東京V等サッカー、漫画、アニメ、アイドル 他
今週のモーニング(’23.4.13) & シリーズ終了のお知らせ(?)
2023年04月15日 (土) | 編集 |
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アニメ2(&一部3)週目は

新作

マッシュル-MASHLE-
江戸前エルフ
おとなりに銀河
事情を知らない転校生がグイグイくる。
デッドマウント・デスプレイ


続編

BIRDIE WING -Golf Girls' Story-
王様ランキング 勇気の宝箱
終末のワルキューレⅡ


追加。
『山田くんとlv999の恋をする』『くまクマ熊ベアーぱーんち!』『魔法使いの嫁 S2』『天国大魔境』『マイホームヒーロー』『神無き世界のカミサマ活動』も全て継続



『8月31日のロングサマー』

いやあ。上手いなこれ。(この人)

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「見たいよそれは」からの「・・・うん あんまり強めに言われると怖いんだけど」の流れ最高
間が良過ぎて例えばアニメ化された時に、ちゃんと再現出来るのか心配なくらい。(笑)
『カノジョも彼女』とか、全然だったから。
"赤羽根くん"もいいなあ。

『ひらばのひと』

主人公、ちゃんと反省してくれました。(笑)
あの先輩が"いい奴"っぽく終わりそうなのは、あんまり気に入りませんが。
むしろどうせなら、思いっ切りいい奴ないし"深謀遠慮"があったようにして欲しい。
"実は"悪い奴じゃないみたいなのは要らない。それだとむしろ"いじめ"の肯定になる。

『テレワァク与太話』

下らないというか、どうでもいい最終回。
飛ばし飛ばして読んでしまいました。
結局リア充が爆発してるだけの話でした。(用法が多分おかしい笑)
強者の戯れというか。



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菊地姫奈太りましたね。
"大人になった"というよりも、これは・・・(笑)
むしろ更に2,3年後の方が、良くなってるかも。


『サツドウ』

相変わらず真面目なんだか不真面目なんだかよく分からないですけど、ひっくるめて楽しいお得漫画という感じ。
ナチュラルに不真面目で、一方堅固に真面目なのかなあという。
作風でもあり、基本ストーリーでもあり、どちらも悠々。

『カイジ』

ババア普通にうぜえというのと、警官の怖さというか、一人一人決して馬鹿ではないという感じが、妙にリアルでした。
そう簡単に"観察"は逃れられないというか。
福本さん身に覚えが?という。(笑)



・・・という訳で、『イブニング』が無くなったあおりもあって、今週は特に取り上げる作品の少ない週でしたが。
それをいい機会に、という訳でもないんですが。

遡ること2007年からかれこれ気が付くと16年(!)も続けて来たこの『今週の/今月の』シリーズは、一応今回で最後のつもりです。
理由としては、まず僕自身は電子版の「コミックDAYS」を導入して一気に色んな雑誌に目が届くようになったことを楽しんでいましたが、色々観察していると結局(このブログを読んでいる)ほとんどの人は多分変わらず紙版の読者で、読んでるものも変わらなくて、即ち中心は圧倒的にモーニングで、その他は代表的にはアフタヌーンすらも読んでいる人はごく少ないんだろうなという印象。
一方で僕は見ての通り最近はモーニングにすらも好きな作品は年々少なくなって、それに次ぐだろう人気誌のヤンマガ・少年マガジンの週刊勢はもっと酷くて、関心の中心はアフタヌーンを筆頭とする月刊勢の方で。
そのギャップを感じながら、仕方なく"モーニング"を軸に更新を続けて来ましたが、こうしてたまたま出来てしまった「月刊」勢の無い週を目の当たりにすると、何やってるんだろうな感は。

それでも書くのに大した手間のかかるシリーズではないのでだらだら続けてもいいんですけど、それとは別にブログの"週"サイクルの更新自体をやめたいなという気持ちもあって。そちらの方はまあ、純粋に僕が悪いんですけど、年齢的に気力体力が低下し一方で趣味だけは無駄に増えて、いい加減、あまり得意ではない"選択と集中"の必要をさすがに感じるようになって。ブログで言えば書きたいことや書きかけた(笑)ことは結構あるけれど、「一週」のサイクルで考えてしまうと&週後半がこのシリーズで固定されてしまうと、週前半の2日間くらいしか実際に他のことを書くのに使える時間が無くなって(実時間というより頭の切り替えや体のリズムの問題が大きい)。それでも気力体力が充実していればがっと集中してまとまったことを書けなくも無かったんですけど、そこらへんがどうも最近は。
そもそも"ヴェルディの試合"と"モーニング"という2つの軸がありきの"週"サイクルだった訳で、前者は勝手に(笑)書かなくなって、後者も需給のギャップを大きく感じるようになったのでは、続ける/維持する必要が無いよなという。昔は"ブログを書き続けるリズム/習慣"の維持の為に、"モーニング"記事も必要なのだということを言っていたと思いますが、その"リズム"に乗っかりながら別のまとまったことを書くことが、最近は難しくなってしまったというそういう話。
だから今後は特にスケジュール的縛り/規格は設けずに、書きたいことが出来たら/書けたら更新するという、そういうタイプのブログに(徐々にかな?)移行する予定。"モーニング"系記事の方はどうしようかなあ、別に読まなくなる訳ではないので、何らか書きたくはあるんですが。ツイッターで細かく放出する、面白い新連載が出て来たら書く、週が駄目ならにするとか、色々パターンは考えられますがまだ決めてません。
最大の問題は正に"週"サイクルで回していた「所長さん」をどうするかかも知れませんが(笑)、さすがにそれは僕の自己満足と情欲だけの問題でしょうから、勝手に何とかします、考えます。ツイッターの背景画像とかがもう少し自由にいじれると、解決しそうなんですけどね。めっちゃ不自由ですよね、規格を合わせるのがいちいち大変。何とかしてよイーロン。

と、いうつもりですが、どうなるでしょうか。何せ長年の習慣が強力なので、回り回って元に戻る可能性も。
その時は笑ってやって下さい。(笑)


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テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’23.4.6) & 今月のgood!アフタヌーン(’23.4月) 他
2023年04月07日 (金) | 編集 |
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アニメ1週目。

面白かったのは
山田くんとlv999の恋をする
引き続き面白そうなのは
くまクマ熊ベアーぱーんち!
魔法使いの嫁 S2
分からないけど有名作なので一応見てみるのは
天国大魔境
マイホームヒーロー
ひょっとしたら面白いかもしれないのは
神無き世界のカミサマ活動


『社外取締役 島耕作』

おばちゃんとことん丸め込むのかと思ったらあっさり切った剣持。大丈夫か?(笑)
そしていち銀行員だった割に最初から権謀術数レベルが高過ぎる気も。

『昭和のグラゼニ』

ジョンソン懐かしい。
ただただ駄目外人だった記憶しかないですが。
僕がある程度意図的に見始めたのは、長嶋2年目からだったかな。どのみち親父がテレビはつけてるので、曖昧ですけど。

『8月31日のロングサマー』

「森進一かよ」にクスッ&キュン。
その後割とずっとキュン
やるなあ

『テレワァク与太話』

え、もう終わるの?
多分予定通りですよね、打ち切りとかではなくて。
じゃあほんとに焦らして遊ぶだけの話だったのか。
与太話過ぎるやろ。(笑)

『ひらばのひと』

潰すって、"邪魔する"という意味なのか。(主人公)
"芸で勝つ"とかではなくて。
ううむ。



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『サツドウ』

青田にはいきなり実地技を教えてるのか。何か考えがあってなのか特に育成に理念は無いのか。
このまま勝っちゃう、のかなあ、どうかなあ。
とにかく面白いです。最近結構楽しみです。気楽に読めるし。(笑)

『カイジ』

ババア編早く終わって欲しい。ただただ不快



『ドラハチ』

こちらもとても楽しみ。ぎすぎすしてて、"気楽"には読めないですけど。(笑)
ただ主人公に"応援"の必要が無さそうなので、そういう意味では"気楽"。(笑)
なるほど、"開幕投手"と組むことによって、"開幕捕手"を取るのか。
そんなに「投手と捕手の相性」って、大事なんだ。
主人公の挨拶の声だけは元気なのは、計算なのか普通に元気なのか。
そして"思わず啖呵を切る"衝動的な部分は、後でどうストーリーを左右するのか。



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『恋をしたのに世界は滅びる気配もない』

新連載。
流行りなのか?"図書館"もの。
とりあえずなかなかいいと思います。
本探しのディテールも面白かった。
ただ「官能小説」の部分はただの意外性、せいぜい"隠し味"で済ませて欲しくて、あんまりそっちには行って欲しくない。

『TACHIDEN 立川電機工業(株)男子ソフトボール部』

ソフトボール女子可愛い。男子も可愛い。
妙に幸せな回でした。(笑)

『おとなりに銀河』

なんかそれまでの話の"続き"を無理やり描いている感じで、そもそもこの作品を描こうと思った"衝動"は遥か彼方というか、つまりは描きたくて描いている感じが無いんですよね。
やはりアニメ化が仇になっているのではないかと思うんですが。
哀しい。



『将棋の渡辺くん』

突然の"作者"登場に笑いました。(笑)
おお、休め休め。
でも月刊で休みとなると"1か月"の休みなので、そう言われると休み過ぎな気も。(笑)
結果的に休載になることはあっても、さあこれから1か月の休みですよというのは。小学生の夏休みか。(笑)


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’23.3.30) & 今月のBELOVE(’23.4月) 他
2023年04月01日 (土) | 編集 |
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『8月31日のロングサマー』

新連載。
ええ?甘酸っぱい青春もの?と引きかけましたが、なかなか趣向は凝ってるようで。
・・・いや、"エンドレス・サマー"自体もお馴染みのものではあるんですが、その使い方というか使う感覚が、抜けが良くてなかなか期待を抱かせます。"ときめき"要素も別に要らないっちゃ要らないんですけど(笑)、入れ方は上手。

『昭和のグラゼニ』

やっと出た荒川批判。
そう、"王貞治しか成功してない人"というのが、むしろ一般的な認識かと。
逆にこんな褒めてる/評価しているのを初めて見て、逆に新鮮でした。

『平和の国の島崎へ』

そろそろまとまった過去編が欲しい感じ。
"情報"未満の断片的なほのめかしも、限界では?
もしかして最後まで引っ張る趣向?



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『1日外出録ハンチョウ』

ぶっちゃけこの人の"うんちく""こだわり"(今回ならバスケ)って、ほとんどは急ごしらえの学習性のものに見えて、本当に好きなのはどれなんだろうなというところはあります。
それで毎回そこそこ"成立"させるのは、大したものだとは思いますけど。
"喫茶店"とかは、本物ぽかったですかね。余りにどうでもいいので逆に。(笑)

『サツドウ』

赤森だけならいつでも殺せる?マジか。
それが本当か勘違いかによって、だいぶ世界観は変わる気がしますが。
ちなみにそれを言っていた女諜報員が、青田の妹の変わり果てた姿なのかと実は思ってたんですが、青田とは初対面のようなので違いましたね。(笑)
輪姦されて、"復讐の鬼"として立ち直ったのかと。それで暴力稼業に。



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『ハコニワノイエ』

ヒロインの"知識"以外での対応出来なさは相変わらずというか多分ずっとこのままなんだろうと思いますが、トラブル頻出の中、逆にその変わらなさが救いに感じて来ました。(笑)
頑張れ人間AI(笑)。めげずに一つ一つ検証だ学習だ。

『たちつて東大』

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なんか笑った。
娘と友達感覚というか、まだまだ「個人」の感覚が抜けない、若い母親ならではの感受性/物言いというか。
実際どういう気持ちでいるんでしょうね、世の母親たちは。"ヤンママ"とかはまた別にして。いつから"大人"になるのか。
で、結局、"興味"についての娘の需要の洞察は合ってたのか合ってなかったのか。(笑)
単純によその母親と比較しての、感想を言ってたようにも見えたんですが。

『サレ妻シタ夫の恋人たち』

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いいですね、「傾聴」の姿勢。
ここでこういうワードが出て来るということは、作者が決してこの作品のヒロインのように視野狭窄の猪突猛進タイプではないことを証明している気がしますが。(まあ当たり前ですが(笑))
ひと通り全部分かった上で、あえてああいう人物像を描いている。だからこその"怖さ"
その後の「答えは既に相談者の中にあるから被相談者は感情に寄り添えば良い」というのも立派な模範解答ではある筈ですが、それで収まらないのがこのヒロインの凄さ面白さ(笑)。対応自体が間違いだという描写ではないと思います。相手がその更に上を行っただけで。
それで結局尾行を手伝うことにしたのも、面白い選択ですね。どうせ止まらないから止めても無駄とはいえ。
やっぱどんどん面白いなこれ。


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’23.3.23) & 今月のアフタヌーン(’23.3月) 他
2023年03月26日 (日) | 編集 |
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『平和の国の島崎へ』

久しぶり(ほぼ初回以来?)の"大義"の話。
恐らくは主人公は大義そのものではなくて、"活動"の進め方に矛盾を感じて離脱したパターンだろうとは思いますが、一応そこらへんの原理闘争もやって見せて欲しいとは思います。
主人公を保護?しているらしい権力側も、悪い人たちには見えないので、もっと根本的な裏切りが"大義"側にあるケースも想像出来なくはないですが。

『昭和のグラゼニ』

へええ、荒川さんは(王貞治の)中学時代以来の知り合いだったのか、それは知らなかった。
自分自身が子供だったのもあって、王さんが肉体的に"大"きかったのかどうかは、特に意識したことが無いですね。
駒田が大きいのは分かりましたが。(笑)

『テレワァク与太話』

"リア充"話はリア充話として、ここから更に色々と掘って行こうとしている様子。
"微妙な距離感"で遊ぶラブコメではなかったらしい。
その"踏み込み"ナチュラルさ含めて(笑)、作者は陽キャ寄りの人なんだろうなと。(笑)



『バーサス』

せっかくの"単行本発売"告知号だったのに、状況説明で終わってしまっている。(笑)
新登場おっさん将軍は役に立つのか立たないのか。

『時間停止勇者 -余命3日の設定じゃ世界を救うには短すぎる-』

ほお。
エルフは危険
思わぬ新設定新思想が。楽しみ。
本来内向きな国なのに"世界征服"を目指したというと、大日本帝国("八紘一宇")を思い出しますがそんな含みでもこれから?



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『カイジ』

実際的にも僕の読者感情的にも(笑)、そろそろギャグにならない存在になって来た"隣りのババア"ですが、これでストーリーが決まるというのはさすがに馬鹿馬鹿しいので、やはり危機を招きつつ救いもする、そういうプラマイゼロの存在として機能するんでしょうね。(笑)

『サツドウ』

青田いいやつだな。
そして意外と普通に"少年漫画"的展開。いい意味で。
殺人術のハードリアリズム一本鎗っぽく始まりましたが、既に言及した"ギャグ"要素含めて、実は総合力が高いというかハイブリッドというか、メタ少年漫画的な性格の作品なのかもという気がして来ました。



『テンカイチ 日本最強武芸者決定戦』

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相手の弱点を突いて(欺いて)勝つのは、もしくはそれをメインに戦うのは"卑怯"。
すっかり「卑怯者の楽園」になった現代サッカー界ですが(笑)、たまにはこういう原点的感受性を思い出すのも、悪くはないかと。
"卑怯"が「モウリーニョ」の顔をしている内は、まだ良かったんですよね。「グアルディオラ」の顔をし出してから、"正義"と"悪"が、訳の分からない感じになって来た。



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『7人の眠り姫』

新連載。
あえて指摘するのも野暮なくらいにオーソドックスな"ラブコメ"展開が繰り広げられ、かつ否応なく『五等分の花嫁』を連想させる設定の作品ですが、最終的には別にそのことが気にならなかったのは作者のセンスなのか"定番"の強みなのか、(笑)
悪くない感じ。

『地獄のアシタ』

まだ2話目ですが相変わらずの"怪作"ぶり。
"強さ"としての"善良さ"が、テーマと言えばテーマなのかな。
「閻魔大王の後継者探し」というのは、なかなか分かり易くて良い設定ですね。

『メダリスト』

才能は利用できてこそ価値がある、か。
ただこの作品から受ける印象は、"利用"というよりもやはり"努力"そのものの価値であるし、別な言い方で言えば「才能」「利用」が、"努力"によって同時にこの世に現れる、そういう瞬間のイメージですが。
"利用"の"努力"を怠る"才能"はこの作品には存在しないというか。
ピンチに面して基準を変えるのか変えないのか。"成功者"には、やはり変えないことにこだわらない執着の無さが、特徴として目立つ印象はありますが。ただそういう「物語」を聞かされ慣れているだけという可能性も。

『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿』

繰り返しになりますが、どう見てもワンエピソード完結の仕様には見えないので、続けて欲しいです。
"自分"が当事者でない事件で主人公が(そして民俗学が)どう活躍するのか、見てみたい。

『フラジャイル』

言葉としては月並になりますが、「"生きる"ことに夢中になっている時は死も怖くなくなる」と、最終的にはそういうエピソードでしたか。そしてそれは、"他者"との関わりによって、もたらされることが多いと、付け加えて言えば。
最後の感じからすると、宮崎先生は少なくともメインキャラからは、撤退するんですかね。

『プ~ねこ』

今いちよく分からなかったんですけど、今回のは一匹の捨て猫の物語ではなくて、何(万)匹もの捨て猫たちの"死"のパターンを描いていたんですかね。

『おおきく振りかぶって』

お、おうというしかない感じの、果てしないディテールの回でした。(バッテリーサインの)



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『クロエマ Chloe et Emma』

クロエさんがそんなに占いに真剣だったとは。(笑)

『零れるよるに』

若気の至りで自ら積極的に(ヒロインが)共依存を深めて行く、ある意味恋愛の"愚かさ"を描いた回ですが、まあ切ないこと。
確かに愚かだし共依存なんだけど、"好き"ってそういうことだよねと、全力で応援したくなってしまいます。(忠告もするだろうけど)
そしてヒロインの感情を、それによる僕の感情を、あえて巧んでいるようには見えないのに恐ろしく巧みに引き出して行く、作者の手腕をやという。やばい人だ。イノセントな人殺しというか。(笑)

『やんごとなき一族』

ヒロインのほぼ味方になる直前だった義母は病気に倒れ、そこまでではないけれど見直しかけてはいた筈の義父は、"姑の介護"という定例イベントによって"定例"行動を取り戻してしまって。
多分最後は、義母が救ってくれそうな気はしますが。

『無能の鷹』

謝罪の極意。
今回はいつになく、"実践ビジネス講座"だった気が。(笑)
多分もっと普通の"ビジネス漫画"も、描ける人なんでしょうね。

『ミドリくんには触れない』

一応気配はありましたが、ついに総司くん参戦。(負けるんでしょうけど(笑))


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’23.3.16) & 今月のマガジンエッジ(’23.3月)
2023年03月18日 (土) | 編集 |
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『リエゾン -こどものこころ診療所-』

"助けるなら最後まで"という意味のことわざが中国フィクションだとよく出て来るんですが、実際のところ助けを求める程困っている人にとっては、結果として助けてくれることが何よりも大事なので、途中で見捨てたら「見捨てた人」という認識しか残らないというのは、あると思います。"善行"に感謝したりはしない。よっぽど通りすがりの"親切"や"思いやり"程度のものならともかく。

『昭和のグラゼニ』

で、を見せられてるんだろうとそもそも。
そんなに一本足打法の解説がしたいなら、「王貞治列伝」みたいな形でちゃんとしてもらわないと。
こんな別の企画での騙し討ちをいつまでも。
ただの野球オタクのブログじゃん。

『アンメット -ある脳外科医の日記-』

割とマジに三瓶先生への駄目だしをするエピソードなのか、するとしてどのようなアングルでそれを行うのか。
例えば"理系馬鹿"的な。

『テレワァク与太話』

結局リア充が爆発するだけの話のようですね。
行為も"省略"出来る程すんなりでしたし。
ちょっと醒めて来た。
焦らして"味付け"するだけの漫画だったか。ただのラブコメというか。



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ヤンマガ。
"中国人"美女の表紙ですが、見た感じだいぶ"日本"に寄せてるイメージ。
中国人美女の典型は、むしろ怖いくらいに気が強くてキレキレなタイプで、日本的な"ツンデレ"の枠組みには収まり切れないようなそういう方。
"萌え"カルチャー自体は日本に匹敵するくらいの伝統がありますが、"媚び"要素は余り無いですね。


『サツドウ』

やっぱりギャグ漫画性というかずっこけ自体は、この作品の積極的な味のようですね。
"タクシーを拾えない"男、分かるというか多分結構実体験という感じ。
僕もそうでしたが、暮らし方によってはタクシーとか、全く縁/必要が無いんですよね。
だからある日突然、必要があって友達に「タクシー拾っておいて?」と言われた時は、はてどうしたらいいんだろうと一瞬マジにまごつきました。"配車アプリ"とかも無い時代でしたし。(笑)
・・・いや、勿論手を上げて止めるとかは知ってるんですけど、慣れてないと恥ずかしいですよ、ハードル高い(笑)。ナンパに準ずる恥ずかしさというか。(笑)
そのキックボクサーくん、勝てはしないまでも、瞬殺されない程度には健闘したのは意外でした。
"テコンドー立ち技最弱"という話も面白かった。こういううんちくもっと読みたい。



『誰が奥寺翔を殺したのか?』

新連載2回目。と言っても全然覚えてないな、一号空いてない?と思いましたが、ちゃんと先月号に載ってました。(笑)
週刊連載は描く方は大変でしょうけど、月刊の作品を"読む"側も、意外と大変ですよね覚えておくのが。特に同傾向のがいくつもあると。
これだと「暴力」「ヤンキー」「地方都市の閉塞」、どれも特には思い浮かばないですけど、いくらでもありそうな設定。
そうかそうか、これ「剣道」(部)の作品でしたか、だから主人公(?)はバットを奪って使ったのね。
"城場"がヤンキーなりに馬鹿じゃない、"悟って"いるやつだというのも、先月号の自分の記事を読んで思い出しました。(笑)
主人公と別サイドに早目に中身の感じるキャラが配置されると、読んでみようかなという感じにはなりますよね。
やはり面白そう。"体を張っておく"こと自体が目的のような、城場の喧嘩の仕方/割り切りも、リアルで良かったです。

『国産少女クラリス』

まさかの"姫"オチ。(笑)
弱虫ペダルかよ。(笑)
姫、姫姫、姫なのだ。
その結果として、意外と和み系の展開をこれからするのか、それとも"姫"のシュールさが更に怖さを加速させるのか、どっちもありそうだなという感じ。



『妻と僕の小規模な育児』 181話 真剣に訴える僕

ちょっと少ないので、コミックDAYSより勝手に出張掲載。(笑)
まあ無料ですし。

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これ結構大事な"説教"なような気がしますね。
実体験に基づいた、痛切なものだということも含めて。
「反論」とか「議論」て、結局習慣であって文化なんですよね。
親の態度が逆らうな揉めるなでは、後で急に自己主張しろとか論理的に考えろと言われても、もう無理ってもんでね。
特に「反論」に"倫理"的圧のかかり易い日本では、してもいいんだすべきなんだと、親が言ってあげるというのは子供にとっては結構決定的な経験だと思います。
僕も法律的思考とかはそれなりに出来るし、文章なら問題ないですけど口頭となると、よっぽどはっきり勝ち筋が見えないとつい躊躇・回避しがちではありますね。後天的自己改造だけでは、追っつかない部分がある。
自己主張する人というのは、別に勝ち筋が見えるから根拠があるからする訳ではないんですよね。ただ"する"んです(笑)。習慣として。
それこそ中国フィクションを見ていると、よく分かりますが。


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’23.3.9) & 今月のgood!アフタヌーン(’23.3月) 他
2023年03月10日 (金) | 編集 |
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『リエゾン -こどものこころ診療所-』

例えどんな危険はあっても、質の悪い関係は"切って"しまった方が状況が総合的に改善する可能性が高いように感じてはしまいますが、自分の性格の問題もあるのでこれについては何とも言えません。切りたいだけじゃないかと、自分でも自分が信じられない。(笑)
でも三十六計逃げるに如かずと言いますからね(笑)。逃げ切れなかったらその時また改めて、対処を考えれば。
今回"切られた"人(たち)も上手く新しい人生に進めればいいですねととりあえずは思いますが、真の問題は切った側が本当に切れるのかの方かも知れない。そっちの方の人たちの"執着"の為にも、"逃げる"という選択肢の存在&優先順位は、忘れないでおくべきかなと。

『昭和のグラゼニ』

一本足も居合もそりゃ凄いんでしょうけど、そこまでしないと打てないものなのかというか、もっと普通の「プロの壁」とその克服の仕方が読みたい気が。
それこそ王貞治は、一本足以外でも大成できたのかできなかったのか。

『テレワァク与太話』

普通のラブコメならゴムが無いことを口実とした"機会"の先延ばしで引っ張るんでしょうが、奈津さんの場合あっさり突破しそう。



『サツドウ』

へええ、味方が出来るのか。意外な展開。
まあ基本的に実は"コメディ"というか、"ナンセンス"ものみたいな性格はあるようなので、今後も"ひょっこり""ラッキー"展開は少なからずありそうですね。

『カイジ』

そしてこちらには、"味方"かどうかはともかく、"偶然"で展開を左右しそうな婆さんが登場。



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『異世界車中泊物語 アウトランナーPHEV』

なんだなんだ?多重人格
それとも異世界転生だけでなく、タイムリープ設定も組み合わさってる?

『TACHIDEN 立川電機工業(株)男子ソフトボール部』

超意外な展開。
アナリストだった言ったじゃないか言ったじゃないか。(笑)
"名監督"はある意味見飽きてるので、凡庸な監督をアナリストがどう助けるのか、むしろそっちを見たかったような。

『おとなりに銀河』

うーん、結局アニメ化が決まってしまったから、その放送が終わるくらいまでは何とか続けようという、そういう状態?
どうにも気が抜けてる気がしてならないですが。
なんか5年も経ってるし。
せめて一回切って欲しかった。
・・・個人的には、面白いけど設定がややこしくて未だに呑み込めない『図書館の大魔術師』の方をアニメ化してくれると助かるなあと。(笑)



『ドラハチ』

漫画の主人公だからいいですけど、まあ嫌な野郎ですね。(笑)
その人の"成功"を見ていて"豊か"な気持ちになる事が少ない。
あくまで相対的に成功するだけというか、他人に勝つだけというか。
金融マン的というか。(笑)
そういうものとして描いているかというと、必ずしもそうではなくて、ある意味では今の世代の「普通」の感覚で描いてるんだろうと思いますが。
・・・でもそれからすると、昨今のラノベの方の流行りの「異世界転生」ものの"優しさ"、"みんなを幸せに"モードは、対照的というか世代のもう一つの顔というか。まあ作者の年齢をいちいち精査した訳ではないですが。(笑)


育ち方からすると仕方が無いと思いますが、プロ棋士は基本一般常識が無いと、そう理解しちゃっていいんですかね(笑)。(別冊少年マガジン『将棋の渡辺くん』)


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’23.3.2) & 今月のBELOVE(’23.3月) 他
2023年03月03日 (金) | 編集 |
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『昭和のグラゼニ』

荒川さんの合気道。なんか聞いたことがあるような気が、するようなしないような。
とりあえず「一本足打法」をというよりも、「ぶれない体幹」的な一般的な素養を叩き込んでくれるようで、ひと安心。
広岡コーチも参加しているなら、"真剣"練習の信用度も増しますし。(笑)
荒川さんはとにかく解説が独りよがりでどうしようもなかったので、印象が悪くて。

『平和の国の島崎へ』

着ぐるみリアクション笑った。
それだけの回と言えばそれだけの回に見えましたが。(笑)

『アンメット -ある脳外科医の日記-』

医療の"官僚主義"に最善の治療を妨げられるor選択肢を閉ざされる重病患者。
辛くてつい当該の医者を憎みたくなりますが、果たして今回の事例はどの程度がその医者なりに良かれと思ってのことなのか、それとも本当にただの保身/自己利益/官僚主義でしかないのか、これから明らかになる、のかな?
「意識はあるのに表現出来ない」という事態は本当に恐ろしいので、なるべく意識がある可能性を探る方に、治療方針は取られて欲しいものですが。

『テレワァク与太話』

主人公は一応セックス自体はさほど問題なく出来るor経験済みのようですね。(笑)
まあ人当たりが悪いだけで、別に発達障害というわけではないでしょうから。(笑)
どちらかと言えば今回は"しない"可能性が高そうに思います。まだ早い。(ストーリー的に笑)

『望郷太郎』

技術的に素朴なだけで知性自体はそんなに現代人と変わらないようですから、飛び道具でもないチェンソーをそんなに恐れるかなという感じもしますが。
まあ所詮雇われなので、"誰かはやられる"その一人には、なりたくないでしょうけどね。
・・・ていうか馬車レースの武器じゃなかったのか。(笑)



『法廷遊戯』

美鈴の弁護、何か秘策・勝算があるのかと思ってましたが、本当にとりあえず受任しただけだったんですね。
・・・それはそれとして。

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面白いことを言う。まあ基本的には同意ですが。
科学的言語ならともかく個人に関することで、"説明"出来ることなんてその時点で大したことではないんだと思います。
それは自分というより他人の問題ですし。(または"他人"化された自分)
大したことでないこと、"終わった"ことだから説明出来る。
逆に説明してしまうと、"終わって"しまう。
言葉にされた時に意味は死ぬと、確かショーペンハウエルか誰かが言ってたような。(笑)

と、色々言葉遊びも楽しませてくれる知性の作者による作品ですが、この続きは4/16のコミックDAYSでとのこと。
見たいことは見たいですが、原作があるようなので逆にそっちでいいかなという感じも。無料で読めるなら、読みますけど。



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『サツドウ』

武道家たちの復讐劇だけでは話に広がりが無さ過ぎないかと言い続けて来ましたが、話は広からなくても襲って来る相手の範囲が広がりました。(笑)
これはこれでありかも。(笑)



『はじめの一歩』

何か足りないなあというのはもっと本格的に戦いたい、復帰したいという意味だと思ったら、単に嫁さん?(笑)
どうせ復帰するんだろうから、あんまり焦らさないでよ。(笑)



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『たちつて東大』

うーむ意外な落ち着き方。
結局寄付金自体は払わされた訳ですが、それも含めて特に誰の陰謀でもなかったとは。
事実ベースならではの(笑)結末。

『ハコニワノイエ』

コミュ障でもきちっと理論に従えば臨床心理士は出来る筈、と言ったのが第一話について。
意外に社会性が高くて逆に面白くないぞと不満(?)を述べたのが第二話。
そして第三話は、再び予想を上回る人の気持ちの分からなさで、こんなんじゃさすがに臨床心理士も無理なんじゃないかと思いかけましたが、"論理的"に反省して"論理的"に修復・対処して、やっぱり出来るのかもしれないいやでも患者との関係は家族・同居人以上に失敗が許されないぞと、悩まされて終わりとなりました。
ヒロインの人物像が複雑だというのは勿論あるんでしょうが、同時に描写自体に一貫性か全体観のどちらかが欠けているのではないかという疑問も、若干。
それでもまあ、次を読みたい興味は繋がる題材/作品ではあります。

『サレ妻シタ夫の恋人たち』

夫のスマホを盗み見ての浮気調査に、(男ではなく)相手の女にひたすら向く女の憎しみに、法律的助言をする友人と、情景自体は基本メニューなんですが、一つ一つのあけすけさ正直さ、リアリティ、迫力が半端ない。(笑)
実体験なのか?だとしてもそれだけでこんなんなるか?
何らか"本物"の作家さんだなあとは思います。
一方位置づけが未だ余りよく分からない"小説家"パートですが、何か展開がありそう。こちらはこちらで、好きなんですよね。
最早単行本買いたいレベル。(でも買いたくなくもある(笑))


そしてさよならイブニング。
モーニングより面白い!という時期も、あったような気もします。


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’23.2.22) & 今月のアフタヌーン(’23.2月) 他
2023年02月25日 (土) | 編集 |
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『昭和のグラゼニ』

荒川監督が怖いよお。
指導が的外れでないことを祈るよお。(笑)
特に一本足打法が絡むと、"過去の栄光"に囚われて客観性に全く信用が置けなくなるので荒川さんは。(なぜか現在進行形の話のように言う)

『リエゾン -こどものこころ診療所-』

あの人ちゃんと離婚出来るといいですね。
間違いを認めない人は自分のプライドをかけて、破綻(という体裁)を阻止しにかかるでしょうから。
そして時に/しばしば、「同情」(心)は正にその優しさゆえに、かけられた方には屈辱な訳ですよね。喜ぶ人もいるけれど、敵意を持つ人がいても責められないと思います。・・・要は相手を"助けを必要とする一人前ではない存在"として、認定している訳で。
だからこそ"プロフェッショナル"な態度が、一見迂遠なようですが正解である確率が高い訳で。少なくとも"間違い"は避けやすい。

『テレワァク与太話』

ちょっと(なつさんのファッションについて)言わんとすることが、絵だけでは伝わって来なかったです。
何かしら"インテリ女性のあるある的な私服"ということなんでしょうけど。
無地のセーターとパンツ?

『望郷太郎』

"新兵器"とは電ノコのことかと思ってましたが、どちらかというとそれを動かす"ガソリン"の方?



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『サツドウ』

いきなり職場まで入られてますが。(笑)
それで油断してるとかがあると読む方もストレスが大きいですが、それはなかったようでまあ。
せっかく"超人"の話なんだから、やはりある程度までは主人公の"強さ"の方を、堪能したいので。ピンチはもうちょっとでいい。(笑)



『バーサス』

なるほど!(・・・なのかな?)
壮大な嚙み合わせ戦をやる為に、13もの世界(の"天敵")を集めたのか。
それにしても多くないか。
そして数が少し中途半端じゃないか?(ということはトーナメント戦ではないのかな?それともトーナメントには参加しなそうなタイプのがいるからそこで調整?)
とにかく立派な"奇想"ではありそう。



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『地獄のアシタ』

新連載。
よく分からん(笑)。不思議な面白さ。
テーマは"善良"であることのようだけど、でもそれを"屈強さ"として活かすの?(笑)
そして学園もの?(笑)

『ブルーピリオド』

いかにも実在のモデルがいて、そしてそれに作者が真にコンプレックスを感じた経験のありそうな前のめりな天才真田まち子。

『メダリスト』

燃え燃えに燃えるいのりちゃんですが、"ライバル心""ひたむきさ"だけで現状相手にしていい相手とは思えない、光。
全ベットで勝ちに行くのは無謀に過ぎる気はしますが、ひょっとしてこの試合で連載終了とか?

『冥冥冥色聖域』

これも新連載。これも訳が分からない。(笑)
とりつかれたように喋るリフレ嬢は面白かったですが、それが接客"スタイル"で、毎回それで何かを解決するの?
それともこのお客との関係が深まって行くの?
とにかく面白そうではあります。

『民俗学者 赤坂弥一郎の事件簿』

次回最終回とな?
最初に大型エピソードは来ちゃってるけど、でもそれを乗り越えて後、ある種の"探偵もの"として継続するのかと思ってました。それくらい主人公のキャラは立ってますし。
不評だったのか取りあえずの終わりなのか。

『プ~ねこ』

「なお必ずしも食べる必要はありません」爆笑してしまいました。
その後のほのめかしはあんまりよく分からなかったですけど。"あいまいな態度"って何?

『イサック』

またいいキャラが出て来た。そろそろ終わりの筈ですけど。
そして婦人鉄砲部隊を作った錬蔵の意図は?
自分の量産計画に"利用"はしているんでしょうけど、何かしら善意というか殊勝な意図も隠れてそうな描写(婦人部隊の様子)には見えましたが。

『カオスゲーム』

誰が殺されたのかよく分からなかった。
てっきり編集部が襲われたのかと思いましたが、違ったようで。

『フラジャイル』

先月の"老い"の話に続き、重い回。
今回のテーマは「保身」

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全くその通りで、真に悪意をもって悪事を行う/行い切れる人なんていないので。精々が"邪心"。必ず自己正当化をしながら、自分を"守る"意識("被害者"意識でもある)で行為は行われている筈。
・・・まあ(その前のシーンの)岸先生がそれを分からないでいきり立つキャラかというと少し疑問があるので、ここは若干の言わされてる感も。(笑)

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下らないんだけど余りにも普遍的な動機。(それこそ『リエゾン』のモラハラ旦那もそうですし)
人間の社会のほとんどの問題は、自尊心承認欲求に起因しているように見えます結局。金銭等他の"動機"は、それらを具体化する手段でしかないというか。
これだけ普遍的だと「人間」が「人間」であることを変える/やめる以外に"根本"解決は不可能なので、現実的には行き会った一つ一つを正していくしかないという、気の重い結論。
誰かが馬鹿な訳じゃない。みんな馬鹿なんだよ。(その局面では)
後半の「家族」の話は、あんまりよく分からなかったです。
「家族」は大事だという話なのか、たまたま彼にとって、家族が大事だったのか。(まあたいていは大事なんでしょうけど、一般論を押し付けるような作品とも思えないので)



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『クジャクのダンス、誰が見た?』

弁護士が今いち頼りないので、いけいけゴシップ記者という感じ。(笑)
しかし子供ならともかく、ある程度の年齢になっても、実の親子じゃないことが分かるのは、そんなにショックなんですけかね。("相続権"とかは置いておくとして)
とっくに血の繋がりよりも現実の相手から受ける印象や愛情の方が本体になってるような気がするんですけど(勿論瞬間はびっくりするでしょうけど)、それは僕が生来親子の情が薄いだけなのか。(笑)

『やんごとなき一族』

やはり義父母のヒロイン"見直し"モードは進行中のようですね。
気のせいではなかった。
予想としては、今恐喝に苦しんでいる"仇敵"の方も救ってしまって、それで最終解決になるのかなと。

『零れるよるに』

共依存は置いておくとしても、これくらい"選び"ようのない関係性において"選ぶ"ことの究極である「恋愛」感情を相手に問うのは、イエスであれノーであれ、危ういというかフェアでないというか筋が良くない感じはしますね。
「恋愛」という"贅沢品"を欲しがって、より根本的に替えの利かない関係性を失う危険性が見てて危ういというのも含めて。
全部ひっくるめて"解決"してしまうポテンシャルを持っているのが恋愛だというのも、確かにそうなんですが。

『ミドリくんには触れない』

ミドリくんの、「愛する人を守る為に愛する人と関係を断つ」という、筋は通るけれど99%綺麗事になりそうなところを、やりとげてしまいそうなピュアさが怖い。
言われた女の方も、我慢してしまいそうだし。これは長引くのか?
ただ最近の趨勢だと、最後の(関係は絶つけど)「愛している」(ことは認める)発言は、好意的に評価される可能性は高いように思いますね。みんな"いい話"が好き。すぐ「神」とか言いたがる若者たち。

『余命一年、男をかう』

最初の方なんで忘れちゃいましたが、治療は不可能というよりも低い可能性の為に時間とお金を使うのが嫌だというのが、元々の動機でしたっけ。
それを心境の変化で賭けてみたと。今のところは情勢は良いと。


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2023年02月17日 (金) | 編集 |
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『リエゾン -こどものこころ診療所-』

対面で圧をかける人、物事を"処理"したがる人が、テキストだと急に大人しくなったり意外な一面が見せることはよくありますね。
要は(テキストでは要求されるような)論理性が未熟な人な訳ですけど。
どちらでも怖い人が本当に怖い人。(笑)

『ひらばのひと』

これから赤丸兄さんが色々と自分なりの理屈をこねると思いますが、どんな動機も行動の理由にはなり得るので、結局のところ行動の際にどのような"手段""やり口"を自分に許容する人なのかどうかで、人の性質は分かれていると思います。
やらない人は理由があってもやらないし、やる人は嬉々としてやる。
騙されてはいけません(笑)。(警告)

『アンメット -ある脳外科医の日記-』

へええ、偽装婚約だったんだ。それは想像出来なかった。
ある種の"義務感"で三瓶がミヤビ先生を助けているのは分かったけど、ベースには(過去のことであっても)それでも個人的感情(恋愛?)があるのかと思ってました。

『望郷太郎』

急に"自由"と言われても困る、というのはまあ分かります(笑)。>娼婦たち
そもそも"組織"の仕事じゃないですからね、個人営業。だから完全に"一人"になる。
(売春はともかく)「管理売春」はいけないというのが現行法の立て付けですが、"管理"というか客引き兼ボディガード兼事務一般をする人を求めているのは、当の娼婦側だという面もあるんですよね。個人売春なんて、危なくて仕方がない。



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『白地図のライゼンデ』

指輪の由来。
正直ここまでで一番興味深いキャラは、主人公の天然/天才ぶりを除けばその元奴隷主の貴族の人なので、絡めてさっさと出て来てくれないかなという感じも。(笑)
何でしょうね、それぞれに芸のある"パーティー"ではあるんですけど、引きが弱い。だからどうしたという感じになっている。それぞれの動機が今いち伝わって来ないという部分かな?悪い意味で、ゲーム上のキャラ(の説明を読んでいる)みたい。

『彼女のエレジー』

うーん、駄目かなこれは。
"ふざける"のが面白いのではなくて"真剣"にやるのが面白いんだというところまでは、何とかクリアという感じだったんですけど、最終的なまとめがどうも落ち着き過ぎてて。作者自身はもっと色々考えてるとは思うんですけど、殻を破ってくれないというかもっと本気出してくれというか。
結局ヒロインが一番面白くないというか、いかなる意味でも面白くなってないのが。
多分切りですね。連載はまだ早かった、という感じ。

『税金で買った本』

(全部は)弁償したくないという気持ち、なんか分かります。(笑)
自分が悪いとは分かってるんですよね、だからバツが悪くて、それを怒ったりクレーム付けたりすることで誤魔化したい的な。相手("図書館")がそんなに怖くないというのもあって、素直に反省するのが悔しい(笑)。諦めがつかない。
メーカーのカスタマーサービスに「何にもしてないのに壊れた」と言い張りたいユーザーとかも、似た心理かと。(笑)

『カイジ』

一見すると会長の心理の綾は特別に複雑怪奇なようですが、夫婦とか恋人とか、こじれた関係ではよく出現する状態だと思います。一皮むけば、誰もがこれくらい幼児的にわがままにはなり得る。それくらい相手の"気持ちを分か"ったり"満足"させるのは、難しい。「正解」探しは不可能に近い。



『法廷遊戯』

結局"被告人"になってたんでしたっけ、美鈴。
もう一人が死んだらしいのは、まあ分かりましたが。
まさかあの(痴漢冤罪)"女子高生"の方が、レギュラー出演者になるとは。(笑)



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『誰が奥寺翔を殺したのか?』

新連載。
これは面白そう。

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ある種の閉鎖空間内における自分の"住環境"の快適さの為のマウント取り。(としての暴力やいじめ)
先週僕が言ったこと("ひらばのひと")をマウントを"取る"側が、"自覚的"に語っているシーン。

なぜこういうことをするかというと(中略)
それによって、自分の住環境が"快適"になる予感がするから。

本能的には当然みんな分かってますが、ここまで自覚的に、"見切り"として語らせるのはかなりレアな気がします。この作者侮れない。
そういう見切りの中で、あえて別ルートの"暴力""強さ"が入って来ると、どうなるのか。強さが正義ならそれで収まるのか。
どうも収まらなくて・・・と、とりあえずはそういう話のようですが。
いや、これは面白そう。「喧嘩」と「格闘技/武道」の暴力としての質の違いとかも、入って来たりするのかな。
楽しみに、続きを。

『国産少女クラリス』

脳内麻薬ブーストによる物理戦闘。

かの『24人のビリー・ミリガン』


では、24の人格の一つ"クロアチア人"が、アドレナリンを意図的に過剰分泌させることで荒事に圧倒的な強さを発揮する人格として活躍していましたが、実際そんなようなことは兵士・戦闘者の世界ではあるようですね。
そして小太郎は、クラリス開発者の弟だったのか、なるほど。
相変わらずクラリスがあっさり邪悪過ぎて違和感はありますが、もう少し読んでみようかなと。

『ブレス』

地味モデルのキャラ変。
"普通""明るく"なろうとすることでわざわざ苦手なラインの末席になってしまっているということは、実際ありますね、モデルに限らず。弱い"普通"は本当に弱くて、話にならない。
ノールールの個性の世界の方が、実際は優しい。(少なくとも逃げ道はある)

『濁る瞳で何を願う ハイセルク戦記』

主人公が特に"正義"側でもない問題が、ちゃんと反映されて発展してます。
いいねいいね。
ゴールが単なる相対主義ではつまらないので、陣営変更とかはしないでもらいたいんですけど。"帝国側"は、帝国側のままで。


少年マガジン『はじめの一歩』ラストの"犬と猫の喧嘩"には今後に繋がる何か意味があるんですかね(笑)。さっぱり分からないので正式にはノーコメントとしました。(笑)


テーマ:漫画の感想
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今週のモーニング(’23.2.9) & 今月のgood!アフタヌーン(’23.2月) 他
2023年02月09日 (木) | 編集 |
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『ひらばのひと』

こういう"赤丸兄さん"みたいな人は、なぜこういうことをするかというと・・・まあ、楽しいからでしょうね、基本は。(笑)
時々事情や言い分があったりはするとしても。
楽しいから。快適だから。それによって、自分の住環境が"快適"になる予感がするから。(それが当たるかはともかく)
いじめもマウントも、基本的にはそういう理由。他は付け足し。

『昭和のグラゼニ』

結局定岡は、当初期待されたような本格派のエースにはなれなかった訳ですが、回り回って変則派の準エースにはなれたのは、当時望外の幸せというかそれを待てた巨人の忍耐力というか余裕というか。
荒木大輔とかは、使いながらだったので、とりあえず戦力になるという方向でしか、育成できなかった。(のか元々大したことが無かったのか)

『リエゾン -こどものこころ診療所-』

なるほどね、"嫌な患者"を取りこぼさない為にこそ、日頃から"好意"や"感情"で助けようとしない癖をつけておくべきだと。
理屈は分かる。少なくとも、"戒め"としては。

『望郷太郎』

これ別に悪口ではないんですけど、随分"楽しく"ない「異世界転生」物語ですね。(笑)
と、"ガソリン作り"の件を見て思いました/連想しました。

『アンメット -ある脳外科医の日記-』

ええ、三瓶にこんな形でライバル問題が。
合併して"もらった"側の乗っ取りかよ!
別にそういうつもりでもないんでしょうが、ただ元の病院では"外れもの"扱いされていた人が、落ちて来た先で相対的に"正統派"的に振舞ってるのは、余りいい気持ちはしません。何その無自覚なエリート仕草。

『テレワァク与太話』

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面白いですね。
確かに"カタ"くはあるんですけど、意外に適切な自己認識ではあるので、普通の恋愛のケースでもありな発想かと。("卑下"まで行っちゃうと、都合のいいなんちゃらになりそうですが)
まあこの段階で実際に「顔」と「名前」だけなんてことは、あり得ないとは思いますが、"目に見えるもの"や"言質"だけ拾って行く理系的発想としては、そうなるのかも。(人柄や才能について自惚れるよりは確実というか)



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『おとなりに銀河』

うーん。思うんですけど、これ元々"結婚"あたりで終わる予定だったんじゃないですかね。
それが人気なので継続して、だらだら蛇足を続けているというか、実は"ジェットコースター"ストーリーなのに日常系に消極的に変質しているというか。
正直がっかりです。

『図書館の大魔術師』

こっちでも『税金で買った本』が。(笑)

『とつくにとうか~幕末通訳 森山栄之助~』

オランダ医に求められていたのが、何よりも"真実"だったということは・・・あってもおかしくないと思います。
"江戸時代"そのものが大々的に安定的に制度化された時代である中で、"制度化"された医者に溜まっていた不満の最大のものとして。
"治る""治らない"は、うっすら無知な庶民でも分かるものではないかと思います、意外と。
医者に"あしらわれる"と腹立たしいですよね、それは現代でも同じで。

『TACHIDEN 立川電機工業(株)男子ソフトボール部』

やはり現代のスポーツストーリーでは避けられない"データ分析"系の話。
さてどう描いて行くのかどう独自性が出されて行くのか。

『異世界車中泊物語 アウトランナーPHEV』

"逃げ出す"シーンしんどい、胸が痛い
結構(逃げ出す方の)気持ちも分かる
申し訳ないとは、思ってるんですよね。(笑)
ただ体が。逃走反応が。(笑)



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『サツドウ』

武道家たちの報復だけのストーリーではないだろうと言いましたが、それだけでも当分楽しめそう切迫しそう。(笑)

『カイジ』

色々言ってますが、結局"男気"の黒崎。
帝愛の"次"は頼むぞ?!(笑)

『税金で買った本』

うーん、悪い人じゃないと言えないことは無いかもしれないですけど、結局自分の"度量"を無自覚に他人にも求める、ナチュラルなブラック上司タイプではありますよね。

『彼女のエレジー』

連載2回目。ですけど、何かもう"安定期"的な感じで、ちょっと期待外れ
何でしょうね、多分芸人/ネタ的な笑いの話じゃないからかな?"日常の面白さ"みたいな話になっていて、傍観者的。



『はじめの一歩』

いやいや。
さすがに巻頭でこの量では。(笑)
いちいち知らせてないのかな。(笑)
展開としては、"スマッシュ"に"スマッシュ"を合わせられたということで、いいのかな?



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『ドラハチ』

面白い。
何となく、某牽牛星さんとか好きそう。(野球好きのようだし)
偽イップス投手の"リード"の話が表のストーリー。
もう一つは、"メジャー狙いのドラフト1位"紫谷旦を、なぜどういう狙いで主人公は彼を"挑発"したのか、そしてそれを見抜いた彼の妙に濃いキャラそのものが裏。何らかその"挑発"が"MVP"への布石ではある筈ですけどね。普通に考えれば彼とバッテリーを組んで一緒に成り上がろうという話かなと思いますが、さてそんな普通に行くかどうか。



『将棋の渡辺くん』

棋士が漢字に無知でもおかしくはないと思いますが、それにしても随分ピンポイントな間違い方ですね。(笑)
全般的にぼんやりだったところに、なまじ「鵜」だけは妙に覚えてしまってそれで「鶏」があおりを食った感じでしょうか。"半端に博学な子供"みたいな間違い方。(笑)
あえて言えば、「王」と「玉」を並存的に使う将棋指しの感覚を、漢字全般に適用させてしまっている間違いと言えなくはない?(笑)
だいたい似てればそれで良い。


別マガもアニメ化作品は多いんですね、だから逆に"読まない"作品ばかりなってしまうんですが、アニメの段階で切っている作品ばかりなので。


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