2022年12月31日 (土) | 編集 |


来週年初発売のモーニングと一緒でいいかなと思ってましたが、思いの外沢山あるのでやはり年内にまとめて。
『バーサス』
魔族に科学が、ロボットに魔法が効いて、それぞれがそれぞれの世界を救いに行くのかなと思いきや合流してしまって、更に今度は魔族とロボットが戦い始めたところまではおおと思って読んでましたが、最後の多元世界合流はいったいこれどうするのという感じに(笑)。その前で止めておいた方が・・・という。
まあお手並み拝見。(笑)
『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』
こっちはこっちで張り合うように(笑)、世界構造が複雑化。
とはいえ"RPG"のお約束の範囲ではあるんですが、逆に結局どこまでがお約束/ゲームでどこからが違って来るのか(来ないのか)、改めて興味が出て来ました。
『戦車椅子 -TANK CHAIR-』
出張1話。
今時っぽい殺伐バトルものですが、車椅子/パラスポーツの要素が入っているのは面白いですね。
多分何かしら、実体験が背景にありそう。
『相続探偵』
打ち切りですか。
ネタは面白いんですけど漫画として下手なんですよね。
のれそうでのれないまま終始。
まあイブニング恒例ですけど。
『創世のタイガ』
戦ってるだけなんで猛スピードで読みました。(笑)
"歴史"と"ナチ"(白人至上主義)の話を何とかしろというかさっさとしろというか。
『法廷遊戯』
モブっぽいところから唐突に濃いキャラが。
今後の展開に関わって来るんでしょうか。
確かに隣で聴いているだけなら盗聴じゃないでしょうからね。(笑)

今月は2回目の発売。
普通に月一で安定させてほしいんですけど、何でしょうね、その方が経費がかからないとか?
『かまくらBAKE猫倶楽部』
相変わらず世界は好きなんですけど、ますます話の運びが曖昧な感じに。
カウンター客のセーターのお姉さんが「ん?」と何を見たのかもよく分からなかったし。
『蟲師』の人にでも弟子入りすべきかも。(笑)
『ハコニワノイエ』
新連載。
人の気持ちが分からなくても臨床心理士になれるのか。
まあ、なれるでしょうけどね、その為の「科学」ですし。マニュアルの限界内できっちりやるのも、それはそれで価値あること。変に救える"ふり"をしてもしょうがない。
このヒロインの場合は一方で正義感が強くて情に脆いところもあるということですから、感情が無いのではなく感情をコントロール出来ないタイプですね。(一見)"無感情"や"冷淡"は、そっちのパターンもある。「感情的」なのと「感情豊か」なのは違うと、昔ユングも言ってました。(笑)
逆にそれゆえに、「感情を上手く表現出来ない」人の気持ちも分かると、そっちの活かし方も出来ているようですし。良さそう。
『たちつて東大』
禁句連発じいちゃん笑った。(笑)
まあ所謂"親戚の集まりでの無神経な会話"の、中身という感じですね。常識だけで喋るとどうしてもああなる。("自分"の無い)昔の人は特にだいたいそうというか。またはぼんやり年取るとみんなそうなっちゃうのか。
『サレ妻シタ夫の恋人たち』
今月も快調に怖い。(笑)
旦那は旦那で大概なんですが、"いじらしい"筈の妻の怖さがそれを大きく越えて来るので、こちらの感情も思わぬ方向へ。
そういう"女"側の気持ちを、作者は単に訴えているというよりも自虐的にでも断罪する訳でもなく泳がせてる感じで、どういう話なんだろうなどういう話になるんだろうなという感じ。
小説"屋"の人の話も気になるし、実は傑作なのかこれ。(笑)


『税金で買った本』
"馬鹿だけど本質を突くキャラ"という設定の主人公ですが、段々と"馬鹿と言う態で描かれている普通に頭のいい奴"という感じに見えて来て、良くないなというか作者頑張れという感じが少し。(笑)
まあ馬鹿じゃない人が馬鹿を描くのも大変なんでしょうけど。

この言い方とか、いやしくも(?)お馬鹿な人はしないんじゃないかなあという。
さてその主人公が手にした"答えの本"とは何なのか。来年に続く。(笑)
『白地図のライゼンデ』
主人公(リタ)と元奴隷主の関係が、設定された"謎"以上にちょっとよく分からないところがあります。
貴重品のアリダードをあえて預けて泳がせているらしい魂胆の問題とは別に、そもそもの二人の関係性や感情の部分とかが。飛び出して来る場面の経緯もあんまりよく分からなかったですし。奴隷の主人からの脱走なんて大ごとの筈ですけど、どうも切迫感が。
このアウトローメンバーの面々にしてもやけに獣人の借金に難色を示すのは、その借金を作るような人格が信用出来ないということなのかそれとも借金と関連した社会的法的なややこしさがつきまとうからなのか。
とにかくパーティ結成。
『はじめの一歩』
え?最終奥義は精神論?それとも何か隠された意味が?
ということを本気で問う気も実は無いくらい、盛り上がっております。
そうか、ちゃんと腹を鍛えたのかあ、ウォーリー。(経緯知らないけど)
1mmも油断せず挑戦者をリスペクトしているチャンピオンもかっこいい。
どっちに勝って欲しい?分からない(笑)。(一応ウォーリーかな)
『無二の一撃』
勝った、のかな一応総裁には。
その後の西木戸流の"卑劣"は見苦しいようでいて、実際は納得感があるというか総裁に簡単に勝ってしまうよりは真実味があるというか。そんなに嫌じゃない。
初期の極真なんて、やくざに近い部分が多かった筈ですし。
それにしてもなぜそんなに強い伊吹流!というのを、これから真打ちが証明してくれる?
次回最終回だそうですが、打ち切りなのかどうかは微妙なライン。あり得るストーリーではあるけれど急ぎ過ぎな気はする。少なくとも"西木戸流"にはもっと書きしろが。
でもそもそもの修行プロセスも促成でしたし、そういう作品なのかもという感じも。
では今度こそ2022年最後の更新になります。(笑)
良いお年を。
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2022年12月23日 (金) | 編集 |

『グラゼニ ~大リーグ編~』
全然楽しくないんですけどナックルボーラー。(笑)
『イクサガミ』
のっけからつまずき過ぎですが。
ハンデ+強敵。
どんどん燃料投下のつもりなのかもしれませんが、単なる今時文体というか安っぽい臭いがするというか、早くも疑わしい感じも。
『テレワァク与太話』
何らペースが変わらなくて果たして"展開"してるのかどうかもよく分からないですが、安定して面白くはあると思います。
4コマに近い感覚。そういう作品なのか?
『平和の国の島崎へ』
誰が誰と戦ってるの?
また分からなくなった。(笑)
いい加減説明プリーズ。
『社外取締役 島耕作』
情報収集の為におばちゃんと寝てた、わけではないんですよね、多分。
あれは純粋に出世の為。と、趣味?
『リエゾン -こどものこころ診療所-』
一族の"異分子"という以上の敵視のされ方。
"権力闘争"の本格感というか。
『アンメット』とごちゃごちゃになりそう。(笑)
『上京生活録イチジョウ』
へええ、意外な展開。
最後に"青春"ストーリーとしてきっちり締めに来たか。
『ジドリの女王 ~氏家真知子最後の取材~』
あえて対立構造を作るという、こういう(他誌との)共闘の仕方は実際にあるんですかね。

『メダリスト』
こういう演技系競技で事前に手の内を見せあうようになっているシステムって、変な感じもしますけどね。"リンク"という物理的な束縛が大きいからかな。
所謂"表現力"が勝っている選手って、"技術"メインの選手と比べると実際には貧相というか邪道に見えることの方が多いような気がしますけどね。昔の日本の伊藤みどり選手のように、余りにも技術しかないとあれはあれで見てられないところがあったりはしますが。
やはり"スポーツ"なので、技術あっての表現力というバランスは、基本的には必要かなと。
『おおきく振りかぶって』
冒頭に出て来た女の子たちが新マネということかな?
野球部だからちゃんとしてる、ねえ。
相変わらず(というか元々)そこらへんが好意的な作者。
一般的には野球部なんてガラが悪くて怖くて、冗談にもこの作品みたいに「可愛く」は見えないと思いますけどね。
実は壮大な同人漫画だと思うんですよね、これ。(笑)
『フラジャイル』
意外というか究極かと思われたハードルの上に更にあったハードル。
どういうことなんですかね。反・間瀬という感情があったとしても、全会一致はだだごとではない。
『ブルーピリオド』
"真田"って女の子だったんだ。(意識してなかった)
そして八雲はキャラ自体が豪快過ぎて、汚くしてても特に貧乏という印象は無かった。
ていうか八雲と八虎って(笑)。まぎらわしい。
『イサック』
ヴィスコンティにとどめは刺さないのかな。
『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿』
事件自体は割とベタな陰謀?
殺したのは事実で、ただそれに赤坂先生らしい深い深い事情があるパターンなのかと思ってましたが。

『やんごとなき一族』
お義母さんの"意地悪"はそれなりに"愛情""誠意"だったりするのかな。
お義父さんの放任も、実は"認めている"部分が隠れていないことはない気も。
『クロエマ Chloe et Emma』
変装しちゃうとまだ誰が誰かピンと来ない程度の馴染感。
クロエさんのはしゃぎぶりも、若干まだキャラを崩すには早い気もしないではない。
『ミドリくんには触れない』
シンプルに哀しい。
まさかこのままということはないですよね。(女性漫画だと意外とあり得る)
"空キス"は多分、実際結構官能的。(笑)
『クジャクのダンス、誰が見た?』
社会的弱者の世間や権力(警察)になす術無い感じ、リアル。
『余命一年、男をかう』
意外と本気で"ストーカー上司"の「名誉挽回」回なのかもなと。
馬鹿だけど一途は一途。(笑)


『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる~壁をすり抜けたら、初回クリア報酬を無限回収できました!~』
え?妹ほんとに死んだの?と思ったら、さすがに"残る"パターンでした。
それにしても若干意外な程残酷。焼死というのがなあ。
『DYS CASCADE』
胸糞悪いと言ってるのは、過去の冤罪事件を今はスルーするからですよね?
実際"身内"の警官たちはどう思ってるんでしょうね、そういうの一般。勿論人それぞれではあるんでしょうが。
『はたふりマーメイド』
旗と竿と紛らわしい。(笑)
主人公の友達氏がいい味出して、バランスが取れて来ましたね。
『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。』
おばちゃんとことんイカれてるのかと思ったけど、最後は一応いい話?(という解釈でいいのか?(笑))
『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』
鐘捲自斎のキャラを立てて来るとは意外。
伝統的な佐々木小次郎像では、不遜な小次郎に馬鹿にされる系のキャラであることが多かった気がしますが。
兄弟子の伊東一刀斎に関しては、確かに姑息な出世主義者の風説はありますね。眼鏡の軽薄兄さんかどうかはともかく。(笑)
『あいのくりにっく』
もう少し読みたい気はありますが、余計にお金払ってまでではないかな。
コミックDAYSのポイントとかで読めれば。
2022年12月16日 (金) | 編集 |

『国産少女クラリス』
新連載。
こ、これは・・・
1話目にしては随分話が進みましたが、"AI未来都市""口さがないユーザー&AIが目撃する「人間悪」""AIの自我と暴走""人間側の反撃"と、一つ一つはある意味よくある要素を、むしろ1話で一気にやってしまうことで全体観及び作品の奥行きが説明されるという、かなり"成功"した詰め込みだなという感じです。
まあユニークでもディープでもないことをだらだらやられても、こっちも飽きますからね。一種の自発的「倍速視聴」という感じ(笑)。編集者いい仕事。
ということでとりあえず面白そうです。単純にクラリスを"退治"することになりそうには見えないので、結果協力しての超展開とかが待っていそうな予感もありますが、まあとりあえず2話目を。(笑)
『濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記』
鬼火で戦ってるのか体術で戦ってるのか、今いちよく分からない場面もありましたが、敵3人の構成の妙も含めてかなり見応えのあるバトルだった気配。(気配って)
アニメで見たいな。(笑)
いや、真面目に多分、カラーの方が分かり易かったろうと思います、今回のは。
『死神探偵エルリアの解』
最終回。
なるほどねえ。
テーマは"メタフィクション"そのものではなくて、「作者の哀しみ」だったのか。
哀しいですね、哀しい。
だからこそ主人公はその作者の世界を愛する人物で、最後も愛によって救うんですね。


言ってることが当たり前なだけに、"血の叫び"という感じ。
まあ物語の快楽なんてのは、案外シンプルで不変/普遍なものですよね。作り出される「世界」の具体感・実在感が他の表現ジャンルに比べても濃い分、小手先でどうこう出来る範囲は限られているというか。"本筋"の代わりは"本筋"にしか出来ないというか。
・・・という作者の怒りが作り出した世界の話?
壊そうとする中で世界自体の力が、結局本筋を呼び戻した的な。
"この後更にバトルが続くのでは?"という僕の予想/期待とは違った結局あっさりした終わりでしたが、一定の満足感はありました。いい作品でした。


『はじめの一歩』
今週も短いけどいい。
単に身体能力と野性だけではない、"闘技者"としてのウォーリーの諦めないしぶとさと、自分の素質で出来ることを究極まで磨き上げたチャンピオンのやはりの偉大さが、感動的なまでに伝わって来ました。
『無二の一撃』

やはり西木戸流のモデルは極真でしたね。
"邪道"極真に対する更なる邪道の伊吹流には、モデルはあるのかな。ただの琉球空手とかいうことはないように思うんですが。
普通にあれ死んでるでしょという感じの主人公。(笑)
そして脳内麻薬暴走の主人公。・・・あれ?そもそもの主人公の特殊能力って何でしたっけ、だいぶ前なんで忘れてしまいました。(笑)
『法廷遊戯』
"同害報復"、どの"罪"にはどの"罰"をということで議論が盛り上がった(?)回でしたが。
ただそもそも「法律違反」という以上の「罪」と当然それに伴う「罰」という概念が形而上のものであり、宗教でも持ち出さないと根拠付けられないものである以上、宗教から少なくとも形式的には距離を取る近代社会の刑法的には、刑罰の目的として言えるのは犯罪経験者という危険人物の一般社会からの隔離・排除(再犯防止)と、その措置・社会的自由権の剥奪の脅しによる犯罪・違法行為の抑止、この二つしか言えない筈なんですよね。報復代行業ではないというか、そもそも報復という概念、感情的な意味での"罰"を公的には認めていないというか。そこら辺の前提を先に言わないと、若干危ない議論に思えます。
一方で近代刑法の枠内でも「罰」や「報復」の要素が関与していないことはなくて、つまりあらゆる法律違反者を一律終身隔離するのもナンセンスである以上、犯した法律違反の種類によってその期間に差をつける必要があって、その際には「罰」や「報復」的な感情はどうしても入って来る、それを実質的に基準として罪の軽重を決めているのも、それも確かな訳ですよね。民法ならば、「損害」という別の量的概念で賠償額を決められるとしても。
みたいな話、とりあえず。
モーニングtwoが抜けた穴埋めなのか、いつ間にか「別冊少年マガジン」がコミックDAYSプレミアムのラインアップに加わってますが、途中から読むのもしんどいので新連載と『将棋の渡辺くん』だけとりあえず読んでいます。(その内には面白い新連載も出て来るでしょう)
2022年12月08日 (木) | 編集 |

『イクサガミ』
新連載。
デスゲームとツワモノガタリ的フォーマットが合わさったものかな?
デスゲーム要素が強過ぎると僕はすぐ飽きちゃうんですけど。勝手にやってという感じになる。
全体的には、面白そうな雰囲気は感じました。
『平和の国の島崎へ』
"やつら"というのは"今時のテロリスト"全般のことかと思ったら、「LEL」という特定の団体のことでした。
それとも"テロリスト"自体がもうLELにほとんど統合されたような状態なのか。
『リバーベッド』
毎週もうやめようかなと思いながら(笑)、結局読んでます。
何かありそうな気はするんですよね、"残酷物語"以外に。
『ジドリの女王 ~氏家真知子最後の取材~』
マチコが正義感で言ってるのか目の前の刑事に対する反発だけで"思いやりの無さ"を非難しているのか、刑事がただの手柄・点数狙いで行動しているのか、("警察"の大義名分以外に)自分なりの正義感があって行動しているのか。

"学校におけるいじめ"の一番の本質はこれですよね。
"学校"に閉じ込められているゆえの拘禁行動というか。
だから防ぐには学校自体を無くすのが一番というか、はっきり言ってそれしかない。
閉鎖空間で人間関係が固定されれば起きることはどこでも同じ。

『とつくにとうか~幕末通訳 森山栄之助~』
新連載。
見たことの無い題材の上に、最初から「通訳」「外国人」「日本人」全ての人の立場が出揃ってしまって、逆にこの先どういう展開があり得るのか予想がつかない。
例えば更に「幕府」が何か言って来るとか?
いずれにしても、面白そうではあります。
『図書館の大魔術師』
しつこいですが誰が誰だかさっぱり分からないまま読んでいます。(笑)
面白そうではあるんですが。
そして今回は、主人公(辛うじて分かる)がなぜ怒られたのか怒った人は何の立場で怒ってるのか、よく分からなかったです。因縁?新キャラ?
『おとなりに銀河』
"苗字"呼びはいいですよね。
そもそも「恋愛」というのは「他人」としか出来ないものなので、距離感を保つのは大切かと。"他人"があえて"仲良く"するという特別意識が必要というか。
あと名前(下の)というのは、基本的に親や親戚が子供の頃に呼ぶというのが最も典型的な筈なので、なぜ"恋人"が呼びたがるのか僕にはさっぱり分かりません、いちいち親の顔を思い出せってか?
『TACHIDEN 立川電機工業(株)男子ソフトボール部』
実業団は時代遅れ。
まあそうなんでしょうけどね、それと独立採算のプロクラブ/リーグとの距離が余りに遠くて、手拍子で賛成出来ないところがありますね。結局は"半実業団"的な大企業丸抱えのプロリーグ"プロ野球"が、唯一持続可能な形態に見えてしまうんですが。Jリーグも、結局上の方の実態はそうでしょ。
『異世界車中泊物語 アウトランナーPHEV』
あらあら意外な展開。
ただの萌えキャラだと思っていたら、訳あり無口なスーパー魔法姫でした。(笑)
なめててごめんなさい(笑)。(主に作者を)


『税金で買った本』
最近益々キャラが立って来た"人徳ある不良"石平くん。
いつかいい政治家にでもなるんじゃないかという気がして来た。(笑)
そして"スーパー図書館バイト"佐藤さんとも結ばれそう。(笑)
『白地図のライゼンデ』
雇い主(奴隷主?)は、非情ではあってもただの虐待者ではなくて大義のある人だったと。
少なくとも"貴重な道具"としての主人公の価値を認めその限りで大事にはしていたと。
『はじめの一歩』
ウォーリーがだいぶトリッキーなのでどうなることかと思いましたが、きっちり盛り上がって来ましたね。
ウォーリーを全力応援はしていますが、"基本しか出来ない"チャンピオンもそれはそれで立派なので、負けろと思っている訳でもない。
ページ数少なくても気にならない回でした。(笑)
『無二の一撃』
"先鋒"の兄貴の印象からは意外な、西木戸流の"邪流"感。
王道の権威主義とはだいぶ違う感じ。
作者は"主流になった邪道"極真が嫌いなのかなと何となく。
2022年12月01日 (木) | 編集 |

『上京生活録イチジョウ』
このまま終わると、結局イチジョウのここまでの自力のあがきは全部無意味で、元々の"資質"(上昇志向、意識の高さ)+帝愛だけで(のちの)イチジョウは完成したという風に読めてしまう気がしますがそれでいいのかな。
法律を気にするかしないかだけの問題なのか。気にしているのが駄目だったのか気にしなければ行けたのか。村上の"問いかけ"との対決を、もうちょっと見たい感じ。
まあ元々後付けの穴埋めストーリーではある訳なんですけど。
『グラゼニ ~大リーグ編~』
風次第の上にランナーが出ても弱い。
なんか読んでると、過去に成功したナックルボーラーがいたらしいこと自体が、不思議に思えてきますが。めんどくせえこのボール。(笑)
『ジドリの女王 ~氏家真知子最後の取材~』
"脅し"は"脅し"かもしれませんが、家族が事件をメディアに書いてもらうこと自体は別に違法ではないですし、内容も少なくとも家族が認識している"事実"な訳で、そんな悩むことかなというか、こういう使い方をすればメディアはやっぱり"権力"に対する有効な対抗手段だなと逆に改めて思ったりしましたが。
一般人を脅して金品を要求するのとは、レベルが違う。
(脅迫)行為としての本質に似たものはあっても。
マスゴミマスゴミ簡単に言いますが、"民主主義"と同じでじゃあ他にどんな対抗・抑制手段があるのと思ったりはしますが。見ての通り(笑)、個人/SNSなら真実性倫理性が期待出来る訳では、全然無い訳ですし。
結局これも一種の"平和ボケ"に見えてしまうところはあります、マスコミ・民主主義叩きは。それが無い時代(場合・国)の悲惨さを分かってるの?というか。
『テレワァク与太話』
割と今回はストレートな"ラブコメ"的展開。(笑)
なつさんは実際何を考えてるんでしょうね。どこまでいたずらでどこまで本気の下心で、そしてどれくらいの恋心(笑)が。
基本的には、コミュ障主人公に対する、「社会」「常識」側の代表・窓口として存在している人ではあると思うんですが。あんまりそこらへんをなつさん個人の資質の話にしてしまうと、話が狭くなり過ぎる気もします。最初から十分に変人ではあるんですけど。
多分"バランス"感覚が命の作品なのでね。そこら辺は注意深く、見て行きたいなと。
『アンメット -ある脳外科医の日記-』

さらっと言ってますが面白げな話ですね。意識より先に気が付く無意識。
"リベット実験"的なものとの直接の関係はあるのか無いのか。(考え中)
『リバーベッド』
捕まったついでに告白するかと思いましたが、それでも報復の方が怖い"閉鎖"社会の恐ろしさ。
犯罪組織の話にはなってますが、こういう上の都合で気軽に押し付けられるノルマというのは、"合法"の企業社会でも普通に蔓延しているものですよね。
"雇われ"の身が背負うものはどこでも同じというか。

『白地図のライゼンデ』
戦闘("地図")システムも面白いし、主人公の卑下の強さと一方の怖いもの知らずのバランスも面白いし、ほんと面白い。(ただし盛り上がるのはこれからか)
『カイジ』

なるほど。
会長は「価値観」として悪を選ぶ/善を認めないのではなくて、元々の認知が歪んでるのか。
確かにアカギとの対決中も、妙に"純"に見える瞬間はありましたね。天然ネガティブ。(笑)
『税金で買った本』

耳が遠いから実際には自分には迷惑はかかっていないけれど、"ルール"だから"被害者"の剣幕で注意する。(笑)
なるほど、この人も天然か。
どうしたもんですかね。悪いとも言い辛いし。そういう性格の活かせる所に配置するとかしか。(笑)

『たちつて東大』
偏差値"伸びて"55か。そこから東大と。(まずは中学受験ですが)
まあIQではないので、勉強すれば伸びるものではあるんでしょうけどね。
そして高額のコースを取らせたい塾側の魂胆を分かりつつも(笑)、含めて呑み込む"大人"心。(笑)
『かまくらBAKE猫倶楽部』
うーん、どんどん短くなってどんどん分からなくなってるな。
作者そろそろ猫化が進行してるのか。(笑)
いずれ人の分からない世界に。
『オメガ・メガエラ』
いやあ、全く勢いが衰えないままにこれでお別れ。
凄いとは思うけれど楽しくはない(笑)ので、単行本読めと言われてもな。
"クラシカル"であることと"ナウアデイ"であること、"トリッキー"であることと"ストレート"であることが矛盾なく存在している何かしら凄い作品だとは思うんですけど。
『サレ妻シタ夫の恋人たち』


怖いですねえ。
切なさや哀れさは勿論あるんですけど、それ以上に怖いです、ホラーです。(笑)
"欠けている"についてる点々が、やっぱポイントですね。(ダジャレか)
その発想が。量的な発想というか。
それで作られる生まれて来る子供にも、呪いがかかりそうだし。
こちらも今月限りですが、こっちの方が"先"は見たいかも。
作家先生宅の家事代行とか、忘れていた設定もあるし。
コミックDAYSで読めるのかな?(駄目そう)
2022年11月26日 (土) | 編集 |

『グラゼニ ~大リーグ編~』
先週ナックルとドーム化がどうとか言ってましたけど、よく見るとドーム球場じゃないですねここ(笑)。(少なくとも屋根は閉まってない)
『リバーベッド』
着実に進む怖い展開。これだけだとこの先少し辛そう(笑)。(逃げ出す準備(笑))
タイトルから想像すると、半グレ(?)的な集金組織の怖さプラス、「地方都市/地域」の脱出困難性みたいなものが、中心にある作品なのかなと。
プラスしての何かがあると、僕も読み進める気が起きそうなんですが。
まだ保留状態。
『リエゾン -こどものこころ診療所-』
いつにも増しての、"あっさり"解決。
いつもどういう基準でエピソードの長さ決めてるんですかね、行き当たりばったりな感じで少し謎。「漫画」的な配慮が余りにも欠けてる感というか。いちいちもう気にはならなくなりましたが、単純に制作工程が謎。(笑)
実際の症例の古い順とか?
『ジドリの女王 ~氏家真知子最後の取材~』
必殺の土下座で今回は警察の勝ち・・・かと思ったら引き分け、ないしはついでにみんな話が聞けてウィンウィン。
『テレワァク与太話』
所謂理系的な(要因はそれだけではないですが)空気の読めなさ/他人の気持ちの分からなさを、描きつつも自虐ではなくて、でも正当化でもなく簡単に"解決"もせずと、なかなかこれで成熟したバランス感覚で描かれているように見える作品。
でも描いているのはあくまで理系コミュ障の主人公の視点であって、ダイレクトに「成熟」に作品を支配させている訳でもなく・・・と、だんだん何を言ってるのか分からなくなって来ました。(笑)
「好きなことだけして暮らしている」は紛うこと無き失言ですが、それ自体の是非(まあ"非"なんですけど)で話を決着させなかったのはちょっと驚きましたね。論点は論点なので毎回こういう訳には行かないとは思いますが、果たして二人はどういう関係を築いて行くのかそれによって(こういう言い方も野暮ですが)作者は何を表現しようとするのか、予想がつかない面白さがあります。

『最果てのセレナード』
新連載。
かなり面白そうですけど、何の漫画なのかな。ピアノ?ガールズラブ?
ピアノの比重が高いと(ピアノを弾かない)ヒロインの関りが浅くなりそうだから、ガールズラブ・・・とまで単純ではなくても二人の関係性の方がメインですかね。
ただ"聴き手"としてのヒロインの資質も、それはそれで面白そうですけど。
殺人事件ミステリーということは・・・ないよな、当然関わっては来るだろうけど。
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』
う、うーむ。
とても良いんだけど、良さの説明の難しい作品だな。(笑)
間違いなく"霊能"ものではあるんだけど、その置かれ方が凄くカジュアルというか中心なんだけどぞんざいというか(笑)、不思議な感じ。
一方で翡翠のパーソナリティをめぐるキャラ萌え要素は、一見すると単なる華やぎのようにも見えるんですけど意外とこっちが本命なのかもなという感じも。
男の方と"どっちが主人公なのか"という問題含めて、複数の要素を同時進行させる感覚自体が、作者の特徴なんだろうと思いますけどね。"中心"性の見えにくい世界というか。

こういう女性漫画によくある卑下表現好き。まあ今回は作者男性のようですけど(笑)。(僕と同様に好きだからやってみたかったのかな)
男性漫画の脈絡でやると、どうも"卑下"が重くなるんですよね。
『カオスゲーム』
今月も楽しい夫婦漫才。
"ストーリー"の方は、まあぼちぼち。
二人を見ているだけでひと通り楽しめるので、あんまり切迫感無く読んでるというか。(笑)
『プ~ねこ』
"猫"という手がかりだけで、毎月色々よく考えますね。ほんと天才。(笑)

このシーン面白過ぎる。(笑)
猫の"頭グリグリ"の習慣を良く知っている人には、たまらない。(笑)
まあこのように"猫"自体にそれだけのインスパイア力があると、言えなくもないかも。(笑)
『メダリスト』

へええ、そうなんだ。それだけ"限界"に近い技なんですね、4回転なんちゃらは。"臨界"というか。
別な言い方をすると、技術がそのまま競争内容になる、"演技"系種目採点系競技独特の重さですよねこういうのは。サッカーとかの対戦型競技なら、下手は下手なりに相手を倒せばそれで勝ちな訳ですけど。手段は問わない。
対して"手段"そのものを問うている、採点競技。
僕はちょっと息苦しくて、見るのは苦手。(笑)
『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿』
"平松先生"の描き方も意外でしたし、それが問題の"殺人事件"に繋がって行くのもまた意外でした。
これまでの謎の振り方含めて、非常に高度というか懐が深いというか、一筋縄どころか二筋縄でもいかない感じのストーリーテリングの技術だなと。
原作リチャード・ウーなのか。(『ディアスポリス』等の人)
なんかピンと来ないので、少なくともこの作品に関しては自ら史学科出身らしい作画の芳崎せいむさんの方の色が濃いのかなと何となく。
作品のトーンがちょっとね。リチャード・ウー感が薄い。
『イサック』
照準合わせ終わった後に煙幕張ってもしょうがないでしょうから、火矢で狙ったあれは敵の大砲自体ないしはその精度にダメージを与える何かなんですかね。
しかし面白い作品ですね。"日本人傭兵"という耳慣れない存在を通して、見たことの無い"ヨーロッパ近世史"が。
『フラジャイル』
それは荻野目先生の死生観です。
医者が哲学者でも心理学者でもない以上、ここらへんのマニュアルの無い部分は実際勝手に"非専門家"が判断してそうで嫌なので、やはり情報は開示するという原則しか、適用しようにはないように思いますね。
専門家ならいいというものでもないんだけど、金払ってる(笑)のはその専門性に対するものですし、もやもやはありつつも専門性で自分を納得もさせ易いですし。
俗流哲学で勝手に処理されては、やはりたまらない。

『やんごとなき一族』
佐都美保子の両方に朗報と心境の変化が。
だからといって美保子がそう簡単に"改心"したり両者が和解するとも思えませんが、さてどうなるのか。
とことんソープオペラでかつとことん善良な作品なので、"針"の振れ先がなかなか予測できません。
『クジャクのダンス、誰が見た?』
うわあ。
いったん"悪"に振れた場合の、権力(警察)側のいやらしさが、ひたひたと。
まあヒロインは短慮ではあるけれど強い人なので、そう簡単に向こうの思い通りにはならないと思いますが。
『零れるよるに』
親切にされてもどうしても遠慮してしまう、疎外感を感じてしまう施設児童の心情がまるで"インサイダー"のように活写されていますが、どんな境遇の人に対してもたちどころにインサイダー的な洞察が出来るのが、多分この作者の才能。("体質"に近いかも)
『無能の鷹』
最近ほんと鷹野さんの比重の小さいエピソードが多いですよね。
多分作者の"言いたいこと"が先行している状態なんだろうと思いますが。
鷹野を使って揶揄するような題材は、揶揄し尽くしたというか。(笑)
その分普通の"ビジネス漫画"に近付きつつある。
モンゴル式"感謝"論、分かる気がします。挨拶的なありがとうはいいですけど、変に真面目に言われるとじゃあ何してくれるのという嫌な打算が生まれて来ないことは無いですし。(それが"男女"だと殊に嫌な感じに)
『ミドリくんには触れない』
"連絡先を消される"告白に、随分冷静だなという感じは。
勿論当面はそれをわざわざ伝聞で言って来る奴の攻撃性への対処が優先したんだとしても。
"直接"言われれば納得したのか、引き下がれたのか。女の人ってそうなのか。(笑)
先にミドリくんの方が折れて来たので、そこら辺は曖昧になりそうですが。
『クロエマ Chloe et Emma』

えーん。(笑)
このパターン怖いですよね。想いを寄せてる方はとにかくなるべくポジティブに事態を理解したい訳で、結局のところはっきり言ってもらわないと基本分からない。ただ"はっきり言う"ことのストレスを相手に要求しているのも分かるので・・・でもはっきり言って欲しい。(笑)
『余命一年、男をかう』

こういう気持ちになった時に、それは(恋が)愛(に変わった)と言うべきなのかそれとも全然違う方向の感情が芽生えたと言うべきなのか。
実際には"愛"の中に紛れている感情ではあるんでしょうけど。
対象がペットとか子供とかなら、普通に"愛"で通用する訳ですけど。男女(or性愛)だとね。


『白地図のライゼンデ』
引き続き良い。
繰り返しますけど本当に真っ当でピュアな探求心を感じるファンタジーで、やさぐれてずっこけてナンボのヤンマガには似合わないので、早目の移籍をお勧めします。(笑)
『税金で買った本』
家庭教師とかしてると気が付きますが、小学生は勿論中高生くらいまでだと、本当に自己表現する能力/習慣の無いコというのはいるので、そういう時はこれくらい親切に対応してあげるべきなんですよね、叱るとか頑張らせるとか言うよりも。
石平くんは別に教育的意図とかではなくて(笑)、ある意味同レベルの非/未知性の偏見の無さによって、事態の本質に到達した訳ですが。"分からない"ことに素直である故というか。
『ツワモノガタリ』
ついに土方登場・・・というタイミングで、web移籍。
うーん、こっちは別に移籍をお勧めしてないんですけど。(笑)
コミックDAYSよりもポケマガよりも、更に位置づけ・"雑誌"との関係がよく分からない、"ヤンマガweb"。そもそも単独でweb持ってる意味が逆に分からないし。せめて統一してくれ。
大した金じゃなくても、素性の分からない金を払うのは嫌なもの。NHKの受信料を筆頭に。(笑)
どうしようかなあ。単行本買うレベルなら普通に単行本買っちゃうからいいんですけど。その手前くらいの好き度の作品が難しい。
『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』
"達人"と"規格外"の戦いというのはもう結構分かり切っているレベルで過去描かれていて、今回の対決も大きくはそのライン通りに進んだわけですが、ちゃんと感動したので偉いと思います。(笑)
『あいのくりにっく』
新連載。
な、なんだこれ。(笑)
一見馬鹿馬鹿しいようで多分結構真面目な作品ですよね。
多分。(笑)
割と面白そうな予感。さほど自信ないですけど。(笑)


『相続探偵』
いよいよ核心!という段取りのようですが、僕の読みがいい加減なのか振りの効かせが甘いのか、正直そもそも何の話?という感じになってしまいました。(笑)
『バーサス』
『ワンパンマン』と『モブサイコ』の人の原作、の割に周到ではあっても普通なストーリーだなと思ってたら・・・やっぱり変な作品でした。(笑)
まあ"変"と言っても、前二つの感覚的な"変"に比べるともっと構造的な変ですが。
「世界」そのものの召喚
魔法と科学のじゃんけん?
前者が中心のコンセプト。
後者はラストからの僕の推測。(笑)
こちらの魔法(魔族)には有効な科学兵器が通用しない敵があちらにいて、しかしその相手にはこちらの(人間の)魔法が有効というそういう構図かなと。もっと複雑かも知れませんが。
とりあえず楽しみ。でもこんな人気作の実績が既にある人が、何でシリウスなんかで新連載するのかなというのも。どうも今までも出版社ごとバラバラな媒体に作品を出している人らしいですが。それにしてもシリウス。(笑)
2022年11月20日 (日) | 編集 |

『リバーベッド』
新連載。
連続変死事件に怪奇ものかなあと思いましたが、犯人があいつらだとすれば犯罪組織ものなのか。
でもそれだけとも。
まだジャンルがよく分からないという部分も含めて、期待感は残った初回でした。
"riverbed"は川床。直訳ですね。川底とも。
『平和の国の島崎へ』
うーん、お上は"監視"というより、仲良くしたくてたまらない感じ。むしろ尊敬の念が感じられるというか。
どういういきさつなんでしょうね。
地味に日本を救ったとか。
『グラゼニ ~大リーグ編~』
風次第という割には、成熟したナックルボーラーには"無敵"の印象がありますが。
ドーム時代以前だったからとか?
『リエゾン -こどものこころ診療所-』
「発達障害」であることと、抑制が利かないことは直接関係ない気もするんですが、逆に(発達障害者には難しい)"空気を読む"能力によって、「普通」の子供たちはあえて欲望を断念しているということなんですかね。
今回のケースに関しては、子供がなぜ「自分だけ」犬が飼えないと思い込んでいるかも少し謎なんですけど。そこまでみんな飼ってるとは思えないし。交友範囲の狭さゆえなのか。
『アンメット -ある脳外科医の日記-』
事故による純然たる脳の障害で出た躁鬱的症状でも、"訓練"で改善しないといけないのはなんか屈辱的な感じですね。何か「精神」的に問題があるような感じで。本人至って"正気"な訳ですし。
"脳を直し"てくれる訳にはいかないのかと思いそう。
『ジドリの女王 ~氏家真知子最後の取材~』
氏家は世の中に知らせるべきだと言っているので、当の親の反省を期待している訳ではないので、最後の警察の反論はおかしい気がします。反"論"する気があるだけ上等ではありますけど。
『ガクサン』
参考書作りの仕事の細かさにめまいがしますが、それだけの見返りはちゃんとある業界なんですかね。
そもそも"使う"本という特殊性があるので、細かくなるというのも分かりますけど。


『死神探偵エルリアの解』
("作者"というどう見てもの)ラスボスは登場したけれど、話としては割とまだまだ続く感じで安心しました。(笑)
だってようやくキャラが育ったくらいの進み感じゃないですか(笑)。"スパイ"のコとか特に。
『ブレス』
突然のメイク指令(要望?)にびびるのかと思ったら、やっとメイクができる!と前向き。(笑)
ここらへんの明るさが特徴的と言えば特徴的なんですけど、若干まだ正体不明な感じのするところ。
『濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記』
"前世で糊着した良心と道徳"。
「道徳」はともかく「良心」の方は、必ずしも前世の経験とは限らないとは思いますね。
「人を殺してはいけない」は道徳であり思想ですけど、「人を焼き殺す」おぞましさ、増して今回の鬼火のように特殊な苦痛を与えることへの嫌悪感・アンフェア感は、思想以前の感性的なもので、"一巡目"の人生でも感じる人は普通に感じると思います。(感じない人がいる可能性も可能性で、ありますが)
だからこそ逆に、そこから「道徳」も構築されて来る訳で。
「糊着」は「固着」の間違いかと思いましたが、ほぼ似たような意味でちゃんとあるようです。(笑)
『白地図のライゼンデ』
新連載。良さそう。
"純"とすら感じる真っ当な異世界ファンタジーで、およそヤンマガらしくないですけど。(笑)
「地図」の持つ魔術的な意味合いというのは、実際に古代世界では存在したと言ってもいいようなものだと思いますし。"地図"にある範囲が自分の国の領土、あるいはもっと広く"人間"の世界というように。そういう何か"学識"に近いシリアスな背景を感じる作品で、全くヤンマガらしくない(笑)。染まらないで!
『税金で買った本』
権力でも面子でもなく、"真相"の為の喧嘩。(笑)
主人公がただのヤンキーというよりも、"義侠の徒"に近い特異な正義感の持ち主だというのが、何となく分かって来ました。(笑)

『DYS CASCADE』
クオリティは申し分ないですけど普通と言えば普通なタイプの作品だと思うので、紙ならともかくサイトで一番人気になるほど人気があるというのは意外。
・・・なんか"二、三番手"感ありませんか?(笑)
看板感が無いというか。
『最弱な僕は<壁抜けバグ>で成り上がる』


ほお。なかなか面白い"成長"理論。
「ゲーム」のものとしても「現実」のものとしても。
これ多分「上級冒険者」という言い方に意味/重みがあって、連続的な努力そのもので行けるところと行けないところ("上級冒険者")、非連続的な成長と努力の関係みたいなことを言ってるんですよね。
なお繰り返しますが、妹ちゃんは死んでない方に100万ペリカ。
『魔剣鍛冶師になりたくて!』
何やら大きな話に。
聖剣学院の"邪悪"さと神々の"邪悪"さが、重なってる/関係しているというパターンですかね。
『はたふりマーメイド』
アニメの技量だけはあるのかと思ってましたが。(笑)
話はいかにも作れなそうですけど。イメージと意気込み一発。
下手は平凡よりマシか。うーん、自分で言っちゃうとね。じゃあ努力の方向はどうなるのよという。
"上手い必要は無い"くらいにとどめておくべきかなと言う。普段僕が言ってるようなことですが。(笑)
『追放されたチート付与魔術師は気ままなセカンドライフを謳歌する。』
ギルマスえらく"まとも"に目覚める。
一方でこの人の描く"半グレ"は、先々なんか怖そう(笑)。ほんとに倫理観溶けてそうで。
そしてマガジンR休刊。
まあ既にマガポケ&コミックDAYS紹介雑誌にはなってたようですからね。
ただ"そういう"ものとして価値があるというか、むしろはっきりそう打ち出して継続してもいいような気がしますが。若いもんは勝手にwebを読むでしょう。年寄りをわざわざ誘導する必要も無いかと。(今まで通り雑誌で)
2022年11月11日 (金) | 編集 |


『剣と六分儀』
斬れないまでも道場一の使い手の真剣の一撃を受けたら、六分儀壊れそうな気がする。(笑)
そして壊れたら多分、買い直しには大金がかかる。
『平和の国の島崎へ』
ようやく島崎の"現在"の背景が。
面白くなって来た。
官憲には使われてる訳でも追われてる訳でもなくて、法的にはクリアでありつつ危険人物なので監視対象なのかなと。プラス"協定"でもあって、守ってる。
『アンメット -ある脳外科医の日記-』
"綾野病院の院長"ってどういう(立場の)人だったっけ。
爺さんの印象が強過ぎて。(笑)
『テレワァク与太話』
大して話進まなかったけど、引き続き良かった。
電車の中で漫画読む時、そんなに内容(覗かれること)気にしてるのか。(笑)
スマホの画面小さいし、紙雑誌に比べればそうそうチラ見で分かるものではないですけとね。(笑)
最後のは"失恋""勘違い"と、早々に自分で結論を出したという理解でいいんですよね。
『猫を拾った話。』

からの

このシーン良かった。
まあシンプルなことなんですよね。特に動物・子供絡みは。
道徳・倫理以前の、"惻隠の情"の問題というか。
自分が何をしたいか何をしたくないか。自分の心に聞いてみる。
この後どう展開するのか、そして今の緩い味わいは保たれるのかそれとももっとリアリスティックな感じになるのか、少し興味あります。
『法廷遊戯』
なるほど、(女子高生に注意した)痴漢冤罪詐欺みたいなのを、昔自分たちもやってたのか。(既に出て来てましたっけ?)


『TACHIDEN 立川電機工業(株)男子ソフトボール部』
男子ソフトそんなに強かったのか。本気で知られてないですね。(笑)
その(男子)"ソフトボール"に対する違和感は置いておくとしても、漫画としては、かなり好きなタイプみたいです。
会話のセンスが独特のやけくそ感(笑)。『波よ聞いてくれ』(アフタヌーン本誌)とかを少し思い出しました。
『図書館の大魔術師』
今回は何というよりも、図書館やそれを中心とするこの国/この世界の人々が考えていることの、遠景的百景という感じ。
改めて、広がりと厚みのある世界だなと。
問題はただそれゆえに俯瞰が難しくて、謎の多いワクワクよりも分からな過ぎる不安の方がちょいちょい大きくなること。単行本で何回も読めば分かるのか、それとも作者の頭の中を見ないと分からないのか。
『おとなりに銀河』
このまま結婚式エンドだったら尻すぼみもいいとこというか平凡な印象でしたが、まだ続くようで。
この作品は五色さんの"発見"の面白さが魅力なので、予定調和的型に寄せて行くのは駄目だと思うんですよね。結果型通りでもいいんですけど、そこに五色さんの素朴な問いかけが嚙んでないと。
『異世界車中泊物語 アウトランナーPHEV』
なぜ筆談なのか正直覚えてないんですけど(笑)、とりあえず今回は萌え萌えですね。(笑)
『空のグリフターズ ~一兆円の詐欺師たち~』
終了。
始まった時は随分期待しましたけど、途中のミステリー展開も最終話も含む金融システムの説明も、作者が自分の趣味やよく知っていることを、知っているゆえにさくさく勝手に進ませているだけという感じで、置いてきぼりな気分でした。
やはり「金融に支配された現代世界」とその破壊及び破壊後の可能性という大きな問題の方に、もっとちゃんと比重を置いて欲しかったかなという。正直活劇展開とかどうでもいいというか、一つ一つは面白くなくはないんだけど要素が沢山あり過ぎて何を見せたいのかよく分からない作品になってしまったと思います。
タックスヘイブンの描写とかは、かなり面白かったですけどね。やるなら風月主人公で風月の胸の内をがっつり語らせた方が、読み応えはあったんじゃないかなと。どう見ても本当の主役は風月な訳ですし。
2022年11月02日 (水) | 編集 |

今週は水曜日更新(発売)のモーニング。
『テレワァク与太話』
新連載。
良いね。
ほんとに"テレワーク"の話なのかそれともキャラの立った(未来の)"奥さん"の話なのか、先々よく分からない所もありますが。
まあ理系オタクの主人公と、文系学究の奥さんと、種類の違う変人どうしのずれながらも楽しいコミュニケーションの話か。(笑)
個人的には、テレワークに向けて生活環境を細々整えるくだりが楽しかったですね。僕も"生活"が好きで、模様替えが大好きな人なので。(笑)
『社外取締役 島耕作』
ちょっと前から植松氏結構軽いなあとは思ってましたが、単なる描写の綾ではなくてストーリー的にも仕組まれた"裏切り"だったんですね。
こりゃ逆に社長就任は流れるかな?(笑)
『リエゾン -こどものこころ診療所-』
言ってること自体はもっともだと思いますが、何やらお母さんのIQが急激に上昇した感じで(笑)バタバタとエピソード終了。
まあいじめは辛いので、正直ほっとしてますが。
仮に自分が学校側でも、ちゃんと対応出来る自信が無いのがまた辛い。
『アンメット -ある脳外科医の日記-』
理事長の出まかせ脅し(?)が効くのかどうかはよく分かりませんが、一方の地域ボスのあくが強過ぎるので、どう見ても大した覚悟では来てない感じの官僚氏は、逆に恐れをなしてこちら側に来るかもなとか。
『ガクサン』
ルーズリーフは大人の香り。(笑)
いや確かに。(笑)
ていうかこういうのがあるなら最初からこれにしてくれよと、初めて存在を知った時には思いましたが。
一方で「ノート」としての扱いは雑になりがちなので、未だに家に残ってるノートは結局糊で閉じている型だったりもしますね。「物」として保存し易い。


『税金で買った本』
職員にしか見られない情報がある。なるほど。やはりというか。
じゃあ・・・というか何というか、自分の貸し出し履歴を確認出来る情報は無いんですかね、前に確認しようとしたらそういうのは分からないんです(個人情報で)と言われても、不便だなあとなったことがあるもので。
同じ作者だと、借りたかどうか分からなくなることがままあるんですよね(笑)。あと昔借りたあれの書名が分からなくなったけどもう一度読みたいとか。
偉い職員(笑)なら見れるのかな。
『ツワモノガタリ』
刺客だと分かってる相手を返り討ちにして、殺さずに逃がすなんてことがあるのかな。
その後新撰組隊士が河上に殺された記録が無いというのも、要は既に本人が殺されてたからではないかと疑ってしまいますが。(笑)
"逃した"後の更なる成長がどうなったか(いよいよ手に負えなくなるんじゃないか?)とかを考えても、ちょっとなかなか呑み込みづらいエピソードでした。
『無二の一撃』
琉球空手に関する本(小説ですが)はいくつか読みましたが、だいぶ守備的なイメージなんですよね、受けありきというか。
ついでに型が基本で組手/試合形式の練習はほとんど無くて、でもだから弱いということも無くて、極真革命の"空手"イメージに、逆に随分洗脳されていた自分を発見したりしましたが。・・・例えばサッカーでも、紅白戦メインの指導とかは、今はむしろ古いタイプのものになったりしているじゃないですか。良い戦術練習の方が実効性が高いというか。(それがつまり"型")
西木戸流の禁じ手は、むしろその後の大将向けに取っておいては?という感じ。(笑)
今のところは実力差歴然な訳ですし。
『はじめの一歩』
成長を見せるウォーリー。
逆にそろそろ見せ場が終わって、王者の勝ちの気配が濃くなって来た気がしますが。(前に『漫道コバヤシ』で作者は勝ち負けは決めないで描くと言ってました(笑))
負けるウォーリーも、そろそろ想像すると辛くなっては来ましたね、確かに。よくやっている。

『たちつて東大』
なんかよく分かんないけど面白い。(笑)
余りに淡々と進むので、そんなに長期連載ではないような雰囲気。
でもまだ小学生で、本当に"東大"まで行くなら随分先の話の筈ですけど、まああくまで例え話なのかな?"東大"は。
『サレ妻シタ夫の恋人たち』

怖過ぎるんだけど。(笑)
まあ最初から怖いですけどね、この作品は。滅多やたら。
男の場合は自己評価の低い人はそのまんま大人しくしている傾向が強いと思いますが、女の場合はむしろなりふり構わず何でもやって、かえって危険度が高いような印象。行動が予測できないというか。
『オメガ・メガエラ』
性別表現が変わってるだけでやってることはただのファミリーメロドラマ。・・・になりそうでならないのが、この作品の面白い所。
じゃあ何が違うのかと言われると困るんですけど。
何らか作者は、違うものを見ている単に目立つ為に性別の見かけをいじってるだけではない気がするとしか。
恐らくストーリーの着地点を見ると、それが分かるんだろうと思います。
・・・金曜と土曜にも更新/発売予定の雑誌はあるんですけど、なんかキリが無いので来週に回して、今週はモーニングの"前倒し"の方に日程を合わせます。
土曜に出る(月刊少年マガジン)って珍しい。たいていは金曜に前倒しするか月曜に回す筈。
2022年10月28日 (金) | 編集 |

アニメは
『不滅のあなたへ2』が新たに。あとなんか11月から艦これアニメが始まるって?また変な時期に。
『虫かぶり姫』『ぼっち・ざ・ろっく!』継続。
『チェンソーマン』は正直可もなく不可もない感じですが、逆に言えばストレスも特に無いので一応何が評価されているのか想像できるくらいまでは、見てみようかなと。(面白くなる予感は全然無い)
『アンメット -ある脳外科医の日記-』
「それの何がいけないんですか」は主人公が言うと改革・革命になり、悪役が言うと短絡・切り捨てになる。(笑)
『平和の国の島崎へ』
悲しき"パターン"。
僕を認めてくれたあの人。
承認欲求は生き死にに関係ないところでとりあえず満たしておくべき。
『ガクサン』

ですよね。(笑)
先週のコメント。様々な"趣味"や"推し"の布教の難しさ(笑)を思えば
「歴史総合」ねえ。
"総合"は自分なりにやるべきで、その材料を与えるのが本来な気はしますが。暗記だから歴史的視野が育たない訳ではないと思います。他人から"総合"や"視野"をそのまま受け取ることを、「洗脳」とか「盲信」とか言うんじゃないですかね。
やるなら単純に各国歴史年表の見比べみたいな純形式的客観的なのがいいかな。
あれはたまに部屋に貼っておきたくなります。切りが無いからやらないけど。(笑)
『ワールド イズ ダンシング』
あっさり最終回。
今回のテーマとしては、一つはこれ。

「よさ」に名前が付く前の状態(に立ち会うことの)の描写。
これはまあ、能に限らず表現ジャンル一般の話かもしれません。
もう一つは作品全体の中心テーマ。

まず前提はこの対比。ロックと歌謡曲?(笑)
・・・ていうかこれもっと早く言って欲しかった。特に犬夜叉の存在意義が全然分からなかったから。上手いだけなら他にもいたし。

その対比から抜け出してのこれ。
"個人"の表現ではなく、型の機能そのもの。
むしろこっちが歌謡曲か。
だとすれば観阿弥の"外向"性は、プロテスト・フォークやヒップホップとかの方に近いか。(笑)
それにしても若干区別が分かり難い気がしますが。犬夜叉の内向性は理解し易いですが。
とにかくその機能性が、「能」と。
非個人的ゆえに千年のちの誰かにでも、同じように舞い得ると。
まあ一応筋道としては分かります。
でもこれは能の歴史の教科書ではないので、漫画の表現としてはどうか。
少なくとも初期の暗中模索期、ぎりぎり田楽との共闘期までの充実ぶりと比べると、いかにも説明的。なぜ決して知識・経験豊富な訳でもない子供の世阿弥が、こんな大それた構想を抱くかに至ったのかも、十分に説明したとは言えない気がしますし。
まあ単純に何かの事情でバタバタ一気にまとめた感はありますけど。まさか打ち切りとも思えませんが。(それ以前から煮詰まっている感もありましたし、むしろ作者都合かと)
結果名作なり損ねの惜しい作品でした。

『メダリスト』

よくある話なんかい。(笑)
スケートリンクはスケートリンク以外に使いようが無いですしね。(非常時の大冷蔵庫とか?(笑))
客が入らなければどうしようもない。

シンプルだけど大きそうな"壁"ですけど、どうしてるんでしょうかね。
やはりそこらへんは、現役時代の実力が大きく物を言うんでしょうか。
サッカーなら別に監督やコーチが新しいフェイントを教える必要は無いですが、そういうのとは比べ物にならない厳しい「経験」の世界に見えます。
・・・どちらかというと、禅や密教の"境地"に近いような(笑)。達してない境地には導けない。
『medium 霊媒探偵城塚翡翠』
とりあえず手堅く最初のエピソードが終わりましたが、面白いのかどうかまだよく分かりません。(笑)
キャラは結構魅力あると思いますが。
『プ~ねこ』
いい侵略者で良かったですね。(笑)
実態としては"植民者"に近いですが。(笑)
『カオスゲーム』
とりあえず興味の持てる展開が続いてはいますが、実際のところ最大の魅力は男記者の超KYぶりというここまで。
『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿』
本編とラスト煽りのギャップに、いい意味でもう慣れました。(笑)
『フラジャイル』

何かをする上での主眼が理想・・・つまり本来その為の手段であるべき自分の頭の中そのものになってしまうというのは、頭のいい人真面目な人にありがちなことですが。
それを自覚出来ていれば(仮に忘れがちでも)勿論上等で、指摘されて気が付ければそれも上等ですが、どうしても分からない人の割合も少なくなくて厄介。後者("指摘されて気が付"く)は物凄く頭が良ければ一種の知的な好奇心・貪欲さの問題として解決可能なこともままありますね。中途半端に頭がいいのが厄介。
宮崎先生は・・・"科学"と"臨床"の繋ぎ役とでも自分を認識したんでしょうか。
『ビターエンドロール』
終了。
特に何が解決したとか主人公が変化したというよりも、"MSW"という仕事を紹介して終わった感じ。
悪くはなかったですが、最初の地点から一歩も動いてないというか、素材との格闘に作者が精一杯なまま終わったという印象。"創作"したという感じはあまりしない。


『零れるよるに』
何も変わったことは描いていないんですけどやっぱり染みますねこの人が描くと。
一応言い分が通ったのにキレるのは、ちょっと同情より反感が上回る可能性が。
道理を尽くしても付き合えない可能性が見えてしまうというか。
やはり被害者にも被害者としての"道"というものがあると思います。結果としてそれが自己利益にもなりますし。
『クジャクのダンス、誰が見た?』
断ることをうっすら期待してたという場面笑いました。(笑)
弁護士も労の報われない案件は本当に報われないですからね。(真面目に働いてたらそっちの方が多いかも。)
そして行動力というのはただただ行動力であって、何か理由や目的のあるものとも限らないんですよね確かに。(笑)
『おいおいピータン!!』
"栗ご飯の栗"は分かるけど、"栗ご飯の飯"はちょっと白米に失礼な感じ。(笑)
栗より味は地味だけど別に"欠点"ではない(笑)。むしろベース。
『ミドリくんには触れない』
ミドリ母と事務所の社長(ですよね)が立て続けに登場。
一気に地位上昇かそれとも社長は怒ってるのか。
ていうか自分の出演AV好きな男に渡すなよ(笑)。せめてイメージDVDなら。(笑)
"セクシー女優"と言わないのは好感度高いです。
『恋の山井』
女優・上条あゆみ編 End。
じゃねえんだよ。
何だ特に何も掘り下げてない割に長さだけはそこそこあるエピソードは。下手くそか
まあ、下手くそなんでしょうね。相変わらず駄目だなあ、イブニングの編集は。
駄目だろうとは思ってましたが、予想を更に下回る駄目さにびっくりして(笑)、それだけの為にこの項書きました。(笑)