ヴェルディ、代表、二次元、女子バレー 他
残りの試合、残りの疑問(ヴェルディ全日程終了)
2019年11月25日 (月) | 編集 |

10/19 37節 H甲府戦 〇2-1
10/27 38節 A横浜戦 ●1-2

11/2 39節 A福岡戦 ●0-2
11/10 40節 A千葉戦 △0-0
11/16 41節 H徳島戦 ●1-2
11/24 42節 H岐阜戦 〇5-1

"残り"というのは、僕が書いた残りという意味。
勝手ですね。(笑)
一応全試合ブログ上でカバーしたぞという、余り意味のないアリバイ作り。
でも一度こういうのを切らすと、本当に"切れ"そうになるので。(まあ別に切ってもいいんでしょうけど)


・最終戦後の永井監督の挨拶には、正直がっかりしました。
・現役時代の勇み足も含めての活発な発言や発信、"対照"として選手としての引退セレモニー挨拶での、エモーショナルさと半面の妙に地に足のついた力のある言葉の記憶。
・そこからすれば、例え「解決策」などは提示されなくても何なら「筋」すら通ってなくてもいいから、何か手応えのある"言葉"が聞けるだろうと期待しましたが、最後まで市長の挨拶風で終始。
・疲れてるというか萎えてるというか、目も死んでるように見えたというか。
・変なコンサルかお目付け役でもつけられてるんじゃないだろうなとすら。(笑)
・永井秀樹はどこへ行った。
・とにかく退屈というか平坦というか、まるでフィールド上で展開されている・・・みたいな話は今日はする気は無いんです絶対しませんしませんたら。
・皆さん一年間お疲れさまでした。(唐突)


結局「羽生」のチーム?

・対照的に"饒舌"な印象だったのが羽生社長で、まあだいたいいつもこの人は、言葉の内容以上の感情の揺れの見えやすい人だと思いますが。
・こんな成績で悔しいと、それはいいんですけどどうも気になったというか引っかかったのが、だから「いいクラブにする」「強いチームを作る」(チームを強くする)という二つの目標が、パパパッと一つの流れで同じ比重で口にされているように感じたこと。
・いや、社長の直接の仕事はあえて言えばこの二つで言えば「いいクラブにする」方で、「強いチームを作る」のはGM以下の他の人の仕事なのではないかなと。あえて言えば。
・どうも二つの目標のゼロ距離感というか別の言い方をすると「俺が(全部)やるんだ」感が過剰過ぎて、「社長」の挨拶としては違和感がありましたね。
・ま、昔からですけど。
・で、先々週あたりに(笑)ふと頭をよぎったこと。
・2010年6月に羽生氏がヴェルディの社長に就任して。(羽生英之Wiki)
・その当時の監督の川勝さんは前体制からの居残りですから、羽生社長自身が"呼んだ"監督としては2013年の三浦泰年監督以降になるわけですね。(以下、東京ヴェルディ1969の年度別成績一覧Wiki)
・三浦泰年、ロティーナ、ホワイト、永井秀樹。
・高橋代行や代行から流れで昇格した富樫監督は、一応別にして。
・それで言うなら永井監督も"別"になりそうですが、それについてはまあ後ほど。
・とにかく当時を知る人ならよく覚えているでしょう、「この人に懸ける・この人を信じている」的な結構大層な意気込みで羽生社長が引っ張って来た三浦泰年監督、と当時耳慣れなかった"ピリオダイゼーション"という掛け声。
・それが川勝時代の5-5-7位から13位-20位と結果だけ言えば散々な成績に終わり、代行上がりの富樫監督の二年間(8-18位)を挟んで、その後ご存じのロティーナ、ホワイト、永井秀樹と続くわけです。
・その内慎重居士のロティーナ翁を除いて、泰年・ホワイト・永井秀樹と並べると、何か共通する好みというか、「意気込み」と「軽み」のコンビネーションが浮かび上がりませんか?(笑)
・軽みというか、危うさというか。場合によっては基盤の弱さ。
・ロティーナは勿論違いますが、"先進"の意気込みと"突然スペイン"の前のめりさは共通で、ただ当時のある種の"スヘインガチャ"の中からたまたまヴェルディが引いたのがロティーナだったような気もしないではない。
・リカルド・ロドリゲスだったかも知れないし、エスナイデルだったかも知れない。
・例えばこの二人なら、「泰年・ホワイト・永井秀樹」の"流れ"の中に入れても、さほどの違和感はないでしょう。(笑)
・この見方はなぜそれにしても、ホワイトのような(タイプの)実績の監督を突然連れて来たのかなという、当時から多くの人にあったろう疑問の、一つの答えになるかもしれない。
・要するに好みだったんでしょう、タイプ的に。
・ロティーナは必ずしもロティーナだから連れて来たわけではないけれど、ホワイトはホワイトだから連れて来た。(のではないか)
・そして永井監督ですが、なぜ彼を単なる緊急登板の代行監督として高橋真一郎氏や冨樫監督と同列に扱わないかというと、正にその"緊急"登用の緊急性、前後からすると永井監督のS級取得に合わせてホワイトの"片付け"を準備していたようにすら見える、実績の薄さからしてもやや強引な昇格のさせ方が、三浦泰年の時にも似た強めの"意思"を感じるという事です。
・まあどうでしたかね、冨樫監督もユースでは割と"先進"を謳っていたような記憶がありますし、その後スペイン留学とかもしているわけで、単純に一つの流れで見てもいいのかも知れませんね。
冨樫&永井は(ユース監督出身という意味も含めて)同タイプで、ただ就任の経緯が前者は仕方なく後者はより意図的という、それだけの違いかも。
・つまり三浦監督から一貫して、羽生社長の強い"好み"で、ヴェルディの監督人事は動いているのではないかということ。
・羽生"なんちゃって"GM社長の。"派手なところだけ取り"GM社長の。
・その「好み」の中には、「栄光」としての"先進"のイメージも、欠かせないものとして入っている。
・勿論その栄誉を誰よりも受けるのは羽生社長個人。俺の素晴らしいかっちょいいサッカーを実現する俺のクラブヴェルディ。
・まあ力関係的に当然のところもありますし、結果が良ければ別にそれでもいいのかも知れないですけどね。

・見ての通り根拠というほどのものは無いですし、昔から読んでいる人は知っているでしょうが(笑)僕は一貫して人としてこの方を信用も尊敬もしていないので、そういうバイアスが入っているだろうことは予め言っておきます。


永井監督の狂気と正気

・冒頭の"挨拶"の話をうっすら引きながら。
・監督永井秀樹は、狂気の人なのか正気の人なのか。

・僕が就任当初割と永井監督に好意的だったのは、勿論あからさまな準備不足で就任した監督への同情・猶予という要素はありつつ、簡単に言えば面白かったからです。
・戦術自体の内容はまた別にして、それを実行する上でのただならぬ緊張感、潔癖さ・ひたむきさ、表面"静かな"サッカーの中に感じる圧力の高さ。
・そこに刺激されるものがあった、ともかく見守ってみたい面白みがあった。
・で、てっきりそういう人なんだろうと思ってたんですけどね。
・つまりサッカーの"戦術"派(雑な言葉だなあ・・・)の監督を、仮に「狂気」派(自らの好みのないし正しいと信じる秩序の実現を強迫観念的に目指すタイプ)と「正気」派(存在すると想定している"客観"的秩序に忠実たらんと近付いて行こうとするタイプ)に二分した時に、前者のタイプなんだろうと。
・これは別に「戦術」のタイプでは必ずしもなくて、例えばポジショナルプレーならポジショナルプレーを、"狂"的なアプローチでチームに仕込むことも"正"的なアプローチでチームを誘導することも両方可能だと思います。適宜人と戦術の色合いに応じて、相応しいようにやればいい。
・前者には強引にもチームをまとめて行ける良さがありますし、後者にはチームを落ち着かせる良さがある。
・問題は永井監督が、「狂」的に行くのかと思ったら案外そうでもなかったこと。そうでもないように見えて来たこと。
・やってることの危なっかしさや「保持率100%」とかいう文言はいかにも"狂"的なんですが、チーム・試合に漂う雰囲気は・・・
・そして僕の眠気は。
・何か本来情熱とテンションで選手を巻き込んでいかないと実現しないはずの極端な戦術を、一通り説明すれば出来ると勘違いしているような。
・狂気にしては勢いがないし、正気にしては穴が多いしという、どっちつかずというか悪いとこ取りというか、そういう状態になっているように見えて来たんですね。
・なぜそんなことになっているのか、試合を見ている範囲で想定していたのは、永井監督の"狂気"の必要性の自覚不足、あるいは"正気"の過大評価。
・正気で出来る範囲の過大評価でもあり、また自分のプログラムの狂気性の認識不足でもあり。
・これは相当に頑張って、狂気の範囲まで正気である種物量的に埋めていかないと、ある程度以上に行かないのではないか。
・物量的にというのは、パターン的な練習の量と特定選手の個人能力ですけど。
・それでもなんかスピード感的に間に合う気がしないなあと、一つの穴を埋めるのに相当の時間と幸運が必要っぽいなあと、そんな感じで見ていたんですが。
・チームというのはこつこつ作るものでもありますけど、その都度"一気に"作るものでもあるので。
・その為に"狂気"の融合力や(十分な根拠のある)"正気"の合理性が必要なので。

・...ただどうなんですかね、冒頭言った"挨拶"の様子を見ると、就任以来の数か月で相当に疲れている、初体験の嵐に翻弄されて萎えている感じも窺えたので。
・やはり来季改めて最初から、"本来の"監督永井秀樹が姿を現すのを、待ってあげてもいいのかも知れないなと、一応は思い直しました。
・その時は"必要十分な"「狂気」も、自然に復活しているのではないかと。(笑)
・そんな感じで締めておきますか。
・ではまた来年。
・来年も書きたいことが出来たら、書く感じで。
・書きたいことがあって、それを読みたいという人が自分以外に一人でもいるなら・・・。(何を言っている)
・ゼロ人なら、さすがに書かないかも。
・でも書くかも。(という、僕の狂気)
・はい、疲れてます(笑)。今季は殊に、疲れました。
・サッカーって何が面白いんだっけ、というここ半年くらい。代表も含めて。(笑)


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"フォーメーション"今昔と戦術運用における身体性的な何か/東京V-岡山(’19)、琉球-東京V(’19)
2019年10月14日 (月) | 編集 |
J2第35節 東京V ●1-2〇 岡山(駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場)

GK 上福元
DF 若狭、近藤、内田 (→59'新井瑞)、奈良輪
MF 山本理、クレビーニョ、梶川
FW ジャイルトン、李 (→90+1'カン)、森田 (→87'澤井)


J2第36節 東京V 〇5-1● 琉球(タピック県総ひやごんスタジアム)

GK 上福元
DF 澤井、若狭、近藤、奈良輪 (→86'平)
MF 梶川、井上潮 (→90+1'藤田譲瑠チマ)、クレビーニョ、森田 (→77'新井瑞)
FW 小池、ジャイルトン


・岡山戦は無視して、琉球戦のみについて書きます。
・書きたいことが出来た時が吉日。(語呂悪い)

・岡山戦までの3連敗&軽い守備崩壊(というか失点のパターン化)を承けて、2CH4-4-2に変更して来た琉球戦。
・正確には「非保持時4-4-2」(保持時4-3-3)ということみたいですが、ちなみに従来僕らが"フォーメーション"として認識していたものは、この二分法で言えば"非保持時"のものが基本のようですね。
・「非保持」「保持」というよりも「守備&通常」時と、「攻撃or崩しにかかる」時、かな?
・例えば森保ジャパンで言えば4-2-3-1なのか4-4-2なのか、南野のポジションをどう考えるかという問題がありますが。
・これについて僕は「プレスをかける時には2トップになっているから、4-4-2という認識の方がいいんじゃないか」ということを言っていたと思います。
・森保ジャパン単体に関しては、トップ代表に先立つU-21直接指導時には、明らかに「3-4-2-1」と「4-4-2」の使い分けという形になっていたので、そこからの類推も入っていますね。
・あと南野の代わりに使われる選手が、"北川"だったりするというニュアンスの問題もありますし。
・まあ今は要は南野は"フリーマン"という感じで、どうでもいい気はしますが。3シャドーでも2トップでもなく、トップ下というか。
・4-4-1-1?
・ただ南野がいない時は代わりを置くというよりも純正2トップに近い感じになることが多いので、じゃあ"下がり目のFW"ということにしておきますか。(笑)
・それはともかく、監督が(世代的に)「保持」「非保持」という発想を採っているかによっても、フォーメーションの認識は変わって来ますね。
・そうでない場合は「保持」時は「崩し」時になって、相当に一時的に前がかりになるので、なかなか90分トータルの認識としてそれを"基本フォーメーション"と考えるのは難しくなる。
・...そういえば「オリジナルポジション」なんて言い方もありましたね。これは別に"和式"ではないですよね。由緒正しき洋式のゾーンっぽい考え方(言い方)のはず。

・で、問題の永井ヴェルディの場合は、基本は「保持」「非保持」の図式でやっているはずではあるんですが、そして琉球戦の4-4-2も一応"非保持4-4-2"ではあるんでしょうが。
・それによって生まれた安定感というかハマり感が余りに広範なので、そう言って済んでしまえるのか、疑問なところもあります。
・つまり随時4-4ブロックで迎え撃つ意図を明確にしたのは、やはり守備の混乱を収める為であるんでしょう。
・ただそれによってむしろ攻撃の方がスムーズになった、特に新しいことはしていないがそれまでもやろうとしていた攻撃をより整理整頓して行えるようになった、その効果は結構目覚ましいものだったと思います。
・攻めて来てくれる相手に対する"カウンター"の楽さというのも明らかではあるんですが、それ自体を本質としてしまうと、事態の把握を誤るかなと。
・間違いではないけれど、大雑把過ぎる。
・..."4-4ブロック待ち受け"を採用したことには、相手が琉球であることは大きな決断理由になった可能性は高いですが。
・色々あって"全て"が上手く行ったのは確かで、ただその"全て"の中での「相手」要素と「自分」要素の選り分けの必要を感じるというか。
・「相手」要素は勿論"カウンター"で、それによってかなり楽が出来たのは確か。途中からは点差も開きましたし。
・ただそれを可能にしたそのベースにあったのは、「自分」の側の落ち着き、"守備"と"攻撃"の間にある程度息がつける継ぎ目を作れるということと、同じことですが「攻撃」は攻撃としてある程度独立課題として頭をすっきりさせて臨めること、そしてカウンター仕様にしたことによる全体的なプレーのスローダウン。
・まとめていうと、"思考のスローダウン"みたいな感じですが。

・それを僕が今まで永井監督に対して言ったことと照らし合わせみると・・・
・まず前回

気になるとすれば、そういう永井監督の虚心な向上心がストレートに向かったナウなサッカー戦術・潮流の内容が、どこまで永井秀樹個人・選手として生来持っている、サッカー人生の中で身に付けたもの受けた教育、その結果凝結した"核"や"基体"的なものと、相性がいいのかどうか。

・この"相性"という言い方には、文字通りの相性ということと、"サッカー人"としての永井秀樹の自分ではどうしようもない育ちの問題とそこから来る限界の問題みたいな二つの意味が入っていたわけですが。
・特に後者、それこそヴェルディの"選手"たちがホワイト以来ちょいちょい見せている攻守の連続的な把握のある種の困難を、"監督"自身が抱えていては指導のしようがないというところがあるわけで。
・永井監督の「目標」自体が合っている間違っているというような話は置いておいて、仮にその目標に十分な価値があったとして例えば高い目標を50%の達成度で行うのと、少し下げた目標を75%の達成度で行うのと、どちらが戦闘力が最大化出来るかみたいな問題。
・目的は戦闘力の最大化であって、戦術の遂行自体ではないはずですから。(そうでないという監督がいる可能性は否定しません(笑))
・勿論世の中そうそう甘い話は無いので、Aを50%しか出来なかった人がA'なら100%出来るというようなことはまずなくて、Aの時に出ていた甘さはA'の時にも程度の差はあれ顔を出すはずなので、いずれ刻苦勉励理想の追求をやめてはいけないわけですけどね。
・ただ現実的な伸びしろ(の見込み)まで考えて、どこらへんの目標バランスに焦点を当てるかという視点は多分必要で、またそれは世界中の"職業人"としてのサッカー監督がやっていることでもあるだろうと思います。
・まあ駆け出しの監督に言う事ではないかもしれませんが、実際には必要なことかなと。(そろそろ?)

・もう一つはその更に前回に言ったこと。

・問題(と僕が感じたの)はそういう「空間」的特徴や狙いを持ったサッカーを、どういう今度は「時間」的特徴や狙いを持って行おうとしているのか。
(中略)
・永井監督のサッカーはどういう基本的なテンポ感でやるものなのか、あるいは基本のテンポ感と言うものがそもそもあるのか意識されているのか、そこらへんがどうも最初から疑問でした。

・これも特に後者で、つまり"永井秀樹のテンポ感"とはどういうものなのかということ。
・監督としてはデータが少な過ぎますし露骨に発展途上でもあるので、参考にするとしたら"選手"としてのプレーくらいしか無いだろうと思いますが。
・若い時、第一回ヴェルディ在籍時やその後のエスパ・フリエ等の時代は、どちらかというとそのプレーの外面的特徴からのチームのオーダーありきで、あくまでプレーしていたと思います。具体的にはドリブルテクニックとスピードですが。
・それでも特にオジーエスパルスの時代(1996-)の"戦術兵器"っぷりは凄かったですけどね。あれはあれで"自分の"プレーだったのは確か。選手の能力を引き出すことに関しては特殊な強みを持つ、オジーのサポートを得て。
・ただ永井秀樹に本当に驚かされた、感動させられたのは、2006-と2014-の3,4回目の在籍時(Wiki)の「司令塔」プレーで、最初は永井秀樹が"司令塔"プレーをするという事自体を冗談じみて受け止めていたんですが、その内その余りの"名人"ぶりに、単に変化したとか年を取って楽をしている(笑)というよりも、何か深いところにある隠れた本来の資質が出て来たのではないか、そんな感慨すら抱くようになったものでした。
・とにかく達人で、仙人で(笑)、フィールドの22人の中で一人だけ抜けて冷静で"達観"していて、別の時間を生きているようで、最小限の動きで恐ろしく的確に相手の隙をつき逆を取り、味方を動かし、かつ"パサー"プレーにありがちなポイントだけの小さいプレーにとどまらず、何だか知らないけれどがらっと一気に状況を変える、止まっていた事態を動かす、はっきり言ってどうやったのか今でもよく分からない凄いプレーを定期的にしていました。
・動きは大きくないし、見た目遅いんですけどね。でも遅い中にも更に緩急があって、それがまたいちいち効く。
・そこからすると「監督」としての永井秀樹の"プレー"はいかにも単純で単調で、その意外な理論志向欧州志向も含めて、はっきり言ってほとんど面影は無いです。"名前"だけというか。
・まあ監督の現役時代のプレーが直接監督としてのプレースタイルに結び付くなんてことは、まずほとんど無い("ある"場合は要は本人の切り替えの出来ていない"悪い"例が多い(笑))ので、そんなことを望むわけではないんですけど。
・ただそうは言っても同じ一人の人間なわけですから、そのプレーを可能にしていた深層の何かと監督としての"プレー"が繋がること自体は、論理的にあり得る、むしろ自然な気がするわけです。("解釈"にひねりは必要でしょうけど)
・だから今はまだ受け売り一本でやっている感じも強い「監督」永井秀樹が、「選手」永井秀樹に近付く余地や可能性は、大きめにあるのではないかと思いますし、個人的には"監督"永井秀樹が見習いから脱する一つの有力なルートなのではないかと割と本気で思います。
・...という一般論は一般論として。
・もし後年の選手永井秀樹のあの独特の"スローダウン"感覚、状況や時間を見る感覚の細やかさが彼の重要な「本質」であるならば、琉球戦の永井ヴェルディが見せたプレーとそのスムーズさは、その"発露"というには偶然が過ぎると思いますが、少なくとも偶然的幸運的"合致"である可能性はあるのではないかと。だから上手く行った。(面がある)
・更に言うならば近年のヴェルディの選手についてちまたで(笑)言われる「急ぎ過ぎる」「状況を見ていない」という問題と、永井秀樹の"スローダウン"との相性は・・・あれ?あれあれ?という。ジャストフィットじゃないの?という。(笑)
・それこそ選手みんなが少しずつ"永井秀樹"のようにプレー出来れば、かなりの問題は解決出来るように思いますし。(笑)
・選手が永井秀樹のようにプレーするチームか、あるいは全体が「永井秀樹のように」動くチーム。
・この日一瞬見えたヴィジョン。
・監督としての永井秀樹の未熟を"選手"永井秀樹に近付くことによって解消し、それがまたヴェルディの"宿痾"(持病)の解決にもなるかもしれないという非常に都合の良いヴィジョン。(笑)
・後者は半分冗談ではあるんですが、少なくとも「永井ヴェルディ」の完成形として、大きめのヒントにしたい試合では真面目にありました。

・ただしあんまりそう"なる"とは思わないんですけどね。こういう"気付き"と"変化"は、実は戦術が「無い」監督の方が簡単で、なまじ目に見える物があるとどうしてもそっちに引っ張られる。むしろ"習慣"的に。
・増して無垢な向学心に満ち溢れた、今の永井監督の「段階」を考えるとね。
・とりあえず僕の世界線ではみんな幸せそうにしています(笑)。皆さんの世界線にも幸あれ!
・でも見たいなあ、"選手"永井秀樹のような"チーム"。
・これ永井秀樹じゃなくて良くねえ?と、当初から感じている人は意外といるんじゃないかと思いますが。


テーマ:Jリーグ
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ここ1ヶ月半の永井ヴェルディ
2019年09月30日 (月) | 編集 |
8/24 J2第29節 東京V 〇2-1● 水戸(ケーズデンキスタジアム水戸)
8/31 J2第30節 東京V ●1-2〇 長崎(トランスコスモススタジアム長崎)

9/8 J2第31節 東京V 〇4-0● 山口(味の素フィールド西が丘)
9/14 J2第32節 東京V △1-1△ 新潟(デンカビッグスワンスタジアム)
9/22 J2第33節 東京V ●0-2〇 大宮(NACK5スタジアム大宮)
9/28 J2第34節 東京V ●0-3〇 柏(三協フロンテア柏スタジアム)


・こんなに書いてませんでしたか。
・まあ書くことがあると言えば沢山あるし、無いと言えばあんまり無い試合が続いていました。
・問題は書く価値があるかどうか。書くべき対象かどうか。
・結局は書く気になるかどうかなんですけど。(笑)

・一言で言うと何ですかね、これ練習じゃんという感じですかね。
・あるいはテストモニターとして呼ばれたけど、バグがあるかどうか以前にこのゲーム完成してなくないですか?という。
・それが市場に出回ってしまっている。
・要は永井監督についての最初のまとめで

・単純にまだ"足し算"の途中だから、メニューが揃い切っていない
・「理詰め」であるということは、「積み上げ」型であるということでもあるし、洞察的ではなくて試行錯誤的であるということでもあるし、途中はあくまで途中

書いたような性格が、想定よりかなり極端な形で出ているという事でしょうか。

・ただ一方で、例えどんな問題や欠陥(法に触れない範囲で(笑))のある製品でも、作った人がそれを一応の完成品だと見なせば主張すれば、それは市場に出て来るわけで、逆に言うとそう見なされたものが、普通は店頭に並んでいるわけですよね。
・それに対して永井監督のチームは、作り手側が"練習中です""製造工程の途中です"という意識を隠さずに(笑)、丸出しで、でもそれが一応の値札がついて客の前に出されているという感覚が強くて。
・何だろう、何を見せられてるんだろうという。(笑)
・ここはよみうりランドかという。(もう随分行ってないですけど)
・だからどうも、果たしていちいちコメントつけるようなものなのかという、モチベーションの低下が。(笑)

・要はやっぱり、永井監督が極端に真面目な人だという、そういう事ではあると思います。

・物凄く"ちゃんと"サッカーをやりたい人
・サッカーに対してとことんオープン(中略)好奇心と冒険心に満ち溢れている

・それがこの極端な"書生"体質というか、「世間」や「市場」の方を向いていない商品でない商品を平気で出してしまう、そういう所業に繋がっているんだろうと。
・それはもう、体質であって、「個性」であって、必ずしも"段階"の問題ではなくて、今後具体的にどのようにディテールが詰められたりスタイルが変化したりしても、基本的には5年後でも10年後でも印象はそんなに変わらないのではないかと、永井監督自身が変わらない限り、そんな風に僕は思っています。
・"サッカー"自体では変わらないというか。

・そういう永井監督に対して、依然として僕は悪い印象/感情は、持っていないんですけどね。
・仮に最終的に"無能"の烙印が押されたとしても、あるいは気が付くと"和式"っぽいことになっていたりそうでなくても「日本人監督」ならではの偏りや欠陥が露わになったとしても、パーソナリティとしては割りと孤立しているというか、余り他に見たことが無い感じの人で、興味深くは思います。
・現象としては似ているところはあっても、「日本人監督」が陥りがちな、盲目的な直輸入による"頭でっかち"や、逆に正統への引け目や逃避を動機とする"実験"や過剰に"日本人"であることを意識した独創主義といった、どれかの類型に当てはまる感じがあまりしないという。
・結局はそれらのものは「自意識」、つまり他人の目に映る自分の演出や糊塗なわけですけど、むしろ自意識の"薄さ"こそが、永井監督の特徴な気がする。
・他人の目を意識しないから、当然"市場"や"客"も意識しない(笑)。意識出来ない。
・本人的には勿論、意識しているつもりなんでしょうけどね。
・ただ基本的には"虚心""無心"な向上心のままにやっている人であって、他人の目を意識してふらふらしているわけではないので、"意地を張っている"わけですらもないので、ある種の「品の良さ」はありますよね。
・だから嫌な感じはしないわけですけど。上手く行かなくても。

・気になるとすれば、そういう永井監督の虚心な向上心がストレートに向かったナウなサッカー戦術・潮流の内容が、どこまで永井秀樹個人・選手として生来持っている、サッカー人生の中で身に付けたもの受けた教育、その結果凝結した"核"や"基体"的なものと、相性がいいのかどうか。
・無心な余り本当は合わない"ナウ"や"トップ"を無理にやっている、そういう可能性は少し感じますね。
「永井秀樹が監督になる」と聞いて、(いずれ)こういうプログラムを抱えて登場すると、予想した人は少ないんじゃないかと思いますし。
・まあ勉強熱心なのもオープンマインドなのも結構なことなので、あんまり言いたくはないんですが誰でもどこかに限界はあるので。
・成功を祈りつつ、心配な部分はここまで見ていてもあります。
・面白い人物であり、素晴らしい選手でもあったので、何らかの形で業績を残す監督になって欲しいとは思っていますが。
・ではお体大切に。草々。


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ジャンル:スポーツ
"時間"の問題。/東京V-鹿児島(’19)、東京V-山形(’19)
2019年08月20日 (火) | 編集 |
意外と負けない。
"永遠の保留"みたいな感じ。(笑)

J2第27節 東京V △3-3△ 鹿児島(味の素スタジアム)

GK 上福元
DF 奈良輪、近藤、内田、山本理 (→79'河野)
MF 井上潮、藤本寛 (→12'森田)、梶川
FW 小池、レアンドロ、カン (→54'佐藤)


J2第28節 東京V △0-0△ 山形(味の素スタジアム)

GK 上福元
DF 山本理、近藤、内田、奈良輪
MF 佐藤 (→89'澤井)、森田、梶川
FW 河野 (→86'井上潮)、レアンドロ、小池 (→68'端戸)


・そうっすねえ。
・問題は色々あるでしょうし、完成像が見えない中、何をどれくらいの基準で評価したらいいのか目の前の現象が原因なのか結果なのか(笑)、皆さん色々と悩んでいることと思います。
・その中で特にこの二試合で僕が気になっているのは、「時間」の問題かなと。
どういう時間意識時間感覚イメージで戦おうとしているのか戦っているのか。

・つまり「空間」については、一応のヴィジョンは見えるわけですよ。
・"サイド"を経由するというのもそうだしそこから"斜め"のパスを出すというのもそうだし、それで奥深く侵入しての折り返しからゴールに向かう形も既に何本か見せていますし、勿論"後ろ"から組み立てるというのもそうだしそもそも"ポジショナル"ですし。
・"ワイド"ストライカーなんてキーワードも追加されましたね。
・簡単に言うと、だいたいどんなルートをどんな風にボールと人が動いて行くサッカーなのかは、何となく見えている。
・問題(と僕が感じたの)はそういう「空間」的特徴や狙いを持ったサッカーを、どういう今度は「時間」的特徴や狙いを持って行おうとしているのか。
・"永井戦術"というものをそうした空間性だと定義するとすれば、それをどのように時間的に運用するのか、という言い方をしてもいいかも知れません。

・一つはこれは一番最初から気になっていたことですが、"テンポ"感の問題。
・永井監督のサッカーはどういう基本的なテンポ感でやるものなのか、あるいは基本のテンポ感と言うものがそもそもあるのか意識されているのか、そこらへんがどうも最初から疑問でした。
・"基本のテンポ感"というのはどういうものかというと、まあ文字通りの意味と言えば文字通りの意味なんですが(笑)、例えば近年のヴェルディで言えばロティーナのチーム。
・初年度最初の3-4-3のチームでの、遅くて上等じっくりはがして行くぜむしろ相手が焦れるのを待つぜな感じや、同じく後半戦の4-3-3のチームでの、それ行けショートカウンターや一気にサイド攻略やな感じは、それぞれのシステムのお披露目の時点で、既にはっきり見えていましたよね。(むしろその後曖昧化しますが(笑))
・こうした例から言えば、例え未完成ではあっても"どういう感じ"でやりたいのか、速いのか遅いのか中間なのか、だいたいの感じくらいは見えても別におかしくはないと思うんですが、どうも何も僕には永井監督のチームからは伝わって来なかった
・後ろからじっくり組み立てて相手を完全に"崩した"上で攻めることを目指すサッカー(参考)なので、手数がかかってやり直しも多くて、結果的には遅い印象のサッカーにはなるわけですが、それと一つ一つのプレーをどういうテンポ感でやろうとしているのかとは、少し違う話。
・それこそ一つ一つは"速い"パス回しでも、やり直していれば"遅く"なりますからね。(笑)
・まあこれ自体は直接いいことでも悪いことでもないというか、緩急ないし時間的キャラクターのはっきりしているサッカーより感情を乗せづらいというのは観戦側の都合としてはあるかも知れませんが(笑)、それでも勝ってくれるなら文句をつける筋合いのものではない。
・とりあえずはね。

・一方で最初の方はそうでもなかったんですが、特にここ2,3試合気になって来たのが、狙いである「空間」性形成の際の「時間」管理のルーズさによる非効率の問題。
・なんか凄い字面ですが(笑)別にそんな大それた話ではなくて、つまり一応狙い通りの崩しのプレーが出来て相手もいったん崩れてはいるんだけど、その崩れがリカバリー可能な範囲にとどまっているので崩した割りには結局邪魔されて、フリーやいい形での決定的なプレー特にシュートに結び付けられずに、躊躇ってシュート数が伸びずまた撃っても邪魔が入ってるので枠に飛ばずに枠内シュート数が伸びないみたいな現象です。
・何かいつもごちゃっと選手がいる状況が多いように思うんですよね、敵味方含めて。
・狙いを持ってやってはいるんだけど、それが明確な時間意識の元に一致したメリハリのある動きになっていないので、崩しても逆を突いても、そのギャップがそんなに大きくなっていない。あるいはこちらのプレーの少しずつのずれの間に、作ったギャップがまた埋められてしまったり。
・ギャップで思い出しましたがもう一つずっと気になっているのは、守備でピンチ・・・になり"そう"な時の、ある種本能的に危険を感じで人が寄って来たり追いすがったりみたいな反応が、どうもいつも少しずつ遅い気がするんですよねこのチームは。
・それが守備の脆さや凡ミス的な失点の多さにも、関係している気がします。
・基本的に「こんな感じで」プレーするというリズム感テンポ感が無いので、一つ一つのプレーを一つ一つでやっているというか互いの連絡が悪いというか。

・上で「基本のテンポ感が無いということ自体は当面趣味の問題だ」としておきましたが、これら諸々を合わせて考えると、どうも僕は、「時間」的に少し鈍感であるという特徴が、ここまで見る限り永井監督にはあるように思えます。
・ただ「空間」には敏感ですし、既に言ったようにサッカーへの好奇心や探求心は一途なくらいにある人だと思っているので、これは文字通りの"鈍感"さというよりも、そもそもの関心がそちらに向いていない、理論的に欠落しているということなのではないのかなと思います。
・もし関心が(時間にも)向いていたなら、もっとはっきりと個性やこだわりが、"時間"だけに(笑)息吹きが、聴こえて来るタイプの監督だろうと。それが無いのは単に無いのだろうと、足りないというより。
・一応留保的なことを言っておくと、単純に完成度が低いから進捗がまだまだだから、今は空間的な手順を踏むだけで精一杯で、運用面まで手が回らない、メリハリをつけたりする余裕が無いと、そういう可能性は無くはないでしょうね。(それでも何かは見えるだろうと、僕は思うんですけど。もし"あれ"ば)
・更に付け足すとふかばさんが一貫して問題にしているヴェルディの選手たちの個人戦術的な時間管理のルーズさという問題は、勿論個々にはいちいち表れてはいるんだろうと思いますが、とりあえずはややこしいので別の問題、付加的な要素としておきたいと思います。
・永井監督固有の問題も、どうしても感じてしまうので。



・永井ヴェルディに直接感じることとしてはこういうことなんですが、ついでなのでおまけで、「ポジショナルプレーと時間」
・例えば少し前に西部謙司さんが、こんなことを言っていましたが。

ポジショナルプレーというのは位置的優位性と質的優位性と数的優位性があります。
ただ、これに時間の概念が入っていないんですよ。スピードが入っていない。
リバプールは速さを全面に出すことで、『ズレてたって早く詰めれば、潰せるじゃん!』っていうアプローチの仕方をしている

・何やら僕が永井ヴェルディについて言った「崩してるんだけど間に合っちゃってる」という状況の、だいぶ先の次元版という趣も無くはないですがそれはともかくとして。(笑)
・ポジショナルプレーが成り立ちとして、時間性を捨象しているとまでは言いませんが余り重視していない理論なのは、確かだと思います。
・典型的な状況としては、多人数が関連しながら正しいポジションを取り続ける為には、余り速いスピードでやるのは選手のレベルにもよりますが一般に難しいですし、それ以上に互いのプレースピードがなるべく一定で予測可能であることが望ましいわけですよ。思い付きで勝手に緩急つけられても困る。(笑)
・だから総じてポジショナルプレーを中心にプレーするチームは、遅いとは限りませんが比較的抑制的で平均的なプレースピードで、かつ最初から最後まで同じようなペースでプレーすることになることが多い。
・それが特に行き詰った時には、特有の退屈さにも繋がるわけですが。
・そしてそうして構築されたポジショナルな秩序に、単調だからと言って簡単にチェンジ・オブ・ペースを持ち込むのは難しいらしくて。
・かつての(今回もやはり登場)李国秀は問題を感じつつも結局"本体"には手を付けられずに、"飯尾・桜井"のスピードドリブラーコンビを一気を投入する「別のチーム」「別の時間」を終盤に用意することでそれを代用していましたし、あるいはかのペップ・シティも一年目は正直単調のそしりを逃れられないプレーから最後まで抜け出せずに、2年目以降も"変わった"というよりウォーカーやメンディやサネといった新戦力の能力を"足す"ことで、ある種力ずくでメリハリをつけたようなところもあったと思います。
・ちなみに李ヴェルディも森勇介や西田吉洋でそれをやろうとしていたような気がしますが、いかんせん札束の厚さの差で実効性には乏しかった。(笑)
・それはともかく。(笑)
・今のは専らネガティブな言い方でしたが、ポジティブにもポジショナルプレーは"時間""スピード"を余り必要としていなくて。
・つまりポジショナルプレーの理想的に機能した状況では、こちらがある種機械的に淡々と正しいポジション効果的なポジションを取り続ける中で、相手の体制が崩れたり不利な状況に陥った、そのことによる言わば"相対速度"の優位を利してこちらは悠々とプレー出来るわけですね。
・絶対速度ではない。自分が急ぐ必要は無いし、ある特定の速度である必要も無い。
・むしろ"遅い"方が、ポジショナルプレーの「美意識」としては正しいところすらあると思います(笑)。遅ければ遅い程格好がいい。それで相手が崩れるなら。急いだりちょこちょこ緩急つけに行くのはかっこ悪い。
・李国秀なんかは、はっきりそういう美意識を持っていたと思いますね(笑)。多少のやせ我慢や自己正当化も含みつつ。

・それに対して、「時間」や「スピード」の方に主眼を置いたサッカーの考え方もあって、その代表が最近なら、「ストーミング」という類型。冒頭で西部さんが"リバプール"の名を挙げたように。
・相手が反応出来ないくらいに"速く"フレーすること、あるいは"自分のテンポ"に、相手を巻き込んで不自由にさせてしまう事。
・空間ではなく、時間的な優位。
・リバプールはそれでもそれなりに"ポジション"にも気を配っているはずですが、より純粋に"時間"だけでプレーしているように見えるところがあるのが、例えば森保ジャパン。(笑)
・守備やビルドアップのポジショニングとかは結構適当ですが、その代わり攻撃の"時間"意識には独特の鋭さがあって、こんな感じでボールが入ったらこういうタイミングでわっと人が寄って行って一気にゴールまで行くみたいな時間的イメージはかなり共有されていて、ハマれば南米トップクラスでも"ストーム"に巻き込むことがある。
・別に「ポジショナル」に対する「ストーミング」のつもりはないと思いますけど。もっと別の文脈。
・そういう意識があったとすれば、岡田"接近展開連続"のチームの方かなと。あの発想は、結構ストーミング的だったと思います、主流のサッカーへのカウンター意識も含めて。
・和式の鍵は、"時間"なのかしら。(というか非"空間")

・最後にもう一つ、ポジショナルマスターの一人であるはずのロティーナが、「時間」についてもセンシティブだった事例について。
・一言で言えば、古い監督だからかなと。(笑)
・古いというのはつまり、"ポジショナル"以前からバリバリ監督業をやっていて、相対的に「時間」の比重の大きいチーム運営の感じをしっかり覚えている事、そのこだわりが「空間」の時代になっても生きている。
・逆にポジショナルありきの世代の指導者にはそういう経験や修練の時間が無いので、これからますます「時間」についてはやや鈍感な監督が増えるかもしれない。
・永井監督の前のホワイトだって、永井監督程ではないけれどロティーナに比べればかなり"ぼんやり"した時間感覚でサッカーをやっていたように感じていましたし。その時点で既に違和感はあって、永井監督と"二代"続いたことで疑念が爆発した感じ。(笑)
・加えるならば古いと時間の比重が大きいというのには別の理由もあって、「時間」というのはつまり一種の運用の問題なわけですよ、戦術の。やはり普通は「形」の話、「空間」の話から戦術は入るので。
・そういう意味では「時間」という運用面がいきなり中心となる戦術(ストーミングや接近展開連続)には、やはり奇形的な印象は付きまとうわけですがそれはともかく。
・そしてポジショナル以前の時代は一部の特殊な監督を除いて、そこまで精緻で情報量の多い、やることの多いプログラムを抱えている人はいなかった。今と比べてね。
・となると"やること"は割りとすぐに決まって後はその運用に集中するので、自然"時間"の話も多くなると、そういう事は一般的に言えるかなと。
・逆に今はとにかく(「空間」で)"やること"が沢山あり過ぎてそれをこなすことに手一杯で、なかなか運用まで行かない時間の次元にまでタッチ出来ないと、そういう面はあるかなと。
・だからホワイトも永井監督も、「空間」で手一杯な段階だからロティーナのように「時間」的ニュアンスまでつけられない、単純にそういう可能性はやはりあるかも。
・能力の問題か完成度の問題か。能力ならこのままですし、完成度ならいずれという期待は持てる。("時間の問題"?として(笑))

・まあ仮にポジショナル系の監督に共通して「時間」への無頓着という傾向があるとしても、それが純粋に"タイプ"の問題や"世代"的特徴の問題でしかないのなら、いずれそういうものだと慣れて行くだけだと思いますけどね。(既にそれは起きているようにも、新しいファンを見ていると思いますし)
・でも回り回って"能力"の問題になるなら、つまり同じ「空間」を得意とする主体とする監督同士が戦う時に、どうせなら「時間」的にもセンシティブな監督の方がやっぱり強い・勝てるということになるなら、僕の違和感にもより意味は出て来るでしょう。(笑)
・そして永井監督の鈍感さも(もしそうならば)、より深刻な問題となる。
・こんなところで。


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
好きか嫌いかで言えば好きなんですが。/東京V-町田(’19)、栃木-東京V(’19)、京都-東京V(’19)
2019年08月06日 (火) | 編集 |
"監督"永井秀樹のファーストインプレッション。


J2第24節 東京V 〇1-0● 町田(味の素スタジアム)

GK 上福元
DF 李、山本理 (→85'奈良輪)、平
MF 井上潮、渡辺皓、小池、永田拓
FW 藤本寛、レアンドロ (→62'森田)、佐藤優 (→65'梶川)


J2第25節 東京V △0-0△ 栃木(栃木県グリーンスタジアム)

GK 上福元
DF 山本理、田村 (→67'井上潮)、平
MF 内田 (→46'小池)、渡辺皓、澤井、奈良輪
FW 藤本寛、レアンドロ (→80'端戸)、森田


J2第26節 東京V ●0-4〇 京都(たけびしスタジアム京都)

GK 上福元
DF 奈良輪、李 (→46'澤井)、平 (→46'内田)、山本理
MF 渡辺皓、井上潮、佐藤優
FW 小池、レアンドロ (→62'端戸)、梶川


・まずこれから書くことは基本的に、水曜日の栃木戦を2日遅れで見逃し観戦し終わった時点で考えていたことだということを、お断りしておきます。
・その時点で書きたいことが決まってしまったので、週末の京都戦については「勝っても負けてもいいけど(おい)あんまり論旨がぶれずに済むような内容になって欲しいなあ」と願いながら緩く見ていた感じでした。(笑)
・結果どうだったかは・・・後でまた検討しましょうか。

初戦の時に言ったように、かなり空白、よく言えば虚心な感じで僕は永井ヴェルディを見始めたわけですが。
・最初に気づいたことないし違和感は、「中央から速く攻めるイメージが全くと言っていい程無いな」ということでした。
・まず"中央"に関して言えば、これは誰が見ても分かるように、永井監督のサッカーはとにかくサイドに起点を作って。
・それによって押し広げた敵DFラインの間を通したパスにトップなり、起点を追い越した選手なりあるいは起点を作った選手自身が再ダッシュして追い付いて、そこからゴールに向かう形が大きく基本となっていますよね。
・その都度色々角度はつけますが、サイドからまたサイドへ、ゴールに迫るその最後の最後だけ(これは不可避的に(笑))中央へ向くという、そういうバランス。
・中央への縦パスが無いわけではないですが、それによって(ラス前の)決定的なポストプレーを狙うというよりは、パス回しの変化の為の、ある種"腰掛け"的(笑)な縦パスくらいしか、"戦術"としては見かけない気がします。(選手が勝手に違うことをやる場合はありますが)
・とりあえずはだから、"サイド"中心だから"中央"が無いと、それだけのことと言えばそれだけなんですが。

・続いて"速く"ですけど、これは現状の現象としては専らネガティブな意味で、「パスを回しているだけで前に進まない、仕掛けない」、そういう印象が広くあるだろうと思います。
・単純に攻撃が"遅い"、手数が多いという意味で、"速く"ない。
・ただ僕が「違和感」を覚えたのはそういう結果論or出来不出来的な話ではなくて、小兵選手による技術重視の地上戦サッカーであるにも関わらず、(相対的に同じ特徴を持つ)それこそ日本代表がザック→ハリルホジッチ→森保3代に渡って持病的に"得意"として来たワンツー壁パスで即興的博打的な情熱で中央の密集をこじ開けようとするような攻撃パターンのイメージが、永井ヴェルディには皆無であること。
・技術的に出来る選手は揃っているわけですから、一定のバランスの元で別にやったっていいようなものなわけですが、ほとんど"空白"に近くそういうイメージは欠落している。
・"やるな"と言っているのか練習に組み込まれていないだけなのか、ニュアンスがどの程度なのかは分かりませんが、少なくとも「選択肢」として永井監督が頭に置いている気配は無い。
・上で「中央」が無いと言っているのも、サイドを重視しているというバランス的な問題と言うだけではなくて、具体的にそういう"手段"が欠けていることですね結局は。
・"ポストプレー"と共に。
・ゴールに中央から直接向かうプレーの選択肢が無ければ、当然攻撃は遅くなる・・・物理的な速い遅いというよりも、"急いだ""手っ取り早い"プレーは無くなるという、まあそっちの方の「速さ」ですね、僕が感じた欠落は。
・始めにに迂回ありき。(笑)

・そしてその代わりに永井監督が何よりも気にしているのが、"ビルドアップ"の質
・ゴール前ではなくて。
・そのことを一番感じるのが、永井監督が試合中に行う配置変更や選手交代で。
・デビューの愛媛戦において"右CB山本理の起用"による球出しの劇的改善で0-2の苦境を跳ね返したのは鮮やかな記憶ですが。
・その後も試合中に攻撃が行き詰まった時劣勢になった時に、永井監督がまず手を付けるのは前線の組み換えや選手交代ではなくて。
・CB+CHのビルドアップ隊の、神経質とも言えるまたその一方でルーティーンにも見える(笑)、配置換えや選手交代。
・それでも改善しなかった時にあるいはそれに加える形で、初めて前線の人や配置に目を向けるという感じ。
・この"順番"はもうほとんど不動ですよね。手順というより思考の順番という印象ですが。
・そういう選手がいないというのもあるかも知れませんが、投入選手の個人能力でどうにかしようというような発想の選手交代も、まず無いですし。
・その為に駆使されるのが、山本理仁、井上潮音、渡辺皓太、森田晃樹といった攻守兼用の器用な選手たちですが、正直レビュー書く為にちゃんとメモってでもいない限り、メンバー表↑だけで各試合の選手の配置や動きを全部思い出せる人は、少ないのではないかと。(笑)
・それくらいマメに、くるくるくるくる。
・CBが2枚になったり3枚になったり。山本理が右に行ったり真ん中に行ったり。前に上がったり。アンカーに潮音が入ったり皓太が入ったり。CHが3枚になったり2枚になったり。

・こうしたビルドアップの形への並々ならぬこだわり、その後のサイドを起点にきちんと相手の形を崩した上での攻撃への専心、同じことですが中央での拙速的いちかばちか的な攻撃手段の排除、付け加えるならば個人能力お任せ的な交代策の優先順位の低さ、これらの特徴が意味するものは何かというと。
・永井監督が物凄く"ちゃんと"サッカーをやりたい人だということ、「最初」から「最後」まで、徹頭徹尾理詰めで、理を"積み上げ"てサッカーをやりたい、やり切りたい人だということかなと。
・更に言うならば、だから直す時も常に「最初」(ビルドアップ)から。律義。(笑)
・こうしたランダムの排除、最後の最後までの理へのこだわりは、ヴェルディの監督で言えばそれこそ李国秀の執念を思い出させますし、あるいはビルドアップ&ボール運びの確実性にこだわって時に全くボールが前に進まなくなってしまう感じは、ロティーナなども思い出します。
・勿論三者とも広義の「ポジショナルプレー」の人であるという、共通点はあるわけですけど。
・ただ一方で永井監督には、そうした前任者たちとは全く違う印象も僕は受けるんですよね。
・ありていに言えば、李国秀やロティーナに感じたようなじれったさや反発を、永井監督にはほとんど僕は感じない
・事前に「体調が悪くなるぞ」と警告されていた(笑)栃木戦も、実は僕は結構楽しく見られました。生(なま)じゃない気楽さはありましたが。
・うひゃひゃ、またボール戻って来たよ、好きねえホント、くらいの感じ。(笑)
・この差がどこにあるのか、こうした"不公平"(笑)がどうして生じるかと言えば、一言で言えばそれは三者のパーソナリティの問題だろうと、あっさり言って。
・例えば李国秀が"理"にこだわるのは、守備や組み立ては勿論、攻撃の最終段階までランダムや冒険、極端に言うと"思い切り"を嫌ったのは。
・それによって臆病者、吝嗇漢(だいぶ意訳)と某湯浅健二氏の罵声を浴び続けたのは。
・要するに李国秀氏自身がパーソナリティ的にいかなる"乱れ"も許容出来なかったから、よく言えばダンディ、悪く言えば見栄っ張りで傲慢だからで、必ずしも"サッカー"的な必然性はそこになかった、そのことに僕は反発を感じていたんだと思います。
・監督選手を問わず、サッカーをする時に"サッカー"より"自分"を上位に置いてしまうタイプの人を、どうしても僕は許せないんですね。
・だから本田圭佑も嫌いなんですけど。
・勿論全て僕感ですけど。
・ロティーナはそんなことは別に無いと思いますけど、むしろ積極的なパーソナリティの欠如、常識的で慎重で諦めが良過ぎるのが、ある種の限界というか独特のまだるっこしさの、大きな源になっていると思います。
・確率的にどちらでもあり得る時に、決め手となるのは結局パーソナリティですからね。個性というか。

・で、その点永井監督はと言うと、同じ理詰めで"ちゃんと"やろうとする傾向の中でも、彼は決して李国秀のようにダンディでクローズドだからそうしたいわけではないし、ロティーナのように慎重だから確実性を求めるわけではないと思います。
・むしろサッカーに対してとことんオープンだから、少なくともオープンな"段階"だから、好奇心と冒険心に満ち溢れているから、何一つ諦めずに"ちゃんと"サッカーをやりたいんだと思います。
・その表現としての、「理」。
・それは理想主義ではあるんだけど、ただその「理想」は別にこれと定まっているわけではなくて、当然その過程でこだわりはあるけれど、結論が固定されているわけでも信念に凝り固まっている(他人から見て)わけでもない。
・そういう意味では、例えば風間監督などとも違う。
・あくまで「全て」を求めているのであって、そういう意味でオープン。
・今現在手法に限りがあるあるいは偏りがあるように見えるのも、確かに特定の"やり方""派閥"に属している面も行きがかり上あるとは思いますが、単純にまだ"足し算"の途中だから、メニューが揃い切っていないからという面も小さくないのではないかなと。
・「理詰め」であるということは、「積み上げ」型であるということでもあるし、洞察的ではなくて試行錯誤的であるということでもあるし、途中はあくまで途中なんですよね。
・いつかは落ち着いて型が決まって来るのかもしれないし今もベースとしている型はあるんでしようけど、当分の間はまだ「こうだ」と決めない方がいい段階の、「青年監督」なんだと思います、今は。
・そういう意味でも、トップに引っ張り出して来るのは、まだ早かったし気の毒だったなと思いますが、彼の"指揮"の仕方を見ていると。
・だからまだ「優秀」かどうか「才能」があるのかどうか、本当は判断もしたくないところはあるんですが。
・でもまあ、(才能が)無いことはないと思いますよ、多分。"今回"間に合うかどうかは別にして。
・究極的にどうかとかはともかく、"何も無い"人は割りとすぐに分かりますしね。

・ともかくまあ、興味深くは見ています。少なくとも退屈はしていない。
・例えば「ボールが回るばかりで前に進まない」という状態(の原因)には、大きく二つのパターンがあって。
・一つは慎重過ぎてリスクを冒せなくなっている場合、もう一つはボールを回すことが目的化している場合。
・そのどちらにも観客はイライラさせられるわけですが、永井ヴェルディはどちらにもぴったりは当てはまっていない気がします。
・"丁寧"にはやろうとしているけれどそれは意欲的だからであって慎重だからではないですし、"回す"こと自体はそもそも目的化されていない。・・・"最初"と"最後"がちゃんと強く意識されている。(少なくとも監督の中では)
・だから・・・自分でも多少意外でしたが、ボールが進まずにすぐ戻って来ても(笑)、特にそれ自体に退屈はしないんですよね。上手くは行かなくてもその中に監督の好奇心が息づいているのが感じられるというか、プロセス一つ一つの中に"生きた"情報が感じられるというか。それで一応、僕の脳は満たされているので。
・まあ元々「攻撃的」なサッカーが好きなわけでも、ゴール前のシーンが多いことがマストなタイプの人でもないというのもありますし。
・押し引きに情報が満ちていれば、結果沈滞していてもそれは構わない。

・...というのが、専ら栃木戦までの感想でしたが。
・その上で、京都戦の惨状をどう考えるかですが。
・まず戦術合戦で負けたというのは少し違うと思いますし、クオリティで負けたというのは否定はしませんが、そんなにストレートに敗因としては挙げたくない。
・むしろあるやり方をちゃんとやり切ろうと、「普通に」覚悟が定まっていた京都と、そもそも未成熟なのにそれ自体がグラグラしていたヴェルディとで、何か戦う以前に負けていたような感じ。
・結果"戦って"も、負けたかもしれませんが(笑)、その時は駆け引きや完成度で負けたと、素直に言えるでしょうからそれはいいわけです。
・とにかく非常に情けない試合ではあったと思います。
・それに関してのふかばさんの、「選手が勝手にさじ加減して日和っている」という一連の批判・警告

は、今回特に染みる感じはしたんですけど。
・どうなんでしょうね。もう少し見てみたいですが。
・僕から付け足すとすれば、永井監督の"絶賛試行錯誤中"という感じが、変に伝わってしまっている可能性はあるかも知れない。(笑)
・その場合もでも要するに、選手が永井監督の"冒険"に主体的に乗っかればいいわけで、必ずしもだから勝手にやるという話にはならないはずですけど。
・それこそ日本代表的な「自己流」癖でもついてしまっているのか。
・まあ勝ち負け強い弱いについては、正直未だに見当もつかないので、ともかく退屈させないようにやってくれれば当面僕は満足なんですが。
・ただちょっと守備は、緩過ぎるかも。システムが無いわけではないようですが、J2だとどれくらいの厳しさが必要なのかという体感が学習され切ってないのかなという感じもしますが、全体的に危機感が希薄だったり、どれくらい行くのかという基準が統一されていないように見えることがままあります。
・あとビルドアップの形にこだわっている割には、結局ボール支配率は相手の出来次第という結果がこれまでは出ていて、そういう意味では根本的にポンコツな可能性も、捨て切れないところはある。
・サイドからの崩しの形自体は、相手関係無く有効な場合が多いように見えますが。

どうなんでしょうね。(笑)
今後に期待。


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ホワイト退任 & 永井新監督初戦 メモ
2019年07月22日 (月) | 編集 |
7/6 J2第21節 東京V ●2-3〇 横浜FC(味の素スタジアム)

GK 上福元
DF 若狭 (→'75梶川)、李、平
MF 井上潮、山本理 (→'60藤本)、小池、永田拓
FW 端戸、レアンドロ、佐藤優 (→'80コイッチ)


(7/10 天皇杯2回戦 ●0-2〇 法政大学(西が丘))


・・・7/12 千葉U-15の坂本監督、東京Vユースの永井監督にS級ライセンス(ゲキサカ)


7/14 J2第22節 東京V △1-1△ 金沢(石川県西部緑地公園陸上競技場)

GK 上福元
DF 若狭 (→'54田村)、李、平
MF 井上潮、森田 (→'69梶川)、小池、永田拓
FW 端戸、林陵、佐藤優 (→'80渡辺皓)


・・・7/17 ギャリー ジョン ホワイト監督 退任(公式)
・・・7/17 永井秀樹監督 就任のお知らせ(公式)

という流れ。
永井監督のS級取得のタイミングからすると、最後の金沢戦の結果はあんまり関係無かったんだろうなという感じはするわけですが、ただ6月の最後は〇△〇でしたし、どこらへんで"既定路線"になったのかは・・・どうでしょうね。
クラブとしても、出来れば大事にしたい"カード"ではあったでしょうし、永井監督は。一応ホワイトの下でやっていた藤吉コーチでなかったところは、大きな意味での"既定路線"であったことは窺えますが。
個人的に"藤吉監督"だと全く気持ちが持たなかったと思うので(選手としても監督としても、正直興味を感じたことが無い)、そういう意味では永井監督でまだ良かったとは思います。望んではいないですし期待しているとも言い難いですが、最低限のリスペクトと興味は残り得る体制というか。

ホワイトについては、つらつらツイッターを眺めてみると、どうも普段に比べても、思ったより遥かに皆さん(と)同意見だったので、あんまり言うことが無いなあという(笑)。なんだみんな僕が言いたいようなことは承知の上で、あえてそれ以外に色々書いてたのかと、嬉しくもあり意外でもあり、普段の自分の空気の読まなさを恥じるところもあり。(笑)
それでもあえて一応言語的にまとめておくと、結局ホワイトに対しては、最初から最後まで、ホワイト"によって"強くなる、ホワイト"だから"強くなるというイメージが、持てなかったなあと言うことですかね。だから少なくとも「ヴェルディの」監督としては、"外れ""無能"な監督の部類だったと、あっさり言えばそういう評価でいいのだと思います。
"ホワイト"でも"あるいはホワイトの持っている知識・能力を"使って"強いチームを作るにはどうするかその時どんなチームが出来上がるかを考えるのは、サッカー談義の一つとしてはそれなりに面白みも意義もあるかも知れませんが、「ヴェルディ」についての話としては、純粋に趣味の領域だろうと思います。クラブ・チームがある監督を呼ぶのは、その監督に助けて"もらう"為であって助けて"あげる"為ではないわけですからね。・・・稀に「育てる」ニュアンスの強い監督人事も、無いわけではないでしょうけど。(それこそ今回の"永井監督"には、そういうニュアンスは割りとあるかも知れない)

その監督就任後に起きた行きがかり上の不運や不幸なら、大いに同情したり"採点"に影響することはあるでしょうが、所属するリーグ/ディヴィジョンの環境やらチームの選手編成・能力やらと言った、少なくとも"筋"としては来る前に承知しているはずの「初期設定」的な問題に関しては、やはりその上でどうするかというのが、評価の基準になるだろうと思います。勿論来てみないと分からないことは多々あるでしょうけど、それはやっぱりそのことへの適応力含めての、監督の"能力"と言うべきであろうと。最終的な解決能力というか。大事なのはインプットではなくて、アウトプットというか。
そういう意味では、やはり色々と"非力"な印象の強い監督ではありました。常にこちら側が、"汲み取って"あげないといけない感じの。"コーチへの依存度の高さ"や"常時出場メンバー以外への把握力の弱さ"なんてことも、言われてましたしね。

まあ"7勝7敗8分"という最終成績を、"失敗"と見るという前提ではですけどね。そこは意外と、難しいところかと。そもそもの戦力的に。そこから残留が現実的目標ならホワイトでもいい気はしますし、逆に昇格が目標なら永井監督という選択が、一般に説得力があるとは到底言えない。
ただ数字だけでもないので。確かにここから更に"底"が抜けて行く可能性は、僕自身感じなくもなかったですし(恐らく最後の"3-4-2-1(or1-2)"は、限りなく「アイデンティティ放棄」的な後が無いやり方だったんでしょうし)。その上で現状もし大ピンチならベテラン監督で、でもそうでもないからお試し含みの新人監督という、そういうことかも知れない。


そして迎えた、永井新監督の初戦。

7/20 J2第23節 東京V 〇3-2● 愛媛(味の素スタジアム)

GK 上福元
DF 小池、李、平、永田拓
MF 井上潮 ((→37'森田)、渡辺皓、河野 (→46'山本理)、梶川
FW 藤本、レアンドロ (→82'林陵)


まず繰り返しますが、個人的にはかなり例の無い程に、"期待感"の無い新監督ではあります。
それは見込みが暗いというよりも、どう"見込み"を持っていいか分からないということ。


だそうですが、そもそも「吉武学派」の日本/Jリーグでの"実績"自体、寡聞にして何とも言えないところがあるので、そこに更に永井監督のトップでの実績の問題やヴェルディの戦力を考えると、"夢想"すら上手く出来ない感じです。(笑)
ほぼ空っぽ
上手く行ったら「良かったねー」で、行かなくても「・・・・・・」。
漠然と"川勝2期"("3期"かも)とかをイメージしてはいますけどねえ、「ヴェルディ」的には。瞬間的にはあれは結構いいところがありましたし。当時の相対戦力的にも、そんなに現在と変わらないかな。
そう言えばあの時も河野がいたし、柏はJ2にいた。(笑)

この試合に関しては、まず事前予想の影響もありましたが序盤「潮音アンカー」に見えていた状態が僕的に大きな疑問で、つまり結果的にホワイトがヴェルディの"歴史"に一番濃く残したのがこの起用を長期間やったということだと思うので、そこがそのままではどうしても"ホワイト"のイメージに引っ張られるし、ホワイトの時もそうだったようにアンカー潮音の限界がそのままチームの限界になりかねないぞ、それに比べたら佐藤優平外しなんて些細なことだとそういう感想。
それに対する永井監督の試合後コメント

前半のシステムに関して4-3-3と指摘されている時点で自分の理想の形になっていなかったという証明になります。自分の中では4-4-2という配置でしたが、実際は自分の思うように選手たちがポジションに立てていなかったという部分で、そういう並びに見えていたのかなと思います。

基本的に自分が立ってほしいと思うポジションに潮音は全然立ってくれていませんでした。

というもので、ここは非常に納得しました。安心したというか。

だから布陣変更後の(色々持ち直した)後半の姿でチームを判断すべきだということに異議は無いんですが、その上でではチームが大きく上向くor変わる可能性が見えたかというと、それはまだ何とも。"保留"というだけではなくて、正直"見えて"も来ませんでした。
ホワイトの"変化"に付き合う中で、チームの変化可能性について逆に不感症になってしまっているというのもありますし。まだ"感じる"状態になれていない(笑)。結局男なんて、みんなおんなじでしょという拗ねた状態。
よっぽどかっこいいところでも見せてくれないと、夢見る少女に戻れない。(笑)

まあ逆に変に期待するのも気の毒だという、"ブレーキ"でもありますしね。それはそれで、好意は好意なんですけど、どちらかというと。
とにかくかなり緩い感じで、これから一戦一戦見て行くことになると思います。


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ここしばらくのヴェルディ
2019年07月01日 (月) | 編集 |
世間的に言えば、"上半期の終わり"の区切りに。(笑)


潮音アンカー4-3-3方式での初連勝を祝した後。

・藤本寛也、U-20W杯で離脱。

5/19 J2第14節 東京V 〇3-2● 山口(維新みらいふスタジアム)
5/25 J2第15節 東京V △1-1△ 千葉(味の素スタジアム)

・ボリスコーチ辞任。

6/2 J2第16節 東京V ●1-4〇 京都(味の素スタジアム)
6/9 J2第17節 東京V ●1-3〇 鹿児島(白波スタジアム)

・藤本寛也、帰還。
・渡辺皓太、フル代表南米選手権への合流で離脱。

潮音、寛也ドイスボランチ3-4-2-1への変更。

6/15 J2第18節 東京V 〇2-0● 甲府(山梨中銀スタジアム)
6/22 J2第19節 東京V △0-0△ 大宮(味の素スタジアム)
6/30 J2第20節 東京V 〇2-1● 岐阜(岐阜メモリアルセンター長良川競技場)


こういう風に並べてみると、「上手く行っていた4-3-3のチームがキープレイヤー藤本の離脱でバランスを崩しかけていたところにボリスコーチの辞任で一気に崩壊し、もう一人のキープレイヤー渡辺皓太の離脱も重なったタイミングで帰って来た藤本も組み込んで新たに作り直し立て直したチームが3-4-2-1のチームである」という分かり易い整理は、出来なくはないのかも知れません。
何だ単なる不運かよ、外的要因かよ、じゃあこれからは大丈夫だどんどん行くぜ!
・・・本当でしょうか。(笑)

とりあえず言っておくと、"ボリスコーチ"については皆さんが重要な存在だった言っているのでそうなのかなと思っているだけで、僕自身は特に認知はしていませんでした、悪しからず。ただ辞任直後の2試合に何か一つ"底が抜けた"ような印象は確かにあったので、恐らく実際重要な役割は果たしていたんでしょうね。監督の"指令"を"実行"に移す為の?あるいはもっと単純に、守備面の引き締め?

ならばそれを承けてのその後の3-4-2-1への変更は、オープンな分隙も生まれ易い4バック(4-3-3)の運用はボリスコーチ抜きではもう無理と諦めて、より分かり易く人数をかけるところにかけた運用のシンプルな3バック(3-4-2-1)の現実路線に切り替えたということ?
それで一応結果も出ていますし、筋も通っていますし、これで平和に終わりにして今後に期待!でもいいはいいと思うんですけどね。(笑)



ただ僕がかくも長くヴェルディについて書かなかったのは、一つ一つの勝ち負けの結果だけが理由ではやはりなかったわけで。
簡単に言えば、どうもあんまり手応えを感じられなくなっていた、"書く"モチベーションを掻き立てるもの意義を感じさせるものが、5月後半以降のホワイト・ヴェルディには薄かったということで。

他人の言葉を借りると。

例えば京都戦で4-3-3チームが崩壊の態を見せた直後の、uaoiohさん(@sit013)のつぶやき。

あるいはその後一応3-4-2-1での"立て直し"が成功しつつあった大宮戦後時点での、ふかばさん(@VCB_25)さんのつぶやき。

いずれもチームの"サイクル"の速さ、それぞれのやり方の"寿命"の短さを、「ホワイト・ヴェルディ」を俯瞰した問題として言挙げしたものだと思います。力点としては、uaiohさんは"ホワイト"個人の問題を、ふかばさんは"ヴェルディ"の宿痾(しゅくあ)的な原因を、より重視しているようですが。

僕自身も前から/早くから今年のチームについてはそのことが気になっていて、それで前回の更新時点で9節かから13節までかれこれ5節、珍しく(?)続いていた4-3-3のチームについては、ある種最後の希望というか"最後通告"を突き付けていたところがありました。

・感じとしては、ホワイトの「覚悟」の"本気"が伝わった、浸透したという感じ。(中略)
・どうせまた変えるんじゃないのと、僕も思っていたところがありましたが。
・"アンカー"潮音も暫定ではなく、完全に「本命」の臭いが漂って来ましたね。
・弱点も少なくない選手なだけに、暫定感があるままだと、どうも本気で見られないところがこちらとしてもあったんですが。

・何でもいいですけど、今度こそこのまま行って欲しいですね。

・・・(11節感想)

・それまでのホワイト監督のチーム作りには、ひときわ落ち着かない印象があっただけに、随分変わったというか一つ"線が引かれた"なという感じ

・・・(12,13節感想)


と、期待していたところが続く14,5節はそれなりに結果は出つつも早くも"緩む"気配が感じられて、挙句"ボリス・ショック"はあったんでしょうけど16,7節の結構見る影もない崩壊という事態を迎えて。
その後また3-4-2-1モデルチェンジでの"対処"はなされるんですが、大きめの失望の後で敏感に反応する気にならずに。「期待」する気にならずに。
まあ5試合くらい実績を積んでくれたら、また少し期待してみようかな、2,3試合じゃ"どうせいつもの変わり身だろう"感が拭えないという、そういう現状です。(笑)

まあね、どんなやり方も上手く行かない時は行かないですし、一年間同じやり方でやり通せる方が珍しいのは確かなんですけど。ただどうも、「行き詰って」変わるのではなくて、「緩んで」「自壊して」「何も無かったようになって」変わって行く感じがどうにも白けてしまって。新規刺激に対する不感症を呼び起こされてしまって。
その原因については上で言ったように、ホワイト側ヴェルディ側二つの見方があるわけですが。僕はまあ、ここまでの書き方で分かると思いますが、基本的にはホワイト個人の要因を主に問題にしているわけですけど。


・・・やや付け足し気味ですが、一方で現状のより「固有」の意味付けというのも、考えられなくはないとも一応思っています。
それは何かというと、つまり上でもちらっと言った"現実路線"ということで。

つまり柏戦でのカウンタースタイルの成功の頃に特にですが、ホワイト監督の"割り切った"時の意外な守備の強さや一気呵成に集中して攻撃した時の鋭さから、もうその"強み"だけで構成した堅守速攻でもいいんじゃないか、そういう単純なやり方の方が最大値が高いのではないかということを、僕は一時言っていました。
あるいは高名なヴェルディウォッチャー(笑)のさん(@GP_02A)なども、ホワイト監督については割りと早い時期から「とにかく役割を整理して単純化た方がいい」という意味のことを何度かおっしゃっていたと思います。

更にあるいは新世代レビュワーの代表格で、いつもはあくまで前向きな提言をするHaru10さん(@oaowegasb10)なども、どん底だった鹿児島戦後にはこんなキレ気味の発言を。(笑)

まとめてつまり、今のバランスは長い目で見て"落ち着くところに落ち着いた"結果である、単なる"変わり身"の一つではなく必然である、ここから腹を括って本格反攻だあと、そういう見方も出来なくはないかもと。多分そういう"つもり"は、あんまり監督はないのではないかと思いますが。あくまで目の前の状況一つ一つに"誠実"に対処したたまたまの結果であって。

まあ一つ一つの攻撃の形とかは、結構綺麗に出来上がっているんですよね、"速成"にしては。ここらへんは4-3-3のいい時期とかもそうだったんで、要するにチームが「落ち着いた」状態だと、自然に出て来る蓄積・仕込みなのではないかと思うんですが。
だからこそいかに"落ち着いて"、"腰を据えて"やれるかが勝負ではないかと、いつもの主張ではあるんですが。変な柔軟性は要らんというか、優先順位が先ではないというか。


多分また一か月後くらいに、経過を見てみたいと思います。(笑)
補強の噂があるんでしたっけ?


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気が付いたら連勝。/東京V-長崎(’19)、東京V-福岡(’19) メモ
2019年05月12日 (日) | 編集 |
勝ち"出し"たという感触はありますよね。"転がり"出したというか。

J2第12節 東京V 〇2-1● 長崎(味の素スタジアム)
J2第13節 東京V 〇3-2● 福岡(味の素スタジアム)

今までの"たまたま"勝てなかった分の回収(笑)も含めて。


長崎戦 (得点者 : 小池、佐藤優)

GK 上福元
DF 若狭、李、平、奈良輪
MF 井上潮、渡辺皓 (→85'山本理)、佐藤優、藤本 (→71'レアンドロ)、小池
FW 端戸 (→89'永田拓)


・9節琉球戦から始まった、潮音・皓太・優平のセントラルトライアングルを軸とした4-3-3中央攻略じっくりポゼッションスタイルも、かれこれ4戦目。(次の試合も含めると5戦)
・スタイル同様、かなり"じっくり"、非常に意思的に"継続""成熟"を目指している印象で、近年のJリーグの総体的基準の中でも、結構目立つ感じの"じっくり"感かなと。
・目指せ自分たちのサッカー。(?)
・それまでのホワイト監督のチーム作りには、ひときわ落ち着かない印象があっただけに、随分変わったというか一つ"線が引かれた"なという感じ、その"時期"を境に。
・スタイル選択が落ち着かないのと、スタイルの"中身"が落ち着かない(かった)のと。(笑)
・基本的には選手に合わせたということなんでしょうけど、ここはむしろ、ようやく「ヴェルディの監督」になったと言ってあげたい感じ。(笑)
・前任ロティーナと比べてもね。
・ロティーナの場合は最後までロティーナだったというか、「本来こうしたいけど相応しい選手が足りないからこう」みたいな"不全"感が、強めに残っていた感じでしたが。"ヴェルディ"<"ロティーナ"というか。
・ホワイトも不満が無いわけではないでしょうけど、より踏み込んで一つのそれはそれとして完成されたチームを作ろうとしている感がある気がします。
「普遍」と「個」の引っ張り合いで、ロティーナはより"普遍"寄りでホワイトは"個"寄り。"ヴェルディ"という環境においてね。
・その"前向き"さの分、ロティーナのチームより最終的に強くなる可能性は、結構あるかなと。

・もう一つの比較としては。
・前にホワイトの"ブロック守備"について、「ロティーナより"簡単"にやらせている分選手のストレスが少なくてその分より安定感があるところがある」ということを書きましたが。
・どうも"ポゼッション"についても同じことが言える気がします。
・ヴェルディの選手が1年も経たずに急に上手くなるわけはないですし、教え方としては多分ロティーナの方が"丁寧"なんでしょうけど。
・不思議にホワイトのチームの方がスムーズというか、より効率的に生きたボール運びが出来ているところが、最近の試合ではある気がします。
・ロティーナも就任したてのチームは、結構凄いクオリティでしたけどね。指導の厳密さがストレートに効果として出ていた時期は。
・でもある時期以降は、むしろ高い目標水準を達成"出来ていない"無力感みたいなものが、チームを覆ってしまっていたところがあったかなと。
・今のチームの方が、"出来る"ことをよりポジティブに評価出来ているというか。
・まあ最終的に、絶対クオリティの問題は無視出来ないとしても。
・それこそJ1との入れ替え戦(昇格プレーオフ決勝戦)とかに、また行った時に。(笑)

・藤本との絡みでここのところ左に入っている小池ですが。
・"今季"の印象を別にすれば、むしろこちらが本来だったようにも思いますが。
・スピードもパワーもあるけれど、そこまでの突破力も攻撃(クロス)精度も利き足サイド(右)では発揮出来ないので、むしろ逆足サイドで(カットインしての)シュートのパンチ力を活かすというのが、ここまでのプロ生活の小池の主な活用のされ方だったはず。
・今季は右サイドでも前回在籍時には見せなかったようないいプレーをしていましたが、いざ左に回ってみるとやはり"シュートの打ち手"としての迫力や動きの自在さが目立つなという感じ。"慣れてる"というか。(笑)
・いずれしてもまあ、使い勝手が良くて助かりますね。

・引き続きの課題としては、やはり繰り返される"終盤用シフト"3-1-4-2の失敗。
・今のところどうも混乱しているだけというか、固めて固まらずかつ前後分断して前にも行けなくなってといいこと無し。
・今季最初に3-1-4-2が使われた時の印象から、本来攻撃用のシフトだったものを説明不足な感じで転用しているのかなと思っていましたが。(だから説明すべきと)
・これだけ繰り返されるということは、むしろ再度"逃げ切り"or"終盤"用のシフトとして、トレーニング自体は練習でもちゃんとしてるのかなと推測。
・ただそれが実戦で上手く行かない。
・さてどうするか。



福岡戦 (得点者 : コイッチ、小池、OG)

GK 上福元
DF 若狭、李、平、奈良輪
MF 井上潮、渡辺皓、佐藤優 (→79'梶川)、藤本 (→76'李)、小池
FW コイッチ (→63'永田拓)


・端戸がコンディション不良ということで、代わりにコイッチが1トップで先発。
・林が離脱して端戸が離脱して、次から今度は藤本が抜けてと、左利きばっかり持ってかないで欲しいんだけどなあ全く。(to 神様?)
・まあどのみち藤本の代わりは"左利き"だから出来るというものでもないので、別問題と言えば別問題なんですけど。
・本来はやっぱり河野に、それくらいはね?
・機動力(突破力)かキープ力か、どちらかはせめてお願いしますよ。
・それを除けばチームとしては、引き続き過去4試合の延長戦上。
・"トライアングル"の運用は毎試合少しずつ違う感じですけど、むしろそれは全体の安定性不動性を前提としているという、印象の方が強いです。
・実際チームはほぼ狙い通り、順調に向上中という感じ。
・ただ何というか・・・"厳密"じゃないまま"完成度"が高まっているという、独特な感じもあるかなと。
・"完成度"が厳密性に依存しないというか、その代わり完成してもそれほど厳密にならないというか。(笑)

・他サポのこんな感想が流れて来ましたが・・・

「まだまだうまくいってない感」や(良くも悪くも)「精度に依存しない」部分が、"完成度"の問題というより最終的にも"特徴"である可能性があるかと。(笑)
・結構"だいたい"だけどそれでオッケーというチームになるのではないかというか。
・「選択肢」の準備整備という意味での"完成度"は高まるけれど、一つ一つのプレーにそれほどの厳密さは要求されない、個々人にスーパープレーは出ても。
・「ブロック守備」や「ポゼッション」について言った、"気楽"という特徴という、基本的には同じ話ですけどね。
・まあ何というか、それがホワイトの作る"組織"の特徴であり、要求水準の設定の仕方なのかなという。
・全体として上手く行っていなかった、結果の出ていなかった時は、それが"野蛮"に近い乱雑にも見えていたわけですが。
・ただ監督がそれでいいとしているなら、選手もそれでいいとしてプレー出来るわけで。
・要は基準とそれについての評価が共有されていれば、チームは動くわけですよね、十分に。
・ということにとりあえずはしておきます。(笑)
・実際細部の精度を上げることよりも、枠組みや手札の組み合わせで"やり易さ"を上げることの方に、ホワイト監督は重点を置いているようには見えます。
・"自然"に上手く行くように誘導するというか。"頑張れ""ちゃんとやれ"と言うよりも。(笑)
・自分にも他人にも甘い。いい意味で。(笑)

・"終盤"問題については、"後ろの枚数"と"前の枚数"の両天秤方式から、スタートからの形を基本崩さずに中盤の運動量と枚数確保の方に重点を置く方式に変更したと、そういうことのようですね。
・それによって出番を失ったのがレアンドロで、それ以前からぼちぼち使われてはいますがより存在感を増したのが、終盤(中盤に)投入される永田拓と。
・まだ一試合ですが、良さそうな感じはします。
・形を崩さないというのがポイントなので、特にアンカーの潮音には90分頑張ることが強めに要求される感じですけど。
・まあ色々と形になって来ている感じはありますね。
意外と選手も"足りて"来ているし。
・内田とヨンジが余り気味なくらいで。
・そう言えば出た時には妙に頼りになっていた森田も、しばらく出ていませんね、怪我ですか?
・まあ何にせよ、上向きなのは間違いないですね。
・ここから数試合、上手いこと勝ち点を取って行ければ・・・。
・ね。(笑)


それなしても、なんか簡単に点が取れるようになりましたね。上手く行く時はこんなもんというか。
逆の時もありますけど。(笑)


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良くなってたんですけどねえ。/岡山-東京V(’19) メモ
2019年04月29日 (月) | 編集 |
残念。

J2第11節 東京V △1-1△ 岡山(シティライトスタジアム)

"結果"としての勝利が何としても欲しい状況ですし、勝つべき試合でしたし。

GK 上福元
DF 若狭、李、平、奈良輪
MF 井上潮、渡辺皓、佐藤優、藤本 (→72'レアンドロ)、小池
FW 端戸


平成最後の更新。(笑)
・このワードで検索して、ここ数日でどれだけのネット記事が出て来るでしょうか。(笑)
・全然意識してなかったですけど、どうせなら所長さんをやめるのも、"令和"への切り替えを待っても良かったかもしれませんね。
・まあ別にやめると決めたわけではなくて、"無期限休止"という感じなんですけど。
ツイッターの背景が、もう少し画像貼り易いといいんですけどね。レイアウトが結構融通利かないんですよね、あそこ。
・ちなみに今日現在の背景は、欅坂2期の藤吉夏鈴(かりん)ちゃんです。(笑)
・漢字もひらがな(現日向坂)も欅系は可愛いけどフォトジェニックじゃないコが多くて困ってましたが、欅の2期は比較的分かり易い"美少女"が多いような。
・これならいつか(所長さん)"復活"の際には、戦力になってくれそう。

・さてホワイトヴェルディ
・勝手に"解任"を念頭に置いた書き方の記事を前回書いてしまったせいで、個人的にはやや気が抜けた状態で迎えた試合でしたが。
・どうしてどうして、結構目に見えて良くなっていたと思います。
・...いや、本当に解任されると"予想"していたわけでは必ずしもないんですけど、"書い"てしまうと言霊的なものの力で変に確定された感じになって。(笑)
・"平成最後"だということを思い出さなければ、今日書く予定も無かったんですけど。
・話戻してどう良くなっていたかというと、一言で言うと"様になって"来ていた、僕が"とりあえず"やっているだけのようにも見えると前回書いた、ポゼッションスタイルが。
"人形"に"魂"が入りかけているというか。
・「指示だから」やるのでも、「ロティーナ的システムの残像に引っ張られて」やるのでもなく。

・簡単に言えば"慣れた"ということではあるんでしょうけど。
・4-1-2-3でのポゼッションスタイルに。3試合目にして。
・ただ"2試合"目にはむしろ"1試合"目より崩れる部分もあったわけで、何でかなというところではありますが。
・感じとしては、ホワイトの「覚悟」の"本気"が伝わった、浸透したという感じ。
・思うような結果が出ない中で、本当にこれでやるんだその手応えがあるんだと。
・どうせまた変えるんじゃないのと、僕も思っていたところがありましたが。
"アンカー"潮音も暫定ではなく、完全に「本命」の臭いが漂って来ましたね。
・弱点も少なくない選手なだけに、暫定感があるままだと、どうも本気で見られないところがこちらとしてもあったんですが。
・内田とポジションを争っていたらしいプレシーズンから、蓋を開けたらいきなり李ヨンジ中心の中盤になってしまった"前科"もあるだけに。
・まあ潮音のコンディションの問題があったらしいですが、後で分かったことによると。
・それにしてもヨンジでは、色が違い過ぎましたからね。

・その「本気」「本命」の問題に関連して。
・開幕前にふかばさんが言っていた(ポゼッションではなく)「ペネトレーション優先っぽい」という性格付けは、今でも的確・簡潔なホワイト評だったはずだと思っているんですけど。
・ただ今のヴェルディはそれの"グラデーション"の域を越えて、かなりはっきり「ポゼッション」のチームになっていると思います。
・プラス(よりはっきりした)ポジショナル。
・あっさり言えば、"ロティーナ"回帰
・「回帰」自体をホワイトが強く意識しているかというと、それはしていないように見えるんですが。
・あくまで狭義の"サッカー"内のロジックでの、選択。"チーム"マネジメントというよりも。
・ただとにかく結果として"はっきり"感が出たことで、選手はより落ち着いてやれているし、同じようなことですが"腰を据えて"、覚悟のあるポゼッションが出来ている。
・ここらへんは多分、監督の意向と選手の意向が、微妙にずれながら重なっている感じ。

そんなに指示はなかったですね。自由にやっていいのかなと思っていました。チームは序盤に4-4-2がベースで、それが4-3-3や4-2-3-1になったことで、だいぶ意識的にもやりやすくなって、インサイドに皓太君がいることでそんなに苦しい感じはなくて、自由にやれていたので、去年と同じやり方でやればいいかなと思っていました。(藤本寛也)

・...例えばこういうコメントですが。
・こういう一種の自然均衡は、"自然"でスイートスポットが広い一方、脆い部分もあって。
・それが例えば後半の相手の出方が変わって試合状況が変わった時の、やや慌て過ぎな部分などに出ていると思いますが。
・その後の「3-1-4-2」の"失敗"は、より意識的・戦略レベルで監督と選手の意思疎通が上手く行かなかった感じですが。
・攻撃的に行けというメッセージに必然性を感じなかったか、それとも"3"で守りつつ"2"で攻めもしろというメッセージが複雑過ぎたか。

・ともかく僕が気にしている、興味があるのは、この"はっきり"ポゼッションが、どの程度ホワイトの本意なのかどうかということ。
・ホワイトは"変わった"のか、それともこれも"元々"の一つなのか。
・勿論ロティーナとホワイトに戦術的連続性が無いわけではない、あるいはホワイトの選択肢orオプションにこういうスタイルが無かったわけでない、持っていたと、それ自体は当たり前というか簡単に言えると思いますが。
・ただ"持っている"だけではしょうがない、それでチームが動く保証にはならないというのが、僕のいつも(笑)主張していることで。
・ある程度の"本気"が伴わないと、使える戦術にはならないと。
・今回の話で分かり易く言えば、"ペネトレーション"中心のロティーナのチームみたいなものは、現実的に可能なのかどうか。
・"ポゼッション中心のホワイト"は、見たところ意外と可能そうなわけですが。(笑)
・それが「ホワイトの"本来"」になるべく多く由来してくれていた方が、チームの将来性としては楽観的でいられるわけですが。
・今のところの見立てとしては、思ったより"本来"らしいが、ヴェルディ自体が持っていたあるいはロティーナ時代に蓄積していたものが、活性化して協働している面も大きいのではないかと、そういう感じ。
・いや、前半はほんと予想外に良かったですね。
・更に言うならば、先制点の崩し、それから2点目になりかけたPKゲットに至る崩し、いずれもかなり見事に整理整頓された"ポジショナル"的な崩しで、「徹」することでホワイト自身も、今まで出ていなかった能力が出て来たのかなという感じ。
・これくらいある意味スローダウンすれば、ホワイトの"知識"も、ちゃんと使えるようになるというか。

・まあ多くの人が言っているように、藤本寛也の存在、彼が右前で分かり易く溜めてくれることによって随分全体が整理整頓出来たのは確かですよね。
・ついでにチーム状態としては少し崩れましたが、レアンドロ投入後の潮音は凄く楽そうというか安心してプレーしている感じで、やっぱりそういう属人というか個人の問題も大きいよなと、それは改めて思いました。
・そこまでは単なる"配り屋"みたいなところのあった潮音が、ようやく"攻撃参加"のイメージを持てるようになっていた。
・"配る"パスを出すにしても、より前向きに出せるようになっていたというか。

・どうなんですかね、やや強引に自分の過去の主張とくっつけると。
・この"ポゼッション"スタイルは僕の"カウンター"の主張と逆のようで、実はある程度「止まった」状態を確保するという意味では、共通する部分もあるのではないかなと。
・攻撃的に止まるか守備的に止まるかの、違いはありますが。
・それによって、ホワイトの能力が"追い付く"ようになったというか、キャパぎりぎりでやらないで済むようになったというか。
・何でもいいですけど、今度こそこのまま行って欲しいですね。
・多分今のサッカーにはあらゆる"派"の人が、それぞれにおおよそ満足していると思いますし。
・ホワイト肯定派にも否定派にも、戦術派にも個人派にも、勿論今自分で言った(笑)「攻撃」派にも「守備」派にも、それぞれ"寄せ"たプレゼンテーションが多分可能。
・まあ交代等はなかなか上手く行かなかったですし、特に"3-1-4-2"の位置づけについては今後も使うようですからもっとはっきりさせた方がいいと思いますけどね。
・ただチーム"状態"としては別に悪くない。潜在的には凄くいい可能性すらある。
・それを「顕在」させる為には、勝ち星が必要なわけで、早く何とかなって欲しい。まだ間に合うかも。


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タイトルがどうしても決まらないけど上げてしまおう。/東京V-琉球(’19)、東京V-新潟(’19)
2019年04月21日 (日) | 編集 |
炎の早朝更新。
"解任"の噂も飛び交ってはいるので(笑)、むしろなるべく早く書いて身綺麗になっておきたいなと。(笑)


J2第9節 東京V △1-1△ 琉球(味の素スタジアム)

GK 上福元
DF 若狭、近藤、平、奈良輪
MF 井上潮 (→60'森田)、渡辺皓 (→88'河野)、佐藤優 (→88'李)、小池、端戸
FW 林陵


・スタメン表を見て、ゲッ潮音皓太ダブルボランチ?危険な奴やと思ったら、潮音アンカー、インサイドに皓太・優平の、4-1-2-3(4-5-1)でした。
・結果比較的落ち着いた感じの前半。
・分かり易い"秩序"感があったというか。
・ホワイトなりに色々文脈はあるんでしょうけど、要は「去年まで(と似た)の形」だったのが、大きかったのてはないか選手に安心感があったのではないかと、そんな感じ。
・そこまで"いい"とは、僕は思わなかったですけどね。
・とりあえずボールとチームが回ってるだけで、インパクトやフックはあんまり無いなあと思いながら、見ている部分がありました。
"先"もそんなには見えなかった。
・割りと危機状態な近況な中の、「回帰」という割り切りならば、これで十分ですけどね。(でも多分違う)

・実際問題"第三者"的に目を引かれるのは、やはり琉球のサッカーの方だったと思います。
・一言で言うと、ポジショニングと距離感がいい。
・結構動きつつも、常に整理整頓されている感じが特徴。
・ダイレクトパスを凄く楽そうに回しているのが、目立ちましたね。
・同じワンツーでも、「本田・香川」的ながーっとテンションで行く感じや"狭く"狭くなっていく感じが無い。
・"ポジショナルプレー"のエッセンスが入っているのは間違いないですが、ただそれ自体をやろうとしているというよりもあくまで"取り入れて"いるという感じ。
・もっと前の"人もボールも動くサッカー"的な臭いもありつつ、色々中庸的な感じ。樋口監督の人柄のように。(笑)
・見た目地味ですけど、それなりに研究熱心な人ではありますしね。

・逆にヴェルディは攻め込んだ時のポジショニングがちょいちょいバラバラというか、混雑混雑というか。
"カオス"感が薄れた分、逆にもっと整理が必要な感じ。
・例えばそこらへんが向上して"強く"なって行くのか、落ち着いてはいるけれど取り柄も特に無い感じになるのか、次戦以降を見てみないと分からないなと、またもや保留。(笑)



J2第10節 東京V △1-1△ 新潟(味の素スタジアム)

GK 上福元
DF 若狭、近藤、平、奈良輪
MF 井上潮、渡辺皓、佐藤優、梶川 (→72'ヴァウメルソン)、小池 (→78'永田拓)
FW コイッチ (→46'端戸)


・前節終盤の故障の影響で得点源の林陵平が欠場し、コイッチが1トップでスタメン。
・また左ウィング的に入っていた端戸に代わって梶川が久しぶりにスタメン出場ですが、位置は右で代わりに右の小池が左に回る形。
・前節中央で比較的回せるようになった反面、それまで活きていた右の小池が使えなくなっていたことに対する微調整?
潮音・優平・皓太・梶川とピッチに並ぶと、何やら大"ポゼッション"大会が展開されそうなイメージではありますが。(笑)
・どうせなら小池も外して藤本か森田でも入れたくなる誘惑が。(見てみたいだけ(笑))
・その場合は1トップは、いっそ河野にしよう。
・妄想はともかく、ホワイト監督の基本的な意図としても、前節の"方向性"を更に推し進めると、そういうものではあったと思います。
・...開幕しばらくとかもそうですが、"ポゼッション"志向が強い時には、端戸は決まって外される運命なんですね(笑)。そういう位置づけというか。
・そして逆に、交代出場で活躍する流れ。(笑)

・前節については「とりあえず整ってはいるけれどさしたる取り柄も見当たらない」というのが僕の感想でしたが。
・今節はそこに"色気"が加わることで、チームにプラスがもたらされるのではなくて"とりあえず"のバランスも失ってガタガタになった、そういう試合でしたか。
・僕自身の見立て(↑)に従えば、ロティーナ時代の形の"思い出"にすがってとりあえずの落ち着きを得てはいたものの、監督の指示等による論理的な基盤ではないのでそれ以上のことをやろうとした瞬間にみんなばらばらの方に行き始めたと、そんな感じ?
・勿論ホワイトなりの指示・施策はあってそれについての何人かの人による解説も"嘘"ではないんでしょうけど、それがチームの実際の動きの中でどれくらいの比重を占めているのか占められるのかについては、いささか僕は疑問が。
・とにかく見えている現象だけで言えば、ポゼッション・・・というか"ちゃんと"したサッカーをやろうとすればする程中身がすかすかとなる、"攻守"なり(各トランジョンを加えた)"4局面"なり"3ライン"なり、"満遍なく"神経を使えるパラメータを割り振れるだけのリソースは、現状の「ホワイトヴェルディ」には無いと、そういうことではないかと、繰り返し言いますが。
・ホワイトヴェルディ。つまりホワイト×ヴェルディ
・"どっちの責任"論は置いておいて、とにかく「ホワイトがヴェルディを率いる」という条件下では。
・結局今までで少しでもおっと思わせた、チームの"顔"が見えかけたのは柏戦のカウンタースタイルと、その前の徳島戦終盤の3-1-4-2攻め達磨スタイルくらいなわけで。
"偏って"ナンボというか、偏りを手掛かりにしてようやく形を作れる、そのレベルのチームだということでしょう。
・その程度の監督であるし、その程度の選手層であるし。
・目指すべきは一流ではなくて、"超二流"というか。(笑)
・ここまでで言えばね。
・まだこれからなのか、もう十分なのか、そこらへんは個々人の見立てでしょうけど。

・まあとにかく、選手が強い"基準"に従ってプレーしていない感はありますよね。
・柏戦後は、"スタイルを変えた"(戻した)二戦目(山形戦)に落ちて、二戦目(新潟戦)に落ちてを繰り返しているわけで。
・いかにも「浅い」印象、指導の選手への染み方が。
・この先どんな"新"手を繰り出しても同じなのではないかという。繰り返す度に、ますます反応も鈍くなるでしょうし。
「深い」のもあったわけですけど、守り達磨と攻め達磨。(笑)
・もしホワイトが10年前の監督であったら、虚心な観察から何らかそういう"現実的"な選択をしたのではないかと思いますけど。
・なまじ受けた"全能感""ユニバーサル感"溢れる教育が、そういう自然な反応・判断を阻害しているのではないかという。
・そしてその「教育」のホワイト自身への"染み方"への疑問という、一番最初の(開幕時の)疑問に立ち返る感じですが。
・言ってみればホワイト自身が、まだ監督としての自分を発見し切れていないというか。
・いつかはいい監督に、看板通りの「新世代のイングランド人監督」になれるのかも知れないですけどね。
・今はまだ、「知っている」ことと「出来ること」が分離したままの状態という感じ。
・"頭"と"体"というか。
・「自己認識の出来ていないリーダー」というのは、"失敗"リーダーの典型ではあるわけですけど。
・新世代の"戦術"は、その古い"典型"を無効に出来る程のものなのか。
・まあいちホワイトについての話で、そこまで大げさな話にする必要は無いんでしょうけどね。(笑)

・何か解任前提の"総括"状態(笑)ですが、「試合評」としてあえてまとめて何か言うとすれば。
・"琉球戦が良くて新潟戦が悪かった"とは、僕は思わないということです。
・本質的には同じ試合だろうと。
・同じくらい、退屈な試合でもありましたし(笑)。僕には。
・だから琉球戦の評判の良さに驚いて、新潟戦の評判の悪さにまた驚いたという、そういう流れ。
・つらつらホワイト(のチーム作りのスタイル)への"違和感"を書きましたが、実際問題"ホワイト"寄りに試合を見る世代が、育ってはいるんだろうなと。
・面白い面白くないは人の勝手なので、面白いという人がマジョリティなら、それでジャンルとしては成立するはずなのでそれでいいんでしょうけどね。
・後は勝てるか勝てないかかな。それについてなら、世代を問わず、口出しする権利は発生するでしょうから。(笑)
結果が出ちゃうのでね。(笑)
・そこらへんが、アニメ・ゲーム等のコンテンツ産業一般とは違うところ。
ダイナミックなところというか。(スポーツの)
・老若の交流可能なところとまで言っちゃうと、悲しいですけど。(笑)

さて"一報"は来るのか。
まあでも負けてないからなあ。


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