ヴェルディ、代表、アイドル、漫画、アニメ等
浜辺美波さん(’17)
2017年03月01日 (水) | 編集 |





どうも余り需要が無い感じなので(笑)、今週で終わります。
取り急ぎ紹介だけ。


浜辺美波さん。
今年の2/3から公開している映画、実写版『咲-Saki-』のヒロイン"咲"役の女優さん。
僕もまだ見ていないくらいですから、まあちょっと今回もフライング気味か。(笑)

TBS深夜にやった"予告編"的なドラマ版は見ましたが、色々と納得の出来で多分今月中には劇場版も見に行く予定ではいます。
・・・本当はそのドラマ版について一つ文章を書くつもりだったんですが、全4話であっという間に終わってしまって、しかもそれを知らずに続きを待っていたものだから、すっかりタイミングを逸してしまいました。(笑)

いやあ、あれは優れた演出だった。これぞ"演出"というか。
そういうことを書きたかったんですけどね。(笑)


浜辺さんの演技も、かなり良かったです。
上手いとか下手とかという問題ではなくて、完璧なまでに"ヒロイン"で、「人気漫画・アニメをあえて実写化する」という行為に付きまとう危うさを、見事にクリアしていたというかねじ伏せていたというか、説得されたというか。
勿論"別物"ではあるんですけど。

上手い下手ではなくて「ヒロイン」だというのはどういうことかというと・・・。あれですかね、欅坂46の平手友梨奈ちゃんが、何が特に出来るということではないんだけれど、他に考えられないくらいに「センター」である(実際にデビューから4曲連続センター)というのと、似たような感じですかね。(笑)

平手友梨奈1.jpg平手友梨奈2.png平手友梨奈3.jpg


・・・え?分かんない?
駄目だなあ、お父さん、おっくれてるー。(説明無し)

ちなみに僕も、(平手ちゃんは)大好きではあるけれど特に"ファン"ということはないです。
そういう「個人」的な問題ではないんですよ。むしろ「公」的な、"ポジション"の問題。
まあ"殿様"とか"若様"とかに、似た感じかも知れない。"担がれる"ことが存在意義というか。

とにかく浜辺さんも、実に見事な"ヒロイン"っぷりでした。ヒロインが期待される通りに"ヒロイン"であれば、それだけで作品世界は安定しますからね。
アニメ版をTVアニメのオールタイムベスト候補級に愛している僕が認めるんだから、間違いないです。彼女の「宮永咲」は、成功しています。


そんな彼女のプロフィール。(Wiki)
2000年8月29日生まれの、現在16歳。・・・16?マジで?さすがに歴代最年少かな?(笑)
まあそう言われればそんな歳かなという気はしますが、ただそれほど「幼い」とか「ロリータ」とか、そういう不健全だったり怪しい臭いは感じませんね。
ただただ真っ当な美少女で、だからこそ"ヒロイン"でもあることが出来るわけでしょうけど。

だからといって「お人形」ということではなくて、演技者としても超正統派というか真っ当というか、既にして「堅実」という風格を備えていると思います。これも上手いとか上手くないとかいうよりも、"ちゃんと"している。「個性」とか「味」とかで、手っ取り早く人目を惹くのではなく。
まあ古風と言えば古風かも。仮に"第二の吉永小百合"みたいなキャッチフレーズがついていたとしても、特に笑いどころにならない(笑)。そうなんですか、頑張ってねという。(笑)

とにかくまあ、一目で忘れられない印象を残すコです。女優さんです。
能年玲奈さんのような"天才"とはまた違いますが、"最初から他のコとは違う"感では、似ていなくもない。
"大器"、かな?それで言うならば。どれくらい"大"きいのかは、ちょっとよく分かりませんが。
今の時代、「大きさ」が必要なのか自体、分かり難いですし。

・・・アイドルグループにいれば、"センター"以外、あり得ないですが(笑)。変に脇にいられても、他のコが落ち着かない。


『東宝「シンデレラ」オーディション』出身。(第7回、'11年)
デビュー作 映画『アリと恋文』 (主演)
代表作 ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』"メンマ"役 ('15年)

今年は更に、『君の膵臓をたべたい』(7/28公開)、『亜人』(9/30公開)と、二本の主演・出演映画の公開が予定されているようです。
清水富美加引退の分も、頑張ってもらいたいものです。(笑)
あのコも何ていうかほんと、"主役"タイプでしたよね。真っ当というか。出来れば"宗教"の方は、真似しないでいただきたい。(笑)


・・・まあなんか、演出次第というところは、ある気はしますけどね。
今時のコにしては、余り"自己演出"が出来るタイプでは無さそうなので。
「"主役"はむしろ大根でいい」という伝統にも、微妙に従っている感もありますし。なんか"どんっ"という感じはありますね。ぶっといんですよ。(足がでなく(笑))

とにかく、名前を覚えておいて損は無いコかと。
乙女座のB型。「堅実」かつ「大雑把」。なるほど分かる。(笑)


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テーマ:女優
ジャンル:アイドル・芸能
今号のイブニング(’17.2.28) & 今週のモーニング(’17.3.2)
2017年03月02日 (木) | 編集 |
eve170228.jpeg



『ハムラビコート』

似たようなのが前ありましたが、比べてもちょっと、浅はかな感じ。
"裁き"の意図が、恣意的過ぎる。
そもそも「目には目を」は、"応報刑"ということであって、別に"厳罰主義"ではないと思いますしね。
逆に微罪なら、微刑罰(?)が科されるわけですし。
むしろ"恣意"を避ける為の、「応報」なのでは?という。
こういう正義を自称する私刑主義は不愉快です。個人としての"復讐"なら、心情的に認めますけど。

『学生島耕作』

"大叔父"って結局どういう関係なんだっけ、何親等?何度聞いても覚えられない。(笑)
マスコミはともかく、金融と商社に対する"虚業"批判は、原理としては間違ってないように見えます。
特にここまで金融資本主義が進んじゃうと、逆に。
だから駄目だというより、"たまに思い出すべき"という、「原理」ですけどね。
思考がすっきりするので。

『がんぼ』

仲良くやってね。(笑)
多分くっつくんでしょうね、この二人。それで最終回とか?
奈良の人は、京都に"複雑な思い"を抱いていたり、ほんとにするんでしょうか。

『リウーを待ちながら』

なるほどね、普通の旅行者が行かないようなところに自衛隊は行く可能性があると。
まあ"派兵批判"が趣旨ではないでしょうけど。

『妻恋』

"答えない"という戦術を使える人は強いですよね。(1話目)
"たまに分かってくれる"というのも、結果的には「戦術」になり得る(笑)。(2話目)

『あの頃の青』

際どいラインをついて来ますね。
"懐かしい"のも嘘じゃないだろうけど、"いじめ"構造を内包しているのも否定出来ない。
「男と女」のケースの方が、"ハッピーエンド"化はし易そう。

『めしにしましょう』

狂った世界にまた狂った人が一人。
なんか『BE FREE』みたいになって来たな。(笑)




"エロ"こそ無いけれど、その分も"食"がある。(笑)
ただまあ、あんまり長居して欲しくないなあのプロアシさんには。女と少年(と機械)だけの世界が良かった。



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表紙やだ
おっさん(文化)丸出しで、島耕作表紙以上に買いづらい


『ジャイキリ』

何言ってるか分かんない。もっと頑張れ!という話?
まあ全く分からなくはないんですけど。"アトレチコ・マドリード"みたいなチームもあるわけで。
ただ言語表現としては、全く足りてないと思います。編集もっと頑張れという感じ。

『疾風の勇人』

"少数勢力がキャスティングボードを握る"感じが、非常によく分かりましたね。
めぐりめぐって、"派閥政治の弊害"もか。

『バンデット』

うーん、"次男"の尊氏、新鮮。
ほとんど"長男"的というか、"親分"な感じで描かれる人ですからね。
「武家の棟梁」という、響きが響きですからねえ。(または"源氏"の)
見た目ほとんど義経じゃないか。(笑)

『まんなかのりっくん』

よく分かんないけど面白い。
何に似てるかなあ。何かに似てるんだけど。
うーん、思い出せない。思い出したら、書きます。(笑)

『アイアンバディ』

なるほど。
最初てっきり、"転がりながら"登る気かと思いましたが。(笑)
プログラマーたちがやってるのは、その場でプログラムを書いているということなんですかね。"バグ"じゃないから、ただ修正するというわけにはいかないでしょうし。

『インベスターZ』

いかにもドラマ映えしそうな場面ですが、その場合実在の会社名は使えるんですかね。
使わないと多分、意味が無いと思いますが。
"直"に企業名が頭に入って来るのが、面白いところなので。

『カバチ』

とても田村とは思えない、行動力。(笑)
"書類書き"が賄賂になるということは、風俗営業の届け出というのはそこそこ頻繁にやらなければいけないということですかね。
それにしても持ち出し多っ。(笑)

『CITY』

面白い。絶好調。(笑)
ただよく分かんなかったんですけど、「安達太良」というのは個人名なのか、それとも"勇者"の称号みたいなものなのか。
結局助けてるのは一人なのかな?どうでもいい?(笑)


テーマ:漫画の感想
ジャンル:本・雑誌
今週のテレビアニメ(’17.2.25~3.3)
2017年03月03日 (金) | 編集 |
明日はJの・・・というより"DAZN in J"の、3日目ですね。
見れるんか、見れないんか、はっきりせえ!おうおうおう!
まあ原因があっちにあるにしろこっちにあるにしろ、生でトラブられるとほんと不愉快なので、当分は見逃し専門でいいかなとか、考えてます。実は先週のジェフ戦も、PCが固まったので後半はスマホで見てました。(ヴェルディは当日の見逃し)


2/25(土) 亜人ちゃんは語りたい #8『亜人ちゃんは学びたい』 (MX)

うーん・・・飽きた、かな。志は嫌いじゃないけど、もっと上手い人じゃないともたない作風ではないかと。
一方でサッキュバス(佐藤先生)のエピソードは、全く納得が行かない。反撃の権利はあると思うけど、あれは純然たるかつ深刻な"性的虐待"だと思います。"武勇伝"ではすまない。元々"亜人"という特殊性があるわけで、本当にあんなことがあったらそれこそ父兄を巻き込んで、追放運動が起こってもおかしくないと思います。
来週どうしようかなあ・・・という、現在の心境。

2/26(日) 銀魂 #8『徨安のヌシ』 (テレ東)

この取っ散らかった節操のない馬鹿話の、しかし"収まり"の良さは、あえて言えばドラゴンボールとかにも似てるのかなと更に言えば「少年ジャンプ」という環境に洗われて鍛えられて、成形したものなのかなと。
"自然"にはなかなか出て来ない気がするんですよね。個人の純然たる"アイデア"の発露としては。
今週は結構マジに、いい話でした。恋がしたくなりました。(嘘。少しだけ本当)

2/27(月) 弱虫ペダル NEW GENERATION #8『ゴールライン』 (テレ東)

荒北先輩(箱学)って、こんなキャラ立ってましたっけ。なんかいつも怒ってる印象しか無かったけど。
しかしすげえキャラ揃えてますね。こりゃ語り尽くせないわというか、同人燃えるわというか。(笑)


2/28(火) 信長の忍び #22『ツッコミ師参入』 (MX)

2/28(火) ACCA13区監察課 #8『翼を広げた王女と友のつとめ』 (MX)

随分いい話というか、随分作り込んだ話というか。
感心はしますけど、作り込めば作り込むほど「ありがち」な話に収束していくというか、パターンにはまり込んでいくというか。
なぜなら"大きな"話のパターンというのはそんなに沢山あるわけではないから。ここらへんが、この人の"堅苦しさ"の源で、僕が苦手だったところでしょうね。
"かっこつけてる"のが理由ではないというのは、今回の作品を見ていて分かったような気はします。
"引き"だけ作っておいて続きは後で考えるとか、出来なそうな人ですね。(笑)

2/28(火) けものフレンズ #8『ぺぱぷらいぶ』 (テレ東)

またなんか意外なエピソードでしたが(笑)、脱線し過ぎずに上手く収めましたね。
ああいう"アイドルヲタ"みたいな世界を、作者が"分析"して描いているのか当事者的に描いているのかは、ちょっと判断つかない感じ。それくらい、絶妙のバランスだったというか。表面的にもならずに、溺れもせずに。
・・・「観客席の風景込みで」見るのが通というあれは、結構"当事者"的なのかな"あるある"なのかな。それとも作者のスタンスそのものとか。(ちょっと考え過ぎ?)

3/2(木) ALL OUT!! #21『おまじない』 (MX)

凄いとこエグって来るなあ。本格的に運動やってる運動部員も、実際"居場所があるか""仲間に入れるか"という不安は、常に抱えてはいるんでしょうね。増して子供ですから、そりゃ祈るわなという。
大人同士ならプロなら、最低限は"外交"は存在するでしょうけど。
テネリフェ柴崎クンの気持ちは、分からなくはないけれど余り分かりたくないというか、見たくないものを見せられているというか(笑)。柳沢、小笠原と、鹿島育ちはちょっとあれな感じの選手は多いですねどうしても。

3/2(木) セイレン #9『カテイブ』 (TBS)

新シリーズスタート。
うーん何の話なのか、まだよく分からないな。
単純に幼馴染ちゃんが、主人公を好きだという話?
今のところ特に、魅力無し。前の二人が素晴らしかっただけに。


もう3月か。
こうして書いてると、"13話"(1クール)って短いんだなと、改めて感じます。この間始まったばっかりな気がするんですけど。


’17.2月のブログ拍手
2017年03月05日 (日) | 編集 |
VリーグのプレーオフとJリーグとスカパー無料開放デーが重なっててんてこまいです。
ちなみに来週の土曜はVリーグの入れ替え戦とプレーオフと、ヴェルディの試合とジェフの試合と、ついでにマンチェスターシティのFAカップが同じ日にやるようです。どひー。(笑)


1位 ’17ロティーナヴェルディの幻想的予想 (2/20) 12
2位 不鮮明な船出: 徳島-東京V(’17) (2/27) 11

3位 ダゾーン迎撃作戦・その後 (2/13) 7(+1)

4位 [参考]上田滋夢「オランダの憂鬱」 (’02年『季刊サッカー批評』issue13より) (2/21) 

5位 今週のテレビアニメ(’17.1.29~2.4) (2/5) 
5位 ウッダード『GHQの宗教政策』/第五章 超国家主義と軍国主義の一掃 (2/7) 
5位 佐久間由衣さん(’17) (2/14) 


2月は日数も少ないですし(たった2.3日ですが、やっぱり少なく感じますよね、月末特に)、なんかシンプルな印象の月。
ロティーナとダ・ゾーンの月というか。

ロティーナについては「仮にロティーナの意図がある程度達成されたと想定して」の、懸念というか若干悲観的な予想を立ててみたわけですが、開幕戦を見る限り"達成"そのものに少なからず危うい気配が。
特に徳島のリカルド・ロドリゲスと千葉のファン・エスナイデルの"スペイン"仲間の、同時期の仕事ぶりと比べちゃうとね。とりあえず「意志」をもっと見せて欲しい、出来る出来ない以前に。
まあ今日の2戦目に、期待しましょう。

ダ・ゾーンについては謎の反響でしたが(笑)、とにかくプロセスを"具体"的に書いたのが変に面白く受け取られたのと、あとその後色々とダ・ゾーン関連の書き込みやツイートを見てると、"事前"の調査としては案外僕も、いつもほど情弱ではないというか行き届いてる方だったらしいというのが、何となく透けて見えました。
その後家用に使っているbiglobeのLTEが、恐らくはダ・ゾーン対策だと思いますが"20G"や"30G"の大容量コースを打ち出して来たので少し迷いましたが、それでもVリーグと合わせて計算するとかつかつなのと、試しにヴェルディの試合を家のLTEで見てみたら想定の倍くらいのパケット消費をした(他にもそういう人がいるらしいことを確認)ので、予定通り"ギガ放題"&"一人パブリックビューイング"スタイルで、ダ・ゾーン時代を乗り切り覚悟を決めました。(笑)
ダ・ゾーンはねえ・・・。どうなんですかねえ。とにかく"あぶく銭"を、右から左へ消費しないように、それだけは願っていますが。

あんまり書いてないような感じに見えるのは、『今週のテレビアニメ』でスケジュールだけは結構埋まってるからですね。意識しないと、割りとルーティンだけで流しそうになるので少し気を付けないと。
『ウッダート』も既に次回分はほぼほぼ準備出来てるんですど、Jも開幕したしなかなかタイミングが無い。ロティーナ・ヴェルディが(毎試合)「書く価値無し」断定出来ると、スケジュール的には楽なんですけどね。(笑)

佐久間由衣さんは・・・何書いたんでしたっけ。
ああ、"男子好感度"の話か。
その次(3月)に書いた浜辺さんエントリーも含めて、この枠は何というか、その人がどうというよりも"アイドル論"一般として、それなりに楽しみにしてくれている人がいる様子が感じられます。(笑)
季節的にはそろそろ水着に移行するかしないかという感じですが、まだちょっと、最近またにわかに、寒くなりましたね。3月一杯くらいは、我慢するかしないか・・・とりあえず来週誰にしようか・・・と、結構いつも間際に決めています。(笑)


そろそろハリルジャパンか。
そういえばなでしこのアルガルベも見ましたが、長谷川唯ちゃんが可愛いという以外はなかなかうーんでした。
ほとんど"日テレジャパン"なので、応援はしたいところですけどね。


テーマ:ブログ日記
ジャンル:ブログ
ウッダード『GHQの宗教政策』/信教の自由と「予言者」マッカーサー
2017年03月07日 (火) | 編集 |
前回まで。


第六章 「信教の自由」の奨励

宗教界からの追放はなし

p.220

バンスは宗教界からの追放の実施に反対する議論のほうが、これに賛成する議論を上回っていると判断したのである。彼は、アメリカの世論神道にかんしては追放の実施を支持するだろうと考えたが、もし追放を他の宗教にもおよぼした場合どうなるかについては確信を持てなかった。

日本の宗教人の公職追放について。
はっきりとは書いてませんが、後半を見る限りここでバンスが慮ったのは、日本での「議論」というよりアメリカでのそれのようですね。
それにしても、何度も言いますが当時のアメリカ国民が「世論」のレベルで日本の「神道」にそんな明確な"意見"を持っていた(らしい)というのは、驚きというか違和感というか。現代のアメリカ人だって、どれだけ日本の国内事情に知識を持っているか怪しいものなのに。
それはそれとして、やはりここにおいても当時のアメリカ人の、"宗教"全般についての好意的態度は、見ては取れますね。(元)敵国の宗教人に対してすらも、バンスがこれだけ気にしなければならないほどに、同情が予想されたという。


神社の「宗教法人」化/神社本庁の結成

p.228

神社の連合体形成にかんする提案をバンスが支持するかという重要な問いは、直接には行なわれなかったのである。

これも何度も言いますが、むしろ"指示"を欲しがっていた各宗、ここでは神道側に対して、バンス及びGHQは、あくまで不干渉を貫いたという、そういう話。直接的な"問い"を行うところまですら、行っていない。勝手に腹を探っていただけ。
神社本庁が結成されたというのは、そうした"政府"側の沈黙に対して、自ら完全に民間のいち宗教(法人)として、神社界が再出発することを決めたという、基本的にはそういう出来事なわけですね。神社組織が強化・結束することに、今日見られるように「国家神道の復活」という臭いは感じられるとしても、宗教政策上の原則論としては、あくまでそういうこと。神社界が自ら決める、つまり「信教の自由」「政教分離」


新宗教の温室としての日本

p.247

占領初期の数年間、信教の自由の結果として、多くの新しい教派とカルトが出現した。しかし、(中略)アメリカの政策決定者が予測していたことを、わずかでも示唆するような記録はまったくない。民間情報教育局の誰一人として(中略)日本の宗教に精通しておらず、宗教課は日本の宗教の一場面としてそれらを扱うこと以外には特別な政策を持たなかった。
(中略)
訪問者は決まって、日本人がどのように新宗教に食いものにされているかに注意を向けさせ、しばしば新しい運動を抑圧するように求めた。

へえという感じ。
まあ元々江戸末期以来、近代日本は"世直し"を求める無数の宗教運動("尊王"思想自体が一種の宗教)に彩られては来たわけで、「国家神道」の統制のたがが外れたらそうなるかという感じではありますが。
アメリカ人がそれを予測出来たかと言えば、それは出来なかったかなと。ただここまでのGHQの態度を見て来れば、そういう有象無象含めて"良し"と、恐らくはハナからそういう対処しか可能性は無かったろうなとも。
ちなみに「訪問者」というのは、日本人の宗教関係者たちです。日本人はアメリカ人程には、宗教性善説ではないという。そこまで「自由」を有難がっていないというか。(笑)


信教の自由と検閲

p.273

検閲はたえず非難の的となったが、その非難の多くは、かなり正当性のあるものであった。多くの場合、記事削除は、短い抜粋だけを材料に、電話で決定されていた。(中略)
占領初期の数年間、ある程度の安定が確立されるまで多少の検閲は明らかに必要であったが、一九五〇年についに検閲が廃止されたことは、関係者全員にとって喜ばしいことだった。

これしか書いていないので、検閲の全体像とか経緯とかは分からないんですが。
とにかく実情はそうであったと。
ただまあ、いかにもウッダード自身が検閲が嫌で嫌で仕方が無いような雰囲気なので、"関係者全員"というのは多少偏った言い方かも知れません。(笑)


宗教指導者訪米の大企画

p.273

一九五一年夏に、日本の宗教指導者の再教育のために八人の宗教指導者から構成された代表団をアメリカに派遣し、九〇日にわたって諸宗教の中心地を見学させ、またアメリカの宗教指導者と会談させるという(中略)企画があった。(中略)
文部省の宗務課長と神社神道、仏教、天理教の代表者がふくまれていた。

へえええ。これは初耳。そんなことが。
それはそれとして、天理教の地位高いですね。(そもそも西洋由来で"教育"の必要の無い)キリスト教を除けば、神道・仏教に次ぐ"第三"の宗教と目されていたということですかね。

p.274

仏教徒の日本宗教連盟の代表者は、五月下旬にこの企画書を見せられて歓喜し、宗教課にたいして全力を尽くして最良の代表を選考とする請け合った。

これがねえ・・・。どうなんでしょ。
"屈辱的"という感覚は無かったんでしょうか。まあ無いはずは無いとは思いますが、少なくとも人によっては。
戦前・戦中に統制に苦しんだ、それは分かるんですけど、どうも戦後民主主義に対する日本の仏教界の余りに迎合的な態度は、それはそれで気に入らないところがあります。それはGHQの直接の圧力が去った後でもそうというか、今日ますますそう感じるというか。"民主主義"より遥かに古い思想としての、誇りはどうなってるんだろうという。仏教は好きだけど、坊主は嫌いだ。死んだのはともかく、生きている坊主に説得された試しが無い。
まあ仏教が骨抜きになるのは仏教の勝手ではあるんですけど、でも結局それを含む"受容"する日本人側に何のカウンターも無かったから、(戦後民主主義の)受容自体が安易になって、今日の思想状況を生んでいるとは思うんですよね。ただの反動にも、ろくな反論が出来ない。
まあいいけど。

代表団は、クリスチャン・サイエンス・モルモン教、ファーザー・ディバイン運動などをふくむカトリックおよびプロテスタントのキリスト教ばかりでなく、ユダヤ教の諸団体を訪問した

うーん、なんか香ばしいラインアップ。(笑)
まあメジャーどころは、"ふくむ"以外のところに入っちゃってあえて名前は挙がっていないんでしょうけど、それにしてもそんな連中に教えを請うたのかという。やっぱ屈辱だろう、これ。
クリスチャン・サイエンスは、教勢は大きいもののアメドラなどを見る限り、今日では完全にカルト扱いされている感じですが、書き方からするとこの本が書かれた1972年時点では、必ずしもそういう認識ではなかったようですね。ちなみに日本にも、実は明治の時代から入っては来ていたようです。(クリスチャン・サイエンスWiki)
モルモンは逆に、19世紀には一夫多妻制問題等、アメリカの主流キリスト教社会とかなり血みどろの戦いなども繰り広げていましたが、19世紀末にはユタも州として正式に認められ、半世紀後のこの頃にはすっかり落ち着いてはいたんでしょうね。(モルモン教Wiki)
ファーザー・ディバイン運動は・・・出て来ないですね、検索しても。この本くらいか。


いずれにしても、相当な非主流派も含めたラインアップで、なんか「西洋」なら何でもいいというような感じで、ますます屈辱的です。(笑)
何を教わって来たんでしょうね。

この章はこれで終わりです。
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テーマ:宗教・信仰
ジャンル:学問・文化・芸術
今週のモーニング(’17.3.9)
2017年03月09日 (木) | 編集 |
mor170309



『グラゼニ』

さ、さすがダーティさん(笑)。僕と(先発で行けという)結論は同じだけど、細かい。(笑)
まあ「リリーフ投手は高く売れない」というのはそうですよね。やっぱりちょっと格が違うので、先発させてもらえるチャンスを逃す手は。そこからリリーフに"落ちる"ことはいつでも出来るんだし。

『ジャイキリ』

選手の"顔"は見るけど、文字通りの"顔"というより"雰囲気"ですよね、全体の。
よほど露骨にびびってる場合以外は。(笑)
"顔で分かる"なんてのは「精神論」レベル。気合が足りん!的な。

『バンデット』

猿冠者いいやつだったんだ。(笑)
変わったのか"方便"なのか。

『カバチ』

目の付け所は良かった、天上。
田村のよりは、"タメにな"りそうな教訓ですね。(笑)

『インベスターZ』

しかしいい、"株"授業だな。
"時価総額の"ではあるけど。
有名企業限定で、初心者にやらせてみるのも面白いかも。

『まんなかのりっくん』

面白いけど何がしたいんだ、この漫画は。(笑)
誰が得するんだ。

『アイアンバディ』

意外な展開。マコトがそんなつまらない嘘はつかないのはみんな分かってるだろうから、"警告"自体は受け止められるだろうけど。
ただ「勝負」としてどうなるのかは、よく分からない。

『疾風の勇人』

トランプよりも正しい、"政治的正しさ"批判。

『CITY』

完全にひと皮剥けたというか、"一線"越えっ放しというか。
イキっ放しというか。(笑)


テーマ:漫画の感想
ジャンル:本・雑誌
今週のテレビアニメ(’17.3.4~3.10)
2017年03月11日 (土) | 編集 |
今週末はVリーグがマジに大詰めで1日3試合ずつ見ないといけないので、サッカーを見る時間をねん出するのがなかなか厳しいです。
よりにもよって現在"速度制限"中でもあるので、家(の電波)では全く見られないですし、くだんの店舗の営業時間に完全に縛られた状態(笑)。夏なら露天で夜中に見るという荒業(笑)も使えるんでしょうけどね、今やったら死んじゃいます。(笑)
スマホ・・・ねえ。それでブログ書けるほどの感想がちゃんと湧くかなあ。やってみるか。


3/5(日) 銀魂 #9『まよい兎』 (テレ東)

くっそお今週もやられた。よく分からないまま、ツボだけ押され鳥肌が立った。(笑)
頭突きはアホの、最終兵器
ところで海坊主はなんでそんな強いの?夜兎って何?人間じゃないの?(調べろ)

3/6(月) 弱虫ペダル NEW GENERATION #9『新生総北、始動!』 (テレ東)

先輩たちが去ってどうなるかとも思ったけど、"育成"要素も加わって、むしろもっと面白くなってる感じ。
杉元兄を絡めるところもニクいね。ほとんど存在忘れてたけど。(笑)


3/7(火) 信長の忍び #23『信長!うしろ!!うしろ!!』 (MX)

遠藤直経。名前も知らなかった。
・・・ふーむ。Wikiだと「信長に感化された」のではなく、「信長の才能を認めたからこそ」、暗殺を進言したということになってますね。

3/7(火) ACCA13区監察課 #9『牙を剥く優美な黒蛇』 (MX)

うーんここまで大がかりな話になるとは。
でもまだ、結局何も起きないで終わるのではないかなと思ってる方が多いですが。
その為に、ジーンが"活躍"する。そういう"おしゃれ"というか。

3/7(火) けものフレンズ #9『ゆきやまちほー』 (テレ東)

ボス、固まっちゃ駄目じゃん(笑)。当然予想すべき事態じゃん。
最後の方で、ボスの姿で"通信機"みたいに女の声で話していたあれは、どういうことなんでしょうね、よく分からなかった。
今週は「フレンズ生成の謎」が、また一つ。あと「服は脱げる」という、発見も。(笑)


3/9(木) ALL OUT!! #22『自分のシマ』 (MX)

大原野というのも不思議なキャラですよね、よく見ると。
ただの"エリート"ではないし、さりとてその「否定」でもないし。
こういうキャラを描けるところを見ると、一見"熱血"派に見える作者の意外というか底の良く見えない体質というか正体というか、そういうものに興味がわきます。
ひょっとして物凄く頭のいい人?

3/9(木) セイレン #10『オサガリ』 (TBS)

うーん、全然分からない。
てっきり幼馴染ちゃんの主人公に対する"恋心"自体は鉄板で、それを軸に個性を出して行くのかと思ったらそこらへんは曖昧だし、逆に主人公の方が関心寄せちゃうし。
前二人の性格及びそれに対する主人公の気持ちは、分かり易かったんですけど。
今のところ凄く平凡な恋愛アニメ。(になっている"編")


アニメはまあ、スマホでも十分なんですけどね。
やっぱり"3次元"(笑)は情報量が断然多い。


期待外れで期待通りで期待以上?/東京V-大分(’17)、東京V-水戸(’17)
2017年03月13日 (月) | 編集 |
J2第2節 東京V ○1-0● 大分 (味スタ)
J2第3節 東京V ○4-0● 水戸 (味スタ)

時代は今スペイン!?


"期待外れ"の部分。
・戦術的尖鋭性
初見の大きな違和感と、それに対する"世界"的見地からのモデル解説による心の準備、または煽りがあり。
・以来毎試合見ているコンテチェルシーのえげつない効率性と、開幕で当たったリカロド徳島の、上記"解説"をまんまなぞったような正に「モデル」的ないきなりの完成度
・加えて言うならば、中身は違えど"スペイン(系)"仲間であるエスナイデルジェフの、ともかくも鮮やかで明快な戦術的輪郭。
・それに対してのロティーナ監督の、伝えられるところの「危なくなったら蹴れ」(という意味の)という"妥協"性を疑われる発言があり、あるいは水戸戦解説のこちらも実は"ポゼッション"教祖の広くは一人である三浦俊也氏も。
「ヴェルディは後ろで回すことにはこだわらず、比較的重心が前にかかっている」という趣旨の、僕自身の観察とも合致するコメント。
・"こだわらない"とは言っても他チームの標準から見れば、そもそものポゼッションの伝統もあって"回"してはいるわけですから。
・これはつまり三浦俊也氏も、もっと徹底的に回して来ることを、本来の採用している戦術の"特徴"からは「予想」ないし「期待」していたということだと思いますが。
・とにかく一言で言って"中庸"的な印象で、僕が"敵対心"(笑)・警戒心と共にある意味では「期待」していた、戦術的尖鋭性や良くも悪くもゾクゾクするような"違和感"は、ロティーナのチームからは感じ取ることは出来ない、求めてはいけないようで。
・それは例えば、一時J1を席巻した森保サンフのあれはあれで"ポゼッションカウンター"だった(と思う)それなどと比較しても。
・何というか、目だったバランスの偏りの無い、"普通"のサッカーという印象がやはり。
・それで弱ければ、"中途半端"というような批判の対象ともなる性格なわけでしょうが。
・幸い今のところは、"吉"という方に出ているようで。
・初戦開幕戦には、相手関係もあってそういう"顔"も見え隠れしていたわけですが・・・

"期待通り"の部分。
・上で書いた、そして"外れ"た(笑)「期待」というのは。
・要は実際に作ったチームを今年"初見"してのちに、発生したものだったわけですが。
・では去年就任が決定し、いくつか過去の仕事についての情報・評判を伝え聞いた、その段階で僕が「期待」していたものが何かというと。
・守備的結構、何でもいいからきちっとした秩序あるチームを作ってくれということと。
・もう一つは、これはクラブだろうが代表だろうが、あらゆる監督に対して望むことですが。
・とにかく自分の出来ること得意なことを、思い切って徹底的にやってくれと。
・時代の流行やらそのチームの歴史やら注文主(笑)の意向やら、うっすら気にしなければいけない初期条件はあるだろうけど。
始まってしまえばそれはある監督とある選手たちの、人間対人間の"真剣勝負"なので、借りて来た猫では役に立たない、仮にどれだけ限定された条件だったり結果"注文"に合っていなかったりしたとしても。
・互いが"持っているもの"をぶつけ合うしかない、新しいものが生まれるとしても出発点はそこだと、それでこそ他ならぬ「その監督」を呼んだ意味もあるのだと。
・それが常に僕の主張で望みで、"何"が出て来るかは分からないけれど、それが必然性のあるものなら全て受け入れる、そういう意味で"戦術"的好みはあるようで無い
・とにかくちゃんとぶつけてくれぶつかってくれと。
・監督が持っているものと選手が持っているものを。
・...つい熱くなってしまいましたが(笑)、それが特に、「ヴェルディ」や「日本代表」のような、今すぐ強くなる勝つといっても自ずと&割りとすぐに"天井"が見えてしまうチームを長年応援して来てたどり着いた境地というか、そういう感じ。(笑)
・だから、例の"初見"(&その後の解説)で、ロティーナが「借りて来た猫」を持ち出して来ているように疑われた時は、非常に反発・警戒したわけですが。
・どうもそういう感じではないようで。
・見ていないので想像でしかないですが、それこそコンテが「イタリア」という地盤にしっかり根を据えて"新戦術"を行なっているように見えたように。
・ロティーナも基本的に自分がそれまでにした仕事の延長線上で、変な野心にとらわれずに"平常心"で、仕事をしているように、この3戦目までは感じます。
・"尖鋭的"でないという意味においても、「堅実」という意味においても。
・"1戦目"に問題があったという印象は変わらないんですが、その時見えた"妥協"が、"野心"や"尖鋭"からの予定外で不本意な「撤退」「逃走」であったなら、僕が危惧したようにその弱気が感染したチームは、"崩壊""分解"の方向に向かったろうと思います。
・実際そういう芽は無くは無くて、例えば1戦目徳島戦で「小まめに下りて来てボールを触ってチームの潤滑油になった」と評価する人の多かった梶川ですが。
・僕はあれは監督の指示に沿ったものではないのではないか、"反乱"に近いものなのではないかと、「初見」でも見せていた梶川のイラつきの印象からも思っていたんですが。
・そのせいかどうか2戦目からは先発を外されて、そこにそこまで気は利かないが踏ん張りは利くアランが入ることで、結果チームは安定した。
・梶川も後半の"変化"要員として、改めて位置を与えられた。
・ここらへんの手際を見ていると"妥協"は"妥協"でもまとめてある程度予定通りの妥協で、ハンドリングに大きなブレは無くて。
・そういう曖昧さを最初から含みこんだ形で、ロティーナのチーム作りは行われているという印象。
・自分についてもチームについても、無理のない範囲で、柔軟に。
・ヴェルディの現存するGKの能力に失望するプロセスはあったろうと想像しますが(笑)、それはそれとしてGKの選択・妥協についても、「GKを巻き込んだ最終ラインでのポゼッション」についても。
・さほど「動揺」した気配は見せずに、粛々と「妥協」をしている感じ。
・それはつまり元々そういう"態度"で仕事に向かっているからであろうし、同時に"柔軟"とは言っても自分の得意とする守備を中心としたやり方のラインは全く外してはいないからであろうし。
・"初見"で見せた「戦術」「ポゼッション」は、一種のデモンストレーションというか、指標として打ち込んだクサビ、極点だったのかなと、そこから"予定通り"に妥協して行く、そういう仕事の進め方なのかなと。
・現在の状況を「肯定」的に見る立場からは、そうなります。
・とにかくまあ、そういうロティーナの"自分"(を失わない)性と戦術そのものも含めた結果もたらされている安定性は、実は「期待通り」でもあるという話。
気が付いてみれば。(笑)

"期待以上"の部分。
・退場者発生という敵失含みとはいえ3試合目にして4-0という試合が実現したことについては、ほとんどの人にとってとりあえず「期待以上」の出来事だったろうと思いますが。(笑)
・最もロティーナに肯定的だったタイプの人ですら、「攻撃については当分(ひょっとすると半永久的に)我慢」と、覚悟していたことと思います。
・それについてロティーナ自身が「予定通り」だったかというと・・・違う気がするんですが。(笑)
・過去の実績から見ても。直近の試合結果・内容から見ても。
・やっているのは上で言ったように、戦術の基本ラインに、可能な限りに手綱は締めつつなるべく無理なくヴェルディの選手を当てはめて行くことで。
・結果何が出て来るかについては、そんなに具体的にイメージしていないというか妄想していないというか。
・落ちて来た"果実"を食うだけというか。
・別に「4-0」のチームを作ろうとしているわけではないというか。(笑)
・むしろより徹底的に"後方"に重心を置いた「戦術」派の諸監督の方が、『仕掛けた罠に際限なく敵が嵌って行く』という形での"圧勝"を、イメージしていると思います。
・そんな酷いことは、多分ロティーナは考えてはいない(笑)。積極的には。
・では何が起きているかと言えば、簡単に言えば、ヴェルディの既存選手たちとの化学反応。
・凄く簡単ですが。(笑)
・前線についてはまだまだ偶然の要素が強いように思いますが、「永田」「内田」「潮音」を軸とした後ろから中盤までについては、かなり上手くハマりつつある印象。
・といってそんなに"きっちり"ハマっているわけでもないんですよね。
・例えばぎりぎり前の試合までは、"全部"やっていた感のあった潮音ですが。
・水戸戦の途中からは試合的な余裕もあって、結構"遊び"も加わり始めて、つまり「永田」と「内田」だけである程度チームが作れるので、「潮音」を見せつつあえて"使わない"というような呼吸が、3人ないしは少なくとも永田と内田の間には発生しつつあるように見えました。
・前節大分戦の潮音のプレーは広く評価されたようで結構は結構なんですが、去年から潮音をキモく"愛好"していた僕の立場からすると。
・ちょっと頑張り過ぎで"苦しい"部分も散見されていたので、水戸戦で見え始めたそういう遊びのある"呼吸"は歓迎という感じ。
・やはりフラフラしてこその潮音というか、必ずしも"触ってナンボ"の選手ではないというか、"触らない"事も含めて最小限のプレーで最大限の効果を生み出すところに潮音の妙味はあると思うので。
・そういうコンビネーションが確立してかつそれがチーム戦術の中で機能してくれれば、今年も『井上潮音』を楽しむことが出来そうだなと、そんな期待を抱かせた試合でした。
内田についてはある意味分かり易く、早い時期からその万能性と戦術理解力がチームに欠かせないものとして評価は確立していましたが。
永田の"フィード"が本当にポジティヴに働いたのは、多分水戸戦が初めてじゃないですかね。
・永田が変わったというよりも、チームの安定感が増したことによって永田が働けるようになったという、感じですが。
・そしてその永田のフィード力とキープ力が、更にチームに安心感を付け加えるという正のフィードバックが、何やら"試合中に"目の前で起きていたような印象。
・そんなことも出来るんだ、と、チームメイトが確認したというか。
・「永田」と「内田」と、それぞれ出すロングフィードのタイミングと質が微妙に違うので。
・なんかえらい多彩なゲームメイクが展開されていたというか、敵さん的が絞れずに困るだろうなと、そういう感じ。
・"示し合わせている"わけではないと思うんですけどね。
・内田は割りと出しそうなタイミングで出すきっちり系、永田は間隙を狙って出す意外性系?それにより"長さ"の違いも含めて。
・ただし「永田→前線に飛び出した右WB高木三男」のラインは、あれは完全にチームとして仕組まれたプレーでしょうね。
・三男のWB起用については、故障者続出による消去法として受け入れつつも、"天性のストライカー"の使い方としては勿体無いと、多くの人が思っていたと思います。
・ただ水戸戦での再三の上記コンビネーションプレー(の成功)を見せられると、ひょっとして"ストライカー"の部分も含みこんでの、消去法にとどまらない最初から狙っての起用なのかなと、そう高揚感と共に考えたくはなりますね。
・余り(監督に)期待するのも危険ではありますが。全部予定通りなんてことはそう簡単には。(笑)
・ともかく復帰した安西がWBではなくシャドウ的に使われたのを見ても、その"ライン"が今やチームの重要な戦術的選択肢として考えられているらしいのは、確認出来ると思います。
・そうそういつも上手くはハマらないでしょうけど、ゲームコントロールが効いている状況では、結構武器になるかも。
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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
今号のイブニング(’17.3.14) & 今週のモーニング(’17.3.16)
2017年03月16日 (木) | 編集 |
eve170314



『五百年BOX』

また"伝奇""民俗"か、最近の新人そればっかりだとうんざりしましたが、割りと普通に読めました。
「箱」のファンタジーが、シンプルというか普遍的で、分かり易くて良かった。
一度はこんな妄想しますよね、"全能性"の。(笑)

『ハムラビコート』

"刑"の設定の仕方にはひねりが利かせてあって、それほど直情的な"私刑"にはならずに良かったです。
ただ登場人物、罰する側に深みが無さ過ぎるというか、やっぱり「おやじ狩りする中学生」風味なので(笑)、連載で読みたいとまでは思わなかった。

『めしにしましょう』

今や最強のグルメ漫画、と言いたいところですが"グルメ"というより"食の欲"そのものという感じなので、何て言ったらいいのか。(笑)
"こってり"ほぼ一色ですしね。
意外と「料理」の快感を追求した漫画とも言えるかもしれませんが、それもどちらかというと"作業"、"土木"に近いそれの原始的な快感が表現されている感じ。(笑)
まあ楽しそうだなあとは思います。

『リウーを待ちながら』

一方でこっちは、「仕事」漫画かな?
"医療"とか"パンデミック"とか言う前に。
医者、自衛官、学者(?)、それぞれの、若干変態的な、プロフェッショナリズムの話。
結構気に入ってます。タイトルの意味は分からないけど。(笑)

『裸のご主人』

手堅くまとまってはいたけど、生理的不快感を帳消しにするだけの、面白さは無かったかな。

『がんぼ』

トランプに風貌を似せてるのは時流に乗ったシャレだけかと思ってたけど、"闇利権"をちらつかせるところからするともう少しモデルにしてるんですね。"小泉"だけでなく。

『学生島耕作』

さすがにこのコとはやらないか。(笑)
"子供に無関心な親"というのは、"悪人"というよりは多分、何かの時代的典型として描いているのではないかと思いますけどね。具体的にはよく分からないですけど。

『山賊ダイアリーSS』

水着回?(笑)
まあ、こういう"出会い"もあり得るのか。(笑)
漁師さんとのじんわり緊張した感じも面白かった。

『妻恋』

瞬間的には、"殺意"が芽生えてもおかしくない「トラップ」だったと思いますけど、一応"夫婦愛"の範囲ではあるかと思います。(笑)
でも殺すかも。(笑)



mor170316


『脱稿めし』(山下和美)

これどこで笑えばいいの?一般主婦のブログ
"外食嫌い"の話は少し面白そうだけど、それは説明してくれないの?小樽だとどうなの?
もう一回言うけど、一般人のブログ

『ジャイキリ』

プレミアの下位クラブとかだと、結構平気で勢いだけでやり切ったりしますけどね。(笑)
日本人だとやはり戦術的裏付けが無いと。
弱い(方の)チームは頑張りさえ弱い。

『グラゼニ』

まあ"10勝投手"の肩書は大きいかも知れませんね。
特にファンには。

『まんなかのりっくん』

そういえばりっくんは、"まんなか"じゃないんですね。長男だから。(笑)

『会長島耕作』

いくら考えても答えが見つからなくて、気が重いです。
人間が決めるのはどだい無理なので、もう市場に任せて出たとこ勝負かなという感じも。
その"見えざる手"を"神"だと思うか、どうしてもまずいというなら隠れてないで出て来いよ、神さんという感じです。
宗教でも"中絶反対派"でも、もし何か"基準"を提示できるというなら、古くても何でもいいからやってみせてくれというか。

『バンデット』

ああ、新田義貞が・・・。こんなキャラに。(笑)

『インベスターZ』

うーん、慎司のドボン以外でどういう勝てる要素があるんでしょうねえ、よく分からないけど。

『アイアンバディ』

意外とすぐ終わるのかな、この件をクライマックスに。

『カバチ』

"砂尾はんの案件"が消滅すれば、"砂尾はんの案件から手を引く"という一筆は無意味になるけど、だからといって傷害等が消えるわけではないですよねえ、分からない。

『CITY』

ばあさんが出て来ると最初の頃の感じに戻っちゃいますね、どうしても。


テーマ:漫画の感想
ジャンル:本・雑誌
今週のテレビアニメ(’17.3.11~3.17)
2017年03月18日 (土) | 編集 |
今日は徳島の試合とVプレミア(女子)の最後の最後、優勝決定戦を見る予定です。
J2は後は湘南の試合をハイライトだけ毎節見てますが(目当ては山田直輝)、J1で何が起きてるのかは全く知りません。早くポドルスキでも来てくれないと、DAZNになってライトファン(笑)はますます離れるぞ!


3/12(日) 銀魂 #10『兄妹』 (テレ東)

今週は「第七師団」のところで、少し泣きそうになりました。(笑)
それにしても、これだけ"回想"シーンが多くてもダレないというのは、いかに"持ち上げる"パワーがあるかということではあるかと思います。

3/13(月) 弱虫ペダル NEW GENERATION #10『杉元兄弟の絆』 (テレ東)

タイトルのせいで展開が分かっちゃって、ちょっと残念でした。(笑)
ただしあそこから誰が勝つのかは、読めない。本命は杉元弟かな?無欲の勝利。
しかしレースの性格上、そもそも"1,2フィニッシュでどっちもメンバー"というのは、甘過ぎる気がするんですが。
本番で常に使える技でもないですし。・・・いや、使えるのかな?意外と。


3/14(火) 信長の忍び #24『影の伝説』 (MX)

ん?"善住坊"って言った?後に信長を狙撃した。
確かに甲賀だったという、伝説はありますね。
久々の"忍術"戦。(笑)

3/14(火) ACCA13区監察課 #10『空のない町に降る星』 (MX)

うーん。なんか色々重いぞ。
それにしても出張忙し過ぎ。(笑)

3/14(火) けものフレンズ #10『ろっじ』 (テレ東)

雨の山荘。謎が謎呼ぶ殺人事件。(笑)
"ミライさん"の正体は分かりましたが、最初にいつ出て来たのかが思い出せないんですよね。
今回でカバンちゃんの"認識"が、完全にサーバルちゃんを置き去りにした感じで、別れが近いのかなという。


3/16(木) ALL OUT!! #23『ダチに教わったんだ』 (MX)

先輩たちの間で発生している"問題"はなんでしょうね。
ただ単に「辞める」という話にも、雰囲気的に見えなかったですが。

3/16(木) セイレン #11『カクセイ』 (TBS)

カクセイするのは男の方かよ。要らねえええ。(笑)
"ヒロイン"じゃない宮前さんは、怖さ倍増ですがそれはそれで魅力的。
常木さんのケースとは違って。


真面目な話"ハイライト番組"というパブリシティが無いと、応援チームも無いB級リーグ(J1)について、存在を認知する機会自体が無いですよね。「サッカー」が見たければ、プレミア見ればいいわけですし。
やっぱ「配信」だと、ほんとピンポイントでしか見なくなりますね。「いつでも見られる」は、「結局見ない」になるというか。DAZNの"放送スケジュール"ページは、全くやる気が無いし。

皆さんどうしてますか?(笑)


寺田蘭世さん(’17)
2017年03月20日 (月) | 編集 |
ヴェルディはまた勝ったらしいですが、体調不良でしばらく試合を見られそうにないっす。
しかも自宅のネットは速度制限中で、画像探索も思うように出来ない状態だしブツブツ。






寺田蘭世さん。

乃木坂で僕がダントツに好きなのは実は齋藤飛鳥

齋藤飛鳥

で、その次あたりに来るのもひょっとすると"しくじり先生"などでお馴染みの高山一美(単品だとミソっかすに見えますが、"グループ"の中で見るとちゃんとアイドルに見える)かなと思ったりするんですが、前者は性格が悪過ぎて(それが好きなんです!!笑)、後者は逆に性格が良過ぎて、共におよそフォトジェニックとは言い難い。

・・・良い"被写体"になるには「空っぽ」になる才能が必要で、その点上記二人はそれぞれに性格が強過ぎて、どうしても雑情報の多いすっきりしない写り方になるんですよね。齋藤さんの方は実際にグラビアも多数やってますが、実物の面白さには遠く及ばなくて常に不満です。

寺田さんもまだまだ本格開花前の人ではあるんですが、既にその点では二人と違って、"資質"は見せていると思います。
"モデル"の才能があるというか、"美少女"をきっちり表現出来るというか。


というと寺田さんがまるで"空っぽ"なコみたいですがそういうことではなくて(笑)、彼女は彼女なりに、なかなかどうして複雑な性格の、面白いコだと思います。

はかなげなルックスを裏切らない(?)、自他ともに認める"へなちょこ"ですが、しかし同時に物凄い負けず嫌いでもある。
口を開けば自虐と謙遜ばっかりですが、隠れたプライドは相当に高い
まあこれらは要するに同じことで、プライドがナチュラルに高くて自分に求める基準がこれもナチュラルに高いので、それを満たせない自分を暇さえあれば責め続けて、結果表れとしては"へなちょこ"になるという。
ちなみにこの"プライド"がナチュラルでないと、むしろ「強さ」が正面に出て来て"へなちょこ"の方が「実は・・・」という構成になると思いますが、彼女の場合は「高い」のは当たり前なので、他人の評価や要求の前に勝手に自分の中で"一周"してしまって、最初に人目に触れるのが既に「裏」の部分になるんだと思います。(笑)

何やらめんどくさくて、もし彼女が美少女じゃなかったらおよそ近付きたくない感じかも知れませんが、どっこい美少女なので近付きたい(笑)わけですね。救われません。でもそれがアイドル道です。(笑)
実際にはそれを"笑える"感じに仕上げてくれる、笑かしてくれるのが、AKBに始まる昨今の"多人数アイドル"システムが持つ、ほとんど自動的な「批評」機能の優秀さだと思いますが。絶えず進む研磨・選別・差別化システムの秀逸さというか。厳しくでも優しい。どのコのどういう資質にも、それぞれに。

とにかく笑えるんですよね。特に"坂道"二つ(乃木坂&欅坂)は、際立ってそうかも。


逆にその中でしか生きられない、輝けないコも少なからずいるとは思いますが、寺田さんの場合はどうでしょう。
一見頼りない感じではありますが・・・意外とイケるかな、成長力あるかなという感じもします。

むしろ既に大人気で、強気一本でグイグイ行く感じの齋藤飛鳥さんの方が、それを"収めて"くれる器が無くなった時にどうなるかなという不安が、少しあるかも。正直もんですしね、彼女は。性格は悪いですが、ただそれが"竹を割った"ような性格の悪さで(笑)、裏表は無いですから。でも性格悪い(笑)。言うだけ言って、自分でそれをフォローしないし。(笑)
この前の『乃木坂工事中』の"TAKE2ドッキリ"の回とかも最高でしたけどね(動画はどうせリンク切れするので各々探して下さい(笑))。最高だったけど、"タレント"としてあれで大丈夫なのかという、疑問はありましたね。(笑)

他に例えば大エースの白石麻衣さんなんかも、乃木坂の中では盤石なんでしょうが、余りに"立場"にハマり切ってる感じなのでそこから離れた時に、ちょうどAKBで言えば篠田麻里子さんのような"微妙"な感じに、卒業後はならないかなという、そんな不安を感じたりもします。

まあいいですけど。(笑)


Wikipediaは・・・まだ出来てないのか。
では公式サイト。・・・ん?"エケペディア"というものがあるのか。

1998年9月23日生まれ。天秤座。身長155cm。乃木坂2期生。
"血液型不明"は公表してないんじゃなくて、ほんとに不明な感じかな?

・・・ふーん、齋藤飛鳥に憧れてるのか。それはまた。(笑)
上で言ったように対照的なところがあると思うので、"憧れ"つついつか逆転して、その時はぼろ雑巾のように踏みつけにすると言う、変な少女漫画的な展開も妄想されます(笑)。紙一重の愛憎。

あんまり二人が絡んでる印象は無いですが、期も違いますし(齋藤飛鳥は1期生)、そもそも誰とも交わらない感じが、齋藤さんにはありますしね。(笑)


まあ僕も、"それぞれ"に好きな感じですかね。
あんまり「乃木坂」という括りでは見てないかも。どうにも空気感が違う。
"人"として好きな齋藤飛鳥と、"女"(の子)として好きな寺田蘭世みたいな違いもありますし。
忘れてましたが(笑)高山一美は、その中間くらいかな?

どうやってシメよう。
シメの言葉が浮かばない。(笑)
とにかく楽しいですね、アイドルって。最近ますます。
また書きますよ。(笑)


テーマ:乃木坂46
ジャンル:アイドル・芸能
ウッダード『GHQの宗教政策』(終)/"天皇"の処遇と諸政策の影響
2017年03月21日 (火) | 編集 |
前回

最後です。ちょっと長くなりましたが、内容的には割りとあっさりしてると思います。


第七章 マッカーサーと天皇(つづき)


2.「司祭」としての人間天皇

天皇の"人間宣言"

p.292

この問題にかんして世論調査を行なったアメリカの専門家は、「神」である天皇は危険であり、当時存在していたような天皇制は変更もしくは廃止すべきであるが、それは外部からではできないとの意見で一致していた。

今回の"世論調査"は、日本でのということでしょうね。いつどのように行なわれたのかは、分かりませんが。
外部からは変えられないと、思われるくらい日本人の根源に根差した存在であり、一方でだからこそ"危険"でもあるので、変える必要もあるという。
となると是非とも、日本側天皇側からの、自主的な動きを期待したいわけですが・・・

p.296

天皇は、どのようにしてこの提案(注・"人間宣言")を思いつかれたのだろうか。それはご自身の発案だったのか、それとも誰かが勧めたのか。もし、それがご自身のものでないとすれば、そして、たぶんそうではないのだろうが、それは宮中の誰か、それとも外部の誰かからのものか。政府からか。占領軍の介入はなかったのか。もしそうだとしたら、どのようにしてか。

分からないというのが、要するにウッダードのここでの結論・認識。
諸説はあるし、それについて仮説や推論は展開されていますが、とにかく確かなことは知る限り関係者の誰も、掴んではいない、または沈黙を守っている。

いくつか手がかりとなる、ウッダードが把握している事実。

p.297

天皇は、一九四五年九月半ばという早い時期に、二人の外国人記者から直接に、ご自身が神格の所有者と思っておられるかどうかという質問を受けられたことがあったので、この問題が西欧では重視されていることを承知しておられたのである。

ふむ。なるほど。
それにしても、時期も早いし、よくこんな"取材"が行われた/許されたものだなという。
既に"神"じゃない感は無くは無いですが。(笑)

p.299

マッカーサー将軍をふくむ総司令部は、公布の二四時間前コピーを受領したことを除けば、詔勅宣布の提案が実行に移された後から、一九四五年一二月中旬まで、いっさい関知も関与もしなかった

これがまあ、分からないことはありつつも、言わばウッダードが"信じる"、アメリカ側の「関与」

一方で日本側の諸事情。

p.311

この拝謁の際に、天皇が幣原に、日本においても民主主義の思想と実践の先例があったことを示すために明治天皇の五箇条の御誓文に触れたいとおっしゃったといわれている。

"幣原"というのは、昭和天皇の意を承けて、いわゆる「人間宣言」と呼ばれる詔勅を実際に起草した(参考)、幣原喜重郎当時内閣総理大臣のこと。
"拝謁"というのは、1945年12月24日の晩("年内に出す"という目標のもとに、作業が急がれていた)に行なわれた、「人間宣言」詔勅に関する昭和天皇と幣原の打ち合わせ。

"五箇条の御誓文"
 一 広ク会議ヲ興シ万機公論ニ決スベシ
 一 上下心ヲ一ニシテ盛ニ経綸ヲ行フヘシ
 一 官武一途庶民ニ至ル迄各其志ヲ遂ケ人心ヲシテ倦マサラシメン事ヲ要ス
 一 旧来ノ陋習ヲ破リ天地ノ公道ニ基クヘシ
 一 智識ヲ世界ニ求メ大ニ皇基ヲ振起スヘシ


まあ明治維新も、そもそもは「四民平等」を目指した"民主主義革命"ではあったわけですけどね。
これはただ、占領軍の"押し付け"に反撃したというよりは、昭和天皇自身の(一面の)"念願"、積年の思いを、この際表現しておきたかったと、そういう感じかと思いますが。

p.312

この詔勅の場合は、第一に英文の草稿をもとにしたこと、第二に天皇がとくに従来のような硬い文体でなく、やさしい言葉で書いたものをお求めになったために、ことにむずかしかった。

"英文"が草稿なのは、幣原自身の習慣で、広く外国の要人に読まれることを想定した文書については、誤解を避ける為に最終的に日本語で出される文書でも原文を英語で書くようにしていたから。

そうして書かれた詔勅の、「人間宣言」と呼ばれる部分

朕ト爾等国民トノ間ノ紐帯ハ、終始相互ノ信頼ト敬愛トニ依リテ結バレ、単ナル神話ト伝説トニ依リテ生ゼルモノニ非ズ。天皇ヲ以テ現御神トシ、且日本国民ヲ以テ他ノ民族ニ優越セル民族ニシテ、延テ世界ヲ支配スベキ運命ヲ有ストノ架空ナル観念ニ基クモノニモ非ズ

「人間」とも「宣言」とも書いてはいないので、あくまで"汲み取った"意味ではあるわけですけど。
要は"起源の神聖性"が、天皇が天皇である理由ではないという宣言ですね。
そしてそれによって同時に、その"起源の神聖性"を盾にした、日本民族の特別性という正に大東亜&太平洋戦争を主導した(とアメリカ側が考えていた)観念をも、否定したという。
ややこしいのは「現御神」という言い方なんですけど、これは原案の"divine"(神聖な、神の)をそのまま訳すと、皇統を支える神話体系そのもの(またはそれと現天皇との繋がり)を否定してしまうので、それに変えて当てられた日本側発案による用語で、簡単に言うと「"神の子孫"ではあるけれど"神そのもの""生き神"ではない」というような、そういうニュアンスですかね。(参考)
そういう意味での、「人間」「宣言」。


3.天皇と宗教をめぐる微妙な問題

靖国と天皇

p.314

天皇が望むいかなるとき、あるいは場所での礼拝も、連合国軍最高司令官が権限行使の対象にしない天皇の個人的な事柄だと考えられていた。
ただ一つの例外は、一年に二度行なわれる靖国神社の例大祭に参拝できないことだった。

p.315

連合国軍最高司令官の政策にかんするかぎり、天皇が例大祭の際に参拝してもいっこうに構わなかったのだが、中国とソ連が反対を唱え、東京の連合国対日理事会やワシントンの極東委員会で国際問題化する可能性があるのに危険を冒すほどのことはないと考えられた。

「例大祭」・・・神社で毎年行われる祭祀のうち、最も重要とされるもののこと(例祭Wiki)
特に"靖国"についての用語ではなくて、靖国のサイトを見ても"重要だ"ということしか書いてありません。
とにかく当時も今と同じように、あくまで「外国が反対するから」、天皇の参拝は行われなかったということ。
ただしこれは、「公式」参拝ではなくて、天皇個人or天皇家の私的宗教行為として行われる場合についての話です。より正確には、GHQは天皇家の宗教行為に、「私的」意味合いしか認めていなかった、言い換えれば"信教の自由"一般の問題としてしか見ていなかったということ。
ちょっと無理があるような気は、しないではないですが。それが昨今の国家主義的神道復活の温床となったのだというのが、例えば島薗進氏の主張


天皇家と諸教

p.316

戦前期にも、仏教、キリスト教および神道の公共福祉機関にたいして定期的にご下賜金が与えられていた。このことは、キリスト教が公的には低い評価を受けていた第二次世界大戦のあいだにおいてさえ継続していた。

いい話ですね。(いいのか?そんなまとめで(笑))
まあ天皇家が直接的に「国家神道」的であったとは、やはり思えないというか思いたくないというか。
そういう意味では、やや色々と寛容に過ぎる感もあるアメリカ側の態度も、"影響"としてはともかく"原則"としては、正しいのかなという。


天皇とキリスト教

p.317

一九四六~四九年ころには、天皇がキリスト教徒になる可能性について多くの噂が流れ、公然とそうした見込み記事が出たりした

・京都「都新聞」
・読売新聞
・スペルマン枢機卿、天皇との会見後の記者会見
・東京の新聞二紙
・AP通信
・賀川豊彦

といった媒体及び人物の記事・発言の例が挙げられています。

p.318

バンスが一九四七年の五月に記者にたいして、間違いなく「プロテスタントもカトリックも天皇を自分たちの宗教に改宗させようとしている」と語ったのは、大多数の人びとの意見を正しく反映したものだった。

p.318-319

マッカーサー将軍が、天皇のキリスト教への改宗の可能性を考えていたことは疑いがない
(中略)
しかしマッカーサーが天皇にキリスト教を信仰してほしいと希望したであろうとの疑念にかんしては、状況証拠は否定的である。

まとめていうと、天皇家に対するキリスト教側のアプローチはあったし、天皇家側も色々と"勉強"は行っていた。
しかしそれについて何か強制力が働いていた痕跡は無いし、実際の"改宗"の可能性もシリアスなものとしては無かったであろうというのが、ウッダードの認識。

関連して、天皇家の"改宗"の可能性一般についての、面白い発言。

p.321

仏教系の月刊誌「真理」の自由主義的な編集者、友松円諦師(中略)は、仏教徒が有利な立場にありながら、天皇に仏教に改宗していただくことに失敗してきたことを恥じるべきだという。

まあ仏教に「帰依」した天皇自体は、聖徳太子の時代からこっち沢山いたわけですからね。
というよりもむしろ、いつから天皇(家)は自動的に『神道』の「信者」と見なされるようになったのか、言い換えれば「個人」である権利を奪われた存在となったのか、そのことの方にむしろ、"歴史"的興味はありますが。

この章終わり。
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テーマ:宗教・信仰
ジャンル:学問・文化・芸術
今月のモーニング2(’17.3月) & 今週のモーニング(’17.3.23)
2017年03月23日 (木) | 編集 |
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『正解するカド』

オープニングはどうも期待感が無かったんですが、話自体は面白そうですね。アニメより先に見ちゃって、良かったのか悪かったのか。
ザシュニナさん(?)、最初女かと思いました。
"夏目くん"のスーツの尻。スーツの尻

『天地創造デザイン部』

蛇はほんと機能的なんですよね。
欠点と言えば"蛇である"ことぐらい。(笑)
真面目に美しいとは思います。テレビ画面でなら。(笑)

『とんがり帽子のアトリエ』

結局"ほんとはいい人"パターンか。まあそうだろうとは思ったけど。
むしろアガットの方が、いつか発狂して"妖怪"化でもしそうですね。ココに追い抜かれた悔しさでとか。

『今更ファンタジー』

ちょっと分別臭いですけど、上手くまとまってたと思います。
"全部乗せ"酷い。(笑)

『さんぱちのおと』

嫌いではないけど、まだ主人公に感情移入は出来ません。

『僕はまだ野球を知らない』

前も言ったかもしれませんが、これどこらへんまでやるつもりなんでしょうね。
甲子園出場・・・までやるとは、とても思えないところがあるんですが。険し過ぎるし。
ただ"内容"的には恐らく、プロのトップレベルにまで通用する内容を含んでいるのだろうと思うので、弱小校をちょっと強くするくらいで終わるのももったいない。
でも"長期連載"の臭いは無いんだよな。(笑)

『1122』

あ、美月(おとやんの恋人)の「痛み」が突き刺さった。
「顎関節症」の言い訳悲し過ぎる
その後のは何?アナルでもやってるの?それとも単に濡れが悪いの?
旦那の方は多分、"嫌がってる"のを分かりつつ楽しんでますね。
同窓会(?)の件も含めて、基本的にはやはり、"男憎し"の漫画。
勃たない時は、責めるのは論外ですが(殺されても文句は言えない)、慰める優しくするのも無駄で、とにかく気にしないのが一番。"気にしてない"感じが男の"次回"再チャレンジの余裕を残すし、逆に(女が)"気にせず"行為を続行すると、案外その"気にしない"感に巻き込まれて男がリラックスして来たりしますね。
・・・経験談?ふざけんな、誰に向かって言ってるんだ!俺様に限って。

『ミゼン』

たまに見かけますが、オッパイの谷間を"テカらせる"描写はあれなんなんでしょうね。どういう流派
そんな風に見えたこと無いけどな僕。
それともおっぱい星人には、それくらい輝いて見えるということ?(笑)

『アニメタ』

なんか色々と切ないね。
みんな幸せになれればいいのに。九条監督ほんとその内死にそうで。(笑)
伊達さん(同期で一番のコ)はそういえば、"アガット"みたいですね。(笑)
そして九条監督は、"宗方コーチ"
富士さんはお蝶夫人?(さすがに違うか(笑))

『ゴールデンゴールド』

"動揺"したのは多分嘘ではないんだろうと思いますが、さりとてそう簡単に同情していいような相手でもない。



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『モーニングを作った漫画たち』

面白ーい。こういうの好き。
創刊号の連載メンツ、豪華だけど節操無いですね(笑)。こういう感じで、手塚治虫とかも際限なく連載増えて行ったのかなとか。
あと創刊号だけ部数がバーンとあって、あと落ちるというのも時代を感じます。
それだけ"出した"ものは、とりあえず注目はされたということですよね。今だったら、まずとにかく最初に注目してもらうまでが大変なわけですけど。消費者も賢いし、選択肢も多いし。
よっぽど大資本か、メジャーなフォーマットの映画とかは別ですが。

『ジャイキリ』

うーん、話としては一応分かるけど、でもヨーロッパ南米や浦和レッズとかの応援の"恐さ"は、むしろ「不条理」の方にある気がするんですよね。クラブが頑張ったから観客が頑張るとか、それじゃ単なる"商取引"ですからね。頑張る・頑張らないはまた別にして、いかに観客は観客として"勝手に"盛り上がるか、そっちが本質だと思いますね。
端的に言って、「応援」している応援なんか、全然怖くないですよ。怖いのは、なんか分かんないけどとにかく「勝ち誇ってる」応援だと思います(笑)。"あれ?俺たち負けるのかなあ・・・"と、アウェーチームがついそういう気になる。(笑)

『グラゼニ』

"総額"で計算しちゃうと、大変ですね、子供の教育費。
親が何とかする時代はやっぱり終わるのか。
話の流れは、ちょっとよく見えないです。"ラッキー"なの?それとも"アンラッキー"?

『バンデット』

そう来たか。
でねまあ、そう来ないと、"歴史"が変わりますからね。
ただこの後どうなるのか、どのような形で"生き延びる"のか。この前の新田義貞の愉快な描き方からすると、(一緒に)後醍醐側につくのかなという感じはしますが。

『夜回り猫』

これだけでは分かりませんが、割りと良さそう。でも飽きそう。(笑)
パターンあるのかな。

『きのう何食べた』

こんな店長でも、悪くは描かないんですね。
ていうか誰も悪い人はいないな。(笑)

『とも子は動かない』

連載でも読んでもいいクオリティだとは思いました。
ただ何というか、"シュール""幻想"は外せないんですね、前作からこっち。
元々そういう人で、たまたま鉄工所はああだったのか。

『りっくん』

りっくんの大人に対しては大人びてるのに、子供に対しては子供っぽい感じは、どういう整合性なんでしょうね。
特に気になるわけでもないですが。(笑)

『インベスターZ』

"何兆円"台かは、表示されてるんでしたっけ。ルール忘れた。

『アイアンバディ』

今回の話の範囲内だと、マコトの方がどちらかというと正しい気がする。
頭下げたからと言って、収まる話でもないし。
どちらかというと、日本でやろうとするのが一番の間違いという感じ。
ロボットの作り方自体は、どうなんですかね。「トータル」を先に考えちゃうとそれなりのものしか出来ないとは思いますが、考えないというのもまたあれだし。(笑)

『疾風の勇人』

"所得倍増計画"は単に時代環境に乗っただけという評価が一般的だと思いますが、何か理論があったのか。

『カバチ』

それでも僕は、どちらかというと天上派かな。
田村のは"体感"派のようで、実際は単に慣習に盲従しているだけだから。
そもそも対立軸になってないというか。
"やってみる"天上の方が、実は"体感"派だという。

『CITY』

まじ勉強になります。(笑)
今週は"快調"回。


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