ヴェルディ、代表、アイドル、女子バレー他
諦めたのにそこで試合終了しなかった。/J1参入プレーオフ2回戦 横浜FC-東京V
2018年12月04日 (火) | 編集 |
申し訳ない(笑)。でも諦めるっしょ、あれは。(笑)

J1参入プレーオフ2回戦 東京V 〇1-0● 横浜FC(ニッパツ三ツ沢)

アディショナルタイムの物理的長さは、確かに望みではあったかもしれないですど。


GK 上福元
DF 田村、井林、平
MF 李(→49'レアンドロ)、井上潮(→49'梶川)、奈良輪'→74'ドウグラス)、香川
FW 渡辺皓、林陵、佐藤優


・いやあしかし、誰か何かいいことしました?(笑)
・僕なんかあれですよ、ダウンタウンDXで風水師が言っていた"西枕の弊害"が気になって、俄かに部屋の模様替えを始めてしまったのを。
・それでツキが変わっちゃったのかなあ、俺のせいかなあと、試合中にメソメソクヨクヨしていたくらいで。(笑)
・いや、なんか色々申し訳ない。(笑)
・そりゃ「内容で押されまくっていたチームがセットプレー一発で勝利を盗み取る」のはサッカーの風物詩だし、"AT7分"という数字自体になにがしかの"風雲"感は漂うものではあるけれど。
・それでもあんな虫のいい想像は、僕には出来ませんでしたね。
・伝統的にはむしろ、盗み"取られる"立場が常態のチームに思うし、あんな素敵(笑)なことがこんな土壇場で起こるとは。
・...まあ割と"アディショナルタイム"に強い印象は、近年無くはない気はしますが。
・それくらいかなあ、"フリ"としては。"当て"というか。
・いやあしかしやってくれましたね、えーと・・・誰だ
ドウグラスか。(笑)
・こんなに影の薄い"劇的ゴール"の得点者も珍しい。(笑)
・5年後には多分、「上福元」の名前しか誰も覚えていないでしょう。
・実に見事なヘディング"アシスト"でしたね。
・日本人"FW"にあんなの出来るのどれくらいいるのかなというか、あのワンプレーにひょっとしたら"足元の上手いゴールキーパー"上福元の、「フィールドプレイヤー」としてのセンスが表れているのかも知れないというか。
・これからも普通にオプションとして使いたいくらい。
・手の怪我でもすることがあったら、その時はよろしく。(笑)

・申し訳ないと言えば横浜FCにも、ある意味申し訳ない試合でした。ある意味ある程度。
・ゲームプランを完璧に遂行し、この試合の"勝者"(広い意味での)に相応しかったのは、誰が見ても横浜FCの方だったでしょうからね。
・それも"いい試合をしたけど健闘及ばず"的な「惜しさ」ではなくて、むしろ賢く勝ち点を"盗み"に来て、九分九厘それに成功していたのが横浜FCの方だったわけで。
・ほんとあのワンプレーですよね。あり得ることとはいえ、無残
・"AT7分"を招き寄せることになった時間稼ぎの罰だという説もありますが(笑)、含めてそれもゲームプランと言えばそうだったわけで。
・「勝負の世界」的に、いかにも"勝者"っぽいのはやはり横浜FCの方だったでしょう。
・それにウチが対抗出来ていたかと言うと、正直贔屓目でもそうは言えない。
・それこそあのまま敗退していたとして、「よくやった」とか「いい試合だった」とは、言いづらい戦いでした。
・そもそも僕自身が、軽く舐めてましたしね。
「大雑把」とか「圧倒」したいとか。
・いやあ申し訳ない。(笑)
・何で横浜FCが3位なんだろうと密かに思っていましたが、今回対戦してみてなるほどこりゃ3位のチームだわと、納得してしまいました。
・複数の突出した個人を抱えたチームが、これだけ割り切った訓練された戦い方が出来るなら。
前回対戦時との比較としては、レドミがいないのがかえって良かったのかなという気はしますが。
・やっぱりイバとレドミと二人いると、いかに"チーム"として戦おうとしても、やっぱり少し緩むというか、ボケるところが出て来ますよね。
・イバ一人だと、俄然典型的な"勝利至上主義"的バランスが作れるというか。昔のセリエA的な。
・代わり的に入った野村という選手も、前の試合の時に嫌だな鬱陶しいなと思っていた選手でしたし。
・ヴェルディ側の事情を言うと、あの試合は「皓太レスヴェルディの完成」と僕が評した、むしろこちらの方が"割り切った"戦いをして勝利をもぎ取った試合だったので。
・その"引き立て役"というのが、9月初頭の横浜FCの役どころで。(笑)
・ついつい舐めてすいませんでした。3ヶ月ぶりに会ったら、見違えてました。
・という感じで懺悔終わり。(笑)

・さてヴェルディ。
・うーんまずい試合でしたね、シーズン中にも何度も見たような。
・最終節町田戦、プレーオフ一回戦大宮戦と連ねて来た「開き直って新生」感が消し飛んで、悪い意味で"いつも通り"の'18ロティーナヴェルディに、戻ってしまってました。
・単純に"非常事態"のカンフル効果が切れたというのもあるかも知れませんが、やはり内田の欠場が大きかったか。
・それによる戦力的穴と共に、その穴を塞ぐ為のあれやこれやの工夫や調整が、ロティーナメソッド自体の"あれやこれや"体質を呼び起こして、"いつも"の文脈に戻ってしまったかなという感じ。
・駒落ちついでにがっつり守る(町田戦)、潮音中心にバンバン回す(大宮戦)みたいな、シンプルな集中態勢に、今回は入れなかったというか。
・そもそも"穴"自体も、塞げなかったですしね。
・システム等は同じまま、内田に代わる潮音のパートナーは、皓太だったりヨンジだったり。
・まあ基本は皓太なのかな?いずれにしても、"パワフルな突進型"
・繊細なゲームメーカータイプとこの型の選手を組み合わせるボランチペアには、僕はいい印象が全く無くて。
・意図としては"パワー"の部分で相方の繊細さを補完しているつもりなんでしょうが、この"計算"はまず机上のもので終わって。
・実際に何が起きるかというと"突進"の方の"カバー"に追われてゲームメーカータイプがやたら汗を搔く感じになるか、単に何のコンビネーションも生まれずにバラバラになるか、どっちか。
・ジーコの時の小野&稲本、森保ジャパン(U)初期の潮音&神谷、レアなところでは去年ちょっと見かけたシティのデブライネ&ギュンドアンとかも。(笑)
・"体が強い""パワーがある"ことと、"第一ボランチ"の役割が出来ることは、関係があるようで関係が無い場合も多い。
・だいたい"前"に行く強さと"受ける"強さは、別ものですしね。第一ボランチに必要なのは、後者の方。
・とにかくこの組み合わせで何とかやるには、ゲームメーカータイプが腹を括って第一ボランチをやるしかない。
・実際に潮音は奮闘していましたが、この大舞台で相手のプレッシャーも特にきつい中で、やっぱりちょっと無理があるところは否めませんでした。
・攻撃の絡みも難しくなっていましたし、イエローも早々にもらってしまった。
・後半開始直後という交代のタイミングは少しびっくりしましたが、交代自体はありかなあと、僕も思いました。
・ゲームプランとしては、明らかに失敗ですけどね。無駄の多い交代カードの使い方というか。
・この前書いたように、僕も(内田の穴埋めの)妙案があったわけではないので、一概にロティーナの選択を責めるわけには行きませんが。
・ただこの組み合わせはあかんやろというのは、スタメンの時点で思ってはいましたね。
・梶川を絡めた方が誤魔化しは利き易いだろうとは思いましたが、いくら何でも使われなさ過ぎる梶川の近況への不安(まあこれは内部の人にしか分からない事柄)と、潮音中心で回って来たここまでの流れをどうするかという問題が。
・結局は"両方"試すような形になって、まあなかなかロティーナも決断が難しかったんだろうというのは分かりますね。
・ある種機械的に潮音中心で誤魔化しを試みようとして、駄目で梶川投入。
・「潮音・梶川」だとどうだったのかなあという気もしますが、まあいずれにしても"J1"を意識出来る強度の話ではない。
・選手層的には、いいアンカーはどこもそうそういないとしても「CBから回す」という選択肢が欲しかった気はして、畠中がいたらどうだったのかなとか。
・そこらへんの補強は、来年は必ず必要でしょうね、上でやるとすれば尚更ですが。
・よく内田一人で持ちましたね、一年。逆に言うと。

・とにかくそういった"やりくり"の、一年の中でも実はかなり顕著な"失敗"を大事な試合でやらかしてしまった感じで。
・ヴェルディの球出しを抑え込む横浜FCの注文にはまってしまったことと相まって、前半はほとんど手も足も出ない状態に。
・特にその"つもり"もない横浜FCにポゼッション率の数字を持って行かれたのは、かなりの壊滅感がありました。
・まあ内田がいても苦労したとは思いますが、潮音の負担が減る分、もう少し中盤で持ち堪えることは出来た可能性はあるかと。
・もっと持てたか、あるいは(内田潮音が両方いた)町田戦のように、持てないまでも秩序だった・カウンターの狙いをしっかり持った"耐え"方が出来たか。
・ゲームプラン的には、多分町田戦程は耐久モードではなくて、大宮戦の"ポゼッション"スタイルの延長な感じだったのではないかと思いますけど。だからスタメンの変更も、最低限で済ませた。(内田の不在を"スルー"しようとしたというか)
・その目算を横浜FCに外されて、後半開始直後に一気に二人、ある種(潮音中心のゲームプランの)"選択"の失敗を認める形の潮音下げての梶川と、こちらもこの日"内田の代わり"としてある意味入ったヨンジを下げてのレアンドロと、もう前半は忘れて後半から「試合」やり直しという感じの、大変化。
・どうにも追い詰められた感が露骨で、かつ試合"途中"で必死モードに入ったロティーナ采配に余り結果が良かった記憶が無いので、嫌な感じがしたというかもうちょっとそこらへんは何とかならなかったかなという気はしましたが。
・粛々と後半最初から代えておくか、あるいは二人目の投入に時間差を置くか。
・梶川による中盤のテコ入れの成果を見定めてから、切り札レアンドロの投入。
・レアンドロによる前線のキープ力アップという策自体は多分必須だったんでしょうけどね、ただ上手いけどコンデイションも含めて肉体的パワーがそこまである選手ではないので。
・あくまで狙いすましての"贅沢"要素というのがこれまでの主な使われ方で、ここまで後半丸々「お願い!」という感じは初めてだったと思います。
・色々含めてだから一つ一つの施策としての合理性はあっても、"窒息"感自体は前半と余り変わっていなかった気がしますね。
・"必死"になるのが少し早過ぎたというか。"修正"飛び越えて最終手段感が濃厚だったというか。
・そしてそのまま打開も出来ないまま、むしろ横浜FCのカウンターの脅威の方が高まった感もある中何とかかんとか凌いで、71'分に今度はドウグラス投入。代わるのは林陵平かなと思ったら奈良輪。
・これで何とレアンドロ、ドウグラス、林陵平同時投入という異常事態。もう必死。
レアンドロ投入時点でも林外すのかなと僕は思っていたくらいなので、まあ苦しい苦しい。フォームも糞も無いというか。(笑)
・どうやったら上手く行ったとまでは僕も言えませんが、試合運びとして余り上手く行かなかったのは確か。
・横浜FC側も、特に脅威は感じていなかったのではないかなと思います。
・アディショナルタイムまでは。"なって"もかな?アディショナルタイムに。
・だからほんと、"あの"ワンプレーだけだったと思いますね。
・恐ろしいというか、今でも信じられないというか。

・というわけでドタバタした試合を幸運にも拾って、かつ中長期的に見ても調子がいいわけでもない我が軍が、磐田との最終決戦に臨むことになりました。
直近の試合のメンバーだけ見てもわあすげえな、J1だなという感じですが。大久保嘉人、中村俊輔、川又堅碁、山田大記。田口泰士までいるのか。アダイウトンが控え?
・こっちも見栄張って、二川さんでも呼び戻しますか。(笑)
・まあヴェルディの方はヴェルディの方で、内田が戻って来て、レアンドロとドウグラスの"リハビリ"もドタバタ試合なりに行うことが出来て、+要素は無いわけではない。
・泉澤はまあ、無理なんでしょうけど。
・下げられた潮音も別に調子が悪いわけではないし、それなりの選択肢のあるメンバー編成は出来そう。
・後はまあ、ゲームプランを組んで心を整えて(笑)、悔いの無い戦いの出来る状態で臨んで欲しいと思うのみですね。
・"いつもの"モードに入りかけたところを、もう一度「この一試合」ないし新しいチームというフレッシュな緊張感でもって、臨んで欲しいというか。
・これから始まるのは、「入れ替え戦」という新しい"大会"ですから(笑)。「参入プレーオフ」はもう終わり。(笑)
・磐田が"やっぱり"強くても文句は言えないですが、天皇杯の浦和みたいに、ぬるい感じで来てくれるといいなあ。無理かなあ。(笑)
・どうなんでしょうね。"魔境J2"の代表として、戦術密度の(意外な)濃さは、磐田や衆目に見せつけたいところではありますが。
・それで何とかならんですかね。
・やっぱり結構、天皇杯浦和戦勝ちたかったなという思いは、今でも残ってたりするんですよね。
・あの(J1ってこんなもん?という)"拍子抜け"感をもう一度!
・今度はベストメンバーで!
・そうですね、ともかくもそれなりに揃った今のメンバーが、"よく"編成された姿を見たいというのが一番ですかね、やっぱり。
・泣いても笑っても今季最終戦。
・別にプレッシャーのある立場でも無し。思い切って全部出して欲しい。
・..."ロティーナの"最後になるかもしれないですしね。
・ロティーナの悪いところ、ではなく、良いところを最後に覚えていたい。

・という感じでいいでしょうか。(笑)
・久しぶりに「毎週」書いてるんで、なんかテンションがよく分からなくなってる。
・それもあと1試合。


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
今週のモーニング(’18.12.6)
2018年12月06日 (木) | 編集 |
mor181206



『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』

("ポチ"の)オチが安易。
あと"通常点検"のディテールが内輪過ぎて、おかしさが余り伝わって来ませんでした。

『個人差あり〼』

ほお。かなり意外な展開。
てっきりお決まりの差別偏見シークエンスを、まずは我慢して読まないといけないものと覚悟していましたが。
全体的に"女性目線"には違いないんですが、そこに滞留せずにどんどん視野が開いて行く感じがいいというかその速度が速いというか。
前作『ふつつか者の兄ですが』に比べると、山崎紗也夏さんが『はるか17』から『シマシマ』の間に達成した飛躍に似たものを、個人的に感じます。一気に僕の"圏外"から"圏内"に、飛び込んで来たというか。
"女性作家"が"作家"になった瞬間というか。上から目線ですいませんが。(笑)

『グラゼニ ~パ・リーグ編~』

え。子供が騒いでるだけだったのが、まさかのルートでの、"本線"への絡み。
「凡田個人」という、本線。(笑)
"発展"するとは思いませんけどね。そういう漫画では。(笑)

『ドラゴン桜2』

"読解力"の成果ということで最も望みたいのは、"世界"を「読む」対象として捉えられるようになること。"世界は開かれた本だ"なんて言い方が、あった気がしますが。
それが身に付くと、世界や他人に余り多くを求めなくなって、心穏やかにかつ主体的に生きられるようになる。
ただそこにあってくれればいてくれれば、それをこちらが"読む"ことで「経験」が勝手に深まるから。別に大事件は必要無くなる。

『黒髪』

何とか上品に描こうとはしてるけれど、結局はただの"性的欲求不満"の話ですよね。
新人や若い作家の作品は、それがなあ。(笑)

『あの夜のプール』

これもまあ、"新人"の作品。
"裸"が出て来るし。(笑)
リビドーが抑えられないなら、それに拮抗するようなテーマ・題材を逆に用意しないと、どうしても読みづらいというか付き合い切れない感じに、僕はなります。
新人に求めるのはリビドーの生々しさではなくて、新しい視点や関心事。それを表現する"勢い"としてリビドーは機能するかもしれないけれど、そのものには特に価値は無いというか希少性は無いというか。


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
燃え残りのある"完敗"/J1参入プレーオフ決定戦 磐田-東京V
2018年12月10日 (月) | 編集 |
納得が行くような行かないような。

J1参入プレーオフ決定戦 東京V ●0-2〇 磐田(ヤマハ)

負けたのは納得だけど負け方には不納得?


GK 上福元
DF 田村、井林、平
MF 梶川(→46'渡辺皓)、井上潮、奈良輪(→64'李)、香川
FW 林陵、ドウグラス(→46'レアンドロ)、佐藤優


試合展開

・立ち上がりは案外余裕な感じで見ていました。
・どちらかというと攻め込まれてはいましたが、"攻めさせていた"(柱谷幸)とまでは言えなくても、圧迫感は特に無かった。
・むしろ"見下ろす"ような、少なくとも設計図のレベルではウチの方が高級品だよなやっぱりと、そういう高揚感の方が、意識を占めていたというか。
・("戦術"の)「"魔境"J2の面目を見せる」という、ある意味宣言通りというか。
・ただし思い出していたのは、(リベンジの対象としていた)「天皇杯浦和戦」ではなくて、かなり遡っての今季開幕二戦目の甲府戦、つい最近までJ1だった相手に引き分けはしたけれど終始"格上"感すら感じながら戦っていた試合。
・確かにJ1上位ランク、"個力が高いゆえの大雑把"の浦和よりも、J1/J2境界線の甲府の方が、今回の対戦相手の磐田の比較相手としては、状況的に相応しい。
・それで言い直すと少なくともJ2に落ちて来るか来ないかのレベルの"崩れた"J1"チームが相手なら、基本設計だけで単に理論的にではなくて体感的にも"優位"を感じることが出来るだけのポテンシャルはロティーナヴェルディにはあると(あったと)、それを確認しながら見ていたと、そういう感じでした。
・途中まではね。(笑)
・その内あれ?と思い出したのは、中盤でかなり負けが目立つことに気付いてから。
・計算"外"な感じの負けが。
・「磐田のプレッシャーが効いた」ということでまとめられる試合ではあったんですが、ただ「前線からの意識的圧力」、戦術的狙いをもろに感じるそれという意味では。
・松本なり町田なり、この前の横浜FCの方がよっぽど感じました。
・だからこそ最初は、割りと余裕を持って見られたわけで。
・そもそもこの日の先発の潮音・梶川というセントラルに"耐久力"が求められないのは自明なわけですが、しかし"負け"たのはそれだけが原因という事でもない。
・むしろそこから出るパス、とそのパスの受け手が作る関係性や、あるいは中盤に"入る"パスのというところの必要レベルが、普段やっている相手とこの日の磐田とでは少しギャップがあって。
・そこをさらわれたりそこらへんのずれをカバーしようとしたりする時に尚更耐久力不足が問題になったりという、そういう回転。
・磐田は磐田なりにこの日は特に中盤のプレッシャーの意識は強めだったようなんですが、それによってというよりもそれを行う選手の質、技術だったり身体能力だったりというもの、それ自体は本人が"意識"して持っているものではないわけですが、とにかくそれらの合算として、予想外のタイミングでボールを取られたり拾えなかったりというプレーが、次第に目立ってくるようになりました。
・サイドにボールが出た時にはまだ息をつく余裕も少しはあったと思いますが、真ん中とそこからの展開は段々どうしようもない感じに。
・僕自身がそういう気持ちだったからそう見えただけかも知れませんが、やっている選手たちも"段々"不安に陥って行ったように見えましたね。
・そんなに"完璧"に封じ込められていたわけではないんですが、いつ取られるか分からない不安感が、当初の落ち着きを奪って行ったというか。
・対照的に磐田の選手たちは自信を付けて行ったわけですが、それでもそんなに効率的な攻めをしていたわけでもなくて、大久保の"プライド"を感じる踏ん張りと、田口のプレースキックの質くらいですかね、正味単独でおおと思ったのは。
・それだけに前半終了間際のPKの先制点は痛かった。ある種偶発的な類のプレーにも見えただけに。
・大事な試合で優勢なチームが憎々しくも(笑)"PK"で先制点を取るというのは、意外とよく見る光景には思いますが。
・原体験は'90年イタリアW杯決勝西ドイツアルゼンチン戦の西ドイツですかね(笑)。アルゼンチン(マラドーナ)を応援していた僕は、「あんたらの方が強いけど、強いんだからちゃんと流れの中から点取ってくれよ、"一発"は弱い方に譲ってさ」と、恨めしく思ったものでした。(笑)
・ただその点が入ってしまって以降は、元々が「引き分けなら負け」というレギュレーションだったこともあり、劣勢がより目に見える形で固定されたというか、絶望感が徐々に広がって行くのを止められなかったというか。


個人能力、パススピード (&レギュレーション)

・今回この試合を見た内外のサッカーファンから、両者の「個人能力」の差とヴェルディのこのレベルでやって行く上での「パススピード」の足りなさという2点の指摘が、特に多く挙がったと思います。
・それ自体はほぼ"事実"として、否定は出来ないと僕も思いますが、ただいくつか言い足したいことも。
・まず「個人能力」と「パススピード」ということでの典型というか究極的な状況としては、一定以上の速く鋭いパスを当たり前に受けて処理する、その為の個人能力、基礎技術であるとかそういうハイレベルなプレーへの慣れや意識の高さ、そういう点においては明らかにヴェルディの現在所属している選手たちには磐田の選手と比べても足りないところはあって、だから速いパスを出したくても"出せない"、そういう可能性はあるだろうと思います。究極的に。
・ただどちらかというと指摘されているのは、そもそも出そうとしていない、出来るだけ速いパスでボールを繋ごうという意識が低い、習慣づけられていない、要求水準が低い、そういうことのように思えて、それについて上で言ったような文字通りの「個人能力」という要因の比重がどこまで高いかというと、それについては僕は疑問が無くは無いです。
・つまり究極的には個人能力の限界が待ち受けているとしても、その"限界"一杯のプレーをヴェルディがしているとは思えない、それを引き出されているとは。
・誰に。まあ、監督に。監督のチーム作りに。
・ロテイーナが監督になって折に触れて色んな選手がサッカーが面白くなった分かって来たというようなことを口にしていて、それは別に嘘ではないんでしょうが。
・...嘘ではないでしょうが信じてるわけでもなくて、それについてはまた別の機会に書くつもり。
・ともかく個人レベルでそういうことがあったとしても、"チーム"としてああ何か一つレベルが上がったまたはレベルの高いことをやっているなと僕がロティーナヴェルディに感じたのは、せいぜい最初の2,3ヶ月なんですよね就任初年度の。
・その後はそれを基にああでもないこうでもないと要は"配置"を工夫しているだけ、レベルは別に上がっていないどころか時に落ちたり忘れたり、そこから盛り返したり、せいぜいそんな感じではないかと思います。
・その"レベルが上がっている"と感じていた時期にしても、確かに面白いように効率的にボールは回っていましたが、それも必ずしも"パススピード"が速くなったとか速いから通っていたとか、そういうタイプのものではなかったと思います。
・だからそもそも今回ヴェルディのパス回しが磐田に寸断されていたのも、どこまでスピードの問題なのか疑問なところもありますが。
・"ポジショナルプレー"自体、要は相手の"虚"を効率よく取って「容易」にボールを動かすプレーだという言い方も出来て、"容易"なんだから頑張ってパスを速く出す必要は本来ないというかそれはあくまでその後の"プラス"される要素に過ぎないというか。
・話逸れましたがとにかくヴェルディの選手の個人能力とは別の話として、ロティーナ自体がそういう意識付けを強くしていた基本プレーの高度化を根気よく目指していた様子は、僕には見えませんでした。
・勿論ヴェルディの選手のレベルがもっと高ければ、より容易に速いパススピードのサッカーも実現出来て、ならばとロティーナももっとそちらに努力を向けていた可能性もあるとは思いますが。(というかそういう"諦めていた"面は確実にあるでしょう)
・ただ僕としては、レベル向上よりも手練手管にかまけていたという不満は、トータルではありますねロティーナに。サッカーの古めの見方かも知れませんが。
・...あ、あと芝の悪さも不利に働いた面があるという指摘を複数の人がしていました(Pinkさん、五百蔵さん)が、僕はあんまりそういう周辺状況に気を配る人ではないので(笑)、見ている時には特に考えていませんでした。
・芝とか審判とか、いつも人に言われて初めてそう言えばそうだなと思うくらい。(笑)
・なるべく自分の中に原因を見出したいタイプというか。"自分たちの"原因。
・審判も他人も基本石ころ。
・そしてもう一つの面というか留保事項としては。
・差はある、or足りないところはある。が、それはどこまで絶対的なものなのかという疑問。
・相手はマンチェスター・シティではなくてジュビロ磐田なわけでね、"所詮"と言ってはなんですが。
・川崎フロンターレですらない。
・要はそのレベルへの"慣れ"の問題であるという面も少なくなくて、どれくらいで対応出来るかは何とも言えないですが、仮にJ1に上がって1シーズン毎試合こんな体たらくになるとは思えない、どれくらいのレベルがどんなプレーが必要なのかは自ずと修正される部分も多々あるだろうと。
・ぶっつけで1試合ではそれはきつい、でも2試合、ホーム&アウェイとかになるだけでも、変わらなくはないのではないかと、そうも思います。
・あるいは、これは相手のことなので余り言うべきではないかもしれませんが、仮に別の形で今年の磐田がJ2に落ちて来て、"ロティーナヴェルディ"と同じカテゴリーで一年間競ったとして、必ずヴェルディより順位が上になるとは全然思わないし、勿論シーズン終わりには確実にこの日の"差"は縮まっているだろうと、そういうことも思いますね。
・専ら磐田が、J2のレベルに"慣れて"しまうことによって。
・実際はその程度の差ではないかと思うところも。
・というわけでこれ自体は余談ではありますが、レギュレーションにも不満はありますよ、僕は。
・J1に上がるのに試練があるのは当然ですが、現状ではJ2チームにJ1の厳しさを味合わせるというレベルを越えて、これで落ちたらそのJ1チームどうかしているという、そういうレギュレーションになっているように思いますね。
・それでも落ちるチームは落ちるでしょうけど。(笑)
・今回たまたま芝の問題も指摘されましたが、単に"アウェー"という以上に、スタジアム自体も不慣れなわけで。ちょっときつ過ぎない?という。
・更に感情的なことを言うと、一年間同じカテゴリー同じ条件で競って来て最終順位が上のチームに、トーナメントで有利な条件が与えられるのはそれは当然だと思いますが、競ってもいない別に負けたことがあるわけじゃない(笑)磐田がJ1"出身"というだけでハナから格上面してくるのは、余り納得が行きませんね。
・優勝劣敗じゃなくて身分差別(笑)だろうそれという。
・と、こんな感じで"完敗"した相手ジュビロ磐田に、余り素直なリスペクトを抱けないのも、今回の敗戦の辛いところ、"燃え残る"ところ。


ロティーナの采配、選択

・この試合のロティーナは、良くも悪くもかなり印象的な選手選択をして来ました。
・筆頭は勿論、出場停止から復帰した今季不動のアンカー内田を使わず潮音と梶川のドイスボランチでスタメンを組んで来たこと。
・まずこの「潮音・梶川」コンビ自体は、僕は決して無しだとは思いません。
・例えば仮に内田抜きで"一年"現有戦力で戦えと言われたら、セントラルの組み方としては最有力の可能性のあるものだと思います。
・勿論冒頭で言ったように耐久力や高さに問題があるのは分かり切っていますが、一方で内田の"代わり"は全くと言っていい程見当たらない(少なくともロティーナの戦力判断を信じるならば)以上、割り切って捌きメイン、ハンドリングメインで最初から組む、チームもそのように組み立てるというのは、有力なやり方の一つだと思います。
・他だとあれですかね、今季何回か試した潮音アンカーの、別の形の"捌きメイン"スタイル。あるいは僕は今いちピンと来ていないんですが、アンダー代表での藤本のボランチプレーがそれ程いいなら、潮音と藤本の"夢"ボランチとかも、考慮対象なのかも。(笑)
・別路線だと皓太・梶川コンビとかもありだとは思いますが、この場合戦術的機能性をかなり厳密に考えないとぎくしゃくしそうで、安定性や潰しの利きという点で潮音・梶川コンビより劣るか。
潮音・皓太コンビは、この前言った理由で僕は望み薄だと思いますね。機能するイメージが浮かばない。
・とにかく本質的にはそこまで奇策ではないと思う潮音・梶川のスタメンボランチですが、他ならぬこの日にあえてこの実質初コンビをわざわざ選択して来たのは・・・
・どうなんですかね、消去法、苦し紛れなのか、それとも磐田の中盤制圧力に技術で対抗しようという積極的意図だったのか。
・いずれにしても失敗でしたし、いずれにしても"無し"だったと思いますね。
・内田が使えるならば、内田を使う一択だったろうと。
・結果がどう出たにしろ、途中でどのような変更をするにしろ。
・まずは使い慣れた組み合わせでチームの基準点を確保することを優先すべきだったと思いますし、内田個人の能力の幅も、状況への対応可能性としてともかくも置いておくべきものだったと思います。
・まあもっと単純に、内田を使えるのに使わないという衝撃・違和感を正当化するはっきりした理由を考えるのはなかなか難しいですし、いずれ未知数にしても潮音・梶川コンビに何を期待出来るのかも。
・今季のここまでの実績、及び大宮戦の内田退場後とその次の内田不在の横浜FC戦の戦いを見ても。
・コンディションで選んだ、とのロティーナの弁ですが、怪我で退場したわけでもないですし、一般論で言葉を濁したという以上の内部事情が何かあるのか。
・本当に"捌き"を優先したんですかね、内田を外したいくらいに。
・代表から帰還後の皓太の復帰のさせ方を見ると、割りと一回チームを離れた選手については扱いが慎重になるのかも知れませんねロティーナは。
・"日替わりスタメン"の印象が強いですが、日替わりなりに直前の試合との継続性を重視しているのか。
・正直分かりません。
・とにかく意外でしたし、結果的に内田を使ってたらどうなったかという、後悔は残ってしまった気はします。
・勝負の一戦で、ちゃんと"ロティーナヴェルディ"を見せられたと言えるのかというか。
・"継続性"と言えばもう一つ、横浜FC戦でやってある種物議を醸した後半開始直後での二人一気交代を、この日もロティーナはやって来ました。
・あの時は要は錯乱したのか危機感のままに衝動的にやったのか(笑)と思いましたが、判で押したようにまたやったということは何かの"作戦"であり目算のあるものではあるんでしょうね。
・これも正直具体的には分かりませんが。
・どんな作戦かにせよ、少なくとも横浜FC戦の試合内容を踏まえて、もう一回繰り返すだけの有効性をどこに見出したのかは、これも(内田外し共々)非常に謎というか疑問ではありますね。
・後はまあ、ドウグラスとレアンドロの使い方ですかねえ、やっぱり。
・横浜FC戦の、林も加えた"CF総突っ込み"も異様は異様でしたが、まあ意図としてはある種分かる、ないし分かり易い"スクランブル"戦術と理解は出来たわけですが、"勝つしかない"追い込まれた状況と併せて。
・ただこの試合の、ドウグラスを先発で出してそのドウグラスにレアンドロを(後半早々)代えてしまうという選択は、恐らくは復帰して来たばかりでドウグラスがフルには難しいという事情はあったんだろうと推測はしますが、それにしても勿体ないというか、1点ビハインドで逆転勝ちが必要な状況にそぐわない、交代しても余り"盛り上がらない"「攻撃的」交代になってしまっていたと思います。
・むしろ勝っているチーム優位なチームがやりそうなものというか。
・これもまたしつこいですが、同じ時間帯に投入された横浜FC戦のレアンドロが、余り効率的にインパクトを与えていたとは見えなかっただけに。相手強化で同じ起用法で、レアンドロに何を期待したのか。
・時間帯含めて1試合の組み立て方としてどうだったのか。仮にドウグラスが45分限定なのだとしたら、前半死んだふりで後半機を見て投入の方が、融通が利くしゲームプランとして分かり易いのではないか。
・強引に考えると、「潮音・梶川」のテクニカルボランチコンビのスタメンと併せて、ドウグラスも最初から使って前半からクオリティで磐田を押し込んで点を取ってしまおうというプランだったとも考えられますが、考え"られる"だけで自分でも書いていてリアリティを感じられないですし(笑)、逆に本当だったとしたらロティーナの見込みの楽観性に驚くことになると思います。
・最後の切り札としてヨンジを入れるのは選択肢として分かるとして、その交代対象が内田と並んで今季のヴェルディの外せない軸であった奈良輪であったのは、この試合だけを見ると奈良輪の個人的突破力が、このレベルの相手だと役立たずだからだという、そういう見切りにも見えなくはないですが。
・ただ実際にはその前の横浜FC戦でも同様に3枚目の"攻撃的交代"の対象として奈良輪は選ばれているので、恐らくはチームを攻撃的に4バックにシフトする為のパターンとして、事前に準備・用意されていたものなんでしょうねあれは。相手関係無く
・"CF総突っ込み"の時に感じた誰がクロス上げるんだ誰がボールを運ぶんだという危惧も、一応ロティーナの中では成算のあったものだったということでしょう。(実際はともかく)
・逆サイドで居残る香川の能力をどれだけ評価しているのか分かりませんが、奈良輪のこれまでの貢献・存在感を考えても、何か違和感のある、あるいは"準備"はいいとしてもどうも作為的にも感じる、そういう交代策ではあります個人的には。
・増して"相手関係無く"、かつ前の試合で特に有効だったわけでもないのに、判で押したように二試合繰り返しているわけで。
・"錯乱"はしていなかったようですが(笑)、追い詰められて頑なになっている、逆に落ち着き過ぎている殻に閉じこもっているようにも、見えなくはないですね。
・上がれなくても上がれなくても"手順"通りの打牌みたいな。(麻雀ね(笑))
・ドウグラス同様、コンデイション的な時間制限でもあったんですかねえ、うーん。
・まあ実際のところ何を考えてのことなのかは勿論分かりませんが、結果として見るとどれも余りハマっていたようには見えない、いったいこれはどういうスタメンでどういう交代なんだろうという、チームに落ち着きの無い感じをもたらすだけに終わったような、そんな印象のあるここ二試合のロティーナの用兵でした。
・スタメンも落ち着かない後半早々の交代も落ち着かない、最後の交代も落ち着かない、どこで落ち着いてどこで集中すればいいのか、どうも拠り所の無い感じに見えました。
・自らアップアップというか。
・個人的には、横浜FC戦と磐田戦の用兵が細部を除いて"コピー"に近い感じだったのは、結構がっかりしましたね。
・同じ失敗するにしても、上手く行かなかった横浜FC戦を踏まえて新たに頭をひねって来た、そういう手応えが欲しかった。
・チームの「育成」「完成」の担い手としては諦めても、残る「策士」としての部分にまで肩透かしを食らいたくはなかったというか。
・最初から横浜FCを磐田ないしJ1該当チームと同格に考えての、二試合用のプランだったとか?いやあ。
・どうもやっぱり、力を出し尽くした感じがしないんですよね。
・ロティーナが知恵を"出し尽くした"感じがしないというのは今書いた通りですし、一方でロティーナの中途半端なやり慣れない"策"、選択によって、チームが落ち着いて持っているものを全てぶつけられたようにも感じない。
・町田戦の研ぎ澄まされた"必死"も無かったし、勿論大宮戦の居直った(?)"王道"も無かった。
・ちょっと残念ですね。
・色々考えた挙句、凄く中途半端な姿で終わってしまった感じ。
・これで退任ということなので(書いてる途中で知った)、残念ながら"悪い"方のロティーナの印象が、最後になってしまったなという。


試合については、こんな感じです。
ロティーナヴェルディの総括や今後については、改めて別に。
思ったより発表早かったな。


テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
丹生明里(にぶあかり)さん(’18)
2018年12月12日 (水) | 編集 |
しばらく続くかもしれないけやき坂46("ひらがなけやき")シリーズ。
最初は丹生明里&河田陽菜の、"可憐な美少女"ペア。


まずは丹生さん。最近の一番のお気に入り。使っていたのは先週ですが。
リアクション"芸"などとも言われているようですが(笑)、瞬間的な反応の素直さ、バネ感が最大の特徴で、その中でも印象的なのはこの絵に描いたような(笑)"びっくり"顔。

丹生明里bikkuri

ちなみに上は、番組のコーナーで自作の小説(の書き出し)の場面を朗読している時の表情なので"演技"ではあるんですが、実際にこんな表情を日常的にばんばんします。

丹生明里tere

こちらは"照れ"バージョン。

一つ一つの表情がくっきりはっきり"絵に描いた"ようで、まあ何ですかね、LINEスタンプの連続で顔が構成されている感じ?(笑)。(LINEやってませんが)

簡単に言えば"素直"なわけですけど、一方で上で"演技"でも同じ表情をしているように、自然と不自然の境目がよく分からないというか、不自然と言えば全部不自然なんですよね。歩くファンタジーというか。不自然なくらい「完璧」なファンタジー少女。何かにかぶれてそうなったというのではなくて、そういうものとして生まれたというか。
といって所謂"不思議ちゃん"では全然無くて、ドがつくほど真面目で物事をきっちりかっちりしたいタイプで、剣道三段というほんとかよ凄くね?という経歴を持っているように、"元気な男の子"みたいな面も持っていて正義感も強め。

なのにリアクションは"ファンタジー"なんですよね。2次元というか。

"解き"方としては、真面目で正義感が強くて、「あるべき世界」「あるべき現実」というものをナチュラルに強固に持っているので、それが強過ぎて"現実離れ"する、理想的な現実感のまま現実を生きている、それが本人至って地道な思考回路なのに"ファンタジー"に見えるという、そういうことかなあと。
"文学少女"的な面もあるようですが、それも「現実逃避」ではなくて(そちらの方こそが)「あるべき現実」として取り込んでいる。その矛盾が爆発するというか、俄かに処理できないようなストレスを受けて、思わず彼女の生きている『元型』的世界が直接的に現実世界に出て来てしまうのが、彼女の所謂"リアクション"とその時の表情の、嘘みたいな「典型」性。
何か心理学的な素材として、面白そうな感じはするコです(笑)。フロイトではなくてユングに委ねたいタイプというか。


2001年2月15日生まれの現在17歳。(エケペディア)
いつまでこんな風でいてくれるのか、それともいずれ人生経験を経て、普通に「理想と現実」として分かれて行ってしまうのか。
水瓶座のAB。
ABなのか。じゃあ意外と見た目より"矛盾"を自覚しているとか?"同居"ではなく。
水瓶座はなんか分かります。「現実」的なのではなくて、「理知的」なのかも知れませんね。それが"思考の地道"の正体。

一番分かるようで分からないのが、このコの"生理"感覚で。
自ら望んで嬉々としてクールポコとの共演

丹生明里coolpoko

を果たすかと思えば、

春日の筋肉誇示にはほとんど放送に乗せられないレベルのマジ引き

丹生明里majihiki

をして見せたりする。
・・・隣り二人と"引き"方の質が違いますよねこれ。(笑)

胸毛は良くても筋肉は駄目なの?(笑)
単に春日が苦手というフシもありますが。
クールポコは馬鹿だけど真っ直ぐだからよくて、春日はひねくれてるから拒否感がある?
あるいはお父さんが胸毛の濃い人で、それは慣れてるとか。(笑)

まあ性格的にかなり潔癖なのは間違いないと思うんですけど、上で言ったように"男の子"っぽいところもあるので、意外と平気なところは平気なのかも。下品は駄目だけど汚いのは大丈夫とか。
まあ徐々に明らかになるでしょう。(笑)


・・・予定では河田さんと一気に書いちゃうつもりだったんですが、画像沢山使って意外と場所を取ったので、とりあえず丹生ちゃんは丹生ちゃんで締めておきます。(笑)

冒頭では"可憐な美少女"枠で扱いましたが、顔の作り自体は"愛嬌がある"というタイプのタヌキ顔(笑)で、万人が認める「美少女」には当てはまらないと思います。
ただ醸し出す雰囲気が、表情や仕草の一つ一つが、「可憐」という言葉を使うのに気恥ずかしさを感じさせないものがあるので、やはりそうまとめたい。(笑)
身長は156かあ、"意外と長身"パターンかなと思ったけど普通ですね。特に小さくはないけど。

ひらがなメンバーの中でそんなに目立つタイプではなくて、僕も魅力に気付いたのは割りと最近ですね。
性格は良さそうだけどなんか地味でパッとしないなあくらいに思ってたのが、むしろその"地味"が突き抜けて"可憐"に至っているということに気付いたのが、最近というか。


テーマ:欅坂46
ジャンル:アイドル・芸能
今号のイブニング(’18.12.11) & 今週のモーニング(’18.12.13)
2018年12月14日 (金) | 編集 |
eve181211



『少女ファイト』

"ライト"に注目する、日本の女子バレーが勝つのに賢いライトが必要だという視点は,分かる気がします。
現代表の新鍋理沙(久光)、その後継者と目される林琴奈(JT)、それに割って入るかも知れない、特に攻撃面での新鍋の後継者荒谷栞(NEC)。みんななんか独特の存在感の選手ですね。大石練も、間違いなくここらへんの系譜。新鍋+荒谷?(+パワー)
・・・"リベロ"転向の提案もあることからすると、宮下遥+荒谷みたいな感じも。とにかくそういうオールラウンド的天才。

『インハンド』

何となく分かったのは、この人独特の無愛想な文体が、学術的純度の高い内容だと自然に見えるんですけど、今回のようにエンタメ色があると単に無愛想なのか狙っての"ハードボイルド"なのか、判別がつかなくて乗り難いということ。

『創世のタイガ』

現代の知識を前提に太古の技術で、マンモスをどう倒すか。
やはりこれは、太古の人類の生活について考察した考古学的な作品でも、殺すということをどう考えるかについての"生命論"的作品でもなくて、最近流行りの"サバイバル"的興味を若干大げさに表現してみた作品ということなんでしょう。
もうだいぶ興味が薄れています。

『ふたりソロキャンプ』

なんかどっちの言うことも分かるんですよね、ほんとに。
一人がいいというのと、さりとて一緒がいいというのと。どっちも間違ってないというか。
"間違ってない"からこそ、"ふたり"側の妥協案にも、迫力が出る。



mor181213



『グラゼニ ~パ・リーグ編~』

"33歳"と"35歳"の違いは、サッカーでも同じように感じるので、かなり純粋に生理的な違いなんでしょうね。

『会長 島耕作』

灯篭に"泰源"の名前を書いてしまったことによって「足が付く」という話かと思いました。(笑)

『ドラゴン桜2』

幼少期からの一種の"教養"としての読解力を短期間に付けられるものなのか、まあお手並み拝見という感じです。

『個人差あり〼』

至って真っ当な内容だと思うんですけど、なんかやだなやっぱり。(笑)
"萌える"というよりも単に"気持ちが悪い"感じ。普通のゲイ話ともまた違う。

『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』

例によって婦人警官の頼りがいへの不安感の募る内容。(笑)
倍率が高いから学力の方が要求されがちというのは、なるほどですが。

『きのう何食べた?』

外見(中年太り)の話が出たところで改めて筧さんカップルのセックスを想像してみようとしましたが、無理でした。(笑)
ていうか作者も出来ないのではないかと想像するんですが、どうでしょう。
この人の"ゲイ"は単なる価値相対主義の表れで、本気度はかなり低い気がします。

『チェーザレ ~破壊の創造者~』

そっかチェーザレパパは教皇目指してたんだっけ。
少し思い出して来ました。(笑)
でもアンジェロの立場がまだ思い出せない。

『イチケイのカラス』

ええ?責められて泣くの?そのキャラで。
ほんとに始末に負えないじゃん。
自分が責めるのなら人にも責められると覚悟しておくべき。


『カバチ!!!』は題材が不快過ぎて今シリーズ読んでないので、早く終わって欲しいです。(笑)
地縁・血縁全部滅びろ!


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
河田陽菜(かわたひな)さん(’18)
2018年12月18日 (火) | 編集 |
先週の丹生ちゃんからの流れでの、河田さん。


河田水餃子


ずーっと特に気を留めてなかったんですが、あれ?と思ったのは'18.6.11放送の『KEYABINGO!4』#9「メンバーが考案&撮影 ひらがなけやきセルフドッキリ動画!」の回。
"メンバーからの個人的依頼"ということで送った動画内の自作ギャグ"すい、すい、水餃子"を、スタジオで実演させられた一連の流れ。(12:00あたりから)

冒頭画像(↑)のえーっやるのーという困り顔から、

思い切ってやってみた

河田水餃子2河田水餃子3

のにスタジオのウケが微妙だったので、キレ気味にすねたふくれっ面が可愛かったですね。

単にすねた、だらだら照れたというのではなく、ウケなかった(わけでもなかったと思うんですけど(笑))"瞬間"にバッとそれを"怒り"という形で表現する素直さと、同時に垣間見える自尊心の高さが、一方のあくまでふわふわおっとりした喋り方とのギャップと相まって、刺さりました。(笑)

"個性的な"丹生さんとは違って造型的には凄く整った、"古典的"とも言える「美少女」顔だと思いますが、それが逆に少し野暮ったくて地味に映っていたのが、この日見せた秘めた自負心によって"力強く"見え始めて来たというか、大文字の「美少女」を支え得る風格を感じられるようになったというか。
「男は結局黒髪が好き」みたいな話でね、やっぱり"王道"の強さというのはあるんですよね、ハマった時の力強さというか、ベタなようだけど結局俺はこれを求めていたのか!的な。(笑)

それからしばらくはかなりハマって、これは場合によっては"犯罪者"の汚名をあえて背負う価値もあるかな(例えですよ例え(笑))くらいの危ない勢いもあったりしたんですが・・・あることをきっかけに少し冷めて、現在は丹生ちゃんに王座を譲ってる感じです。

その"きっかけ"というのはけやき坂46冠番組『ひらがな推し』の中の(一応)人気コーナー、メンバーの一人井口真緒のおばちゃん臭いキャラを活かした"スナック真緒"において、テレビだと自分が出せなくてつい大人しいキャラになってしまう殻を破りたいと相談した挙句、晴れて大きい声を出せるようになったわけですが・・・

それがマジにうるさい(笑)。"ギャップ萌え"のレベルを越えてしまっている。

河田バイバイ

・・・"00:25"あたり。

おじさんちょっとびっくりしちゃったな。あんまり見たくなかったな、正直。
"秘め"てるくらいが、ちょうど良かったというか。(笑)

ったく余計なことすんなよな、井口。
だいたい何だお前は、普通の女の子のレベルで見てもブ〇なのに、何でメジャーアイドルグループの中にちゃっかり紛れ込んでるんだ。
確かにアイドルグループの中に"ブス"枠"三枚目"枠というものはあるけど、でもそれは「自分は可愛い」と勇んで/純粋な気持ちでアイドルになったコが、"結果的"にその枠に追いやられてでもそこで健気に頑張る、その"悲哀"に味があってだから許せるというものなのに、最初から受け入れ過ぎだろ。

まあ運営側が悪いんですけどね、"定番"だからといって選別の段階で"置きに"行き過ぎてるんですよ、この井口真緒にしろ乃木坂の向井葉月にしろ。そういう"素質"は素質として密かに見ながらも、でもあくまでまずはちゃんと可愛いコを選ぶ"アイドル"を選ぶというのが、仁義だと思いますけどね。
その点欅坂のオダナナとかは、"哀愁"があっていいですよね。好きで三枚目になったわけじゃないという、屈託が。勿論乃木坂一期の高山一実さんとかも。自虐含めて大好き。


・・・と、思わず変な方向に吹き上がってしまいましたが。(笑)
それくらい少しショックだったと。(笑)
勿論上で言ったように"強さ""激しさ"を内に秘めている子だというのは僕も分かってはいたわけですけど、どうも"駄目"な方のギャップでしたね、あれは。

なんなんでしょうね、例えば同じひらがなけやきの東村芽衣ちゃんが時折見せる"意外とアクティブ"とか"意外と声が出る"とかは、含めて「キャラ」の範囲に収まっていると思うんですけど、河田さんのはどうも単純に"破壊"的に感じるんですよね。
多分とことん"大人し"くない、とことん"可憐"じゃない、そういう内面を、何の因果か飛び切り"女の子らしい"容姿や仕草(それ自体は決して"演技"ではないと思う)が包んでいる、そういう運命のいたずらがあるんじゃないかなという。別に「性同一性障害」なんてことはないでしょうけど、例えばそういうタイプの、極端なギャップ。神様のトリック。

更に思い返すと彼女の"強さ"・・・"剛さ"と書いた方が分かり易いかな?、とにかくそういうものを内側に感じたからこそ、"王道"過ぎるくらい王道的な「美少女」ぶりも様になって見えたということを最初に言ったわけで。
何でもないっちゃ何でもないんですけど、面白いっちゃ面白いコだなと。内側にある意味"失望"してからさえも、やっぱり彼女の「美少女」としての完成度の高さには、変わらず感嘆の念を抱くことがあるので。


丹生さんは「精神」とその表現としての表情が"元型"的だと言いましたが、河田さんは「容姿」が元型的。
別に仕組んだわけではありませんが(笑)、よく出来てますね。
更に言うならば"可憐な美少女ペア"として、セットで取り上げようとした二人でしたが、専ら"可憐"担当が丹生さんで、"美少女"担当が河田さんという、思わぬ"分業"的な評価となりました。(笑)
そんな分業あるかね。

ああ・・・。時節柄ちょっとあれですが、強いて言えば元モー娘の吉澤ひとみさんとかと、通じるところがあるかも知れませんね河田さんは。吉澤さんもほとんど"完璧"な容姿と、かけらも"女の子"じゃない性格のギャップが、結構苦しそうでしたからねアイドル時代。グループから解放されても、結局上手く表現出来なかったらしい、"ギャップ"。河田さんがそうなるとは言いませんが。

ほんと可愛いんですけどね。少し、心配しています。(笑)


2001年7月23日生まれ。獅子座のB型。(エケペディア)
なるほど、猛々しそうだ。荒そうというか。

心配です。(笑)


・・・先週今週と特にキモかったですね、すいません。(笑)
本来まだ"論じる"対象に成長してないのに書くからこうなるんですね。
やめりゃあいいんですけど。やめられなかった。(笑)


テーマ:欅坂46
ジャンル:アイドル・芸能
(仮説)スペイン人監督の"平面"思考 ~ロティーナ・ヴェルディの総括に替えて
2018年12月20日 (木) | 編集 |
シーズン中には"色々"あった気がするんですが、昇格プレーオフを"勝ち進む"過程で、内容的にも感情的にもあらかた発散・消化・昇華、最後には浄化(笑)されてしまった感じなので、あと何が残ってるだろうと探ってみたらこんなんが出ました。


ロティーナへの期待(予想)と実際

就任当初、2017年のシーズン前、プレシーズンマッチの見聞とその後の複数識者による"あれはポジショナルプレーというものなのだ"という教授を承けて、過去の("ポジショナル"関連の)経験とも照らし合わせて僕が予想・予測したロティーナ・ヴェルディの未来像は、「濃密な組織プレーを堪能しつつ、しかしその濃密さに時に窒息しあるいは密度ゆえの手詰まりに苦しむ状態が長く続く」のではないかというものでした。(『’17ロティーナヴェルディの幻想的予想』 '17.2.20)
クオリティは高そうだけどイライラもしそうだぞと。覚悟を、というか。(笑)

蓋を開けてみたらそれがどうなっていたかと言うと、異論もあるかも知れませんが広く浅く、むしろ「"淡白"な組織プレーの恩恵をそれ自体としては確かに受けつつ、しかし淡白ゆえの詰めの甘さに肩透かしを食らったり物足りなさを覚えることがしばしば」であった、まとめてみるとこんな感じが実際であったように思います。
イライラは確かにした。でもそれは、("予想"で参考にした)李国秀やハンス・オフトのような"頑固さ""融通の利かなさ"にではなく、逆に"意志薄弱"や"優柔不断"に対してという、そういうタイプのものであった。

これが一人ロティーナだけの話なら、ロティーナのいかにも真面目そうな人の良さそうな、目の前の状況にいちいち律義に対応したがりそうな"ケツをまくる"とかいう行動に縁の無さそうな(笑)性格によるものと、理解して済ませたかもしれないんですが。


リカルド・ロドリゲスの栄光と挫折

上のような感じで戦術家・発明家としてのロティーナに割りと早々に興味を失った僕が2017年に専ら熱中していたのが、同じく"スペイン人"監督を迎え入れた、リカルド・ロドリゲスの徳島でした。
ロティーナ同様に"ポジショナルプレー"の基本を踏まえつつ、そのより積極的意志的な活用とそれゆえのディテールの豊かさ、特に崩しのプレーの目を見張る効率性で、僕以外にも(笑)広くマニアを量産した注目の監督でした。かつてのベンゲルやオシムあたりと比べても、ほとんどJ史上ナンバー1クラスのクオリティのソフトを、瞬間瞬間において提供していたと思います。

またスタイルの柔軟性においても、上記識者たちが専ら"ポジショナルプレー"の紹介に用いていたコンテ・チェルシーを地で行く"後方ポゼッションからのハメ手"スタイルに始まり、一転してハイプレスからの攻め倒しスタイル、3バック専門かと思っていたら一夜にしてむしろそっちが専門かとも思えるくらいの熟(こな)れた4バックのチームを披露して見せるなど、ある時期まではほぼ無敵、出来れば今すぐにでもハリ〇ホジッチを追い出して日本代表監督にと、半ば本気で(笑)思わされるくらいの鮮やかな指揮ぶりでした。それが・・・

いつからでしょう、その"万能超人"ぶりが色褪せて見え出したのは。"瞬間"のクオリティは確かに圧倒的だけど、その割に最終結果は大したことが無い場合が多い、取りこぼしも少なくないし、サッカーという(点の入らない)競技の特質でもあるけれど大山鳴動鼠一匹みたいな印象を受けることもままある。あらゆるスタイルを上手にこなすのは確かだけれど、一方でチームの戦闘力の最高到達点は結局どれをやっても特に変わらない、逆に言えば一つしかスタイルが無くてもそのレベルに達することの出来るチームは過去にいくらでもいた気がする。
更に問題なのは、"変化"するのはいいんだけど、総じて拙速というか軽薄/尻軽(笑)にも感じて、なぜそのタイミングでその変化なのかが、見ていて余り納得が行かない。それは恐らくやっている選手たちにしてもそうで、ゆえに段々"変化"が陳腐化して反応が鈍くなって、手を加えれば加える程むしろチームのレベルが下がって行くようにすら、ある時期以降には見えた。最終結果も7位と昇格プレーオフ圏外で、僕が見捨てた(?)ロティーナ・ヴェルディの5位よりも更に下と、何とも予想外の結果となりました。

これは何度も言ってますが、J2の6位にも入れない、各クラブ共通の"第一の目標"としての昇格プレーオフ圏内を逃すというのはどんな運不運を持ち出したとしても言い訳の利かない成績で、とてもこれで"名監督"は名乗れないはず。日本代表?冗談言っては困るよ、やらせてみな?何が何だか分からない内にアジア予選で負けかねないから、と、まあ酷い手のひら返しですが。(笑)
今でも"ときめき"は忘れませんけどね(笑)。人間的にも、好きな監督ではありますけど。
翌2018年は11位、もうほとんどチェックはしてなかったですけど、まあ利かないですねえ、言い訳は。


ロティーナとリカルド・ロドリゲスの共通点

リカルド・ロドリゲスを評した文章の3段落目、特に「あらゆるスタイルを」から「手を加えれば加える程~見えた」あたりは、実はそのままロティーナにも当てはまる話になっていると思います。どっちに言ってるのか分からない感じで書いていたというか。(笑)
違いがあるとすればロティーナの"変化"がどちらかというと障害を回避しよう回避しようという動きであるのに対して、リカ・ロドの場合は挑戦を受けて燃え上がる、"もっともっと"と飽くなき「正解」探求に逸(はや)った末の結果と、そういうあたりでしょうが。結果チームが陥る混乱には、大差は無かった気がしますが。

そうした両者の"共通性"についての、僕のある種の"見切り"コメント。

まずはリカルド・ロドリゲスに対して。

・確かに全方位型全天候型でそれは純粋に凄いと思うんですけど、いくら何でも"秋の空"というか、次の瞬間どんな顔が出て来るのか、未だに予測のつかない感じ。
・いい瞬間は無敵なんですけど、果たしてこのチームがこの先「安定」したり「完成」したりするのか、少なからず疑問なところがあります。
・現在地はどこ?そもそもどこかへ向かっているの?
・(中略)ひょっとしてリカルド・ロドリゲス監督は、ほとんど完全に「理論」だけ「戦術」だけでやってる監督なのかも知れないですね。
(中略)
・だから"ケーススタディ"が延々続くだけで、落ち着きどころが無い。リミットレス。

(『"術"は術、"人"は人。/東京V-金沢(’17)、東京V-横浜FC(’17)』 '17.5.9)


5.9か。そんな早く見切ってたのか(笑)。"フィーバー"は2ヶ月で終わってた。
まあ当初から絶賛しつつも、いやにせっかちな人だなそんな前のめりで"次"に行くことばかり考える必要があるのかという疑問は、口にしてはいましたけどね。

続いてロティーナに対して。
(まあそれ以前から手を変え品を変え言ってはいるんですが)

・そういう人なんでしょう。「平面内思考」の人というか。"成長"や"飛躍"という、(立体的?)強迫観念を持たない人。

(『意外としぶとい。昇格するかも。(笑)/松本-東京V(’17)、東京V-名古屋(’17)』 '17.6.12)



"戦術だけでやっている"リカルド・ロドリゲスと"平面内思考"のロティーナというのは、ほとんど同じことを言ってます。
戦術があるだけでマネジメントが無い、"色々な状況"や"色々な戦術的要素"が並置されている一つの次元、一つの「平面」があるだけで、それらを俯瞰する視点やまとめ上げて一つの全体像やベクトルを形成するような「別の次元」ないし「立体」的な思考の局面が無い。
・・・まあ全然"無い"ことはないんでしょうけど、薄いというか"独立"した要素、監督の仕事の独立した局面とは、ほとんど考えられていない感じ。言い換えると「戦術要素」や「状況」の寄せ集まったものが即ち(サッカー)「全体」であり「チーム」であるという感覚。・・・やや揶揄的に例えると、グーとチョキとパーの閉じた円環(平面)を永久にぐるぐる回っているイメージ。それがリカ・ロドやロティーナのチーム(作り)から、僕が受けていた印象。

日本の、あるいは世界的に見ても通常のないし伝統的な「監督」の仕事とは、むしろ俯瞰する方まとめる方、まとめてチームをある方向に導いたり諸要素の雑多な集合体という以上の何かに"完成"させたりすることの方だと暗黙の裡にみなされていて、戦術的知識などはあるに越したことはないけれど無くても、あるいは多少粗くても出来る、逆に知識だけあっても監督は出来ない、それは"コーチ"の方の仕事だと、そういう認識がむしろ普通なのではないかと思います。
どれをするかというよりも、"最終的"にチームを仕上げるのが仕事で、責任を持つのもその部分、その為にある戦術要素が必要なら使うし、必要でなければ使わないし、必要であっても手元に無ければ別の要素で代用する、とにかく問題は仕上がりと。

"考え方"自体は色々あるでしょうし、"manager"や"coach"という用語法の問題含めて、現実に色々なケースはあるだろうと思います。また昨今のサッカーの理論的緻密化によって、"coach"ingの重要度が増す傾向にあるのも確かなんでしょう。
ただ問題はそういう一般論ではなく、現実のリカロド徳島やロティーナヴェルディを見ていて、僕が欠落している・足りないと感じたのが、そういう"まとめる"メタ的な要素だったということ。(彼らが専ら住まっている"平面"や"単一次元"に対して)

"勝つ"為に。より強くなる為に。優勝や昇格を勝ち取れるレベルにまでチームが成長する為に完成する為に。
逆に言うと、リカ・ロドやロティーナ程のソフト力があって、何であんなに徳島やヴェルディは弱かったのかという話でもあります。その違和感。もっとショボいソフト(笑)でもあの程度の強さのチームなら作れるし、逆に例えば岡田監督のような剛腕マネージャーや反町監督のような勝負師がリカ・ロドやロティーナ並みのソフトを手にしていたら、もっと悠々と勝っていた遥かに強いチームを作っていただろうと、身贔屓抜きで思ってしまいます。(日本人監督の範囲で言っても)

効率悪っ!という。やっぱり大山鳴動鼠一匹だなという。(笑)


[補]
何が監督の仕事の"通常"かというのを僕が決めてしまうのもあれなところもあるので、少なくとも二つの(or"二段階"の)別な職能があり得るという視点は、例えばこういう話。

浅野「そのアトレティコは西部さんの『シメオネは創業者後継者の一人二役をやっている』という視点が面白かった。クライフやサッキといった改革者よりも実はシュテファン・コバチやカペッロといった後継者が結果を出しているという法則。Jリーグも川崎フロンターレで風間監督の後の鬼木監督、サンフレッチェ広島でミシャ監督の後の森保監督が結果を出していますが、厳しく詰めた後にゆるめるといいバランスになる」
(『代表の森保は広島の森保に非ず。「世界」を追いつつ「日本」を見る』footballista)


"サッキの後のカペッロ"の印象は強烈でした。"勝たせる"ってなんだろうと、考えさせられました。
国内だと磐田におけるオフト("創業者""改革者")とその"後継者"たち(スコラーリ、バミール、桑原隆)の関係性が、印象的でしたか。
今回の文脈に引き付けて言うと、戦術で勝つのではなくて、戦術を"使って"勝つということ。戦術"も"と言った方が分かり易いですかね。監督の仕事は戦術を作ることではなくて、勝たせること。当たり前ですが。


話戻して・・・

[続きを読む...]
テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
今月のモーニング2(’18.12月)
2018年12月22日 (土) | 編集 |
mor2_1812



モーニング本誌は今週お休みですね。


『とんがり帽子のアトリエ』

魔法の"技術""能力"ではなく、"使い方"をめぐる先生とつばありのやり取り(こういうの好き)、悲惨であると同時に仄かな"萌え"も混じったユイニィの"獣"姿、そしてやっぱり危険と分かっていても"立ち向かって"しまう主人公の勇姿(?)と、見所の多い回でした。

『ゴールデンゴールド』

フクノカミの"増殖"については、最初からあった構想ではないのではないかということをこの前言いましたが、それはそれとして、増殖の理由とプロセスについての二人の推理は面白かったです。
"急遽"だからこそああいう丁寧な説明が必要になったのではないかとも、また疑えるわけですが。(笑)
「早坂の気持ち」についての"気付き"が、まさかフクノカミの影響下タイムに起きるとは思いませんでしたね。影響下にあろうとなかろうと、鈍感なのは同じなんですけど。(笑)

『デビルズライン』

完結。・・・読んでないんですけど(笑)、ある時期以降。
二人の恋愛の"成就"以降が長過ぎて蛇足に思えたというのが主な理由ですが、世間の評判はどうだったんでしょうね。
途中までは、好きな作品でした。先生の次回作に期待。(笑)

『モノノケソウルフード』

結局お兄さんは別に"我慢"していたわけではないという解釈で、いいのかな?
スイーツ欲の凄まじさで色々飛んでしまいましたが。(笑)

『狭い世界のアイデンティティー』

最終回近しという感じの内容。
まあルサンチマンは最初のきっかけにはなっても、いつまでも引きずってはいけないというのは確かにそうだと思います。「自分」を「漫画」に優先させてはいけないというか。作品がフルポテンシャルじゃなくなる。
まあ漫画に限らず、「作品」「表現」全般に言える話ですが。

『僕はまだ野球を知らない』

カタルシス回、涙腺緩み回としては、一応(笑)今までで最高か。(およそそういうのが似つかわしくない作風ではありますが)
何せ"ホームラン"ですからね。(笑)
こちらも最終回間近?


テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
今号のイブニング(’18.12.25) & 今月のアフタヌーン(’18.12月)
2018年12月26日 (水) | 編集 |
eve181225



メリークリスマス言いそびれましたね。
その内クリスマス"後夜"とかも、商業化されないですかね。
または"翌朝""後朝"(あとぎぬ)、英語だと"モーニングアフター"。凄い講談社っぽい。(笑)


『インハンド』

犯人の"行動予測"を語る時の切れ味は、むしろ医者的というか外科的な感じで、初めてこの人の"医学ものの名手"としての資質が「エンタメ」文体に上手く乗っかった感じがしました。
善とか悪とか"影響"とかではなく、それが真理なら論文は出せという叱咤も、迫力がありました。そこを曲げると逆に科学や学的知性の社会通念への"抵抗"力も失われてしまうので、基本的にはそれでいいと思います。その後学界や社会がそれをどう処理するかは、また別の検討課題だろうと。

『ストーカー浄化団』

犯人の強さが、なんか"プロ"のストーカーというかプロの"オタク"という感じで面白かったです。
でもさすがにあれは、何かの戦闘訓練を受けた経験がある感じですかね。

『ふたりソロキャンプ』

今回も本当に、"どちらの気持ちもよく分かる"描写で、どうやら二人とも幸せになれそうで良かったです。
それはそれとして"ソロ"キャンプの楽しみの描写を見ていると、これ要するに「引きこもり」の楽しさだよなという感じがしました。"大自然の下"での引きこもり
ちなみに一つの部屋で二人で引きこもる楽しさというのも、あると思います。気の合う友達となら。つまりは"ふたりソロキャンプ"。

『創世のタイガ』

なんかテクニカルな話で面白かった。

『めしにしましょう』

そろそろ終わりかなと思ってましたが、まだ続くのか。
よくネタが尽きないというか、不安定なまま安定しているなというか。

『妻に恋する66の方法』

嬉しいのはよく分かりますけど、しかし子供が読んで面白いものかなあ、福満さんの漫画。
あのゾンビ捕まえる話とか?



after18_12



『天国大魔境』

1位かあ。
どうも設定が多過ぎて、途中から入った僕は未だに呑み込めてない部分が多いんですよね。
多分その"設定"の凝り具合が、"1位"の要因なんでしょうけど。

『ブルーピリオド』

こっちの4位は当然という感じ。
"芸大受験"という題材そのものも確かにユニークではありますが、そこから予想される「美術」と「青春」の普通の足し算を遥かに上回る作品になっているのは、これはもう作者自身の凄さだと思います。
部分的に似た作品は、過去に結構あった気かするんですけど、なんかぶっち切ってますねこれは。

『おおきく振りかぶって』

「投げられない球にうなずくのは怖い」というのは分かる気がします。
"わがまま"と"盲従"との間にある感覚というか、レンにも出来るタイプの自己主張というか。"怖い"という感覚を上手く組み込んでいるのがミソ。

『はしっこアンサンブル』

工業高校の超少数派女子ならではの結束が、なんかいいです。(笑)
"カースト"形成以前の人間関係というか。
大学の非チャラ系サークル内の女子関係なども似たところはありますが、ただ大学の場合は学力である程度選別がされているので、最初から似たタイプが集まっていてそこが少し違う。

『猫が西向きゃ』

"悪友"登場で『蟲師』感が強くなりましたけど(笑)、楽しくていいです。

『プ~ねこ』

書くこと無いけど本当に安定して面白い。
単行本買おうかなあとも思いますけど、アニメが面白かったので本当はそっちが希望。

『マージナル・オペレーション』

これこそランク入りしてないんですかね、相当凄いと思いますが。
単なるハードボイルドになってないところが好き。"浦沢直樹"で終わってないところというか。
何度も言いますけど、"スタイル"意識が優位過ぎる漫画って、ほんと興味ないんですよね。分かり易いんで人気は出ますが。

『イサック』

これも不思議な作品ですよね。
「歴史劇」+「ハードボイルド」で"終わり"そうなところですけど、何か常に余白というかはまらないところがある。他の真刈原作ものと比べても。

『フラジャイル』

"完璧主義"は破綻を招くけれど、完璧主義を完璧に排してしまうのも別の完璧主義で、AllからNothingに転じてしまって必要な"あがき"の芽も摘んでしまうという話。(分かり難い?)
何にせよ物事を綺麗に(ポジティブにもネガティブにも)処理しようとし過ぎると、必ず現実から裏切られるというそういうこと。(多分)

『大上さん、だだ漏れです。』

これも相変わらず設定が呑み込めないまま(どっちがどういう体質?)読んでますけど、さほど不便は感じてません。(笑)
まあ感情が分かればそれで。

『波よ聞いてくれ』

そうか、ラジオDJの話だったのか。教団潜入のところから読んだので知らなかった。(笑)
むしろこっちが面白い感じ。

『来世は他人がいい』

なるほど、"女友達"の部分もカバー出来る"恋人"なのねあの男は。
それでこれから女友達に嫉妬される。
凄く良さの説明が難しい作品ですけど、遠からずドラマ化されそうですね。

『ソフトメタルヴァンパイア』

終了。
この人は絵の柔軟性をもう少し何とかしないと、この先幅が広がりづらいと思います。
この作品も、どうも僕は最後まで違和感がありました。
イブニングの格闘技漫画で世に出た時は、"硬さ"がむしろ味になってたんですけど、ただそこから成長してない感じ。

『青野くんに触りたいから死にたい』

これも設定は少し難解なんですけど、ストーリー自体がゆっくり設定を説明するように出来上がっているので、読み易いですね。
がっちりした初期設定に頼る作品は、閉鎖的になりがち。

『概念ドロボウ』

ヒロインは凄いのか結局狂言回しでしかないのか、今もってよく分からないところがあります。
まあ6:4くらいの配分かな?(笑)


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ジャンル:アニメ・コミック
今週のモーニング(’18.12.27)
2018年12月28日 (金) | 編集 |
mor181227



3回連続『今週の~』系更新ていい加減僕自身飽きますけど、たまたまそういうスケジュールになっちゃったんで許して下さい。(笑)
逆に書きてえ!ヴェルディのこと。


『GIANT KILLING』

PKの前に敵選手に話しかけるのって、ルール的には問題ないんでしたっけ。
"PK戦"じゃなければいいのか。"流れ"の中という感じで。

『グラゼニ ~パ・リーグ編~』

二軍ないし"ノンプロ"のホームランバッターって、半端に低いレベルに過剰適応しているので一軍では通用しないというのは、よくある話ですよね。
ピッチャーはよく分からないな確かに。例えば昔オリックスにいた星野とかヤクルトの尾花とか、遅い球を武器にする投手は、二軍相手に調整しても意味が無い気はしますが。("成績"はあてにらない)
ただ普通はやっぱり、球威があれば二軍には打たれないはずなので、二軍に打たれてる時点で駄目だということにはなるか。

『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』

へえ、面白いですね。
「右上を見ながら話す人」についての現場発の新説。
要はなるべく具体的に、言い換えれば"映像"的に考えようとしている時の仕草で、それが"シミュレーション"しながら「嘘」をつこうとしている人の行動と結果的に重なる部分が多いという事かな?

『個人差あり〼』

うわあ。
何というか、「男」だった意識が段々「女」化する「男」に性的意識を持つようになる、余り味わいたくないプロセスを、巧妙に味あわされつつある感じがします。
意外と策士というか、意地が悪いなこの作者。(笑)
素材と真面目に向き合ってるだけかな?(笑)

『ドラゴン桜2』

「科学」かどうかはともかく、何かと評判の悪い「筆者の気持ちを述べよ」問題って、ちゃんと答えが出るようになってるんですよ?"満点"だって取れますよ?
筆者の気持ちはともかく、少なくとも"出題者の気持ち"の方は、分かって当然というか読解出来てしかるべきだと思うんですが、そんなに難しいかな?(出来る側の言い分?)

『イチケイのカラス』

こういう「正直」な証言が、必ずしも有利に働かないのが法廷の辛いところというか悲しいところで。
逆にそれを補うものとして裁判員制度とかが機能してくれればいいなとは思いますが、甘いかな。
どうも"事実を無視しないように"というか"法律家のように裁くように"というプレッシャーの方が、今のところ強いように見えます何となくですが。そうしておかないと日本人は、どこまでも感情に流されてしまうのかも知れませんが。


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2018年中の入退団(ヴェルディ)
2018年12月29日 (土) | 編集 |
年内まだあるかも知れませんが、明日は忙しいのでとりあえずまとめておきます。


まずは勿論、この方。

ギャリー ジョン ホワイト監督 就任のお知らせ

東京ヴェルディではこの度、ギャリー・ジョン・ホワイト氏が、2019シーズンから東京ヴェルディの監督に就任することが決定しましたので、お知らせします。

【生年月日】1974年7月22日
【出身地】イングランド
【指導歴】
1994年 - 1996年 フリーマントル・シティSCアカデミー(オーストラリア)
1996年 - 1998年 MLS(アメリカ)/アカデミーディレクター
1999年 - 2000年 イギリス領ヴァージン諸島代表
2000年 - 2007年 バハマ代表
2008年 - 2011年 シアトル・サウンダーズFC(アメリカ)/テクニカルディレクター
2012年 - 2016年 グアム代表
2016年6月 – 2016年12月 上海申鑫足球倶楽部(中国)
2017年9月 - 2018年9月 チャイニーズタイペイ代表
2018年9月 – 2018年12月 香港代表


一言(ひとこと)、楽しそう
どういう監督なのか、上手く行くのか行かないのか、そんなのはよっぽどの有名人(または手の内の分かった人)でもない限り来てからでないと分かりっこないわけですが、とりあえず"選択"の時点で楽しそう。(笑)
そういう"楽しい"選択をしてくれたフロントに、まずは感謝ですね。これでもう負けても悔いなし(笑)、結果が悪くてもそれ自体でフロントに文句を言うつもりは。(J3に落ちた場合だけ少し言うかも(笑))
実際問題、監督の当たり外れというのはかなり結果論というところがあって、良心的なフロントが大外れの監督を連れて来ることも、その逆も普通にある世界なので、だから監督人事についてフロントのマストの仕事というのは一定の"納得"と"期待"を応援する人に持たせることで、逆に出来るのはそこまでというか。
ロティーナに引き続き、いったいどういうツテで誰のどういう具体的な見識で連れて来たのか不思議なところはありますが、とりあえずご苦労様、ありがとうございますという感じです。(笑)

新しい教育を受けた新しい指導者で、専らサッカーのアウトサイダー国で実績を持っている監督ということで、連想するのはロティーナよりリカルド・ロドリゲスの方ですね。やる気満々だけどそそっかしいという類似点もありそうな雰囲気は伝わって来るんですが(笑)、まあ雰囲気は雰囲気。でもまあ、なんか"前のめり"な感じは既にしてませんか?(笑)
「ポジショナルプレーは引き継ぐ」というコメントもどこかで見ましたが、サッカーの監督の仕事なんてのはあくまで個別的というか"その人"のもので、かつどんな監督の影響もその監督が去った瞬間から割りと速やかに消えて行ってしまうというのが僕のサッカーを見て来た経験則なので、そこらへんについてはあんまり期待しないでおいた方が無難かなと。
下部組織ならともかく、トップチームの継続性なんてのは限りなく"一期一会"で、「気が付いたら」継続しているもの以外は継続なんて出来ないだろうと。

「ロティーナ」+「前のめり」だと、ちょうどロティーナの"弱点"が解消されて良さそうな感じはしますけどね、机上では。(笑)
まあ楽しみです。
しかしイングランドかあ。これから増えたりするのかな。


以下選手の方の、出たり入ったり。
発表順。


退団

林昇吾 DF

プロでやるにはいかにも軽量な左(サイド)バックとして員数合わせという以上の印象は去年まで無かった選手ですが、今年になってロティーナ得意の右サイドでの逆足起用がはまって一気に魅力的な存在に。
ただその割にはある時期以降、極端に出番が無くなってしまいました。ロティーナに見出されてロティーナに捨てられた選手みたいな印象も。(笑)
3-4-2-1全盛のJ2でなら、ウィングバックなり右FWなりで、どこかのチームで居場所がありそうな気はしますが、ただ同レベルの選手が沢山いそうでもあって、とにかく前途に幸あれという感じです。

太田岳志 GK (→富山)

結局全くプレーを見ることはありませんでした。

ドウグラス ヴィエイラ FW
アラン ピニェイロ FW
菅嶋弘希 FW


アランはともかく、ドゥグの方はどこかのタイミングで(契約は別として)"引き抜き"的に出て行くのかなと思ってましたが、当面淡々と契約満了[*]。戦力としてはたいていのどんな戦術でも間違いなくいて欲しい人のはずなので、年俸が折り合わなかったのか他に獲得の予定があるのか。まあここらへんは新監督が動き出してみないと、やっぱり。一方で契約"更新"したレアンドロが、よく言われるように「一年半契約の残り」というだけのことであるなら、ドゥグとアランについても"とりあえず"切る、新監督用に枠を空けておくという、そういう感じなのかも知れません。
アランは契約延長を強く望んでいたらしいですが、それならシーズン中、もう少しやる気を見せて欲しかった気が(笑)。去年ロティーナ下で"覚醒"したものの、一方で途中から、ロティーナのチーム作りについて行けなくなっていた印象もあります。言われたことはやろうとしていたけど、若干渋々というか受け身というか。
菅嶋はロティーナのチームでは、どう見てもポジションが無かったですね。中で皓太・優平・梶川あたりと競るには技術が足りないし、外や前でやるには突破力が足りない。ボックスの中盤(ならどこでも)か2トップのディフェンシブFWというのがこれまで見せて来た適性なので、どこかそういうチームで、また居場所を見つけてくれたらなという感じです。それにしても最後まで、全くロティーナと合わない感じでした。

[*]その後広島への移籍が発表

永田充 DF

チーム発足時点では3バックの球出し役としてチームの中心と言っていい程の存在でしたが、一度故障離脱してからはほとんど完全に出番を失ってしまいました。
そこまでコンディションが悪かったというよりも、橋本さんあたりと同様に、ロティーナのかなり意図的な若返り策という印象が強いですね。畠中が本格化する前から、既に員数外という感じでしたから。
というわけで現状は分かりませんが、またどこかのチームで、あの美しい軌道のフィードを見る機会があればいいな、あるんじゃないかなあと、そういう感じです。

高木大輔 FW (→山口)

レンタル先の山口に完全移籍。
望まれて行くなら何よりです。戦術の当たり外れの大きめな選手なだけに。
これで高木三兄弟全滅。(笑)

香川勇気 DF (→長崎)

こちらはレンタル元の長崎の意向かな?返却。
そんなに器用でもない割りと古典的な"左サイドバック"な気がしますが、その"王道の異質"性含めて、妙にロティーナのチームへのハマりは良かったですね。まあスペインも元々サイドアタッカー王国みたいなところはあるので、ロティーナもハメ方はよく分かっていたのかも知れません。

井林章 DF (→広島)

内外の評価が微妙に分かれる中、晴れて広島に栄転。
ヘディングは強いよ!ということ以外、実は広島サポに保証しかねるところはありますが(笑)、ヴェルディではなんだかんだ色んな仕事を一応こなしながら、ロティーナにも重用され続けました。真価はこれから?


入団

小池純輝 MF (←愛媛)

監督が代わっていないなら、「ああ、香川の替わりかあ」という感じの補強。
左サイドを主戦場とする、パワー型のサイドアタッカー。出戻り。(笑)
"ウィング"という程攻撃の選手ではないし、"サイドバック"を完全に任せられる程守備は出来ないし、この人も戦術によって見え方は変わるので、まあ監督次第ですね。

鈴木智幸 GK (←松本山雅)

上記小池選手同様、出戻り。
GKは4人必要と、とりあえずクラブは認識している感じの手堅い補強?

永田拓也 DF (←横浜FC)

山田直輝、原口元気、高橋峻希らと並ぶ、浦和ユースかつての黄金世代というか、彼らの能力を有効に使った"フィンケ・レッズ"('09-'10)の同窓生というか。
ほとんど守備の印象の無い、(こちらも)かなり軽量の左ウィングバックでしたが、その分攻撃センスは抜群で、何か凄く"新時代"を感じました、当時は。
近況はよく知りませんが、小池加入と並べると、左サイドなんか尻が軽いぞというか(笑)、3バックなのかしらんという感じもしますが、たまたまかも知れません。今のところ、どれだけ新監督の意向が入ってるのかも、分からないので。

端戸仁 FW

マリノスの縦に速い選手。という以上の個体識別が出来ませんが。(笑)
山田隆裕、神野以来の伝統の!(古過ぎる)
アスカルゴルタの話の時にも言いましたが、なんかマリノスって、クラブ自体が人格を持っている感じで、監督や選手の個性は従属的な位置に感じるんですよね、割りといい意味で。入ると染まるというか。韓国人選手ですら。
鹿島もそういうところが無いわけではないですが、マリノスの方が強力。
ヴェルディにも"ヴェルディらしい選手"の類型はありますけど、比較するとあくまで一人一人だと思います。その集合体というか。
とにかく個体識別から始めます。(笑)


とりあえず以上。
奈良輪は実態として"継続"なので、今回はスルーで。


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