ヴェルディ、代表、アイドル、漫画、アニメ等
”情熱の国”スペイン。/エスナイデル、ロドリゲス、ロドリゴ・・・ロティーナ?
2017年04月25日 (火) | 編集 |
J2第8節 東京V ●0-1○ 山形(NDスタ)
J2第9節 東京V ○3-1● 群馬 (味スタ)

今年はやっぱり、これがテーマか。(笑)


・まず最初に、のエスナイデル監督について、思うところを言わせて下さい。
・その成算の見えない超ハイラインサッカーから、かなりの低評価だった開幕前。
・そこから開幕してしばらくは意外とイケるかもと思わせましたが、徐々にというか"順調"にという感じで(笑)確実に崩壊の気配を感じさせ始め、ついに今節には大決壊
・先のことは分からないとはいえ、控えめに言って多難な前途が、誰の目にも見えていることと思います。

・ただ僕この人、(監督として)全然嫌いじゃないし、この先も多分、嫌いになることは無いと思うんですよね。
・どんな成績になってしまったとしても。なりそうでも。(笑)
・そりゃね、逆にトルシエって有能な監督だったんだなあと、再認識したりはしてますよ(笑)。
・同じくリスキーでアヴァンギャルドでエキセントリックでも、押さえるところはしっかり押さえ、渡ってはいけない一線は、なんだかんだ決して渡らなかった。
・"線"を認識しているのかどうか自体怪しい、エスナイデル監督に対して。(笑)

・ただ何というか、色々駄目な監督はいる/いた中で、エスナイデルさんの"駄目"は、決して不快な駄目ではないんですよね。
・そりゃ惨敗した当のジェフサポさんは"不快"でしょうけど(笑)、それは当面置いておくとして。
・不快な監督というのはどういうのかというと、例えば願望や当為をただ現実に押し付けて、それを理由に必要な努力の必要性を否定する怠惰な監督。所謂ジーコタイプ。
・それからこれは"誰"というのとは少し違いますが、必ずしも"怠惰"ではない、それなりにカリキュラムや努力のプロセスを奉じてはいるのだけれど、それが途中でないし場合によっては最初から空回りした時に、自分のカリキュラムが正しくて現実が間違っているんだと言い張って、目の前の状況や担当しているチーム・選手たちの個別性を汲み取ることを拒否してある種自殺する、"空回り"の方に殉じることを選ぶ監督、そういう状態に陥っている監督。
・前者が"知的"怠惰だとすれば後者は"心の"怠惰、心を開くことについての怠惰と分類出来ると思いますがそれはともかく。
・まあ"失敗"のパターン自体は数限りなくあるでしょうが、こちらに心理的不快感を催させる、「批判」より「否定」「拒絶」という反応を誘って来るのは、大きく分けるとこの二つのパターンかなと。

・共通するのは要するに現実との齟齬の"放置"ということで、それについては今正にジェフサポさん的には、エスナイデル監督に強く感じている不満・疑念だと思いますが。
・それでもなぜか、僕の"不快"回路は発動しない。(笑)
・"パターン"に嵌りましたよという"信号"が、伝わって来ない。チューリップが開かない。
・それはなぜかと考えるに・・・情熱?(笑)。なんだその答えは。
・"情熱"がなさしめる観念と現実の距離感の無化、区別の無効化。
・つまり上の"不快"の例で言うと、前者の例では現実より自分の観念や夢を無前提的に優位において、そこに逃げ込んで閉じこもるという態度が見られるわけです。
・次いで後者の方の例では、現実との対決を嫌忌して、"現実についての"(ものであったはずの)自分の理論の検討でそれに代える、観念で現実を置き換えるという作業がなされている。
・しかし狂的で純粋な"情熱"は、それらとはまた違った振る舞いをする。
・観念と現実の関係を力学的にどうするか、ではなく、そもそもそうした"分離"を認めない。認めたとしても、それは一瞬で意識から飛び去る。
・"あるべきこと"への灼熱が強烈過ぎて、ただ"ある"という(死んだ)状態を独立のものとして認めない、認めたとしても認めた瞬間から、猛烈な勢いでそれは"あるべき"へのプロセスに呑み込まれて行く。
・それが恐らくは、エスナイデルさんの"無謀"の背後にあるもので、更に言えば僕が開幕から首を捻り続けている(笑)、徳島のリカルド・ロドリゲス監督"せっかち"、謎の"即時100%主義"の背後にもあるものなんだろうと、変な納得の仕方をしてしまいました。
・ああいう短気さというのは、普通知的に貧しかったり仕事の誠意が足りなかったり、要は「無能力」とセットで現れるのが通例だと思うんですが、それが明らかに有能なリカルド・ロドリゲスという監督のものとして現れているという、その不思議。
・それが結局は、余り日本人には馴染みの無いタイプの"情熱"("スペイン"の、言わば「枕詞」としての(笑))に由来するものなのではないかという、馬鹿馬鹿しいと言えば馬鹿馬鹿しいような答え。

・...もう一つ僕のスぺイン"幻想"を刺激したものがあって、それは日曜の晩にEテレで再放送していた、元フットサル日本代表監督ミゲル・ロドリゴ氏の日本の子供たちへの一週間の熱血指導を追ったドキュメンタリー、『奇跡のレッスン~世界の最強コーチと子どもたち~「サッカー編」』
・その中で特に僕の印象に残ったのは、DFの選手(子供)に寄せられても無闇に蹴らずにしっかりボールを繋げという指導を行う時に繰り返される、「恐れるな」という声かけ。
・それは単なる"励まし"の言葉というよりも、"指導"の「核心」のように僕の目には映ったんですが。
・つまり・・・というかそれを見ていて僕が気が付いたのは、スペインサッカーの一つの代名詞的な特徴である、DFから丁寧に繋いで行くスタイル。
・あれは特定エリートチームが志向・主導する"高級"なサッカー戦術でも、技術力を誇示する"優雅"なプレーでもなくて。
・そうしたものが頂点部分には実際にあるとしても、より根底にあるのは「恐れない」ということ、敵のプレッシャーに屈して安全策に逃げることのよりプリミティブな"拒絶"、何かの一部とか何かの為にという計算以前の、それ自体を焦点とする感情。
・意地。情熱。狂気。成算外の。
・そういう性格のものなんだろうなあと。そういうこと。(笑)
・その"後"に戦術が来て、あるいはそういう普遍的な素地に戦術的成形を上手く与えたことによって、バルセロナやスペイン代表は、近年"勝てる"チームになったわけでしょうけど。
・元々は"勝つ"為の直接的に合目的的な行為ではないので、実際のところ余り勝てなかった(笑)。勝てない時期も多かった。
・まあ、紋切型ついでに言えば・・・『ドン・キホーテ』の国ですからね。(笑)
・より正確に言うと、ドン・キホーテという、アウトライン的に言えば"ドタバタ"なストーリーを、世界文学史上の"名作"としてこの世にあらしめてしまう国というか。風刺的とはいえ。
・そういうおかしな説得力を持った"熱"を、持ち味としている国。
・だからしょうがないんですよ、エスナイデルさんが風車に突撃して行くのは。(笑)
・何かそうしなければいけない理由が、そうさせる不可解な熱が、彼の中にはあるんです。彼のDNAの中には。
・広義の"スペイン人"として。(笑)
・ジェフサポさんには、よろしく見守っていただきたく。サンチョ・パンサの役割を、全うしていただきたく。(笑)
・勝てるとは言いませんが、文学史には残るかも知れないじゃないですか!
・まあね、全然駄目というよりやりようによっては同じやるにしてももう少し何とかなりそうにも見えるだけに、ストレスは溜まるでしょうけどね。
・部分的には、決して満更"無能"ではないと思うんですよね。
・ただ、ドン・キホーテだという。(笑)

・で、こうした"類型"にどうにも当てはまらないように見えるのが、我らがロティーナ監督。
・堅実、地道、穏健。
バスク人・・・だからなのか?(ビスカヤ県出身)
・確かにスペイン・リーグにおけるバスク系クラブのサッカーは、歴代概ね質実剛健というか、異質なイメージはありますが。
・ちなみにリカルド・ロドリゲスさんとミゲル・ロドリゴさんは共にバレンシア、ドン・キホーテの作者セルバンテスはマドリードの出身。(ドン・キホーテ自身は勿論"ラ・マンチャの男")
・(アルゼンチン生まれの)エスナイデルさんはまあ、"先祖"の話になっちゃうのでちょっと分かりませんが。
・今までのようにロティーナとリカルド・ロドリゲスの二人だけを比べている範囲だと、単に2タイプの監督の話に見えていたわけですが、改めてこういう視点で見てみるとロティーナの異質さが際立つというか、"スペイン人"として見てしまうと異例の地味さというか。
・他に日本に来た"スペイン"人監督って、カルロス・レシャックですし(笑)。(横浜フリューゲルス)
・あれは結構酷かった。"攻撃的"ではあったけど、スペインの「勇敢」よりもブラジルの「傲慢」の方に、近い印象を受けた。
横着というか。
・それに比べれば志向する戦術が変なだけでエスナイデルさんなんてのは随分"真面目"な監督で、勿論リカロドさんやロティーナは言うまでも無いですし、スペインサッカー自体も随分全体として進歩・充実した、そういう象徴のようにも見える時代ギャップですね。

・とにかく「スペイン人が情熱的である」ということの意味が、改めて理解出来た気がする、理解させてくれた気がする、今年のJ(2)リーグです。(笑)
・道理は通じない部分はある、ただそれはブラジル人のように不真面目で"マリーシア"だからではなく、むしろ真面目過ぎるくらいに真面目なところがあるから。「理想」と「真実」に一途。
・真面目なようで結構不真面目なのが日本人で、それはひょっとすると"熱"の不足に起因するのかもしれない。
・さりとてマリーシアを駆使出来る程、ズルくもないわけですけど。(笑)
・どちらが見習いやすいかと言えば、それはやはり"スペイン"の方か。
・話戻して"熱"の融合力が物事の"分離"(分けて考えること)を拒絶するのが、スペイン的な頑固さ、蛮勇なのかなというのが、リカロドさんやエスナイデルさんを見ての印象。
・まあ別にスペイン人に限った話ではないですけどね、熱い奴は道理や効率の話を、余り受け付けない。(笑)
『ハンターハンター』で言うところの、「強化系」的性格というか(笑)。真面目で熱くて分からず屋。
・リカロドさんはそれを隠し味としていて、エスナイデルさんは前面に出ているという、その違い。(笑)
・そしてのらりくらり、現実家のバスク人のロティーナ。
・...ああ、ほんとにそうなのか。→参考記事
[続きを読む...]
スポンサーサイト
テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
それぞれの蹉跌。/岡山-東京V(’17)、東京V-湘南(’17)
2017年04月11日 (火) | 編集 |
J2第6節 東京V ○1-0● 岡山 (Cスタ)
J2第7節 東京V ●2-3○ 湘南(駒沢)

ここまではでも良し。問題はこの先。


・引き続き、徳島との比較方式で。
・絶対そうしなくてはいけないわけではないので(笑)、対称性が見出せなくなったら潔くやめますが。(笑)

・ヴェルディ●○○○○&〇●、徳島○●○○○&●△。勝ち点は15と13。
・全く互角の5戦の後、先につまずいたのは徳島でした。
松本に0-2
・この試合の敗因は、攻撃の切り札のカルリーニョス、守備の要のヴァシリエビッチの両外国人に加えて、カルリーニョスがコンディション不良で不在がちな中攻撃を支え続けて来た前川大河まで欠場したことが大き過ぎたと、それが徳島サポのだいたいの総意のようです。
・まあヴァシリエビッチ抜きで松本の高さに、攻撃の飛車角ならぬ飛車金抜きで松本の嫌らしい守備に対抗するのは難しかったと、それはまあ、当然だろうとは思います。
・ただ一方で僕の目に付いた、また敗戦という結果以上に徳島サポを憤慨させたのは、無気力とも見えるくらいの徳島の元気の無さで。
・それは僕の目には、前節までは不思議なほどついて行っていたリカルド・ロドリゲス監督の"せっかち"(笑)、作り始めのチームにせわしなく変化を加え続けてかつその時々完璧を求めるやり方に、潜在的に溜まっていた疲労と不安が。
・主力選手の一挙欠場でいきなりまとめて露わになった、あれ?俺たち大丈夫なんだろうかこれで勝てるんだろうか、今までどうやってたんだっけどうやって勝ってたんだっけと、ある種「我に返って」しまった、そういう状態に見えました。
・超特急リカルド・ロドリゲス号に、乗り遅れたというか振り落とされたというか。(笑)
・考える間もないスピード感が落ちてみると、帰るべき基本形が意外と明らかでなかった、それまでの変え過ぎでという。
・その影響は次節の山口戦にも継続していて。
・ヴァシリエビッチは復帰したものの、不調の山口の攻撃陣に、あれだけ堅かった守備陣がやけにあっさりおびやかされる場面が定期的にあり。
・攻撃陣も、作りが上手く行かない中で頼みの渡大生の高さが福元洋平に封じられていたのもあって、相変わらずの迫力不足。
・ほとんど負け試合(それもかなり低レベルの)なところを、ロスタイムにようやく渡が仕事をして追い付いて何とか勝ち点を拾ったという、そういう試合でした。
・やじ馬としては、不調な中貴重な勝ち点3をほとんど手にしかけていた山口が、何とも気の毒で。(笑)
・現状としては、いつか綻びが来そうには思えたリカルド・ロドリゲス監督の手癖が、思ったより随分早く問題を起こしてしまったなという、そういう感じ。
やっぱりあれきついんだ、というか。(笑)
・ここで落ち着いて仕切り直すのか・・・と、普通なら思うところですが、むしろ更にガツガツ来そうなのが(笑)リカロドさん。
・「課題」→「解決」、「課題」→「解決」という直線的なプロセスを、前のめりにひたすら進めて行く発想法というか。
・さてどうなるか。

・片やヴェルディ
岡山戦は何というか、ぼんやり(笑)勝ったかなという感じ。
・特段良かったわけでもないし、悪かったわけでもないし。
・例によってお得意のウノゼロ勝ちではあったんですが、付け入るスキを与えず・・・というわけでもないし、良くないなりに誤魔化すしぶとさ・・・という感じでもない。
"5連勝"(中)の緊張感のようなものにはおよそ欠けた、こんなんでいいのかな、まあ勝ってるんだからいいのかという、そういう感想の試合。
・要(かなめ)の一人である永田の負傷交代を畠中がまずまずカバーするという回転の良さと、ここのところの"パターン"である安西の途中投入がきっちり決勝点に繋がった鮮やかさは、"好調"のチームならではでは、あったかも知れません。
・あるいはすっかり頼もしくなったアランの幻の先制ゴールが取り消されなかったら、勢いで圧勝という可能性も、無くはなかった気はしますが。
・まああえて言えば、こんな感じで"ぼんやり"勝ててしまう、5連勝出来てしまうのが、ロティーナのやり方の多分いいところではあって。
・ぼんやりでは駄目!、"良く"ないと勝てない・・・とまでは言いませんが"許されない"緊張感に満ち溢れたリカロド徳島とは、そこが違うところ。
・この時点では勝ち点的にも、ロティーナの勝ち?(笑)
・それはともかく。(笑)
・そうして迎えた首位攻防湘南戦
負けました
・初めての複数失点。3点も取られた。
・やはりまだまだ強いところには勝てないのか、5連勝は張子の虎だったのか・・・という感じにもなりそうですが、そこまでのことではないだろうととりあえずは思います。
・そういう面は無いわけでもないんだけど、でもそんなに酷い負け方でもないしじゃあ今後大丈夫なのかというとそれもまたはっきりとは言えないという、難しい読後感
・ちなみに結構強く降っていた雨は、そこまで試合に強い影響は与えていなかったと思います。幸いにというか。
・試金"石"がつるつる滑っては、興醒めですからね。(笑)
・3失点各々理由はあったとは思いますが、ただ全般的に感じるのは、やはり少し、守備の強度は不足しているなということ。
・"3点取られたから"というよりも、"やられ"感が二つ前の岐阜戦とほとんど変わらなかったのが、問題に感じました。
・はっきり言えば、その間"進歩"はしていなかったということ。
・結局は弱敵、ないしは対弱攻撃仕様の守備でしかなくて、一定レベル以下の相手にはセーフティファーストで堅実だけど、一定レベル以上を相手にするとその腰の重さが鈍重さ、"据え物"性に繋がってしまって、ほとんど座してやられる感じになる。
・少なくとも強度や精度の調節を、相手に合わせて行えるレベルではない。
・永田の欠場は確かにダメージではありましたが、ことは最終ラインだけの問題ではなく。
・その前のいなしたり遅らせたり追い込んだりするチームとしての連動、その徹底性と密度が、いかにも大雑把。
・悪い意味での"ぼんやり"。(笑)
・かといって個々にやれるレベルには技術体力的にも知性・経験的にも無いので、このままではまずいだろうと思います。
・特に湘南相手に(新たに)問題になったのは、"蹴っとく"守備一本ではがして反転させるアクションが無いと、守勢に回った時に挽回する契機がなかなか掴めないということ。
「守勢すら攻勢」というのが言うところの"コンテメソッド"の肝(または隠し味)であって、だからこそそれを詰めてやっているいい時の徳島には「完璧」という言葉が似合うわけですけど。
・ロティーナヴェルディの場合、そこらへんはかなり早くから曖昧化しているので。
・それでもいいのかな、と納得しかけていましたが、やはり良くないかな、少なくとも先の完成を諦めてしまったら、上がり目が無いかなと思わされた試合でした。
・J2プレーオフ圏くらいならこれでも問題無いかも知れませんが、少なくともJ1で「武器」に出来るレベルの"戦術"には、なっていない、ならない。(このままでは)
・まあロティーナがどこまでそこらへんにこだわっているのかは、前歴から見ても疑わしいと、これはまあ最初から言っていることではありますが。
・繰り返しますがやはり、岐阜戦からの"進歩"が感じられなかったのは少しショックでした。あれで"目覚める"はずじゃなかったのか。(そう予定を組んでいたのは僕ですが(笑))
・元々の選手の能力の限界もあるでしょうけど、やはり指導陣の要求水準というか、目標としている精度が、割りとこんなもんなのかなと、今のところはそう思ってしまうところがあります。
・リカロドさんは急ぎ過ぎだと思いますけど、一方のロティーナヴェルディの方も、諦めが良過ぎというか別の意味で気が早いというか。(笑)
・湘南戦の"セカンド・インパクト"を承けて、もう一段二段の変わり目を、僕としては期待したいところです。

・一方で。
・変に好調なのが攻撃。
・"変"というのもあれですけど(笑)、特段の手当てをしている感じでもない(逆足WBとかしているところもあるけどそれで成功しているわけでもない)のに、割りとその都度何とかなるというか、何か生まれている感じがある。
・基本的には前回も言ったように、「守備での安心感が攻撃時の余裕やスムーズさ」を生んでいるということだとは思いますが。
・ただこの試合は"安心感"よりむしろ"切迫感"で、ちゃんと攻撃の迫力を生んでいた。
・その更に"背後"には、「安心感」とそれが与える自信があるんだろうとは思いますが、"マイペース"が崩れた後に、上の徳島のように"我に返る"のではなくてギアアップ出来たのは、収穫というか頼もしさみたいなものは感じられました。
・そこらへんが、ロティーナのご機嫌にも繋がっているんだと思います。
・まあアランの変わり身を見ても、何らか(攻撃の)選手のやり易い環境を提供出来ているのは、明らかだと思いますけどね。
・関係無いけど名古屋の杉本竜士にも、同じことが言えるんだろうと思います。(笑)
・二人とも僕から見て"欠けた"能力のほとんど無い選手で、ではなぜあそこまで結果が出ないのか、問われても去年まではほんとに困る選手でした。(笑)
・あれだけ点が取れないのに、アランにも杉本にも、僕は人並み外れた"シュートセンス"すら見出していたので。そのことは聞かないで!という感じでした(笑)。明確な説明は出来ない。
・"有形無形の環境"ということで、勘弁して下さい。(笑)
・まあアランの場合は明らかに、FWとしては"人の良さ"という弱点は見えていたとは思いますが、それもマラニョンほど(笑)深刻なものではないし。
・"ご機嫌"なロティーナ監督が、あれは勿論、挫折したチームを"上げる"為に言ったことではあるでしょうが。
・「だからこれでいい」ということなのか、それともこれからまた本格的に攻撃もテコ入れして行くということなのか。
・これも前歴からは、前者に近い気はしますが。
・ていうか僕は、むしろ守備の方を何とかして欲しいと今は思っているわけですが。(笑)
・とにかくまあ、そういう意味で、自慢の守備が破られた割には、挫折感は少ない試合だったと思います。
・連勝の"自信"や自負心も、「試合中」にちゃんと選手たちは、呼び起こして見せてくれたと思いますし。
・ただ現実に守備は危うい、または"天井"が見えたところがあると思いますし、攻撃もどこまで当てになるのかまだ不明ではあるので、当たり前ですが楽観は出来ない・・・というか、正直先のことはよく分からない(笑)というのが、現在地であります。(笑)
・ほんと五分五分ですね、楽観と悲観が。こんなのも珍しい。

・一応よく分からない予言というか、見立てみたいなものを披露してみると。
・上手くすれば、2006年リーグ優勝した時の浦和レッズに少し似ていると、そんなことを言っておきましょうか。
・結構曖昧だけど堅い守備と、これといった形は無いけど誰かが何とかして必要な分の点は毎度きっちり取る多士済々の攻撃陣と。
・まあ'06レッズのタレント陣(ワシントン、ポンテ、三都主、闘莉王、山田、長谷部ら)と比べるわけにはさすがに行きませんし、逆に守備についてはこちらの方が組織志向ではありますが。
"論理的に"似てるという、感じかな。3-4-3の形も含めて。
・本格的に似て来たら、僕はもっとワクワクするはずですから、つまりはまだまだということです。(笑)
前回言った「余裕」の「快楽」の、行きつく果てはという。(その"ゴール"が'06レッズ)

今日はこんなところで。


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
連勝順調やや幸運。油断注意。/山口-東京V(’17)、東京V-岐阜(’17)
2017年03月27日 (月) | 編集 |
J2第4節 東京V ○2-0● 山口 (維新公園)
J2第5節 東京V ○1-0● 岐阜(味スタ)

勝ってるものは、でも使え。("立ってるものは、でも使え")


・相変わらずリカロド徳島と、並べながら見ています。
ファンエス千葉は、毛色もだいぶ違うし、どうやら今年も"道楽"要員。(?)

・●○○○○のヴェルディと○●○○○の徳島、試合内容的にもほんと並走状態。
・開幕で当たった時は、完成度にショッキングな差を付けられているように見えた徳島ですが、その後は徳島なりの問題点というか、リカルド・ロドリゲス監督のいい悪いとは別の際立った"特性"が、日を追うごとに見えて来るようになりました。
・ひと言で言うと、物凄い"せっかち"さんなんですね、リカロドさんは。(笑)
・その都度その都度、"100%"を、"ファイナル"アンサーを求めて行く。
・組織の完成度にしろ、布陣の最適性にしろ、交代の効果にしろ。
・その狂おしい推進力故に、開幕時点での異様な完成度も可能だったわけでしょうが、かといってそこからはじっくりとはならない。(笑)
・変える/変えない、動く/動かないという選択肢があれば、必ずと言っていいほど後者を選んで行く。
・それは傍目で見てると冷や冷やしたり(変えなくていいのに)もったいないなという気持ちにもさせられるものですが、別に"迷って"のことではないので、案外チームの安定性は失われない。
・簡単に言えば理想が高いということであって、それをそんなスピード感でやれば、所詮J2中位チームという条件下では、戦術と選手の能力のギャップがあちこちで生まれそうなものではありますが。
・これも意外と、ほとんど遅れずに今のところ徳島の選手たちは、ついて行っているように見えます。"一体感"に、ほころびは見えない。
・リカロドさんの本当の要求"水準"に徳島の選手たちが達しているとは思えませんが、足りなくても足りないなりに、選手たちは意欲的に忠実に従っていて、上手く行かないことはあっても"混乱"したりしている様子は特に無い。
・ここらへんの"把握"力というのは、恐らくは方法論的なものというよりはリカロドさんの個人的な才能・感覚なんだろうと僕は思っています。
・"出来てしまう"から、ある種の"天然"だから、ここまで「せっかち」でやれているやれて来たのではないかと。(笑)
・まあ面白い人ですね(笑)。こういう人のチーム作りが、1年というスパンでどのように転がって行くのか、興味深いです。
・せいぜい大破とかはしないように、ヴェルディの次くらいに、頑張ってもらいたいです。(笑)

・一方のロティーナさん。
・こちらはまあ、年の功なのか何なのか(笑)、比べると随分のんびりゆったりやってるように見えます。(笑)
・"要求水準"そのものが、その都度その都度適宜微調整されているというか、最初から82%くらいで回るように設計されているというか。
・例え一つ一つは82%でも、それで"達成"された成果を基に次の"要求"は決まって行くので、気が付くと全体のレベルはほぼほぼ順調に上がって行くという感じ。
・前回はそこらへんを、"折り込み済みの妥協"というようなタームで描写してみたわけですが。
・改めて、今度はいい意味で、「中庸」主義的な手法として、性格づけてもいいかも知れません。
・相変わらず直接的な完成度、ないし瞬間強度は徳島の方が上には感じますが。
・しかし総合的な戦闘力としては、何とも言えないところがあるかと思います。
・突撃する徳島を、"包み"込めればヴェルディの勝ちみたいな。(笑)
・徳島(リカロド)に無くてヴェルディ(ロティーナ)にあるのは、組織と選手の"協働"感ですかね。
・逆に言うと選手の能力のフィードバックを細かく細かくやっているから、ロティーナのチーム作りは"漸進"的な印象になる。
・リカロドさんは、とにかく"引っ張って"行く感じですけど。
・"82%"でおっけーだから、"協働"の余裕も出来るとも、言えるかも知れません。タマゴニワトリ。(笑)
・そうですね、同じゲーム支配でも、ヴェルディの支配は「余裕」、徳島の支配は「完璧」という印象。比較すればですが。
「快楽」「美」というか。(笑)
・「余裕」には突然化けの皮が剥がれる危険が、「完璧」には隠れた脆さが、潜んでいたりする。

・お互い現状、「守備の堅さ」が大きな特徴になっているわけですが。
・では攻撃はどうかというと、ヴェルディの場合は、攻撃に"手を付ける"以前に、守備での安心感が攻撃時の余裕やスムーズさとして、既にそれなりの効果を生んでいると思います。
・自然連動の余裕というか。
・沢山点を取れるかは別にして、ここぞという時の狙った点を、狙った通りに取り得る"準備状態"が、結構出来ている。
・これは"勝てる"チームの一つの特徴だと思いますけどね。
・徳島はもっと、"パターン"アタックですね。ここでもあくまで「完成度」。
・ただそれについてもリカロドさんは、貪欲に絶え間なくパターンを"開発"していくような構えを見せていて、そんなにすぐ行き詰まる感じでもない。
・その為の手駒がどれくらい足りてるのか、少し疑問なところはありますが。
・ヴェルディの"タレント"が勝つか、徳島の"パターン"が勝つか。最終到達点はいかに。(笑)


・さて試合。
・山口戦は、言われるほど完勝でもなかったように、僕には見えました。
・いや、結果として危なげは余りありませんでしたが、ヴェルディが山口に戦術的に勝利した、ポゼッションにこだわるチームを罠にはめた的な、そういう試合では。
・ヴェルディが良かったというよりも、山口が悪かった、サイクルの"底"にあったというかちょうど自信喪失・混乱状態にあった、そういう面が大きかったような。
・ヴェルディの2得点も結構唐突というか"ツイ"てる感じのセットプレーによるもので、勝ってる時勝つ時はこんなもんだよなと、まだまだ記憶に新しい(笑)2年前の5連勝の当時を思い返しても、そういう感慨の方が強いですが。
・上野監督の攻撃を作り上げる能力は日本人監督では随一のもので、次はこんな簡単じゃない可能性が高いよと、次節岐阜戦の内容などを見ても、色々"締めて"おきたい感じです。
・"こんな"山口で、ラッキーでしたよ。
・岐阜戦に関しては、これははっきり言って、「守り切れた」とは言えない試合だと思います。
・2度3度と完全に"破られ"ていて、先に失点しなかったのは平均値を越えた幸運の助けによるものだろうと。
・毎試合双方に必ずある、"誤差の範囲"ではなかろうというか。
・なぜ破られたのか。一つの可能性は岐阜の攻撃の絶対値が、ヴェルディの守備の絶対値を単純に上回ったから。
・守り方が間違っていたわけではないけれど、それまでの相手に通用していた強度では、通用しないものを岐阜が見せたから。
・結果だけ見ると、そう見えます。
・だからこそ山口についても、「"本物"の山口だったらあれで済んだとは思えないよ、"勝った"と思うのはまだ早いよ」と、僕は思うわけですが。
・岐阜相手にそれが起きるとは正直僕も予想してたとは言えませんが(笑)、ただいずれにしても今後強い相手とやる時、そして勿論J1に上がった時には、必ず問題となる事柄ですね。
・戦術が"正しい"だけでは、勝てない。
・もう一つはまあ、そのこととも関係しますが、(クリーンシートの)3連勝で、油断があったかもなということです。
・それによって、微妙に甘くなって、こちらの強度自体が下がっていた。
・それならばむしろ、"修正"は比較的簡単ではあるわけですけど。
・とにかく結果零封でも、"やられた"試合と、守備陣は認識しておくべきかなと。

・まああえて言えば、"82%"手法だと、相手なりになる傾向はあるわけでしょうけどね。
・「監督の頭の中の理想」を直接実現する、リカロド徳島的な手法と違って。
・まああくまであえてです。
・それに相手なりなら、それこそこれから"漸進的"に、アジャストして行けばいいわけですし。
・でも若干"怪しい"(笑)連勝継続を踏まえて、次の試合は結構大事かも知れませんね。
・ここでもう一回持ち直せば、更に行けるかも。自信が本物になるかもというか。
・次は・・・岡山か。なるほどね。そんで湘南か。なるほど
・ほんとに大事だな。(今更)
・とりあえず湘南戦を、「楽しみ」な状態で迎えられるようにしたいですね。

潮音の故障は残念ではありますけど、さすがに繰り返してるので、諦めは早くなっています。(笑)
・ただし今季開幕前の故障からの復帰については、若干ロティーナが急ぎ過ぎ使い過ぎの印象があったので、潮音自身の問題とは別に、そこらへんは今後の教訓としていただければなと思います。


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
期待外れで期待通りで期待以上?/東京V-大分(’17)、東京V-水戸(’17)
2017年03月13日 (月) | 編集 |
J2第2節 東京V ○1-0● 大分 (味スタ)
J2第3節 東京V ○4-0● 水戸 (味スタ)

時代は今スペイン!?


"期待外れ"の部分。
・戦術的尖鋭性
初見の大きな違和感と、それに対する"世界"的見地からのモデル解説による心の準備、または煽りがあり。
・以来毎試合見ているコンテチェルシーのえげつない効率性と、開幕で当たったリカロド徳島の、上記"解説"をまんまなぞったような正に「モデル」的ないきなりの完成度
・加えて言うならば、中身は違えど"スペイン(系)"仲間であるエスナイデルジェフの、ともかくも鮮やかで明快な戦術的輪郭。
・それに対してのロティーナ監督の、伝えられるところの「危なくなったら蹴れ」(という意味の)という"妥協"性を疑われる発言があり、あるいは水戸戦解説のこちらも実は"ポゼッション"教祖の広くは一人である三浦俊也氏も。
「ヴェルディは後ろで回すことにはこだわらず、比較的重心が前にかかっている」という趣旨の、僕自身の観察とも合致するコメント。
・"こだわらない"とは言っても他チームの標準から見れば、そもそものポゼッションの伝統もあって"回"してはいるわけですから。
・これはつまり三浦俊也氏も、もっと徹底的に回して来ることを、本来の採用している戦術の"特徴"からは「予想」ないし「期待」していたということだと思いますが。
・とにかく一言で言って"中庸"的な印象で、僕が"敵対心"(笑)・警戒心と共にある意味では「期待」していた、戦術的尖鋭性や良くも悪くもゾクゾクするような"違和感"は、ロティーナのチームからは感じ取ることは出来ない、求めてはいけないようで。
・それは例えば、一時J1を席巻した森保サンフのあれはあれで"ポゼッションカウンター"だった(と思う)それなどと比較しても。
・何というか、目だったバランスの偏りの無い、"普通"のサッカーという印象がやはり。
・それで弱ければ、"中途半端"というような批判の対象ともなる性格なわけでしょうが。
・幸い今のところは、"吉"という方に出ているようで。
・初戦開幕戦には、相手関係もあってそういう"顔"も見え隠れしていたわけですが・・・

"期待通り"の部分。
・上で書いた、そして"外れ"た(笑)「期待」というのは。
・要は実際に作ったチームを今年"初見"してのちに、発生したものだったわけですが。
・では去年就任が決定し、いくつか過去の仕事についての情報・評判を伝え聞いた、その段階で僕が「期待」していたものが何かというと。
・守備的結構、何でもいいからきちっとした秩序あるチームを作ってくれということと。
・もう一つは、これはクラブだろうが代表だろうが、あらゆる監督に対して望むことですが。
・とにかく自分の出来ること得意なことを、思い切って徹底的にやってくれと。
・時代の流行やらそのチームの歴史やら注文主(笑)の意向やら、うっすら気にしなければいけない初期条件はあるだろうけど。
始まってしまえばそれはある監督とある選手たちの、人間対人間の"真剣勝負"なので、借りて来た猫では役に立たない、仮にどれだけ限定された条件だったり結果"注文"に合っていなかったりしたとしても。
・互いが"持っているもの"をぶつけ合うしかない、新しいものが生まれるとしても出発点はそこだと、それでこそ他ならぬ「その監督」を呼んだ意味もあるのだと。
・それが常に僕の主張で望みで、"何"が出て来るかは分からないけれど、それが必然性のあるものなら全て受け入れる、そういう意味で"戦術"的好みはあるようで無い
・とにかくちゃんとぶつけてくれぶつかってくれと。
・監督が持っているものと選手が持っているものを。
・...つい熱くなってしまいましたが(笑)、それが特に、「ヴェルディ」や「日本代表」のような、今すぐ強くなる勝つといっても自ずと&割りとすぐに"天井"が見えてしまうチームを長年応援して来てたどり着いた境地というか、そういう感じ。(笑)
・だから、例の"初見"(&その後の解説)で、ロティーナが「借りて来た猫」を持ち出して来ているように疑われた時は、非常に反発・警戒したわけですが。
・どうもそういう感じではないようで。
・見ていないので想像でしかないですが、それこそコンテが「イタリア」という地盤にしっかり根を据えて"新戦術"を行なっているように見えたように。
・ロティーナも基本的に自分がそれまでにした仕事の延長線上で、変な野心にとらわれずに"平常心"で、仕事をしているように、この3戦目までは感じます。
・"尖鋭的"でないという意味においても、「堅実」という意味においても。
・"1戦目"に問題があったという印象は変わらないんですが、その時見えた"妥協"が、"野心"や"尖鋭"からの予定外で不本意な「撤退」「逃走」であったなら、僕が危惧したようにその弱気が感染したチームは、"崩壊""分解"の方向に向かったろうと思います。
・実際そういう芽は無くは無くて、例えば1戦目徳島戦で「小まめに下りて来てボールを触ってチームの潤滑油になった」と評価する人の多かった梶川ですが。
・僕はあれは監督の指示に沿ったものではないのではないか、"反乱"に近いものなのではないかと、「初見」でも見せていた梶川のイラつきの印象からも思っていたんですが。
・そのせいかどうか2戦目からは先発を外されて、そこにそこまで気は利かないが踏ん張りは利くアランが入ることで、結果チームは安定した。
・梶川も後半の"変化"要員として、改めて位置を与えられた。
・ここらへんの手際を見ていると"妥協"は"妥協"でもまとめてある程度予定通りの妥協で、ハンドリングに大きなブレは無くて。
・そういう曖昧さを最初から含みこんだ形で、ロティーナのチーム作りは行われているという印象。
・自分についてもチームについても、無理のない範囲で、柔軟に。
・ヴェルディの現存するGKの能力に失望するプロセスはあったろうと想像しますが(笑)、それはそれとしてGKの選択・妥協についても、「GKを巻き込んだ最終ラインでのポゼッション」についても。
・さほど「動揺」した気配は見せずに、粛々と「妥協」をしている感じ。
・それはつまり元々そういう"態度"で仕事に向かっているからであろうし、同時に"柔軟"とは言っても自分の得意とする守備を中心としたやり方のラインは全く外してはいないからであろうし。
・"初見"で見せた「戦術」「ポゼッション」は、一種のデモンストレーションというか、指標として打ち込んだクサビ、極点だったのかなと、そこから"予定通り"に妥協して行く、そういう仕事の進め方なのかなと。
・現在の状況を「肯定」的に見る立場からは、そうなります。
・とにかくまあ、そういうロティーナの"自分"(を失わない)性と戦術そのものも含めた結果もたらされている安定性は、実は「期待通り」でもあるという話。
気が付いてみれば。(笑)

"期待以上"の部分。
・退場者発生という敵失含みとはいえ3試合目にして4-0という試合が実現したことについては、ほとんどの人にとってとりあえず「期待以上」の出来事だったろうと思いますが。(笑)
・最もロティーナに肯定的だったタイプの人ですら、「攻撃については当分(ひょっとすると半永久的に)我慢」と、覚悟していたことと思います。
・それについてロティーナ自身が「予定通り」だったかというと・・・違う気がするんですが。(笑)
・過去の実績から見ても。直近の試合結果・内容から見ても。
・やっているのは上で言ったように、戦術の基本ラインに、可能な限りに手綱は締めつつなるべく無理なくヴェルディの選手を当てはめて行くことで。
・結果何が出て来るかについては、そんなに具体的にイメージしていないというか妄想していないというか。
・落ちて来た"果実"を食うだけというか。
・別に「4-0」のチームを作ろうとしているわけではないというか。(笑)
・むしろより徹底的に"後方"に重心を置いた「戦術」派の諸監督の方が、『仕掛けた罠に際限なく敵が嵌って行く』という形での"圧勝"を、イメージしていると思います。
・そんな酷いことは、多分ロティーナは考えてはいない(笑)。積極的には。
・では何が起きているかと言えば、簡単に言えば、ヴェルディの既存選手たちとの化学反応。
・凄く簡単ですが。(笑)
・前線についてはまだまだ偶然の要素が強いように思いますが、「永田」「内田」「潮音」を軸とした後ろから中盤までについては、かなり上手くハマりつつある印象。
・といってそんなに"きっちり"ハマっているわけでもないんですよね。
・例えばぎりぎり前の試合までは、"全部"やっていた感のあった潮音ですが。
・水戸戦の途中からは試合的な余裕もあって、結構"遊び"も加わり始めて、つまり「永田」と「内田」だけである程度チームが作れるので、「潮音」を見せつつあえて"使わない"というような呼吸が、3人ないしは少なくとも永田と内田の間には発生しつつあるように見えました。
・前節大分戦の潮音のプレーは広く評価されたようで結構は結構なんですが、去年から潮音をキモく"愛好"していた僕の立場からすると。
・ちょっと頑張り過ぎで"苦しい"部分も散見されていたので、水戸戦で見え始めたそういう遊びのある"呼吸"は歓迎という感じ。
・やはりフラフラしてこその潮音というか、必ずしも"触ってナンボ"の選手ではないというか、"触らない"事も含めて最小限のプレーで最大限の効果を生み出すところに潮音の妙味はあると思うので。
・そういうコンビネーションが確立してかつそれがチーム戦術の中で機能してくれれば、今年も『井上潮音』を楽しむことが出来そうだなと、そんな期待を抱かせた試合でした。
内田についてはある意味分かり易く、早い時期からその万能性と戦術理解力がチームに欠かせないものとして評価は確立していましたが。
永田の"フィード"が本当にポジティヴに働いたのは、多分水戸戦が初めてじゃないですかね。
・永田が変わったというよりも、チームの安定感が増したことによって永田が働けるようになったという、感じですが。
・そしてその永田のフィード力とキープ力が、更にチームに安心感を付け加えるという正のフィードバックが、何やら"試合中に"目の前で起きていたような印象。
・そんなことも出来るんだ、と、チームメイトが確認したというか。
・「永田」と「内田」と、それぞれ出すロングフィードのタイミングと質が微妙に違うので。
・なんかえらい多彩なゲームメイクが展開されていたというか、敵さん的が絞れずに困るだろうなと、そういう感じ。
・"示し合わせている"わけではないと思うんですけどね。
・内田は割りと出しそうなタイミングで出すきっちり系、永田は間隙を狙って出す意外性系?それにより"長さ"の違いも含めて。
・ただし「永田→前線に飛び出した右WB高木三男」のラインは、あれは完全にチームとして仕組まれたプレーでしょうね。
・三男のWB起用については、故障者続出による消去法として受け入れつつも、"天性のストライカー"の使い方としては勿体無いと、多くの人が思っていたと思います。
・ただ水戸戦での再三の上記コンビネーションプレー(の成功)を見せられると、ひょっとして"ストライカー"の部分も含みこんでの、消去法にとどまらない最初から狙っての起用なのかなと、そう高揚感と共に考えたくはなりますね。
・余り(監督に)期待するのも危険ではありますが。全部予定通りなんてことはそう簡単には。(笑)
・ともかく復帰した安西がWBではなくシャドウ的に使われたのを見ても、その"ライン"が今やチームの重要な戦術的選択肢として考えられているらしいのは、確認出来ると思います。
・そうそういつも上手くはハマらないでしょうけど、ゲームコントロールが効いている状況では、結構武器になるかも。
[続きを読む...]
テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
不鮮明な船出: 徳島-東京V(’17)
2017年02月27日 (月) | 編集 |
徳島さんに、サッカーを教わった試合となりました。

J2第1節 東京V ●0-1○ 徳島 (鳴門大塚)

単純にウチの上位互換でしたね。(笑)


・プレシーズンで好調を伝えられていた"スペイン三羽烏"の内の一つ徳島でしたが。
・その通りの、更にはそれ以上の完成度で驚かされました
・ウチがショボかったのは確かなんですが、それはそれとして来日一年目の新監督の開幕初戦としては、ちょっと異常なレベルだったと思います。
・後半の、ウチのプレスを軽くいなして後ろへ後ろへラグビーのように(笑)パスを回して、悠々とボールを逆サイドに持って行ったシーンとか、笑っちゃいましたね。
それそれ、それよ、ウチがやりたいのも。多分。
・そのシーンに限らず、とにかく慌てない、つっかけられたらどのように遅らせて、どのようにかわして、そこからどのように展開させて行くのか、"ケーススタディ"が既にして完璧に近く叩き込まれていた感じ。
・"ケーススタディ"なのか、それとももっと進んで"原理"そのものなのか、そこまではちょっとよく分かりませんが。
・とにかくウチがやろうとしている(とされている)ことのお手本を、ものの見事に示してくれた感じ。
・攻撃はある程度パターン化されていましたし、カルリーニョス個人の能力に負うところも大きいように見えていたので。
・もっと強いところ(というのも情けないですが)とやったらどうなのか、どの程度の完成度なのか、それもまあまだよく分かりませんが。
・それはただ、僕が心配して差し上げる筋合いのものではないので措いておくとして。(笑)
・とにかく後方ポゼッションとハイプレスのバランスなども含めて、なるほどねえと、冗談でなく勉強になった試合。

・対してウチは、未熟、未完成と、言ってしまえばそれは簡単な話なんですが。
・開幕戦ということを考えれば悲観することは無いと、常識的にはそれでいいんでしょうが。
・ただ同じく「来日一年目の新監督の開幕初戦」という条件で、ヨーイドンでどうしてここまでの差がつくのが、それについては多少考えてみる必要はあるかなと。価値はというか。
・まず「仕方のない」要素としては選手の能力の差値段の差、特にカルリーニョスとヴァシリェヴィッチのような、新監督の戦術を理解して軸として働ける外国人選手が既にいる、この点には差があると思います。
・ただそれ以外の日本人選手の動きにもあからさまな差があり、かつ一方能力的にはそこまで差のある選手ばかりではないはずなので、それだけで済ますわけにも勿論いかない。
・その場合論理的に考えられるのは、「戦術(プログラム)の浸透度の差」「監督の能力orプログラムのクオリティの差」の二つなわけですが。
・なお前者は後者が原因の場合がままあるので、その場合この二つを分ける意味は余り無くなると、事務的な但し書きをとりあえずつけておいてと。

・まず"浸透度"の差ですが、これはまあ、見たまんまというか、"現象"の言い換えであってそれでもって「原因」と言うのは間違いではないけれど、改めての意味は無いですね。特にこれだけあからさまな差があると。
・次に"能力"の差は、それはあるのかも知れないしこの試合で決着を付ければそれはリカルド・ロドリゲスの勝ちなわけでしょうが、勿論今急いで言うことではない。
・更に"クオリティ"の差については、いずれロティーナヴェルディがそれなりに形になった後で比べないと、違いも優劣も見定めようがない。
・というわけで無い無い尽くしで終わりそうですが、では何を気にしているのかというと・・・

・あのですね、僕がいきなりネガティヴコメントを盛大に発したTM第一戦相模原戦、約一か月前に行われたその試合に比べても、どうもこの徳島戦からは伝わって来るものが無い、何がやりたいかよく分からない、そういう印象を受ける部分があるんですよ。
・未完成は未完成でいいんだけど、進んでるのか?まさか後退してるんじゃないよね?ということ。
・つまり相模原戦では、クドい程の慎重で徹底した後方での"セーフティファースト"なパス回し、ポゼッションへのこだわりが見られて、それが僕をいらだたせたわけですが。
・逆に言えばいらだつ明確な対象があった、"敵意"を抱ける"敵"が存在した。
・ところがこの試合では、そうしたもの、チームの"中身"や"芯"のようなものが時間を経て明確化するどころか逆にぼやけていて、喜怒哀楽(笑)いずれにしろ、僕の感情を刺激する程のものが特に無かった。
・むしろ僕としては、「さあ今日も僕を大いにいらだたせてくれ、受けて立つよ」というくらいの"期待"感でもって、この開幕戦に臨んだんですが。
・何この普通のチーム。
・一応それらしいことをやってはいるんだけど、およそ性根が据わってない、気が入っていない。
・形をなぞってるだけで、単に"未熟"というより"本気"度が感じられない。
・確かに徳島のプレスは激しかった、でもそれは"いなす"ポゼッションのむしろ見せ場じゃないの?好餌じゃないの?
・待ってましたってなもんじゃないの?実際徳島はそうしてたじゃない。
・結果通用しなかったとか、技術不足で取られちゃったとか、そういう"失敗"はまあ、あるでしょう、付き物でしょう。
・でもなんか、最初から覚悟が見えなかったというか心の準備が感じられなかったというか、普通に驚いてた、びびってた。
・どういうこと?
・ひょっとしてもうやめたの?完全にとまではいかなくても、その後の一か月の挫折なり経験なりを鑑みて、より常識的なバランスに寄せることにしたの?
・関連して少し気になったのは、ロティーナのモットーが「セーフティファースト」であるとの中継での紹介、それはいいというか、うん知ってたというか、その時点ではそんな感じだったんですが。
・ただその後のレポを交えた放送席での説明では、それは「危なくなったら無理せず蹴ろう」という話だとそうまとめられていた。
・うーん、ちょっと待って。普通の"ポゼッション"のチームなら、あるいは去年までのヴェルディならそれはそれで分かる話なんだけど。
・今年のチームの場合はそれは"調整"や"妥協"ではなくて、根幹の話だよね。そもそもというか。
・つまり、「危なくなったら蹴る」のではなくて、「危なくなったら危なくなくなるまで後ろで回す」というのが、今年の"基本戦術"のはずだよね。
・しつこいけど徳島はそうやってたよね。
・"蹴る"「セーフティファースト」は、「セーフティファースト」違いだよね。それがモットーとか、あり得ないよね?
・まああくまで徳島の地元放送局のまとめなので、どこまでロティーナの意図を直接汲んでるのかは不明なわけですが。
・レポートを信じる限り、「蹴れ」と言ってるのは事実らしいので。
・うーん?もうやめちゃったの?と、考えざるを得ないところがあるわけですが。
・でも後ろに重心を置いた、チームの"形"自体は一応は残ってるわけで。
・ううむという。
・"割り切り"と"徹底"が肝の特殊戦術を、早くもこの時点で手加減してるとしたら、それ意味あるのかなと。
・完成する可能性あるのかなと。
・そんな半端なことだから、選手もそういう態度なんじゃないのかな。
・"浸透度が低い"ということについても、低いから自信なげだというよりやり方への確信と決意がハナから欠けた状態でやってるから浸透していないという、そういうことではないのかなという。

・という、「疑惑」の目で、更に話を進めるとどうなるかですが。
リカルド・ロドリゲスロティーナ、この両"一年目"監督の差は、"覚悟"の差であると。そもそも監督自身の。
・という説。
・つまりリカルド・ロドリゲスは、本気でこの戦術をいいと思っていて理解して、やろうと思ってやっている。その熱意と"腑"に落ちた理解が選手にも伝わって、こんなにも短期間で完成度が高まった。
・対してロティーナは、元々はただのよくいる"守備的サッカー"の監督でしかないのに、最近の流行りに色目を使ってたまたま"セーフティ"という共通点があるのにかこつけて、表面的な理解でやらせてみてるけど元々大した覚悟も無いからすぐ日和って、段々何やってるか分からない状態になりつつある、"完成"どころの騒ぎじゃなくなりつつある。
・...という、いっとう最初からの疑惑にも寄せた、超ネガティヴな推測。
・まあ一試合で酷だとは思うし普通はいくら僕でもここまでは言わないはずですけど。
・それだけ徳島との差が衝撃的だったというか、"本質"的なものに見えてしまったというか。
・何というか、「世界観」がありましたよね、徳島のサッカーには。明確な戦術があるチームならではの。
・精度とか完成度とかいう以前に、こういう風にサッカーをするんだ、だからここではこうでないといけないんだという、そういう"落とし込まれた""共有"されたイメージ、それゆえの特にテンポの安定感
・ヴェルディにおいて李国秀が未だにしつこく郷愁の対象になるのも、そういう「世界観」の強さがあったからで。
・勝った負けた、正しい間違ってる以前に。
・で、多分ポジショナルなポゼッションサッカーはやり方が固定的な分、"世界観"を構築し易いし、逆に"世界観"の強さが無いとああいう"前"や"動き"への本能を抑え込んだような、あえて言えば「不自然」なサッカーをやらせ切るのは難しいんですよね。
・そういう意味でも、現時点でロティーナヴェルディに見える気がする意志薄弱、世界観の不鮮明には、疑問と不安が多いです。
・"気がする"だけならいいんですけど。

・まあよりによって徳島が相手でさえなかったら、ここまで悲観的なことを書く試合ではなかったとは思います。
・いいところは余り無かったけど、"安定"感はそれなりにあったと言えないことは無かった気がしますし。
・それでも褒めはしなかったでしょうけど。特に個々の選手の特徴の活きてなさ加減は、意識して"戦術"を信じようとしないとなかなか耐え難いレベルですし、現状。
"不穏な沈黙"という感じになったと思います(笑)。今日は逆に、そのことが主題にはならなかったですが。
・さあてね。さあてね。


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
[参考]上田滋夢「オランダの憂鬱」 (’02年『季刊サッカー批評』issue13より)
2017年02月21日 (火) | 編集 |



昨日の記事に対する反応を見ている内に、特に"ポゼッションの行き詰まり"云々に関する辺りが意外に伝わってないらしいことに気付いたので、こんなのもあげときます。

"'02年"ということから想像がつくだろうと思いますが、そもそもこの文章は僕が'99-'00年の李ヴェルディを理解する(文章を書く)為に参考にしたもので、その時も掲げたものをもう一回というのも照れ臭いなというのと(笑)、2002年当時は新鮮な内容であったけれど15年後の今なら多かれ少なかれ常識的な内容になっていて、別に書く必要も無いのかなと思って割愛してしまいました。
まあ李・オフト両監督共に"あれ"以来Jで指揮を取ったりはしていないので、僕の認識もほとんど変わっていないわけで、同じことの繰り返しにはなるんですが。"カウンター"というのが、新味ですかね、今回の。

では以下、中心的な内容を書き出してみます。
小見出しは原文通りです。


かつてトータル/ローテーションフットボールで一世を風靡し、サッカー戦術の最前線を走り続けて来たオランダサッカーが近年苦しんでいる('02コリアジャパンは予選敗退)というまとめ&煽りに続き。

"ポゼッション・フットボール"

オランダ式ポゼッションの特徴。

基本的にはプレースメント(場所取り)が確立されているため、パスの際には初めからサポート・プレイヤーがいることとなり、ボール・ポゼッションが容易となる。
反面、プレースメントが確立されているが故、既にスペースが埋まっている事となり、プレイヤーがフリーランをする必要が少なくなる。
オランダ以外の「ポゼッション・フットボール」の原理は、空いているスペースに味方プレイヤーが入り、そのプレイヤーの動きによって作られたスペースに、また他のプレイヤーが入るというように、プレイヤーのモビリティー(流動性/活動性)が主である。明らかにボールが中心のオランダとは発想が違う。

ここではフリーランをする"必要が"なくなる(走って行くべき先に最初から人を配置するから)という書き方になっていますが、実際の李時代には、"フリーランが不足している"と、専ら批判される要素になっていましたね。(湯浅健二氏を筆頭に)
"スペース"ではなくて"ボール"、つまり足元で繋ぐんだというのは、近年のバルサを見れぱよく分かると思います。これをもって「サッカーは足元できちんと繋いでやるものだ。スペースへ出すなんて馬鹿げてる」と極論する(&中田ヒデ批判をする)金田喜稔さんは、いくら何でもどうかと思いますが。
ともかく李ヴェルディがやっていたのも基本的にこれだろうと、当時僕は当たりを付けたわけです。実際に李総監督が"オランダ"を直接口にしたことは、無かったと思いますが。


"リズムとタイミング"

オランダの"行き詰まり"の原因。

現在のオランダの「ポゼッション・フットボール」に関していうならば、全く崩壊はしていない。ただし、別の観点からの問題点が生じたのである。
それは「リズム」と「タイミング」が一定になってしまったことである。ポゼッションを行えば行うほど、パスのタイミング、そしてプレーのリズムは一定になってくる。また、そうでなければ「ポゼッション」は行えない。対戦相手は一様に、段々とオランダの「パスのタイミング」と「プレーのリズム」に慣れてくる。どんなに対戦相手との能力差があっても、相手の「リズム」と「タイミング」さえ掴んでいればインターセプト、1対1等に対応可能になってくる。一定のリズムで攻撃するが故、そのことがオランダの停滞原因となった。

まとめて言うと、"確実"ではあるけれど(確実であるゆえに)攻撃のリズムとタイミングがいつも同じになり、またあらかじめプレースメントした人と人の間の足元パスの交換の繰り返しで、ダイナミックで意外性のある動きや流動的な動きが無くなるので行き詰まる、技術戦術的には高度でかつ狙い自体は"失敗"していないのに、実際の結果は付いて来ない、ないし労力とリターンとの分が悪いと、それがオランダ発スペイン経由"ポゼッション"の陥りがちな状態であると、あるいはあったと、そういう話です。
"失敗"はしていないからやめられない、変えられないんですよね。それがまた、じりじりさせるところで。(笑)
今日も"あれ"かという。(笑)

それを「確実」性の部分は活かしつつ、「行き詰ま」りがちなところは素っ飛ばして簡略に、あるいはダイナミックにやるというのが、言うところの"コンテ"式かという。
・・・細かいことを言わなければ、"森保式"も同類な感じはしますけどね。直接「予想」の参考にすべきは、こっちかもという。


蛇足っぽいですが、こちらも書いておくか。

攻撃においては自らの完璧なポイントでのパスやクロスが多くなり、最終的にはほんの僅かなタイミングを求めての攻撃となり、時間が経てば経つほどピンポイントな攻撃に固執するようになってしまう。

この糞詰まりをずらして解いて躍動感を与えるのが、クライフフリット、あるいはバルセロナでのリバウドのような特別な選手の存在であると、筆者は言います。
それが李ヴェルディにはいなかった、予算的に望めなかったし、ロティーナヴェルディでもどうかなという、それが昨日言った"破壊者"の問題ですね。
それが必要になるかどうかは、まだ分からないですけどね。破壊が必要な"完璧"がそもそも構築出来るか(笑)という問題もありますし、勿論(カウンター)戦術で予め問題を回避出来る可能性も無いわけではない。

どうなりますかねえ。ねえ。(笑)


以上です。
全文を読みたければ、"1円"なんで買ってみたらいいと思います(笑)。改めて見たら、「東京ヴェルディ危機一髪」なんて記事も載ってますし。(笑)


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
’17ロティーナヴェルディの幻想的予想
2017年02月20日 (月) | 編集 |
TMは一番最初の相模原戦だけ見ました。
事情通諸氏の解説は読みました。
 東京Vvs浦安 TM現地雑感&343でのボール前進と崩しの解説
 コンテ率いるチェルシー躍進の秘密 戦術の最先端が詰まった3バックとは?
それを承けて、その後のチェルシーの数試合は、普段より注意して見ました。

その結果の現在の予想。


1.コンテチェルシーに"似(てい)る"のか。

似ると言えば似るでしょうが、そこまでは似ないんじゃないかなと。クオリティ的に"似せられない"という可能性は、おくとして。(笑)
上の戦術的解説の"普遍性"の部分を念頭に置きながらコンテチェルシーの試合を改めて見て思ったのは、そうは言ってもやっぱり「イタリア」だよなということ。つまり単体としてのコンテチェルシー、その"先端"性の裏にあるあるいは"強さ"の地盤になっているのは、やはりイタリア伝統のカウンタースタイルであって、「3バック(3-4-3)ボゼッション」戦術は、その職人芸をより効率的にやる徹底的に洗練させる為の"方便"みたいな部分があるよなということ。
"殺人鬼"(イタリアサッカー)に"凶器"(現代戦術)というか、テロリストに高性能爆薬というか(笑)。およそえげつない代物であって、プレミア各クラブにはいい迷惑というか、ヨーロッパへようこそというか。(笑)

要はコンテチェルシーは、あくまで"コンテ"のものであるということ。コンテチェルシーの「形相」(戦術)に対する「質料」(伝統)の部分というか。
そういう観点で見た時に、「ヴェルディ」という"質料"、あるいは「スペイン人」(ロティーナ)という担い手が、どれだけ"似た"ものを生み出すかということに関しては、少なからぬ疑問があるということ。仮にある程度"成功"したとしても、全然違うものになる可能性があるということ。
まあ当たり前っちゃ当たり前なんですけど、それだけコンテチェルシーの"イタリア"感は、無視出来ない性格として僕には感じられたということです。"馴染み"の感覚というか。(笑)


2.非イタリア人による"ポゼッション"(の例) ~李国秀とハンス・オフト

"スペイン"については、よく分かんないですけどね。"ペップバルサ"という、誰もが知っている例くらいしか。
後で推論はしますが。

ただより責任を持って言える身近な例としては、"ヴェルディ"('99~'00)の李国秀、"Jリーグ"(磐田'94~'96&浦和'02~'03)のハンス・オフトというのが、参考になる例として挙げられるかなと。
つまり「徹底的に意識的なポゼッション」、及び(その基盤となる)「ポジショナル」なアプローチ(末尾)の、"先駆者"なのか"流れ星"なのかよく分かりませんが(笑)、とにかくそういう目立つ存在、僕にとって印象に残る記憶。

"国籍"にこだわると、李国秀日本人(厳密には在日韓国人)、ハンス・オフトオランダ人なわけですが。
言いたいのはつまり、同じ「厳格なポジショニング」に基づいた「ポゼッション」至上のスタイル、"ボールを失わない"ことと"プレーから不確実性を徹底的に排除する"ことを目指す指向性を持っていても、李・オフト両監督のサッカーに(コンテチェルシーのような)"カウンター"のニュアンス・意識は薄い、むしろ"超攻撃的"な"パスサッカー""アクションサッカー"が、その看板になっているということ。
実際には後でも述べるように、両監督の勝率が高かったのは"カウンター"の時だと思いますが、少なくとも目指していたもの「完成」の方向性としてはそうかと。

まあそもそもがオランダ起源の"ポゼッション"サッカーは、ヨハン・クライフという奇人の個性も加わって、"理想は90分ボールを持ったまま相手陣地のみでプレーを展開して攻め続ける""ボールを失わなければ攻められることは無い"という、「超攻撃的」発想、ニュアンスを伴って歴史して来たもののようですから、少なくともあの時点では李・オフト両監督のサッカーがそういう性格のものになるのは自然だった、あるいはその為にこそ"ポゼッション"は指向されたと、それは理解出来ると思います。
そしてその"手法"の一部が別の思想・文化の元に現代の必要性と文脈に従って再構成された、あるいはコンテの場合は特に"イタリア"と出会ったのが、ここのところ"解説"されているものなのだろうと、そう僕は理解しているのですがどうでしょう。

とにかく"ポジショナル"な"ポゼッション"サッカーも、担い手や文脈によって色々な現れをする可能性があると、いちJリーグの例で見てもという、そういう話です。その新たな"例"に、今ヴェルディがなろうとしているのかどうなのかという。


3."ポジショナル"(な"ポゼッション"サッカー)の憂鬱

さてJ史上に残るポジショナルなポゼッションサッカーを指向した李ヴェルディとオフトの特にジュビロ時代には共通した悩みがあって、それはボールはキープ出来るしパスは確実に繋がるようになってある程度まではボールは運べるんだけど、一方で"ある程度"から先がにっちもさっちも行かない、かけた手間に見合った攻撃力や得点力からは、遠いところでチームが立ち往生する。
それまでが"確実"な分、普通のチームの"攻めあぐみ"感のレベルを遥かに越えた独特な深刻な手詰まり感に見舞われて、毎試合見ているサポからするとこのまま100年やっても点が入らないのではないか的な気分にちょいちょい襲われたりする(ヴェルディ)。このチームが「攻撃的」だなんて、とても信じられないというかもう忘れたみたいな気持ちになる。(僕?)
あるいはまあまあ強いんだけど、果たしてその為に使っている神経に本当に意味はあるのか、何か凄く無駄なことをしているのではないかという不満が溜まる。(ジュビロ。と名波?笑)

これらはたまたまではなくて、厳格に決められたポジショニングや手順から、即応的に外れることの許されないスタイルの持つ構造的な問題、裏/表であり、そうしたプレーを実行している内に実行者たる選手たちの精神に発生する、特有の問題だろうと思いますが。
とりあえず必ずと言っていいほど見られる現象としては、"確実"に進むことによって逆に生じた自縄自縛を解く為に、攻撃の最終段階でその"確実"性を破壊する大きな力が必要となる傾向で、"組織"を突き詰めた故に"個人"がより必要となるという皮肉なわけですが、ここらへんはまあ、ファンハール政権時を中心とするある時期以降のオランダ代表(の当たり外れ)を見ればよく分かることだと思います。"破壊"出来(る選手がい)れば強い、出来なければ弱い。

李ヴェルディの場合は特に、低予算ゆえに"破壊"担当個人の人材には恵まれず、ドツボにはまって抜けられなくなったわけですが。('17ヴェルディにもその危険が?)


4."カウンター"という抜け道

ところがそんな李・オフト両苦労性監督のチームにも、爽快な攻撃力を発揮した時期があって、李ヴェルディの場合は就任直後、恐らくはまだチームが未整備な故にボランチ林健太郎のロングスルーパス一本にほとんど攻撃を頼っていた時期('99年1stステージ)、オフトの場合はご存知、エメルソン・田中達也・岡野らの、当時リーグ屈指のスピードFWたちを抱えていた事情に後押しされての、レッズ時代の一時期です。前者はあと少しでステージ優勝に手が届きそうな2位、後者はナビスコ優勝を成し遂げました。
彼らのキャリアトータルで見ればこれらの時期の、要は"カウンター"スタイルは不本意なものだったかも知れませんが、一方で彼らの"攻撃"面に付きまとう上記の「問題」の"解消"・・・というより"予防"策として、あるいは"確実なポゼッション"がもたらす(攻撃ではなく)守備の安定性を最大限に生かす方法として、実は「カウンター」というのは最適解であった可能性があると思います。

それを実現したのがコンテ/ロティーナスタイルだ・・・というには、両者は時間的にも空間的にも離れ過ぎていますが(笑)、ただ論理的には繋がらないことはないというか、あれから約10年経って"アクション"サッカーへの熱情が薄れた時に、埋もれていた論理的可能性が発掘されて完成させられた、そんな印象は無くは無いです。なるほどなとは思いました。
なんか"卑怯"な感じはしますけどね(笑)。余りにも仕込み十分の強者のカウンターというか、"鶏"しか裂かない"牛刀"というか(笑)。コンテチェルシーを見てても、実に悪どいというか、それはないだろうという感想はどうしても沸きます。(笑)
モウリーニョやカペッロの「卑怯」とは、また一味違うというか一段上というか。(笑)

それはそれとして、結局"スペイン人"たるロティーナ(の現在)を、どう考えたらいいのか。来日前には「手堅いリアクションの人で、攻撃面に特段のアイデアやスタイルは無い」という定評しか聞かなかった人なわけですが。
だからこそ僕はその"ポゼッション"へのこだわりをまず目撃して、「本国で叶わなかった夢を辺境で見ようとしているのか?」と、その意図と心根を危ぶんだわけで。

今だったらむしろ、「コンテ」と同様の"リアクション""カウンター"の人だからこその"ポゼッション"、こそ再発見されたポゼッションの利用価値、最終ライン&GKでのボール回し/キープへのこだわりと、解釈し直せるかも知れませんが。
まあほんとのところは分かりません。ロティーナがコンテを"見て"やっているのかそれとも逆にコンテにヒントを与えただろう、バルサ/スペイン流のボールキープ術、その教養をロティーナも元々有していたのか。あるいはこれらの両極の間のどこらへんにいるのか。

繰り返しますが来日前の評判には、"ポゼッション"のかけらも無かった(笑)のでね。ほとんどイバンコーチの入れ知恵だという可能性も含めて、謎は多いですが。


5.そして'17ヴェルディ

いくつか考えられる要素があると思います。羅列すると、

・元々ポゼッションの「文化」はあるので、そこについては(同趣旨らしい)千葉や徳島よりは向いていそう。
・一方でカウンターの文化には欠けるので、特にマインド的について行けない、徹せない可能性もある。
・またGKを中心に揃えられる人材の質が予算的に限度があるので、そこで崩壊する可能性がある。
・更に"カウンター"メインとはいえ"ポジショナルポゼッション"(?)ではあるわけで、再び「破壊者」の質が問題になるかも知れない。
・"カウンター"メインであることはそれを緩和するかも知れないが、一方で"カウンター"ならではの問われる個力の質もまたあって、そこには不安が残る。

サポも含めたより広範な視点で言うと、

・守備は堅くなりそうだが、カウンターメインのスタイルにサポのマジョリティの反応はどうか。
・似たようだが別の問題として、"ポジショナルポゼッション"特有の閉塞感・宙づり感が発生した時に、ヴェルディでもジュビロでも小規模にはレッズでも生まれた特有の反感が、再び生まれる可能性は高いと思う。
・まとめて多分、"強く"ないとかなり苦痛なサッカーになると思うが、一方で"強く"なる為にはかなり高い人材の質が要求されるサッカーでもある。(それこそコンテチェルシーのように)
・まあどこらへんで線を引くかという問題ではあって、「組織性」や「狙い」そのものを楽しめるそれで満足出来るのならば、とりあえず御の字またはポジティブではあるだろうと思うんですが。


・・・以上が理論的可能性と、過去の経験から導き出した、諸条件。
つまりロティーナの手腕自体は未知数というか、勘定に入れていない。(笑)
いずれロティーナゆえに上手く行くことも、ロティーナゆえに上手く行かないこともあるだろうとは思いますが。

"反感"はね、あると思いますよ。どうしても"ジリジリ"したサッカーになりがちなんですよね、このアプローチは。
だからこそ、"本能の人"豪腕犬飼社長は、好成績にも関わらずあっさりとオフトをぶった切ったんだろう切れたんだろうと、僕は思ってるところがありますが。

こんなところです。勝てるのか勝てばいいのか勝っても駄目なのか。
個人的には、「カウンター」は好きなんです、むしろ。ただ「ポジショナル」苦手なんです、"チェンジ"したいんです"流動"したいんです(笑)。そこが問題。
"スペイン"色が出た方が、むしろ危険な感じがしますね。"コンテ"の完コピに近い方が、より安全というか。勝負的にも空気的にも。


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
TM相模原戦雑感
2017年01月25日 (水) | 編集 |
平日の午前中、多少の不都合はありましたが(笑)、好奇心に負けて行って来てしまいました。
行って良かった・・・のかな?(笑)

メンバーとかはメモしてないので、よそを見て下さい。(と言ってる間に公式上がった。)
試合としては、0-1で負け。
3-4-3で前後半ほぼ総とっかえで、今出られる選手はあらかた出た感じでしょうか。

そんなに変わった起用は無くて、ガンバから新加入の(本職ボランチのはずの)内田がストッパーで(前半)、中野がCFで出た(後半)のが、少しおっと思ったくらいでしょうか。前後半両方出たのが内田と潮音のようなので(潮音は後半再度投入?)、とりあえずこの二人が軸なのかもしれません。


さて感想ですが。
思ってたより遥かに、クソポゼッションでしょうかね。("クソ"自体は別に悪い意味ではないです。程度のことを言っているまで)
とにかくボールが前に進まなくて、かつ進む気配も無い
寒かったのもあって、正直前半5分で帰りたくなりました。(早い)

パッと見て誰もが気が付くだろうことは、「バックパス」の圧倒的な多さ。
または選択肢としての、優先順位の高さ。
これは潮音でも同じなので、かつそういうプレーに対する監督の反応を見てても、明らかにチームの方針としてやっているんでしょうね。
勿論"バックパスをする"のが方針ではなくて、「バックパスをしてでもポゼッションを優先する」、あるいはパスワークの形を重視するということでしょう。バルサで有名になった考え方ではありますが。


それがいいかどうか、これから上手く行くかどうかは、現時点ではさすがに何とも言えません。
ただ見てて感じたのは、「ヴェルディの既存戦力に合わせる」よりも、「自分のやり方に選手を合わせる・はめ込む」ニュアンスがとても強いということです。去年からの人の動きを見ている時点で感じていたことでもありますが、やはり今季の編成に関して監督の意向が強く入っているということは無さそうですね。・・・強くというか、積極的にというか。

色々とそれなりに編成頑張ったけど、今のところ本質的な影響は無い(笑)というか、どういう編成でもこれやったろうなという感じ。
強いて言えば"サイドバックが足りない"という編成の特徴と、3バック採用に因果関係がある可能性はあるかも知れませんが、多分関係無いという方に一票入れます。(笑)

当然ながら元々知りもしないわけですし、日本の二部リーグの下位クラブの選手の"能力""特徴"なんて、ハナから当てにはしていないというか、当初の計画には入っていないというか。現地でてきとうに対処しようと、そういう感じなんじゃないでしょうか。


それ自体は分かるとして、少し僕が引っかかっているというか懸念しているのは。
なぜ、"ポゼッション"なんだろうかということ。
「守備的」なサッカーで実績を挙げた、リアリストの戦略家なのではというぼんやりした予想に反して、来日していきなりサッカーやボール回しの"基本"についての「教育家」的な面がやたら練習で出ているらしいことは、"意外"ではありましたがスペインと日本のレベル差を考えると仕方ないのかなと、一応納得はしていました。
監督の"タイプ"を越えるくらいの「差」があって、まずはそれを埋めるしかないのだろうと。

ただやろうとしている(ように見える)戦術自体が、こうも来日前の実績・評判や、予想やある意味の"期待"を裏切って来ると、どうも一つの疑いが僕の中に首をもたげて来ました。
それは・・・単に日本舐めてるんじゃないの?ということです。
本国では、自分よりもっと上手い人(監督)が沢山いるんで手を出せなかった"華麗な"サッカー、"理想"のサッカーに、都落ちしたのをいい機会として、何でもありがたがるだろう田舎の人(ロティーナの認識(笑))を使っていっちょやってみようと、自分を神と崇める従順な土人たちを使役して、絶海の孤島に自分の王国を作ろうとしているのではないかという、そういう疑いです。

・・・そこまでは言えなくても(笑)、ある種の"油断"はあるんじゃないか、そういう感じは強めにしています。
"間違った"サッカーをとは言わないけど、大して得意でないサッカー、"ロティーナ"である意味が余り無いサッカーを。
ま、根拠という程のものはないですが。いつものように。(笑)
そうであるにしてもそうでないにしても、「生みの苦しみ」の最中である、言い換えれば「何かをやっている」最中であること自体は、ちゃんと感じましたし。

どうなるかは分かりません。
ただ"第一印象"としては、相当程度に"悪"目だったことは、ここにメモしておきます。


前半はほんとににっちもさっちも行かなかったですが、後半の方が、"良かった"かどうかはともかく"動き"自体はあったかなと思います。それは一つには、CFがドウグラスから中野に替わったのが大きかったかなと。
中野がいいというよりも、ドウグラスがモサいということですけど。CF/1トップとしては。それは去年から。
先発で使うと、どうも重いですよねこの人は。スーパーサブでいいように思いますが。

潮音はベンチからもチームメイトからも盛んに声がかかっていて、"中心"として当てにされていることは伝わって来ましたが、プレーとしては自分の感覚と監督の指示との間で揺れ動いていて、余り出来がいいとは言えませんでした。最初の方はまだ潮音らしいところがあったんですけど、時間と共に、"指示"との葛藤が蓄積して行った感じ。
それでも数少ない決定的なプレーは、潮音絡みがほとんどでしたね。ただ最終的に潮音が活きるチームになるかは、結構疑問にこの日は感じました。

前半潮音の一列前でプレーしていた梶川も、回らないチームを何とか回そうと努力していましたが、そういう"気配り"以外ではおよそ持ち味を出せる状況ではなくて可哀そうでした。監督が自分のやろうとしていることを言うほど分かっていないと、こういうサッカー知能の高い選手(潮音と梶川)がそれゆえに苦悩を背負うようなチームになりがちなわけですけど、まあさすがにそうなると断言はしません。まだ。(笑)

むしろ後半二列目に入ったアランのてきとうな動きの方が、"攪乱""流動性"としては利いていたように思いますが、いずれそれはそんなにレベルの高い話ではないですね。
後はなんだろうなあ、割りと3バックの両側、ストッパーの攻撃参加を、重視しているような印象は受けましたね。具体的には特に、後半の林昇吾ですが。


いきなりネガティヴですみません。(笑)
まあ当たっても外れても、その時感じたことはその通りに書いておかないと、後々ろくな資料にもならないので。
見当違いだったら笑ってやって下さい。

以上、新年一発目の、ヴェルディネタでした。
相模原の安永監督は、声が大きくて面白かったです。選手との遠慮ない感じの会話も笑えました。(笑)


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ