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期待外れで期待通りで期待以上?/東京V-大分(’17)、東京V-水戸(’17)
2017年03月13日 (月) | 編集 |
J2第2節 東京V ○1-0● 大分 (味スタ)
J2第3節 東京V ○4-0● 水戸 (味スタ)

時代は今スペイン!?


"期待外れ"の部分。
・戦術的尖鋭性
初見の大きな違和感と、それに対する"世界"的見地からのモデル解説による心の準備、または煽りがあり。
・以来毎試合見ているコンテチェルシーのえげつない効率性と、開幕で当たったリカロド徳島の、上記"解説"をまんまなぞったような正に「モデル」的ないきなりの完成度
・加えて言うならば、中身は違えど"スペイン(系)"仲間であるエスナイデルジェフの、ともかくも鮮やかで明快な戦術的輪郭。
・それに対してのロティーナ監督の、伝えられるところの「危なくなったら蹴れ」(という意味の)という"妥協"性を疑われる発言があり、あるいは水戸戦解説のこちらも実は"ポゼッション"教祖の広くは一人である三浦俊也氏も。
「ヴェルディは後ろで回すことにはこだわらず、比較的重心が前にかかっている」という趣旨の、僕自身の観察とも合致するコメント。
・"こだわらない"とは言っても他チームの標準から見れば、そもそものポゼッションの伝統もあって"回"してはいるわけですから。
・これはつまり三浦俊也氏も、もっと徹底的に回して来ることを、本来の採用している戦術の"特徴"からは「予想」ないし「期待」していたということだと思いますが。
・とにかく一言で言って"中庸"的な印象で、僕が"敵対心"(笑)・警戒心と共にある意味では「期待」していた、戦術的尖鋭性や良くも悪くもゾクゾクするような"違和感"は、ロティーナのチームからは感じ取ることは出来ない、求めてはいけないようで。
・それは例えば、一時J1を席巻した森保サンフのあれはあれで"ポゼッションカウンター"だった(と思う)それなどと比較しても。
・何というか、目だったバランスの偏りの無い、"普通"のサッカーという印象がやはり。
・それで弱ければ、"中途半端"というような批判の対象ともなる性格なわけでしょうが。
・幸い今のところは、"吉"という方に出ているようで。
・初戦開幕戦には、相手関係もあってそういう"顔"も見え隠れしていたわけですが・・・

"期待通り"の部分。
・上で書いた、そして"外れ"た(笑)「期待」というのは。
・要は実際に作ったチームを今年"初見"してのちに、発生したものだったわけですが。
・では去年就任が決定し、いくつか過去の仕事についての情報・評判を伝え聞いた、その段階で僕が「期待」していたものが何かというと。
・守備的結構、何でもいいからきちっとした秩序あるチームを作ってくれということと。
・もう一つは、これはクラブだろうが代表だろうが、あらゆる監督に対して望むことですが。
・とにかく自分の出来ること得意なことを、思い切って徹底的にやってくれと。
・時代の流行やらそのチームの歴史やら注文主(笑)の意向やら、うっすら気にしなければいけない初期条件はあるだろうけど。
始まってしまえばそれはある監督とある選手たちの、人間対人間の"真剣勝負"なので、借りて来た猫では役に立たない、仮にどれだけ限定された条件だったり結果"注文"に合っていなかったりしたとしても。
・互いが"持っているもの"をぶつけ合うしかない、新しいものが生まれるとしても出発点はそこだと、それでこそ他ならぬ「その監督」を呼んだ意味もあるのだと。
・それが常に僕の主張で望みで、"何"が出て来るかは分からないけれど、それが必然性のあるものなら全て受け入れる、そういう意味で"戦術"的好みはあるようで無い
・とにかくちゃんとぶつけてくれぶつかってくれと。
・監督が持っているものと選手が持っているものを。
・...つい熱くなってしまいましたが(笑)、それが特に、「ヴェルディ」や「日本代表」のような、今すぐ強くなる勝つといっても自ずと&割りとすぐに"天井"が見えてしまうチームを長年応援して来てたどり着いた境地というか、そういう感じ。(笑)
・だから、例の"初見"(&その後の解説)で、ロティーナが「借りて来た猫」を持ち出して来ているように疑われた時は、非常に反発・警戒したわけですが。
・どうもそういう感じではないようで。
・見ていないので想像でしかないですが、それこそコンテが「イタリア」という地盤にしっかり根を据えて"新戦術"を行なっているように見えたように。
・ロティーナも基本的に自分がそれまでにした仕事の延長線上で、変な野心にとらわれずに"平常心"で、仕事をしているように、この3戦目までは感じます。
・"尖鋭的"でないという意味においても、「堅実」という意味においても。
・"1戦目"に問題があったという印象は変わらないんですが、その時見えた"妥協"が、"野心"や"尖鋭"からの予定外で不本意な「撤退」「逃走」であったなら、僕が危惧したようにその弱気が感染したチームは、"崩壊""分解"の方向に向かったろうと思います。
・実際そういう芽は無くは無くて、例えば1戦目徳島戦で「小まめに下りて来てボールを触ってチームの潤滑油になった」と評価する人の多かった梶川ですが。
・僕はあれは監督の指示に沿ったものではないのではないか、"反乱"に近いものなのではないかと、「初見」でも見せていた梶川のイラつきの印象からも思っていたんですが。
・そのせいかどうか2戦目からは先発を外されて、そこにそこまで気は利かないが踏ん張りは利くアランが入ることで、結果チームは安定した。
・梶川も後半の"変化"要員として、改めて位置を与えられた。
・ここらへんの手際を見ていると"妥協"は"妥協"でもまとめてある程度予定通りの妥協で、ハンドリングに大きなブレは無くて。
・そういう曖昧さを最初から含みこんだ形で、ロティーナのチーム作りは行われているという印象。
・自分についてもチームについても、無理のない範囲で、柔軟に。
・ヴェルディの現存するGKの能力に失望するプロセスはあったろうと想像しますが(笑)、それはそれとしてGKの選択・妥協についても、「GKを巻き込んだ最終ラインでのポゼッション」についても。
・さほど「動揺」した気配は見せずに、粛々と「妥協」をしている感じ。
・それはつまり元々そういう"態度"で仕事に向かっているからであろうし、同時に"柔軟"とは言っても自分の得意とする守備を中心としたやり方のラインは全く外してはいないからであろうし。
・"初見"で見せた「戦術」「ポゼッション」は、一種のデモンストレーションというか、指標として打ち込んだクサビ、極点だったのかなと、そこから"予定通り"に妥協して行く、そういう仕事の進め方なのかなと。
・現在の状況を「肯定」的に見る立場からは、そうなります。
・とにかくまあ、そういうロティーナの"自分"(を失わない)性と戦術そのものも含めた結果もたらされている安定性は、実は「期待通り」でもあるという話。
気が付いてみれば。(笑)

"期待以上"の部分。
・退場者発生という敵失含みとはいえ3試合目にして4-0という試合が実現したことについては、ほとんどの人にとってとりあえず「期待以上」の出来事だったろうと思いますが。(笑)
・最もロティーナに肯定的だったタイプの人ですら、「攻撃については当分(ひょっとすると半永久的に)我慢」と、覚悟していたことと思います。
・それについてロティーナ自身が「予定通り」だったかというと・・・違う気がするんですが。(笑)
・過去の実績から見ても。直近の試合結果・内容から見ても。
・やっているのは上で言ったように、戦術の基本ラインに、可能な限りに手綱は締めつつなるべく無理なくヴェルディの選手を当てはめて行くことで。
・結果何が出て来るかについては、そんなに具体的にイメージしていないというか妄想していないというか。
・落ちて来た"果実"を食うだけというか。
・別に「4-0」のチームを作ろうとしているわけではないというか。(笑)
・むしろより徹底的に"後方"に重心を置いた「戦術」派の諸監督の方が、『仕掛けた罠に際限なく敵が嵌って行く』という形での"圧勝"を、イメージしていると思います。
・そんな酷いことは、多分ロティーナは考えてはいない(笑)。積極的には。
・では何が起きているかと言えば、簡単に言えば、ヴェルディの既存選手たちとの化学反応。
・凄く簡単ですが。(笑)
・前線についてはまだまだ偶然の要素が強いように思いますが、「永田」「内田」「潮音」を軸とした後ろから中盤までについては、かなり上手くハマりつつある印象。
・といってそんなに"きっちり"ハマっているわけでもないんですよね。
・例えばぎりぎり前の試合までは、"全部"やっていた感のあった潮音ですが。
・水戸戦の途中からは試合的な余裕もあって、結構"遊び"も加わり始めて、つまり「永田」と「内田」だけである程度チームが作れるので、「潮音」を見せつつあえて"使わない"というような呼吸が、3人ないしは少なくとも永田と内田の間には発生しつつあるように見えました。
・前節大分戦の潮音のプレーは広く評価されたようで結構は結構なんですが、去年から潮音をキモく"愛好"していた僕の立場からすると。
・ちょっと頑張り過ぎで"苦しい"部分も散見されていたので、水戸戦で見え始めたそういう遊びのある"呼吸"は歓迎という感じ。
・やはりフラフラしてこその潮音というか、必ずしも"触ってナンボ"の選手ではないというか、"触らない"事も含めて最小限のプレーで最大限の効果を生み出すところに潮音の妙味はあると思うので。
・そういうコンビネーションが確立してかつそれがチーム戦術の中で機能してくれれば、今年も『井上潮音』を楽しむことが出来そうだなと、そんな期待を抱かせた試合でした。
内田についてはある意味分かり易く、早い時期からその万能性と戦術理解力がチームに欠かせないものとして評価は確立していましたが。
永田の"フィード"が本当にポジティヴに働いたのは、多分水戸戦が初めてじゃないですかね。
・永田が変わったというよりも、チームの安定感が増したことによって永田が働けるようになったという、感じですが。
・そしてその永田のフィード力とキープ力が、更にチームに安心感を付け加えるという正のフィードバックが、何やら"試合中に"目の前で起きていたような印象。
・そんなことも出来るんだ、と、チームメイトが確認したというか。
・「永田」と「内田」と、それぞれ出すロングフィードのタイミングと質が微妙に違うので。
・なんかえらい多彩なゲームメイクが展開されていたというか、敵さん的が絞れずに困るだろうなと、そういう感じ。
・"示し合わせている"わけではないと思うんですけどね。
・内田は割りと出しそうなタイミングで出すきっちり系、永田は間隙を狙って出す意外性系?それにより"長さ"の違いも含めて。
・ただし「永田→前線に飛び出した右WB高木三男」のラインは、あれは完全にチームとして仕組まれたプレーでしょうね。
・三男のWB起用については、故障者続出による消去法として受け入れつつも、"天性のストライカー"の使い方としては勿体無いと、多くの人が思っていたと思います。
・ただ水戸戦での再三の上記コンビネーションプレー(の成功)を見せられると、ひょっとして"ストライカー"の部分も含みこんでの、消去法にとどまらない最初から狙っての起用なのかなと、そう高揚感と共に考えたくはなりますね。
・余り(監督に)期待するのも危険ではありますが。全部予定通りなんてことはそう簡単には。(笑)
・ともかく復帰した安西がWBではなくシャドウ的に使われたのを見ても、その"ライン"が今やチームの重要な戦術的選択肢として考えられているらしいのは、確認出来ると思います。
・そうそういつも上手くはハマらないでしょうけど、ゲームコントロールが効いている状況では、結構武器になるかも。
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