ヴェルディ、代表、アイドル、漫画、アニメ、他
’18.7月期の地上波アニメ
2018年08月06日 (月) | 編集 |
いつものように。
ちなみに改めて言っておきますが、僕が「原作」「監督」「シリーズ構成(脚本)」「音響監督(アフレコ指導)」の4項目のみをピックアップしているのは、僕がアニメの"美術"的側面ではなくて"ドラマ・文芸"的側面に専ら関心を持っているからです。
まあ最終的に"監督"両方を管轄しているのは、明らかではありますが。


『はねバド!』 (Wiki)

原作 - 濱田浩輔
監督 - 江崎慎平
シリーズ構成 - 岸本卓
音響監督 - 若林和弘

特に何のひねりもない王道スポ根で、やや過剰に肉感的(笑)な女体描写にも取り立てて反応するところは無いですが、"バドミントン"ものという珍しさでとりあえず見ています。
まあ"ひねりが無い"ところが、潔くていいと言えばいいかも。
原作は漫画。二度のジャンプ本誌連載を経てgood!アフタヌーンへという、珍しい経歴の人。根っからのスポーツ部活体質ということで、この作品の"素直"さも納得。(笑)
監督は『ガンスリンガー ストラトス -THE ANIMATION-』と『モンスターストライク THE MOVIE はじまりの場所へ 』の人と言われても、分かんないなあ。
構成は『うさぎドロップ』『ハイキュー!!』『僕だけがいない街』の人って、何じゃこの多様性は。本作的には『ハイキュー!!』の流れでしょうけど、それだけでの人ではないらしい、覚えておこう。
音響監督は余り聞いたことの無い人ですが、歴は結構長くて作品的にも、『天空のエスカフローネ』『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』『ソウルイーター』と、あれあれあれ?僕的にも有力作揃いじゃないか。これは僕の記憶力の方に問題があったらしいですね(笑)。その確かな実力が、この"ひねりの無い"作品を見られるものにしているのかも知れないと、強引にフォロー。(笑)


『バキ』 (Wiki)

原作 - 板垣恵介
監督 - 平野俊貴
シリーズ構成 - 浦畑達彦
音響監督 - 浦上靖之浦上慶子

原作は言わずと知れた、有名漫画。僕はアニメでしか見たことが無いですが。(アニメ化3回目)
監督は歴は結構長い人ですが、代表作は『魔法騎士レイアース』や『まじっく快斗』とどちらかというとキッズ向け作品の人のようで、それがどうしてよりによって(笑)バキの監督に起用されたのか。
構成の浦畑さんは『はじめの一歩』はまあ繋がりをイメージしやすいですが、他は『咲-Saki-』『僕は友達が少ない』と毛色の違う傑作の印象が強くて、原作の"堅さ"を考えても別にこの人がやる必要は無いように思うなという、そういう印象。若手か逆に年寄りにでも、やらせてあげればいいんじゃないかという、そういう感じ。
音響監督は兄妹です。あら珍しい。兄妹というか、連名というのが珍しい。たまたまこの作品がというのではなくて、この一族(笑)の家風みたいです。兄貴の方は他の作品で他の人ともやっています。
何でしょうねえ、どういう仕事の進め方なんでしょう。(狭い意味の)"音響"と"演技指導"を、分業的にやってるとか?
「シンクロニシティ」がどうしたこうしたという、序盤の設定に何の説得力も無くて何だこれと思いながら見ていましたが、バトルが始まってしまうとそんなのどうでも良くなりますね(笑)、そういう作品。


『はたらく細胞』 (Wiki)

原作 - 清水茜
監督 - 鈴木健一
シリーズ構成 - 柿原優子
音響監督 - 明田川仁

原作は漫画。初連載作品のようです。
監督はなんかマイナーな"ガンダム"シリーズを沢山やってる人で、分からないなあと思っていたら、ああそうか、『ジョジョ』の"シリーズディレクター "としてクレジットされていた人だ、そう言えばそうだ。名前が平凡過ぎて忘れてましたが(笑)。後は『DRIFTERS 』。なんだ立派な実績だな。
構成は・・・『スティッチ!』の人、かなあとりあえずは。後は『アイカツ』シリーズの人。結構色々やってますが、あんまり僕とは交わらない感じ。
音響監督は第一人者。
先にスピンオフ漫画『はたらく細胞BLACK』をモーニングで読んだ時は、なんか暗い漫画だなあという印象が強かったですが、このアニメはかなり見易いというか、プロフェッショナルな作り。特にどうという感じでもないんですけど、"勉強"にもなるので見ています。(笑)


『プラネット・ウィズ』 (Wiki)

原作 - 水上悟志、BNA、JC
監督 - 鈴木洋平
シリーズ構成・ネーム(脚本原案)・キャラクター原案 - 水上悟志
音響監督 - 岩浪美和

漫画ネームを基にしたオリジナルアニメという中間的な性格付けですが、見た感じは"オリジナルアニメ"の危うさよりも"漫画原作もの"の堅さの方を、強く僕は感じます。後は後半がだれなければ・・・
その原作兼シナリオの漫画家さんは、連載実績は結構沢山ありますが、僕は一つも知りませんでした。
でも・・・面白いですね。滅茶苦茶面白いと思います。エヴァの"使徒"や『忘却の旋律』あたりを思い出すシュールなモンスター(?)がぞろぞろ登場しますが、その"シュール"さに変な意気込みが無く(笑)、雑多なタイプのものがぞろぞろ出て来るそれ自体奇妙と言えば奇妙な"ドラマ"部分と、特に何の仕掛けも無く平然と接合されている感じが面白いと思います。うっかりすると"精神病"的世界にも見えますが・・・。どうなんでしょうね。
とにかく世界観の妙な平面感というか、遠近感の無さが謎で面白いです。
監督は撮影監督出身の、どちらかというと"絵"の人のよう。『忘却の旋律』にも絡んではいるようですね。
音響監督は売れっ子さん。


『悪偶-天才人形-』 (Wiki)

原作 - 一淳(テンセントアニメ連載)
監督 - ボブ白旗
シリーズ構成 - 加藤結子
音響監督 - 郷田ほづみ

原作は中国のウェブコミック。
へええ。中国風だとは思いましたが、あくまで"風"だと思ってました。(笑)
監督は・・・『グラビテーション』『義風堂々!! 兼続と慶次 』かな、僕がちゃんと見たのは。よく分からん。(笑)
構成は例の又吉の『火花』のテレビ版を書いた人で、アニメは初めてか。
音響監督は声優出身の人ですが、音響監督としては『絶対少年』『ひぐらしのなく頃に』『しおんの王』と、比較的暗めの骨っぽい作品が目立つ感じ。
期待されてるのかされてないのか、今一つよく分からない位置づけの作品ですが、えぐいだけになりそうな設定を今のところ良く転がしていると思います。原作の力、なのかな?よく分かりませんが。中国"風"というところも含めて、世界観との「距離」を上手く取っている感じの作品。だから暗くても見易い。


『アンゴルモア元寇合戦記』 (Wiki)

原作 - たかぎ七彦
監督 - 栗山貴行
助監督 - 羽原久美子
シリーズ構成 - ヤスカワショウゴ
音響監督 - 小泉紀介

原作は漫画。これが初連載作品。
"漫画"(家)としてどうというよりも、「歴史」や「元寇」「戦(いくさ)」についての独自の見識が、まずもって感じられる作品。
監督も初監督の人のよう。今のところ特に問題は感じられません。
それについている"助監督"も、特にこれといった実績は無し。『ファフナー』でクレジットされていたのは、確かに覚えていますが。
構成は『テラフォーマーズ』『食戟のソーマ』『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』の人。アルデラミンの印象があんまり良くないんですよねえ。"本来"もっと面白いはずだ、このストーリーならという不満を抱えたまま、見ていた記憶が。
音響監督は『うーさーのその日暮らし』シリーズや、『ALL OUT!!』の人。あと知らないですけど『ねこねこ日本史』シリーズを担当しているのが、題材的には何か関係があるかも。(笑)
割りとフレッシュなスタッフによる仕事という感じ。今のところはともかく、地理や民族的な背景の描写が、いちいち細かくて面白そうだなという、そういう感じです。


『ハイスコアガール』 (Wiki)

原作 - 押切蓮介
監督 - 山川吉樹
シリーズ構成 - 浦畑達彦
音響監督 - 明田川仁

原作は割りと名前を良く見る漫画家さんで、現在モーニング2に連載中の『狭い世界のアイデンティティー』はかなり気に入っています。他に有名なのは『でろでろ』『プピポー!』あたり?
監督は『キルミーベイベー』の人と言えば、作風的にはピンと来るでしょうか。
構成と音響監督は、上で言いました。
草創期(?)ゲームオタクたちの青春グラフィティですが、そういう特殊世界の内向きな何かというよりも、ストレートに無茶苦茶胸キュンな話で意表を突かれました。(笑)
いやあ、やばいわこれ。
ただてっきり一人の"ハイスコアガール"の話かと思ってたら"二代目"が出て来たので、どういう構成の話だろうと若干迷子になっています。まあいいんですけど。
アーケードゲームはやらなかったなあ。人がやってるのをニコニコ見てるだけという、"美少女"属性でした。(笑)
家庭版になってゆっくり出来るならということで、その段階で多少はやるようになりましたが。未だにゲームはあんまり。


他に『暦物語』『オーバーロードⅢ』『銀魂 銀ノ魂篇』を前作より継続視聴。
"物語"シリーズは、あるとなんかほっとしますね。(笑)


スポンサーサイト
’18.4月期の地上波アニメ
2018年05月04日 (金) | 編集 |
ヴェルディ絶賛連敗中ですが。(笑)
何であんなにミスばっかりするんでしょうね。思案中。

数が多いので、特に興味のあるところだけ。


(日)

『ニル・アドミラリの天秤』 (Wiki)

原作 - 『ニル・アドミラリの天秤 帝都幻惑綺譚』オトメイト(アイディアファクトリー)
監督・音響監督 - たかたまさひろ
シリーズ構成 - 金春智子


原作はゲーム。
最近めっきり増えて来た、従来の逆パターンヒロインが意味無く色んなタイプのイケメンにもてまくる系のアニメで、普通は30秒くらいで切ってしまうんですが(笑)これはなぜか飽きずに視聴。
まず何と言っても"絵"にこだわりがあるのがいいですね。"大正ロマン"系というのはこれ自体も実は一つのパターンなんですけど、そこで収まりそうで収まらない、独特の感触の味のある"古さ"が美しいです。
ストーリーの方は面白いとも面白くないとも何とも言えないところなんですが、とにかく不自然に"もてまくる"様が不自然は不自然ではあるけれどでも別に不愉快ではない処理の仕方に、「音響監督」も兼ねる監督の才能を感じます。『Super Seisyun Brothers -超青春姉弟s-』の監督ですが、あれも凄く好きでした。

『ウマ娘 プリティーダービー』 (Wiki)

原作 - Cygames
監督 - 及川啓
副監督 - 太田知章
シリーズ構成 - 石原章弘杉浦理史
音響監督 - 森田祐一


原作は勿論ゲーム。
中心となっているのは「シリーズ構成」にもクレジットされている、"アイマス"シリーズのプロデューサーの石原章弘さん、ということのよう。
パッと見て連想するのは「艦娘(かんむす)」ですが、直接の関係はない模様。
"ウマ娘"はそんなににデフォルメされているわけではないので、競馬場を走る様は正直少し辛そうに見えますが(笑)、実在の競走馬の特徴や競争生活と重ね合わせたストーリーはいい意味で予定調和的と言える程巧妙で、少なくともこの時代の競馬を知っている人にはかなり楽しめる作品になっているのではないかと。
サイレンススズカの"悲劇"は、果たしてどう扱われるのか。


(月)
『ゴールデンカムイ』 (Wiki)

原作 - 野田サトル
監督 - 難波日登志
助監督 - 川越崇弘
シリーズ構成 - 高木登
音響監督 - 明田川仁


原作は漫画。
監督は凄く見覚えのある名前なんですが、キャリアこそ長いものの過去作で特にピンとくるものは無し。どこで見たんだろう。・・・なんかホラー漫画家で似た名前の人いなかったっけ。(笑)
構成は黒バスの人で、今期は他に新・銀英伝も担当。
"日露戦争"や"アイヌ"のディテールや時代感はなかなか本格的ですが、それ以外はどうも見掛け倒しというか一つ一つの表現がどこかで見たようなパターンばかりで、正直もう飽きてます。今後見るかは不明。

『踏切時間』 (Wiki)

原作 - 里好
監督 - 鈴木吉男
シリーズ構成・脚本 - 千葉美鈴
音響監督 - 阿部信行


原作は漫画。読みは(さと よしみ)で、別に中国人ではない模様。最近割りと多いですからね。
監督はかなりのベテランでかつ初監督のよう。構成は実写もやる人で、アニメだと『こねこのチー』とか。(見てないけど)
音監さんは変わった人で、他にプロデューサー声優もやる、マルチにも程があるだろうという感じの謎の人。(笑)
めっちゃ面白いですね。最新話の「SNS兄妹」とか、笑い死にしそうでした。(笑)
毎回"二人だけの会話"で構成されていますが、変に「演劇」や「コント」の臭いがしないところが、逆にいいかなと思います。


(火)
『銀河英雄伝説 Die Neue These』(スカパーで視聴) (Wiki)

原作 - 田中芳樹
監督 - 多田俊介
助監督 - 森山悠二郎
シリーズ構成 - 高木登
音響監督 - 三間雅文


"頭の固い旧作のファン"にならないように努めて生温く見ていましたが、我慢出来ず言います下らない。(笑)
「解釈が違う」とかではなくて(むしろ忠実)単に全てが薄味というか"55点"というか、そんな感じの作品で見るべきところが無い。
多田&高木の黒バスコンビを使ったのは、旧作も持っていた"イケメンキャラもの"の面を中心に作ろうということでしょうし、それは別に間違いではないと思いますが、肝心のキャラの魅力がほんと旧作の"55点"という感じで箸にも棒にもかからない。顔が小綺麗なのは別にいいんですけど、どれもこれも似たような感じで演技も含めてほとんど区別がつかないのは、旧作の圧倒的な"立体感"と比べると絶望的な感じがします。
なんか一人の声優が声色使って全部やってるように聞こえるというか。
まあ所謂現代の「イケメン」演技そのものが持っている弱点が、まとめて出てしまっているのかも知れません。作り手が同じなだけに、『黒子のバスケ』がいかに"キャラ"ものとしてよく("親切"に)出来ていたかを、逆に再認識してしまったというか。
リスペクトを持って真面目に作られているのはよく分かるので、尚更悲しい作品。"まとも"に作り過ぎたので、力量の差が丸わかりになってしまったというか。今のところは、"黒歴史"にすらなれないだろう"無"な作品。かなり見るのしんどいです。どうしよう。


(水)
『重神機パンドーラ』 (Wiki)

原作 - 河森正治、サテライト
総監督・重神機デザイン - 河森正治
監督 - 佐藤英一
シリーズ構成 - 根元歳三
音響監督 - 濱野高年


毎度おなじみ河森節ですが、毎度"そこそこ"面白いのは褒めるべきなのか、不満を言うべきなのか。(笑)
たいていは一つくらい、驚かされるコンセプトが登場するのでそれ待ちかなあという。

『ラストピリオド』 (Wiki)

原作 - Happy Elements
監督 - 岩崎良明
シリーズ構成 - 白根秀樹
音響監督 - 岩浪美和

原作はゲーム。
実績スタッフによる手堅い"テレビアニメ"というか、"アニメ化"の為の"アニメ化"みたいな至って商業ベースな印象ですが、なんか和むというか捨てがたい味があって見てしまいます。多分これは、元のゲームそのものが持っていた味なんだろうなと推測。


(木)
『ひそねとまそたん』 (Wiki)

原作 - BONES、樋口真嗣岡田麿里
総監督 - 樋口真嗣
監督 - 小林寛
シリーズ構成 - 岡田麿里
音響監督 - 山田陽


『シン・ゴジラ』の樋口監督の手による、多分今期一陣の話題作・・・の・・・はず。(笑)
傑作だとは思いますが、何とも"推し"方の難しいたたずまいの作品。
樋口作品はシン・ゴジラ以前の作品も見たことがありますが、オタク心の表現がほんと独特なんですよね。単に天然でもないし開き直ってるわけでもないし、戦略的なようなそうでないような、理知的ではあるんだけれどでもそんなに対象化している感じでもない、ちょっと分類不能な感じ。日によって違うんじゃないかというくらい。(笑)
この作品も、"コミュ障"ヒロインの人物像やら"ドラゴン"やら戦闘機ディテールやら、見るからに「心」は満載なんですが、でもそこに沈んでは行かない伸びやかさと、油断していると時々お約束を突き破って来る爆発力もあって、「典型」を肯定しつつ軽々とそれを越えて行くような何とも言えないバランス。・・・"バランス"、ではないのかな?そこを意識しているわけではない、やりたいようにやったらこうなった、そういう意味では大きな意味では天然なのかなあ。
ただ最新4話は結構悪い意味で類型的だったので、この(結果的)バランスがどれくらい続くのかなと、少し警戒しながら見ている感じです。失望させないで欲しいなあ。

『ヲタクに恋は難しい』 (Wiki)

原作 - ふじた
監督・シリーズ構成 - 平池芳正
音響監督 - 土屋雅紀


原作はいざ知らずアニメスタッフはあくまで"外"からの視点で「ヲタク」を描いている感じですが、ネタの仕込みが凄くしっかりしているので今のところはそんなに嘘くさくもならずに成立している感じ。セリフの細部とか、本当に周到に作ってあるなという感じがします。
・・・多分これ原作者も、言うほど"ヲタク"ではないんじゃないですかね。それかリアルヲタクではあってもよっぽど冷静で頭のいい人か、どっちか。


(金)
『グラゼニ』(スカパーで視聴) (Wiki)

原作 - 森高夕次アダチケイジ
監督 - 渡辺歩
シリーズ構成 - 高屋敷英夫
音響監督 - 辻谷耕史


原作の泥臭さ、構成が『カイジ』『アカギ』『ワンナウツ』の高屋敷さんということで、もっとこってりした感じを想像していましたが意外とさっぱり系。
・・・ただしあんまりいい意味ではありません。むしろ淡白というか、持ち味のよく分からない感じになっている気がします。どうあがいても"かっこよく"はならないタイプの原作ですし。(笑)
今やっている初期の方は、原作は死ぬほど面白かったですけどね。こんなんだったかなあという感じ。
"最近の"『グラゼニ』なら、こんな感じですけど。(笑)

『ヒナまつり』 (Wiki)

原作 - 大武政夫
監督 - 及川啓
シリーズ構成・脚本 - 大知慶一郎
音響監督 - 本山哲


こっちはこってり(笑)。一応美少女ものなのにこってり。
原作は"猿渡哲也のアシスタント出身"ということで、なるほどという。多分元々絵のセンスやこだわりはあんまり無くて、とりあえず先生に倣って"泥臭い"方向で、描ける絵を描いている感じかと。
さりとてやくざの描写が本格的なわけでもなく、美少女の描き方も珍妙でよく分からない感じですが、ただそういう「本物/偽物」とは関係ないところで面白いものを描ける人だと思います。逆に"才能"と言っていいんじゃないかなという。
ヒロインのクズぶりというか、欲望・気持ちに度外れて素直な感じは、面白いというか『銀魂』的というか。
おちゃらけているようで凄く"根"の太い感じ。銀魂同様に。


(土)
『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン』 (Wiki)

原作 - 時雨沢恵一
監督 - 迫井政行
シリーズ構成・脚本 - 黒田洋介
音響監督 - 明田川仁


原作は何と『キノの旅』の人。どうりで面白いわけだ。
正直SAO本体は面白いと思わなかったので、安心しました。(笑)
しかし有名作品のスピンオフをわざわざ有名作家が書くって。ていうか商売敵じゃん。(笑)
監督は『装神少女まとい』の人。僕がちゃんと見たことがあるのは。
・・・よく考えると『キノ』も"銃"のディテールにこだわりのある作品でしたから、だからこの作品を受けたんですかね、そういう企画ということで。
まあ全く別物ですよね、これからひょっとして、"仮想世界に閉じ込められる"展開がまたあるのかもしれませんが、無くても十分に「サバケーもの」として楽しめると思います。あったらあったで時雨沢さんがどう書くのか、楽しみではありますが。


あとは『信長の忍び』の新作も見ています。
『グランクレスト』の鬱展開はどこまで行くのか。『バジリスク』は飽きそうで飽きないなあ。


’18.1月期の地上波アニメ(中間)
2018年02月22日 (木) | 編集 |
一応やっておきますか。
片手くらいは、待っている人もいるかと思います。(笑)


『刻刻』 (Wiki)

原作 - 堀尾省太
監督 - 大橋誉志光
シリーズ構成 - 木村暢
音響監督 - 藤田亜紀子


原作はモーニング2で連載していましたが、確か2回くらいで陰惨さと絵が嫌になって読まなくなったと思います。現在連載している『ゴールデンゴールド』は大好きなので、まあなんかその時の気分だったというか、"導入"って大事だよなという感じ。(笑)
改めてアニメとして見ると、こちらも内容は十分過ぎるほど面白いですね。まあ漫画に比べるとだいぶカラフルな感じの作りで、ヒロインのちょっとした描写とかエンディングの作り方とか、監督の趣味である種無駄にエッチいという部分もありますね(笑)。胸と尻両方均等に好きな感じですねこの監督。(笑)
その監督は・・・ああ、『ウィッチブレイド』の人か。納得。主に"胸と尻"の部分で。(笑)
構成は『迷い猫オーバーラン!』と『這いよれ! ニャル子さん』の人。うーん、1話しか見てないパターン。
まあ原作が強烈なので、余程変なことをしない限り、大丈夫でしょう。
音監さんは馴染みの無い名前ですが、『サーバント×サービス』『冴えない彼女の育てかた』『アイドルマスター シンデレラガールズ』の人。最初のしかちゃんと見てませんが、他のも作品自体は有名なので、満更無名な人でもないんでしょうね。今のところ、何も気になるところは無し。
と、淡々と書いてますが、万事安心して楽しめる作品。OP曲も今期では一番好き。


『からかい上手の高木さん』 (Wiki)

原作 - 山本崇一朗
監督 - 赤城博昭
シリーズ構成 - 横手美智子
音響監督 - えのもとたかひろ


原作は漫画。
監督は去年の『ひなろじ〜from Luck & Logic〜』(未見)が初監督の、新しい人。構成は大ベテラン。(雑)
音響監督は割りと新しめの人で、辛うじて記憶にあるのは『曇天に笑う』くらい。監督とは、既に『ひなろじ〜from Luck & Logic〜』で組んだ仲。
内容的にはどうですかね、高木さんが"将来"含めて、ある程度真剣に主人公のことを考えているのなら、素直に笑えますけど。そうじゃないとやっぱりただのいじめないしセクハラに近い内容という位置付けには、なってしまうかと。だから駄目とは、言いませんけど。
若干もやもやしつつ、"手際"を楽しんでいる感じ。


『バジリスク ~桜花忍法帖~』 (Wiki)

原作 - 山田正紀
監督 - 西村純二
シリーズ構成 - 大西信介
音響監督 - 横田知加子


原作は有名なSF&伝奇作家。「山田風太郎の『甲賀忍法帖』とせがわまさきの『バジリスク 〜甲賀忍法帖〜』を原案として」いると、Wikiにはありますが。ふーん、どうしてこの人が書くことになったんだろう。
前にやっててちらっと見たアニメの『バジリスク』は、山田風太郎の方が原作なんですね。スタッフも違う。そっちはあんまり好きじゃなくて、すぐ切りました。
監督は『今日からマ王!』が代表作のベテランですが、あれ『ViVid Strike!』もそうだったんだ、全く作風違うじゃん。今作含めて、相当柔軟な感じの人なんですかね。
構成の人もキャリアは長いですが、"シリーズ構成"となると何と12年ぶりとのことで、まあ何というか"アニメ業界"というより"原作"ありきの、ベテランによる少し自主的な感じのプロジェクトなんですかね。古臭い感じは全然しませんが。
一方で音響監督はキャリア浅で、ただ『ViVid Strike!』では監督と組んだばかりの、多分"弟子"というか"可愛がってる後輩"的な人なのではと。(笑)
忍者ものということでえぐ目の内容ではあるんですが、その割に悪趣味な印象にもなってないですし映像的にも"桜"っぽく鮮やかでいいと思いますし、さすがバランス感覚のいい監督さんだなという感じ。


『ラーメン大好き小泉さん』 (Wiki)

原作 - 鳴見なる
監督 - セトウケンジ
シリーズ構成 - 髙橋龍也
音響監督 - 本山哲


原作は漫画。
監督は『学戦都市アスタリスク』の人。あと『咲』シリーズの助監督。
構成はゲーム出身の人で、アニメの構成作としては『エロマンガ先生』や今期の『刀使ノ巫女』など、多分ちょうど"のし上がってる"最中の人。『エロマンガ先生』は、少し取っ散らかってた印象でしたけどね。
音響監督は有名な人。『のらみみ』『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『僕は友達が少ない』『ガーリッシュ ナンバー』など。『学戦都市アスタリスク』も、担当しています。
「ラーメン」と「ツンデレ美少女」と「めげないバカ主人公」の3つですっきり構成されている感じの作品。ツンデレと言いつつほぼ"デレ"ない小泉さんのガチンコぶりと、主人公のそれ自体としては単に危ないバカっぷりが、ちょうど均衡取れてる感じ。
とりあえず見る時は、ラーメンの買い置きは欠かせません。(笑)


『デスマーチからはじまる異世界狂想曲』 (Wiki)

原作 - 愛七ひろ
監督 - 大沼心
シリーズ構成・脚本 - 下山健人
音響監督 - 郷文裕貴


原作は小説。
監督は『バカとテストと召喚獣』と『プリズマ☆イリヤ』シリーズの人。
構成・脚本は『BLEACH』『サーバント×サービス』あと特撮の方で『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の人。
音響監督は『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』『オーバーロード』『TRICKSTER -江戸川乱歩「少年探偵団」より-』の人。『あんハピ♪』で大沼監督と組んだ経験あり。
それぞれそれなりに実績のある人ではありますが、ただこの作品については単に"仕事"という感じは、しないでもありません。食うためというか。(笑)
ストーリーとしては最近やたら量産れている「ゲームの世界に飛び込んだ」パターンですが、ただこれ意外と平均値が高い気がするんですよね。やはり「世界」への思索というのが、自動的に含まれる感じになるので、少なくとも知的には"面白い"感じのものになり易い。"ゲーム"世代の得意分野という、意味も含めて。
この作品の場合は更に"流行"の「能力チート」系でもありますが、その"チート"の調整活用具合は、なかなか設定として上手く出来ていると思います。楽だけど身も蓋もそこそこある。(笑)


『ミイラの飼い方』 (Wiki)

原作 - 空木かける
監督 - かおり
シリーズ構成 - 赤尾でこ
音響監督 - 亀山俊樹


原作は漫画。
監督は『ゆゆ式』の人。
構成は歌手兼ライターという変わった人ですが、構成作品としては『覆面系ノイズ』『メガネブ!』『謎の彼女X』など、なかなか癖のある作品が多い。
音響監督はベテラン、『魔法少女リリカルなのは』『さよなら絶望先生』『ひだまりスケッチ』『バカとテストと召喚獣』『艦隊これくしょん -艦これ-』『3月のライオン』等々。
全体的には凄く、"女性"の感性で作られている作品だと思います。"萌え"の表現の仕方が、男とはまた違う。
内容と言うほどの内容は無くてたまに何を見ているんだろうという感じにはなりますが(笑)、意外と"ミイラ"側ではなくて"人間"側のキャラの方が面白くて、そこが支えかなという。


『グランクレスト戦記』 (Wiki)

原作 - 水野良
監督 - 畠山守
シリーズ構成 - 水野良、矢野俊策
脚本 - ライトワークス
音響監督 - 岩浪美和


原作は小説。かの有名な『ロードス島戦記』('88)の人ですね。僕はアニメでしか見たことは無いですが。
今回の作品の原作は、2013年のもの。
監督は"小俣真一"名義での活動も多いようですが、過去作としては『ローゼンメイデン 』『さんかれあ』『昭和元禄落語心中』・・・て、何でこの人のWikiが無いんだろう。
原作者と共同の構成者はゲームの方がメインで、アニメは初めて。(特に"ゲーム"的でもない)作品の内容的にもなぜこの人の助けを求めたのかよく分からない感じですが、何らか"新しい"感覚を入れたかったという、ぼんやりしてますがまあそういうことなんでしょうね。
"脚本"でクレジットされているのは、どうやら「会社員」としてのライター稼業を成立させようという、そういう趣旨の会社のよう。個々のライターの名前は出ないけれど固定給は出る、という感じなんでしょうか。
音響監督は近年凄く見かける人で、ちょっと沢山あり過ぎるんですが僕が面白かったのは『神のみぞ知るセカイ』『ガールズ&パンツァー』『ジョジョの奇妙な冒険』『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』『僕だけがいない街』あたり。ただいい作品もあるんですけど好きじゃない、"芝居"が気に食わない作品も結構あって、そんなに名前自体の印象は良くないです。この『グランクレスト戦記』も内容は面白いと思いますけど、芝居自体はちょっと僕は緩く感じる場面が多いです。
内容としては、「統治」や「君主」のあり方についての、"思考実験"的なストーリーですかね。いかにしてお人好しのまま勝つかというか(笑)。ただだからといって"甘い"話でもなくて、難しいパズルを解いている面白さはある作品だと思います。


『刀使ノ巫女』 (Wiki)

原作 - 伍箇伝計画
監督 - 柿本広大
シリーズ構成 - 髙橋龍也
音響監督 - 飯田里樹


オリジナルアニメ。
"原作"クレジットはよく分かりませんが、とりあえずこの作品だけの為に編成された、ライティングチームなのか権利母体なのか、どっちなのかなあという。
監督は『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ- 』シリーズの助監督というのが、これまででは一番大きい仕事の人のよう。構成の人については上で説明しましたね。
音響監督は『Angel Beats!』『人類は衰退しました』『暗殺教室』『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』と、かなり僕のツボを衝いて来る作品を軒並みやっている人。上の"岩浪美和"さんとは対照的に、クレジットがあるとテンションが上がる名前ですね(笑)。何でしょうね、キャラを作品世界(の感情)から、微妙に距離を取らせながら芝居させる傾向のある人ですかね。それが心地いい。
ストーリーとしては、「魔法少女」+「剣術」でしょうか。ある意味"順列組み合わせ"なんでしょうか、そういうあざとさを感じさせない、本物感のある感情をキャラ一人一人に感じます。
ラスボスが"悪"なりに美意識を持っている感じも、なんかいいなという。


他"続編"もので、『弱虫ペダル GLORY LINE』『オーバーロード2』も見ています。一番楽しみにしているのは、結局『オーバーロード2』かも知れません。世界観の"奥"がまだ見切れない。


テレ朝新海誠特集(と、『君の名は。』)
2018年01月03日 (水) | 編集 |
『雲のむこう、約束の場所』('04)
『秒速5センチメートル』('07)
『星を追う子ども』('11)
『言の葉の庭』('13)

の、『君の名は。』('16)に至る4作品(新海誠Wiki)を一挙放送。
深夜とはいえ正月とはいえ、大胆な企画でした。
そして内容も。




・いやあ、驚きました。
・こんなに凄い人だったとは。

・本格SFの『雲のむこう、約束の場所』。『君の名は。』を直接的に連想させる"すれ違いラブストーリー"の機能性を徹底的に追求した『秒速5センチメートル』。"ジブリ"スタイルのファンタジー文明論の『星を追う子ども』。逆に"実写"的なクールな映像美で構成されたシティ派(?)の小品『言の葉の庭』
・浅く言えば"何でも出来る"人であるし、もう少し深く言えば、"アニメを知り尽くした"人だなと。
・本当に恐ろしく知り尽くしていて、宮崎駿を筆頭とする過去の先達たちのスタイルやアビリティを、悠々と呑み込んでいて自在に使える感じ。
・それは単に"器用"とかいうレベルではなく、どれをやらしても結局誰よりも上手い、発明者本人よりも上手くやれる感じ。
・だから始まった数分では「はいはいこのパターンね」と若干引きながら見始めることが多いんですが、終わった時にはぐうの音も出なくなっている。(笑)
・一番"引いた"のは本人も「ジブリを意識した」と明言している(Wiki)『星を追う子ども』ですが・・・
・いや、その、何というか、これ宮崎駿じゃないよ、だってあの人こんなに論理的に強靭な作品作れないじゃない。(笑)
・いつも最初だけ勢いが良くて最後何言ってるかよく分からない感じになるのが"駿節"で(笑)、そういう余計な「癖」や「限界」は見習わずに、いいところだけ見習ってそのスタイルが本来たどり着くべきポイントまでちゃんと作品を導いている。
・ぐう。(出た)
・それだけちゃんと分析出来てるということでしょうけどね。
・"憧れ"や"真似"ではなく。

・なら「批評」的な人なのかというと、そうともあんまり思わない。
・というか「アニメ」をどう考えているのか、今一つよく分からない。
・好きなのか嫌いなのか、興味があるのか無いのか。極端に言えば。
・「批評」的な人というのは、"肯定"を結論としようが"否定"を結論としようが、結局"そのジャンル"そのものに焦点を当てていてこだわっていて、そのジャンルにおける"スタイル"問題をああでもないこうでもないと、やるわけですけど。
・そういう執着はこの人には感じられないし、「スタイル」の取り扱いも本当に余裕綽々で、「批評」的な厳しさは逆に無い。
・一つ一つについては鋭いですけど、それは何というか外科医的な即物的な鋭さで、批評的な自意識とは違う。人に見せる為にやっているわけではないというか。自分の"鋭さ"を。
・押井守とかは、"鋭い"と言ってもらいたくて仕方が無い感じが少し引くわけですけど。
・まああえて付言するとすれば、この後の『君の名は。』との比較というスケールで見れば、これら4作品は一種の「習作」だというそういう性格はあって。
・だから気楽に作っていると、そういう面は無くは無いとは思いますが。
・それぞれ劇場公開されて、ヒットも評価も十分にされてはいるわけですけどね。(笑)
・あくまで比較の問題ですけど。
・だから新海誠に新海誠なりの執着や弱点が見えて来るのは、これからなのかも知れない。
・その時にもう一回、過去の監督たちとの比較をすべきなのかも知れない。
・公平性の観点からすれば。(笑)
・まああんまり必要だと思ってないんですけど、現時点で。(笑)
・これはやはり、本物の「新世代」だという、感慨は強い。

・そして『君の名は。』ですが。
・こうした過去作品との関係を、どう考えるべきなのか。(デビュー作『ほしのこえ』('02)も、全部かどうかは定かではありませんがテレビで見たことは見ました)
・上で言ったように"すれ違いラブストーリー"のダイナミズムとしては完全に『秒速5センチメートル』が下敷きになっていますし、あの印象的な「大穴」(クレーター痕)のイメージも、『星を追う子ども』で既に一回出て来ています。
・細々とした人間関係のパターンや「田舎」の風景やそこからの都会への視点など、『君の名は。』を構成している要素のほとんどは過去(の自作品)に繰り返し出て来た、お馴染みのイメージで出来上がっています。
・だから初めて「製作委員会」方式で作られた恐らくは商業的な意味での"勝負作"で、それまでの手法を総結集した持てるものを全部ぶち込んで作った"集大成"と、流れとしては整理したいところではあるんですが。
・うーん、どうなんだろう。そう言うには少し物足りない感じ。ぶっちゃけ一番つまらないし。(笑)
・僕自身全くの後知恵ですが(笑)、"新海誠"を判断するに、『君の名は。』が相応しい作品には思えないというか。
・まあ「外向け」の作品だから、というのはあるんでしょうけど。
・それにしても物足りない。
・やはりどちらかというと"パッチワーク"の方に近いか、あるいは単に"集大成"の「失敗」か。(笑)
・そういう意味でもやはり、"メジャー作家"としての新海誠の評価は、これからのものなのかも知れない。

・だから例の江川達也のあれに代表される『君の名は。』についてのありがちなネガティブな評価も、あの作品単体についてはそんなにゆえの無いものではないと、新海誠の凄さが分かった上でも思うは思います。

「これは売れるなと思いましたけど、プロから見ると全然面白くないんですよ。作家性が薄くて、売れる要素ばっかりぶちこんでるちょっと軽い作品」。(孫引き失礼。)


・これテキストだと「売れ線だからいけない」とかなり浅薄な感じに見えるところがありますが、実際に喋ってるのを見た記憶だとそこまで単純ではなくて、売れ線「でしかない」からいけない、要素を「ぶちこ」んでいるだけだからいけないという、そういう本意の発言には見えました。
内容ではなく手法の問題というか。要素がいけないのではなくて使い方がいけないという。
・繰り返しますがこの作品単体としてはそういう感想は無理はないと思いますし、僕自身もその時点では似た印象を持ちました。
・何だこの"薄さ"は、分かってやっているようではあるけれど、この人の「作家性」はどこにあるんだろうと。
・"ポップス"には"ポップス"の作家性というものはあり得るんだけど、それにしてもこの素材の使い方の無頓着さ、オリジナリティや個人性への無関心さはどういうことだろうと。

・過去作を見た上での結論として言うと、本質的にはこれは的外れな疑問だと思います。だったというか。
・ただししつこいですが(笑)、無理は無いと思いますが。あの作品の評価としては、"正しい"可能性がある。
・それはそれとしてどう"的外れ"かというと・・・これは「ポップス」ではないんですよね。むしろ"サンプリング"ミュージックや"ヒップホップ"に近い。
・同じくポップではあるけれど、「歌謡曲」ではなくて「フリッパーズ・ギター」とかの方にむしろ近い"手法"感の作品・作家なんですね。
・フリッパーズ・ギターを聴いて、「これパッチワークじゃないかオリジナルじゃないじゃないか」と"批判"するのは、とんだ間抜けなわけで(笑)。いや、それ仕様だから。
・『君の名は。』の"オリジナル"感の薄さや過去のアニメ・映画のパターンの転用の無頓着さは正にそういう性格のものであるし、そこまであからさまにやらなくても、過去の新海作品一つ一つで取り扱われている各手法についての、"オリジナル"意識はそういうものだと思います。
"オリジナル"であることに作品の価値の比重はそもそも置かれていないし、"陳腐"とされる手法を用いることにも全然迷いは無い。
・代表的にはほとんどの作品で多用される主人公のモノローグですね。余りの使い古し感に最初必ず「げっ」となるんですけど(笑)、その内"モノローグ"が醸し出すと通常期待される"抒情"に作り手が特に執着していないことが分かって、じきに気にならなくなる。
・ただ"フリッパーズ・ギター"的なものの場合は、そういう"オリジナル"にこだわらないサンプリング的な「処理」そのものが見せ物となっていて、それがつまり上で言った「批評的」ということなわけですけど。
・既に言ったように、新海誠はそういう人には見えない。
・こだわらないのは単にこだわらないのであって、こだわらないことにもこだわっていないというか。(笑)
・じゃあ何なのかというのはまだ分からなくて、ひょっとしたら本人も分かってないのかも知れない。(笑)
・その「混乱」が、『君の名は。』にも表れているということなのかも。
・こうして並べてみると、改めて俺はなんなんだろうという。
・今後『君の名は。』で駆け上がった"集大成""総合"のステージで戦い続けるのか、それともまた"個別"のレベルに"下りる"のか。
・"下りた"方が、クオリティの鉄板保証されるとは思いますが。いくらでも「名作」を量産出来そうというか。
・それだけ凄い人なのは現時点でも確かですけど、後はご本人がどう考えているのか。

・というわけで手法的な"決着"はついていないところはありますが、それにしてもこの「オリジナル」や「差別化」の強迫観念からの解放感は、本当に『新世代』感はあります。僕の世代では無理です。(笑)
・器用な人物知りな人は過去にも沢山いましたけど、そういう人がたいていジャンルに「埋もれて」しまうのに対して、この人の場合は本当に「超越」しているというか、悠々と距離を取っているというか。
・...もう一つだけ言っておこうかな。
・このように"こだわらない"新海誠さんではありますが、その一方で"恋愛"への信頼感は独特のものがあるように見えて、それが昨今大流行りの「青春」系ストーリーの文脈にばっちり合致して、それが大ヒットの要因にもなったし、一方で売れ線クソ野郎の誤解(笑)も招くことになっていると思います。
・あれはねえ、僕も勘違いしているところがありましたが、好きでやってるんですよねこの人、"媚び"てるわけではなくて。
"本気"でやってるというか。
・個人的なものなのか世代的なものなのか、「恋愛」の瞬発力だけは信じてるし逆にそれしか信じていないというか、そこらへんの感じは面白いです。
・"面白い"というかまあ、ミニマムには説得されるというか。
・"求め"は必ずしもしないですけど。おじさんですし。(笑)
・深い問題なのか浅い問題なのか、まだ判断の付かないところがありますが。

以上、こんなバタバタと書いていい内容では多分なかった気がしますが(笑)、とりあえず今夜の地上波放送に合わせて。
僕が見るかというと・・・まあ、見ないでしょうね(笑)。今回は。
もう少し寝かせたい。


テーマ:アニメ・感想
ジャンル:アニメ・コミック
『宝石の国』他 ’17.10月期地上波アニメ最終感想
2017年12月30日 (土) | 編集 |
(中間感想)はこちら



『宝石の国』

何もかも素晴らしかったと思いますけど、僕的に最初から最後まで変わらず一番衝撃力があったのは、主役のフォスフォフィライト

フォス1フォス2

役の・・・演技ですね。

あの総じて少し能天気なくらいに伸び伸びとした演技をする"宝石"たちのなかでも、ひときわ安定して(更にそこからも)はみ出しまくる調子っぱずれな、調子っぱずれではあるけれど自然でもある独特な演技は、どこから来るものなのか。
声優の個性なのか、監督の狙いなのか、それとも原作



の延長上に自然に発生する演技スタイルなのか。

とにかくただでさえ素晴らしい、独創的で美麗で残酷なくらいに率直で洞察的なこの傑作を、更に"特別"なものに感じさせていたのが、あの演技でした。もっと普通でも"成り立つ"とは思うんですけど、あれがあることによってより積極的に、"破綻"の危険すら感じさせるほど(笑)積極的に、こちらの心を揺さぶる作品になっていたと思います。
・・・何かこう、ほとんど「物理」的に揺さぶられているような感覚がありました。声自体が気持ちがいいというか。いやあ、凄かった。

とりあえず非常に、「主役」的な演技ではあると思いますね。
「主役」だけに許されるタイプの、逸脱というか。
以前取り上げた、小見川千明さんによる『ソウルイーター』の"マカ"役(『棒読みロックンロール』)

マカ1マカ2

の場合は、声優さんがそもそもこうしか出来ない、"下手"なのをあえて活かしたというそういう構造だったわけですが、今回の場合はもっと積極的な"あえて"、他の形もあり得たのに演出としてああ演技させているという感じが濃厚なのでね。どこから来た発想なんだろうと、見るたびに唸ってました。(笑)
原作読むかあ。でもアニメはアニメとして見たいんだよなあ。続きあるのかなあ。


『魔法使いの嫁』

これも何か、変わった作品でした。
大きく言えば、最近増えて来たというか"明るみ"に出て来ることの多くなった、女性用の萌えアニメ(漫画)なわけですが(男性用のが溢れ返っているのは言うまでもないです)、ただそういうストーリーで用いられる様々な"胸キュン"シチュエーション・パターンが、単に羅列されているわけでは全くなく、それを巧妙に使いながら/自らの欲求を満たしながら(笑)、しかし人と人との関係性や絆というものを、かなり根源的に追究した作品にもなっているという。
紛れもない"純愛"ストーリーではあると思うんですけど、同時にそれら全てが"擬装"であるようにも見える、擬装と言って悪ければ「方便」、「方便としての恋愛」。
萌えと哲学と、どっちが"主"なのか本当によく分からないというか、多分同時にどちらも"主"なんだろうとは思うんですけど。
そういう二重性を例えば『まどマギ』のように"練りに練った"感じではなくてさらっとやってる、ほとんど感覚だけでやっている感じが、面白いなあと思います。
テーマは「信じる」ということ。主題は「恋愛」動機は「萌え」。みたいな作品。(笑)
ブラックドッグ君の、「"エリアスを愛しているちせ"を俺は愛する」とさらっと言ってそれ以上気にしない感じ好きですね。"犬"らしいと言えば犬らしいですけど。(笑)


その他。

『キノの旅』

特に追加で語ることはないですが、最後まで本当に納得感に満ち溢れた、アダルトな作品でした。
ほんと、外さない。"感情"を煽りつつ、必ずそれをきっちり回収して見せる。
リメイクらしいですが若いファンはどう思うんでしょうこういうの。少し淡々とし過ぎと感じるとか?

『少女終末旅行』

最後の最後に、設定が明かされましたね。
ただなんか、割りと色んな"装置"をつまみ食いしている感じの印象で、要は「二人」のシチュエーション、"絵"を描きたかっただけという感じもします。またはそう"見せて"、リアルな追求を回避しているか。

『Dies irae(ディエス・イレ)』

あんまり熱中はしませんでしたが、面白いは面白いと思います。
"熱中"出来るシチュエーション(それこそ「ゲームとしてプレイしている」とか)でなら、この世界観はハマるんだろうなというのは、想像出来ました。

『クジラの子らは砂上に歌う』

"泥クジラ"というイメージの独創性や喚起力からすると、どうにもドラマ部分が平凡な印象というか違和感が、最後まで拭えなかったですね。泥クジラ出オチというか。(笑)
正に「宝石」"ならでは"の世界が、期待通りに展開されていた『宝石の国』などと比べると。
「"泥クジラ"の設定」と、「"超能力"や"感情"をめぐるディストピア展開」が、同じ人の脳みそから出て来た感じがしないというか、少なくとも別々に構想されたものなのではないかという感じがどうしてもするんですが、特に根拠はありません。
例えば"泥クジラ"のようなものを、昔のアニメでたまたま見たとか。


以上です。
よいお年を。


「芸術新潮」'17.9月号 アニメ特集
2017年12月20日 (水) | 編集 |



特に何ということではないんですが、図書館で見かけたので。
みんな好きでしょ?"ベスト10"企画。(笑)

他にも色々となかなか記事の充実した特集でした。


30人の批評家が投票!日本アニメベスト10

専門家/批評家による投票の総計ということで、"記者投票"のバロンドールと、少し似た形式と言えるでしょうか。

出題の仕方としては、「日本アニメ100年の歴史の中で、もっとも重要だと思われる10作品をお挙げください」というもの。集計結果と、合わせてそれぞれの批評家の"ベスト10"及び選考理由がちゃんと載せてあるので、かなり透明性の高いランキングとは言えるでしょうね。
まずはとりあえず、集計結果を。


ベスト作品ランキング

1位 新世紀エヴァンゲリオン(テレビ)['95] ・・・14票
2位 機動戦士ガンダム(テレビ)['79) ・・・11票
3位 宇宙戦艦ヤマト(テレビ)['74] ・・・9票
4位 AKIRA(映画)['88] ・・・8票
5位
 くもとちゅうりっぷ(短編)['43]
 鉄腕アトム(テレビ)['63]
 風の谷のナウシカ(映画)['84]
 魔法少女まどか☆マギカ(テレビ)['11]
 この世界の片隅に(映画)['16]  ・・・以上7票
10位
 天空の城ラピュタ(映画)['86]
 GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊(映画)['95] ・・・以上6票
12位
 うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(映画)['84]
 火垂るの墓(映画)['88]
 君の名は。(映画)['16] ・・・以上5票
15位
 白蛇伝(映画)['58]
 伝説巨神イデオン 発動編(映画)['82]
 少女革命ウテナ(テレビ)['97]
 新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(映画)['97]
 千と千尋の神隠し(映画)['01]
 ほしのこえ(短編)['02] ・・・以上4票
21位
 わんぱく王子の大蛇退治(映画)['63]
 長靴をはいた猫(映画)['69]
 アルプスの少女ハイジ(テレビ)['74]
 未来少年コナン(テレビ)['78]
 となりのトトロ(映画)['88]
 機動警察パトレイバー2 the Movie(映画)['93]
 マインド・ゲーム(映画)['04]
 かぐや姫の物語(映画)['13] ・・・以上3票


ふむ。
「重要」な作品ということで、やはり有名作品が中心にはなりますね。
『エヴァ』『ガンダム』『ヤマト』の並びは、さながら「メッシ」「マラドーナ」「ペレ」のよう。(笑)
まあ「ホンダ」「ナカタ」「カマモト」でもいいんですけど。(嫌?)
ただ映画『AKIRA』の4位は意外ですね。解説の氷川竜介さんも、意外だと言ってました。(笑)
確かに歴史的な作品ではあるんでしょうけど、"3強"の次に来るような存在感は、普通のこのテのランキングでは無い。うっかりすると、ああそれもあったねという感じの"傍流"感。

以下様々有名作品が続きますが、その中で僕が初耳だったのはこの3つ。
 くもとちゅうりっぷ(短編)['43]
 わんぱく王子の大蛇退治(映画)['63]
 長靴をはいた猫(映画)['69]

色々とあるもんですね。特に『くもとちゅうりっぷ』はその群を抜いた古さと裏腹の順位の高さで、興味を惹かれます。皆さんも機会があればどうぞ。『長靴』は聞いたことがあるような気もするなあ。




僕的な今回のランキングの目玉は・・・15位にランクされた『少女革命ウテナ(テレビ)['97]』です!
いやあ、ウテナがこんなちゃんと"評価"を受けてるのって、初めて見ました。
ありていに言って、あらゆるクラスタからほぼ相手にされてない感じの作品に見えていた(笑)ので、ファンとしては感涙です。(笑)


続きまして。

ベスト監督ランキング

1位
 宮崎駿『未来少年コナン』『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『千と千尋の神隠し』 ・・・38票
2位
 高畑勲『アルプスの少女ハイジ』『火垂るの墓』『かぐや姫の物語』
 富野由悠季『機動戦士ガンダム』『伝説巨神イデオン 発動編』
 庵野秀明『新世紀エヴァンゲリオン』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』 ・・・20票
5位
 押井守『うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー』『機動警察パトレイバー2 the Movie』『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』 ・・・19票
6位
 政岡憲三『くもとちゅうりっぷ』
 松本零士『宇宙戦艦ヤマト』
 新海誠『ほしのこえ』『君の名は。』 ・・・10票
9位
 片渕須直『この世界の片隅に』
 新房昭之『魔法少女まどか☆マギカ』 ・・・9票
11位
 大友克洋『AKIRA』 ・・・8票
12位
 手塚治虫『鉄腕アトム』 ・・・7票
13位
 杉井ギサブロー
 湯浅政明『マインド・ゲーム』 ・・・6票
15位
 藪下泰司『白蛇伝』
 出崎統
 幾原邦彦『少女革命ウテナ』 ・・・5票
18位
 芹川有吾『わんぱく王子の大蛇退治』
 今敏
 矢吹公郎『長靴をはいた猫』
 細田守
 大隅正秋 ・・・3票


は劇場用アニメを、はテレビアニメを主な活躍の舞台にしている監督。どっちとも言えない人もいます。

"ベスト作品"で作品の挙がらなかった監督の代表作を補足しおくと、
 杉井ギサブロー・・・『どろろと百鬼丸』('69)、『タッチ』('85)、『銀河鉄道の夜』('85)
 出崎統・・・『あしたのジョー』('70)、『ガンバの冒険』('75)、『ベルサイユのばら』('79)
 今敏・・・『千年女優』('02)、『東京ゴッドファーザーズ』('03)、『パプリカ』('06)
 細田守・・・『時をかける少女』('06)、『サマーウォーズ』('09)、『おおかみこどもの雨と雪』('12)
 大隅正秋・・・『ムーミン(1969年版)』、『ルパン三世(1st)』('71)、『ラ・セーヌの星』('75)

今回挙がった中で僕が思い入れのある監督は、富野・出崎・幾原の3人ですかね。
『この世界の片隅に』も好きですけど、何せ一本しか知らないので。

[続きを読む...]
テーマ:アニメ
ジャンル:アニメ・コミック
’17.10月期の地上波アニメ(中間感想)
2017年11月08日 (水) | 編集 |
これくらいのタイミングで"スタッフ"について知り、その"先入観"を元に残りを見るのが、いい感じかなと。


『少女終末旅行』 (Wiki)

原作・シナリオ監修 - つくみず(新潮社「くらげパンチ」連載)
監督 - 尾崎隆晴
シリーズ構成・脚本 - 筆安一幸
音響監督 - 明田川仁


原作は(個人の)web漫画だったそうで、これがデビュー作。
それでアニメ化まで行って結構な"シンデレラ"ですが、これからこういうことが増えるんですかね、何にせよ日本の才能ある漫画家(の卵)たちの生活が何らかの形で立ち行くように、願ってます。
一応僕は3誌(モーニング、イブニング、モーニング2)毎号買ってるんで、それで貢献しているということにしておいて下さい。(笑)
監督は様々な作品の「撮影監督」を経て、途中『テラフォーマーズ』の助監督を挟みつつ「絵コンテ・演出」の方に転向して、これが初「監督」のよう。
基本的にはだから、"映像"系の人なんでしょうね。それが徐々に"劇"の方にも、興味が移ったというか。作品自体もそうなんでしょうが、人物と背景が一体となったある種"映画"的な撮り方を、でもわざとらしくならずに上手くやっていると思います。
構成・脚本は、『怪物王女』『はじめの一歩 New Challenger』『ミス・モノクローム』あたりが僕の印象には残っている人。他に『ペンギンの問題』『探偵オペラ ミルキィホームズ』の両シリーズをずーっと担当しているようです。まあ柔軟というか堅実、でもそれほど職人気質でもなく好奇心旺盛みたいな、そういう印象の人。
最初少女二人が放浪しているのは"かまし"的な特殊な状況で、すぐに色々な人が出て来て全体が見えるのかなと思ってましたが違いました。ふらふらしてるのが通常営業で、今後も"種明かし"や"打開"をどれくらい真面目に追求するのかは疑問な感じ。
時々出て来る「人はなぜ戦争をするのか」とか(先週の)「世界は美しい」みたいなシリアス展開の時は微妙に"若書き"な感じもしますけど、基本的にはクールで淡々とした情感が心地よい作品。それ以上に何かがあるのかは、ちょっと謎ですが。


『キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series』 (Wiki)

原作 - 時雨沢恵一
監督 - 田口智久
シリーズ構成 - 菅原雪絵
音響監督 - 飯田里樹


2003年に続く二度目のアニメ化で、原作は2000年発表のライトノベル。
原作者はNHKBS2のアニメ『アリソンとリリア』の原作者でもあります。あれも結構好きだった。
監督は「制作進行」から「絵コンテ・演出」に進み、『ペルソナ』シリーズや『双星の陰陽師』で監督を務めた人。作品歴的には今風というか少し軽い感じで『キノ』と合ってるのかなという印象もありますが、映像畑ではなく制作進行から入るというのはむしろ業界的には伝統的な"監督"修行のようです。こうやって調べていても、実は最近あんまり見ないパターン。
構成は・・・おお、『オーバーロード 』の人か。不思議な作品だなあ、続きが見たいなと思っている内に映画になっていてびっくりしましたあれは(笑)。そんなに人気があったのかと。(1月から2期もやるそうです)
ただその後は『ひなろじ』くらいしかやっていません。単に若手なのか業界的に少し中心を外れたところにいる人なのか。
さてキノ。様々な特徴的な「国」をめぐって"国"とは何かを考えて行く思考実験ストーリーという感じで、いかにも頭でっかちになりそうなところをキノたちの不道徳に近い(笑)道徳的透明性と謎の戦闘力が、意外な味を加えていて飽きさせないです。
というか(笑)。何このデザイン。興味深いです。なぜ強いのか強い必要があるのか。


『Dies irae(ディエス・イレ)』 (Wiki)

監督 - 工藤進
シリーズ構成・脚本 - 正田崇
音響監督 - 森田洋介


原作は人気アダルトゲームで、それをクラウド・ファンディングでアニメ化したもの。
監督は『君が主で執事が俺で』『南鎌倉高校女子自転車部』くらいしかテレビでは見た記憶のある作品が無いですが、劇場版では『マルドゥック・スクランブル』三部作に『攻殻機動隊 ARISE border:4 Ghost Stands Alone』と、あれ?結構大物?という感じ。主に映像面の評価が高い人のよう。
シナリオはずばり、原作ゲームを作った人。
音響監督は聞かない名前ですが、『絶対防衛レヴィアタン』『Divine Gate <ディバインゲート>』、そしてこの作品という歴。いずれもゲーム原作ものですね。
という感じで"アニメ"というよりも"ゲーム"の匂いが強い感じの作品でなかなか感情が乗せづらくて戸惑いましたが、多分面白い・・・気がする。少なくともつまらなくはない。多分。(笑)
アダルトゲーム原作ということで残酷な描写や表現が多いですが、これ見よがしというよりはドライな感じで、かっこいいと言えばかっこいい。まだでも分からないです(笑)。はったりだけの可能性も。(笑)
世界観の説明は、ようやく始まったところですね。


『宝石の国』 (Wiki)

原作 - 市川春子(講談社『アフタヌーン』連載)
監督 - 京極尚彦
シリーズ構成 - 大野敏哉
CGチーフディレクター - 井野元英二
音響監督 - 長崎行男


原作はこれだけの作品を描ける人なのに一つも過去作聞いたことないなと思ったら、いわゆる"連載"はこれが初めてで、ある種「知る人ぞ知る」感じで活動をして来た人のよう。
監督は『ラブライブ!』『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』が代表作という、こう並べるとよく分からない人ですが、元々CGエフェクトの担当者として出発した、"映像"派の人。
そこに更に"CGチーフディレクター"がついてますが、この人の代表作としてはあり過ぎてよく分かりませんが、『創聖のアクエリオン』『東京マグニチュード8.0』『艦隊これくしょん -艦これ-』『蒼穹のファフナー EXODUS』あたりが映像のインパクトとしては強かったか。アクエリオンの戦闘シーンはほんとびっくりしました。天才かよ(誰だか知らないけど)と思いました。
構成は実写の方で仕事を始めた人で、アニメだと『スイートプリキュア♪』『ガッチャマン クラウズ』『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』『DIVE!!』それに今期の『infini-T Force』と話題作が目白押し。どうも見た感じ、実写の方の実績でテレビ局にコネがあるような印象。(笑)
多分原作は、むしろ少女マンガ的というか文学的というか、"叙情"的なタイプの作品なのではないかと思うんですが、しかし同時にある「宝石」(人間)という設定の特殊さをてこに、"CG"系の才能が集結して来て奇妙なコンビネーションを発揮している、そういう作品なのではないかと思います。
そういう「根拠」を持った映像的な魅惑と、しかし同時に主人公のただならぬ勢いの素っ頓狂なパーソナリティが駆動する、深刻なんだけれどやけに笑えるドラマの魅力と、両方がそれぞれ勝手に"羽を伸ばしている"感じの不思議な作品。


『魔法使いの嫁』 (Wiki)

原作 - ヤマザキコレ
監督・シリーズ構成 - 長沼範裕
脚本 - 高羽彩
音響監督 - はたしょう二


原作は漫画。あんまり情報が無いんですが、デビュー作なんですかね。
監督・構成は作画マン出身で、『君に届け』シリーズの副監督や劇場版『弱虫ペダル』の監督を経て、テレビアニメの監督はこれが初のよう。
脚本は演劇の人で、テレビアニメだと過去に『PSYCHO-PASS サイコパス』があります。
監督が構成も兼ねているということはワンマン作品ぽいですが、一方で脚本も癖のある人のようなのでこの二人は友達同士というか、"同志"的感情で作ってるのではと予想。
少し「魔法使い」がいい人過ぎるというか、いわゆる女側からの"王子様"願望を体現し過ぎている気はしますが、一方で世界観はハードなのでそのあわいに上手く成立しているファンタジーという感じです。


『クジラの子らは砂上に歌う』 (Wiki)

原作 - 梅田阿比(秋田書店「月刊ミステリーボニータ」連載)
監督 - イシグロキョウヘイ
シリーズ構成 - 横手美智子
音響監督 - 明田川仁


原作は漫画ですが、過去作で知っているのはありませんでした。
監督は『四月は君の嘘』『ランス・アンド・マスクス』『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』の人。うーんどれも正直特に記憶に無いです。
構成と音監はいわずと知れた安定のベテラン。
"泥クジラ"のイメージは目を惹かれましたし、色々と非情な設定も一見面白げではあるんですが、いかんせん一つ一つの感情表現が大げさで幼稚に感じて、ちょっと僕は辛いです。原作自体がそうなのか、監督のせいなのか。
まだ設定の全体像・・・というかこの逆境をどのように跳ね返して行く形で展開するのかが見えないので、それへの興味でとりあえずは見ている感じです。"連合"組んで大戦争とかするんでしょうか。(笑)


ふう、疲れた。
作業的には結構これ重労働なんですよね。
特に求められてはいないのかも知れませんが。(笑)


’17.7月期の地上波アニメまとめ
2017年10月07日 (土) | 編集 |
NZ戦はとりあえず書きません。
後でハイチ戦と合わせて、何か書きたいことが出て来れば書くかも知れませんが。
ヴェルディの試合はまだ見てませんが、こっちは週明けにちゃんと書く予定。

週末は・・・。頭が書くモードにならないんですよ、長年の習慣で。(笑)
なんかふわふわして、一定以上集中が必要なものは書けない。


今期は結局(新作は)9本でした。
まあだいたいいつも通りかな?ちょっと多いかも。

『セントールの悩み』 (Wiki)

原作 - 村山慶
総監督 - 追崎史敏
監督 - 紺野直幸
シリーズ構成 - 待田堂子
音響監督 - 森下広人

"総監督"つきなんだ。でもその総監督さん自身も、そこまで重鎮というわけでもないよう。監督作で印象に残ってるのは、『あっちこっち』くらいかな?まああれは可愛かったですけど。
"監督"さんはこれが3作目で、過去作は見てませんね僕は。この作品の演出自体は、申し分なく安定していたと思います。甘さクールさの品の良いバランスが、終始崩れなかった。
構成は十分にキャリアのある人。代表作は『らきすた』『GA 芸術科アートデザインクラス』『アイマス』あたりですから、"可愛い女の子たち"を描くのはお手の物でしょうね。
音響監督は比較的新しい人で、有名なのは『ハイスクール・フリート』くらいですかね。
まあかなり独特のかつ完成された世界で、原作漫画の支配力が大きそうな感じ。
特段の盛り上がりは無かったですが、"女の子"の可愛さと"動物"の可愛さを併せ持ったキャラたちの魅力だけで、結局最後まで見れてしまいました。特に飽きることもなく。
「差別」については、あえて言えば"ポリコレ批判"的な視点は無いことはなかったですが、正直そんなに深い設定や主張は無かった気がします。むしろ中庸的な「良識」推しですかね。"委員長"の言動に象徴されるような。


『ナイツ&マジック』 (Wiki)

原作 - 天酒之瓢
監督 - 山本裕介
シリーズ構成 - 横手美智子
脚本 - 横手美智子、木村暢
音響監督 - 明田川仁

原作はラノべで、これがデビュー作。
監督は『ケロロ軍曹』や『ヤマノムスメ』シリーズの人。なんか意外というか、そもそもこういうアニメアニメした作品の依頼が来そうにないイメージだなと。
構成の横手さんはは言わずと知れた大ベテランで、『げんしけん』シリーズや『SHIROBAKO』や『斉木楠雄』・・・と、こう挙げていても"傾向"みたいなものがほとんど見て取れない、職人的な人に感じます。それとメインライターを分け合う木村氏は弟子筋の人か何かかなと思いましたが、こちらも『這いよれ! ニャル子さん』等のそれなりの実績を持った人で、どちらかというとサンライズ出身という共通のバックグラウンドを持つ監督との繋がりで起用されたもよう。
音監さんも代表作とか挙げる気にならないくらいの(笑)超大物で、こちらもなんか、この作品の軽いイメージに合わないというか何というか。職人とベテランと大物で、どうも大げさな布陣に感じてならないんですがどういう行きがかりなんだろうな、しっくり来ない。(笑)
作品自体は実に突き抜けたロボットオタクストーリーでユニークで面白かったですが、ただそれはどう見ても原作そのものが強く持っている特徴で、逆にどんなスタッフでもこんな感じの作品になったのではないかという、そういう感じがします。若手にやらせればいいじゃんという。安くあがるよ?という。(笑)


『恋と嘘』 (Wiki)

原作 - ムサヲ(講談社「週刊少年マガジン」編集部・DeNA「マンガボックス」連載)
監督 - 宅野誠起
助監督 - 臼井文明
シリーズ構成 - 高橋ナツコ
音響監督 - 鶴岡陽太

原作者は"性別"をとやかくしたリンクくらいしか見当たらない、多分新人に近い無名の人っぽいですね。それでこのクオリティは凄いと思います。
監督は『山田くんと7人の魔女』『うどんの国の金色毛鞠』の人。これだけでは"傾向"という程のものは。こちらもキャリア浅ではありますね。
だから助監督がついてるのかと思ったんですが、ところがこの人は上の2作品でも監督と組んでいるので、もっと積極的な"チーム"体制の模様。なんか珍しい。それでいいのかな"助"の人は。
構成はよく見る人で、有名なのは『もやしもん』シリーズ、それに上で出て来た『金色毛鞠』やこれから出て来る(笑)『異世界スマートフォン』も担当しています。
音監も"枚挙にいとまがない"売れっ子ですが、とりあえずこの人も『山田くん』『金色毛鞠』で既に協働経験がありますね。
こうして見ると、大物小物というよりも物凄く意図して組まれた「チーム」ですね。絶対傑作にしてやるという気合を感じるというか、実際傑作になってますし。
うん、ほんと"迫力"のある作品でしたね。
一番力があるのはやはり原作で、"恋愛"についての分析的な部分とほとばしる胸キュンの両面が共に強力で、1シーズン見ても未だに作者の"本心"的なものが推し量れない、底知れないものを感じます。続きがほんと楽しみです。そういう複雑な内容をしかし、例えば音を消して見れば単純"青春"ものに見えなくもない疾走感で描き切った、アニメ化スタッフも見事だと思います。
いやあ、逆にこんなの「日本映画」のク〇体質で映画化出来るんですかね。別ものになってやしないかという感じですが。まあ見る予定無いですけど。(笑)


『異世界食堂』 (Wiki)

原作 - 犬塚惇平
監督・シリーズ構成 - 神保昌登
音響監督 - 土屋雅紀

原作は小説で、新人。
監督・構成は『プリズマ☆イリヤ』シリーズ、『庶民サンプル』、『CHAOS;CHILD』の人。一つもまともに見てませんが。とにかくややキャリア浅。
どちらかというと、"ヒット"をそこまで前提としない、割と趣味で作った"小品"という感じですかね、内容的に見ても。逆にその肩の力が抜けた感じが見易くて、そんな熱心に見たわけではないですがなんだかんだで最後まで見てしまいました。
音監さんも割りとキャリア浅ですが・・・おお、監督の全ての監督作品で、組んでますねえ。なんかその方が、統一感というか"温かみ"は出そうな感じがしますよね。僕の主張では、本来この二つ("監督"と"音響監督")は分業すべきでないということになってますし(笑)。いい傾向?
意外と見ていて食欲はそそりませんでしたが、キャラたちの幸福感は伝わって来ました。


『徒然チルドレン』 (Wiki)

原作 - 若林稔弥
監督 - 金子ひらく
助監督 - 筆坂明規
シリーズ構成・脚本 - 浦畑達彦
音響監督 - 立石弥生

原作者は番組開始時にエロ漫画出身だという情報がツイッターで流れて来ましたが、とりあえずWikiに載ってる作品は違うようなので同人時代の話とかですかね。
ただその"情報"に納得してしまうくらい、心理的に「エロ」い作品だったと思います。心のひだをなぶる、テクニシャンというか。(笑)
いやあ、正直参りました。逆にあんまりコメントしたくない。変な自分語りを誘発されそうで。(笑)
監督は『聖痕のクェイサー 』とかをやってる人ですけど、ほとんど知らないな。助監督も"監督"としての実績は今のところ無いようですが、とりあえず監督とは何度も「作画監督」として組んでいる人のようです。
構成の方は有名人ですね。『はじめの一歩』『咲-Saki-』『僕は友達が少ない』など。
音監さんは過去作一つも知らないですが、どうもタイトル的にHっぽいのが多いです。『枕男子』とか(笑)。だとすれば適材適所ではありそう。
まあ何というか、『恋と嘘』とはまた違う感じで"恋愛"感情を解体して、でも同時に恋愛"したく"させる、これはこれで傑作だったと思います。


『ナナマルサンバツ』 (Wiki)

原作 - 杉基イクラ
監督 - 大宙征基
助監督 - 古賀一臣
シリーズ構成 - 柿原優子
音響監督 - 渡辺淳

原作は・・・女の人なのか、へえ。なかなか骨太な"オタク"っぷりだったと思いますが、"取材"を生真面目にやるそれはそれで"女性的"なタイプなのかも。(やや偏見ですが)
監督は・・・一個も見てないですね。比較的有名なのは、『天使な小生意気』か。
助監は『雨色ココア Rainy colorへようこそ!』の人と言っても、これも分からない。(笑)
構成は大人向けだと『ちはやふる2』くらいしか僕は知りませんが、子供向けなら『スティッチ!』シリーズという大物があります。見たことは無いですけど有名ですよね。
音監さんは初めて見る名前ですが、『ハヤテのごとく!』に『バクマン。』ですから、たまたま僕が注意してなかっただけですね。
ただ何というか、「アニメ」として何かを語りたい作品ではないんですよね。"競技クイズあるある"を見ていただけなので。すいません。


『異世界はスマートフォンとともに。』 (Wiki)

原作 - 冬原パトラ
監督 - 柳瀬雄之
シリーズ構成 - 高橋ナツコ
音響監督 - 伊藤巧

原作はラノベ。"残酷な描写あり"ってどこに?(笑)。誰か死んだっけ。
監督は『ひめごと』と『ハコネちゃん』の人と言われても、全然分かりません。ただ"作画監督""演出"としてのキャリアはかなり豊富みたいです。
構成はさっき言いましたね。音監は『がん がん がんこちゃん』の人。聞いたことも無い。(笑)
これも何というか、アニメとして"語る"情熱は全く湧いて来ないのどかな作品でしたが、その"のどか"を徹底する意図だったらしい原作には、少し興味があります。
何回も書きましたが、これだけ開き直って主人公に都合良く話を進めるストーリーは、ちょっと見た記憶がありません。(笑)
"新時代"、なのかな?(笑)


『RWBY』 (Wiki)

原作 - モンティ・オウム
監督 - モンティ・オウム
脚本 - マイルズ・ルナ、ケリー・ショウクロス、モンティ・オウム

アメリカの作品なので"スタッフ"について何か言うことは出来ませんが、CG表現の素晴らしい"有機"感に、驚嘆しました。
可愛い。ただただ可愛い。戦闘のデザインもチャーミング。
結局2Dは2D、3Dは3Dで別物だと思うので、少なくとも日本において2Dが3Dに駆逐されるなんてことは、僕の生きている内には起こらないと思いますが、それはそれとして(アメリカの)3DCGが容赦なく"限界"を突破し続けているのは、実感させられました。
一方で「アニメーション」そのものに課せられた("子供向け"という)"枷"自体は、相変わらず不動のようですけどね。結局文化差というか得意不得意の問題なので、日米それぞれかそれぞれに、発展して行けばいいんだろうと思います。

・・・え?この監督死んじゃってるの?残念だなあ。


『メイドインアビス』 (Wiki)

原作 - つくしあきひと(竹書房「WEBコミックガンマ」)
監督 - 小島正幸
副監督 - 垪和等
助監督 - 飯野慎也
シリーズ構成 - 倉田英之
音響監督 - 山田陽

原作者はイラストレーター、デザイナーで、漫画はこれが初めてのようですね。お?『幻想水滸伝III』のデザインとかやってる。持ってるぞお?(笑)
監督は、『あずきちゃん』『MASTERキートン』『花田少年史』『MONSTER』『おしりかじり虫』等の人。子供アニメと浦沢直樹というのは、よく分からない組み合わせ(笑)。いずれあんまりテレビアニメ本流の人ではない感じではありますが。
副監督助監督両方ついてるというのは初めて見ましたが、経歴を見ると前者が主にCG等映像表現を、後者がより全般をサポートしているような印象。
構成は『俺妹』『神のみぞ知るセカイ』『DRIFTERS』あたりが僕の印象は強いですが、とにかく沢山やってます。そこまで名前は有名じゃない気がしますが。
音監はさほど目立つ経歴の人ではないですが、『おしりかじり虫』『ブラック・ブレット』ではこの監督と一緒に仕事をしています。
まあ素晴らしかったですね。「イマジネーション」とはこのことかという感じの作品でした。
"ジブリ"や"ハンターハンター"といったクラシックとの類似は容易に認められますが、そんなことが一切気にならない、イメージの豊かさ、自然さ。優しくて厳しい、世界観含めて。
音楽なんかでも感じることですが、見かけの"オリジナリティ"が気になるのは、要するにその人の個人としての才能が大したことが無いからなんですよ。本当に才能がある人は、何をやっても"オリジナル"になるんです。真似してもオリジナル。
続きが楽しみです。映画化とかはもっと煮詰めてから、お願いしたい感じ。下手に話題になっても"監督交代"の魔の手が・・・。(笑)


続編ですが、『NEW GAME!!』『信長の忍び』も安定して楽しかったです。
10月期も充実を望みたいですね。ではまた。