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ペップと"常識"の狭間で ~16/17ペップ・シティの1年(2)ペップのチーム運営
2017年06月05日 (月) | 編集 |
"(1)ペップの選手起用"編に続いて。
水曜に代表戦があることに気が付いてなくて慌てたのと、UCL決勝のレアルに毒気を抜かれて呆け気味ではありましたが(笑)、まあ何とか。


ペップ・シティの1年

 リーグ戦 3位 (UCLストレートin)
 UCL ベスト16で敗退
 FA杯 準決勝で敗退


以上が16/17シーズンのペップ・シティの、主な結果ですが。
こうした成績を残したペップの1年目を、「失敗だ!(クビだ!)」と、強く言うシティ・ファンはそんなにいないと思いますが、一方で「成功だ!」言いたくないシティ・ファンも、これはこれでかなり大量にいると思います。(笑)

一言で言うと、非常に評する言葉に窮する、結果及び内容。
僕自身もシーズン中は、かなり寡黙(?)な感じで過ごしていました。物理的にそもそもブログで書くのは今回が初めてですけど、ツイッターでも何か言おうとしてやっぱりやめたということを繰り返していましたし、何か言う時でも言いたいことの平均して3,4割くらいしか、言わないような感じが常でした。

ヴェルディでも代表でも、普段の僕はその監督がどんな実績を持っていようとも、それを"無視"とまでは言いませんがほぼ完全に"括り出し"た形で、今目に見えているものだけを信じてあけすけに言う人ですし、またその判定の仕方もかなり"見切りの早い"傾向のある人だと思うので、そこからすると随分と慎み深くなったものだなという感じですが。(笑)
それは別にペップの名に恐れをなしていた(笑)わけではなくて、実際のところ成績自体が、いいとも悪いとも言いづらいものだったというのと、もう一つはペップのチーム作り・運営の一つ一ついち場面いち場面に、他の監督に対するのと同じ"基準"では測り切れないものを感じていたと、そういうことです。

ちなみにペップが一年目のプレミア&シティで華々しい/圧倒的な成功を収めるイメージは最初から持っていなかったんですけど、それでも何か"隠し玉"があるのではないかもっと"奥"があるのではないかという期待は途中までは持っていて、それははっきり言えば、裏切られましたね。・・・むしろ「選手起用」編で言ったように、独特な単純さ、場合によっては"浅さ"が、ペップの(天才の)大きな特徴であったわけで。チーム作りにおいても。
とにかくそういう意味での"幻想"は、持っていないかと言えば、持っていました(笑)。ある時期までは。


ペップと"常識"の狭間で

話戻してペップのその独特の"測り切れ"なさと、それに対してこちらがコメントに窮していたということについて、もう少し。

(1)ペップ「革命」とシティ(ファン)

最初にバルサで始めた時は、その圧倒的なクオリティと斬新な合理性で「革命」の光芒に彩られていたペップ流ティキ・タカでしたが、続くバイエルンでは威力こそ十分ながら早くも"マンネリ"感がクラブの内外で漂い始め、思いの外あっさりした政権の終わりをもたらした印象でした。
そしてその後三顧の礼(?)でもってシティに迎え入れられるわけですが、そうしつつも"マンネリ"感、「要するに"あれ"をやるんだろうな」という諦めに似た感情は就任前から多くの人に共有されていたように思って、僕もさほど大きな「夢」を抱いていたわけではないというのは上で書いた通り。

見えていたのはとりあえずの近未来、「マンチェスター・シティ」という素材、選手でもって"あれ"をやるとどうなるんだろうという、若干無責任に近い単純な好奇心と、それが一通り消化されるまでの「時間」のイメージと。
ただその後は・・・特に無いというか、その時点で"マンネリ"を気にさせないくらいの圧倒的な強さがあればいいなという祈るような気持ちと、言ったってなんか色々とあるんでしょ?ペップという、やがて裏切られることになる(笑)幻想的期待があったのみというか。
まあどんな監督でもそんなに遠い先の見込みや期待などは求められないものではあるんですが、ペップの場合は「スタイル」が明確(白)な分、「閉塞」感情に強めにはっきり目に直面させられる面はありますね。

実際始まってみると「好奇心」「消化プロセス」"脳を開く"効果はペップ自身の想定をも恐らく越えたものがあって、大した内容でも大したメンバーでも(笑)ない中で、あれよあれよキャッキャウフフと、開幕から公式戦10連勝なんぞを達成してしまいました。シティ自体に自惚れることはほぼ無かったですが、プレミアやっぱ大したことないかなと思うところは無くは無くて、ひょっとしてこのままイケるかもと、思った時期が僕にもありました(笑)。キャッキャ。ウフフ。

間も無くしかし予定通り予想通り、"先"の空白への予感通り、「閉塞」の時期が訪れます。・・・訪れますというか、ぶっちゃけ"ハネムーン"の後は最後までずーっと、基本的には"閉塞"だったと思います。


(2)"飽きない""めげない" ~ペップのチーム運営

ただペップは・・・それを気にしていたのか。勿論攻守に不満は多々あったでしょうし、全ての試合には勝てない中、増して最終的に一つもタイトルを取れない、CLでも前任者の結果を下回るという状況は、大いに不本意ではあったでしょう。またその過程で3バックにしてみたり4バックに戻してみたり、3センターにしてみたりドイボラにしてみたり、勿論選手もあれこれ取り替えたり、最後まで試行・苦労はしていました。
しかしそれらは言わば通常の、"つきもの"の苦しみであって、見てる側が時に感じていた「やり方」そのものへの疲労感や閉塞感とは、次元の違うものであったように見えます。それについてはペップは一度も/特に、疑問や不安を抱いている様子は見えず、全ては"枠"の「中」での揺れの範囲に収まっていた。この言ってみれば(バルサ、バイエルンに続く)"三番煎じ"の作業に、ペップは特段何も"飽き"は感じていないように見えました。

「信念は揺らいでいない」?うーんどっちかというと、"当たり前"の方の臭いが強いですね。「選手起用」についても見られた。これが当たり前だから、やるべきことだからやっている、それだけ。
"ブラボの擁護"などの時にはさすがに(笑)少し「感情的」な様子も見られますが、それ以外は何かあってもメディアとの単に売り言葉に買い言葉のレベルで、積極的な"固執"や"意地を張っている"ようなニュアンスはほとんど感じられない。フィールド上でも、それはそう。

そしてその、見ようによっては考え無しの(笑)無敵の平常心が、必ずしも上手く行かないことも多かった今季のチームの、折々の混乱や落ち込みを最低限にとどめ、また通常(の監督に対して)なら発せられていたはずの僕(ら?)のダメ出しの、口を封じていた。(笑)

実際ペップの一つ一つの施策に"納得"していたわけではあまりなくて、色々やっていたけどぶっちゃけどれも特には"ハマ"っていなかったように思うんですよね。・・・シルバとデブライネの二枚をインサイドに並べる形くらいかな?僕がクリアなものを感じたのは。例の開幕当初の連勝を支えた。ただその後ペップがその形に、特別な注意を払っていた気配は無い。
まあ個別のことを言っててもキリが無いのでやめますが、とにかくどれもさほど持続的には上手く行かないまま変化だけは止まらず続いて行って、こういうことを繰り返していると、普通チームはどこかの時点で"変化"そのものに倦んで来て崩壊に向かうわけですけど、そういうことがペップのチームでは起きそうで起きない。見てる方も、あんまり上手く行かないなとかまた変えたのかとか思いつつも(笑)、でも決定的に駄目になったりはしないのが分かっているので、段々いちいちコメントする気力が無くなって来る。(笑)

ここらへんででもほんとに凄いなと思ったのはペップのチームのリカバリー力で、"ハマ"らない落ち着かないペップ・シティは定期的に相手構わず酷い試合をやらかして、いよいよここから落ちて行くのかなと何度も思わされるんですが、でもその都度何やかやと持ち直す。特に何か劇的な改善がなされるわけではないんだけど、むしろ直前の失敗試合が無かったかのように(笑)、実にタフに厚顔に、原状復帰をして来るんですよね。
上がらない、でも下がらない。
今年シティがタイトルを取れなかった突き抜けた強さを手に入れられなかったのは、ペップのせいかも知れない。少なくともコンテがチェルシーを"ハメ"たようには、ペップはシティをハメられなかった。
しかしその一方で最終的にプレミア3位になれたこと、CLストレートインという重大なタスクを結局達成出来たことについては、ペップの功績は大きいと思います。ペップ以外であの持続力を、チームが発揮出来たとは思えない。種を蒔いたのもペップなのかも知れないけど(笑)、それでも"収穫"の手際には感銘を受けたというか。


ペップは要するに"何"をしているのか

どうもおよそ、「常に新奇なアイデアに満ちた天才戦術家」的なイメージとはかけ離れたペップの"顔"、あるいは"手腕"について、語ることになっていますが。
では「タフで粘り強いマネージャーであることがペップの監督としての本領である」ということが言いたいのかというと、さすがにそんなことはなく。(結果的にそうである可能性は無くはないと思いますが(笑))
基本的には「選手起用」のところで言ったように、気にしない/頓着しないというのが、ペップの"タフさ"の本質だと思うので。しようと思ってしているマネージメントでは、必ずしもない。
ただ「無私」の人とは喧嘩がしづらいし(選手起用)、監督が全然気にしてないようなのを選手が気にしてもしょうがないので(チーム運営)、結果的にほぼ常に選手やチームの動揺が、最低限で抑えられているということ。

勿論その裏打ちとしては、ペップのカリスマやペップが提示する戦術や理論の魅惑力というものが、あるのでしょう。仮にペップのサッカーを好きだとも強いとも勿論絶対だとも思わなくても、それでも"ペップの要求に応える"ことには妙な「名誉」感があって、だからアグエロなんかも今のところは、キレずに前向きに、課題に取り組めているのだろうと思います。

ただ・・・思うのは、この人「革命」家ではないよねということ。確かに"常識には囚われない"んだけど、一方で例えば"新しさ"自体に特に興味を持っているようには見えない。だからここまで、"変わらない"で"揺るがない"でいられる。
では何に興味があるのかというと、むしろ"万古不変の正しさ"の方でしょう。それがたまたま、状況との関係で、「革命」的に映ることがあるだけで。バルセロナでのあの作業も、見方によっては、バルセロナの伝統に対する「温故知新」的な性格を持つものだったと思いますし。

あえて言えば、「宗教家」的なパーソナリティではないかなと。それも扇動家ではなく、内省的なタイプの。風貌的にも、"修道士"っぽいですしね。(笑)
とにかくペップは、新しいスタイルを作り出そうとしているというよりは、「正解」を求めている、または既に自分が知っていると思っている「正解」を、「真理」を、黙々と実践している、そういう感じかと。

比べて言えばリヌス・ミケルスは、なるほど革命家であって、"状況"を変える為の新しい手段を、直線的に、常識に囚われずに求めた、それがあの結果。
一方でそれを引き継いだクライフは、それをある意味では相対化して、他との対比における選択肢の一つとして「スタイル」をロマン化して、"他ではなくこれ"を選ぶよう、愛するよう、人々に求めた。
そしてペップは、それらをどう消化したのか、「出来上がった真理」として、手段や選択肢ではなく、最初から唯一の奉じるべき対象として感得して、現世に(?)もたらした。

「科学者」(ミケルス)「詩人」(クライフ)「宗教家」(ペップ)?よくある対比かも知れませんが。
ちなみに"ペップの選手起用のドライさ"についても、あれも宗教者特有の「生きている人間」への無関心、あくまで"本質"を"実存"に優先させる態度(逆ではなく)の表れであると、そう描写することは可能かと。(まああんまり比喩ばっかり増やしてもしょうがないんですけど)

ペップもバルサの時と今と、全く同じ気持ちということはないでしょうけどね。やりながら色んなものがこそげ落ちて行ったということはあるでしょうし、あるいは折に触れて"キャリアの終わり"を口にするように、単に以前ほどの熱意が無いのかも知れない(笑)。更にもう一つ嫌なことを言うなら、バイエルンの時と比べても、シティの既存戦力にペップを刺激して新しいアイデアを生み出させるだけのインパクトが、無かったのかも知れない。
ここらへんの「現世的」なことは、新シーズンに向けての編成を見て行けば、おおかた見えて来る気はしますが。


(まとめ)

とにかく、恐らく誰の目にも否定し難く"マンネリ"の臭いの濃厚だった16/17シティのペップ・サッカーでしたが、その"マンネリ"さに少なくとも当人には思い悩んでいる様子が見えずに、またマンネリなりの強さや、マンネリゆえに見えた"斬新"さ以外の監督ペップの意外な特徴があったと、そういう話です。

そしてその特にペップのマンネリへの異例な耐性の強さから、起きたことのチームへの影響の仕方がこれまでの経験則では読み切れずに、僕は口をつぐんだと(笑)。「ペップ」と「常識」との間で引き裂かれたと。
「ペップなら何とかしてくれる」「何か知らない凄い解決法や深謀遠慮があるのではないか」という当初の期待は割りと早々に消えてしまいましたが、それでもペップは"謎"の人であり、定期的に驚きを与えてくれる興味深い存在ではあり続けました。

以上が約1年間、"自分のチームの"監督としてジョゼップ・グアルディオラ氏を見ていて感じたこと、分かった気がすることですかね。来季は・・・どうなるんでしょう。あんまり変わらない気もするんですけど、それでもまた何か、驚きはあるのか。
いや、まあ、その前に勝ちますか(笑)。とりあえずどっちか下さい、発明か、勝利か。

正直ちょっと、退屈でしたよ?ペップ。最後に言うのもあれですけど。(笑)


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ペップと"常識"の狭間で ~16/17ペップ・シティの1年(1)ペップの選手起用
2017年05月31日 (水) | 編集 |
ペジェグリーニ時代のメンバーの面白さ等に惹かれて、マンチェスター・シティの試合は2,3年前から折に触れて見てはいたんですが、ペップ就任を契機に今季初めてフルに見る経験をしたので、ちょっと書いてみようかなと。


アンリとペップ

"ペップ"こと元バルセロナのレジェンド選手ジョゼップ・グアルディオラ(ペップWiki)が、引退後バルサB指導経験を経てトップの監督に就任した時は、正直あんまり期待感はありませんでした。
テクニシャンタイプの"レジェンド"選手が若くして監督に就任することに伴う、避け難い「名選手必ずしも名監督ならず」感、悪い予感もありましたし、また前任者のフランク・ライカールト自体が既に「成功した"名選手"監督」であり、かつ長らく低迷していたバルセロナを立て直した"改革者"でもあったわけで、なにぶんハードルは高いし、ペップが使いたそうな(笑)イメージはライカールトが使ったばかりで、"新鮮味"の"二番煎じ"みたいな変な状態で、まあなんか色々と大変だよなという感じ。"いつか"は監督やるんだろうけど、"今"じゃない方がいいんじゃないかなというか。

これから書くように、ペップはそんな細かいことを気にするようなタイプの人では結果的に全然なかったわけですが、とにかくそういう感じで、やる前からむしろ「失敗」に備えるような構えで、幾分冷ややかに見ていました。

そんなペップの「監督」としての力量に初めて僕が注目したのは、就任初年度、前政権から引き継いだ、大物な分限りなく"厄介者"に近い余剰戦力であったティエリ・アンリを、不動のセンターFWエトオの脇の左FW/ウィングとして、「何事もない」かのようにフィットさせて組み込んでしまったことでした。
「左利き」の「俊足ドリブラー」であるアンリを左ウィングとして使うというのは、一見すると理に適っているようでもありますが、しかしそれは勿論机上の議論で。アンリが元々はドリブラー、ウィンガーとして伸び悩んでいたところを"ストライカー"にモデルチェンジすることで一気にスーパープレイヤーに大開花した選手であること、またバルサに来た時点で既にキャリアの終盤に差しかかっていた"功成り名を遂げた"選手であって、エトウとポジション争いをするならともかく露骨に二番手以下でかつはっきり言えば空きポジションに便利遣い的にコンバートされることに唯々諾々と従うには、最早ハングリーでも柔軟でもいられない"出来上がった"選手であったことを考えると、常識的にはほぼ無理筋の起用であって、実際前年にはそれで失敗もしていたわけです。(アンリWiki)

それをあっさりと、ペップは成功させた。"無頓着"という印象を受けるくらいに。(この印象は正しいと後に判明)
アンリもさすがに"生き生き"というわけにはいかないですが、しかし確かに前向きに、それなりに元気に、1シーズン役割を全うしていました。(チームもリーガ制覇)
どんな魔法を使ったのかは分からなかったですが、とにかくさすがの説得力、意外な豪腕で、戦術以前の部分での監督としての非凡さを、まず感じさせられた出来事でした。

勿論その後はその"戦術"でも、シャビ・イニエスタを軸としたパスサッカーの異次元のクオリティでも、我々を、僕を(笑)、完璧に説得してくれたことは言うまでもありません。"天才"的な監督であることを、というか。


ヤヤとペップ

バルセロナでの栄光に満ちた4シーズンの後、続くバイエルンでもペップは、まずは大成功の部類と言っていい成績を上げるわけですが、この時期については余り興味が無くてほとんど見ていなかったので、割愛します。

とにかくこの二つの名門クラブでの成功の後、次の"名門"を目指すマンチェスター・シティに拝み倒されて、充電する暇もあらばこそ割りとヌルーっとした感じ(印象です(笑))でイングランドにやって来たペップでしたが。
そこでペップは、バルセロナ時代の"アンリ"問題の縮小版のようなものに、再びぶつかります。ご存知(?)ヤヤ・トゥレ問題です。
これについては昨今はすっかり、「代理人が余計なことを言ったからペップがへそを曲げた問題」として説明されるのが通例となりましたが、元はと言えばそもそもヤヤ・トゥレ自身のプレイスタイルなりコンディションなりの理由から、ペップが積極的に使おうとする素振りを見せなかった、それに対する代理人の牽制ないし寝技(笑)があの「ウチのヤヤ使わないで負けたら、それはベンチがアホやからということになるよね?どうですか皆さん!」(意訳)という発言であったわけで、結果的に言うとむしろ"代理人"が悪役として全ての問題を引き付けることによって、ヤヤ自身はチームに入り易くなった、バルサ時代からしっくり行ってなかったらしいペップに頭を下げ易くなった、そういう面が大いにあるような気がします。そこまで計算していたのなら代理人優秀過ぎますが、さすがに違うだろうと思いますが。(笑)

ともかく辛うじて「忘れられた存在」になることは免れて"チーム"の一員として再出発することになったヤヤ・トゥレでしたが、バルサでのペップとの一回目の邂逅の後、シティですっかり"王様"化してますます余白の大きくなったプレイスタイルのペップ戦術との適合性の問題、及びしかしそれでもいればいたで否応なく"王様"としての存在感をまき散らしてしまう扱いの難しさと、依然その起用法には悩ましいものがある・・・はずでした。(笑)

でも実際のペップのチーム作りを見ていると、どうもあんまり悩んでいる様子が無いんですよね。建前でなく本当に、ヤヤをいち選手としか見ていない感じ。「規律」「管理」としてあえてそういう態度を示す監督はよくいますけど、ペップの場合は余りにそれが自然体なので、ヤヤの方も身構えることも特に自己主張することもなく、具体的なプレイ上の困難はそれはそれとして、結果的に凄く普通に、時間と共にチームに馴染んで行った感じ。
アンリのところで言った"無頓着"という印象が、ここでもペップから伝わって来るものとして当てはまります。アンリが「左利き」の「俊足FW」でしかなかったように、ヤヤも「強さ・高さ〇 速さ× 上手さ◎ 体力△」のMFという、そのスペック通りにただ使っている感じ。細かいニュアンスとかは、あんまり気にしていない。

凄く"気にしていた"(笑)僕の内的葛藤と照らし合わせて言ってみると、まずヤヤがベンチにも入れてもらえなかった開幕直後の時期、順調に勝ち星を積み重ねながらもストーンズが期待外れなプレーを繰り返し、コラロフのコンバートはいいんだけどその場合逆に左サイドが弱くなっちゃうんだよなとあれこれチームの悩みの種であった(組み立ての出来る)CBの穴埋め要員として、体と足元はともかくあるヤヤを、何とか活用出来ないかということをつぶやいた記憶があります。自分でもあんまり現実的とは思っていなかったですけど、ただその時点ではそうでもしないとヤヤの居場所は全く無いように見えていたので、それくらいなら駄目もとでという、そういう話。

その後"代理人"をめぐるひと騒動が一応内々には決着し、じゃあそろそろということでペップがヤヤをプレミアの試合で送り出したのは、それまでシルバやデブライネが素晴らしいクオリティで務めていた、アンカーの前の二枚のインサイドハーフの位置。無茶だろうという大方の予想通りの緩慢なプレーでチームを混乱に陥れたヤヤでしたが、そのすぐ後の試合ではトータルではともかくとして最終的には、正に"王様"ヤヤにしか出来ないスーパーなプレーで2得点を挙げてチームの危機を救い、メディアの称賛も浴びました。

その不条理プレーにやっぱすげえなと専ら爆笑(笑)しつつも、ただそれでもこれからどう使うんだろう、"機能"しないまま存在感だけ増してしまったこの怪物を、どう使えばチームを壊さないで済むんだろうと、僕は悩んでいました。
一つの方法としてはまずは、上の"活躍"試合のようにスポット的にスーパーサブ的に使って、彼の"いいところ"だけを利用して行く方法。もう一つは、「組み立ての出来るCB」同様に足りていなかった前線の"高さ"を補う目的も兼ねて、いっそ(左)FWとしてでも使えばいいんじゃないのか、それならチームへの(悪)影響も中盤起用と比べて最低限で済むしと、だいたいこんな案。

実際にペップがやったことは・・・特に、無い
無いというのも変ですけど、取り立てての"工夫"はしなかったと思います。"技術が売りのMF"であるヤヤがプロで最もやっているポジション、中盤のやや下がり目、4-3-3のインサイドか、4-2-3-1の第2ボランチか、だいたいそこらへんで普通に先発要員として使い続けて、いつしか(アンリの時同様)特段スーパーではないけれど十分に使える駒として、フィットさせてしまいました。彼の短所に配慮した様子も、逆に長所を引き出そうとあえてした様子も、僕の見る限りではない。自分のチームの中のただの一人の選手として、要求を伝えて機会を与えただけ。ヤヤが適応に苦労して、見る者をハラハラさせていたそれなりに長い時期も含めて。


まとめてヤヤを、とにかく特別視しなかった。極端に言うと、"ヤヤ・トゥレ"としては見ていなかった。("アンリ"を"アンリ"として見なかったように)
それは単に「公平」というよりは、言い方はあれですが「無視」に近い感じで、正に「無頓着」、地球上でヤヤ・トゥレをこんな扱い出来るのは、多分ペップだけだと思いますね。使うにしろ使わないにしろ、どうしたって意識するでしょう、あんな特別特殊な選手。
そこからすると、例えばUCL決勝トーナメントモナコ戦の2ndレグで、何人かの論者が疑問を呈していた得点の必要な試合でヤヤ・トゥレを使わなかった理由も、ヤヤの何かを危ぶんだというよりは、"特別"な選手だと思っていなかった、そういう意味合いが強いのではないかなと思ったりしますが。(リアルタイムでは見てないので、漠然とですが)

シーズン終盤でのヤヤは、バルセロナ時代(ライカールト)にもやっていたアンカーのポジションに、ほぼ落ち着きます。
これ自体はまあ分かるというか、これならぎりぎり僕の"選択肢"にもあった(笑)というか。
ただその前段階でのもっと上がり目、インサイドあたりでの起用は繰り返しますが僕には考えられなくて、そこでのフィットがあった上での、最終ポジションですよねこれは。
別な言い方をすると、ヤヤの危うさも、攻撃面のスペシャリティも、どちらも適度なところで"収めた"上での、コンバートというか。そこそこ強くてそこそこ配れる。フェルナンジーニョ程のフィット感は無いけれど、フェルナンドの"棒"プレーよりはだいぶ上という位置。ライカールトの時に(当時の)ヤヤの強さに託されたチーム改革の期待や、ペジェグリーニがかけていた攻撃面での特別な期待は、そこには無い。ただそれなりに体も張れる34才の技巧派MFが、そこにいるだけというか。


ペップの選手起用の光と影

こうして「まあ出て行くんだろうなあ」という大方の予想を覆して、難物ヤヤ・トゥレを戦力化して見せたペップでしたが。
その"手腕"の程はともかくとして、"効果""意味"については、疑問が無いわけではないんですね、僕は。
端的に言って、それが嬉しかったか、今年のヤヤ・トゥレを見ていて楽しかったかというと、うーんという感じ。
手前味噌になりますが、例えレギュラーでなくても"スポット"起用で輝いたり、変則起用でもFWで新味を出したりしてくれた方が、サッカー的な"意義"はあったような気が、未だにしています。
・・・いや、だってどこかの国のJリーガーじゃあるまいし(おい)、別に1ペップに嫌われようが首切られようが、ヤヤ・トゥレは生活に困窮するわけでも前途が閉ざされるわけでもないわけじゃないですか。さっさと別のクラブに行ってまた王様やるか、少なくとも"ヤヤ・トゥレ"として扱ってくれるチームでプレーした方が、見てる方も幸せなはずですよね。そうするだろうと、みんなも思ってたろうし。

上のアンリも、"適応"こそはしましたけど"輝"いたり"新境地を開く"ところまではいかなくて、結局翌年以降再び下降ラインに入ってチームを去ることになりました。ヤヤ・トゥレもそうなる・・・とは別に思いませんけど、一方で"輝く"ともまた思えなくて、なんか凄いことは凄いけれど、若干機械的に機能する"罪"な手腕だなと、思わなくもないです。
ペッブだからこそ出来た、でも実は"出来ない"方が良かったんじゃないか?的な。

シティ的にはまあ、"助かった"部類なのかなとは思いますが。意外と中盤人がいるようでいなかったので、人数合わせには非常に助かった。ただそれ以上でもなかったので、「シルバ・デブライネ頼み」という状態は最初から最後まで変わらなくて、それが今季のシティの限界にもなっていました。(ギュンドアンが無事だったとしても・・・)
逆にヤヤが戦力化出来なかったら、具体的には分かりませんが新たな別の戦力がその要求に応えて、チームをもう一つ上に持って行けたかも知れない。最初から"本領発揮"に蓋をされたヤヤ・トゥレで、"お茶を濁す"のではなく。"濁"せてしまったのが、ある意味運の尽きというか。

こういうアンリやヤヤ・トゥレに向けられたペップの"収拾"力、悪く言えば「陳腐化」力みたいなものは同様にアグエロにも向けられていて、こちらは今のところは、前二人とは違うキャリアピークのアグエロの元気さもあって、そんなにつまらないことにはなっていない。"進化"と言えないことはないというか。
でもそれでも結構、ギリギリのラインだと思います。これ以上、アグエロの「特別」を「一般」の方に寄せて行ったらもたない、特にジェズスとの2トップ構想というのは、出来ないことはないだろうけれど、来季へ向けての"希望"よりは遥かに"不安"ないしは"不満"要素だと思いますね。はっきり言って、別に「見たく」ないし。(笑)

同じ"難度の高い強引な適応"でも、「銀河系」的な誇大妄想的快楽が無いんですよね、ペップのには。余りに「日常」のものとしてやってしまうので。今のところ確度は凄く高いんですけど、実は"プラスアルファ"も余り生んでいない。結局は構想に適した選手を、最初から連れて来るにしくはないという、当たり前な話にしか。

対してより積極的な構想である例の「MF的サイドバック」ですが、まずそれ以前に("守備職人"と考えられていた)フェルナンジーニョを、中盤の底、"ブスケツ"の位置で"足らせた"のは見事だと思いました。フェルナンジーニョ自身の潜在能力もさることながら、やはりペップの指導力フィット力あってのものだったでしょう、あれは。
ただそのフェルナンジーニョに、"ラーム"まで求めたのはどうだったのか・・・。元々の構想であったのは分かりますが、ようやく"ブスケツ"という新境地を開いたばかりのフェルナンジーニョに、結果として負担が大き過ぎたのではないかと僕は思います。どうもそれによってフェルナンジーニョが心身のコンディションを崩して、上手く行っていた中盤でのプレーまで不安定化して、またらしくない"ラフプレー退場"騒ぎまで起こした、そのように僕には見えました。それらが無ければ、優勝したとまでは言いませんが、もう少しチーム力は維持されて、長く優勝争い出来たのではないかと、そう思っているところがあります。

「フェルナンジーニョ」と「ブスケツ」の違和感、これについては持ち前のフィット力で埋めること、無視することに成功した。しかし続く「フェルナンジーニョ」と「ラーム」の違和感、こちらは埋め切れずに、言わば「フェルナンジーニョ」の個別性(の限界)に逆襲を食って失敗した、そんな印象。
"主要ポジション"(フェルナンジーニョ)と"補助的ポジション"(ヤヤ、アンリ)の違い・・・まで考え出すと収拾がつかなくなるので、とりあえずペップにも出来ることと出来ないことがあった、そういう例として出しておきたいと思います。(笑)


(まとめ)

要するにペップの選手起用の特徴、凄さは、凡人的"ニュアンス"への配慮をバッサリ切り捨てて、原理・原則や戦術的目的の一般的次元のほとんどそれのみで選手に対して、しかもそれを「強圧」ではなくてごくリラックスした「当たり前」として提示・説得出来るところにあると思います。
誰よりもペップ自身がその「当たり前」を生きていて、言わば"無私"の状態で選手に接するので、普通の意味でのエゴとエゴのぶつかり合い的な"反抗"や"摩擦"はほとんど起きない(イブラヒモビッチとの件は未研究なのでまたいつか(笑))、それがペップの独特のマネージング力、ペップなりの"豪腕"の正体かなと。
摩擦が無いゆえの薄味さ、浅さもたまにある、ということも書いてはおきましたが。

何ですかね、イメージとしては、ペップの"目"は生まれつきスカウターか何かになっていて、選手の「顔」ではなくてそのスペック、「数値」が、いきなり/直接見えるようになっているのではないかという、そういう感じ。(笑)
別に"切り捨てて"いるのではなくて、最初から"見えて"いるものが違うという。
そういう、"天才"。


好きとも嫌いとも言えないですけど、すげえなとはやっぱり思いますね、近くで見ていて。違うなという。
驚異の念に打たれる瞬間が、ちょいちょいあるというか。
次回「チーム」編で、そこらへんのことを更に。


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鹿島とJリーグ、の2016年。/CWC決勝戦 レアルマドリード-鹿島アントラーズ
2016年12月19日 (月) | 編集 |
何だったんだろう、この試合。

FIFAクラブW杯 レアルマドリード 〇4-2● 鹿島アントラーズ (横浜国際)

冷静になって振り返ってみると、"いい試合"なのかどうか今一つ分からないところがある。(笑)


・勿論鹿島"快挙"に近い健闘は称えますし、試合途中からはかなり心臓バクバクしながら"応援"にも回ってましたけどね。
・ただそれはそれとして、若干なところもある試合だったかなと。

・簡単に言うと、「得点シーン」「それ以外」に、ちょっと遊離した印象のあった試合という。
・鹿島側から言うと、柴崎の二得点は勿論素晴らしかった、ニコリともしないのもかっこ良かった。(笑)
・"ボランチ"じゃないんだよなあという印象も、新たにはしましたが。
・"プレーメーカー"では。
・柴崎の1点目をアシストした土居のクロスも、少し意表を突いた角度・タイミングで良かった、良かったんだけれど・・・
それ以外は?という。
・序盤から鹿島は落ち着いて試合には入れていて、守備も中盤も、そんなに危ないところは無かった。
・ただいざ前線にボールが渡ってさあ攻撃だとなると、やはり一人一人の判断のスピードと思い切りは、このレベルの戦いに慣れたチームとの差は歴然で。
"個人能力"の差を感じるというよりも"能力"を出すまでにも試すまでにも行けない感じで、正直得点の予感は全然無かったです。
・土居もあのプレーは良かったけど、それまで数度"何も出来ない"プレーを披露していた印象で。(ただし若干鹿島の選手の区別が出来ていないので、同定には自信無し。(笑))
・だからこそ逆に"意外性"もあったというか(笑)、"駄目"だった後の"やり直し"のプレーが生きたというか。
・そこらへん、さすがに代表チーム、代表選手たちはもう少しやれるので、やはり日頃"Jリーグ"のレベルに合わせている限界は感じましたね。

・守備に関しても、"落ち着いてる"とは言いましたが。
・2点目ないし延長の3点目までの失点は、その割にあっけないというか勿体無い感じのもので。
・なんかこう、局面局面、場面場面への必要な注意力と"テンション"の供給が微妙に立ち遅れていた印象で。
・チーム"全体"としては集中していただけに、やはり日頃繰り広げている戦いのレベルの問題を、僕は感じてしまいました。
・詰めるべきところが詰められていないというか、詰め"慣れ"ていないというか。
・"慣れ"ちゃえば無意識に出来るようなことでも、"慣れ"てないとどうしても後手に回るんですよね。
・鹿島が悪いと言ってるのではなくて、むしろ「鹿島にして」そうという話。
・レアルはそりゃ上手かったですし、舐め切ってリラックスしているゆえに難しいことでも万事簡単にスムーズにやってのけていて、その意味の"相手の悪さ"は当然ありましたが。
・でも正直大した"レアル"ではなかった、例えば準決勝クラブアメリカの前半終了間際の先制点のような、「針の穴ですらない隙」をこじ開けてしまうような、"ご無体"も"神がかり"も、この試合では見せていない。
・あるいは過去浦和やガンバが欧州南米相手に食らったような、「"本気"になった一瞬」に一気に勝負を決められるお馴染みのシーンも、この試合では出現しなかったと思います。
・それに関しては、鹿島がよく凌いでいたというか、今回のレアルの"本気"は大したことなかったというか。
・"ジダン"はベンチにしかいないし(笑)。クリロナは所詮、美味しいとこ取り野郎だし。
・むしろベンゼマが怖かったかなあ。
・あとマルセロ(笑)。うるせえよ、頼むから死んでくれ。・・・と、"敵"として見るといつも思います、この選手。(笑)
・ああ嫌い(笑)。クリロナも嫌いだし、嫌いだ今回のレアル。(笑)

・と、若干クオリティなりコンディションなりに疑問のある欧州王者ではありましたが。
・それにしても後半の後半は、ほんとに"互角"というか、どっちに転んでもおかしくない時間帯が出現していて。
・オイオイというか、オラワクワクして来たぞというか。(笑)
・いやー。いいものを見ました。
奴らも人間なんですね。
・"自信"が揺らぐと、あんなもんか。
・だからこそ、"慣れ"は大事なんですよね。
・場合によってはほとんどそれが全てというか、前提というか。
・(現行の)"ACL"よりも、"Aプレミアリーグ"が必要かなあと、見ながら思ってましたが。
・Jのトップクラブの強化の為だけで言えば。"アジア"のままで出来ることとして。
・代表チームよりも、そういうカテゴリーによる効果は期待出来ると思います。中韓クラブの怖さはリアルですし。
・"トーナメントのドラマ"よりも、"リーグの「日常」"というか。
・まあちょっと思っただけですけど。
・...そうそう、一つ変な文句としては。
ファブリシオ出さないで欲しかったなあと。
・せっかくだから日本人だけでやって欲しかったし、多分やるべきだったとも思います。
・ファブリシオが出て来て、なんか微妙に、バランスが崩れたというかトーンに乱れが生じたというか。
・こんな半端な助っ人要らねえよというか。
・むしろ赤崎が出て来て持ち直した感じが。
・"差別"的なようですが、割りと本気です。サッカー的に。
・あと少ーし、民族主義的に。(笑)


・それはそれとして鹿島の今大会での「躍進」の理由を考えてみると。
・一つにはピーキングの問題、不調の2ndステージからCS、そしてCWCでも戦いながらチームの状態を上げて来て。
・若干"ガス欠"状態だった過去の出場チームとは、かなり様相が違っていたかなと。そういう意味では千載一遇で、なかなか無い"チャンス"だったかも。
・そしてその状態の良さを素直に活かせる、鹿島の「頑張る」「粘り強い」持ち味
・相手のレベルは上がっても、ある意味では普段と同じ戦い方が出来た。それで行けたというか。
・そういう意味では戦術的には、「日本の代表」として相応しいというか、向いてたのかもなと、浦和よりは。結果的に。
・ただし上で言ったような攻撃の"特に手が無い"感は、(今季の)鹿島の足りないところでもあって、それについては浦和なら何かもっと、"ぶつける"ものはあったろうなと思いますが。
・更にただし(笑)、CSでの浦和・・・というかペトロヴィッチのオタつきを見てしまうと、果たして"ぶつける"ところまで行けたのかなと、そういう不安は大いに感じますが。(笑)
・まあやはり、色々含めて、"鹿島ゆえ"の快挙的健闘ではあったと思います。
・...そうですね、これは全く、後付けの思い付きですが。(笑)
CSも、悪くないかも知れませんね。単に興行的にではなく、サッカー的にも。
・何が言いたいかというと、「長期リーグでの強さ」だけでなく、「一発勝負の強さ」も、両方測れるという意味で。
・正に「CS"にも"勝ってこそ真の王者」と、かなり胸を張って言えないことはない・・・かも知れない。(笑)
"CWCでの鹿島"と、"CSでの浦和"を、対置してしまうとね。
・ちなみに"CSでの鹿島"には、それほどの感銘は受けなかったです。浦和の方の自滅感が強過ぎて。
行かないで!CS!(笑)

・いや、僕は元々実はCSには、そんなに反対ではないんですよ。"2ステージ制"に反対なだけで。
・下らない2ステージ制の"勝者"を決めるCSには、反対というか。
・代わりに何がいいかと言えば、それはずーっと、カンファレンス制なんですけどね。"セ・パ"でもいいですけど。
・"それぞれ"を"1ステージ"で決めた後の"CS"なら、何ももやもやもするところは無いという、そういう話。
・それでも「日本シリーズ7試合」と比べた「CS・H&A」の説得力には、疑問は残りますが。
・ただ上の「一発勝負の強さも大事」という視点を入れれば、そこもかなりマシにはなるだろうという、自分的納得。
嫌いなんだよねえ、H&A。"アウェー得点2倍"とか入っちゃうと、尚更。
・そんな"打算"は男らしくなくて嫌(笑)。男は黙って、1試合で決めろ、殺せ。
・または勿論、誤魔化しの効かない長期戦で。
・2試合とか中途半端。
・まあ実現可能性は・・・ですけど。
川淵二世でも出て来ないと、望み薄。
・まあ"望"んでるのは僕ですけど。(笑)

・昌子は普通に、もっと代表で使うべきじゃないでしょうか。
・仮に能力が同程度だとしても、吉田森重の"同世代"コンビよりは、世代差をつけて縦のチームの流れを作るべきだと思いますし。
・"元気者"と"世話役"というのが、やはりCBコンビとしては一番ポピュラーというか、成功例が多いというか。
・「中澤闘莉王」くらいの"絶対"性があれば別ですけど。(あれも一応"世代差"はあるけど、どっちも"若手"じゃないから(笑))
・曽ケ端はようやくキャリアの"ハイライト"を作れたかなと。(笑)
・若い時から、随分期待されてた選手ですけど。
西はダテに海外行きたいとゴネまくっただけのことはあるなという、勝負度胸。Jリーグでの時よりも、いいプレーしてたように見えました。
・鈴木優磨はクリロナに好かれた?(笑)

ま、ご苦労様でした。
今年最後に楽しませてくれて、ありがとうございました。

アンタのことじゃないよ!?クリロナ!(笑)


サッカーあれこれ(日本)
2012年11月07日 (水) | 編集 |
特に何の目玉も無いんですけど、てっきり今週(昨日)はイブニングが出るもんだと思って、その冒頭用に溜めといた行き場を失ったネタの放出。(笑)
悲しいんですよ・・・・出ると思ってた漫画誌が出ないと、気付いた時は(笑)。その傷心を。


カズ表彰へ!フットサル連盟、新しく規定を作る (報知)

カズ日本フットサル連盟から表彰を受けることが1日、分かった。
当地などで開幕したW杯視察のためタイ入りした同連盟の小倉純二会長(74)=日本サッカー協会名誉会長=が、今季終了後に日本代表FP三浦知良(45)=横浜C=を表彰する意向を示した。「当然、表彰の話題になる。それがカズに対する評価というもの。はっきりした表彰規定がないから、新しく規定を作るような形もあり得ますね」と話した。
(中略)
小倉会長は「Fリーグ特別表彰だって満場一致で決まったんだ。だから今回だって間違いなく満場一致で決まりますよ」と期待を込めた。

セルジオ的に、今更カズの”特別扱い”に「苦言」を呈するなんて野暮はしませんけどね。
あれは何と言うか、当たり前過ぎて何の批判力も無いというか。みんな分かってやっとるっつうの。
ただ何でそんな”表彰”したいんだろうと(笑)。逆にカズが恩着せてるみたいじゃないかという。
ニュアンスとしては何か、人気の無い首相/政府が活躍したスポーツマンにすり寄って、国民に何がしかアピールする的なあのパターンとか思い出しちゃいますが。
何でもいいから、小倉会長が存在をアピールしたいのかなという。
いっそでも作った方が、まだしも永続性があっていいかなという。沢村賞じゃないですが。
まさかカズが、この先10年フットサルでプレイするわけでもないんでしょうから。
全くカズ向けに表彰だけするって、場当たり過ぎないか。しかも二回も。クドいって。


古巣セルティックが、横浜M・俊輔にオファー (日刊)

J1横浜Mの元日本代表MF中村俊輔(34)が、古巣のスコットランドプレミアリーグ・セルティックから獲得のオファーを受けていることが分かった。代理人のロベルト佃氏が、1日付イタリア移籍情報サイト「カルチョメルカート」で明かした。
佃氏は「セルティックは彼に大きな愛情を持っていて、スコットランドでの引退を望んでいる」と、2005~09年に在籍した名門が現役引退の花道を用意していることを説明した。(中略)ただ、佃氏は「故郷である横浜Mと契約を更新すると思う」としており、海外再挑戦の可能性は低いようだ。

実現性は薄いようですが、これは純粋に、いい話ですね。
まあどこかのローカルクラブではなくて(ナカタペルージャクラスならともかく)、今後も優勝を義務付けられているはずのセルティックに、随分余裕があるなという感じもしますが(笑)。一応戦力として、計算も立ってるのか。
実際は体的に精神的に、もう俊輔はキツいでしょうけどね、外に行くのは。元々キツいと言えば、キツかった人ですし。
まあ中田さんがあんなになっちゃったので、「海外移籍」世代の”日本での里帰り引退”の、一つのモデルケースになるというのも、これからの俊輔の仕事と言えば言える気もします。・・・・奥寺さんじゃ、ちょっと遠過ぎるし。(笑)
別に必ず帰って来る必要も無いんでしょうけど、ブラジル人が回遊魚のように(笑)故郷に死にに行く感じは、悪くないなといつも思っているもので。今後の”輸出大国”としての、お手本というわけでもないですが。
ヒデはねえ、やっぱ帰って来たくなかったんですよねえ、一言で言って。それで旅に。


20回続いた「ナビスコ杯」をギネス申請 (日刊)

第20回の節目となったナビスコ杯。
Jリーグによるとプロサッカーのカップ戦で同じスポンサー名を冠した大会が20回も続いているのは世界的にも例がなく、ギネスブックに申請したという。

まあギネスブックも、そんなに面白い”記録”ばかり載ってるわけではないようですけど。
なんか余りにどうでもいいような気がします。だから?というか。(笑)
じゃあ味の素スタジアムは、同一スポンサーのネーミングライツの継続記録でも目指してもらいますか。割りとイケそうな気がしません?(笑)、よく続いているというか。どっかの親会社でもないのに。


鹿島・興梠獲り!先発減少も能力評価…浦和 (報知)

浦和が元日本代表FW興梠慎三(26)=鹿島=獲得に乗り出した。3日、鹿島にオファーが届いたことが判明した。

へえ。まあ”2シャドウ”向きの選手では、あるかも知れません。
ダヴィも獲るらしいし、逆に寿人とかはさすがに優勝寸前の広島からは、獲れる当てが無いのかなという。

鹿島との契約が今季いっぱいで切れるため獲得には移籍金がかからないとあり、東京も獲得に乗り出しているという。

で、その場合は、誰がレンタルに出されるんですか?河野
なんかF東って、誰も今どんな選手がいるか全員は把握してないのではないかという、”迷宮”感。補強地獄というか。(笑)
とりあえず獲ってから考える。タンスの肥やし。


ザック監督 苦言付きで宇佐美を代表選出

1年5カ月ぶりに、FW宇佐美貴史(20=ホッフェンハイム)を招集したが「2年前から大きく成長していない」と、一刀両断した。W杯本番で鍵を握るであろう若手ホープの出現に期待を込めて、厳しいダメ出しを行った。
(中断)
「成長している姿を見せてほしい。その証しがあればクラブで出られる。宇佐美はまだ出られているが、大津、宮市はクラブで出ていない。原口も昨年よりも出られていない。飛躍的に成長している選手が見当たらない。もっと要求したい。成長してもらいたい」

なんか言葉として面白くて。
”期限付き移籍”に続く新制度、”苦言付き移籍”。(笑)
さしずめウチの今年の小林祐希クンなんてのは、大いに”苦言”付きの移籍ですよね。
出すことは出すけどさあという。ブツクサ。ガミガミ。
過去だと大久保(現神戸)の、日本と海外の行ったり来たりとか。
宇佐美については、ウィング/MFというより、”ストライカー”的な方向で伸びて行くしかないんじゃないかと思います。そういう形でなら、短所より長所の方が、出易いというか。


ペトロ監督、ザックに反論「文句言うなら原口を指導に来て」…浦和 (報知)

ザックさん、批判するなら見に来てね。浦和のミハイロ・ペトロヴィッチ監督(55)が6日、日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(59)にFW原口元気(21)の直接指導を要請した。
(中略)
「直接聞いていないので彼の意図は想像つかない。ただ、レッズの監督の指導が足りないようにもとれる」とチクリ。さらに「そう言うなら(ザック監督が)指導に来てほしい」と自らが預かる若き才能への責任からか、“口撃”という形で反論した。

指導が”足り”てるかどうかはともかくとして、今季原口が精彩を欠いているのは、余りに明らかに、ペトロヴィッチの戦術との相性ですよね。
ちょっと自助努力の範囲を越えてるというか。ポジションはまらな過ぎるというか。

浦和原口にペトロ監督も“愛”の苦言 (日刊)

ペトロビッチ監督は6日、今日7日の川崎F戦(等々力)を控えた会見で「練習の元気のプレーを見たか? 私は彼を起用したいと思っているが、彼は試合に出る気が無いプレーをしているとしか思えない。サッカーで生きるなら、もっと吸収しないと」と、斬り捨てた。

一年色々やって来て/みて、もう努力の方向も見えないくらい、さまよっているのではないかと。
ペトロビッチ(日刊表記(笑))はペトロビッチで、結果は十分に出してるわけで、となると答えは簡単、”移籍”の一点じゃないですか。
期限付きでも、場合によっては苦言が付いても(笑)いいから。
これで忠誠心とか愛情とか優先するようでは、逆に駄目ですよ原口は。不真面目というか。
まあ出すだろうとは思いますけどね。様々な獲得情報と合わせても。
とにかく出して欲しい。カールスルーエだって、いいレベル。(永井雄一郎ね(笑))

まあもっと普通にブンデスで借りたいところはありそうですけど、微妙に”すばしっこい日本人プレーヤー”の典型からはずれてるのが、気にはなりますか。もっと堂々たる”スピード””突破力”なので。
逆にオランダで、同系の中で鍛えてもらうか。


はい、放出終了。(笑)


Foot! × クラッキ 徹底生討論! これが日本サッカーの生きる道 [感想]
2012年10月11日 (木) | 編集 |
Foot! × クラッキ 徹底生討論! これが日本サッカーの生きる道

少し時間が経ってしまいましたが。記憶を掘り起こしながら。


パネラーの印象

羽生英之(東京ヴェルディ1969代表取締役社長) ・・・・ザ・”事務局長”(笑)。いかにも。

天野春果(川崎Fサッカー事業部プロモーション部部長) ・・・・事件は現場で起きてるんだ!

後藤健生(サッカージャーナリスト) ・・・・いつも思うけど、喋る方が書くよりも、数段面白い。

金子達仁(サッカージャーナリスト) ・・・・口を開くたびに冷風が巻き起こって、少し気の毒になった。

北條 聡(サッカーマガジン編集長) ・・・・特に印象なし。顔が少し後藤健生似。

小澤一郎(サッカージャーナリスト) ・・・・批判力はあるが、キャラ不足。名前からして”壊し屋”?(笑)

宇都宮徹壱(写真家・サッカージャーナリスト) ・・・・この人も喋りの方が、性格のアクが出て面白かった。

乾 眞寛(福岡大学サッカー部監督) ・・・・奇人変人じゃない李国秀?(笑)

柱谷幸一(元日本代表・元浦和レッズゼネラルマネージャー) ・・・・ごく普通の無定見のサッカー人。

鈴木良平(ドイツサッカー協会公認コーチ) ・・・・ドイツ親父。

マリーニョ(サッカー解説者) ・・・・ブラジル親父。要するにこの二人は、同類

元川悦子(サッカージャーナリスト) ・・・・もっと貫録のあるタイプのおばさんかと思ってました。


トーク

うーん、ググってみたけど、1部2部それぞれ4テーマ、全8テーマの一覧を載っけているサイトが無い。
覚えている限りでは

第1部 ・秋春制・?・0円移籍・観客動員
第2部 ・ザックジャパン・育成・中継・メディア


こんな感じ。もう一つ何だっけ。

その中で、個人的に引っかかりがあった内容についていくつか。


”スター”について(「観客動員」他)

何人かの人が「スター不在」ということを”問題”として挙げていて、それに対してフロンタの天野氏が「(特に金銭面を考えると)問題提起として現実的ではない」と軽くキレて(笑)いましたが。
僕自身も、突出した”スター”の不在が主要な問題だとは思いませんし、例えばJリーグでデル・ピエロを、殊更見たいとも思いません。またマリーニョが繰り返し”有望選手の海外流出”を大問題だと嘆いているのにも、余り賛同は出来ません。
単に”見たい”選手ということで言うのなら、今のところ引っ切り無しに出て来る才能のある若手選手たちがいれば十分ですし、そういう意味では現在の”循環”は、かなり好ましい部類かと。
実際の動員としても、別に清武や香川がそのままいても/いなくても、ほとんど影響は無かったと思いますし、デル・ピエロが来ればそれは一時的には関連カードでは増えるでしょうが、それはそれだけのことなのは明らかだろうと思います。

ただ近い問題で多少”問題”かなと思っているのは、特定の誰かということではなく各チームの要所要所に満遍なく出来ればいて欲しい、”成熟”した”プロフェッショナル”な安定感と高級感を与える特別な選手の不在で、つまりこれは”年金リーグ”~バブルの残滓時代のJが経済的に余裕のあった時代との比較で、結局は優秀な外国人選手の質と量(特に量)という問題に、還元されるでしょうか。
まあ日本人でも、例えば何だかんだ俊輔がボールをもった時の”高級”感みたいなのは独特のもので、やはり落ち着いて見ていられるというか、プロの試合を見ている感じにはなるというか。そういう意味では現代表でも上手い選手は沢山いても、本当にそういう役目を果たせるのは実際は本田一人だと思うので、この文脈でもやはり人数的には、”海外流出”がそんなに大きな問題にはなっていないと思います。

日本人も上手くはなっているんですけど、多分に少年/青年的な上手さ(笑)で、国際的な市場価値の問題とは別に、少なくともJリーグにおける差別化という観点からは、やはり「外国人」の存在感というのはなかなか代用出来ない部分があると思います。
まとめると、「スター」は別に要らない。ただ「プロ」「外国人」はもっと欲しい。仮に「スター」を呼ぶとしたら、それは一点豪華ではなくてある程度各チーム満遍なくそういう選手を呼べるような状態でなければ、余り意味があるとは思えない。かえって貧乏くさくなる。(笑)

あとそうした感覚的な次元とは別に、リアルに結構問題かなと思っているのは、J初期には当たり前/必須であった、「DFラインに1人はいた外国人CB」という存在がいつの間にか消えてしまったことで、色々とレベルが上がったようでそこらへんについては実は余り進歩していない、DFラインのドタバタ感やクソみたいなミスによる失点というのは、むしろ10数年前より増えている印象すら僕はあります。
結局は彼らが備えていたディフェンダーとしての個人戦術に未だに日本人がキャッチアップ出来ていないということで、それは代表のCB陣を見ても明らかだと思いますが。まだまだ学ぶことはあって、まだまだ外国人CBは必要かなと、本来は。あえて付け足せばボランチも。


・育成は上手く行っているか

まあいくつか問題はあるにしても、大筋上手く”行っている”というのがスタジオの大勢で、それに異存は僕も無いんですが。
ただ見ながらふと思い出していたことは、実はアトランタ/シドニーくらいまでの方が、人材のバランス/バリエーションという意味では、穴が無かったよなということ。・・・・少なくとも素材レベルでは。

ストッパータイプとスイーパータイプ、潰しタイプとコントロールタイプ(のボランチ)、パサー/ゲームメイカータイプとドリブラー/1.5列目タイプ。
この中では最後のタイプが比較的薄くてその分司令塔タイプが分厚かったのは周知の通りですが、アテネ以降は逆にそのタイプが大増殖して、厚かった司令塔タイプやそれに準ずるコントローラーボランチタイプが払底しているというのもまた周知の通り。後はCB、両タイプとも。器用な選手は増えたけど、専門性のあるタイプが減った。

で、僕が言いたいのは日本の育成に穴がある/偏りがあるというよりも、それも含めて、育成の”整備”の結果だよなということ。
・・・・つまり、ぎりぎりシドニー(世代の子供の頃)くらいまでは、「バランス良く育成していた」というよりも、相対的な「自然状態」で、それによって勝手にバランスが取れていたのではないかなと。(笑)
自然ゆえに野蛮・未開ではあったけど、不”自然”な穴は生まれなかった。

これはこれだけの話です。ただの感慨です。(笑)


・サッカー中継は進歩したか

VTR出演の金子勝彦翁が、意外なほど激烈な調子で「実況は凄く進歩しているけど、解説者の不勉強が目に余る」と言っていたのは賛成は賛成ですが、まあ昔も駄目な解説者は普通にいてそんなに本質的には変わってないかなとも(笑)。強いて言えば、時代的に”元スター”の解説者が増えたので、そういう意味で軽さが露骨に見えるケースは増えているかも。「俺が喋りに来てやってるんだ」という態度の解説者が多いと、翁もご立腹でしたが。
実況が進歩しているのは同意で、そこからもう一歩踏み込んで、不勉強な解説者を追い込むことまで恐れなくなってくれると、聴いている方としてはスカッとするんですが(笑)。現状むしろ「介護」に回って、助けて/隠してしまっている状態ですから。
”議論”する必要は無いけれど、論理的に答えになってない時は、もう一歩問い詰めるべき。多分鈍感過ぎて、それ自体に気付いてない解説者も、少なからずいると思いますし。逆に親切というもの。(笑)

もう一つ金子翁は、「(スロー再生などの)スイッチングのタイミングが悪過ぎる」と、あるいはもう一人の(笑)”金子”氏は「(スイッチャーに)もっと色々と好奇心を持って欲しい」と言っていましたが。
僕の観点から言うと、そうした個別の問題は問題として、例えばプレミアの中継と日本のそれを比べた場合、”流れ”が無いよな、映像を作っている(単に”スイッチャー”というよりも)「監督」の一つの意識の流れみたいなものが見えないよなと、いうのは感じます。
無くても別に見れますけどね(笑)。ただあると楽しい、「監督」的な一つの意識の流れに乗って行けると、より入り込めるというか、それにより発生する一種の”詩情”のようなものを感じることが出来るというか。

まあこれは、スポーツ中継に限らずドラマなどでも感じる差なので、結構根が深いというか、映像作りにおける”ディレクション”の置かれた位置の違いというか、意識の違いというか。
実際のところどういう役割分担でやっているのか、分からないですが。サッカー中継にディレクター/監督はいるのかな。


後なんかあったっけ。
そうそう、北條編集長だったかな、「W杯の”優勝”は、ほとんど(”初”は全て)が自国人監督によって成し遂げられている」という話は、言われてみればとちょっと思いました。
だから日本人監督がいいというよりも、監督を自国人に任せられるくらいに、その国のサッカーが成熟しているor実力上位だということだろうと思いますが。あんまり変なナショナリズム的な口実を、協会のおじさんたちに与えてもマズいので、出来ればこの”データ”は内密にしておいた方がいいと思います。(笑)
データと解釈は別というか。(笑)

まあまあ面白かったと思います。
段取りは本家”朝生”と比べても、今いちでしたが。
変な安いキャバ穣みたいな女性アシスタントとか要らねえ。せめてアフターゲームショー系のコでも、使ってくれ。


天皇杯決勝 他
2012年01月02日 (月) | 編集 |
第91回天皇杯決勝 京都 ●2-4○ FC東京(国立)

申し訳無いけど、正直よく見る(た)J2の試合
甘い京都に、ぬるいFC。
それに負けたJ1各チームはどうなのよというのは、またおくとしても。

ゼロックスもFC東京なわけでしょ?
なんか新鮮味が無いな。"J1"の有難味が。(笑)
というわけで、カテゴリー分け撤廃を、あくまでまた推したくなった、新年でありました。
現実には、下の"カテゴリー"への危機元年なわけですが。
くだばれJ1。

石川直のシュートって、なんか入る気全然しなくなっちゃいましたね。
セザーじゃなくて、ルーカスが出るようになって、FC東京の試合を見なくなったんだなあと、変なことに改めて気付いてしまったり。
落ちる前より安定はしたけどレベルアップとかは特にしていないと思うわけで、結局ポポビッチ次第かなあと、今年のFC東京は。"蓄積"がどうこうというよりも。普通に新チームというか。
逆に最近のJ1のていたらくからすると、"勝てない"とも言えないわけですけど。下手するとガンバ鹿島と、二つまとめて"強豪"の座から滑り落ちそうな勢いですし。

はあ。
どうもオフ気分だけ覚まされて、でもお祭り気分は味わえなくて、いきなりサッカー(つうかJリーグ)へのモチベーションが落ちてしまいました。今年もまたこれを、見なきゃいけないのかという。
まあ見ないという手はあるんですけどね、実際。
ACLは、楽しみにしています。応援も。
"日本代表"には、常に忠実な僕です。(笑)



その他。


ドニが八百長を告白…組織的な関与を否定 (スポニチ)

「八百長を知った上で賭けた」と告白。一方で「個人的にやったことで、(犯罪)組織には属していない。クラブは何も知らない」と組織的な関与は否定した。


逆に"個人的"にやれるというのは、いかに行くところに行けば「当たり前」のことなのかという、感じはしますが。
動機はどうなってるんでしょうね。金に困ってやったのか、それとも「当たり前」にあるものだから、俺もいっちょ小遣い稼ぎしようかという、感じだったのか。

伊代表GKブフォンら賭博に関与か (サンスポ)

セリエA・ユベントスのイタリア代表GKブフォン(33)、ACミランの元同代表MFガットゥーゾ(33)、昨季で現役引退した同DFカンナバロ氏(38)の3人にサッカー賭博関与の疑いが浮上したと、28日付伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

八百長問題で逮捕されたセリエD・ラベンナの元GKコーチ、サントニ氏が捜査官に「ブフォンは毎月10万~20万ユーロ(約1030万~2060万円)を賭けていた。3人は完全に病気だった」などと供述したという。


続々と恐ろしい名前が。
これを見ると、上記ドニの動機も、後者の方かなという感じですが。
まあ多分、賭けの"文化"自体は、どうしようもなくあるんでしょう。
問題はそれが、八百長に"発展"してしまったことで・・・・でもその"発展"も、付き物として外せないものなんだろうなという。

ザッケローニは、いい時に"避難"して来たねという。(笑)
まあ全く知らないということは、ないでしょうし。
実際イタリアを離れる理由としては、あったんだろうなというのは、さほど無理のない推測かと。


“大物”ユングベリら加入で結果も…芽生えなかった競争心 (スポニチ)

夏になって清水は突然、方向転換した。7月にオランダ人MFカルフィン・ヨンアピン(25)、8月に元スウェーデン代表MFフレドリック・ユングベリ(34)を獲得。Jリーグでは久々の大物の加入に国内外で注目度が高まった。

4月の決算発表で5年ぶり赤字を報告。さらに東日本大震災の影響もあって、今季は観客動員が伸び悩んだ。そんな事情もあり、今季は若手の台頭を期待し我慢のシーズンにするはずだったが、早川巌会長(67)は「ゴトビ監督に申し訳ないと思い、守備と攻撃の補強をした」と昨年の主力がごっそり抜けたチームを指揮することになったアフシン・ゴトビ監督(47)の要望を受け入れた。


僕もなんやかや言っていた、清水の迷走(?)についての、やけに詳しいスポニチの特集記事。(の一つ)
実際分かり難かったですからね、去年の清水は。

確かシーズン前の"改革"に関しては、「社長」の名前で行われていたと記憶していますが、ここでは「会長」がメインになってますね。そこらへんからして既に、変わったのか?
"若手の台頭を期待し"・・・・。そうだったかな。

まあよそのことはほっとけでもいいんですが、どこかで誰かがおかしな金の使い方をしていると、それだけでどうも放っておけない、今日この頃です。(笑)
ゴトビ監督もよく分からないんですよね。割りといい監督だと思うし嫌いではないんですが、例えば"流動的"なサッカーの人なのかそれとも"固定"的な人なのか、育成型なのか勝たせるタイプなのか、どうにも正体が。


・・・・これだけで終わると、正月早々不景気に過ぎるので、最後にこんなんでもご覧下さい。
"スポーツ"繋がりということで。(笑)

空手美女だらけの2012年カレンダー

いやいやこれは。
ハリウッドデビューも近いかもという。


賀正。


ブログでも書こうか
2011年12月20日 (火) | 編集 |
やること自体は何かしら常にあるわけですが、予定されていることが自分の努力以外の理由で遅々として進まなくて待たされてる時って、ほんと困りますよね。ぽかーんと放り出されたような状態になる。どこでもない、どこかに。(笑)


FIFAクラブW杯2011決勝 サントス ●0-4○ バルセロナ(豊田)

トヨタ杯史上稀にみる、見応えの無い決勝戦。
この大会に参加することに、アジアだけが肩身の狭い思いをしなくい済むという意味では、有り難いですが。消極的に。(笑)

試合については、まあ何というか。算数どおりというか。数学ですらない。
"常に"凄いバルサと、"たまに"凄いサントス、あるいは"全て"凄いバルサと、"所々"凄いサントスとの一種の物量差が、そのまんま素直に出てしまったという、そういう感じ。
一番強いチームが一番努力を、それだけでなく不断の工夫までしてるので、半端な/普通のチームとの差が埋まる当ては、一向に無いという。

この余りに異質な"抜け"っぷりというのは、レベル差を補正すれば、やはり日本リーグ末期の讀賣クラブなどが身近なところでは比較対称となるだろうと、身びいき抜きで思うわけですが、違いはその異質さの核となるものの位置づけにあって。姿勢というか。
バルサ(少なくとも今のバルサ)が、自分たちの好きなことやりたいことをやる為に、よく機能させる為に、(その他の)必要なことやれることを、金(かね)のわらじを履いてわざわざ探し回って(笑)、誰にも止められない勤勉さでやり切っているやり尽くしているのに対して、讀賣クラブ/初期ヴェルディのそれは、それ自体は確かに"工夫"ではあるんだけど、結局は好きなことをやりたいだけの、あるいは好きなこと以外はやらないというのが基本姿勢。

サボりが基本。楽が。ダンディではあるけれど、本気の"哲学"というよりは、居直りに近い。
それが許される為には強くあり続けないといけないわけですが、しかしでは強くなる為に最大限の努力をしていたかというと、それは大いに疑問。少なくともバルサと同じ意味では。だから弱くなっちゃった時は、強くなる努力をするというよりは、自分に勝つ相手の"哲学"を非難するくらいしか、やることが無くなる。
まあ時代背景が全然違うので、今の観点で、増してやスーパーバルサと比較してまともに批判するのは、余り適当ではないわけですが。でも讀賣クラブの成長力というのは、Jリーグ開幕時点ではもう尽きていて、それでも何とか勝てたのは、ひたすらビスマルクとネルシーニョという、異質な血のおかげだと思います。
・・・・ありていに言って、「ラモス」「カズ」では、優勝どころか優勝争いすら、出来なかったろうと僕は思っていますが。そこらへんの自己評価が、ラモスは完全に間違ったままであると、そう僕には見えます。のど元過ぎて、熱さ忘れ過ぎというか。

まあでもあれです、出来れば讀賣クラブ/ヴェルディには、"バルサ"になって欲しかったですね。
「巨人」になる必要は無いけれど。
逆にもし"バルサ"になれたなら、「巨人」になっても誰も文句は言えまいという。
リーグの理念も含めて、ポリシーは色々あるとしても、要するにあんまり尊敬されてなかったというのが、あのチームの限界だと思います。ファンである僕自身も、尊敬してなかったし。

残念ですね。相当に"抜けた"部分は、あっただけに。
トップランナーではあった。でも一番努力をしていたわけでは、少なくともあの時点では、既になかったという。
そんな今更の、雑感。


清水の太田 オランダの強豪トゥエンテが獲得打診 (スポニチ)

清水のDF太田が、オランダ1部トゥエンテから獲得を打診されていることが分かった。
トゥエンテ幹部がJ2千葉戦を視察する予定だったが、先発から外れることで回避。しかし調査は継続するという。


この前"それなり"とか言ってしまった太田に、今度はこんな話が。(笑)
いや、期待してないわけでは、ないんですよ。内田じゃなくて、むしろ長友(右)と太田の方が・・・・とか、言ってた時期もあったと記憶してますが。
しかしあれですね、そろそろ日本は、「良いサイドバックの産出国」と、位置づけられつつあるのかも知れませんね。ちょっと前までを考えると、信じられないですが。
後はCBか。GKの方は結構強豪国でも、ショボいままでやってたりしますから(笑)、現状でもそんな大きな問題は無いような気がしますし。


八百長問題で元アタランタ・ドニら逮捕 (サンスポ)

イタリアのサッカー界における八百長問題で、同国1部リーグ(セリエA)アタランタの主将だったドニのほか16人が逮捕された。19日のANSA通信などの報道によると、昨季の同国下部リーグでアタランタが絡んだ試合などが捜査対象になっている。


ドニってあのドニか。(Wiki)
これくらいの有力選手が、実際に"逮捕"までされちゃうと、やっぱりショックですね。
他に言いようがないです。


脱いだらすごい なでしこ川澄肉体美披露 (日刊)

157センチと小柄でフィジカルのハンディをスピードと技術でカバーしている印象を持たれる川澄だが、その体は強靱(きょうじん)だった。女子サッカーW杯優勝後、日刊スポーツにも「私、脱いだらすごいんです」と話していたが、その言葉にウソはなかった。
(中略)
先輩の沢穂希から「男だったら絶対に抱きたくない体」と言われている


さ、澤さん、それは。(笑)
いやあムキムキ筋皮も、それはそれでいいですよ。自然なものならね。
女ボディビルダーの、"自己否定"的な乳房は、無残に見えますが。

それにしても、「脱いだらすごい」って、息の長い流行語ですね。(笑)
未だに衝撃力あるし。喚起力というか。





ヘトヘトだあ
2011年12月16日 (金) | 編集 |
なんか、とにかくサッカーネタ、まとめて放出。単なる"お気に入り"の整理。(笑)
アルサッド×バルサ戦は・・・・コメント不能。(笑)
まあどうせ虐殺されるなら、柏が虐殺された方が、面白かったとは思います。
いや、悪意で言ってるわけでは勿論なくて、そうして直に距離を測れた方が、少なくとも日本サッカーの財産になるという意味で。

サントスにも"虐殺"されたはされたのかも知れないですけど・・・・。なんか牛や熊と戦って負けたみたいで、あんまり人間同士の格闘術的な参考材料には、し難いんじゃないかという。(笑)
バルサはOle!とやっつけるんですかね、やっぱり。(笑)


北朝鮮戦の意見書への回答届く (報知)

日本サッカー協会の田嶋幸三副会長は8日、平壌で11月15日に行われたW杯アジア3次予選の北朝鮮戦の対応について送った意見書に対し、北朝鮮協会から回答が届いたことを明らかにした。9月2日に日本で行われた日本―北朝鮮をめぐる日本側の対応に不満を示す内容という。

日本協会は日本代表が平壌国際空港で徹底検査を受けて4時間も足止めされたことなどを指摘した意見書を11月25日付で送付。北朝鮮協会の回答文を受け、日本側の事情を説明した文書を再度送るとしている。


はて。
てっきりFIFAなりAFCなりに送ったのかと思ってたんですが、北朝鮮に直接送ってたんですね、この"意見書"。
目的が分からん。まともに対応されるとでも、思ってたんでしょうか。
まあどちらが正しいとかを置いたとしても、なんか実にありふれたどうでもいい、"民事訴訟"的なやり取りが進んでいるように見えます。

むしろ公的機関に"刑事"的にでも訴えないと、どうもなんない話に思えますが。
よく分からん。


J1浦和が岡本を負傷させた原口に謹慎処分 (デイリー)

サッカーのJ1浦和は11日、日本代表FW原口元気けん責と、1週間の謹慎処分を下した。原口は10日の練習後、DF岡本拓也とのふざけあいがエスカレートし、左肩を蹴った。岡本は関節脱臼で全治3週間の負傷を負い、事態を重くみたクラブが処分を下した。

事件はサポーター約100人が見守る中、起こった。練習後に若手選手数人でボールを使ったゲームをしている間、原口に対し、岡本が悪ふざけで至近距離からボールを蹴ってぶつけたのがきっかけ。原口は岡本を追いかけ回し、もみあいに発展。コーチによって引き離された瞬間に蹴りが入った。

これにより、原口の17日の天皇杯4回戦愛媛戦の欠場が決定。クラブは岡本にも厳重注意処分を下した。


そして刑事事件。(笑)
笑い事じゃないか。

なんかこの事件を契機に、原口がユース時代からわがままだった暴れん坊だったみたいな話が色々と聞こえて来ますが、"悪い"やつかどうかはともかく独特の空気を読まない、程度を弁えないところがあるのは確かだと思います。
ただそれがまた原口のドリブルの"非・日本"感、欧州的な"ウィング"感にも繋がってると思うので、まああんまりいじめないでやってよという。(笑)

勿論原口は原口で、特に山田直輝を筆頭に、学友たちはどちらかというとちびっ子ネズミっ子みたいなのが揃ってるので(笑)、断トツのフィジカルエリートである原口は、気を付けないと普通にやっててもジャイアンになるぞと、それは心得るべきかと。(笑)


呂比須氏の監督就任断念 ヘッドコーチで招聘へ…G大阪 (報知)

J1のG大阪は16日、次期監督に予定していたブラジル出身で元日本代表FWの呂比須ワグナー氏(42)の監督招聘を断念したことを明らかにした。

呂比須氏の持つ指導者資格がJリーグの監督に必要な公認S級ライセンスに相当せず、故郷ブラジルでもトップリーグでの指揮経験がないため、日本サッカー協会の承認が下りなかった。15日夜に同協会の小倉純二会長から金森喜久男社長に連絡があったという。

金森社長は呂比須氏をヘッドコーチとして招くことで基本合意し、16日から呂比須氏の同席のもと、ブラジルで新監督候補との交渉を始めるとしている。年内には新体制を決める方針。


とんだ顛末ですが、なぜそこまでして呂比須にこだわるのか、外部からは全く見えないんですが内部的には何か説明がなされているんでしょうかね。
それにしても、あの実績監督を切ってのこの訳の分からないギャンブルかと、さすがに特に西野シンパじゃない一般人の視点からも、何やってんだろうこんなことならと、そういう感想は出て来てしまいます。とにかく、追い出したかったのか。

去年の清水の騒動は、後任監督が実力的にも人柄的にも、堅実で好感が持てる人だったので、何となく収まってはいますが、プロジェクトとしては、結局意味不明のままだと思います。
あるいは意図を十分に伝えられない、施策しか施されていないというか。


年俸大幅増も保留…DF太田「清水に愛着」も去就は流動的 (スポニチ)

J1清水のDF太田宏介(24)が、来季J1に昇格するFC東京に移籍する可能性が出てきた。
今季限りで清水との3年契約が満了するJ屈指の左サイドバックを巡り、国内外のクラブが興味に示しているが、FC東京も太田を高く評価。近日中に正式オファーを出す可能性が高く、太田も「その話は(代理人から)聞いている」と認めた。


その清水の話の続きですが、つまりどう意味不明かというと、チームに大きな変革をもたらす目的としての、一般的に見て三つの方向「飛躍的に強くする」「客の呼べる華やかなチームにする」「大幅に若返る(or安くする)」の、どれにも当てはまってるように見えないということですね。

まず"強く"なるかどうかは結局結果論としても、既に十分に強かったチームを解体して入れ替えるほどの、成算を見込める補強や加入がなされたとはとても思えません。選手は勿論、監督の少なくとも実績的にも。
小野-高原コンビ再結成にリュングベリですから、"若返って"ないのは、一目瞭然、本命は恐らく二番目で、小林大悟も含めて清水オールスター的なベースに、加入は遅れましたがリュングベリ的な補強を行って、確かに地味ではあった健太監督のカラーからの変身を目指したんだろうと思ってますが。
でもそれがまた中途半端でね。上記"コンビ"の今更感は勿論ですが、"目玉"たるリュングベリというのも正直。(笑)
いい選手ではあるし、一応有名選手ではあるけど・・・・名前的にもプレー的にも、渋過ぎる。(笑)
それなりに金はかかってんでしょうからねえ。ううむ。

とにかく今年は更に岩下など何人かの主力の流出阻止に必死なんて記事も見た記憶がありますが、去年割りとガチャガチャという感じで出て行った選手たちと、今年普通に出て行くかもしれない選手たちで、なんか気が付くと随分メンバーが、変わるというより単に寂しくなりそうなそんな感じもしますが。小野も分からないそうですし。
なんか色々と、"無駄"が多いという印象の、ここんとこの清水です。・・・・まあ健太が立て直す前も、さんざんそんなことやっていた記憶がありますが。(笑)


酒井に伊紙注目!「右の長友、フィジカルは上」 (スポニチ)
"フィジカル"の意味が。
むしろテクニックを比べて欲しい。

有田&森岡、映画館でバルサ“分析” (デイリー)

FW有田MF森岡が、映画館で行われたクラブW杯のバルセロナ‐アルサドのライブビューイングに登場した。(中略)2人ともバルサファンということで


誰?(笑)
この紙面の構成で、分からないといけないの?(全文見ても、特に所属は)
・・・・まあ、紙版の方は分かるように書いてあるんでしょうが。
稀に見るずさんな。(笑)


ていうかFC東京、太田なんて要るのか?
それなりにいい選手だけど、"それなり"だったら既に何人も居る気が。
ここの補強も、中途半端という点では去年から目立ちまくってますよね。そんなに余ってるのか?それならむしろ一人の大物を、J全体の為にも。


アジア連勝の夜
2011年12月12日 (月) | 編集 |
ただし、エスペランス[アフリカ]1‐2アルサッド[アジア]は、ちょいちょい、どっちがどっちだか、分からなくなってましたが。(笑)
ユニフォームの派手な方が・・・・えーと、えーと・・・・どっちだ?(笑)


隅から隅まで、今のらしい感じの試合だったかと。

FIFAクラブW杯2011準々決勝
 柏[開催国] ○1-1(PK4-3)● モンテレイ[北中米](豊田)


しかし怖かったぞ、リョーヘイ。(笑)


・前半はかなり、危なかったですね。
・柏はやや過緊張気味なのか、気合い入ってる割にはフワフワした感じで、あちこち変な穴が。
・そして単純に、モンテレイが強い。モンテレイの方がというか。
・互いのパスサッカーがそこそこきれいに噛み合うなかで、細かい実力差が積み重なって、喰らったらヤバそうな重いパンチを、必死のフットワークとディフェンスで、何とかずらし続けているという、そんな感じ。
・足が止まったら、一つかわし損ねたら、すぐ終わりそうな。
・こちらの"パンチ"はというと、それなりにいいコンビネーションは出しているのだけど、いかんせん軽い。
・具体的には、自慢の若き"夢の"2トップの、このレベルではまだまだ足りない部分が隠しようもなく。
・正直レアンンドロ&ワグネルクラスが、FWにも一人いたらという気にはどうしてもなりましたけど、それだといかにも、身も蓋も無い。(笑)
・ブラジル人を日本人がサポートするだけのチームに、見えて来るというか。
・かつてのヴェルディも、確かにビスマルク・ペレイラに頼る部分は大きかったけど、FWは一応、"武田・カズ"でしたからね。(笑)
・まあでも、もう少しレアンドロのパスを、無駄にしないようにしないといけない。
・お父さん、我慢強いけど。(笑)
・我慢強いと言えばネルシーニョが北嶋をなかなか使わない、orリョーヘイより順位が低いように見えるのは、コンディションの問題なのか育成の意識なのか。
・それはそれとして、ターンオーバーとかは、あんまりしない人でしたっけ。"競争"は推進しても。
・割りとここんとこ、用兵が意識して固定的に見えますが。この日程にも関わらず。

・柏の立ち上がりがフワフワしていた理由のもう一つとして、そもそもそういうチーム、相手の研究自体はしても、戦いの基本は常に"ニュートラル"というチームだからという、そういうこともあるかなと。
・変に相手に合わせたりはしないけど、さりとて"スタイル"を押し通すというタイプでもまた無い。
「攻撃的」でも、「守備的」でもないというか。すらも。
・与えられたメカニズムに従って進退し、それがどういう形("攻撃的""守備的"ということを含めて)になるかは、相手次第状況次第という。
・セオリーはあるけどポリシーは無いというか(笑)。フットボールマシン的。
・そこらへんがトータルフットボール的というか、オシム的という印象のゆえんなんですが。
・とにかく何か分かり易い手掛かりに従って戦うチームではないので、「相手」や「状況」を測り切れないと、"中途半端"みたいな状態にもなり得るという。
J2なりJ1なりというここ二年の道程も、そうした適応を繰り返した結果かなという。
・まあモンテレイ自体も、どちらかというと、"測り"難いタイプの相手だったかと思いますが。
・弱いはずはないんだけど、バルサやサントスほど分かり易く警戒もし難くて。
・いつもの感じで行けるかなと思ったけど、やっぱ微妙にキツくて泡食ったという。
・その感覚のずれを試合中に修正出来るのも、"ニュートラル"の逆の強味。
・まあ"修正"出来る一定の限度はあるでしょうけど。
・バルサにはきついだろう、でも次メキシコリーグに"昇格"しても、それはそれでやれそうな(笑)。戦い方を変えずに。
・勿論、田中と工藤には、もっとやってもらわないといけないけど。

・運には助けられたでしょうが、たらればはこっち(柏)の方が多かったかなという。
・チームとしての将来性というか。
「選手の入れ替え」まで含めての、"将来性"ですが。(笑)
・入れ替えの必要が無いように、今いる選手頑張れという。
・後は勿論、高いレベルへの慣れ。
・今大会中に、どこまで行けるか。
・さすがにそろそろ、疲労の蓄積が心配ですが。
・ともかく実際ちょっと、モンテレイの方は、ことこの一試合についてはやれることが無くなって。
・つまりハーフタイムで向こうの監督も言っていたように、"これでいい"はずなのに、結果が得られなくて。
・途中から精神的には、少し行き詰ってましたよね。
・PKもあんまり、負ける気はしなかった。

・とにかく相手なりに状況なりに必要な力を出して来る、柏らしい勝利/試合だったかなと。
・ぶっちゃけJ(1)リーグでも、何がそんなに強いのかは、よく分からないチームだったと思うんですが。(笑)
・過去の優勝チームと比べても。
・"この"チームじゃなかったら、むしろいかにも中位っぽいメンツ、サッカー。
・ただしその中位力は、かなり上のリーグにも通用するかもという。
・全力で応援はしていましたが、同時に「日本の」チームであることは、サッカー的にはほとんど意識させないのも、特徴かなという。
"ブラジル"という意味ではないですよ?(笑)。それはあくまで、例えばの話というか結果論といか。
・あくまで非・日本、インターナショナルという、そういう意味。
ガンバレッズとの比較においてね。
・そこはやはり、監督の違いか。
・浦和は一応外国人監督でしたけど、らしいことはあんまりしてなかったし。郷に従ってただけというか。
・さて次は、"サントス"用の柏レイソルが、見られるのか。
"修正"(調整)は間に合うのか。
・頑張れネルシーニョ。


サッカーごちゃごちゃ
2011年12月09日 (金) | 編集 |
オフはなんだかんだ、忙しい。


FIFAクラブW杯2011 柏レイソル[開催国] ○2-0● オークランド[オセアニア](豊田)

「田中・工藤の2トップ」には、"チームを作る喜び"みたいなものが、ギュッと詰まってると思います。第三者にも伝わるレベルで。
そして控えにいるのが、北嶋という。美しい。
更にその二人の点で勝つという、セレブレーションぶり。(笑)

強豪・上位常連チームが他サポ等になんやかや嫌われるのは世の常とは言えども、その嫌われ方の質をきちっと見極められるずに括りでひがみ悪意だとしか受け止められない人は、やはりみっともないと思います。
嫌われても、感銘を与えることは、出来るはず。これは決して、スタイルの好き嫌いの問題ではなく。

積極的に"嫌い"という場合とは別に、立場を離れて、感銘を受けるものが何も無い(またはとても足りない)ものが、それに引き換え物理的には重めの立場で存在していることにいらつく、というタイプの感情がありますよね。
その立場にいるなら、それなりのことをして見せろという。
それは能力の根本否定とは違う。そんなレベルの、盲目的敵意では。

しかしも、たまたま今年J(1)リーグで優勝したが為に、いきなりCWCというのは、運がいいとは、言わざるを得ない(笑)。優勝そのものが、ハプニング的だっただけに。
正直優勝争いを繰り広げている時点では、CWCのことなんて僕は全く考えていませんでした。あれ?という感じ。(笑)

後半の落ち方は、少々素直過ぎた(?)かなと。
あとバランスはいいけど、決め手はあるようで無くて、そこらへん、過去それなりに結果を残した浦和ガンバと比べた場合、どうなるのかなという。"相手なり"に必要な力を出す特徴が、J2→J1→CWCと、そこまで調子良く"ステップアップ"出来るものかなという。(笑)


岡田氏 補強費10億円で遠藤獲り!杭州緑城監督受諾へ要望 (報知)

岡田氏、クラブともに目標は同じアジア王者。そのため、10人前後の補強候補選手は、そうそうたる顔ぶれとなったという。最上位に位置するのは遠藤に加え、今季川崎を退団するFWジュニーニョ、FWラファエル(大宮)の3選手。(中略)
いずれもアジア制覇を託せる豪華メンバーで、獲得資金は5億円を超えると予想されている。


なるほどねえ。そういう、"プロジェクト"か。
さすが考えてるね。たくらんでるというか(笑)、岡田さんは。
この人より頭のいい人、サッカーに詳しい人はごまんといるだろうけど、武骨でもイモでも、「意志(意思)」を明確にかつ包括的に持つということに関して、この人に比肩する日本人監督はまだいないということです。(せいぜい李国秀とか)
勝負事で最後に問題になるのはそこで、行く先々でほぼ常に結果を残すのは、偶然ではないということ。
近いのはやはり、西野さんだと思いますけどね。スケールは一段二段、落ちますが。
ちなみに李さんの場合は、"意志"の向かう先がそもそも"結果"ではないので、分かり難いんです。(笑)

で、話前後して"プロジェクト"ですが、まあ何というか、中国が日本/Jリーグが宗主国であることを認めたというか、アジアの盟主の普及巡業というか。ソフトな植民地主義というか(笑)。そんな感じ。
Jリーグにブラジル人が来るように、中超に日本人が行く。・・・・ちなみにこの場合、「ジュニーニョ」「ラファエル」も、"日本人"と考えていいはず。"Jリーグ人"というか。


オリヴェイラ監督が闘莉王獲りへ!新天地で早くも始動 (スポニチ)

ブラジルの名門ボタフォゴが今オフの補強として、名古屋のDF田中マルクス闘莉王(30)の獲得に動いていることが判明した。6日付の複数のブラジルメディアが報じた。来季ボタフォゴで指揮を執る鹿島のオズワルド・オリヴェイラ監督(61)がフロントに進言。闘莉王は14年1月まで名古屋との契約を残すが、今後の状況次第では正式オファーに発展する可能性もある。


"ブラジル"との、更に複雑な絡み。
かつてのラモスには、オファーはあったんでしょうか。オフトジャパンの合宿先のスペインのローカルチームのファンからは、来てくれと言われたそうですが。(笑)
しかしなんかトゥーリオは、南ア後不思議なくらいに枯れたというか大人しくなった、印象を受けます。
代表とかもう、ほんとどうでも良さそう。
まあ監督の好き嫌いは、激しい感じですけどね。なんだかんだ岡田監督は、ウマが合ったのか。(ウマとネズミ)


JFL 日本トップリーグ連携機構に加盟 (スポニチ)

サッカーの日本フットボールリーグ(JFL)は9日、団体球技のリーグで構成する日本トップリーグ連携機構に1日付で加盟が正式承認されたと発表した。同機構は日本女子サッカーリーグなど、12リーグで構成されることになった。


うーん、このニュースは、やっぱり、

来季からJ2にも「降格制度」導入 入れ替え戦は… (スポニチ)

来季からJ2にも「降格制度」が導入されることが6日、決定的となった。Jリーグ関係者が「来週の臨時理事会では来季のJ2下位の降格、入れ替え戦について話し合われる予定」と明言した。

Jリーグは08年に承認した「J2リーグの将来像」J2は最大22クラブとし、22クラブになったシーズンからJFLとの入れ替え戦を行うと定めているが、その実現に向けて動きだす形だ。


このニュースとの絡みなんですかね。よく分かりませんが。
どっちもスポニチですけど。(笑)

もうほんと、変化を楽しむしか無い感じ。
正直"どうなったら上手く行く"というのは、僕にも無いですしね。行く気は特にしないというか。
"上手く"の基準自体を下げるorいじるというのが、唯一に近い、現実的対処なんでしょう。
楽しめる人が、楽しめばいい。言葉にしてしまうと、当たり前ですけど。(笑)


福田の件は、また今度。
どうせまだあるんだろうし。(泣笑)
先が見えんなあ。