暖かい部類なのかな。同時期のヨーロッパのオオカミのイメージなんかも、もっと大型な感じがするんですが。
・・・・今回はなかなか”テーマ”的な閃きが生まれて来なくて、説明とフリで終始している感じ。
『ビビリメガネ』
ああ、うん、なんか面白かったです。”まとまった”とか”オチた”という感じではないですが。
作者が最初から持っていた認識を放出しただけというか。「描かれる」ことで何かが起きたり変化したりということはなかったと思いますが。作品というより作者が持っているものの面白さ。
基本頑固で傲慢ですよね、この方は。それに技術と説明能力が追い付いていない。
”共感”を得るのではなく(笑)”言い放つ”、むしろ絶対クオリティで”ねじ伏せる”とか”吹っ飛ばす”というタイプ。だから拙(つたな)い内は反発がメインになるのは仕方のないところでしょう。それはむしろ普通の読者の権利。作者が巧かろうと拙かろうと、勝手に編集して面白いところだけ面白がる僕みたいな読者は別にして。
どうも読んでいる内に「連載」形態どころかそもそも「漫画」自体向いてるのかなという疑問も湧いて来ましたが(意外と小説向きか?)、向いてようが向いてなかろうが、表現や発表は機会(と需要)が与えられたところで頑張るしかないんですよね。
まあそれはそれとして、前にもちょっと言ったように4コマとか勿論読み切り系とか、そういうより突っ走り易い形態のを読んではみたいですが。小ネタはコンスタントに面白かったです(笑)。今回なら”たまごっちの映画”と”へーんしーんダイノバックラー!!”。
・・・・早く何か自分のスタイルが確立出来るといいですね。
『イブニングパブのこりび』
ど、どうした?!というくらい面白かったです。
ほとんど何年かぶりで漫画を描いたんじゃないでしょうかこの人。(笑)
「教師ネタ」というくくりで一気に描けたのが良かったんでしょうね。
門辺さんの話とも繋がりますが、「形」って大事だよなというか、必要な形式性を必要な分形式化するのが必要だよなという。ちょっとクドい日本語ですが。(笑)
自由にやったからといって自分に相応しいものになんてなかなかならないんでね。でも縛られるのは確かに嫌だし、難しいところです。
案外運ですよね、こういうの(つまり形に出会えるかどうかは)。ただ来た運を正しく認識して維持・発展させるのは自分の意識。
・・・・『モーニング2』は最寄りのコンビニに売ってなかったので、明日にでも買いに行こうっと。
2007年06月12日 (火) | 編集 |

オフィシャル
なんかこう、ガタッと急激に自分の文章に飽きが来て困ってるんですが。
ヴェルディ/レッズ/代表/漫画誌と定番化したもので回している(回っている)状態なのと、web拍手という新たな参考ツールの件も含めて、常連/リピーターに一定の受容と愛(笑)を受けていることをとみに実感しているという、つまりは安定が理由といういささか贅沢な話ですが。
もっと緊張感のあるものやワンランク上のものを書きたいとも思いますが、別に職業にしているわけではないので(笑)そんなことを考え出すと途端にしんどくなって、一転いきなりやめたくなったりもしますが、そうは所長さんが卸さない。
結局”ペース”を作ってるのはアレなんですよね。”回転”を維持しつつ、単体としてインパクトのあるものも書きたいなあ。根性か時間のどちらかがもう少しあるといいんですが。
『ZOOKEEPER』
今週もやって参りました僕のズ○ネタ漫画。青木幸子先生に変なファンレターを書きたくなるのを抑えるのに必死な状態です。(笑)
ああ、『ZOOKEEPER』のような(”香也のような”ではないところに注意)彼女が欲しい!
どうしてこう一挙一動気に入って、一挙一動ムズムズするんでしょう。
さすがにこれは漫画だから、小説ではないから、つまり”絵”つきだからという理由は見逃せないと思いますね。どんなに好きでもやはり小説ではこうはならない、(狭義の)「精神的」なレベルに限定・集中されてしまう。
つまり愛は視覚から生まれる。または物質的存在感から。
・・・・実は今週は特にどうという回ではなかったですね。単なる説明。「飼育員の就職事情」の話はへえという感じでしたが。
『山おんな壁おんな』
出世かあ、ううむ。これは最初から想定していた展開なんですかね。
かなり業界事情をきちっと&感情移入して取材している感じは好ましいですが、このまま”ステップアップ”して行って島耕作的にシリーズ化しやしないかと少し心配。(笑)
しかしほんにまあ、よくある嫉妬と角突き合いの話から、ここまで高尚な感じに。サボらずに新たなお騒がせキャラも続々投入されていますが、元々の最大のライバル関係である山&壁がガッチリスクラムを組んでいるので、基本的には危なげないんですが最近読み始めた人にはそろそろ物足りなく感じる人が出て来る可能性も。
『ヘルプマン』
なんだよという感じ。今更”ダメキャラ”としての百太郎を押されても、もう実感ないよという。
どんな理由があっても百太郎が介護から離れる可能性なんてまるで想定できないので、時間潰しに駄々こねてるように見えちゃいます。
まあ多分「国家資格編」みたいなものの導入なんでしょうが。ハロー、コムスン。
『GOLD DASH』
特に感銘を受けたわけでもないですが、まだ新連載優遇期間。
一見ただのヤンキー/お水/ヤンマガ絵(笑)ですが、筋肉的にもエロ的にも、「肉体」というものを描く上での何か独特のこだわりというか背景というか、具体的には分かりませんが何かがある感じの人ですね。
”動き”が上手く表現出来ているから意外に爽やかというか、ドロつかない。
『ビビリメガネ』
脱・作者御用達ブログ後(笑)の1発目。
今週一番のヒットは、「貴様ーー!!!!男なら迷わずにやらんかぁ!!」。
どっから涌いて来たボキャブラリー、語感なんだ。
それに限らず今週は・・・・特に一枚一枚の絵を見てると・・・・。何やら多重人格じみているというか。上手い下手以前にね。
様々にのしかかって来るプレッシャーに、門辺さんの中の色々な部分が各個立ち上がって対応・防戦しているような。基本的にはそれで凌ぎ切っているような。
存外強い人だなと思います。どっこい生きてるというか。勝てないまでも絶対負けねえというか。
ただなんかやっぱり無理矢理引き出されている強さという感じがして、苦しいというかおいちゃん心配で見てられないというか。
結局速成がなあというのと、ちょっとした落書き(”暗号”とは別)に見られるむしろソツがないくらいのくすぐりのセンスを、もっと素直に活かせる造形に出来なかったものかと。
まあでも今週は結構力強かった&テンポがあったと思いますよ。1,2話が好きだった人もいくらか戻って来るのではないかという。
相変わらず作者の「主張」や「内容」にはノーコメントを通してますが(笑)、今シリーズが一段落したらそういうことにも触れてみようかなと。激論!門辺式いじめ論を問う!?
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