東京V等サッカー、漫画、アニメ、アイドル 他
’24.1月期の地上波アニメ
2024年02月10日 (土) | 編集 |
漫画原作

ダンジョン飯 (Wiki)

原作 - 九井諒子
監督 - 宮島善博
副監督 - 佐竹秀幸
シリーズ構成 - うえのきみこ

また食い物系異世界(?)かよと引き気味に見始めましたが、凄く面白い。"食い物"に関しても"異世界"に関しても、「斬新」というよりは「成熟」という感じで、先行作品たちからの論理的帰結をじっくり腰を据えて深めたみたいなそんな印象の作品。とても見易い。
そもそもが仲間が"食われた"という始まりを、ちゃんと悲しみはしつつそれはそれとして淡々とその現実的処理・対応に話を進めてるのが、最初から凄いと言えば凄いですけどね。魔物食に対する好奇心のドライさ含めて、見ようによってはサイコっぽくもある作者さん。(笑)
原作者は漫画家で、「『ひきだしにテラリウム』で第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞受賞」などという実績が既にあって、実力は確かな人のよう。
監督はTVアニメ初監督のようですが、映画版『ダンジョン飯』と『劇場総集編 SSSS.DYNAZENON』と、映画の方では経験のある人。副監督は助手/弟子タイプ。
構成は『王室教師ハイネ』『うちタマ?!』の人。どちらかというと子供向けアニメとかが多くて、深夜アニメ最前線という感じの人ではないよう。何となく分かる。


魔女と野獣 (Wiki)

原作 - 佐竹幸典
監督 - 浜名孝行
シリーズ構成 - 百瀬祐一郎

原作はヤンマガサード連載時はちらっと読んだことがあってそこそこ面白いと思ってはいたんですが、雑誌自体の廃刊→移籍のごちゃごちゃで気持ちが離れてそれっきりになっていた記憶の作品。
ただドロドロゴシックロマンという感じの原作に比べてアニメのここまでは意外と軽い感じで、こんなんだったのかといい意味で。最初の方は読んでないんで、原作との比較は分かりませんが。それなら見ようかなととりあえず見ています。(その内ドロドロし出すのかも)
監督は・・・『テニスの王子様』『図書館戦争』『獣の奏者 エリン』『魔術士オーフェンはぐれ旅』(シリーズ)と、なんか随分大物。エリンの人かあ、あれは名作だった、作風全然違うけど。ただ他の過去作も違うので、個性というよりは合わせるタイプの監督さんなのかなという。
構成は数は結構やってるけど僕は覚えてはいない作品ばかりの人で、去年の『六道の悪女たち』と『冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた』なら、さすがに見た記憶くらいはあるけどもという。
出来ればこのまま軽い感じで言って欲しいですね。原作も黒いユーモアはあるんですけど、作画がおどろおどろしくて少し辛かった。そこらへんがさっぱり出来るのが、ある意味"アニメ化"のいいところ。


小説原作

即死チートが最強すぎて、異世界のやつらがまるで相手にならないんですが。 (Wiki)

原作 - 藤孝剛志
監督 - 菱田正和
シリーズ構成・脚本 - 青葉譲

チート能力付き異世界転生、"非人間的"ぎりぎりの合理主義者の主人公と、昨今の有力な流行りを踏まえた作りですが、振り切ったいい出来で、〇番煎じ的なことは気になりません。むしろ("〇番煎じ"であることを)楽しむ余裕すら感じる作者さん。・・・というか回を追うごとに"非人間的"という印象は薄れて、単に当たり前のことを当たり前に言える素直な奴という感じに。あんまり柔らかくなるのもそれはそれであれなんですけど。
更にというか、「即死」という邪悪の極みみたいな能力を、いかに"道理"や"良識"の文脈で使うか的な、そういうトライをしているようにも見えますね。能力自体は、別に主人公が望んで身に付けた訳ではないようですし。"たまたま持った能力の最も合理的な使い方"の話で、そういう意味では他のもっとマイルドな(笑)能力とも変わらないと言えば変わらないのかも。
相方の女の子も謎と言えば謎な役で、超絶能力を持った主人公と視聴者の間を取り持つ常識家というのが基本の役回りなんでしょうが、そこになぜ「壇ノ浦流」(のご先祖)が絡んで来るのか(笑)。今のところ必然性はよく分からないんですけど、その内大切になって来るのかな。とりあえず面白いですし、とりあえずいい奴ではあるようですが。
過去作で一番似ているのは『ワンパンマン』でしょうが、あちらがシュールやスタイリッシュ(ハードボイルド?)にやや凝固気味に収斂していくのに対して、こちらは割と普通にストーリーが"展開"して行く感じ。"異常"な能力を"普通"の文脈に乗せ続ける、そのミスマッチ感が今後も楽しそうだなと。期待しています。
原作は小説。なるほど、「壇ノ浦流」は壇ノ浦流で、独立したストーリーになってるのね。道理で。なんか変だと思った。自立性の高過ぎる属性で。
監督はベテランのようですが、一つも心当たりが無い。初監督は2004年の『陰陽大戦記』。
"構成・脚本"は実は監督の別名(笑)。ややこしいことすな。構成の仕事を単独でやるのではなく、自分の監督作の脚本を全部やっちゃうので自然にそうなるみたいな仕事の仕方。こだわりは強いんでしょうね、正直そこまでの個性は今のところ感じてませんが。


治癒魔法の間違った使い方 戦場を駆ける回復要員 (Wiki)

原作 - くろかた
監督 - 緒方隆秀
シリーズ構成 - ヤスカワショウゴ

「治癒魔法の間違った使い方」というタイトルを見て、ギャグ系か下手するとエロ系かなと期待せずに見始めましたが、ローズ団長のスパルタをめぐるやけくそ的なギャグ感覚などはありつつも、根本的には大真面目な作品でへえと思いました。
そもそもの転生させられた"3人"の関係からして意外でしたね。学校の"スター"美少女は変な意味で変節(笑)はしつつもいい意味では変わらずみんなのアイドルの善性は保ち続け、どうせ偽善者なんだろうと思った男の方の"スター"は異世界に移動してむしろますます善良さを増して行く爽やか展開。落ちこぼれ主人公の虐げた周囲に対する復讐譚という、大方の予想を裏切る展開だったろうと思います。
ただそうした"裏切り"自体が目的というよりも、「友情」ということ「善良」ということ、そしてそれは(元の世界のような)こんがらがった社会関係から外れることによってより機能する純化するものなんだということを、かなり真面目に描いている作品だと思います。逆に言えば「社会」こそが人間悪の根源というか。いやあ、意外でした。
原作は小説。
監督は『かいけつゾロリ』シリーズの人。そう言われてもなという感じですが。(笑)
構成は『テラフォーマーズ』『食戟のソーマ』『江戸前エルフ』などの人。


望まぬ不死の冒険者 (Wiki)

原作 - 丘野優
監督 - 秋田谷典昭
副監督 - 福島利規
シリーズ構成 - 菅原雪絵

何だろうな、これは。面白いと言えば面白いんだけど。テーマが分からん。
何か別にあるんだろうと思いますが、当面はアンデッド化した主人公のわらしべ長者的な(?)出世・パワーアップのプロセスを楽しむ作品ですね。他の冒険者たちとの意外にリアル系な関係性や、親友の女魔法使いとの実は結構熱いんだろうと思う友情関係が魅力的。
そしてこの主人公も善良で、その善良さのあり方自体が一つの(小)テーマではあるようですね。
原作は小説で、特には知らないですが作品歴はかなり豊富な人のよう。
監督はなぜかいつまでたってもWikiが出来ない(笑)サンライズのエース監督。『バクマン。』『城下町のダンデライオン』『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う』など。副監督はその監督とよく組んでいるらしい、コンテマン。
構成は『オーバーロード』シリーズ、『キノの旅 the Beautiful World』『ノー・ガンズ・ライフ』シリーズなどの人。
あんまり書くことは無いですが、細々(こまごま)とした表現(多くは上で言った他の冒険者との関係の中で表れる)に面白さの詰まっているよい作品だと思います。


その他

俺だけレベルアップな件 (Wiki)

原作 - Chugong(原作小説)、h-goon(漫画版脚色)
監督 - 中重俊祐
シリーズ構成 - 木村暢

CMで盛んに"世界"をアピールするのでそこまでの作品なのかなと不思議に思ってましたが、韓国発だったとは。韓国は世界というか、最初から"国際"ですからね(笑)、そういうことかと。
"原作"の部分が韓国。小説版とそれの漫画版があるようですが、そのどちらに準じてのアニメ化なのかはちょっと分かりません。
日本版の監督は、『女神寮の寮母くん。風紀まもるくん』シリーズの人、て知らねえ。(笑)
構成は『刻刻』『ガンダムビルドダイバーズ』『這いよれ! ニャル子さん』シリーズなどの人。
こちらは"善良"系ではなく、落ちこぼれ主人公の虐げられ方が型通りおぞましい系ですが、何度かやめようかなと思いつつ"レベルアップ"システムの趣向への興味でとりあえず見ています。でもそれが理解出来たら、やめそうな感じ。
時代は善良ですよ!!むしろ!!(笑)


『キングダム』新シリーズは、今のところオリジナルストーリーなので正直くそつまらないです。はっきり言って、「時代」や「中国」との取り組み方に面白さがあるだけで、少年漫画としてのベースはそんなに高い作品(作者)ではないと思います。早く史実ベースの話に行って欲しい。
継続の『薬屋のひとりごと』は変わらず面白い、『ラグナクリムゾン』ますます面白い。


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