ヴェルディ、代表、二次元、女子バレー 他
森保ジャパン南米選手権2019 雑感
2019年06月25日 (火) | 編集 |
南米選手権2019Gステージ第1節 日本代表 ●0-4〇 チリ代表(Estadio Morumbi)

GK 大迫
DF 原輝、植田、冨安、杉岡
MF 中山、柴崎、前田大('66三好)、久保建、中島('66安部)
FW 上田('79岡崎)


南米選手権2019Gステージ第2節 日本代表 △2-2△ ウルグアイ代表(Arena do Gremio)

GK 川島
DF 岩田('87立田)、植田、冨安、杉岡
MF 板倉、柴崎、三好('83久保建)、安部('67上田)、中島
FW 岡崎


南米選手権2019Gステージ第3節 日本代表 △1-1△ エクアドル代表(Estadio Mineirao)

GK 川島
DF 岩田、植田、冨安、杉岡
MF 板倉('88前田大)、柴崎、三好('82安部)、久保建、中島
FW 岡崎('66上田)


20年前(1999年トルシエジャパン)との比較

ペルーに●2-3、パラグアイに●0-4、ボリビアに△1-1
・からの。
チリに●0-4、ウルグアイに△2-2、エクアドルに△1-1
・最後エクアドルに勝っておくと、より"進歩"を分かり易く表現出来たかも知れませんね。
・20年前は、主に惨敗したパラグアイ戦の印象でしょうが、とにかく"沼"感が凄くて。
・フランスから迎えた新監督フィリップ・トルシエのもと、ヨーロッパ的に綺麗にやろうとする日本のサッカーが、こちらの完成度の問題もあって通じないというか"相手にされない"、サッカーにならない。
場違い感&生かじりの恥ずかしさ感が半端なくて、頑張ろうという気にもならずに何でもいいから早く帰りたい、野良犬に噛まれたと思って忘れようという(笑)、そんな気にさせられた大会でした。
・南米で南米のチームに勝つのは難しいという、一般的格言の確認とも共に。
・それに比べると今回の"アウェー感"は、同じく惨敗したチリ戦を含めても全然大したことが無くて、なんか普通のサッカーの大会だなという感じで、やる前はかなりびびってましたがほっとしたというか、ある意味がっかりしたというか。(笑)
・チリ戦は純粋にこちら(の守備)がまずかったわけですし、それもしかもむしろ"ヨーロッパ"的にまずかったので、大会のせいにするわけにはいかない。(笑)
・その後20年間のグローバル化で、"南米沼"自体が浅くなっていた可能性はありますが、基本的にはやはり日本が成長した、国際大会慣れした"20年"分の年の功を積んだと、そういうことでいいんだと思います。
・20年前も"チルドレン"化し切れていない半端なメンバーではありましたが、そうはいっても前年にワールドカップを戦ったトップ選手たちによる編成ではあったわけですし、今回の各国に批判されるような"B代表"的メンバーで、特段の対策もせずに別にそれまでと比べて出来がいいわけでもないような状態で、2戦目以降は普通に勝ち負け出来たわけで。
・むしろこんなんで勝ち負けしていいのかなという、いつも通りの森保ジャパンの、スチャラカな(笑)戦い。
・勿論個別に見るべきものはありましたが、やはり何というか、随分偉くなったもんだなという。

・何がと言われても、具体的にはよく分からないんですけどね。経験、年月としか。(笑)
・逆に言うと、経験と年月でしか埋まらないものが、それなりに埋まってたのだなあという。
・それ以外の埋めるべきものは、まだまだあるんでしょうけど。(笑)
・それで翻って思うのは、今更トルシエジャパンで。
・あのそれなりに輝かしい"可能性"も見えたチームが、作り立てのコパアメリカはともかくとしてもその後実績を積み重ねた果てのサンドニで惨敗して。
・いったんガチガチ5バックに総撤退した後の徐々に調整しての、最終的には中田ヒデの"強さ"を最大限に生かした要はイタリア的3-4-1-2に限りなく近い形での、本番型最終形。
・トルシエの"調整"自体は的確・誠実ではあったと思いますが、アンダー代表や'00アジア大会で見せた可能性からするといかにも陳腐というかがっかりな感じはあったわけで。
・あれはどう考えたらいいんだろう、日本が国際大会で「攻撃的に」行くなどというのは所詮身の程知らずなのか、あるいは中田ヒデ的"強さ"が全員にマストなのかそうでないと互角には戦えないのか(そんなメンバーは多分揃えられない)と、当時は受け入れたくない結論と葛藤したものでしたが。(笑)
・その後の各"代表"チームたちの事績はあえてすっ飛ばして(笑)、トルシエジャパンオンリーで考えてみた時に。
・やはりチーム選手共に"経験"が足りなかった、諸々"無形"の力が足りなかった。持っている技能技術を試合で機能させる、戦術的に実現させる、その為の基盤や背景に足りないものがあった、そういう実感が今回の試合を見ていて改めて感じられた。
・何が言いたいかというと、もし20年前にそういうものが今のレベルであったならば、悪天候重馬場に苦戦はしただろうけれど"サンドニ"であそこまで打ち砕かれずには済んだ気がする、コパアメリカでももうちょっと普通に戦えただろうし、本番にもアンダー代表やアジアカップに近い形で臨めたのではないか同じ選手たちであってもと、死んだ子の歳を数えてしまったというそういう話です。(笑)
・"コパアメリカ"という、共通の体験を透かして見ることによって。
・まあ単純に中田ヒデを中心にしてしまうと、ああいう(イタリア的な)チームになってしまうというのはありましたけどね、ヒデ自身の特性によって。
・シドニー五輪でも、既にヒデ抜きの予選のチームとは、別チームでしたし。
・最後の可能性は、本番前に少し試した俊輔をシャドーに配した3-4-2-1の形とかでしたかね、決勝トーナメントのトルコ戦でなぜか突然実現した。(既に俊輔はいませんでしたが)
・まあトルシエにとって、"おまけ"の試合だったからでしょうけど。
・でもほんと、時代は変わりましたよ。
・それだけの話です。(笑)


個別に

・今回ある意味一番評価を上げたのは柴崎ではないかと思いますが、なぜ良かったのか、あんまり分からない。(笑)
・別に中山や板倉といったバートナーが、"堅実なプレーで助けてくれた"わけではないですし。
・むしろ頼りにならないパートナーの分も、守備も含めて奮闘してチームへの関与を深めたというのが、有力な理由かなと。
・これまでのやや浮ついた"司令塔"プレーではなく。
・あと勿論コンディション。
・ただこの選手はとにかく、高校時代、鹿島時代、ハリルまでの代表時代、"テネリフェの宝石"時代、そして森保ジャパンと、毎度見るたびに印象が変わるので。
・結論としては、"当てにしない"というのが一番いいように、僕には思えてしまうんですが。(笑)
・器用なような不器用なような、変な選手。
・チームごとに色んな顔を見せるという意味では器用なんですが、その都度"それ以外"のプレーが出来なくなってしまうことやそもそも毎回適応性が高いわけではないという意味では、むしろ不器用な選手にも思える。
・ほんと変な選手ですよね。そういう意味では天才なのかも知れない。天才"的"というか。"型"というか。
・多分近くで見るとより説得力があって、西野監督も森保監督も"全面的に信頼"してしまうのかも知れないですけど。
・この大会くらいのプレーをもう少し継続的に見せてくれないと、なかなか僕の評価は変わらない感じ。(笑)
岩田というのは正直代表に選ばれて初めて知ったんですけど、面白い選手ですね。
・"頑張ってる"感じはそんなにしないんですけど、ポジショニングとタイミングで、常にさらりと「先手」を取ってる感じのプレー。
・考えてるのか勘なのか、それも今回だけではよく分からなかったんですけど。
・とにかくもう少し見たい選手。

・一方で評価を落としたらしいのが、我らが卒業生中島翔哉選手。
・守備をしない、ポジショニングが滅茶苦茶、要するにバカ?という感じの結構散々な言われようですが(笑)、昔から見ていた人にとっては、むしろようやく評価が落ち着くところに落ち着いて来た感じではないかと思います。
・今までが高過ぎた。
・要はその"強引"さ"勝手"さをどう見るかという話で、いっときの俊輔を押しのけた頃の本田圭佑とかもそうですが、隙あらば"日本サッカー"を馬鹿にしたいタイプの人や年代の人の"幻想"的期待を刺激する、「日本人らしくなさ」を持っているということで、でもそれがどこまで長所なのかどうかは、そんなに無防備には言えないはず。
・本田が"真ん中に寄って行って"しまうのだって、実はかつて「海外サッカー」ファンが期待した"強引"さの一つの現れだと思いますしね。
本田を持ち上げて落として、宇佐美を持ち上げて落として、そして今度は中島の番と、基本的にはそれだけの話に見えます。勝手にやって下さいという。次のネタは誰ですか?
・基本日本で見えていた欠点は海外に行ったからと言って、そう簡単に解消されるものではないと思います。
・中島は良くて乾が駄目だったというのも、よく分からない話ですしね。親ハリルホジッチ(中島)と反ハリルホジッチ(乾)と、それだけの違いではないかという気も(笑)。(そう見なされていたという話ですが)
・柴崎以上に、当てにはせずにどう"使う"かという選手に、なるんですかねこれからは。問題はそれでモチベーションが維持出来るタイプの選手なのかというところですが。中島自身が、自分への「幻想的期待」感を必要とするようにも見えますし。
・まあいい選手、"凄い"ところのある選手には違いないですけどね。
・その中島も含めた一つの"時代"の終わりとしては、久保建は勿論三好のプレーは、かなり印象的でした。
・久しぶりに見ましたが、やはり"ドリーミー"に上手い選手ですね。"ドリーム"感(笑)では堂安より上。
・中島・南野・堂安セットへの"固執"が長らく問題となって来ましたが、凄く自然ないい形で今回それが「ほぐれた」感じで、それは本当に収穫だったと思います。
・"人"ありきの森保ジャパンですし。
・なんだかんだいい選手がまだまだいますね日本は。金持ち金持ち。
・上田については言わないでも分かるでしょうから(笑)ノーコメントとして、前田大についてはトップで使うという選択肢は無かったのかなという心残りが少しあります。"スピード"の活かし方として。
・アンダー代表ではやってたのでね。伊東と同じ扱いで、いいのかなと。伊東に比べても、中盤で使うほど器用じゃあるまいというのもありますし。
・むしろこの前の「永井謙」に近いイメージ。そういう面白み
・まあ使われただけマシでしょうけど、不出場の選手からすると。(笑)
・正直皓太を今回のやり方でボランチで使うのは、実際無理っぽい気はしましたけど。
安部も面白い選手ですね、若いですけど妙な落ち着き妙な強さは、先輩の柴崎を少し思わせるところがありますが、あんまり変なところは似ないで欲しい。(笑)

・まとめて"B代表"としては、十分な収穫がありましたし、また"森保ジャパン"としてもA代表よりはアンダー代表に近い風通しの良さがあって、むしろこっちが本来の森保監督なのかなという。
・ただチリ代表戦で見せてしまった、急ごしらえということを割り引いても国際大会に堪えられない感じの守備の乱雑感は、やはり忘れてはいけない感じはしました。"メンバー"以上に、なんか申し訳ない感がありましたね、あの試合の直後は。
・それは忘れないようにしたい。
・直前の大会での「3バック」もやりかけですし、この"収穫"をもって今後の展望がどうとは、なかなか言えない感じは変わってないと思います。
・あくまでこれから次第という、結局何も言ってないような結論しか。(笑)
・面白かったですけどね、結構。
・エクアドルは勿論ウルグアイにも、実際勝った可能性はあると思いますし。
・また参加したくないことはない。B代表でもいいらしいですし。(笑)


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見えた森保式?(仮)/森保ジャパン(A) エルサルバドル戦
2019年06月11日 (火) | 編集 |
「燃料着火?」という予定のタイトルから変更して。(笑)

キリンチャレンジ杯2019 日本代表 〇2-0● エルサルバドル代表(宮城スタジアム)

まあ実際火自体はちょぼちょぼついていたと思います。投下された"3バック"という燃料に。(という内容の予定だった)

GK シュミット・ダニエル
DF 冨安、昌子、畠中(→59'山中)
MF 橋本拳、小林祐希(→80'柴崎)、伊東(→59'室屋)、原口(→67'中島)
   堂安、南野(→67'久保建)
FW 永井謙(→59'大迫)

・スタメン、具体的には伊東・原口という、ウイングバックの人選を見た時は、少しうん?と思ってしまいました。
・色んな選手を代わる代わる使うのがこのシリーズの方針だというのは理解しつつも、3-4-2-1のオルタナティブとしての価値づけを重んじる(ようと試みる)なら、前の試合の酒井・長友と同様に室屋・山中というより"本職""専門職"性の強いオーソドックスな人選でもってまずは戦う。
・つまりは"システム"自体のテストという意味合いをはっきりさせた方がいいのではないかと、そう思ったからです。
・更に言うと例の"3人"が猛威を振るっていた4-4-2のチームでは今一つ機能の仕方がはっきりしなかった伊東が、このシステムだとどうなのか("3人"の機能性に疑問もある一方で)、それをまずはシャドーの方で見てみたかった、そういう気持ちもあり、この日のやや極端なサイドの人選には疑問がありました。
・やってもいいけど順番的になのかなという。
・それに対して放送席情報によると、トリニダード・トバゴ戦はサイドが少し下がり過ぎた、積極性に欠けた、それに対する手当としてのサイドの人選だというのがとりあえずの解答。
・それ自体は筋道としては分かりますが、やはり"最終手段"をいきなり使っちゃってるような感じはありますね。下がり過ぎたのなら上がらせればいいんじゃないのという。それが出来ないのなら、今後も"サイドバック"タイプはこのポジションでは使えないことになってしまう。
・実際後半室屋・山中を入れた時には4バックに直しているので、早くもそれが"結論"なのかも知れませんが。
・"人材"として、国際水準の"サイドバック"と、"伊東・原口"タイプのどちらが日本に豊富か、これは意外と難しいところな気がして、だから"伊東・原口"でいいのなら必ずしも選択肢が狭まることにはならない可能性はあると思いますが。
・ただそれだと試合中の"可変"システムとしての融通性はどうなるのか、更には"4バック"チームとの人材的互換性はどうなるのかいちいち別な選考をするのかと、そういう疑問はありますね。
・余りにも3バックに特化したチーム作りになるというか、ひと昔前(4バックが主流化する前)の3-5-2とかのイメージに近いというか。

・一方で堂安・南野というシャドーの人選には、一定の分かる感はありましたか。
「中島は明らかに合わない」「堂安はまだ許容範囲」「南野にはベストではないけれど可能性はある」という、前回の僕の評価をある種なぞるような選択というか。
・是非一回試しておくべき組み合わせというか。
・実際南野のプレーに"可能性"は感じました。
・"シャドー"としての前への迫力はそこまでではないですが、中島に比べればシャドーとしてのシステム的齟齬は無いリズムやポジショニングでプレーしつつ、4バックの時にやっていた"トップ下"的な繋ぎのプレーを、兼任的にこなすような感じ。
・その中で自分なりのシュートのタイミングを、図るというか調整するというか。
・それ自体には展望は見えた気がしました。
・一応"持ち味"は出ていたというか。上手くすると4バックの時より得点チャンスは増えるかもなと。(南野個人の)
・まあ"2シャドー"というよりも、一般的4-4-2における"2列目"の組み合わせ(堂安との)を、1トップの下のより横に狭いスペースでやっていたような感じ。
・またしても"属人"感は凄く強い、南野以外だとこういうプレーにはならない感じがしますけど、サイドで問題にした「4バックチームとの人材の共有」という意味では、こちらは平和か。
・中島を入れる時には4バックにしてましたし、何かもう色々割り切り済みというか、一つの完成形をいきなり示そうとしていたような感覚もありましたね、これはサイドの人選問題も含めてですが。
・トリニダード・トバゴ戦との間に、もう1,2試合挟まってるような感じというか。
・頭の中でないし練習の中で、色々シミュレーションをして可能性の取捨選択は済んでるのかなと。
・我々に裸の"テスト"は見せてくれないというか。(笑)
・4バックの時のワンダー3の「完成」もいきなりでしたし、割りとそういう監督なのかもしれませんね。
・おっとりしているようで聡いというか。
・ただプロセスが可視的でないこともあって、やはり「システム」と「人」との区別がつきにくいというか、最初から癒着的という部分はどうしてもあるように思います。
・恐らく頭の中ではシステムそのものを考えるプロセスも、例えば"室屋・山中"(あるいはサイドバックタイプ)での運用みたいなものも、一回は考えているんだろうと思うんですが。
・結果的にははっきり試される機会の無いまま、1ステップ飛ばした形でいきなり結論が来ている。
・それで僕らはともかくとしてチームが、選手が、納得している監督の考えやイメージを理解出来ているのなら構わないんですけど。
・ただワンダー3をめぐるその後のあれこれを見ていると、やはり一つの結論というか完成形だけが突出して、それ以外は無みたいな連続性の無さは、発生しているようには見えましたね。
・仕上がりの早さというのは試合数の限られる代表監督としては、長所である可能性は論理的にはあるわけですけど。
・一方で長い強化期間や選手の選択肢の(クラブに比べた)多さやまた一方での召集の不自由さなどを考えると、もう少し緩く構えた方が、構造としては強靭な気がしますね。
・ワンダー3チームのある種の"寿命"を思い起こすに、この企画もじきに終わってまた別の企画を遠からず考えなければいけなくなるような気がするというか。
・"完成"させ過ぎる弊害というか、選手の選択肢の多さが必ずしもチームの奥行きになっていない勿体なさというか。
・「誰が出ても同じ」なんて綺麗ごとはそうそう実際には成立しないにしても、それにしてもわざわざ追い詰められているような感覚はあるというか。

・まあ今回の3-4-2-1のチームが、現実としてワンダー3のチームのような目覚ましい完成度や威力を示しているわけでは(まだ)ないわけですけど。
・そういう意味では"先"はあるというか、「完成形」にならない可能性はまだ十分にありますが、チーム作りのプロセスとしては基本的に同じなのかなと、そんな気がしたという話です。
"森保式"が見えた気がしたというか。(笑)
・...僕もちょっと飛ばし気味かな?(笑)、改めて整理すると、森保監督なりに筋道立ててチーム作りのプロセスは考えているし、システムと人もいったんは別々に考えてはいるんだけれど、それらのステップを飛ばし気味にしか可視的に示さないので、結果的にいきなり結論があるように見える、システムと人も最初から癒着して存在しているように見えるということ。
・問題は"見える"だけならいいんですけど、やはり他人の思考を理解する(させる)にはある程度以上の親切な説明が必要となるので、結局は実際にやるチームや選手も"結論"だけを受け取ることになっている、プロセスの内在化が不十分である、そういうことになっていないか。
・更に言うと森保監督自身も、自分の出した"結論"に縛られていないか、そういう疑問が、ワンダー3のチームを見た経験からはわきます。
・...自分の考えたことでも、"書き留めて"おかないと意外と忘れるんですよね(笑)。何でそういう結論になったんだっけかなあという。
・森保監督の普段の言動からすると、最初から属人的な人だとはどうも思えないんでね。何が結果としてそうさせるのかなという。
・例えばどんなに理論志向の監督でも、あるクラブチームを一年間二年間率いれば、限られた人材の中で最終的に採り得るやり方使える選手は自ずと決まって来てしまいますよね。
・ああいう追い込まれ方を、もっと緩く構えられるはずの代表チームで、わざわざ自分でしているような感じがする。プロセスを急ぐことによって。
・ここらへんは例えば、オフトや加茂やトルシエやオシムのチーム作りとの比較で言っているんですけど。もっと"透明"で緩いやり方を、彼等はしていたように思えます。
・ザックは諸般の事情で割りと最初から属人的というか癒着感がありましたし、ハリルホジッチはハリルホジッチで結構プロセスが飛ぶというか、集まるたびに違うことをやっていた印象がありましたけど。(それについてはオシムも少し)
・ジーコは勿論属人ですけど、ではジーコと森保監督は同じなのかという。結果は似てますけど。(笑)
・まああれですね、アンダーチームの時はもっとゆったりしていたというか、"ラボ"感があった気がするので、やはりトップ代表のプレッシャーは違うのかなという感想は、前回に続いてありますけどね。
・上で挙げた監督の例も、要は昔の監督はゆったりしていたけど最近の監督は拙速的だねという話に読めなくはないので、時代を追うごとに圧が強くなっている要求されるサイクルが早くなっているなんてことは、あるのかも知れない。
・...こんなことを書く予定ではなかったんですけど、書いている内に思いついてしまった(笑)、"森保ジャパンの真実"。
・どうなんでしょうね。

・その他細目。
・"起用"自体は若干唐突に感じた伊東の右サイドですけど、予想・危惧していたよりは随分と伸び伸びと広いスペースで走力を活かしていて、相手関係はありますけどありなのかなと。
・単純に練習で手応えがあった、酒井・室屋より良かったから伊東を使ったと、そういう面はあるのかも。
・"1トップ"永井に関しては、そんなにはっきりした狙いのある使い方には感じませんでしたが、チーム戦術というよりも前の"3人"のコンビネーションとしては、まずまず可能性は見えたかなと。
・そこらへんは逆に、"トップ下"的性格を持ったシャドーとしての南野の存在が、利いていたかなと、どこまで意図的なのかは不明ですが。
・実際曖昧なところはありつつも、「大迫ありき」の行き詰まり感からは、ある種の解放感はあった気がします。逆に永井の負傷で大迫が入って来た時は、失礼ながら今更感というか、その芸もう飽きたよ今は見たくないみたいな気持ちも、よぎらなくはなかったですし。(笑)
・やはり永井の風を通す力というのは独特なので、今後も何らか活かして行きたいなとは思いましたね。もう30なのかあというのはありますが。(笑)
・ていうか前も言いましたが大迫がそこまで替えの利かない選手なら、逆に大迫のいない前提でチームを作って大迫は切り札的に使うという構成はありだと思います。
・アンダーチームでは、一応"ポストプレーヤーを置かない"チームというのも意図的に作ってそれなりに成功していましたし。
・勿論広島では「佐藤寿人」でやっていたわけですし。(ただこれについてはそもそも"広島式"なのかという疑問はある)
・まあ川又とか鈴木武蔵とか、それなりの"代役"プレーをする選手も出ては来ていますから、今から諦める必要はないかもしれませんが。
・とりあえずその為には、3-4-2-1は4-4-2よりは誤魔化しは利かせやすいだろうなと。"1トップの選択"を、"前3人の組み合わせ"にすり替え(?)られるという、そういう可能性。
・久保(建)はさすがのプレーではありましたけど、ただ今まで見た中では一番テンパってもいた気がして(笑)、久保でも緊張することあるんだあという感じ。(笑)
・出来れば単純な"スピードアップ"だけではなくて、もっと何かリズムを"ずらす"感じとかも欲しかったかなと、それでこそ天才クンというか。(笑)
・まあこれから。

・より根本的に言うと、現状の3-4-2-1に見える可能性としては、一応4-4-2(の悪い時)よりはビルドアップの安定感は出て来るかもなと。
・余りにも1トップ頼み、余りにもボランチの"司令塔"プレー一発な4-4-2に比べて。
・ただそれは4-4-2がそういう形に"なって"しまっただけというところもあるし、一方で3-4-2-1の方は少なくともまた固定していない、いい意味で曖昧でニュートラルにプレー出来ているからという、それだけな感じもしなくはない。
・理想としては、「速攻」型の4-4-2と「遅攻」型の3-4-2-1の使い分けなんでしょうが、現状あんまりそういう展望は見えなくて、せいぜい"含みの無い"速攻の4-4-2と、"多少含みのある"速攻の3-4-2-1くらいの違い感。(笑)
・それも狙ってのことなのかどうか。
・ワンダー3の破壊力という4-4-2の特徴がはっきりしている分、3-4-2-1を主力にしていざという時4-4-2みたいな使い分けが、見え易いと言えば見え易いかなと。
・別な言い方をすると、「後半中島投入」パターン。
・まあ4-4-2はもう"やることがない"(しつこい(笑))でしょうから、しばらく3-4-2-1を実地に鍛えて行くのが、当面の問題としてはいい気がしますけどね。
・ぶっちゃけまだどういう特徴があるのかどういうメリットがあるのか、はっきりしないですしね。
・この2試合での"良化"は、あくまでこのシステムのチームとしての総合的な良化という話であって、4-4-2との比較や森保ジャパンという「計画」全体の中でどうという、ヴィジョン的なレベルのものではないように思います。
・とりあえずはもう一回大迫を先発で使ってみて、それで何が起きるのか、かな?
・実ははまらないという可能性も、なくはない気がしているんですが。
・はまったらはまったなりに、はまらなければはまらないなりに、また今後を考える。

とりあえず良くはなっていますしいくつか可能性は見えなくはないと思いますが、やはり何というか、あんまりすっきりした感じにはなりませんね。少なくとも"海外""戦術"方面のサッカーファンが満足しそうな感じには。(笑)
"積み上げ"や"改善"や"選択肢"というよりも、作り直し感が強いというか。また別の話が始まったというか。
余り期待せずでも絶望もせず(笑)、しばらくは見守っていきたいと思います。


テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
燃料投下。/森保ジャパン(A) トリニダードトバゴ戦
2019年06月06日 (木) | 編集 |
"やることがなくなった"その後に。(笑)

キリンチャレンジ杯2019 日本代表 △0-0△ トリニダード・トバゴ代表(豊田スタジアム)

いや、ほんと、ネタ提供感謝という感じです。(笑)

GK シュミット・ダニエル
DF 冨安、昌子、畠中
MF 守田(→61'小林祐希)、柴崎、酒井宏(→62'室屋)、長友(→79'原口)、
   堂安(→71'伊東)、中島(→71'南野)、
FW 大迫

・軽く忘れかけていた(笑)3-4-2-1オルタナティブの、ここへ来ての導入。
・"南米選手権の準備試合"というだけでも、一応の名目は立つというかそれなりに緊張感をもって臨めなくはなかったろう試合ではありましたが。
・正直僕もかなり関心は薄くなっていましたし、"燃料投下"のタイミングとしてはなかなか有効だったかと思います。(笑)
・やはり行き詰まり感は否定し難くあったんだろうというのと同時に、それはそれとして"タイミング"自体は長いスパンで測ってもいたんだろうなと、そういう周到性も感じます。
・それがあっての、立ち上げ以来の決然とした4バック固定と、この日のほとんど誰もが途中4バックに戻すのではと思ったろう内容の中での、"人を替える"だけの交代策。
・結果は出ませんでしたけど、ズルズルにならなかったのは、やはり良かったと思います。
・"3-4-2-1"チーム&オルタナティブの存立正当性みたいなものを、とりあえず確定させて見せたというか。
・結果使えるようになるかは、まだ不明ですが。
・でもザックの3-4-2-1とか"思い出"以下ですからね(笑)、ああいうやり方と比べれば。
・僕は好ましく感じました。
・やはりそういう、"大きな"目というか、全体の流れを見ようとする意志みたいなものは、しっかり持っている人だなと。
・人として信用出来る。
"小さな"目の精度には多少問題はあるのかも知れませんが(笑)、それはまあ純粋に知識と能力の問題で、やれること自体は全てやっている、見落としているわけでも偏っているわけでもないと、そういう感じ。
・それだけにここまでに見えている"限界"は、本当に限界なんだろうとは思うわけですが。
・まあしゃあない。やれることしか出来ないし。
・頑張って下さい。(笑)

・そうして狙い定めてやってみたA代表版"3-4-2-1"ですが。
・とりあえずの印象としては、"狭い"な、ということ。こんな狭かったっけ、このシステム。
・自分のチーム(ヴェルディ)でしばらくやっていないというのもあってか、"形"だけである程度決まって来るところの多いやり方に、ひと際"狭さ"は感じましたね。
・一方ででは実際に最も最近やったロティーナの時にそこまで狭さを感じたかというとそんなこともないわけで、やはりやりようの方の問題もある。
"森保"基準でおさらいすれば、今の五輪世代チームの立ち上げ時は何度も言っているように3-4-2-1だったわけですが。
・あの時は攻めて来ない相手にCBが3人もいる"人余り"感という問題はあったものの、全体の流れとしてはもっとゆったりスムーズで、簡単に言えば「ミシャ→森保広島式3-4-2-1の未完成版」というチームとしてのベースイメージ自体は、割りとしっかりあったと記憶しています。
・比べてこの日のチームはというと、イメージも何もなく"3""4""2""1"に「日本代表」選手たちが並んでいるだけみたいに感じるところがやや多く。
・ほとんど練習していないという理由付けはされるとは思いますが、でもそれは五輪世代チームも大差無かったはずなわけで。
・やはり「監督」と「選手」の比重が、自ずと子供のチームと大人(A代表)のチームでは違って来るんだろうなと、そういう感じ。
・どうしても個々の選手の生理の方が場を支配するというか、それが邪魔して"チーム"のリズムが出難いというか。
「引いた相手への対処」というのが、実況席情報での主な採用理由で。
・だとすればやはり、それこそJ2式・純和式の速攻スタイル(参考・「J2を支配する謎トレンド。[3-4-2-1]が強い理由」)ではなく、可変ポゼッションの例のあれがベースなんだろうと思うわけですが。
・なかなかあまり、そういうイメージはまだ見えず。

・選手起用の面から言うと、前線の構成がなかなか難しそうではありますね。
・僕がつらつら3-4-2-1での森保ジャパンを考えてみた時にも、やはり南野・堂安・中島の"3人"をどう扱うか外すとすれば誰を外すかというのがまず問題になって。
・特に南野が余りぴったりとははまらない、いっそCFででも使うかどうせどうせ大迫一人しかいない問題もあるわけだしとか思ってはいたわけですが。
・森保監督もやはり、まずは南野を外して"左右"に配置し易い中島堂安の二人のスタメンを選択して来ましたね。
・ただその場合にも問題はあって、まず二人とも要するに"ウイング"で、シャドーで飛び出すというよりも持ってえぐってそれからというタイプなので。
・それが二人もいると攻撃が遅くなるというか1トップ2シャドーにしている意味が余り無いし、ゴール前の人数も足りなくなりがち。
・特に中島の方は完全にプレーリズムがポジションの基本イメージから外れている感じで、結局時間と共に右に流れたり勝手にやるようになって、中島個人のプレーとしてはそれで良くなって貢献度も高まりはしたんですが、チームの狙いとしてはどうだろうというところはどうしても。
・比べれば堂安の方はまだ適性はあると思うんですが、その場合にも逆サイドにはもっと"ワンタッチゴーラー"タイプがいた方がスムーズかなと。それこそこの日はスタンド観戦の岡崎とか。
・勿論その意味では南野もまずまず適性はあって、だからこの日もあくまで"中島"のポジションで交代起用されたわけでしょうが。
・ただ真ん中でのプレーが本当に良かっただけに、余程はまってくれないと勿体ない感南野じゃなくてもいいんじゃない感は、出てしまいそうではありますね。
・総じて"前線の構成"問題だけで言えば、4バック時に対して"プラス"を出すのは、なかなか難しそうではあります。
・後はその前の段階の、"ポゼッション"の機能性をどこまで高められるか。
・それはまあ、純粋にこれからの問題。
・ちなみにコパアメリカのチームは、"引いて"くれるんですかね。(笑)
・持たせてというか。よく分からないですけど。
・意外とブラジルなんかも持たせてくれることありますし。

・前線以外の構成については、それなりに構想はあるというか、まずまず狙いを持って進めている感じはするかなと。
・ボールを持てるCBも問題なく3人揃えられていますし、「守田・柴崎」といういかにも尻の軽い感じのセントラルの組み合わせも、3バックありきで採用している感はあると思います。
・4だと高さが常に問題になる長友も3ならより自信を持って起用出来ている感じですし、逆にこの日の室屋の投入のニュアンスからすると、総合力で酒井先発ではありましたが本来の適性は室屋の方に見ているのかなという感じ。
・微妙に"重い"ですからね、酒井のプレーは。よーいどんで後ろから前に長い距離を走る方に、適している。大排気量で。
・GKは誰がいいのかよく分かりませんが。とりあえずシュミット・ダニエルのプレーは、相変わらず楽しいですけど。
・すげえキックだなやっぱり。"大砲"という感じですね。(笑)
・...どうなんですかね、3バックの採用に、畠中の急成長というか使えるめどが立ったことなども、関係しているんですかね。
・この日はあんまり持ち味を発揮する場面は無かったですが。逆に3人もいましたし。(笑)

・まあそんなところで。
・この日の出来だけで積極的に3バックを採用する理由は俄かには見出せないとは思いますが、まあそう焦ることもないでしょう。
・"長期構想"自体は、多分あると思いますし。
・とりあえず4バックでの鉄板スタメンが使えない時用くらいの可能性はあるかも。鉄板スタメンの適性の疑問の一方で。
・その意味では伊東あたりは、今度は先発で見てみたいか。
・あと大迫以外のセンターだとどうなるのかも。
・4の方は、余りに依存が抜き差しならないので。
・まあもう"一周"くらいは、試すメニューは色々あると思います。その中で完成度も高めて行ければ。
・初戦としてはこんな感じで。


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多分もう”やること”が無い。/森保ジャパン(A) コロンビア戦 & ボリビア戦
2019年03月27日 (水) | 編集 |
要するに。

キリンチャレンジ杯2019 日本代表 ●0-1〇 コロンビア代表(日産)
キリンチャレンジ杯2019 日本代表 〇1-0● ボリビア代表(ノエビアスタジアム神戸)

だからすなわちどうだということでは、ないとは思うんですけども。

GK 東口
DF 室屋、昌子、冨安、佐々木(→89'安西)
MF 山口蛍(→71'小林祐)、柴崎、堂安(→71'乾)、中島
FW 南野(→79'鎌田)、鈴木武蔵(→65'香川)

GK シュミット・ダニエル
DF 西大伍、三浦弦、畠中、安西(→73'佐々木)
MF 橋本拳(→84'伊東)、小林祐(→68'柴崎)、宇佐美(→61'堂安)、乾(→61'中島)
FW 香川(→68'南野)、鎌田(→83'鈴木武蔵)


・そもそも"徐々に"ではなく"いきなり"立ち上がった、"全開"の姿を披露して我々をびっくりさせたチームでしたが。
・その分手の内を出し切ってしまっているように見えるところもあって、3戦目にして「あと4年も要らない」んじゃないかということは言ってましたが。(笑)
・その後の経過を見ていても、良くも悪くも本当にそうっぽい。
・いいところはいいところとして、ここまでに見えている欠点が修正されることは多分無いし、後はその時々のメンバーの栄枯盛衰があるだけだろうという。
・そのメンバーもほぼ決まっちゃっているっぽいし。
・誰かの大きな怪我でもなければ、後はバックアッパーをなるべく厚くしつつ本番へ臨む、そんなイメージがかなりはっきり見えては来ますが。
・それが天井というか。

・それ自体は、別に"悪い"ことではないと思います。
・チーム作りの目的は「勝つ」ことであって、"色々"やること、プログラムの豊富さや重厚さではないわけで。
・一本調子だろうが欠点があろうが、最終的に勝てば/勝てるなら、それで任務完了なわけです。
・4年なら4年という"締め切り"に間に合わせる必要はありますが、その"4年"の中身を充実させたり間を持たせる(笑)なんてのは、余計な配慮。
・まあ代表チームの一つの"使命"として、途中の主催試合に観客を集める必要は財政的にあるでしょうけど、別にサッカーマニアを満足させる必要は無い。(笑)
・伝統国の代表チームなんかはそこらへんはもう割り切ってる感じはしますし、ブラジルなんか特にそうですね。いつも同じ戦術だろうとあるいは同じ"修正"のサイクルだろうと、今orその時強いかどうかしか、気にしている様子は無い。
・ただそれでも現実に4年ある以上、途中で他ならぬ選手たちが戦術や監督に飽きてしまうのは、チーム作り上問題が出て来る可能性はあるでしょうけど、それもまあ要するにそれ"ゆえに"勝てなくなった時に問題にすべきこと。
・だからまあ、勝たなきゃいけない試合に勝ってねとしか、監督には言うことは無いんですが。

・別な観点から言うと、どちらもそれなりに強いチームを作れる監督がいたとして、片方の監督はコツコツ積み上げてバリエーションも豊かで、プロセスの見える/楽しみ易いやり方をして、もう一方の監督は一つの決まったパッケージのやり方、ないしそもそもシンプルな約束事で構成されるチームを作る監督だとして。
・見ている方としては僕も含めて(笑)多分前者の方が楽しくて、そうであって欲しいな、その為には出来ればヨーロッパの監督がいいなみたいな希望はあったりするわけですが、ただバリエーションが少ないということでもって直接後者の監督を責めるわけにはいかない。権利が無いというか。
・プロセスが退屈だと、ぼやく権利はあるだろうけど。
・"観客動員"に関しては、過去の経験からは"戦術的"緻密さとかは、ほとんど関係無いかむしろ逆効果のように見えますし。
・ちなみにかつてのジーコがあれほど"心ある"サッカーファン(と自負する人)に嫌われたのは、"シンプル"なチーム作りをしたことそのものではなくて、逆に最初に「黄金の中盤」のような変な夢を見させたこと掲げたこと、それによってある種"信用"を失ったこと。
・それによって、またそれが機能しなかった破綻したことによって、"シンプル"さが"無能""無為無策"にどうしても映った、それが大きな理由だと思います。
・最初から「鹿島のようなシンプルで堅実なサッカーをします」と入(はい)ってくれれば、多少知的には物足りなくても一つの"モデル"として、もっと受け入れられた、文句を言いたい人も逆方向の"通"を気取って(笑)、大人しく出来たのではないかと。(笑)
・あれもサッカーだよと。
・まあジーコ自身の意識としても、最後まで少し中途半端というか、「黄金の中盤」から「鹿島スタイル」までの"撤退"の途中で本番を迎えてしまったような感じもしますけどね。
順序逆だったらどうだったのかなとか。
"鹿島"+"日本トップのタレント"という構造だったら。
・というようなジーコを虐めすぎたかもしれないという反省(笑)も含めて、森保ジャパンの"退屈""単調"にも、なるべく寛大でありたいと思っている僕ではあります。
・それにしても先は少し長いですけど。

・と、戦術面についてはもう&今はあんまり言うことは無いんですけど、ただ選手起用についてはちょっと文句が。
・あの"3人"が抜けていたり、結果的にメンバーが固定的になったり、そういうこと自体はあり得るし、そうなってもしょうがないという面は現時点ではあるかもしれません。
・ただどうも森保監督の起用法自体が、むしろそれを助長している、必要以上に強調している気がする、それはどうにも気に入らないですね。
・勝ち負け度外視のはずの親善試合で、毎回最後には結局3人を出して来る、しかも"セット"感ばりばりで、あれをやればやるほどチームの歪みは大きくなる気がしますし、他のメンバーのやる気も失われるでしょう。
・個々にどこが足りないから交代させたというよりも、「はい二軍の時間は終わり一軍の登場」感が強過ぎて、凄く"感情"的に映りますね。
・もう恥を掻かせているに等しいというか、親善試合なのに懲罰交代感というか。
・ボリビア戦では更に、"3人"だけでなく"柴崎"までもが、「一軍」の一員であるという印象が強く押された感じがしますし。
・柴崎?へえ。
・上手く行っている時に"3人"のセットが効いていたのは確かですけど、その("上手く行っている"理由の)中に"柴崎"が不可欠な要素として入っていると考えているとしたら、それはちょっと、僕も賛同しかねますね。
・それはいくら何でも、チームの見方が大雑把過ぎないかなという。全部一緒くたで、"上手く行った"という「結果」だけ見てその時の並びを不可侵視化している感じで、本当に個別の機能性は分析していないのではないかという疑いが。
・"3人"の中でも堂安のプレーについては、疑問や不満が少なからずあるということは、前にも言いましたが。
・宇佐美よりいいのは確かですけど。(笑)
・それで思い出しましたが、例えばボリビア戦の場合、乾→中島、宇佐美→堂安のところは、割りと単純な上位互換で、それはまだいいと思います。
・ただ香川と南野は明らかにプレースタイルが違うので、もし本気で香川を試す、チームに組み込むつもりがあるのなら、香川だけは残して"一軍メンバー"とやらせてみる、それくらいのトライは親善試合ならあってもいいのではないかなと。
・まあ7分間は共演したので、それで見切りをつけたということかも知れないですど。(笑)
・欲を言えば中島と堂安の投入だって、少しでも時間差をつけた方が、"是々非々"の文脈は残ると思うんですよね、「一軍のお時間」ではなくて。
・現状はいつも"気が付いたら"3人という以上のニュアンスが生まれていて、チーム固定まっしぐらという感じですよね。
・「本田・香川」の反省はどこへ行ったのかという。(まあ反省してるとは限りませんが(笑))
・むしろ"3人一緒には使わない"という縛りを、つけたいくらい。使って2人まで!という。
・外国人枠みたいですけど。(笑)
・一本調子はしょうがないけど、チームの構えまでわざわざ薄くする必要は無い。
・どうなんですかね、あんまり考えたくないですけど、要は"政治的"理由で、協会なりスポンサーなりに見せる為に、どんな試合でも"勝ち"という結果がどうしても欲しい、そういうことがあるんですかね。
・あるいは"使った"という結果が。
・なまじそれで勝つからいけない。点取るなよ翔哉。(笑)

・余りに評判がいいのでもう言わないでもいい気がしますが(笑)、畠中はこんないい選手だったかなというくらい、凄く良かったですね。
・フィードの精度もさることながら、出し方持ち方離すタイミング、全てがいいというか意識が高いというか。
・特になるべく少ないタッチ数でなるべく早く切り替えようという意識が凄くはっきりしていて、あれって前からそうでしたっけ、それともマリノスに行ってから?
・とにかく代表で格負けするどころか"ヨーロッパ"の薫りすらして来て、ちょっと驚き。
・まあ守備面については、ほぼ試されることはなかったですけど。でもインターセプトのタイミングとかは、悪くなかった気がします。
安西はまあ、可も無く不可も無くかな?評価が難しい。
・割りと"11人の1人"というよりも"飛び道具"として効くのがメインになっちゃってるので、ある時期以降の安西は。ビッグプレーが出てなんぼというか。
・"それ"が求められてるのかどうかもよく分からないし。
・長友と佐々木のプレー自体が、既に全然違う感じですしね。評価基準がそもそもよく分からない。
・"ボランチ"としては久々に見る気がする祐希は、積極性はそのままに球離れやボールを出す時のポジショニングの意識が、前より繊細になっている気がして、良くなっているようには見えるんですけど"チーム"としての絡みが謎なので何とも。
・"柴崎がいい"という理由自体がよく分からないので(笑)、どのように祐希を推薦すべきかも。(笑)
・何でしょうねえ、"属人"的なら属人的でもいいんですけど、それなら個々の関係性はより繊細に考えるべきで、現状は特定の属"人"が達成したものをチーム「戦術」として固定的に考えている感じで、それを基準に他の人では駄目って、そりゃ駄目だろうという感じ。
・"自分"が与えている与えようとしている枠組みが何なのかどれなのか、もう一度落ち着いて考えて欲しいな監督にと、そういうところがありますかね。

・ちなみに同日のU-22の試合も1戦目と3戦目は今の契約で見られるので、一応は見ています。
・それ自体に特に言うことはないんですけど、とにかく実際の日程を見ると、「兼任」というのは所詮無理だったんだなトルシエの時代とは違うんだなと、苦く認識しているところです。(笑)
・コーチが行けば済むということではないよやっぱり。
・手倉森さんだってそれ以前の五輪監督だって、フル代表の"コーチ"ではあったわけで。
・やっぱり監督自身が行けないと、"兼任"たって有名無実
・トルシエは逆にアンダーメインでトップ片手間でスタートしたので、最初から全然違うわけですけど。
・とにかくなんかもったいない。
・むしろ今の森保監督にこそ、U-22を率いる時間が必要だと、繰り返し言ってますが思うだけにね。
・ほとんど無論理になっているフル代表の4-4-2よりも、U-22の3-4-2-1の方が、頭を使う余地がまだあるでしょうし。
"思い出す"というか。チーム作りの快楽を。(笑)
・上のジーコの話で言えば、「サンフ+日本トップのタレント」という形で形成するのが、一番堅実というか単純なりに、継続性が出し易かった気もしますしね。
・何か余りにも、"別物"になり過ぎていますよね、今のフル代表は。
・逆にU-22で"ワンダー3"式サッカーをやってみるのも、新たな発見があるかも知れない。(笑)
・U-22のチーム作りとしては、害になるかも知れませんけど。(笑)
・ああなんかもう、色々取っ散らかった"部屋"を見ている感じで、めんどくさいから引っ越したくなります。(笑)
・この前引っ越して来たばかりの部屋だけど、どうも荷解きの順番間違ったんじゃないかなあというか、考え無しに家具置き過ぎたんじゃないかなあというか。
・今から整理するの大変だあ。
・フル代表はともかく、間近に迫った五輪代表は、こんな中途半端な感じでいいんですかねほんとに。
・ぶっちゃけまだ強い弱いを言えるような相手とはやってないので、よく分からないところは多いですけど。


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アジア杯決勝カタール戦雑感 ~森保ジャパンの"組織"の謎と出来ることと出来ないこと
2019年02月03日 (日) | 編集 |
カタールは"オフト"ジャパンなのか"トルシエ"ジャパンなのかということを言っていましたが、どちらかというと"トルシエ"の方のようでしたね。

 アジア杯2019決勝 日本代表 ●1-3〇 カタール代表(Zayed Sports)

せいぜい"オフト"ジャパン程度のものだろうと、正直そこらへんについては、僕も舐めていました。


GK 権田
DF 酒井宏、吉田麻、冨安、長友
MF 塩谷(→84'伊東)、柴崎、堂安、原口(→62'武藤)
FW 南野(→89'乾)、'大迫



・この感じだとあれですね、準決勝0-4負けのザックも、要するに「時代遅れの監督」としてボコられたくさいですね見てませんが。
・勿論我が軍も。(笑)
・カタールが"トルシエ"だと言うのは、要するに(W杯自国開催を前提として)一人の監督による育成年代からの継続的な強化に基づいた、「アジアの中の欧州」という2000年アジア杯でトルシエジャパンが受けた評価を同様に受けたチームという、そういうことですが。
・その、他のアジア諸国とはあからさまに違った、水際立ったオートマティックな機能性と共に。
・ただ正直言うと、もう少し"差"は大きいかなと、あの時に比べても。
・あの時は要するに"スムーズ"で"効率的"過ぎて速度的に他国の対応が追い付かないという、そういう感じでしたが。
・でも今回の、相手が"何"をやっているのかそもそもよく分からない、どう対処していいか分からないという"立ち往生"感は、極端に言うと遥か遡って、昔"フジテレビ739"(懐)で見た、74年W杯でオランダトータルフットボールと対峙させられた時のブラジル代表の哀れな姿とかの方を、体感的には思い出しました。
・その中でも散発的にはチャンスを作り出してしまう"個人技"の威力も含めて、日本が「アジアのブラジル」になった瞬間というか。(笑)

・...とまあ、つい悲観的になりがちではありますが、ただじゃあカタールの上位互換であろうW杯のベルギー代表に、西野ジャパンがそこまで立ち往生したかというとそんなことはないわけで。
・やはり森保ジャパンの方の準備・対処の失敗、あるいは(西野ジャパンには無い)森保ジャパン特有の問題が存在するはずと、論理的には考えられるはず。
・もうちょっと多分、やりようはあったんでしょう、手持ちのカードでも。
・それにしても、それに関連して、

「なかなか外から指示も出せなかった。でも、もっと言うべきやったかなというか、2失点目が入る前に言うべきやった。ベンチメンバーも甘かった」(乾)。

「ベンチメンバーが俺も含めて『あのプレッシャーのかけ方じゃダメ』ってことを気付いていたのに言わなかったのは自分たちのせいって言いましたし、監督は逆に同じことを『自分のせいだ』と言っていました」。(ゲキサカ)


・と、この記事に見られる「監督」と「選手」の余りにも"対等"な関係は、どういうことかと思ってしまいますが。
・選手の自主性も意見具申も独自対処もそれ自体は必要なことだとは思いますが、この書き方乾の言い方だと、余りに監督と選手の責任が「対等」過ぎる、そんな馬鹿なと思ってしまいますが。
・チーム修正の責任も権限も、明らかに本来は監督のもので、選手側の発露はそれを補うなり監督が決定し切れない間の緊急的時間限定的性質のものだと思うんですが、このチームではそうではないのか。
加部究『日本サッカー「戦記」』より。

取り敢えずリーダーが[例えば]引いて守らせる。それからワンプレー、ツープレー終わった後に、監督が引かないでプレスをかけろと言うなら、それでいいんですよ。とにかく間違ってもいいから同じ方向を向かせる。それが大切です。


・前に紹介した柱谷哲二"キャプテン"による、キャプテンの限定的職責論ですが、これくらいのバランスが正常だと僕も思うんですが、そうではないのか。
・これがいわゆるザックジャパン的な、「監督と選手の関係の崩壊・混乱」の風景として描かれているのならまだ分かるんですが、見たところ至って"平和"な感じなのが悩みどころ。(笑)
・まあ乾は割りと勝手に喋っちゃうタイプではありますけどね。
・森保監督が"寛容"な性格であっても、結果的に選手の意見をよく取り入れたとしても、それ自体は別にいいわけですけど。
・ただ選手が試合やチームに対して監督と全く同等の、あるいは同"質"の責任を引き受けてしまっているとしたら、それはやはり違うだろうと。
・監督の"寛容"は、あくまで「監督」としての寛容であるべきで、そこにある一線については選手監督双方が意識しているべきだと思います。
・勿論全く新しい組織論として、チーム運営論として、それが意図されているのなら僕もとやかく言いませんし、その帰結を見守るだけですけど、ただそう"なっちゃって"るんなら問題な気がしますね。
・森保ジャパンがよく言われるように、部分部分を選手に"委ねる"「方法」を特徴としていたとしても、"どこ"を"どのように"委ねるのかは、ちゃんと意識されているべき。
・そうじゃないと監督がいる意味が余りにも薄い。
・増して森保ジャパンの根幹は森保監督の"戦略"性だと言われているわけですから、ある部分ではむしろ、"鉄の規律"が必要なんですよね、選手が監督の駒として動く。
・そこらへんはどうなんだろう、森保監督自身、「方針」と「性格」の間で揺れていたりするのかなと、少し心配な部分も。
・まあこの試合は特に、監督が"やられ"ちゃった試合だからなのかもしれませんが。
・...いやあでも、上の記事の前後も見ると、乾を筆頭とする欧州選手たちのサッカー知識・見識が、監督と同等かそれ以上であることが、何やらチームの中で公認の事実であるように読めたりもするんですが。
・そうであるなら監督の最高権限、そもそもの"戦略"の決定自体に今後選手の意見が常時対等の重みで入って来る、そんな光景も見えて来なくはないと思うんですが。むしろ論理的には。(笑)
・そんなんありなの?そんな組織論、そんなチーム運営。
・更に言うならば、そんな"革命"すらも「寛容」で森保監督が呑み込めてしまったりとか。
・それは新し過ぎる。独自過ぎるというか。正にジャパンウェイというか。
天皇制ですかという。(笑)
・それで結果強かったら、全然笑い事ではないですけどね。その時こそハリルホジッチ排斥が、完全に正当化されるというか。
・どうなんでしょう(笑)。どうなるんでしょう。

・気を取り直して(笑)、この"惨敗"後の森保ジャパンがどうすべきかということを一応考えてみると。
・まあ大部分は、「何が出来るか」という方の問題な気がします。
・スカウティングについては引き続き丁寧にやる、ただやったとしても、戦"術"的にストレートにはそれに対応出来ない、そういうケースが今後相手のレベルが上がると増える、そういう可能性も低くないと思います。
・監督が替わらない限りね。どんなに批判されても、無い袖は振れないわけですから。
・まあその"袖"を選手が代わりに"振る"可能性を、上では示唆したわけですけど・・・。とりあえずそれは忘れましょう。
・ともかく術で対応出来ないなら略でやる、つまり割り切った戦いで相手の土俵に極力乗らない、そういう方法が一つある、というかまあそれが一つの常識。
・例えばシティと対する時のプレミア中下位のチームのように。
・実際出来るのはそれくらいだろうと思うので、後はまあ頑張って下さいとしか。個別のケースについてはまたその時考えましょうというか。
・それこそサウジ戦は、それに"成功"したと言えばしたんでしょうし。

・で、それはそれとして、森保ジャパンが森保ジャパンとしてやるべきこと考えるべきことも、まだあるにはあると思います。
・"任せる"のはいい。ただ"任せる"領域の確定・制御については、もう少し詰める必要があるでしょう。
・どこからどこまで任せるのかが分からなくて結果それがなし崩しに広がってしまったのかザックジャパンの"崩壊"だったと、それはまあ今まで何度も示して来た認識ですが。
・それはやめてくれと。
・そしてプレーの細部についても、もう少し詰める必要があるというか"詰める"領域を広げるべきだと思いますね。
・具体的には、"縦に速い"のはいいんだけど、その縦パスの出し方、パサーとレシーバーの関係が、余りにてきとー過ぎると思います。
・毎度毎度即興でえいやーでは、結局"必殺スルーパス"に頼った中盤サッカーと同じことになって、「縦の速さ」が本来持つはずの"リスク回避"のメリットが無くなってしまう。
・結局はだから、「組み立て」の問題になると思いますけどね。
・中盤サッカーではない、ポゼッションサッカーではない、それはまあいい。
・ただそれはそれとして、チームとしてのビルドアップ、縦パスを出す受ける通すメカニズムの構築自体は、必要だしする余地があると思います。
・このサッカーであっても。
局面のプレーがチームとしての良さを裏切っているようで、凄く見ていて勿体なく感じるんですよね。
・あるいはせっかくの個々の選手のスキルの高さを、"活かす"のではなく"頼る"形になっちゃってるのか。
・それなりの発射台を用意してあげれば、たいていの相手を破壊出来る威力の武器を、いくつも持っているわけですから。
・そこらへんで多分、当初から「青山敏弘」の起用に僕は難色を示していたんだと思います。嫌な予感を感じていたというか。

それにしても、青山本気で使う気なんですかね。
歳も歳だというのと、U-21ではああいう形で"キープレイヤー"を想定するようなチーム作りをしていなかった気がするので。ボランチはあくまで、"コンビ"として考えていたというか。
たまたま監督との個人的繋がりもあって、青山が目立っただけなのかな。
ちょっとそこは違和感がありました。良くないタイプの"属人"の臭いというか。
(森保ジャパン初戦コスタリカ戦記事)


・そこは"任せ"ちゃいかんところだと思うぞ森保監督という。致命的な歪みの元になりかねないところというか。
・むしろ青山も柴崎も"使わない"前提で、組み直してみるべきではないのかなと。少なくともフラットに。
・はっきり言って、ボランチのところが一番駄目というか"古い"んですよね、ある種突出して。
・上で書いているようにU-22の時はそれほどそういうことは感じなかったので、注目度が高くてなるべくすぐに結果が欲しいフル代表が始まって、少し焦ってしまったのかなと思わないでもないですが。
・だから初心(&虚心)に返ってアンダー代表で一回頭の整理を・・・とまた言いかけましたが、それぞれの次の試合が両方とも3/22からなんですね。(キリンチャレンジコロンビア戦とAFC U-23選手権タイ2020予選)
・良くない日程だなあ、その場合は当然フル代表の方に行くんでしょうし。
・何の為の「兼任」だよ。
・まあコパアメリカもあるので手は抜けないんでしょうけど。


・最後にこの試合のエキストラな感想。
・ポジショナルって、やっぱりちゃんとやれば効くのね?(笑)
・いや、こういうことを書くとまた緑サポの機嫌を損ねるかもしれませんが(笑)、ロティーナに二年付き合った後だと、逆にどうも有難みが分からなくなっているところがあったので。(笑)
・万能でも究極でもないとしても、とりあえず手がかりとしてやはり十分に頼れるものではあるらしいと、少しほっとしました。
・いざとなればハイプレスショートカウンターやっとけば格好がついたように、いざとなればポジショナルやっとけばとりあえず形にはなるらしいと。
・色々一緒にするなと言われそうでけど。(笑)
・サウジやカタールに出来る程度のことは、日本だって状況が整えば出来ますよね当然。そんな大騒ぎするほどのことでは、本質的にはない。
・その"状況"の一つについて。
・確かに日本は"ハリルホジッチ"を拒絶しましたが、一方でハリルの「縦に速く」「相手に合わせる」という発想自体は、クオリティに不満はあれど今の森保ジャパンにも受け継がれてはいるわけです。"提言"は受け止められたというか。
・どこまでが「計画」なのかどこからが「森保監督」個人の資質なのかは、おくとしても。
・ただスルーされたのはそのハリルホジッチのサッカーの"背後""前提"にあった、ポジション中心のサッカーの捉え方で、ではそれを直接的に日本サッカー(とあえて言いますが)が拒絶したのかというと、そんなことは別に無いと思うんですよね。
・単に隠れていた、よく分からなかったんですよ。
・その後ペップの英名と共に「ポジショナルプレー」という形で主題的に入って来た時に、初めて理解する経路が開かれたということでもありますし。
・またハリルホジッチ自身、"常識"だと結論的に臭わせるだけで、主題的にこちらに分かるように語っていたとは思えない。
・更に言うと世代的にも(ペップより)一回り古い監督ですし、理解や位置づけもより限定的なものだったのではないかと、思ったりもします。
・あるいは"相手に合わせる"というあえて言えばハリルの個人的"好み""目的"に対して、従属的手段的な範囲での理解・位置づけ。
・ここらへんについては正確には詳しい人に聞いてみないと分からないですが、とにかく別に「主題」的に、日本人は"ポジション"を拒否したわけではないと思います。
・当座出来なかったから何言ってるかよく分からなかったから、スルーしただけで。
分かるように言ってくれれば、分かる。(笑)
・だから「今」なら、「これから」なら、また話は別ではないかなと。
・それでどうなる、やるのか出来るのかどうやるのか、やったら何が解決するのか、それはまた別として。
・誰かの明確な"悪意"を想定しなければ、そういうことではないかと。
・"嫌悪"はあったでしょう、感情は。反発は。ハリルホジッチ個人に対して。それを感じるから、しつこく(協会を)恨む向きも未だ絶えないわけですけど。
・ぶっちゃけどちら側の気持ちも僕は分かってしまうんですが。反発もしたし、一方で恨んでもいる。(笑)
・でもまあ、そんな動機でいつまでも物事が動くとは思えない。
・そういう少し、楽観的な話です。


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アジア杯準々決勝ベトナム戦&準決勝イラン戦 雑感
2019年01月29日 (火) | 編集 |
二試合の"色"がだいぶ違うので、あくまで"それぞれ"の試合の感想として読んでもらった方が、いいと思います。


アジア杯2019準々決勝 日本代表 〇1-0● ベトナム代表(Al Maktoum)

GK 権田
DF 酒井宏、吉田麻、冨安、長友
MF 遠藤航、柴崎、堂安、原口(→79'乾)
FW 南野(→89'塩谷)、北川(→72'大迫)



サウジ戦に続いて守勢を凌ぎ切って勝った試合でしたが、サウジ戦に続いて、不満&不安の残る試合に。
・問題は主に守備面。
・引いて守る、場合によっては持たせる、人数で守る、それはまあいいんですけど。
・その安定感が。
・サウジ戦に続いてベトナム戦でも、特にドリブルへの脆さというのがどうも気になります。
・サウジの選手も(最近の)ベトナムの選手も、それぞれそれなりにドリブル能力は持ってはいるわけですが。
・そうは言っても所詮サウジとベトナムなので。
・今からこれでは後が心配。
・最終ラインの個人能力自体は歴代でも屈指なはずなので、問題は守り方の方だと考えられるわけで。
・引き方が雑、つまり引いた状態での構え方が雑、人数任せというのと。
・同じく引き方が雑、今度は"引く"に至るプロセスや中間が無くて、敵に楽をさせ過ぎている、味方が"裸"で受け身になり過ぎているというのと。
・事前に敵の攻撃を遅らせられていない、かけられる圧力もかけられていない。

・"プロセス"が無いというのは要するに、「伸縮」しているわけではなくてケースごとにやっているだけということですよね。"前に行く時"と"後ろに下がる時"が、二つの別のチームになっているというか。
・発想としては真ん中が無い、サッカー的には中盤が無い。
・支配率が高い時もあるにはあるけれど、決して「中盤」や「ポゼッション」を軸に考えられているチームではやはりない。
・焦点は「後ろ」と「前」。正に"イタリア"的というか。
・同じことの言い換えになるかも知れませんが、試合中に僕が考えていたのは、結局「"縦に速い"チームとポゼスのチームでは、引き方自体が違う」んだなということ。
・ポゼスのチームは"中盤"によって接着・接続された一体としての機能性が先にあるから、縮む時(つまり引く時)にも間に皴々(?)がいっぱい出来て、プロセスが生まれる"ディレイ"が出来る。
・逆に縦に速く攻めるチームは引く時も"縦に速い"ので(笑)、間は無い。いきなりが最終ラインが焦点になる。
・至って雑な整理ではありますが、チームの「生理」としてはこういうことだろうと思います(語呂合わせ)。
・こういうことになるというか。
・だから僕が西野ジャパンならともかく森保ジャパンにディレイの標準装備や"プロセス"を求めるのは、多分無理筋というかお門違いというか、無いものねだりなんだろうと。
・ちなみに"イタリア的"でありながら"プロセス"も備えていた(ポジショナルによって)のが、「ポジショナルプレー」の代表として称えられていた頃のコンテチェルシーで、あれはほんと究極。
・ロティーナにもそのままあれを期待したんですけど、ちょっと違いましたね。
・より"ポゼッション"を標榜しつつ、しかし結果としてより"前"と"後ろ"のサッカーに。
・実はコンテに比べても、ロティーナに"ポゼッション"の体質は薄いのではないかと思わないでもないんですが、まあそれは置いておいて。

・話戻して僕の希望は希望で別にいいんですけど、問題はそれ(最終ラインありき)で守れるのかということで。
・アジアでならともかく、個人能力が対等かそれ以上の相手に。(現状守れそうには見えない)
・そして守れなかったとして、その時森保監督はどう対処するのか。
・最初にも言ったように、やり方はそのままでももう少し整理・手当てが必要&可能な部分はあるとは思うわけですが、それが出来るのかそして出来たとしてどれくらいなものになるのか。
・うーん、イメージ的にはちょっと覚束ないんですけどね、僕は。
・ハリルの時も、引いた守備がそんなに強固だった記憶は無いし。
・色々と言われてますが、なんだかんだハリルのチームと似たところは多いですよ。長所も短所も。
・逆にじゃあ、南ア岡田ジャパンの守備にはなぜあんな安心感があったのか、今思うと少し不思議ですけど。
・同じく最終ライン(闘莉王、中澤)頼みではあっても、何かもう少し余裕があった気がする、"間"がというか。
・まあ単純に今のチームより丁寧にプレスをしていた気はしますが、遅らせるプレス含めて。
・そういうのって今のチームだと構造的に難しいのかしら。僕は"やって"みてもらわないとよく分からない人なんだけど。
・やれないのかやる気が余り無いのか。
・まあそれは"その時"(強い相手と当たった時)に分かるのかな?
・とりあえずコパアメリカではありますが、なんかあそこは"沼"過ぎて、果たして判断材料になるのかまた別の話になってしまうのではないかと、そういう感じも。



なんだかんだ、みなさん点が入ると機嫌がいいですね。(笑)

アジア杯2019準決勝 日本代表 〇3-0● イラン代表(Hazza Bin Zayed)

GK 権田
DF 酒井宏(→73'室屋)、吉田麻、冨安、長友
MF 遠藤航(→60'塩谷)、柴崎、堂安(→89'伊東)、原口
FW 南野、大迫



・なーるほどね、という。
・森保さんが意図的に死んだふりをしていた力を溜めていた、イランに"奇襲"をしかけたとまではあんまり思わないんですが。
・ただこの試合のそれまでと打って変わった"本気"モード"特攻"モードを見ると、サウジ戦あたりの"引き"方ははっきり戦略的に引いたんだなというのは、よく分かりますね。
・例えば相手が韓国でもこんな感じの試合になったのではないかと思いますし、要するに相手次第で引き出されるものが違うのは当然なんですけどね。
・あるいは格下相手に凡戦して大敵相手にいい試合をするというのも、ありがちな話ではあるんですが。
・ただそういう"あるある"のレベルを越えた、極端な変わり身ではありました。(笑)
・積極的なというか。
・そこから思うのは、例え"いつも"使うわけではなくとも、この前がかり激トランジションスタイルを、とりあえずは"自分たちのスタイル"(笑わない方)と森保さんは定義しているらしいなということ。
・それをいつ、どのように使うか、それを中心に思考しているというか。ケースバイケースではあっても、フラットではない。
・そのことを更に思うのは、いつもこれですが(笑)アンダーカテゴリーのチームを立ち上げて以来のプロセスを見て来た印象からで。
・後ろに重く、ポゼッション志向でもあるスタイルから、徐々に徐々に、前がかりな縦に速いスタイルに移行して行って、フル代表の"成功"で確信を深めた、そういうプロセスのように見えます。
・「相手強化で守備に比重が傾く」みたいなよくあるプロセスでは全くなく。
・そこらへんを確認する為にも、そろそろアンダーでの指揮がまた見たいとこの前も言ったわけですが。
・改めて整理されて、多分もう少しプランの"全体像"が見える感じになるのではないかと思います。

・イランは弱かったというか、基本の部分で"差"が埋まって来たんだなということを、強く感じた試合でした。
・かつてイランに独特の怖さがあったのは、今でもオーストラリアや定期的にやるブラジル代表との試合で感じるような、体格(オーストラリア)や技術的特性(ブラジル)によるプレーの"レンジ"の差懐の深さ
・突っかけても上手く引っかからない、こちらの頑張りが空転したり向こうのワンアクションで無化されたり、そういう掴めない感じがアラブのチームと比べてもイランにはあったからで。アリ・ダエイを筆頭に。
・スケール感の差というか。
・それがあちらが縮んだのかこちらが伸びたのかよく分かりませんが(笑)、恐らくは体格の向上とヨーロッパ的な"大きな"プレーの出来る選手が増えて来たことで、もうほとんどアラブとやるのと変わらない感じになっていると思います。
・"アジア"に引きずり込んだというか。(笑)
・そしてこちらは("アラブ"とも)共通する、「中東」特有の根気の無さ。今後はもう、特別なマークは必要無いかなと。
・残るはオーストラリアとウズベク?
・体格的には中国は潜在的には怖いですけど、果てして本格化はいつになるのか。

・大活躍の南野ですが、定番となった"シュート外し"とはまた別に、すばしこく走り回るけれど意外と1対1は抜けないというのも、一つ特徴というか限界という感じで、今のところは見えている気がします。
・それが少し、前線の"混戦"を強化しているというか、チャンスの形を不明確にしているというか。
・香川に比べても、そこらへんは物足りない。勿論特徴は違うわけですけど、"質"対"量"というか。
・一方で"余計なことはしない"という判断のソリッドさでは、香川に勝っている部分もある。
・いずれにしてもドリブラーではあっても"突破"屋ではなくて、そこは堂安や翔哉とは違う。
・あくまで"FW"のドリブルと、考えるべきというか。
・というわけで今後も"4-4-2"の表記を、貫きたいですね(笑)。3シャドーと言い切ってしまうとちょっと違う気がする。
・毎試合出て来る塩谷の優秀さというか使い易さよ。
・ああいう"速さ"を軸とした"強さ"(+底々の高さ)という身体特性は、量産可能な日本人選手としてはかなり有望なものだと僕は考えていて、昔から好きというか注目しているんですよね。
・"怪物""規格外"まではいかない、しかし最高水準。「高さ」そのものに注目してしまうと、選考から漏れがちなんですけど。
・それこそ高橋祥平とかもそのタイプだし、少し前だと青山直晃とか、更に前だと鈴木秀人とか。
・たいていは"足の速いCB"というカテゴリーにいる選手かな?その中で塩谷の場合は、キックの技術が特別にあるのがここまで脚光を浴びている+αなんでしょうけど。
・中西永輔やバウル土屋だと、"怪物"の域に入っちゃうか。とにかくそこらへんの人材を上手く代表選手にコンスタントに仕上げられれば、地味に戦闘力が高まる気はしているんですよね。
・CBでもいいし、アンカーでもいいし、FWでもいい。
・なんか"速いCB"って、落ち着きが無い感じがするのかどうもtkqさんあたりにネタにされてそれっきりみたいな傾向があるので(セレッソの山下とか(笑))、もうちょっと真面目に何とかしたいなと僕は考えています。
・勿論(底々以上に)"高い"に越したことは無くて、冨安の場合はむしろ"日本人最高級+α"と見るべきなのかなとか思いますが。

・どうも終わったような気になってますが、まだ決勝があるんですね。
・まあ一応ここまでで、現状の森保ジャパンのデータはあらかた出尽くした感じがするので、決勝の結果では余り評価は変わらない気はしますけど。
賛側からも、否側からも。
・まあ、勝ちそうですけどね。(笑)
・相手も決まってませんが。


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アジア杯ウズベク戦&サウジ戦 メモ
2019年01月22日 (火) | 編集 |
いつ負けてもおかしくない感じですけど、どっこいまだ勝ってますね。(笑)
同じ辛勝続きでもジーコの時(2004年)と違うのは、「もっと出来ることがあるだろう」と、一応はまだみんなに思われているところ。アンチも含めて。

・・・改めて当時の記録を見てみると、ジーコの時はもうW杯(一次)予選始まってるのにアジア杯やってたんですね。
そりゃ遅すぎるだろう。一方で今回のは、早過ぎますけど。
ほんとそこらへんは、何とかして欲しい。本来の位置づけとしては、EUROと同じなはずなわけで。


アジア杯2019予選リーグ 日本代表 〇2-1● ウズベキスタン代表(Khalifa bin Zayed )

GK シュミット・ダニエル
DF 室屋、三浦弦、槙野、佐々木翔
MF 塩谷、青山敏、伊東純、乾 (→81'原口)
FW 北川 (→90+3'冨安)、武藤 (→85'遠藤航)


・前の試合で決勝トーナメント進出を決めたということで、北川以外は全取っ替え。
・その北川にしてもそれまでの二試合ではおよそ不本意なプレーに終始していたわけで、試合に飢えていた選手たちがその通りに出られた、割りと幸せな消化試合ではあったかと思います。(笑)
・特に"大迫仕様"下のチームで窒息気味だった北川と武藤にとっては、意味のある調整試合になりましたね。
・それぞれが少しずつ、それまでよりは持ち味を出せていたと思います。
・戦術的には特に何かをしたという感じではなかったかと思いますが。
・塩谷と青山敏のボランチセットは安定していましたし、伊東・乾の両サイドハーフも前二試合の両翼と比べるとサイドで幅を取るようにプレーしていたようですが、それも単にそれぞれのプレー特性の反映ということでしかないようにとりあえずは見えました。
・いつものように(ハリル時代からそうだったように思いますが)割りとフリーにポジショニングして、前半は活躍後半は混乱&息切れしていた乾はともかくとして。
伊東はどうなんですかね。
・ほんと速いだけで、"サッカー選手"としてのレベルは野人岡野と大して変わらないように僕には見えるんですけど。
・プレー選択はシンプルにけれん味なくそれなりに効果的、でもボールに触ると素人な岡野に対して。
・伊東は攻守にいったい状況が見えているのか見る気があるのか、盛大な無駄をまき散らしつつしかし圧倒的なスピードと運動量でそれを補填し、どこかで何かでいい目のサイコロが出るのを待つ、そんなプレーに見えます。(笑)
・まあ約束事の少ない森保ジャパンだから、特にそういう特徴が強調されてしまうのかも知れませんが。
・とりあえず先発で使える選手ではないようですね。
・セレッソに貸し出して、ロティーナに教育してもらったらどうだろうと、結構真剣に思いました。(笑)
・セットプレーを任されるくらいだから技術自体はあるんでしょうし、もったいない。
・ウズベクは、強かったというかちゃんとしていたというか。
・そしてやっばり、"アジア"人ではない。
・どんな戦術を与えられてもどうも"お仕着せ"っぽくなってしまう特に西アジアの選手たちと比べると。
・DNAがよりサッカー向きに出来ているというか、サッカー的組織に従う様が板に付いているというか。
・勝っても何か、劣等感が。たいがい。
・勿論"ヨーロッパ"を基準として言っているわけですけど。
・何が違うんでしょうね。本当にDNAなのか。

中央アジアで最大の人口を抱えるテュルク系民族で、容貌的にはモンゴロイドを基本としてコーカソイドが濃厚に入り混じっている。(ウズベク(人)Wiki)

・"テュルク"というのは物凄く雑に言えば"トルコ"で、そのトルコがサッカー的にUEFAの中で異彩を放っていないわけでもないわけですが、その差異も東西アジアを尺度としてしまった場合は些細なものになるのか。
・コーカソイドがそんなに偉いのか、クソ。(笑)
・そんなに勝たなくても良かったようですが、勝ってグループ1位で予選通過となりました。



色々と複雑な気分になった試合

アジア杯2019ラウンド16 日本代表 〇1-0● サウジアラビア代表(Zayed Sports City)

GK 権田
DF 酒井宏、吉田麻、冨安、長友
MF 遠藤航、柴崎、堂安(→89'塩谷)、原口
FW 南野(→77'伊東)、武藤(→90+2'北川)


・なーにが4-1-2-3だ、サウジの分際でと、スタメン表を見た時は思っていたわけですが、結構ほんとにちゃんとしてましたね。(笑)
・おおむねポジショナルなポゼッション。
・それでもまだ前半は余裕があって、サウジがボールを持ったからそれが何だと言うんだ、ポステコグルーのオーストラリアに技術的限界があったように、サウジ(ないし西アジアのチーム)には精神的限界がある、どうせ三日坊主だよと、基本的にはそういうトーンで"感想"も考えていました。(笑)
・ただ後半の攻められっぱなしには、さすがに理の支配の優位を認めざるを得なくなるところがあって。
・サウジのボールの持ち方の理と、対する割り切ってボール保持を放棄した日本の対処と、双方のではありますが。
・ちなみに一応言っておくと、何人かの人が「ハリルを切っておいてこのサッカーかよ」的なことをおっしゃってましたが。
・ただ協会の公式的な理由付けとしては、「ハリルでは勝て(そうに)ないから」首を切ったということだったわけで、要は勝てばいいわけですよ、協会の"正当性"の問題としては。
・別にポゼッションサッカーをする為に監督を替えたとは言ってないし、スタイル選択の問題という理由はあるとしても一部でしかない。
・勝つ為の"手段"の一部というか。
・いずれにしても森保監督に言ってもしょうがない。森保監督自身、就任当初からポゼッションに特にこだわるというような言動も行動もしていないはずですし。
・...とは言うものの。
・あそこまで釘づけにされるとさすがに。
「人数で守ってゴール前のコンビネーションで攻める」という僕のイメージを越えた事態だったのは確か。
・セカンドボールの回収も運任せでは、さすがに"プラン通り"とは言えない。
・一方で・・・

・広島サポや森保サンフとの対戦経験が豊かな方面からは、これでいいんだいつものやり口だという落ち着いた感想も少なからず見られてはいました。
・僕自身がはっきり知っているのはあくまで(兼任)代表監督就任以降なので、ここまでは落ち着いていられなかったんですが。(笑)
・いや、この試合自体については割り切ってやっているのは分かりましたが、どこまでがチーム作りの構想内なのかということ。
・例えばアジアでこういう試合をやることまで、想定されていたのか。
・僕はしてなかった。(笑)
・まあでも"間"(あいだ)が無いなというのは、アンダー代表の時も感じてはいたか。
・"下がるところまでは下がる"という押し引きが余り無くて、行くか下がるか二通りの傾向があるとは。
・それはあんまり歓迎出来ないかなあ。"リスク"と"消耗"の両極端になってしまうというか。
・例えば西野さんはもう少しぼかすやり方が出来て、それがアトランタやブラジルでの西野さんのチームの良さの重要な部分だったと思いますが。
・森保さんはそういう意味では"はっきり"している。ぼけない。
・CBとFWに強みがあるチーム(国)なら、それでもいいのかなと思うんですけど。
・この守り方からどうやって計画的に、ゴール前での人数の集中使用に持ち込むのか。
・ちょっと見えなかったかなあ。
・ロングカウンターか放り込みになっちゃいますよねえ、どうしても。

・それを直接的に肯定しないとしても(笑)、武藤がフィットして来たのは好材料ではありますね。
・ウズベキスタン戦の"調整"を経て。
・本来そこまでそういう持ち味の選手ではないにしても、スピードでの裏取り、それこそ"ロングカウンター"要員として、大迫との差別化がようやく出来たという感じ。
・チームスタイル的には、むしろそっちの需要がメインになる可能性すらあって、大迫の方が"変化""加算"要員になるかも。
ドログバ的に使われるというか。(笑)
・まあ大迫に依存するよりは、柔軟性のあるチーム編成にはなると思いますが、その方が。
・ワンダー3的なものとの兼ね合いをどうするかは問題ですが。
・ワンダー2か、ワンダー1になるかも知れない。
・ロングカウンター・・・と、言っていいのかなあ。
・結局佐藤寿人はどう使われてましたっけ。
・"裏取り"なのはそうだとしても、何かもう少し曖昧なやり方をしていて、だから"ポゼッションカウンター"と森保サンフは言われていたはず。
・この日の姿はそのイメージに沿ったものなのか、それ以上(または以下)のものなのか。
・うーん。
・一つの"極"なのは確かで、いつもこうするつもりは無いんでしょうけど。

・最初の話に戻ると、サウジが怖かったかというとそれは全然怖くなかったです。
・どんなにボールを持てても、結局日本のミスか偶然からしか、シュートまでは持ち込めていませんでしたからね。
・オーストラリアがパワーサッカーの時の方が怖かったように、サウジも結局、横着カウンター(笑)の時の方が怖い
・今のところはね。
・ちなみにそういう感想は、ハリルジャパンも持たれていましたよね。
・日本は弱くなった、ボールを回さない日本なんてと。
・"最終予選"後にどういう評価になったかは、結局確認出来なかったわけですけど。
・この試合はむしろやっぱり、そんなサウジにたまにチャンスをやってしまう、引きこもった割りに"堅守"じゃない日本の守りの方が、気になりましたかね。
・プレスや回収との兼ね合いというか"割合"の合理性連続性が、どうもやっぱり足りなかった気がするんだけどなあ。
・結論ありきの引き方になっていたというか。
・それで守れるのは、サウジ相手まででしょう。
・だから総論反対では必ずしもないけど、内実やディテールには少なからぬ疑問があるというのが、僕のこの試合ないし今大会ここまでの森保ジャパンへの評価です。
・"スタイル"もむしろ、ディテールを精査することによって固まって来る気がします。必然的なバランスが。
・次ベトナムですか。
・手頃な相手でしょうからここらで"強者(きょうじゃ)のカウンター"でも見せて欲しいと言いかけましたが、武藤いないのか。
・大迫が復帰するとポゼッション気味に、北川だと・・・どうなるんだ?結局。(笑)
・まあ考える時間が欲しいので、とりあえず勝って更に試合したいですね。(そんな理由)


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アジア杯オマーン戦雑感
2019年01月15日 (火) | 編集 |
うーん。

アジア杯2019 日本代表 〇1-0● オマーン代表(Zayed Sports City)

色々問題があるのは分かり切ってるわけですが、要するに"何"を問題だと思っているかが問題かな?


GK 権田
DF 酒井宏、吉田麻、冨安、長友
MF 遠藤航、柴崎、堂安(→84'伊東)、原口
FW 南野、北川(→57'武藤)



・オマーン弱かったですね。
・守備力はトルクメニスタンより若干マシな程度、そして攻撃力はトルクメニスタンの3割減くらいの感じ。
・ドリブル等の個人能力は、ひょっとしたらトルクメニスタンより上なのかもしれませんが、組織力、ないしトルクメニスタンが持っていたような攻撃の要領・コツのようなものが特に無いので、日本が変なミスをしない限りやられる気配は無かった。
しない限りね。するわけですが。(笑)
・ともかく何というか、いつもの"アジア"クオリティで、監督がファーベーグと言われてもふーんという感じで、別にハンバーグ師匠(by井戸田)とかが監督でも、結果変わらなかったんじゃないのという。
・なかなかね、ただ"外国人"監督なんて連れて来ても、容易に変わらない様子は見えますよねアジア各国は、ヒディンクくらいの影響力があるか、トルシエくらい懐に入って来るか、ポステコグルーは・・・と思ったら、"オーストラリア人"なんですねあの人、だから言う事聞かせられたのか。
・外国人監督の"目を盗む"なんて簡単ですからね、多分。どうせすぐいなくなるんだろう?という、「大臣にたいする各省の官僚」的な心情というか。(笑)

・それはそれとしてそれにしてもの、我が軍の放埓ぶりでした。
・森保監督の守備が必ずしも"堅く"はない、細かい約束事は無いというのは、初期のアンダーカテゴリーでの仕事を見ているだけで割りと早々に分かることではあるんですが。
・だからと言って特に"崩壊"しそうな様子があったわけではないので、つまりは現状は、要するに攻め過ぎ、攻めに引っ張られた結果のバランスの崩壊、"細かい隙"が"大きな亀裂"になっているという、そういうことでいいんだろうと思います。
・最終的にはだから、(最初そうだったように)3(5)バックで人数揃えることによって解決することになるのかも知れませんが、それだとワンダー3を使い切ることも難しくなりますし、ぎりぎりまでやっぱり4バックで、何とかバランスを模索することになるんだろうと思います。
・ここらへんは何というかねえ、例えば岡田監督も、"守ろう"とすればかなり堅いチームを作れるのに、守ろうと"しない"と途端に穴だらけのチームになってたし、西野監督は言うに及ばずだし、日本人監督の"伝統"というか限界みたいなものは、今のところ感じてはしまいますね。
・こうすればいいという処方箋や教科書は、ちょっとネットを見るだけで(笑)そこら中に転がっているようではあるんですけど、何が"言うは易し行うは難し"という状況を、ここまで温存させているのか。
・根本・・・というか"先行"する条件として日本人「選手」の方の問題があるのはあるとして、どちらが先に"変わる"べきかと言えばそれは多分、「監督」の方なんですよね。
・先に"変わった"監督が来て選手の違和感や不満を押さえながら言う事を聞かせて成果を出して、その成功体験を見てその国の世論や伝統も少しずつ変わって選手も変わって行くと、各国そういう順番で事が動くのが通例に見えますが。
・当然ながら、どんなに"意識の高い"選手がいたとしても、現役選手一人二人の影響でチームが変わるなんてことは、まず無理。
・"壊す"方なら出来るでしょうけど。「監督の言う事を聞かない」という形で。

・話戻して岡田も西野も森保も"駄目"だとして、ならば次の世代には"変わった"監督たちが待機しているのか、そういうことが"いつか"起こるのかと言うと、どうも僕にはまだそういう情景が上手く思い浮かべられません。
・戦術クラスタが大好きな山口の霜田監督とかも、むしろ"危うい"タイプの監督に、現状見えますし。(笑)
・そういう方向にしか、日本人監督の「先進」性は向かわないというか。
・"ポジショナルプレー"が本当に攻防一体、つまり"攻撃的"先進性の欲求を満足させつつ守備も壊さないものならば、それは本当に有難いものなので是非採用を検討すべきなのかも知れませんが。
・ちょっと派手に流行になり過ぎたので、今からというのもなかなか照れ臭い(笑)というか、むしろ"始まって"なければいけないタイミングというか。("協会"レベルで)
ロティーナがいきなりセレッソで優勝でもしてくれると、タイミング的にはぎりぎりセーフでとんとん拍子・・・みたいなこともあるかも知れませんが。(笑)
・ほんとはリカルド・ロドリゲスがねえ、"突き抜けて"くれる予定だったんですけど僕の中では。(笑)
・言っておきますけどリカ・ロドが駄目だったのは「攻められるけど守れない」とかそういうタイプのものではなくて、もっと全体的にチームが行き詰まる、攻められるし守れるのに、勝てない、安定しないという、そういう現象だったわけです。
・一つ一つのやり方自体に問題があるようには見えなかったので、後は勝てれば良かったんですけどね、勝てないんだなあ。(笑)
・いずれにしても、上で監督"たち"と言ったように、ある程度世代的にというか同時多発的にというか、そういう"変わり"方をしないと、「代表監督」にまで上り詰める為の"くじ"引きは突破出来ないだろうと思います。
・またそういうスケールの変化じゃないと、対応する選手の育成・補充も追い付いていないでしょうし。
・奇跡を待っても無駄だし、奇跡では解決しないと思います。
・これまで"奇跡"の夢を担って来たのは専ら外国人監督たちだったわけですが、特にザック以降の3代を見ていると、外国人監督は"外国人"監督というだけで、ある種の伝達・教育能力の限界というものを、やっぱり感じてしまいますし僕は、上でも言ったように。
・欧州的「正論」に近付くにしても、何か媒介は必要で、それは"日本人"(監督)である可能性は高いと思います。
・「南米」というしばらく忘れられている選択肢にも、ひょっとしたらまだ可能性はあるかも知れませんが。
・"Jリーグ"というワンクッションを経ての。
・一回完全に忘れられたのは、「欧州」一直線という方向を日本が向いたからですが。
・ただその"直線"性の問題、直線の不可能性を、どうしても僕は最近は考えてしまうので。
・何かないかしらと、色々と目を向けようとはしているわけです。
・"南欧"という意味でのスペインには、実際悪くない感触を感じてはいる(た)んですけどね、=ポジショナルという意味ではなく。
・西北東ヨーロッパにはない(日本人への)"汲み取り"能力は、確かに感じるんですけど。
・今も進んでいる交流の中で、何かが起きるのか。

・森保ジャパン単体に関しては、多難と言えば多難ですが、簡単と言えば簡単な気もします。
・バランスを整える、要はそれだけでしょう。
・色々言えば言えるんでしょうが、そもそも森保監督が、そんなに細かいチーム作りを考えていたようには、自分に"夢"を見ていたようには、僕には見えない
・こことこことここを抑える、後は状況次第という、それくらいのイメージだったろうと。
・だから"穴"を直接潰しにかかるよりも、穴が開かないよう、少なくとも大きくならないよう、考えるのはそういうことだろうと。
・平常心ならばね。
・ただ動き出したチームの中で、"上手く行き過ぎた"ワンダー3の夢に、どこまで森保監督が引っ張られるのか欲を出すのか、そして広島ともアンダー代表ともひと味ふた味(笑)違うだろう、代表選手たちのかしましい"エゴ"に、どこまで森保監督が受け身にならないでいられるか。
・それ次第では本当に崩壊する、お先真っ暗な可能性はあるかと思いますが、そうでなければいずれ"程々"のところに戻って来る、微妙な"退屈"を基調とする本来の"森保監督の"チームに、スパイスとしてトップ選手たちの個人技を加えたような、そんなチームに落ち着いて行くのではないかと、そう思いますが。
・完璧も理想も、"原理"も目指していないだろうと思うので、元々。
・現象的に言うと、どんなにバランスが悪くても、"崩せる"というのは実に貴重なことなので。
・崩せる選手の質とコンビネーションを持っているのは。
・持っていないチーム・国がどんなに望んでも、そうは得られないものを。
「アタッキングサードでの崩しは世界一!」だそうですしね。(笑)
・だからその"武器"を、どう全体の中で位置付けるのか。
・例えば「全体」自体を良くすることを諦められなかったザックは、"位置付ける"というタイプの配慮は最後まで出来ていなかったと思います。
・「良いサッカー」をしようとし過ぎていた。それが逆に崩壊を招いた。
・森保監督の場合はそういう意味では、もう少し割り切った思考を出来る人/している人ではないかなと。
・広島での仕事を見ていても。
・「要はこうだろ?」というミニマムな思考を持てる人というか。
・人数で守ってゴール前のコンビネーションで攻める、こう言ってしまうと随分安易な気もしますが。(笑)
・その妥協点をなるべく高くしようと、今は苦心している最中なのかなと思います。
・...なんか逆に久しぶりに、アンダーカテゴリーでの指揮を見たくなって来ました。
・しばらく離れている内に、フル代表での成功と失敗を経て、森保監督がどう変わっているのかいないのか、そっちの方が現状がよく見えるのではないかなと。

・個別で「大迫」問題ですが、基本的には「大迫の代わり」は、多分ハナから森保監督は求めていないのではないかと思いますね。
・そういう人選にはなっていないし、行きがかりは別にして北川も、それを求めて選ばれている使われているわけではない。
・勿論武藤も。
・基本的にはやはり"2トップ"であって、それぞれの組み合わせでやるのであって、必ずしも「大迫ありき」でチームを作っているわけではない。
・前後の細かいことは忘れましたが、一応立ち上げの試合小林悠で始まってますし。
・これもワンダー3の件と同じで、上手く行き過ぎることによって依存が高まった、そういう行きかがりだったと思います。
・アンダーの方では、「ポストプレーヤーを置かない」のが一つの特徴になっていたりしたわけですし。
・そんな形が決まっているわけではないぞと。本来は。
・あくまで本来はですけど。
・大迫が離脱する中で、オーバーアタックが問題になる中で、この大会の中でまた違う顔を出して来る可能性はあるかと思いますが、出して来るほど平常心でいられているかは、僕もあんまり自信は無いです。流されて終わりかも知れない。
・とりあえずやっぱり、原口の貴重さが増してますね。色々頼りになるわ。
・「大迫シフト」と「ポストプレイヤー抜き」の中を取って、原口CFとかやってみたらどうなるのかなという。
・やらないと思いますが。(笑)
・それくらいなら、"北川を諦めない"方に行きそう。
・北川は例えば、武藤あたりとの2トップで使ったら少しは持ち味を出せるのか。
・"虫干し"に使うらしい次のウズベキスタン戦では、実現する可能性は結構ありそうですが。
・とにかく色々行き詰まりが見える中で、上手く使って欲しい"消化試合"ですね。
・乾も久しぶりに見られるのかな?


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アジア杯トルクメニスタン戦雑感
2019年01月10日 (木) | 編集 |
結構危なかったですね。

アジア杯2019 日本代表 〇3-2● トルクメニスタン代表(Al Nahyan)

そこまで"時間の問題"でもなかったし、(先に)もっと点を取られる可能性も十分にあった。


GK 権田
DF 酒井宏、吉田麻、槙野、長友
MF 冨安、柴崎、堂安、原口
FW 南野(→73'北川)、大迫



・トルクメニスタンはいかにも国際経験は足りなそうですし、"強い"とはそれは言えないですけど、さりとて"弱い"と切り捨てるのも、抵抗のあるチームでした。
・逆に国際経験が少ないせいでもあるんですかね、何か独自の"完結"の仕方をした、面白いチーム。
・何ですかね、あのカウンターの独特の効率性は。トレンド的にどうなのかはよく分かりませんが。
・5-4でベタ引き、のはずなのに、カウンターのスピード感はむしろショートカウンター的というか、"長い"距離を走って来るタイムラグ感が無い
・むしろ森保ジャパンの"2シャドー"(3シャドー)アタック的な、短い距離で一気に爆発する感じの攻撃。
・ワームホールでもあるのかという。(笑)
・直接的にはやっぱり、"インターセプトして一気に加速"という攻撃パターンがかなり染み付いているということなんでしょうけどね。
・同様にいかにトップスピードの味方にボールを渡すのかというイメージも、共有されている感じ。
・そして前を向いたらシュート。ゴールが見えたらシュートというか。
・非常に明快・剛直(笑)という感じですが、しかしその"シュート"を無謀に終わらせない、キック力とキック技術を、しっかり持っている。
・いや、ほんと、キックの質は全然馬鹿に出来ない。
・最初のコーナーキックの時とか、びびりましたよね。(笑)
・恐らくは「国内最強チーム+α」(監督も同じ)という構成の堅実さが、こういう練度を生んでいるんでしょうけどね。
・まあプレスにしろブロックにしろ、一通りの常識は身に付けている感じではありましたが、それ以上にそれらを前提としての"カスタマイズ""適応"、まとめて言えば「個性化」みたいな部分が、凄くしっかりしている感じ。
・常勝単独チームならではというか。
「讀賣クラブ単独の方が全日本より強い」みたいな、そういう時代感なんですかね(笑)、分かりませんが。
・"チーム"好きの僕としては、こういうのは嫌いではない。
・変な中東のチームとやっているより、よっぽど楽しかったですね。

・日本代表の問題としては・・・どう攻めるかなという。
・いや、単純に"攻めあぐむ"ということではなくて、"選択"の問題として。
・この日のように5-4でスペースを消された時に、例えば解説が言っていたように徹底してサイドを突き続けるというのも一つのオーソドックスな方法ではあるんですが。
・ただその"無い"はずのスペースを、意外と得意の細かい中央突破で、崩せてもいた。
・それは一つには、トルクメニスタンのブロック守備が見た目ほど堅くなかったというのがあるんだと思いますが。
・そこらへんはあれですかね、元が「国内最強チーム」なだけに、そんなに守り慣れていないというか基本のマインドが攻撃的とか、そういうことがあったんですかね。
・まあ分かりませんが。
・とにかくまあ、ストレートに即興的に行って崩そうと思えば崩せなくはないけれど、効率や安全性や心掛け(笑)としては、やっぱりもっとサイドアタックというかチームアタックを、徹底してやるべきなのかも知れない。
・これらは勿論、どちらかという問題ではなくて両方でいいはいいわけなんですが、ただその場合は「Aかと思えばB、Bかと思えばA」的な、一つ一つをきっちりやりつつ手口の幅でひたひたと相手を圧迫するような感じが、"引かれる"強いチーム側には欲しい。
・この日の日本代表の場合は、どちらでもやれないことはないから何となくその場その場で思い付きや楽そうなこと(笑)をやったという感じで、結果的なクオリティは見事ではありましたが、戦い方としては少し危ういものを感じました。
・相手が強くなったら通用しないんじゃないかという。
・持っているものは既に十分だと思うんですけど、チームとしてもう少し決然としたものというか意識的なものというか、そういうものが欲しかった気がします。
・今回は勝ちに来ている大会で、一回の"教訓"でそのまま敗退してしまう可能性もありますし。
・そういう場合は多分、まず徹底的にサイドを突くという意思統一が、普通はされるんでしょうね。
・例えばザックやハリルなら、そうするでしょう。
・それ"しか"しない可能性含めて。(ザックは初期のイメージ)
・森保さんは多分そこまでの意思統一も、まだやってないっぽい。
・やってないなりのコントロールというか。
・"縦に速く"という意識付け自体は既にかなり血肉化されている感じですが、その軸の周りは結構ラフというかフリーな感じ。
「意識付け」「意思統一」違いというか。

・その"縦に速い"ことの定着の一つの成果というか派生的に今後面白いかなと思ったのが、中島の代理として入った原口の"サイド"でのポスト
・ボールは出て来る、ただその受けどころとして大迫だけでは負担が大き過ぎるので、そこに原口というバリエーションが加わると、結構いい感じかなと。
・今回はあくまで"代役"だったでしょうが、中島に無いものとしての原口の存在価値という意味でも。
"あえて"原口を使う場面が、増えるかもしれない。
・まあ中島も、"キープ"という意味では預けどころにはなるんですけど、ちょっとまたそれは違う話。
・とにかくこの日の原口は、色々と頼もしい感じでした。
・(駄目押しの)3点目を決めた堂安ですが・・・。
・どうもここまで見て来て、上手いは上手いんですけど意外と肝心なところで急ぎ過ぎて細かいミスをする場面が目に付いて、本当に競った試合とか欲しい1点の場面で、計算出来る頼りになる選手かどうかは、まだまだこれからという感じ。
・南野の意外(?)なミスの少なさや、中島の"不動"ぶり(笑)に比べると。
・年齢の問題もあるかも知れませんが、割りと浅野伊東系"スピードスター"の「そそっかしさ」に、近いものを感じなくはなくて。
・まあ大迫もそうですが南野も結構替えが利かない感じで、休ませたのも分かる気がします。
・大迫も休ませたいところではありましたが、確かにまだそこまで安心出来る感じでもなかった。
・それでも休ますかなと思いましたが、武藤の試運転とかも兼ねて。
・これまでも「親善試合で主力引っ張り過ぎ使い過ぎ」という指摘は森保監督にはあったと思いますが、多分基本的には引っ張る監督なんだろうなと思います。
・試合ごとの入れ替えとかは、積極的にやるとしても。
・それとはまた少し違う話かもしれませんが、柴崎も結構しつこく使うというか期待するというか、重用している感じがしますね。
・まあ今回は期待の守田が離脱して、ベテラン青山のコンディションも不安とか、そういう事情もあるんでしょうが。
・そういう割りと一択的な起用傾向が、逆に"ベストメンバー"の嵌め方の上手さに繋がっていたりするのかなと思いますが。
・つまりあの"3人"の魔法。
・魔法は見ようとするから見えるんですね。心の綺麗な人にだけ見えるというか(笑)。(妖精?)

・まあ、始まりましたね。トルクメニスタンにとっては"W杯の代わりの大きな大会"が。(なんかあの話切なかった(笑))
・現地が暑いのかどうか、画面ではあんまり伝わって来なかったんですけど、どうなんですかね。


テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
森保ジャパン(A) '18.11月2戦 [記録用]
2018年11月23日 (金) | 編集 |
後で確認する用。


キリンチャレンジカップ2018 日本代表 △1-1△ ベネズエラ代表(大分スポーツ公園総合)

GK シュミット・ダニエル
DF 酒井宏樹
DF 吉田麻也
DF 冨安健洋
DF 佐々木翔
MF 遠藤航
MF 柴崎岳
MF 堂安律 (→77'杉本健勇)
MF 中島翔哉 (→68'原口元気)
MF 南野拓実 (→77'伊東純也)
FW 大迫勇也 (→68'北川航也)


キリンチャレンジカップ2018 日本代表 〇4-0● キルギス代表(豊田スタジアム)

GK 権田修一
DF 室屋成
DF 三浦弦太
DF 槙野智章 (→61'吉田麻也)
DF 山中亮輔
MF 三竿健斗 (→59'柴崎岳)
MF 守田英正
MF 伊東純也 (→59'堂安律)
MF 原口元気 (→72'南野拓実)
FW 北川航也 (→72'中島翔哉)
FW 杉本健勇 (→59'大迫勇也)


・フォーメーションはあえて言えば、やっぱり2トップなんだろうなと。
・特にプレスをかける時は、分かり易く2枚で行ってますよね。

・全体的に、やり方の"簡単"さのいいところと悪いところが、はっきり出たシリーズではあったかなと。
・"簡単"だからメンバー変わっても問題なく(生き生きと)出来る時間帯があるし、一方で"簡単"だから混乱し始めると歯止めが利かなくなる時間帯もある。
・一軍と二軍の違いは現状明らかではありますが、ただ「一軍」の中に「二軍」が出て来たそれまでの試合に比べると、最初から二軍で始まったキルギス戦は、それなりに見込みがあるように感じました。
・少なくともハリルの東アジア選手権のような、どこまで行っても救いがないような感じではなかったと思います。
・どちらかというと一軍の"出来過ぎ"という色合いが強い、そういう2018年とまとめておけば、そんなに誰も不幸にはならないのではないかと。(笑)
・上手く行ったのはめでたい、行ってない場合も別に絶望ではないと。

・伊東のシュートの時のテンパり具合は、いっときの浅野を思い出す。
日本型スピードスターの特徴なのか。(笑)
・岡野雅行以来の伝統?(笑)
・体のスピードに、頭がついて行かないというか。(笑)
守田呆れるほど上手い。
・全然知らなくてごめんなさいという感じ。(笑)
・"守田達弥"しか知らなかった。(笑)
・対して三竿のプレーの堅さは、それゆえに永遠のバックアッパーかも知れない感は漂いますね。
・十分上手いんですけど。
・とりあえずアンカー(ワンボランチ)をこなせるようには、育成しといてもらいたいですが。数少ない候補ではあるので。
・ダニエルのキック力
・"キック"って上手いとか下手という以前に、まずは"力"ですよね。
楽に「届く」からこそ、コントロールも楽に出来得るわけで。
・そこが日本人選手の、一般に辛いところでもありますが。

また来年。(笑)


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