2009年02月18日 (水) | 編集 |
福西とか、桜井とか、微妙に日陰の「怪物」の引退を見送る中で、何となく作りたくなって作ってみました。
選考基準は以下。
1.素材、(僕の考える)最大ポテンシャル重視
2.代表レベルできちんと”本領”を発揮したのを、僕が見た記憶の無い選手。(ただしその”代表”自体は、年代別でも構わない)
3.それぞれのピークを基準とするのは当然ですが、世代間の環境の差にも留意する。・・・・つまり、”日本”という限定の範囲内で、公平に最高の教育・育成を受けて上記”ポテンシャル”が発揮されたと想定する。
4.Jリーグ以後を対象。ただしこれから「発揮」しそうな選手は除外。
・・・・特に”3”が、凄く過保護というか恣意的な感じがしますが(笑)、なんだかんだしばらく成長期でしたからね、「もう少しだけ遅く生まれていれば」という選手は結構いますよ。技術戦術的にもそうですけど、ある意味それ以上に精神的にね。天才が、サッカーを舐めずに成長出来たら。
システムは無難に4-2-2-2、基本各ポジション2人ずつ、+スペシャリストポジを補充しての25人。
別に”A契約枠”にこだわったわけでもないんですが(笑)、これでどこかの海外リーグに参戦するかも知れないので、最低これくらいは必要でしょう。(真顔)
GK 小島伸幸、本並健治、森敦彦
DF 海本幸治郎、安藤正裕
松田直樹、土屋征夫
福西崇史、中西永輔
三浦淳宏、岩本輝雄
MF 井原正巳、浅野哲也
柳本啓成、廣長優志
藤田俊哉、山田暢久
磯貝洋光、沢登正朗
FW 永井雄一郎、桜井直人、森山泰行
石塚啓次、山田隆裕、松波正信
かなりハァ?なところもあると思いますので(笑)、取り急ぎ個々に解説を。
GKのヒゲのノブさん小島さんは、加茂ジャパンがブラジル代表に遊ばれてキ○タマ縮み上がっていた試合で、それでも自分の担当領域については堂々と”自分のスペース”であることを果敢に主張し切っていた、気持ちの大きさが印象的。次の本並さんとかもそうですけど、やっぱGKは気持ちの大きな人がいいよなあ、その為には顔は濃い方がいいのかなあと、結構真面目に考えますけど。肉体的にもデカくて深くて、何か非常に”ガイジン”的な感じがしました。
本並さんはファルカンに呼ばれていた頃は、至近距離のヤマカン気味の反応以外、およそ粗いキーパーでしたが、その後の腎臓破裂の大怪我から復活後の李さん指揮下のヴェルディでは、守備範囲、コーチング、キック、勿論反応と、ほとんど隙の無い完璧なキーパーに仕上がっていたと思います。左利きというのもレアで素敵ですね(笑)。レゲエ森はネタ半分。キックが良かったのは確かですし、独特の瞬発力もありましたし、ひょっとしたら、ひょっとしたら、ほんとにいいキーパーになる可能性のある人だったのかも。かも。
・・・・まあGKの”キック”に関しては、時代的な意識付けが大きいと思うので、概ねフラットで見てますけど。別に岡中さんとかでもいいですよ。ああでもさすがに前川どんとかは、いつ生まれても。(笑)
右サイドバックは、ほとんどスプリント能力だけみたいな感じで(笑)、およそ悪趣味。
でも海本弟の長距離安定飛行やエスパルスでの全盛期の安藤の”尻上がり加速”走行は、今思い出してもやっぱり怪物的。両者とも細かい部分がアレですけど、そこは時代のせいにしてしまいます。(笑)
逆サイドの左は、アツは文句なしですね。色々フラフラしてましたが、結局のところ彼は、「左サイドバック」として、きちっと育てるべき素材だったのかなと。ほとんどセレソン狙えよというクラス。まあ彼の育った時代の日本サッカーで、彼を納得ずくでそこに閉じ込めておけるような土壌は無かったでしょうけど。他のポジションでは何だかんだ、粗さというか不器用さが目立っていたような気がします。テルは他にいないので入れておきましたが、うーんどうでしょう、この人だけは、どの時代に生まれても結局駄目だったんじゃないかという気もします。”センスの欠落した天才”というか。サッカーに向いてないんじゃない?という。
で、問題の(笑)センターパック。
松田、土屋はまあいいですね。松田はそれなりには活躍もしてるんですけど、なんか、なんか、駄目でしたね。あり余る素質が、少しずつバラバラに発揮されてる感じで、それこそ李さんとかに鍛えられたらどうだったかなという。土屋さんはとにかく代表には縁が無かった。落ち着くのが少し遅かった感じもしますし。
福西は言ってしまった手前レギュラー扱いですけど(笑)、自分でもほんとかよというところもあります。まだ実際には、イメージが追い付いて来ていません。4バックですしね今回。永輔さんはどこに入れたらいいのかよく分からないので、第一期岡田ジャパンでの意外な堅実性を評価して、CBで登録。でも試合ではスーパーサブで攻撃の切り札として使ってしまいそうです(笑)。ベスポジは右MFなのかなあ。プレミアとか行ったらいいんじゃないかと思う、珍しいタイプの日本人選手。
ボランチの守備的な方は、井原と浅野。井原は間違って入れてるわけではありません(笑)。CB/リベロとしては、誤解を恐れず言えば凡庸な選手だったと思いますが(ただしハイレベル)、ボランチとしての可能性にはときめきます。CBとしての半端さがボランチならちょうどいいと思いますし、何よりあの強烈かつ美麗なミドルを打つチャンスが、格段に増えるでしょう。見たい!もっと見せろ。
浅野さんは地味な存在ですが、オフトも、ファルカンも、更にベンゲルも、日本で理想のチーム作りに着手した外国人監督が、一度は不動の軸に据えようとした本場の香り高い(笑)”大型ボランチ”。いずれも最終的には、なんかそこまでの活躍はしてないんですけどね。彼あたりは正に、時代的な(それまでの)育成の限界に泣かされた素質選手なのではないかと。CB的な守備力と、展開力と、スーパーミドルと。ちなみにオフトとファルカン両代表でのゴール”1号”は、いずれも浅野選手によるものです。これも珍しい。(笑)
で、攻撃的な方は・・・・柳本と廣長?うわあ。(笑)
柳本と言えば代表常連の快速サイドバックなんですが、素質だけで一応こなしてはいましたが、ヘタレとワロスが不治の病で、実は全然向いてなかったと思います。しかし中央からのパス出しには変なセンスとビロードタッチと視野が発揮されていて、外と中って根本的に違うのねと、初めて痛感させられた選手。持ち前の快足も、むしろリベロとしての方があからさまな脅威となっていて、何せ完全に敵のFWより速いので、それこそ武田さんとかも、あっさり追い付かれて結構酷い目に遭っていました。(笑)
それがなぜボランチなのかはありていに言えば中西に追い出されたということですが、要は真ん中で使いたいということなので、未知数ついでに繰り上がり(笑)。いやあ、見てみたいんですよ、あの快足を、中盤で。勿論パス出しも。でもやっぱ、意外性狙い過ぎか。(笑)
廣長は、努めて冷静に見れば、やっぱり凄い選手です。オールラウンドに素質の高い、ほとんど完璧なMF。にも関わらずなんだこの苦い味は。徳の低さで道を誤って、自ら素質をドブに捨てたというか、漏れるに任せたというか。どうすりゃ良かったんでしょうね。ちゃんと育てばCLでプレーしてても、違和感ない選手。
選考基準は以下。
1.素材、(僕の考える)最大ポテンシャル重視
2.代表レベルできちんと”本領”を発揮したのを、僕が見た記憶の無い選手。(ただしその”代表”自体は、年代別でも構わない)
3.それぞれのピークを基準とするのは当然ですが、世代間の環境の差にも留意する。・・・・つまり、”日本”という限定の範囲内で、公平に最高の教育・育成を受けて上記”ポテンシャル”が発揮されたと想定する。
4.Jリーグ以後を対象。ただしこれから「発揮」しそうな選手は除外。
・・・・特に”3”が、凄く過保護というか恣意的な感じがしますが(笑)、なんだかんだしばらく成長期でしたからね、「もう少しだけ遅く生まれていれば」という選手は結構いますよ。技術戦術的にもそうですけど、ある意味それ以上に精神的にね。天才が、サッカーを舐めずに成長出来たら。
システムは無難に4-2-2-2、基本各ポジション2人ずつ、+スペシャリストポジを補充しての25人。
別に”A契約枠”にこだわったわけでもないんですが(笑)、これでどこかの海外リーグに参戦するかも知れないので、最低これくらいは必要でしょう。(真顔)
GK 小島伸幸、本並健治、森敦彦
DF 海本幸治郎、安藤正裕
松田直樹、土屋征夫
福西崇史、中西永輔
三浦淳宏、岩本輝雄
MF 井原正巳、浅野哲也
柳本啓成、廣長優志
藤田俊哉、山田暢久
磯貝洋光、沢登正朗
FW 永井雄一郎、桜井直人、森山泰行
石塚啓次、山田隆裕、松波正信
かなりハァ?なところもあると思いますので(笑)、取り急ぎ個々に解説を。
GKのヒゲのノブさん小島さんは、加茂ジャパンがブラジル代表に遊ばれてキ○タマ縮み上がっていた試合で、それでも自分の担当領域については堂々と”自分のスペース”であることを果敢に主張し切っていた、気持ちの大きさが印象的。次の本並さんとかもそうですけど、やっぱGKは気持ちの大きな人がいいよなあ、その為には顔は濃い方がいいのかなあと、結構真面目に考えますけど。肉体的にもデカくて深くて、何か非常に”ガイジン”的な感じがしました。
本並さんはファルカンに呼ばれていた頃は、至近距離のヤマカン気味の反応以外、およそ粗いキーパーでしたが、その後の腎臓破裂の大怪我から復活後の李さん指揮下のヴェルディでは、守備範囲、コーチング、キック、勿論反応と、ほとんど隙の無い完璧なキーパーに仕上がっていたと思います。左利きというのもレアで素敵ですね(笑)。レゲエ森はネタ半分。キックが良かったのは確かですし、独特の瞬発力もありましたし、ひょっとしたら、ひょっとしたら、ほんとにいいキーパーになる可能性のある人だったのかも。かも。
・・・・まあGKの”キック”に関しては、時代的な意識付けが大きいと思うので、概ねフラットで見てますけど。別に岡中さんとかでもいいですよ。ああでもさすがに前川どんとかは、いつ生まれても。(笑)
右サイドバックは、ほとんどスプリント能力だけみたいな感じで(笑)、およそ悪趣味。
でも海本弟の長距離安定飛行やエスパルスでの全盛期の安藤の”尻上がり加速”走行は、今思い出してもやっぱり怪物的。両者とも細かい部分がアレですけど、そこは時代のせいにしてしまいます。(笑)
逆サイドの左は、アツは文句なしですね。色々フラフラしてましたが、結局のところ彼は、「左サイドバック」として、きちっと育てるべき素材だったのかなと。ほとんどセレソン狙えよというクラス。まあ彼の育った時代の日本サッカーで、彼を納得ずくでそこに閉じ込めておけるような土壌は無かったでしょうけど。他のポジションでは何だかんだ、粗さというか不器用さが目立っていたような気がします。テルは他にいないので入れておきましたが、うーんどうでしょう、この人だけは、どの時代に生まれても結局駄目だったんじゃないかという気もします。”センスの欠落した天才”というか。サッカーに向いてないんじゃない?という。
で、問題の(笑)センターパック。
松田、土屋はまあいいですね。松田はそれなりには活躍もしてるんですけど、なんか、なんか、駄目でしたね。あり余る素質が、少しずつバラバラに発揮されてる感じで、それこそ李さんとかに鍛えられたらどうだったかなという。土屋さんはとにかく代表には縁が無かった。落ち着くのが少し遅かった感じもしますし。
福西は言ってしまった手前レギュラー扱いですけど(笑)、自分でもほんとかよというところもあります。まだ実際には、イメージが追い付いて来ていません。4バックですしね今回。永輔さんはどこに入れたらいいのかよく分からないので、第一期岡田ジャパンでの意外な堅実性を評価して、CBで登録。でも試合ではスーパーサブで攻撃の切り札として使ってしまいそうです(笑)。ベスポジは右MFなのかなあ。プレミアとか行ったらいいんじゃないかと思う、珍しいタイプの日本人選手。
ボランチの守備的な方は、井原と浅野。井原は間違って入れてるわけではありません(笑)。CB/リベロとしては、誤解を恐れず言えば凡庸な選手だったと思いますが(ただしハイレベル)、ボランチとしての可能性にはときめきます。CBとしての半端さがボランチならちょうどいいと思いますし、何よりあの強烈かつ美麗なミドルを打つチャンスが、格段に増えるでしょう。見たい!もっと見せろ。
浅野さんは地味な存在ですが、オフトも、ファルカンも、更にベンゲルも、日本で理想のチーム作りに着手した外国人監督が、一度は不動の軸に据えようとした本場の香り高い(笑)”大型ボランチ”。いずれも最終的には、なんかそこまでの活躍はしてないんですけどね。彼あたりは正に、時代的な(それまでの)育成の限界に泣かされた素質選手なのではないかと。CB的な守備力と、展開力と、スーパーミドルと。ちなみにオフトとファルカン両代表でのゴール”1号”は、いずれも浅野選手によるものです。これも珍しい。(笑)
で、攻撃的な方は・・・・柳本と廣長?うわあ。(笑)
柳本と言えば代表常連の快速サイドバックなんですが、素質だけで一応こなしてはいましたが、ヘタレとワロスが不治の病で、実は全然向いてなかったと思います。しかし中央からのパス出しには変なセンスとビロードタッチと視野が発揮されていて、外と中って根本的に違うのねと、初めて痛感させられた選手。持ち前の快足も、むしろリベロとしての方があからさまな脅威となっていて、何せ完全に敵のFWより速いので、それこそ武田さんとかも、あっさり追い付かれて結構酷い目に遭っていました。(笑)
それがなぜボランチなのかはありていに言えば中西に追い出されたということですが、要は真ん中で使いたいということなので、未知数ついでに繰り上がり(笑)。いやあ、見てみたいんですよ、あの快足を、中盤で。勿論パス出しも。でもやっぱ、意外性狙い過ぎか。(笑)
廣長は、努めて冷静に見れば、やっぱり凄い選手です。オールラウンドに素質の高い、ほとんど完璧なMF。にも関わらずなんだこの苦い味は。徳の低さで道を誤って、自ら素質をドブに捨てたというか、漏れるに任せたというか。どうすりゃ良かったんでしょうね。ちゃんと育てばCLでプレーしてても、違和感ない選手。
続いて前半分。攻撃的MFから。
まず磯貝は、これも真正の天才。あの時代に涼しい顔で、両足で直接FKぶち込んでみせるとか、異常です。パス/ドリブル/シュート三つのプレーの融合性も高かったし、フィジカルも本質的には強かった。流れの中での決定力もありましたね、実は。日本人じゃねえ。それが日本リーグのご時世に育って、天狗になるなというのはまず無理。
まあ育成どうこうというよりもブラジルに生まれてりゃあ良かったんじゃないのという感じもしますが、逆にいい加減な性格で、プロにすらなれずに消えて行ったかも知れない。ただ”壊れ”方としては陽性なんでね、廣長とかよりは、例えば日本でもちゃんと実用的なレベルで完成させられた可能性は感じます。気付いた時にはもう、代表でどうこうという緊張感のある選手では無くなっていましたけど。
同時期の沢登は逆にむしろ地味過ぎるというか自己主張が弱過ぎるタイプで、テクニックはあるけど”ゲームメイカー”として本気で期待するにはちょっとという、そんな若い頃。ミドルだけは良かったけど。こちらも”強烈かつ美麗”、ただし井原のより”美麗”寄り。
身が入って来たのは日本のサッカー観自体が変わって、遅まきながら”2.5列目”的な教育をチームで受け始めてからで、真面目な性格にぴったりの広範な仕事をこなしながら、むしろ”攻撃的”なプレーの方も覿面に焦点が合って来て、やっぱりゲームメイカーに必要なのは”ゲーム”に入ることだよなという、そんな感じ。スイスイ、という感じでスマートに「運動量」もこなしていたし、ああ、やっぱこの人の素質も凄かったんだなあと。
晩年はむしろピンポイントで力抜いて、決定的な仕事をするタイプになって、若い時のデクの坊ぶりを思い返すと、変われば変わるものだなと。
右に置いているつもりの藤田俊哉は、見方によってはスウェーデン戦で十分”本領”を発揮したとも思うんですが、その後の代表生活が余りに不遇過ぎるので、席を与えたい。若い時には(加茂に)使われず、年取ってから(ジーコに)便利遣い(笑)。なんやねん、それ。まあトルシエが使うには微妙にプレーが古かったので、その時期が抜けちゃったのはしょうがないとは思うんですけどね。でもある意味では、「日本歴代史上最高の攻撃的MF」(の一人)、献身的なスタイルで、磯貝のカバーという意味でも(笑)、置いといた方がいいかなと。
赤の山田さんも、尋常でないスーパーなところがありますが、4バックでここだとよく分かりません。ちゃんと育成されてませんしね、この人も。でもスーパー。よく分かんないけど。(笑)
6人入れてるFW。それぞれがペアです。
第一組の石塚は、正直に言うとちょっと厳しいと思います。速さか、強さか、どちらかがもう少しないと。まあただ他にこういう雄大なタイプでいいのもいませんし、何よりももう一人の”無冠の帝王”永井雄一郎と、この二人が組んでいる立ち姿を、いかんせん見てみたい。何ならキックオフだけやらせて、あとすぐ交代してもいいです(笑)。真面目にプレーリズム自体は、とても合いそうな気はしますけどね。インスピレーションも。石塚が独特のリズムで悠然と開いて受けて、流したボールに永井が反応してひと細工加えて華麗にゴール。
第二組は桜井様ありきで、それと組んで一緒にドリブルしながら動き回ってくれる、かつ一回り強い目のFWは誰だろうと考えたら、山田隆裕になってしまいました。この人も化け物ですよ?ほとんど黒人的な身体能力。何でも出来ますしね、全部いい加減ですけど(笑)。時代的に「ドリブラーはMF(またはウィング)」という固定観念があって、マリノスでもたまーにしかFWで使われなかったのが残念。使われた時は”動く爆弾”みたいだったと、記憶してますけど。
ラスト第三組は、森山泰行を忘れていたことに気が付いての追加。ベンゲルに”ヨーロッパ人”と評されたチャンスにも不動のメンタルに加えて、なんか独自に古武術的な変な鍛え方したらしいんですけど、密集で自在に動く為の野生動物的なフットワークで、一時異常な決定率を誇った真の「スーパーサブ」。必殺仕事人。大久保も野性派任じるなら、このレベルを目指しなさい。松波はガンバですらレギュラーでなかった、割りには密かに誰もが実力を認めていた謎のFWで、特に何が凄いというのでもないんですけど、”ポスト”タイプのFWとしての総合的能力の高さでは、実は世代を越えて未だにナンバー1だったのかなと、控え目に思います(笑)。まあキャラ立ち抜群の森山とは、いいペアでしょう。本人も普通に点取りますし。元々はそういう立場。(笑)
総評。こうして眺めると、やっぱボランチのとこ変か。(笑)
普通に福西上げて柳本下げた方が自然か。井原も浅野も、展開出来るしね。
まああくまで”入れたい選手”の中でのやや無理やりな分担ですけどね。2列目に面白い人材が要れば、沢登ボランチというのも、当初の案としてはありました。これならまあ、さほど無理は。実はジーコが”MF”として評価していた黒崎比差志も心残りなんですけど、余りにも実績が無くて判断つかない。ボランチにでもいたら、かっこいいですけどね。”大型”やなあ。本来大きい選手が好きなんです。岡田ジャパン?何それ。(笑)
(2列目は)平野・廣山とかでもいいんですけど、今回の企画としては少し無難過ぎるかなと(笑)。機能するのは、分かり切ってますけど。
ほんとの総評としては、なるほどスペック本位で選んで行くと、自然にセレソンぽくなるなというのもあり。
サイドバックのチョイスとか、ラモスがやりそうな感じだし(笑)。CBの後回しっぷりとかも。(笑)
更に言うと、”ポストプレイヤー”とか、あんまり使いたい気分にならないんですよね。分かり易過ぎる&限定的過ぎる。堕落だ(笑)。・・・・だから最初は、松波も入れてなかったんですね。
ちなみに林健太郎さんは、内々に打診したんですが、予想通り頑強に固辞されてしまいました(笑)。こんな趣味の悪い企画に参加させられるなら、今すぐ引退すると取り付くしまがありません。何となく同類で上野良治選手にも断られそうな気がしたので、日和って自粛。そこらへん石塚は、ああ見えて熱血漢なので意外にノリノリ、二つ返事でOKしてくれました。
他に”ヴェルディにいた時の”田中隼磨とか、出て来た当初の菊池利三とか、個人的にツボな選手はいるんですが、個人的過ぎて突っ込まれたくないので除外。(おかげで右サイドがあんな陸上部状態に(笑))
以上、願望全開の、幻の日本代表でした。幻過ぎますけど。(笑)
いいんだよ、現実なんか糞食らえ。お前の話はつまらん。(by 志村喬)
名鑑とにらめっこして網羅したつもりですが、「なぜこの選手が入ってないの?」とか疑問があれば、問いただしてみて下さい。(笑)
まず磯貝は、これも真正の天才。あの時代に涼しい顔で、両足で直接FKぶち込んでみせるとか、異常です。パス/ドリブル/シュート三つのプレーの融合性も高かったし、フィジカルも本質的には強かった。流れの中での決定力もありましたね、実は。日本人じゃねえ。それが日本リーグのご時世に育って、天狗になるなというのはまず無理。
まあ育成どうこうというよりもブラジルに生まれてりゃあ良かったんじゃないのという感じもしますが、逆にいい加減な性格で、プロにすらなれずに消えて行ったかも知れない。ただ”壊れ”方としては陽性なんでね、廣長とかよりは、例えば日本でもちゃんと実用的なレベルで完成させられた可能性は感じます。気付いた時にはもう、代表でどうこうという緊張感のある選手では無くなっていましたけど。
同時期の沢登は逆にむしろ地味過ぎるというか自己主張が弱過ぎるタイプで、テクニックはあるけど”ゲームメイカー”として本気で期待するにはちょっとという、そんな若い頃。ミドルだけは良かったけど。こちらも”強烈かつ美麗”、ただし井原のより”美麗”寄り。
身が入って来たのは日本のサッカー観自体が変わって、遅まきながら”2.5列目”的な教育をチームで受け始めてからで、真面目な性格にぴったりの広範な仕事をこなしながら、むしろ”攻撃的”なプレーの方も覿面に焦点が合って来て、やっぱりゲームメイカーに必要なのは”ゲーム”に入ることだよなという、そんな感じ。スイスイ、という感じでスマートに「運動量」もこなしていたし、ああ、やっぱこの人の素質も凄かったんだなあと。
晩年はむしろピンポイントで力抜いて、決定的な仕事をするタイプになって、若い時のデクの坊ぶりを思い返すと、変われば変わるものだなと。
右に置いているつもりの藤田俊哉は、見方によってはスウェーデン戦で十分”本領”を発揮したとも思うんですが、その後の代表生活が余りに不遇過ぎるので、席を与えたい。若い時には(加茂に)使われず、年取ってから(ジーコに)便利遣い(笑)。なんやねん、それ。まあトルシエが使うには微妙にプレーが古かったので、その時期が抜けちゃったのはしょうがないとは思うんですけどね。でもある意味では、「日本歴代史上最高の攻撃的MF」(の一人)、献身的なスタイルで、磯貝のカバーという意味でも(笑)、置いといた方がいいかなと。
赤の山田さんも、尋常でないスーパーなところがありますが、4バックでここだとよく分かりません。ちゃんと育成されてませんしね、この人も。でもスーパー。よく分かんないけど。(笑)
6人入れてるFW。それぞれがペアです。
第一組の石塚は、正直に言うとちょっと厳しいと思います。速さか、強さか、どちらかがもう少しないと。まあただ他にこういう雄大なタイプでいいのもいませんし、何よりももう一人の”無冠の帝王”永井雄一郎と、この二人が組んでいる立ち姿を、いかんせん見てみたい。何ならキックオフだけやらせて、あとすぐ交代してもいいです(笑)。真面目にプレーリズム自体は、とても合いそうな気はしますけどね。インスピレーションも。石塚が独特のリズムで悠然と開いて受けて、流したボールに永井が反応してひと細工加えて華麗にゴール。
第二組は桜井様ありきで、それと組んで一緒にドリブルしながら動き回ってくれる、かつ一回り強い目のFWは誰だろうと考えたら、山田隆裕になってしまいました。この人も化け物ですよ?ほとんど黒人的な身体能力。何でも出来ますしね、全部いい加減ですけど(笑)。時代的に「ドリブラーはMF(またはウィング)」という固定観念があって、マリノスでもたまーにしかFWで使われなかったのが残念。使われた時は”動く爆弾”みたいだったと、記憶してますけど。
ラスト第三組は、森山泰行を忘れていたことに気が付いての追加。ベンゲルに”ヨーロッパ人”と評されたチャンスにも不動のメンタルに加えて、なんか独自に古武術的な変な鍛え方したらしいんですけど、密集で自在に動く為の野生動物的なフットワークで、一時異常な決定率を誇った真の「スーパーサブ」。必殺仕事人。大久保も野性派任じるなら、このレベルを目指しなさい。松波はガンバですらレギュラーでなかった、割りには密かに誰もが実力を認めていた謎のFWで、特に何が凄いというのでもないんですけど、”ポスト”タイプのFWとしての総合的能力の高さでは、実は世代を越えて未だにナンバー1だったのかなと、控え目に思います(笑)。まあキャラ立ち抜群の森山とは、いいペアでしょう。本人も普通に点取りますし。元々はそういう立場。(笑)
総評。こうして眺めると、やっぱボランチのとこ変か。(笑)
普通に福西上げて柳本下げた方が自然か。井原も浅野も、展開出来るしね。
まああくまで”入れたい選手”の中でのやや無理やりな分担ですけどね。2列目に面白い人材が要れば、沢登ボランチというのも、当初の案としてはありました。これならまあ、さほど無理は。実はジーコが”MF”として評価していた黒崎比差志も心残りなんですけど、余りにも実績が無くて判断つかない。ボランチにでもいたら、かっこいいですけどね。”大型”やなあ。本来大きい選手が好きなんです。岡田ジャパン?何それ。(笑)
(2列目は)平野・廣山とかでもいいんですけど、今回の企画としては少し無難過ぎるかなと(笑)。機能するのは、分かり切ってますけど。
ほんとの総評としては、なるほどスペック本位で選んで行くと、自然にセレソンぽくなるなというのもあり。
サイドバックのチョイスとか、ラモスがやりそうな感じだし(笑)。CBの後回しっぷりとかも。(笑)
更に言うと、”ポストプレイヤー”とか、あんまり使いたい気分にならないんですよね。分かり易過ぎる&限定的過ぎる。堕落だ(笑)。・・・・だから最初は、松波も入れてなかったんですね。
ちなみに林健太郎さんは、内々に打診したんですが、予想通り頑強に固辞されてしまいました(笑)。こんな趣味の悪い企画に参加させられるなら、今すぐ引退すると取り付くしまがありません。何となく同類で上野良治選手にも断られそうな気がしたので、日和って自粛。そこらへん石塚は、ああ見えて熱血漢なので意外にノリノリ、二つ返事でOKしてくれました。
他に”ヴェルディにいた時の”田中隼磨とか、出て来た当初の菊池利三とか、個人的にツボな選手はいるんですが、個人的過ぎて突っ込まれたくないので除外。(おかげで右サイドがあんな陸上部状態に(笑))
以上、願望全開の、幻の日本代表でした。幻過ぎますけど。(笑)
いいんだよ、現実なんか糞食らえ。お前の話はつまらん。(by 志村喬)
名鑑とにらめっこして網羅したつもりですが、「なぜこの選手が入ってないの?」とか疑問があれば、問いただしてみて下さい。(笑)
スポンサーサイト
| ホーム |