2009年02月21日 (土) | 編集 |
本当に月例化するなら、これもシリーズ化されるのか?いやあ。
2009年第一回ヴェルディ・ラウンドテーブル議事録(PDF、ヴェルディ公式)
まあ気になったことがあった時だけですけどね。
行く予定で行けなかったやつで、あんまりあれこれ言うべきでもないのかも知れませんが、議事録読む限りどちらかというと、質問者側の言うことの方に、いくつか違和感がありました。
例えば「選手(という資源)の利用」について、こういうのはまあ分かるんですけど。
>ヴェルディの地域活動について特色が見えない。他のクラブは選手を起用するなどインパクトがあるものを実施している。試合告知活動についても、もっと選手を起用してはどうか?
>川崎に住んでいるので、川崎のチームの情報は嫌というほど入ってくる。選手が挨拶回りに行っているともよく聞く。ヴェルディも選手に頼んではどうか。選手が行けば店でもポスターを貼りやすくなると思う。
>お友達を誘っても選手を知らない人が多いため選手を地域に連れてきて欲しい。
事実上、他に分かり易い知名度アップの方法って、なかなかないですからね。
でもこういうのはちょっと、感覚的に違和感がある。
>スタジアムで選手とふれあえる機会を増やしてい(ただ?)きたい。
>試合の際に抽選会等で出されるプレゼント、高額な商品が多く出品されるが、そういったもので
はなく、選手とふれあえるような機会を提供してもいいのでは。
そんなに選手と”ふれあ”いたいかねという。
いや、”ふれあい”に全く興味が無い自分が変わってる、かなりマイノリティだというのは、重々承知してますけど。(笑)
ただそれはそれとして、基本的に選手にサッカーに集中して欲しい、余計な負担を増やしたくないという、一般的な観点からの疑問もあります。
>サインボールの投げ入れは、ゴール裏だけでなく違うエリアにも投げ込んでほしい。
こういうのは別にいいんです、「どうせやるならば」ということですから。僕は要らないですけど。(笑)
・・・・多分まだほとんどの人がピンと来てないと思うんですけど、要は根本には、広い意味でのコアサポ(変な日本語だな)としての、自分たちの立場をどう考えるかということがあるんですけどね。サービスして”もらう”立場なのか、そうじゃないのか。
一般的にはそうでしょう、得意客ですから。でもヴェルディという「企業」「商店」の、現実的状況としては、どうなのか。例えばサポクラに入ると、勿論シーズンチケットを買ってもそうですが、あれやこれや特典があって何やら”グッズ”やら会報誌やら、色々くれるらしいじゃないですか。僕なんかそういうのを見ると、ああいいからいいから、俺なんかに構わずに、他のことにお金使ってくれと、どうしても思ってしまうんですよね。(笑)
真面目に辞退しようかなとも思うんですが、かえって失礼かな。ちなみにスカパーには、「冊子」とか要らないから送るなと既に言ってあります。それより経営頑張れと(笑)。ひょっとして事務を煩雑にしてしまった可能性もありますけど、分かりません。とにかく気持ちとしてはそういう感じです。
変だとは思うんですけど。「客」の態度としては。でも客なのかなあ、より正確には、”サークル”の「内」なのかなあ、「外」なのかなあという。「内」であるならば、身内の問題として、むしろ「外」との戦いに協力すべきなので、自らケアを要求するというのも、どうも。
誰もが積極的な「協力」はなかなか出来ないですけど、せめて余計な負担をかけないくらいのことは。
>シーズンチケットホルダーが友人・知人を連れてきたらポイントを付与する。年間を通じて同伴人数に応じて特典を付けてほしい。
例えばこういうのも、シーチケ買ったんだから、増して動員に協力したんだから、特典もらうのが当たり前だという、素朴な観念が前提にあるわけでしょうけどね。(来場”ポイント”システム自体は、それ以前にあるみたいですけど)
まずシーチケに関しては、まとめ買いによる「割引」という”サービス”を既に受けているわけですよね、忘れがちですけど。勿論早い時期に収入が計算できる、シーチケ購入のメリットはクラブ側に大きいという話ですけど、それはそれとして、買う立場としては既に十分に「恩恵」は受けているわけで。
同伴来場に関しては、それ自体は手放しで素晴らしいことですけどね。でも逆にここまで積極的な協力活動をしたのなら、もうそれは、「素晴らしい」で話が終わっていいんじゃないのか。そこに”特典”がまたついてくるというのは、自らレベルを下げる気もするんですけど。クラブに対する立場が曖昧化するというか。逆に特典がつくからって、おいそれとつれて来れますか?そういう問題ではなくない?
実際にはここらへんは、「内」と「外」の観点がごちゃごちゃしてるとこなんだろうと思うんですけどね。
更に言えば、「自分」へのサービスの形の提案の中に、まだ「内」には入っていない層へのサービス向上の可能性も。(いっとう最初のとかそうですね)
ただなんか、気持ちが悪くてね、読んでると。まあ多分根本的に、”サービス”というものに馴染めないものがある人なんだろうと思うんですけど。「仕事」はしてもらいたいですよ?本業というか。あるいはこちらの生活でもかかってれば、「得」を取りに行ったりもするでしょうけど。でも喜ばせてもらいたいとまでは、あんまり。増して満更他人事でもないですしね、ヴェルディの場合は。
最後にもう一度、引っくるめてふれあいの話に戻ると、結局「サッカーの試合(プレイ)」という”商品”を買ってるんだという原理原則から、あくまで僕の思考も感覚も離れないわけですよね。
「作品」と言ってもいいですけど。・・・・つまり、別に”ファンレターに返事をくれるから”、読んだり見たりするわけじゃないですよね。くれなかったから読まなくなるとか、実際にはあるかも知れないけど、少なくとも大きな声で言えるようなことではないはず。
最高の/特別なものを提供してくれる可能性のある人たちに、それ以外の、特別でないものへの努力を、なぜ望むのか。それは本当は価値を認めていないということではないのか。というのは言い過ぎとしても。
当事者たちが進んでやるのは、努力するのは勿論構わないですし、現実として必要or役に立つ部分も、それはあるんでしょう。でも少なくとも「内」側の人間が、当然のものとして要求するという習慣は、どうしても馴染めません。既に商品は買っている。既にサービスは受けている。既に割引も受けている。(笑)
てな感じで、妙に長くかつとりとめもなく書いてしまいましたが、次に「チケット代」についての少しつましい話を。
2009年第一回ヴェルディ・ラウンドテーブル議事録(PDF、ヴェルディ公式)
まあ気になったことがあった時だけですけどね。
行く予定で行けなかったやつで、あんまりあれこれ言うべきでもないのかも知れませんが、議事録読む限りどちらかというと、質問者側の言うことの方に、いくつか違和感がありました。
例えば「選手(という資源)の利用」について、こういうのはまあ分かるんですけど。
>ヴェルディの地域活動について特色が見えない。他のクラブは選手を起用するなどインパクトがあるものを実施している。試合告知活動についても、もっと選手を起用してはどうか?
>川崎に住んでいるので、川崎のチームの情報は嫌というほど入ってくる。選手が挨拶回りに行っているともよく聞く。ヴェルディも選手に頼んではどうか。選手が行けば店でもポスターを貼りやすくなると思う。
>お友達を誘っても選手を知らない人が多いため選手を地域に連れてきて欲しい。
事実上、他に分かり易い知名度アップの方法って、なかなかないですからね。
でもこういうのはちょっと、感覚的に違和感がある。
>スタジアムで選手とふれあえる機会を増やしてい(ただ?)きたい。
>試合の際に抽選会等で出されるプレゼント、高額な商品が多く出品されるが、そういったもので
はなく、選手とふれあえるような機会を提供してもいいのでは。
そんなに選手と”ふれあ”いたいかねという。
いや、”ふれあい”に全く興味が無い自分が変わってる、かなりマイノリティだというのは、重々承知してますけど。(笑)
ただそれはそれとして、基本的に選手にサッカーに集中して欲しい、余計な負担を増やしたくないという、一般的な観点からの疑問もあります。
>サインボールの投げ入れは、ゴール裏だけでなく違うエリアにも投げ込んでほしい。
こういうのは別にいいんです、「どうせやるならば」ということですから。僕は要らないですけど。(笑)
・・・・多分まだほとんどの人がピンと来てないと思うんですけど、要は根本には、広い意味でのコアサポ(変な日本語だな)としての、自分たちの立場をどう考えるかということがあるんですけどね。サービスして”もらう”立場なのか、そうじゃないのか。
一般的にはそうでしょう、得意客ですから。でもヴェルディという「企業」「商店」の、現実的状況としては、どうなのか。例えばサポクラに入ると、勿論シーズンチケットを買ってもそうですが、あれやこれや特典があって何やら”グッズ”やら会報誌やら、色々くれるらしいじゃないですか。僕なんかそういうのを見ると、ああいいからいいから、俺なんかに構わずに、他のことにお金使ってくれと、どうしても思ってしまうんですよね。(笑)
真面目に辞退しようかなとも思うんですが、かえって失礼かな。ちなみにスカパーには、「冊子」とか要らないから送るなと既に言ってあります。それより経営頑張れと(笑)。ひょっとして事務を煩雑にしてしまった可能性もありますけど、分かりません。とにかく気持ちとしてはそういう感じです。
変だとは思うんですけど。「客」の態度としては。でも客なのかなあ、より正確には、”サークル”の「内」なのかなあ、「外」なのかなあという。「内」であるならば、身内の問題として、むしろ「外」との戦いに協力すべきなので、自らケアを要求するというのも、どうも。
誰もが積極的な「協力」はなかなか出来ないですけど、せめて余計な負担をかけないくらいのことは。
>シーズンチケットホルダーが友人・知人を連れてきたらポイントを付与する。年間を通じて同伴人数に応じて特典を付けてほしい。
例えばこういうのも、シーチケ買ったんだから、増して動員に協力したんだから、特典もらうのが当たり前だという、素朴な観念が前提にあるわけでしょうけどね。(来場”ポイント”システム自体は、それ以前にあるみたいですけど)
まずシーチケに関しては、まとめ買いによる「割引」という”サービス”を既に受けているわけですよね、忘れがちですけど。勿論早い時期に収入が計算できる、シーチケ購入のメリットはクラブ側に大きいという話ですけど、それはそれとして、買う立場としては既に十分に「恩恵」は受けているわけで。
同伴来場に関しては、それ自体は手放しで素晴らしいことですけどね。でも逆にここまで積極的な協力活動をしたのなら、もうそれは、「素晴らしい」で話が終わっていいんじゃないのか。そこに”特典”がまたついてくるというのは、自らレベルを下げる気もするんですけど。クラブに対する立場が曖昧化するというか。逆に特典がつくからって、おいそれとつれて来れますか?そういう問題ではなくない?
実際にはここらへんは、「内」と「外」の観点がごちゃごちゃしてるとこなんだろうと思うんですけどね。
更に言えば、「自分」へのサービスの形の提案の中に、まだ「内」には入っていない層へのサービス向上の可能性も。(いっとう最初のとかそうですね)
ただなんか、気持ちが悪くてね、読んでると。まあ多分根本的に、”サービス”というものに馴染めないものがある人なんだろうと思うんですけど。「仕事」はしてもらいたいですよ?本業というか。あるいはこちらの生活でもかかってれば、「得」を取りに行ったりもするでしょうけど。でも喜ばせてもらいたいとまでは、あんまり。増して満更他人事でもないですしね、ヴェルディの場合は。
最後にもう一度、引っくるめてふれあいの話に戻ると、結局「サッカーの試合(プレイ)」という”商品”を買ってるんだという原理原則から、あくまで僕の思考も感覚も離れないわけですよね。
「作品」と言ってもいいですけど。・・・・つまり、別に”ファンレターに返事をくれるから”、読んだり見たりするわけじゃないですよね。くれなかったから読まなくなるとか、実際にはあるかも知れないけど、少なくとも大きな声で言えるようなことではないはず。
最高の/特別なものを提供してくれる可能性のある人たちに、それ以外の、特別でないものへの努力を、なぜ望むのか。それは本当は価値を認めていないということではないのか。というのは言い過ぎとしても。
当事者たちが進んでやるのは、努力するのは勿論構わないですし、現実として必要or役に立つ部分も、それはあるんでしょう。でも少なくとも「内」側の人間が、当然のものとして要求するという習慣は、どうしても馴染めません。既に商品は買っている。既にサービスは受けている。既に割引も受けている。(笑)
てな感じで、妙に長くかつとりとめもなく書いてしまいましたが、次に「チケット代」についての少しつましい話を。
>招待券を配布するのではなく、チケット価格を下げてお金を払ってもみたい人を増やしてほしい。
まあ例えばこういう意見がありますよね。特別変わった意見(のつもり)ではないと思いますから、これ自体にどうこうということではないんですけど。
ただこれをサカナに「チケット価格」について考えてみるとですね、まず基本的に、ゴール裏や1969あたりについては、これ以上下げようがないというか、下げても意味が無いのではないかと思います。
「幅」があるとすればもっと高い席でしょうが、どのみちJリーグごとき(?)の高い席に、そんなに実体的なプレミア効果があるとは思えないので、元々高い席の値段設定は、寄付というかお金持ちの捨て金というか、いくらだからどうというものではないのではないかと思うんですが、どうなんでしょう、お金持ちの皆さん。(笑)
でまあ分からない世界の話は置いておいて(笑)、庶民の話に戻りますと、Jリーグ観戦にかかる費用というのは、実際には「チケット価格」だけではないわけですよね。往復の交通費や、前後の飲食代、そんな御馳走は食わなくても、一家の主婦/主夫としては少なくとも自炊との値段の差が無駄遣いに思えなくもない(笑)、そういう出費と。これが馬鹿にならない。特に半日常となると。
勿論合計額が少ないに越したことはないわけですから、チケット価格が下がることはそういう観点からマイナスにはならないわけでしょうが、しかしここで、僕だけかも知れないけれど面白い心理があって。それは、イベント本体の費用と付帯費用との、額の関係、相対的な”高い”感という問題。
つまりですね、例えば5000円~10000円くらいする、音楽のライブに行く時に、交通費がいくらするとか余り考えないんですよね。元の費用が高いから、誤差の範囲だと。飲食代も、むしろイベント気分を盛り上げる為に、気持ち良く無駄遣いしたりする。ところが1969円のヴェルディの試合だと、気になるんですね!これが(笑)。妙にケチ臭くなる。なんなら交通費が馬鹿馬鹿しいから、行くのやめようという話になる。勿論”テレビ”という強力な選択肢の問題もありますし。
だから仮に本体費用であるチケット価格が下がると、モチベーションが上がるかと思いきや、むしろいっそ出費をゼロに抑える方に、思考が行ってしまったりする。なんかね、電車賃とまともな比較が可能なイベント価格って、みじめったらしく思えて気分が盛り上がらなったりする。ありませんか?そういうこと。
元々サッカーの試合の価格って、いくらなら妥当とか言いづらいんですよね。
例えば僕は、映画館の映画のチケット代とか、馬鹿高いと思います。それはつまりレンタルビデオ/DVDや、有料放送系のテレビという直接の比較対象があるからで、”映画館”というロケーションに積極的意味を見出さない人には、少なくともそうでしょう。その場合それこそサッカーと比べても、なんならいつでも見られるわけですし。生意気だぞと。(笑)
ともかく、だからチケット代を上げていいとか、そこまでの話にはなりませんが、少々下がったからと言って、払う方の気持ちに大した好影響があるとは思えない。ちょっとレベルが違うんですよね。つまりぶっちゃけ、ビタ一文払いたくないわけですよね、Jリーグになんか、普通の人は。それが元々安いものがまた下がったからと言って、何かが変わるとは。どのみち行って帰れば同レベルの費用は発生しますし、何なら時間も体力も使う。いっそ時給払ってよ、てなもんで。(ひどい・・・・)
その点まだ「招待券」の方が、「タダ」というお得感は強烈鮮明ですから、さもしい本能が刺激されてついでに来てくれる可能性はあるかなと、心理的には想像しますが。デパートの無料イベントみたいなものですね(笑)。元々上から目線のイベントの場合、タダなら行ってやろうかと、そういう心理はありませんか?300円?生意気だぞ。(笑)
ああ、みみっちい話だわ。でも正直な感覚。金はね、遣うとなったら、遣うんですよ。遣わないとなったら、遣わない。
ほんとはここまで来たら、「スタジアム観戦とはどういう行為か」みたいな話までした方がいいのかも知れませんが、エントリーの守備範囲を越えるので今日はここまで。こういう現実の水準もあるんじゃないのかな(ないのかな)ということを、ちょっと書いてみたかったという、そういう話でした。
まだなんかあったっけ。ああ、そうそう、「議事録が長過ぎる」というクレームが出ていましたが、それはちょっと、酷な気がしますね。短い/編集し過ぎな方が、文句が出る要素としては本来的でしょう。長い分には、いいじゃないかと。せっかく労力かけてくれたんだし。前回のは、文脈がよく見えて&個々のパーソナリティもよく感じられて、僕は良かったですけどね。情報価値が高いというか。
結局今回はかなり圧縮版。それがどうなのかというのは、逆に出た人にしかよく分からないですけど。
まあ例えばこういう意見がありますよね。特別変わった意見(のつもり)ではないと思いますから、これ自体にどうこうということではないんですけど。
ただこれをサカナに「チケット価格」について考えてみるとですね、まず基本的に、ゴール裏や1969あたりについては、これ以上下げようがないというか、下げても意味が無いのではないかと思います。
「幅」があるとすればもっと高い席でしょうが、どのみちJリーグごとき(?)の高い席に、そんなに実体的なプレミア効果があるとは思えないので、元々高い席の値段設定は、寄付というかお金持ちの捨て金というか、いくらだからどうというものではないのではないかと思うんですが、どうなんでしょう、お金持ちの皆さん。(笑)
でまあ分からない世界の話は置いておいて(笑)、庶民の話に戻りますと、Jリーグ観戦にかかる費用というのは、実際には「チケット価格」だけではないわけですよね。往復の交通費や、前後の飲食代、そんな御馳走は食わなくても、一家の主婦/主夫としては少なくとも自炊との値段の差が無駄遣いに思えなくもない(笑)、そういう出費と。これが馬鹿にならない。特に半日常となると。
勿論合計額が少ないに越したことはないわけですから、チケット価格が下がることはそういう観点からマイナスにはならないわけでしょうが、しかしここで、僕だけかも知れないけれど面白い心理があって。それは、イベント本体の費用と付帯費用との、額の関係、相対的な”高い”感という問題。
つまりですね、例えば5000円~10000円くらいする、音楽のライブに行く時に、交通費がいくらするとか余り考えないんですよね。元の費用が高いから、誤差の範囲だと。飲食代も、むしろイベント気分を盛り上げる為に、気持ち良く無駄遣いしたりする。ところが1969円のヴェルディの試合だと、気になるんですね!これが(笑)。妙にケチ臭くなる。なんなら交通費が馬鹿馬鹿しいから、行くのやめようという話になる。勿論”テレビ”という強力な選択肢の問題もありますし。
だから仮に本体費用であるチケット価格が下がると、モチベーションが上がるかと思いきや、むしろいっそ出費をゼロに抑える方に、思考が行ってしまったりする。なんかね、電車賃とまともな比較が可能なイベント価格って、みじめったらしく思えて気分が盛り上がらなったりする。ありませんか?そういうこと。
元々サッカーの試合の価格って、いくらなら妥当とか言いづらいんですよね。
例えば僕は、映画館の映画のチケット代とか、馬鹿高いと思います。それはつまりレンタルビデオ/DVDや、有料放送系のテレビという直接の比較対象があるからで、”映画館”というロケーションに積極的意味を見出さない人には、少なくともそうでしょう。その場合それこそサッカーと比べても、なんならいつでも見られるわけですし。生意気だぞと。(笑)
ともかく、だからチケット代を上げていいとか、そこまでの話にはなりませんが、少々下がったからと言って、払う方の気持ちに大した好影響があるとは思えない。ちょっとレベルが違うんですよね。つまりぶっちゃけ、ビタ一文払いたくないわけですよね、Jリーグになんか、普通の人は。それが元々安いものがまた下がったからと言って、何かが変わるとは。どのみち行って帰れば同レベルの費用は発生しますし、何なら時間も体力も使う。いっそ時給払ってよ、てなもんで。(ひどい・・・・)
その点まだ「招待券」の方が、「タダ」というお得感は強烈鮮明ですから、さもしい本能が刺激されてついでに来てくれる可能性はあるかなと、心理的には想像しますが。デパートの無料イベントみたいなものですね(笑)。元々上から目線のイベントの場合、タダなら行ってやろうかと、そういう心理はありませんか?300円?生意気だぞ。(笑)
ああ、みみっちい話だわ。でも正直な感覚。金はね、遣うとなったら、遣うんですよ。遣わないとなったら、遣わない。
ほんとはここまで来たら、「スタジアム観戦とはどういう行為か」みたいな話までした方がいいのかも知れませんが、エントリーの守備範囲を越えるので今日はここまで。こういう現実の水準もあるんじゃないのかな(ないのかな)ということを、ちょっと書いてみたかったという、そういう話でした。
まだなんかあったっけ。ああ、そうそう、「議事録が長過ぎる」というクレームが出ていましたが、それはちょっと、酷な気がしますね。短い/編集し過ぎな方が、文句が出る要素としては本来的でしょう。長い分には、いいじゃないかと。せっかく労力かけてくれたんだし。前回のは、文脈がよく見えて&個々のパーソナリティもよく感じられて、僕は良かったですけどね。情報価値が高いというか。
結局今回はかなり圧縮版。それがどうなのかというのは、逆に出た人にしかよく分からないですけど。
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この記事へのコメント
コアサポはある種の利得と引き換えに、サポ全体への奉仕者として動くようにもってくのが運営としては一番いいのでしょうねえ
2009/02/21(Sat) 22:46 | URL | yocc #-[ 編集]
こんにちは。
ふれあい、についてはラウンドテーブルに参加しちゃうような人に向けて、というよりヴェルディに関心が少ない人向けのアピール方法としてということだと思うんですけどね。
ふれあい、についてはラウンドテーブルに参加しちゃうような人に向けて、というよりヴェルディに関心が少ない人向けのアピール方法としてということだと思うんですけどね。
>yoccさん
まあそのう、「使命」とか「義務」とかというより、もっと感覚的な話なんですけどね。家族にサービスを求めますか?というか、サービスしてくれるから家族なんですか?という。嫌々ファンやってるわけでもあるまいしという。
例えば「優先販売」的な”利得”はいいと思うんですよ。自然というか。そもそものラウテへの参加資格とかも。選別の”基準”というだけですからね。何かを新たにやらせてるわけではない。
>しりんぐさん
どうもこんにちは。
まあそうなのかなと、一応フォローは入れてあるんですけどね。(笑)
今回の議事録だと、流れがよく分からないですし。
だからまあ、このテの「論法」がまかり通っているように見える部分を、代表してという。日頃感じている違和感が、投影されたというか。
言いたいことが通じてくれれば、それでいいんですけどね。
まあそのう、「使命」とか「義務」とかというより、もっと感覚的な話なんですけどね。家族にサービスを求めますか?というか、サービスしてくれるから家族なんですか?という。嫌々ファンやってるわけでもあるまいしという。
例えば「優先販売」的な”利得”はいいと思うんですよ。自然というか。そもそものラウテへの参加資格とかも。選別の”基準”というだけですからね。何かを新たにやらせてるわけではない。
>しりんぐさん
どうもこんにちは。
まあそうなのかなと、一応フォローは入れてあるんですけどね。(笑)
今回の議事録だと、流れがよく分からないですし。
だからまあ、このテの「論法」がまかり通っているように見える部分を、代表してという。日頃感じている違和感が、投影されたというか。
言いたいことが通じてくれれば、それでいいんですけどね。
青赤サポですが、いつも楽しくおにゃのこを眺めさせて貰ってます(笑)
なんかで見たことのある話として、ここ最近のスタジアム関係として「いかに貴賓席が備えられているか?」というのがステータスとしてあるそうで。駐車場から座席までの専用の直通エレベータなどでブルジョア感を出しながら、その専用の動線のあいだにグッズ売場やら何やらと「お金を落として貰うネタ」を仕込んでおく。
新ウェンブリーは貴賓席をかなり備えたモノにしたらしく、貴賓席での収入増加を目論んだ造りになってます。「貴賓席での収入」と「一般席での収入」が半々の比率になることを理想にしているとのこと。
これはさすがに「サッカー観戦」のステータスが格段に違う話ですけど、スポーツビジネス的思考では『カネのあるヤツからいっぱい獲る』という割り切りがハッキリしている。逆を言えば「金の無いヤツから獲れる額はたかが知れてる」。
金の無いヤツは結局、どうであろうとカネは大して落としはしないよ。ってのがスポーツビジネス的にはハッキリさせて考えてるのかなぁ、という事例の一つだと思います。
自分としても、チケ代500円下げればスタが満杯だなんて、めでたいサカつく理論だろと思いますよ。
なんかで見たことのある話として、ここ最近のスタジアム関係として「いかに貴賓席が備えられているか?」というのがステータスとしてあるそうで。駐車場から座席までの専用の直通エレベータなどでブルジョア感を出しながら、その専用の動線のあいだにグッズ売場やら何やらと「お金を落として貰うネタ」を仕込んでおく。
新ウェンブリーは貴賓席をかなり備えたモノにしたらしく、貴賓席での収入増加を目論んだ造りになってます。「貴賓席での収入」と「一般席での収入」が半々の比率になることを理想にしているとのこと。
これはさすがに「サッカー観戦」のステータスが格段に違う話ですけど、スポーツビジネス的思考では『カネのあるヤツからいっぱい獲る』という割り切りがハッキリしている。逆を言えば「金の無いヤツから獲れる額はたかが知れてる」。
金の無いヤツは結局、どうであろうとカネは大して落としはしないよ。ってのがスポーツビジネス的にはハッキリさせて考えてるのかなぁ、という事例の一つだと思います。
自分としても、チケ代500円下げればスタが満杯だなんて、めでたいサカつく理論だろと思いますよ。
チケットネタの方にも反応して下さって、ありがとうございます。
放置されると、いかにも僕だけがケチなようで。(笑)
>金の無いヤツは結局、どうであろうとカネは大して落としはしないよ
「動員に頼らないビジネスモデル」とかいう話がどっかにありましたが(笑)、まあ、ぶっちゃけると、そうなんでしょうね。あるいは日テレは、”画面のにぎやかし”としてしか、サポを考えていないとか何とか。(”スタジオ観覧者募集”?(笑))
こういう所謂”テレビ屋”的発想だとか、昔ナベツネが言っていた色々とか、たいていは別に「おかしく」はないんですよね、論理的には。建設的でないだけで(笑)。ただそういう視点や可能性を、経営側が考えないのは、それはそれで逆におかしいですが。
・・・・あ、今思い出しましたが、確かセリエAでも、上の方の(ある)クラブは、「テレビ画面用」に、採算度外視でチケット代を下げて、とにかく人数入れているとか、そんな話も聞いたことがあります。
実際問題クラブを支えるが売り文句のコア層は、概ね一番安い席を占領しているわけで、そこらへん何とかならんかねと、一度は考えない経営者の方が、珍しいんじゃないかと思いますが。
Jクラブの経営に関しては、正直よく分からんというか、明るい展望が描きづらいというか、とりあえず「大きなカネ」を考える発想と「小さなカネ」を考える発想は、基本的に別なんだよなあということは、よく思いますけど。
実は上の本文の後に、テレビ(マネー)の改めての位置付けについて書きかけて、煮詰まってないのでやめたんですが(笑)。格闘技イベントのPPVをヒントに、と言えば、だいたい想像つくと思いますけど。
放置されると、いかにも僕だけがケチなようで。(笑)
>金の無いヤツは結局、どうであろうとカネは大して落としはしないよ
「動員に頼らないビジネスモデル」とかいう話がどっかにありましたが(笑)、まあ、ぶっちゃけると、そうなんでしょうね。あるいは日テレは、”画面のにぎやかし”としてしか、サポを考えていないとか何とか。(”スタジオ観覧者募集”?(笑))
こういう所謂”テレビ屋”的発想だとか、昔ナベツネが言っていた色々とか、たいていは別に「おかしく」はないんですよね、論理的には。建設的でないだけで(笑)。ただそういう視点や可能性を、経営側が考えないのは、それはそれで逆におかしいですが。
・・・・あ、今思い出しましたが、確かセリエAでも、上の方の(ある)クラブは、「テレビ画面用」に、採算度外視でチケット代を下げて、とにかく人数入れているとか、そんな話も聞いたことがあります。
実際問題クラブを支えるが売り文句のコア層は、概ね一番安い席を占領しているわけで、そこらへん何とかならんかねと、一度は考えない経営者の方が、珍しいんじゃないかと思いますが。
Jクラブの経営に関しては、正直よく分からんというか、明るい展望が描きづらいというか、とりあえず「大きなカネ」を考える発想と「小さなカネ」を考える発想は、基本的に別なんだよなあということは、よく思いますけど。
実は上の本文の後に、テレビ(マネー)の改めての位置付けについて書きかけて、煮詰まってないのでやめたんですが(笑)。格闘技イベントのPPVをヒントに、と言えば、だいたい想像つくと思いますけど。
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