2006年06月29日 (木) | 編集 |
![]() | ドラゴン桜 (12) 三田 紀房 (2006/03/23) 講談社 この商品の詳細を見る |
ジーコ・ジャパンの批判的総括については、ざっと見ただけでも結構色んな人が面白いことや我が意を得たりということを書いてるので、僕はいいかこれ以上死者に鞭打たんでもと思ったんですが。
でもモーニング読んでる内にふと思い付いたので、せっかくだからちょっと参加。
(母親が金に飽かせてカリスマ家庭教師本田を連れて来たのに対して)
矢島「はっきり言わしてもらうと家庭教師はいらねえから。(中略)前にも言ったろ、俺は一人で頑張りたいって・・・」(中略)
本田「君・・・今のまま勉強してたらきっと後悔することになるわ。(中略)一番愚かなことは全てが終わって努力の足りなさを後悔すること。そうならないためにどうするべきか自分で考えるといいわ」
(親の力を利用することへのこだわりを桜木に指摘されて)
矢島「自分一人の力を試してみたいという考えの何が悪いんだよ」
桜木「笑わせんなよ。今・・・この状況で自分一人の力だと?その言葉にどれくらいの説得力があるのか、それがわからないほどお前はバカなのか!」
(『ドラゴン桜』12巻”112限目”より)
・・・・矢島の口にする「一人」「自分」(の力)というのをジーコジャパンの「個人」に置き換えると結構しっくり来るかなと。
ちなみに桜木の”今・・・この状況”というのは、一つは落ちこぼれが一年で東大を目指すという目標、もう一つはそのために既に桜木を始めそれこそ矢島の親も含め多くの人が協力して動いて来ているというそういうことを言っているのだと思われます。
自分が頑張るのなんて当たり前、その”頑張り”の中には使えるものは全部使うということまでが含まれて、つまるところそれら全てをひっくるめて「自分の力」だと。
要するに「個人か組織か」というようなそもそもの二項対立の虚構性が諸悪の根源だったのだと、今やほとんどの人が理解していると思いますが。
実際に存在したのは「個人か組織か」ではなくて「選り好みか(”組織”を含む)全てか」「ガキのいきがりか大人の本気か」とでも言うべき非対称な対立構造だったのではないかと。
まあ実際のところ、矢島同様日本サッカーのある部分も十分に”ガキ”だったので、ガキがガキらしい勘違いで突っ走った挙句案の定つまずいたというそれだけと言えばそれだけの話かもしれません。言ってみたい年頃だったんですね。(笑)
それとこれは”ジーコ・ジャパン”の過ちであって、”ジーコ”のとは微妙に違うと思います。つまりそれが結果的内容的に誤りや無知や貧困であったとしても、ジーコはジーコなりの「全て」をぶつけたのであって、別に手加減したわけではない。彼は彼であれを信じていたのでしょうし。
でも協会からファンから含めて、日本のサッカー界は既に明らかにあれ以外の、あれより広がりのあるものを知っていて見ていて実績を積み重ねていたのに、わざわざ不自然な自己限定をやってしまった。やらせてしまった。そういう人たち、それを支持した人たちがいた。その傲慢であり卑下(つまりそれまでの自分の否定)でもある、精神の弛みは罪だったと思います。
・・・・あ、しまった。”罪”じゃなくて”ガキ”か(笑)。ともかく反省して一緒に頑張ろう矢島クン。
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2006年06月23日 (金) | 編集 |
特に前半は互いのゴール前のみを交互に行き来する展開で、フットサルみたいだなと笑いましたが。”中盤の攻防”とか”消し合い”とかいっさい関係のない、常に板っ子一枚下はゴールの真っ向勝負、実に男らしくブラジル的。そう言えば前にそうすればサッカーは面白くなるとガッツ石松が”アドバイス”してくれていましたっけ。
基本的に「ブラジルに勝つ方法」なんてものは存在しないので、いずれにせよこの試合はこの試合でしょうがないでしょうね。クロアチア戦に引き続き攻撃時の加地の異様な落ち着きぶりとか、僕推奨の玉田の万能戦士っぷりとか、いくつかいいところも見られました。三都主なんかも相変わらず切れていましたが、その分自慢のはずの中盤のクオリティの見かけ倒しが目に付いたような。
監督や協会の4年と選手の4年では貴重さが全然違うので、終わってみるとひたすら辛い部分が沢山あります。
次の4年はとにもかくにも、本番を前に「下手なりにやれることは全部やった」と胸を張れる4年間であって欲しいもの。これが自分たちの代表だと言えるように。勝ち負けに本気で一喜一憂出来るように。
気休め含みであえて言いましょう。限界を露呈したのはジーコジャパンであって、日本代表/日本人ではありません。最低でも他の国並みの努力をした上で判定されたい。後進国が自らハンデつけてどうする。
いずれもう少しちゃんとまとめたいと思いますが、J2リーグは待ってくれない、一晩寝たらまたすぐ別の”本番”。「前門」は去っても「後門」は健在。(参考)
とりあえずおかげで”コメンテーター”ラモスの手(口?)が塞がっているのが僕的にはありがたいところですが。このタイミングでまたぞろ「気持ちが足りない」とか好き勝手吠えられたらと思うとぞっとします。
W杯Gリーグ第3戦 日本代表●1-4○ブラジル代表
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基本的に「ブラジルに勝つ方法」なんてものは存在しないので、いずれにせよこの試合はこの試合でしょうがないでしょうね。クロアチア戦に引き続き攻撃時の加地の異様な落ち着きぶりとか、僕推奨の玉田の万能戦士っぷりとか、いくつかいいところも見られました。三都主なんかも相変わらず切れていましたが、その分自慢のはずの中盤のクオリティの見かけ倒しが目に付いたような。
監督や協会の4年と選手の4年では貴重さが全然違うので、終わってみるとひたすら辛い部分が沢山あります。
次の4年はとにもかくにも、本番を前に「下手なりにやれることは全部やった」と胸を張れる4年間であって欲しいもの。これが自分たちの代表だと言えるように。勝ち負けに本気で一喜一憂出来るように。
気休め含みであえて言いましょう。限界を露呈したのはジーコジャパンであって、日本代表/日本人ではありません。最低でも他の国並みの努力をした上で判定されたい。後進国が自らハンデつけてどうする。
いずれもう少しちゃんとまとめたいと思いますが、J2リーグは待ってくれない、一晩寝たらまたすぐ別の”本番”。「前門」は去っても「後門」は健在。(参考)
とりあえずおかげで”コメンテーター”ラモスの手(口?)が塞がっているのが僕的にはありがたいところですが。このタイミングでまたぞろ「気持ちが足りない」とか好き勝手吠えられたらと思うとぞっとします。
W杯Gリーグ第3戦 日本代表●1-4○ブラジル代表
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2006年06月19日 (月) | 編集 |
4年前ジーコが就任した時、「蒸し暑い日本開催がハードワークのトルシエで、涼しいドイツがパス回し大会のシーコとは何とも間が悪い」と漠然と思ったものでしたが、蓋を開けてみればいやはや。
酷暑の影響もあって、『永遠の急造チーム』ジーコ・ジャパンの面目躍如のそれぞれが当てもなく頑張るだけの”ザ・消耗戦”となりましたが、ある意味ではこれこそが見たかったと言えなくもないかも。
少なくとも(文脈は違いますが)同様に”急造”だった山本アテネチームの途方に暮れたような戦いぶりに比べれば、よく頑張ったというかさすが年季が違うというか。
更に遡ること8年前の、今とは比べ物にならない組織力に守られながらもスキルや体格の違いに馬鹿正直にびびりながら(特に見てる方?)のフランスでの同じ相手との戦いに比べれば、確かに立派にはなったと思いますが、それを”確認”するためだけにこの4年間を使ったように見えてしまうのは何とも。
トレーニング・プロセス的なイメージで言えば、ジーコで追い込んだ後、回復して試合に向けてコンディションを整えて戦略を立てる(後半の)過程が丸々抜けてしまったなと、さては最大の戦犯はアジア予選で無駄に活躍してジーコの首を救ってしまった藤田俊哉かなとか。勿論冗談ですが。
にわかレッズファンとして言えば、三都主と小野という、繰り返しになりますがこと攻撃面に関してはこのメンバーの中でも一つレベルの違う二人の力を上手く使えていないのが残念。ていうかジーコあんた三都主ありきで作ってたんじゃないのかよ、それくらいは最後まで貫けよ余計な負担かけてんじゃねえよと思ったりもしますが、実際はいっさいそんな気の利いたことを考える余裕はないんでしょうけど。
いや、真面目に直前のキリンカップでも、長谷部も含めてレッズ組がまとめて投入されるといきなりチームのレベルが上がるように見えて、なんてことはない、レッズを中心に海外組等何人かの「助っ人」を加えれば、今からでもごく簡単に強くてしかも日本を代表するチームが作れるんじゃないかと思ったものですが。かくも膨大な時間の無駄遣い。
総体的には「頑張った」「成長した」という印象なわけですが、一方で現象面での攻撃の計算の立たなさは深刻で。とにかく攻撃に移った瞬間に余力や予感・イメージがなくて、トルシエ時代の”針の穴”ハーフカウンターを更に飛び越えて、加茂・岡田時代の”ひょっとしたら何か起きないかな”攻撃まで戻ってしまった感じ。
直接的には高原/柳沢に普通の”FW”としての働きを期待するのは無駄、やはり久保でもいないとという分かり切ったことではありますが。やることだけはきっちりやる(例えばファールを受ける)鈴木隆行はなるほど偉大だったなとか(笑)
”余力”についてはその前のボール奪取及びスタートの組み立てをいかに整然と淡々と出来るかも大きく関係していて、それだけで随分違うのかもしれません。色々含めてやはりまず組織あってこそ・・・・というような決まり文句は口が腐りそうな気がするので簡単には言いたくありませんが。ていうかジーコに足りないの「組織」というより「秩序」だと思います。手法ではなくて効果の問題。
次のブラジル戦は比較的涼しい時間帯のようですから、何とかインスピレーションでも復活させて、ジーコならではのものを思い出として残してもらいたいものです。
W杯Gリーグ第2戦 日本代表△1-1△クロアチア代表
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酷暑の影響もあって、『永遠の急造チーム』ジーコ・ジャパンの面目躍如のそれぞれが当てもなく頑張るだけの”ザ・消耗戦”となりましたが、ある意味ではこれこそが見たかったと言えなくもないかも。
少なくとも(文脈は違いますが)同様に”急造”だった山本アテネチームの途方に暮れたような戦いぶりに比べれば、よく頑張ったというかさすが年季が違うというか。
更に遡ること8年前の、今とは比べ物にならない組織力に守られながらもスキルや体格の違いに馬鹿正直にびびりながら(特に見てる方?)のフランスでの同じ相手との戦いに比べれば、確かに立派にはなったと思いますが、それを”確認”するためだけにこの4年間を使ったように見えてしまうのは何とも。
トレーニング・プロセス的なイメージで言えば、ジーコで追い込んだ後、回復して試合に向けてコンディションを整えて戦略を立てる(後半の)過程が丸々抜けてしまったなと、さては最大の戦犯はアジア予選で無駄に活躍してジーコの首を救ってしまった藤田俊哉かなとか。勿論冗談ですが。
にわかレッズファンとして言えば、三都主と小野という、繰り返しになりますがこと攻撃面に関してはこのメンバーの中でも一つレベルの違う二人の力を上手く使えていないのが残念。ていうかジーコあんた三都主ありきで作ってたんじゃないのかよ、それくらいは最後まで貫けよ余計な負担かけてんじゃねえよと思ったりもしますが、実際はいっさいそんな気の利いたことを考える余裕はないんでしょうけど。
いや、真面目に直前のキリンカップでも、長谷部も含めてレッズ組がまとめて投入されるといきなりチームのレベルが上がるように見えて、なんてことはない、レッズを中心に海外組等何人かの「助っ人」を加えれば、今からでもごく簡単に強くてしかも日本を代表するチームが作れるんじゃないかと思ったものですが。かくも膨大な時間の無駄遣い。
総体的には「頑張った」「成長した」という印象なわけですが、一方で現象面での攻撃の計算の立たなさは深刻で。とにかく攻撃に移った瞬間に余力や予感・イメージがなくて、トルシエ時代の”針の穴”ハーフカウンターを更に飛び越えて、加茂・岡田時代の”ひょっとしたら何か起きないかな”攻撃まで戻ってしまった感じ。
直接的には高原/柳沢に普通の”FW”としての働きを期待するのは無駄、やはり久保でもいないとという分かり切ったことではありますが。やることだけはきっちりやる(例えばファールを受ける)鈴木隆行はなるほど偉大だったなとか(笑)
”余力”についてはその前のボール奪取及びスタートの組み立てをいかに整然と淡々と出来るかも大きく関係していて、それだけで随分違うのかもしれません。色々含めてやはりまず組織あってこそ・・・・というような決まり文句は口が腐りそうな気がするので簡単には言いたくありませんが。ていうかジーコに足りないの「組織」というより「秩序」だと思います。手法ではなくて効果の問題。
次のブラジル戦は比較的涼しい時間帯のようですから、何とかインスピレーションでも復活させて、ジーコならではのものを思い出として残してもらいたいものです。
W杯Gリーグ第2戦 日本代表△1-1△クロアチア代表
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2006年06月14日 (水) | 編集 |
クロアチアは話題になったアルゼンチンとの大逆転試合(3-2だっけ?)も見ましたが、確かに地力の高さは日本の及ぶべきものではないとしても、それをコンスタントに意識的に使うことには必ずしも信頼性がなくて、アルゼンチン戦も変にもつれた挙句たまたまブチ切れた(いい意味で)というそういう印象でした。
そういう展開次第の部分、一種獣的な精神性の稀薄さはジーコジャパンと似てると言えば似てる。
だから次へ向けての僕の”ゲームプラン”としては、「なるべく欠伸が出るようなしけた試合に持ち込んでクロアチアを目覚めさせないようにして、セットプレーと運を味方にぎりぎりで逃げ込む」というそういうものだったりします。
まあブラジル戦を見てると”変身”前でも軽く捻られそうな感じもしなくはないですが。ワオーン。
・・・・と、一応前向き(?)な思考をめぐらしてみましたが、事実として初戦でやらかしてしまったジーコジャパンの今後に向けてのより現実的な日本サッカーへの「貢献」としては、むしろはっきりと言い訳の利かない形で残り2つきっちり負けて、川淵の”お手盛り”体制に致命的な打撃を与えるということかなと思いますが。そのためには4バックでも何でも、やれることは全部やっておいて欲しい。
いち監督としてのジーコを責めてもしょうがないというか、例えジーコが消えても川淵が残ってしまえば、次はまた別の極端に走るか名前頼みの当てのない、あるいは身内の回り持ち人事が延々続きそうでそれが怖い。それこそちょっと前名前の出ていたジャケとかが来て、ジーコの「失敗」をいい口実に嬉々として不景気で抑圧的なチームを作ったり。(よく知りませんが)
ともかくまずは置き去りにされているアテネ世代の取り込み・再点検から、意識的に始めてもらいたいなと思いますが。
究極的にはアジア(予選)のレベルが低過ぎるのが問題なのではないかと。方向性の選択はともあれ、各要素がちゃんと煮詰まって収まるべきところに収まる機会がない。
例えば2ヶ月に1回アルゼンチン代表とやれれば(笑)、誰かの半端な好みやポリシーなんてどっかに吹っ飛んでくんじゃないでしょうか。
(追記)
オーストラリア戦で個人的に一番残念だったのは、せっかく”天才”モードの小野をよりにもよって中途半端な使い方をして傷を付けてしまったことで。あーあなけなしの攻撃の変化の可能性がとそんな感じ。松井や小野と比べて、なぜ俊輔(や2列目としてのヒデ)があそこまでジーコに愛されるのか、今イチ感覚的によく分からないんですよね。夢は見るけど渋好み、という感じ。
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そういう展開次第の部分、一種獣的な精神性の稀薄さはジーコジャパンと似てると言えば似てる。
だから次へ向けての僕の”ゲームプラン”としては、「なるべく欠伸が出るようなしけた試合に持ち込んでクロアチアを目覚めさせないようにして、セットプレーと運を味方にぎりぎりで逃げ込む」というそういうものだったりします。
まあブラジル戦を見てると”変身”前でも軽く捻られそうな感じもしなくはないですが。ワオーン。
・・・・と、一応前向き(?)な思考をめぐらしてみましたが、事実として初戦でやらかしてしまったジーコジャパンの今後に向けてのより現実的な日本サッカーへの「貢献」としては、むしろはっきりと言い訳の利かない形で残り2つきっちり負けて、川淵の”お手盛り”体制に致命的な打撃を与えるということかなと思いますが。そのためには4バックでも何でも、やれることは全部やっておいて欲しい。
いち監督としてのジーコを責めてもしょうがないというか、例えジーコが消えても川淵が残ってしまえば、次はまた別の極端に走るか名前頼みの当てのない、あるいは身内の回り持ち人事が延々続きそうでそれが怖い。それこそちょっと前名前の出ていたジャケとかが来て、ジーコの「失敗」をいい口実に嬉々として不景気で抑圧的なチームを作ったり。(よく知りませんが)
ともかくまずは置き去りにされているアテネ世代の取り込み・再点検から、意識的に始めてもらいたいなと思いますが。
究極的にはアジア(予選)のレベルが低過ぎるのが問題なのではないかと。方向性の選択はともあれ、各要素がちゃんと煮詰まって収まるべきところに収まる機会がない。
例えば2ヶ月に1回アルゼンチン代表とやれれば(笑)、誰かの半端な好みやポリシーなんてどっかに吹っ飛んでくんじゃないでしょうか。
(追記)
オーストラリア戦で個人的に一番残念だったのは、せっかく”天才”モードの小野をよりにもよって中途半端な使い方をして傷を付けてしまったことで。あーあなけなしの攻撃の変化の可能性がとそんな感じ。松井や小野と比べて、なぜ俊輔(や2列目としてのヒデ)があそこまでジーコに愛されるのか、今イチ感覚的によく分からないんですよね。夢は見るけど渋好み、という感じ。
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2006年06月13日 (火) | 編集 |
敗因はオーストラリアの弱さですね。岡ちゃんの言う通り。(意訳済み)
『しょせんオーストラリアはオーストラリア』というタイトルの勝利原稿が頭の中で練り上がった途端にドーン!ドーン!おまけのドーン!あーあ。
まあ確かにこっちも十分ヘボくて、本当の意味での得点の気配は感じられなかったですけど。
しかし1-3の試合じゃないよなどう見ても。マイナス方向の意外性では結成以来最高(または最低)の試合で、それがこの試合に来るとは。え?今日?今日取り立てるの?そりゃ確かに今までちょいちょい恵まれては来たけどさあ。ああそう。今日。
セットプレー及び流れが落ち着かない時の守備の脆さというのは、やっぱり「約束事」でボトムを確保していないチームの宿命なのかなと、ついつい2日前の試合と比べてしまった緑住人は多かったと思いますが。
でも僕の予定勝利原稿ではその前までの平常心の見事さを称えていて、それも嘘ではないと思うんですけどね。
正直あまり熱心に応援している方の「日本代表」ではなかったですが、選手たちの気持ちを思うとやっぱり悲しくなりました。
W杯Gリーグ第1戦 日本代表●1-3○オーストラリア代表(カイザースラウルテン)
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『しょせんオーストラリアはオーストラリア』というタイトルの勝利原稿が頭の中で練り上がった途端にドーン!ドーン!おまけのドーン!あーあ。
まあ確かにこっちも十分ヘボくて、本当の意味での得点の気配は感じられなかったですけど。
しかし1-3の試合じゃないよなどう見ても。マイナス方向の意外性では結成以来最高(または最低)の試合で、それがこの試合に来るとは。え?今日?今日取り立てるの?そりゃ確かに今までちょいちょい恵まれては来たけどさあ。ああそう。今日。
セットプレー及び流れが落ち着かない時の守備の脆さというのは、やっぱり「約束事」でボトムを確保していないチームの宿命なのかなと、ついつい2日前の試合と比べてしまった緑住人は多かったと思いますが。
でも僕の予定勝利原稿ではその前までの平常心の見事さを称えていて、それも嘘ではないと思うんですけどね。
正直あまり熱心に応援している方の「日本代表」ではなかったですが、選手たちの気持ちを思うとやっぱり悲しくなりました。
W杯Gリーグ第1戦 日本代表●1-3○オーストラリア代表(カイザースラウルテン)
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2006年06月05日 (月) | 編集 |
ジーコ体制最後の親善試合。少し感無量。
が、それはそれとしてTBSのインタビュアーの「4年間の総括」を求める最後の質問は無神経過ぎると思いました。本番まだだせ?どう答えろっちゅうんだ。
うっと詰まってしまったジーコの表情は真面目に言葉を探してるようにも怒りを抑えてるようにも、不意を突かれて普通に感極まってるようにもどれにも見えましたが。最後のだったら少しかわいい。(笑)
とりあえず馬鹿ですまんねジーコ。
試合自体は見事なまでの調整試合で何とも感想の述べようがないんですが、流し見ながら考えていたのは
・現地へ入ってからの腹を括ったような集中した速攻スタイルは、やはり久保の離脱によって踏ん切りがついたということなのかな。
・この4年間の日本代表選手たちの積んだ最大の”経験”は、「ジーコという”異物”と戦い続けた」という正にそのことにあるんじゃないかな。
という2点。
・・・・とか何とか言って本番で全然逞しくなかったりするとカッコつかないんですが。(笑)
日本代表○1-0●マルタ代表(デュッセルドルフ)
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が、それはそれとしてTBSのインタビュアーの「4年間の総括」を求める最後の質問は無神経過ぎると思いました。本番まだだせ?どう答えろっちゅうんだ。
うっと詰まってしまったジーコの表情は真面目に言葉を探してるようにも怒りを抑えてるようにも、不意を突かれて普通に感極まってるようにもどれにも見えましたが。最後のだったら少しかわいい。(笑)
とりあえず馬鹿ですまんねジーコ。
試合自体は見事なまでの調整試合で何とも感想の述べようがないんですが、流し見ながら考えていたのは
・現地へ入ってからの腹を括ったような集中した速攻スタイルは、やはり久保の離脱によって踏ん切りがついたということなのかな。
・この4年間の日本代表選手たちの積んだ最大の”経験”は、「ジーコという”異物”と戦い続けた」という正にそのことにあるんじゃないかな。
という2点。
・・・・とか何とか言って本番で全然逞しくなかったりするとカッコつかないんですが。(笑)
日本代表○1-0●マルタ代表(デュッセルドルフ)
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2006年05月31日 (水) | 編集 |
・・・・と言いかけましたが、2-0が2-2なんて本番でやられたら悔やんでも悔やみ切れないのやっぱりいいです練習で。(笑)
むしろドイツの方がイレ気味なくらいで、日本の平常心ぶりに軽く驚かされましたが、国名無視すれば確かにこっちのメンバーの方が代表チームとして百戦練磨と言えばそうなんだよなという。(いやあ、でもやっぱやばいんじゃないか開催国。)
ていうかそのメンバーといいシステムといい、アクセント程度に小技を加えた手数をかけない速攻スタイルといい、4年間色々あったようで気が付くと正にトルシエのチームに4年分のキャリアを加えたというそんな感じのチームになっていて変な感じ。
トルコ戦の後に「実は2年後タイムマシンが発明されてワレワレは未来人なわけだが、キミたちの嘆きっぷりが気の毒でやって来たよ、ほら大丈夫このチームは4年後ちゃんと立派に成長してるからちなみに監督は山本昌邦ね」とこの試合の録画を見せられても問題なく信じてしまいそう。
なんかつまらんぞ。4-4-2やろうジーコ4-4-2。(笑)
しかし俊輔はほんとポイントだけきっちり働く妙な選手になって来たなあ。
キックも試合中に徐々にチューニングしてるという厚かましい感じだし。苦労はしてみるものだ。
日本代表△2-2△ドイツ代表
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むしろドイツの方がイレ気味なくらいで、日本の平常心ぶりに軽く驚かされましたが、国名無視すれば確かにこっちのメンバーの方が代表チームとして百戦練磨と言えばそうなんだよなという。(いやあ、でもやっぱやばいんじゃないか開催国。)
ていうかそのメンバーといいシステムといい、アクセント程度に小技を加えた手数をかけない速攻スタイルといい、4年間色々あったようで気が付くと正にトルシエのチームに4年分のキャリアを加えたというそんな感じのチームになっていて変な感じ。
トルコ戦の後に「実は2年後タイムマシンが発明されてワレワレは未来人なわけだが、キミたちの嘆きっぷりが気の毒でやって来たよ、ほら大丈夫このチームは4年後ちゃんと立派に成長してるからちなみに監督は山本昌邦ね」とこの試合の録画を見せられても問題なく信じてしまいそう。
なんかつまらんぞ。4-4-2やろうジーコ4-4-2。(笑)
しかし俊輔はほんとポイントだけきっちり働く妙な選手になって来たなあ。
キックも試合中に徐々にチューニングしてるという厚かましい感じだし。苦労はしてみるものだ。
日本代表△2-2△ドイツ代表
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2006年05月16日 (火) | 編集 |
ジーコが日本代表の監督になって、個人的にある意味一番大きく変わったのは、「FWに得点を期待する」習慣が身についたことだったりします。
つまりオフトに始まり加茂ジャパン&西野五輪チーム、そしてトルシエに引き継がれる、大きく「プレッシング/フォアチェックを生命線に世界に対抗する」流れの中で、日本代表の”FW”に求められるのはまず何よりも守備力、果敢で忠実なプレッシングでゲームの最低線を成立させる能力、スペースを作る能力、それらを中心とするタスク実行能力、『駒』としての使い易さだったわけです。
具体的にはそれは城や(時に岡田ジャパン時の)カズ、中山”隊長”、その後の高原や柳沢、そして勿論”大師匠”鈴木隆行など。
彼らに得点能力が皆無だとは言いませんし実際に調子良く取ることもあるにはありますが、それらは言わばおまけ・嬉しい誤算であって(笑)、建て前はともかく本音としてはそれは求められた仕事ではない。
その期待感の薄さはまた、致し方ないことながら日本(代表)に得点力のある/点を取ることをメインとするFWが育つことの妨げの原因の一つともなっていて、そこらへんのある種常識のずれに海外クラブに雄飛したそれぞれの日本人FWたちは苦しむことになります。
同時にたまさか日本にも自生した得点力メインの、あるいはそのポテンシャルのあるFWが代表に馴染み難いというそういう影響ももたらしていて、当時既に覚醒を始めていた久保も、トルシエ体制下では何とも言えず場違いな感じで乗り切れないまま戦力外とされていました。
そこで登場したのが新代表監督ジーコで、彼の考える個々の(専門的)ポジションの個々の役割の個々の選手の個々の能力の自然な組み合せで構成されるサッカーにおいては、当然FWの第一の仕事、良いFWたる第一の資格は「点を取ること」、それ以外にないわけです。
ジーコとしては何も特別なことをした/変えたつもりはなくて、「MF=パスを出す、FW=シュートを決める、それ当たり前」くらいの感覚でしょう。インディアン嘘つかない。
とはいえ習慣と劣等感にがんじがらめに縛られていた僕を含む多くの日本代表ウォッチャーにとってはそれは結構違和感のあることで、特にジーコ・サッカーが思うように機能せず、基本的に前監督時代と大差ないメンツのFWが当たり前ですが”ストライカー”としての頼り甲斐を見せられない内はそうでした。
それを変えたのがチェコ代表らと戦った’04年欧州遠征あたりをきっかけとする久保のプレイクで、その後も度重なる故障の合い間を縫うように招集された各大会において、多少の波はありながら『前線にストライカーがいる』という新しい”日本代表”の感覚を定着させることにほとんど独力で彼は成功して見せたと思います。
勿論ベストパートナー玉田の存在や、その後の大黒の台頭などもありましたが、それらは言わば”久保以後”の時代の果実と言うべきものでしょう。
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つまりオフトに始まり加茂ジャパン&西野五輪チーム、そしてトルシエに引き継がれる、大きく「プレッシング/フォアチェックを生命線に世界に対抗する」流れの中で、日本代表の”FW”に求められるのはまず何よりも守備力、果敢で忠実なプレッシングでゲームの最低線を成立させる能力、スペースを作る能力、それらを中心とするタスク実行能力、『駒』としての使い易さだったわけです。
具体的にはそれは城や(時に岡田ジャパン時の)カズ、中山”隊長”、その後の高原や柳沢、そして勿論”大師匠”鈴木隆行など。
彼らに得点能力が皆無だとは言いませんし実際に調子良く取ることもあるにはありますが、それらは言わばおまけ・嬉しい誤算であって(笑)、建て前はともかく本音としてはそれは求められた仕事ではない。
その期待感の薄さはまた、致し方ないことながら日本(代表)に得点力のある/点を取ることをメインとするFWが育つことの妨げの原因の一つともなっていて、そこらへんのある種常識のずれに海外クラブに雄飛したそれぞれの日本人FWたちは苦しむことになります。
同時にたまさか日本にも自生した得点力メインの、あるいはそのポテンシャルのあるFWが代表に馴染み難いというそういう影響ももたらしていて、当時既に覚醒を始めていた久保も、トルシエ体制下では何とも言えず場違いな感じで乗り切れないまま戦力外とされていました。
そこで登場したのが新代表監督ジーコで、彼の考える個々の(専門的)ポジションの個々の役割の個々の選手の個々の能力の自然な組み合せで構成されるサッカーにおいては、当然FWの第一の仕事、良いFWたる第一の資格は「点を取ること」、それ以外にないわけです。
ジーコとしては何も特別なことをした/変えたつもりはなくて、「MF=パスを出す、FW=シュートを決める、それ当たり前」くらいの感覚でしょう。インディアン嘘つかない。
とはいえ習慣と劣等感にがんじがらめに縛られていた僕を含む多くの日本代表ウォッチャーにとってはそれは結構違和感のあることで、特にジーコ・サッカーが思うように機能せず、基本的に前監督時代と大差ないメンツのFWが当たり前ですが”ストライカー”としての頼り甲斐を見せられない内はそうでした。
それを変えたのがチェコ代表らと戦った’04年欧州遠征あたりをきっかけとする久保のプレイクで、その後も度重なる故障の合い間を縫うように招集された各大会において、多少の波はありながら『前線にストライカーがいる』という新しい”日本代表”の感覚を定着させることにほとんど独力で彼は成功して見せたと思います。
勿論ベストパートナー玉田の存在や、その後の大黒の台頭などもありましたが、それらは言わば”久保以後”の時代の果実と言うべきものでしょう。
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2006年05月14日 (日) | 編集 |
復帰後の評判が今イチパッとしないように見えるんですが、僕なんかの目には玉田の連携力(&回転力)というのは改めて抜きん出ているものに見えます。我らがバジーリオもかくやという。”選手が戦術”のジーコジャパンにはかけがえのない存在ではないかと。
だから例え理由が単なる「久保との相性」だろうと個人的好みだろうと、ジーコが選出確定っぽいのは大いに賛成。
前回のエントリーがこれなので、小野のスターティングポジションがボランチであることで一気にテンションが落ちたのは想像に難くないですが、それでも一発やってくれましたね、ゴール前密集でのエンジェルパスならぬエンジェルドリブル。
”技”というよりは感覚なんでしょうが、やはり追い詰めてケツたたいて思い切りよくやらせると凄いプレーしてくれます。あの瞬間芸こそが誰にも真似の出来ないものなので、(例えば)「タメを作る」なんてありきたりな役目は他の普通のテクニシャンにやらせとけばいいですよ。
浦和で好調の三都主も、弱点は弱点としてすっかり吹っ切れた感じだし、こうして見ると色んなタイプの色んないい選手が沢山います。
いや、マジ選手はたくましくなりました。それは間違いない。
君たちに任せた。好きにやってくれ。結果は受け止める。
・・・・今更何言っても始まらないので、もういいところだけ見ることに決めました。(笑)
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だから例え理由が単なる「久保との相性」だろうと個人的好みだろうと、ジーコが選出確定っぽいのは大いに賛成。
前回のエントリーがこれなので、小野のスターティングポジションがボランチであることで一気にテンションが落ちたのは想像に難くないですが、それでも一発やってくれましたね、ゴール前密集でのエンジェルパスならぬエンジェルドリブル。
”技”というよりは感覚なんでしょうが、やはり追い詰めてケツたたいて思い切りよくやらせると凄いプレーしてくれます。あの瞬間芸こそが誰にも真似の出来ないものなので、(例えば)「タメを作る」なんてありきたりな役目は他の普通のテクニシャンにやらせとけばいいですよ。
浦和で好調の三都主も、弱点は弱点としてすっかり吹っ切れた感じだし、こうして見ると色んなタイプの色んないい選手が沢山います。
いや、マジ選手はたくましくなりました。それは間違いない。
君たちに任せた。好きにやってくれ。結果は受け止める。
・・・・今更何言っても始まらないので、もういいところだけ見ることに決めました。(笑)
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2006年05月10日 (水) | 編集 |
僕的な小野ヒストリー。
’98 ”噂の天才司令塔”として浦和に入団。
(感想)顔もプレーも老成した子供みたいでパッとしないなあ。
同年 フランスW杯ジャマイカ戦に見習い出場してアグレッシブにプレー。
(感想)こんないい選手だったのか!
’99 ナイジェリアWユースで、サブ司令塔として準優勝に貢献。
小野不在の決勝戦を見て、そのコーディネート力の偉大さを知る。
’99~’00 シドニー五輪アジア予選で活躍。(本大会は不出場)
俊輔との勇気百倍”フュージョン”の破壊力・官能性に酔う。
’00~’01 浦和の中心選手、トップ下としてプレー。
単体では地味で怖さもない。浦和にも不似合い。→フェイエ移籍。
’01~’05 フェイエーノルトで主にボランチとしてプレー。
落としどころではあるが「トップ下失格」という意味でもある。
いずれにしても、常に良質だが想定の範囲内のプレー。
’02 韓日W杯日本代表、左サイドで『第3のボランチ』的にプレー。
チーム事情によるが、『サブ司令塔』ですらなかったのが残念。
’02~’05 ジーコ新代表監督のもと、基本的にボランチとしてプレー。
輝いたり輝かなかったり。現状不可欠な存在では必ずしもない。
’06 浦和復帰。トップ下、またはセカンドストライカー的(?)にプレー。
分厚い戦力を背景に、ある意味いてもいなくてもいい”贅沢品”的位置。
・・・・で、何が言いたいというとですね、今の小野はクラブでも代表でも、期せずしてこれまでの期待や責任や(固定した)立場から解放されて、あるいは追放されて(笑)、むしろ飛び道具的な文字通りの「攻撃的MF」として秘め続けた”天才”を発揮する自由と必要性を身にまとっている、そういう星回りにあるということ。
これはある意味初めてに近いことであって、そして浦和と代表の直近の2試合におけるそうした方向のプレーに今更ながら&今までになく僕はときめいているということ。やっちまえ!天才児。
(その他雑感)
・開始早々ブルガリアの先制点前のサイドチェンジの超ロングパスが、余りにもストイチコフ風味で萌えた。
・ストイチコフのスーツ姿はやけにクライフに似ている。(恩師を)意識してる?!(笑)
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’98 ”噂の天才司令塔”として浦和に入団。
(感想)顔もプレーも老成した子供みたいでパッとしないなあ。
同年 フランスW杯ジャマイカ戦に見習い出場してアグレッシブにプレー。
(感想)こんないい選手だったのか!
’99 ナイジェリアWユースで、サブ司令塔として準優勝に貢献。
小野不在の決勝戦を見て、そのコーディネート力の偉大さを知る。
’99~’00 シドニー五輪アジア予選で活躍。(本大会は不出場)
俊輔との勇気百倍”フュージョン”の破壊力・官能性に酔う。
’00~’01 浦和の中心選手、トップ下としてプレー。
単体では地味で怖さもない。浦和にも不似合い。→フェイエ移籍。
’01~’05 フェイエーノルトで主にボランチとしてプレー。
落としどころではあるが「トップ下失格」という意味でもある。
いずれにしても、常に良質だが想定の範囲内のプレー。
’02 韓日W杯日本代表、左サイドで『第3のボランチ』的にプレー。
チーム事情によるが、『サブ司令塔』ですらなかったのが残念。
’02~’05 ジーコ新代表監督のもと、基本的にボランチとしてプレー。
輝いたり輝かなかったり。現状不可欠な存在では必ずしもない。
’06 浦和復帰。トップ下、またはセカンドストライカー的(?)にプレー。
分厚い戦力を背景に、ある意味いてもいなくてもいい”贅沢品”的位置。
・・・・で、何が言いたいというとですね、今の小野はクラブでも代表でも、期せずしてこれまでの期待や責任や(固定した)立場から解放されて、あるいは追放されて(笑)、むしろ飛び道具的な文字通りの「攻撃的MF」として秘め続けた”天才”を発揮する自由と必要性を身にまとっている、そういう星回りにあるということ。
これはある意味初めてに近いことであって、そして浦和と代表の直近の2試合におけるそうした方向のプレーに今更ながら&今までになく僕はときめいているということ。やっちまえ!天才児。
(その他雑感)
・開始早々ブルガリアの先制点前のサイドチェンジの超ロングパスが、余りにもストイチコフ風味で萌えた。
・ストイチコフのスーツ姿はやけにクライフに似ている。(恩師を)意識してる?!(笑)
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