2008年04月07日 (月) | 編集 |
なんちゅうかほんちゅうか。
J1第5節 東京V ○1-0● 神戸(ホームズスタジアム)
笑っちゃうようなフィット感とあつらえたよう予定調和。誰が組んだシナリオなんだか。(笑)
フッキかわいいよフッキ。僕自身、今年になってからは”フッキ後”のラスト2戦のことばっかり考えていた/言っていましたが、しかしそれ以前にヴェルディとフッキが達成した調和、営んだ愛については(笑)、もっときちっと哀惜してあげるべきだったのかも知れない。
あれほど分かち難く結びついて双方に大きな利益と喜びをもたらした関係が、(契約という)人為によって失われることについての単純な無念。恐らくそれを一番全身で表現していたのが、ここまでのディエゴのプレーであったのでしょうけど。
しかし悪は栄えず、天然自然に逆らったものは長持ちしない。ほら見ろ(?)やっぱりフッキはここに戻って来た。ヴェルディのデフォルトの悪役設定に騙されがちですが、これがマンガか何かの”ストーリー”なら、明らかにフロンタの契約を盾にした回収作業の方が読者の敵意を集める「仇役」属性、もしくはナイーヴな主人公たちに現実の非情さを教える、悪ではないけれど「嫌われ役」的な役どころ。
・・・・まあ、『帰って来たフッキ』編のストーリー自体は、いささか乱暴でご都合主義的ではありましたが(笑)。なんでもありかい?!
それにしても爆発的な、万感の想い溢れて止まらない、ていうかほとんどダダ漏れの(笑)凄い「再会」シーンでした。描いたのは島本和彦か誰かか。
この試合を一言で表現するなら・・・・”情熱”?!。なんなんだシュート27本て(前半のスタッツの”シュート数17本”という数字を見た時は爆笑してしまいました)。結局今季ここまでのヴェルディに欠けていたのも、得点力、ではなくてシュートの意識、でもなくて、いや勿論そうでもあるんだけどそれよりも何よりも、やはりこの、「情熱」だったのではないかと。狂熱というか。サッカーの攻撃に、ゴールに必要な。
余りにも理性的であり過ぎた、その支配力の及ぶ範囲での、単なる役割義務意識や成功可能性の計算の範囲での頑張りでしかなかった。それ以外のものが無かったというか。
それらはどこまでも大事なものではあるんだけど、それらをまとめ上げて活かす為の中心的な力は別に必要だというか、それらは自身ではモチベーションやエネルギーを再生産する能力に乏しいというか。
とにかく、なぜヴェルディは昇格出来たか(≒逆になぜ降格したか)を再認識した、&ラモスが”気持ち””気持ち”という意味(笑)や、要するにブラジル人にとってサッカーとは何か?みたいなことが、何となく分かったような気になるそういう試合でした。なんか、単純だなあ、サッカーって。意外と。(笑)
勿論いつもこんなのを当てにするわけにはいかないんですけどね。でも今日はいい、これで。
いや、真面目な話、この試合を見て楽しめない人は、サッカーファンとして不幸だなと、そう思います。「糞ベルディ」だからどうとか「人とボールが」どうとか、ここでそれ言う?つまらない人生だねえ。
それはそれとして。
しかしこの試合は「フッキ」(復帰)だけで語れるものではないとも、強く思います。
別な言い方をすると、今のヴェルディを構成しているのは、”0トップ”や”廣山飯尾”に象徴される理の部分・日常の部分、これを『ヴェルディ本体』と仮に言いますが、それと今回(また)加わった『フッキ』の部分に加えて、もう一つの要素、『柱谷監督』という3つの要素で出来上がっていると思います。
・・・・つまり、それだけ、わざわざそんなことを言う必要を感じるだけ、ちょっと特異なところがこの監督にはあると思うということですが。
何一つ変わったことはしていないんですけどね。理屈に外れたことや特別なことは。至ってオーソドックスで論理的。正攻法。
ただ・・・・その「正攻法」が余りにも正攻法で、論理性が余りにも論理的で、逆に蛮勇にすら見えるところがあるという。説明しづらいんですが。それに比べればラモスなんて随分繊細な人ですよ。女性的とあえて言ってもいい。
柱谷監督が具体的にやったことについては、『Life is VERDY 2008』さんのズバリ「哲さんの良いところ」というエントリーが分かり易いかと。僕の場合は、「哲さんの変なところ」というタイトルになりそうですが。(笑)
勝つため良くするため点を取るために、時々で様々な施策を打つわけですが、それがほんとに「時々」というか、愚直なトライアル&エラーなんですね。成功の見込みがあるとか保険をかけるとか色々な兼ね合いとか、そういう色合いが(勿論考えていないことはないんでしょうが)ほとんどない。前こうだったからこう。それがこうだったから今度はこう。あるいはこういうポリシーを掲げているから施策はこうなる。
なんか数式というか、クライアントに過程を説明する為の書面を作っているというか、生きたフローチャートというか。”文字通り”なんですよね常に。行間とかは無い。ていうか出さない。
いそうでいないんですよこういう人、監督。みんなもっと曖昧で卑怯未練。(笑)
逆に僕なんてのは完全な「洞察」派で包括把握派で、実際問題「試行錯誤」なんて全くと言っていいほどしません。結果間違えることは少なからずあっても(笑)、常に自分なりの見込みと決着の予感の元に行動・言動します(もしくは何もしない)。手続き的な明確性や連続性なんてのは、ほとんど便宜的アリバイ的なものです。
とにかく全くタイプが違うので、結構ことごとく意表を衝かれます。例えば開幕前は、余りにも律儀で網羅的な試行錯誤を、「迷ってるのかドツボにはまってるのか」と勘違いして、大いに不安になってしまいました。勿論ハシラさんだって迷わなくはないでしょうけど、僕のように予感的に直観的に先回りして迷ったりはしない。あくまでも目の前の事象に対する論理的な迷い。(ちょっと言い過ぎか?)
ええ、試合の話に戻して。何が言いたいかと言うと。
つまり既に前の試合までに、攻撃力アップの為にグイグイ&次々と打たれて来た試行錯誤的施策の末に、少なからぬ不安も内包しながらたどり着いていた河野レアンドロ両翼の”攻撃的”シフト。
そこにフッキという”ご破算”レベルの新要素が降って沸いて、多くの人は例えばIzmさんのように、「前節は決定力不足の解消のため、サイドにリスクを負いましたが、これで飯尾選手、広山選手のサイドに戻すことができるというのは大きい」みたいな考え方をしたと思います。僕も基本的にそうでした、レアンドロサイドへの不安もあって。廣山がいないのでどうかなというのも同時にありましたが。
蓋を開けてみれば柱谷監督は平然と、既に極限的に攻撃的と思われたシフトにそのまんまフッキを乗っけて来たわけですが、ただ「攻撃力を上げる」という中期目標自体はフッキが入る前も後も変わっていないわけで、”文字通り”には当たり前でもあるんですよねこれは。いや、そうは言ってもと我々小市民は「色々」思うわけですけど(笑)、このブッとさ男らしさが柱谷クオリティ。
聞けば自分も「色々」考えているとおっしゃるでしょうし考えてもいるんでしょうけど、”考え”と行動の関係付け方が何か違う。結論の出し方が。
とにかくこれまでの流れ、及びこの日の決定と、柱谷監督以外ではなかなか実現しなかっただろうこの日のスターティングだと思います。それが前述”情熱”というテーマにピタリと合致して、滅多に見られない野性の呼び声というかもののふの詩というか、一般的な意味での「クオリティ」や「戦術」を越えた、訳の分からない勢いを持った、滅茶苦茶なようで美的・機能的な攻撃サッカーを実現した。
いつもこうはいかないと思いますけど(笑)。同じことをやるつもりでも。この日見られたいくつかの難点も、次はもっとストレートに響いて来そうですし。
ただ1.(前年フッキシステムを元にした)”0トップ”的機能性→2.その鋳型への攻撃的選手へのはめ込み→3.フッキという画竜点睛及び全要素の機能性を一段階引き上げる中心軸の加入という流れは、結果的に割合きれいに繋がっていますよね。3が無ければ2は挫折した可能性が大きいと思いますが。
河野とフッキの共存は思いの外上手くいったようですし、レアンドロにもどちらかと言えばプラスのようでしたし。相変わらず、ペナルティでボールもらってもハナから後ろしか向いていない、恐るべきシュート意識の低さは健在ですけど(笑)。ポストプレイヤーかっつうの。だから1トップ向きだったのかという。
大野と平本あたりのモチベーションは心配ですけどね。上手く使って欲しい。
特に大野は、”攻撃的サイド”の候補にすら混ぜてもらえなかったようですし、福西はともかく、レアンドロのあのプレーで納得しているはずは。
まあ、面白かったですよ。大笑い。(笑)
本当にお帰りなさい、フッキ。
J1第5節 東京V ○1-0● 神戸(ホームズスタジアム)
笑っちゃうようなフィット感とあつらえたよう予定調和。誰が組んだシナリオなんだか。(笑)
フッキかわいいよフッキ。僕自身、今年になってからは”フッキ後”のラスト2戦のことばっかり考えていた/言っていましたが、しかしそれ以前にヴェルディとフッキが達成した調和、営んだ愛については(笑)、もっときちっと哀惜してあげるべきだったのかも知れない。
あれほど分かち難く結びついて双方に大きな利益と喜びをもたらした関係が、(契約という)人為によって失われることについての単純な無念。恐らくそれを一番全身で表現していたのが、ここまでのディエゴのプレーであったのでしょうけど。
しかし悪は栄えず、天然自然に逆らったものは長持ちしない。ほら見ろ(?)やっぱりフッキはここに戻って来た。ヴェルディのデフォルトの悪役設定に騙されがちですが、これがマンガか何かの”ストーリー”なら、明らかにフロンタの契約を盾にした回収作業の方が読者の敵意を集める「仇役」属性、もしくはナイーヴな主人公たちに現実の非情さを教える、悪ではないけれど「嫌われ役」的な役どころ。
・・・・まあ、『帰って来たフッキ』編のストーリー自体は、いささか乱暴でご都合主義的ではありましたが(笑)。なんでもありかい?!
それにしても爆発的な、万感の想い溢れて止まらない、ていうかほとんどダダ漏れの(笑)凄い「再会」シーンでした。描いたのは島本和彦か誰かか。
この試合を一言で表現するなら・・・・”情熱”?!。なんなんだシュート27本て(前半のスタッツの”シュート数17本”という数字を見た時は爆笑してしまいました)。結局今季ここまでのヴェルディに欠けていたのも、得点力、ではなくてシュートの意識、でもなくて、いや勿論そうでもあるんだけどそれよりも何よりも、やはりこの、「情熱」だったのではないかと。狂熱というか。サッカーの攻撃に、ゴールに必要な。
余りにも理性的であり過ぎた、その支配力の及ぶ範囲での、単なる役割義務意識や成功可能性の計算の範囲での頑張りでしかなかった。それ以外のものが無かったというか。
それらはどこまでも大事なものではあるんだけど、それらをまとめ上げて活かす為の中心的な力は別に必要だというか、それらは自身ではモチベーションやエネルギーを再生産する能力に乏しいというか。
とにかく、なぜヴェルディは昇格出来たか(≒逆になぜ降格したか)を再認識した、&ラモスが”気持ち””気持ち”という意味(笑)や、要するにブラジル人にとってサッカーとは何か?みたいなことが、何となく分かったような気になるそういう試合でした。なんか、単純だなあ、サッカーって。意外と。(笑)
勿論いつもこんなのを当てにするわけにはいかないんですけどね。でも今日はいい、これで。
いや、真面目な話、この試合を見て楽しめない人は、サッカーファンとして不幸だなと、そう思います。「糞ベルディ」だからどうとか「人とボールが」どうとか、ここでそれ言う?つまらない人生だねえ。
それはそれとして。
しかしこの試合は「フッキ」(復帰)だけで語れるものではないとも、強く思います。
別な言い方をすると、今のヴェルディを構成しているのは、”0トップ”や”廣山飯尾”に象徴される理の部分・日常の部分、これを『ヴェルディ本体』と仮に言いますが、それと今回(また)加わった『フッキ』の部分に加えて、もう一つの要素、『柱谷監督』という3つの要素で出来上がっていると思います。
・・・・つまり、それだけ、わざわざそんなことを言う必要を感じるだけ、ちょっと特異なところがこの監督にはあると思うということですが。
何一つ変わったことはしていないんですけどね。理屈に外れたことや特別なことは。至ってオーソドックスで論理的。正攻法。
ただ・・・・その「正攻法」が余りにも正攻法で、論理性が余りにも論理的で、逆に蛮勇にすら見えるところがあるという。説明しづらいんですが。それに比べればラモスなんて随分繊細な人ですよ。女性的とあえて言ってもいい。
柱谷監督が具体的にやったことについては、『Life is VERDY 2008』さんのズバリ「哲さんの良いところ」というエントリーが分かり易いかと。僕の場合は、「哲さんの変なところ」というタイトルになりそうですが。(笑)
勝つため良くするため点を取るために、時々で様々な施策を打つわけですが、それがほんとに「時々」というか、愚直なトライアル&エラーなんですね。成功の見込みがあるとか保険をかけるとか色々な兼ね合いとか、そういう色合いが(勿論考えていないことはないんでしょうが)ほとんどない。前こうだったからこう。それがこうだったから今度はこう。あるいはこういうポリシーを掲げているから施策はこうなる。
なんか数式というか、クライアントに過程を説明する為の書面を作っているというか、生きたフローチャートというか。”文字通り”なんですよね常に。行間とかは無い。ていうか出さない。
いそうでいないんですよこういう人、監督。みんなもっと曖昧で卑怯未練。(笑)
逆に僕なんてのは完全な「洞察」派で包括把握派で、実際問題「試行錯誤」なんて全くと言っていいほどしません。結果間違えることは少なからずあっても(笑)、常に自分なりの見込みと決着の予感の元に行動・言動します(もしくは何もしない)。手続き的な明確性や連続性なんてのは、ほとんど便宜的アリバイ的なものです。
とにかく全くタイプが違うので、結構ことごとく意表を衝かれます。例えば開幕前は、余りにも律儀で網羅的な試行錯誤を、「迷ってるのかドツボにはまってるのか」と勘違いして、大いに不安になってしまいました。勿論ハシラさんだって迷わなくはないでしょうけど、僕のように予感的に直観的に先回りして迷ったりはしない。あくまでも目の前の事象に対する論理的な迷い。(ちょっと言い過ぎか?)
ええ、試合の話に戻して。何が言いたいかと言うと。
つまり既に前の試合までに、攻撃力アップの為にグイグイ&次々と打たれて来た試行錯誤的施策の末に、少なからぬ不安も内包しながらたどり着いていた河野レアンドロ両翼の”攻撃的”シフト。
そこにフッキという”ご破算”レベルの新要素が降って沸いて、多くの人は例えばIzmさんのように、「前節は決定力不足の解消のため、サイドにリスクを負いましたが、これで飯尾選手、広山選手のサイドに戻すことができるというのは大きい」みたいな考え方をしたと思います。僕も基本的にそうでした、レアンドロサイドへの不安もあって。廣山がいないのでどうかなというのも同時にありましたが。
蓋を開けてみれば柱谷監督は平然と、既に極限的に攻撃的と思われたシフトにそのまんまフッキを乗っけて来たわけですが、ただ「攻撃力を上げる」という中期目標自体はフッキが入る前も後も変わっていないわけで、”文字通り”には当たり前でもあるんですよねこれは。いや、そうは言ってもと我々小市民は「色々」思うわけですけど(笑)、このブッとさ男らしさが柱谷クオリティ。
聞けば自分も「色々」考えているとおっしゃるでしょうし考えてもいるんでしょうけど、”考え”と行動の関係付け方が何か違う。結論の出し方が。
とにかくこれまでの流れ、及びこの日の決定と、柱谷監督以外ではなかなか実現しなかっただろうこの日のスターティングだと思います。それが前述”情熱”というテーマにピタリと合致して、滅多に見られない野性の呼び声というかもののふの詩というか、一般的な意味での「クオリティ」や「戦術」を越えた、訳の分からない勢いを持った、滅茶苦茶なようで美的・機能的な攻撃サッカーを実現した。
いつもこうはいかないと思いますけど(笑)。同じことをやるつもりでも。この日見られたいくつかの難点も、次はもっとストレートに響いて来そうですし。
ただ1.(前年フッキシステムを元にした)”0トップ”的機能性→2.その鋳型への攻撃的選手へのはめ込み→3.フッキという画竜点睛及び全要素の機能性を一段階引き上げる中心軸の加入という流れは、結果的に割合きれいに繋がっていますよね。3が無ければ2は挫折した可能性が大きいと思いますが。
河野とフッキの共存は思いの外上手くいったようですし、レアンドロにもどちらかと言えばプラスのようでしたし。相変わらず、ペナルティでボールもらってもハナから後ろしか向いていない、恐るべきシュート意識の低さは健在ですけど(笑)。ポストプレイヤーかっつうの。だから1トップ向きだったのかという。
大野と平本あたりのモチベーションは心配ですけどね。上手く使って欲しい。
特に大野は、”攻撃的サイド”の候補にすら混ぜてもらえなかったようですし、福西はともかく、レアンドロのあのプレーで納得しているはずは。
まあ、面白かったですよ。大笑い。(笑)
本当にお帰りなさい、フッキ。
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この記事へのコメント
楽しみが増えました。 後ろがまるでかつての「柱谷ヴェルディ」のコピーみたいのも又「オツ」ですね。 センターサークルからリフティングでゴールしちゃうみたいなもの魅せて欲しいです。
別に狙ったものでも気取ったものでもなくて、単に必死にやっている&時々の自然な帰結に身を任せた結果のスタイルなんですけどね。だから支持できるというか、仮に外野的にどう見えたとしても、胸を張れるというか。
>後ろがまるでかつての「柱谷ヴェルディ」のコピーみたい
ん?どういう意味でしょう。
”後ろ”って?”柱谷ヴェルディ”って?
もうちょい説明お願いします。(笑)
>後ろがまるでかつての「柱谷ヴェルディ」のコピーみたい
ん?どういう意味でしょう。
”後ろ”って?”柱谷ヴェルディ”って?
もうちょい説明お願いします。(笑)
>センターサークルからリフティング・・・
一寸書きすぎたと思いましたが、ビスマルク・ラモスのが忘れられません。
>後ろがまるでかつての「柱谷ヴェルディ」のコピーみたい
J初期最強だった頃の、柱谷・ペレイラ・加藤久さんの「闘う」ディフェンスです。 良い意味で「守備専」。
一寸書きすぎたと思いましたが、ビスマルク・ラモスのが忘れられません。
>後ろがまるでかつての「柱谷ヴェルディ」のコピーみたい
J初期最強だった頃の、柱谷・ペレイラ・加藤久さんの「闘う」ディフェンスです。 良い意味で「守備専」。
ただ(去年から)今のチームは、むしろひたむきさが身上で、その過程で無意識にDNAが発動するというそんな感じなんですよね。それこそフッキはどんなに巧くても基本は「猪突猛進」で、それはかつてのヴェルディには余り無かった要素だと思いますし。
むしろ鹿○の方が遥かにヴェルディっぽいような。(笑)
>柱谷・ペレイラ・加藤久さんの「闘う」ディフェンスです。
J2時代を通じて人材的戦術的理由で、個人能力と精神力(と感覚的連携)で男らしく守る傾向があるのは確かだと思います(笑)。それがこれから相対的に武器・特徴となって行くのか、あるいは柱谷監督の指導でどういう風にまた変わって行くのか、正直僕もよく分かりません。
>良い意味で「守備専」。
少なくともあの当時の基準で、特に「守備専」だったとは思わないですけどね。それほどチーム戦術的に活かされてはいませんでしたが、ペレイラは”リベロ”でしたし、哲さんも技術的に限界があって(笑)後にそれで代表生命が終わりましたが、スタイル的には”ボランチ”的志向が無いわけではなかったと思いますし。
今の後ろの4人(土屋那須富澤福西)が、それぞれにパワフルで我が強い印象があるのは確かで、そこに柱谷監督の好み/ポリシーが反映していてかつ往年のそれを連想させるところがあるというのは、何となく分かります。
むしろ鹿○の方が遥かにヴェルディっぽいような。(笑)
>柱谷・ペレイラ・加藤久さんの「闘う」ディフェンスです。
J2時代を通じて人材的戦術的理由で、個人能力と精神力(と感覚的連携)で男らしく守る傾向があるのは確かだと思います(笑)。それがこれから相対的に武器・特徴となって行くのか、あるいは柱谷監督の指導でどういう風にまた変わって行くのか、正直僕もよく分かりません。
>良い意味で「守備専」。
少なくともあの当時の基準で、特に「守備専」だったとは思わないですけどね。それほどチーム戦術的に活かされてはいませんでしたが、ペレイラは”リベロ”でしたし、哲さんも技術的に限界があって(笑)後にそれで代表生命が終わりましたが、スタイル的には”ボランチ”的志向が無いわけではなかったと思いますし。
今の後ろの4人(土屋那須富澤福西)が、それぞれにパワフルで我が強い印象があるのは確かで、そこに柱谷監督の好み/ポリシーが反映していてかつ往年のそれを連想させるところがあるというのは、何となく分かります。
フッキが復帰する事を見越して戦力整備、チーム戦術の構築を行ってきたんですよ。全ての準備が整ってきた頃にフッキが来ましたので、フィットするのは当たり前ですよ。
と言うか、サッカーマガジンを読む限りではシーズン途中でフッキが復帰する事に相当な自信を持っていたみたいですね、わがフロントは。
確かに、レアンドロ獲得と言い、背番号9が空いていたことといい、今になってみると偶然の一致とも言い難い訳で。
と言うか、サッカーマガジンを読む限りではシーズン途中でフッキが復帰する事に相当な自信を持っていたみたいですね、わがフロントは。
確かに、レアンドロ獲得と言い、背番号9が空いていたことといい、今になってみると偶然の一致とも言い難い訳で。
2008/04/08(Tue) 23:10 | URL | わたなべ #u7k0ikRg[ 編集]
せっかく外出したのにマガジン読んで来るの忘れた。
ええっと、ということもあってちょっとわたなべさんのコメントのニュアンスを量りかねてるんですが。(笑)
どこまでマジでどこまでネタなのか。
>フッキが復帰する事を見越して戦力整備、チーム戦術の構築を行ってきたんですよ。
ここらへん。100%マジだったらすいません。
記事については、明日にでもまた見て来ます。
ええっと、ということもあってちょっとわたなべさんのコメントのニュアンスを量りかねてるんですが。(笑)
どこまでマジでどこまでネタなのか。
>フッキが復帰する事を見越して戦力整備、チーム戦術の構築を行ってきたんですよ。
ここらへん。100%マジだったらすいません。
記事については、明日にでもまた見て来ます。
特に"フッキが復帰する事を見越して戦力整備、チーム戦術の構築を行ってきたんですよ"と言う辺りは、完全に私の意見が入っています。
が、ネタでないとも言い切れずと言う所でしょう。サッカーマガジンの記事は東スポの記者が書いていますが、「妙に説得力のある東スポ」と言う感じなので悩ましいところです。特に、ジュニーニョとフッキの不和という話がありましたが、不和があったというのなら確かに退団も頷けると想いました。
が、ネタでないとも言い切れずと言う所でしょう。サッカーマガジンの記事は東スポの記者が書いていますが、「妙に説得力のある東スポ」と言う感じなので悩ましいところです。特に、ジュニーニョとフッキの不和という話がありましたが、不和があったというのなら確かに退団も頷けると想いました。
2008/04/09(Wed) 22:50 | URL | わたなべ #yNzVm9u6[ 編集]
まあ仮にフッキ復帰を見越していたとしても、いつになるか分からない(フロンタも含めた”密約”でもあれば別ですが)それに全てをかけるなんてやり方を、少なくとも柱谷監督が了解するとは思えないので、あんまり”謀略史観”に染まるわけにはいかないですけどね。(笑)
真面目に言うと、シーズン前の柳沢とそれに続く鈴木隆行獲得に対する柱谷さんの熱を思い起こせば、それはそれとしてやっていたのは明らかだと思います。フランシスマールくらいならともかく、柳沢を”つなぎ”としてだけ獲るのは贅沢過ぎますし。
ただ9番(タイプ)を空席にしていた、というよりも外国人で埋めようとしなかったことには確かにフッキ復帰が念頭にあったのだろうということは想像できて、ていうかじゃなきゃ馬鹿です。
柳沢らが獲れた場合のことをイメージしてみれば、「フッキ抜きでも成り立つようなチーム構成」を考えつつ、「フッキが戻っても構成を大きく変えないですむような」という、そういう二重の含みがあるかなと。
個人的には柳沢1トップの4-5-1ヴェルディも見てみたかったと、思うところはありますが。磐田戦レベルのプレーを平本がコンスタントにしてくれるのなら、今からでもやって出来なくはないでしょうけど。
その方が一般的な意味では健全だなとは思いつつ、でもフッキが喚起する爆発的な感情の魅力には抵抗し難いと、そう思わずにはいられない神戸戦でした。
まあこれからですね。こういう経緯になったからには、ローン終わるぎりぎりまでは、少なくとも働いてもらわないと困りますし。(笑)
真面目に言うと、シーズン前の柳沢とそれに続く鈴木隆行獲得に対する柱谷さんの熱を思い起こせば、それはそれとしてやっていたのは明らかだと思います。フランシスマールくらいならともかく、柳沢を”つなぎ”としてだけ獲るのは贅沢過ぎますし。
ただ9番(タイプ)を空席にしていた、というよりも外国人で埋めようとしなかったことには確かにフッキ復帰が念頭にあったのだろうということは想像できて、ていうかじゃなきゃ馬鹿です。
柳沢らが獲れた場合のことをイメージしてみれば、「フッキ抜きでも成り立つようなチーム構成」を考えつつ、「フッキが戻っても構成を大きく変えないですむような」という、そういう二重の含みがあるかなと。
個人的には柳沢1トップの4-5-1ヴェルディも見てみたかったと、思うところはありますが。磐田戦レベルのプレーを平本がコンスタントにしてくれるのなら、今からでもやって出来なくはないでしょうけど。
その方が一般的な意味では健全だなとは思いつつ、でもフッキが喚起する爆発的な感情の魅力には抵抗し難いと、そう思わずにはいられない神戸戦でした。
まあこれからですね。こういう経緯になったからには、ローン終わるぎりぎりまでは、少なくとも働いてもらわないと困りますし。(笑)
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