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東京V-鳥栖(’09)
2009年04月16日 (木) | 編集 |
今季初めて、地に足が付いたか。

J1第8節 東京V ○2-0● 鳥栖(味の素)

まだだ、まだ終わらんよ。


上のセリフは本当は栃木SC戦で使うはずだったんですが、後からブーイングのことを聞いて、空気読んでしまいました。(笑)
とにかく、思い出に残る試合、思い出に残る勝利、いとおしい勝ち点がまた一つ。(三つか(笑))
何か不思議な感じもしますけどね、改めて。こんなクラブでも、こんなチームでも、やり続けていればちゃんと心に残る何かは生まれる。「形」があるところに「魂」が入るというか、「器」があるところに「中身」は盛られるというか。だから特段積極的な価値は無くても(笑)、残せるものは残すべきで、そう簡単に無くすべきではないという。

まあ、減点法から加点法に切り替えが出来れば、たいていのことには、耐えられるわけですけど。何の話だ。
しかしなあ、こういう試合の後の次のホームゲームが、29日まで待たなくてはならないというのが、何とも間が悪い。今なら、漏れなく!という空気なのに。
上位軒並み勝っちゃうし。
ならばそれも含めて、それまでの西北近隣(甲府、草津)二つに、奮戦あるのみか。

暑くなりましたなあ。


連戦のケア等加味した結果として実現したらしい、”暗黙の世論”たる4-2-2-2堅実モデルでスタートした試合があんな幕開けをしてしまって、正直その時点では、八甲田山でしたけどね。天ハ我ヲ・・・・
それが結果としてこういう試合になって、いやどうも申し訳ないという。やはり天の思し召しを、人の浅知恵で量ってはいけないなと。(笑)

後は監督が、この日の”成果”をどう受け止めるかですが。
正に「人」の領域ということで。

形としては影の定番、「数的不利になったチームがやることが絞られて、かえって落ち着いて集中した戦いを完遂して無欲の快勝」というそういう試合だったわけですが、今季開幕からひたすら”欲”と”迷い”に振り回されて、腰の据わらない試合を繰り返して来た高木ヴェルディ(強調部分に他意は・・・・(笑))にとっては、色々確認出来る有意義な試合でした。

個別のことor僕が口走って来たことからだけ言っても、
・柴崎は使われて走り回ってナンボ
・1トップ気味なら大黒はむしろ下がり目の方が・・・・
・滝澤を”攻撃の軸”に据えるのはミスキャスト
といったあたり。

柴崎について付け加えると、結局この人は「直線」の選手なんですよね、よくも悪くも。中央で飛び出しても、サイドを疾走しても、それはどちらでもいいですけど。そういうプレーをしている時の迷いの無さを見れば、頭の構造自体がそうだというのは明らかなので、だから献身的ではあるんだけど逆に、ボールテクニックはあっても、”パサー””ゲームメイカー”としては現実性が低いという。
大黒の(攻守の)繋ぎの上手さというのはあっさり言ってしまえばサッカー脳のレベルの違いですが、特に今年のチーム構成では、明らかですけど。

滝澤に関してはこれまでは攻撃時の、ボールのある時無い時双方での絶望的なヴィジョン不足という、専らネガティヴな面が取り上げられていたわけですが、この日の緊急シフトで見せた守備への貢献とそこからの攻撃への関与の、むしろいつもよりスムーズなプレーを見ると、今後は守備メイン(ボランチ?サイドバック?)あるいはきっちりタスクを与えてプレーさせた方が、本人にもチームにも遙かに有益だという、ポジティヴかつ現実的な展望が見えたような気がしますが。
猫に小判、滝澤に自由。まあ、当分起用法は変わらないでしょうけど。少なくとも河野が帰って来て、左足のキッカーの選択肢が増えるまでは。河野だけではなく服部も帰って来て(or那須川が成長して)、一回レギュラー落ちしてからかも知れないですかね、「ヴェルディの滝澤」が本当に始まるのは。それまでは「高木琢也の滝澤」。

でもほんと、「守から攻」の流れは良かったと思うので、勿体無いなあ。

もう一人起用法に意見が分かれそうなのは永里ですが、これは難しいところ。中盤に上がってからのプレーが冴えていたのは確かですが、サイドバックで育てたいという、気持ち/意図自体は分かる。素質は十分。
ただ問題は、恐らくそもそもの前提が、永里自身がどうというよりも、前任者の和田も含めて「攻撃的なチーム」に「攻撃的なサイドバック」が欲しいorサイドバックは攻撃的じゃないとという、今季の高木監督の先行観念から来ているだろうということ。本当にチームの実態や全体のバランスを、見て感じてというより。

まあそこらへんについてはまた後で書くとして、とにかくなかなかどうしていい選手ですね、この選手は。何がいいかというと、「元気」や「運動量」(走力)が武器という選手は数多くいますけど、この永里の波及力というのは独特で、ほんとに景気が良くなる(笑)というかチームを動かす力があるということ。
明るい。常に労働の苦しさより喜びが、多く発せられるというか。一種の人徳ですね。(笑)
加入時に湘南サポから寄せられていたコメントにこめられていた”愛”の正体が、分かったような気がしますが。勿論ボールテクニックもありますし、かなりいいレベルのサイドアタッカーになる、可能性は感じます。”愛嬌”で終わってしまう可能性も、同じくらいあるでしょうけど。(笑)


さて全体の話ですが。
この日の内容・結果を受けて、いきなり堅守速攻のチームに、しろともするとも、そこまでは思いませんが。ただ「たまたま」ではない、少なくともチームの現実の重要な部分がはっきり反映された試合だと、それを天が過剰演出で教えてくれた試合だと(笑)、そのことは是非とも高木監督には、感じて欲しいですね。
自身と今季のチームと、そのかけ合わせの、「等身大」が垣間見えた試合だと。・・・・”身の程”は既に知らされてましたけどね(笑)、それと”等身大”は少し違う。前者は墜落・撤退ですが、後者は既に、立派に前向きな戦闘準備なわけで。

前節湘南戦については相対的にはそれなりにポジティヴな評価をしているようですし、この日あえて布陣を変えた最終的な理由は、大黒の、特に体力的な負担の軽減なんでしょうから、まだはっきりと(4-3-3から)宗旨変えしたとかするとか、そういうことではないんだろうと思います。いずれにしても特例的な試合には、なってしまったわけですし。システム的な何が試されたとは、言いづらい。
だから期待できる展開としては、間を置かない次節、とりあえずは同じシステム(思想はともかく)で行って、それで悪くない結果と出来れば似たようなやや重心低めの安定感が内容として示されて、そのまま何となく、基本システムとして定着してくれればなと。本当の”試し”は、専門アンカー菅原が戻って来る次々節だとも、言えるわけですし。

みんなの宿願(笑)「MF藤田」は、まあしばらく待ってもらうしかないでしょうね。それどころじゃないというか。その前に新村が当たってくれたりすると、それはそれで嬉しいですし。なんかそんなことが起こりそうな空気は、無くは無いと思うんですけど。(笑)

システム論的なものに話を戻すと、なるほどなと思ったのはこの日の監督コメントの、1ターゲットじゃなくて2ターゲットにしようと思っていて」というやつ。そうか、”~トップ”というより、”ターゲット”の数で、システム/組み合わせを、考えているわけですね。
逆に言うと、なるべく”ターゲット”以外の飛び出し飛び込み要員を増やそうという発想で今季はここまで来ていて、その唯一の”ターゲット”役を、大黒に委ねていたという。言い換えると、「3トップ」と「1トップ」ではなくて、同じ系統の構成の「前がかり」と「後ろがかり」という、そういう区別で、”4-3-3”と”4-5-1”の間を行き来していたということ。だからそこに、”4-4-2”の入り込む余地は無かった。

言われてみれば結構当たり前な感じがしますけど、いかにも絵に描いた餅というか、そういうのはプレミアあたりでやってくれという、そういう正直な感想もあったりします。システムも、チームも、それらの機能も、最終的には個別的なものだと思いますから。いや、やるならやるでいいですよ、それでちゃんと食える餅になるならね。
・・・・まあ、面白いは面白いですね。”攻撃的”なチームとは、ターゲット、言い換えれば固定ポイントが極小のチームであるという。”FW”の数ではなく。多分これは、僕は田舎もんなのでよく知りませんが、その方面(?)では一つの定式的理解なんでしょうね。
モビリティが鍵だということ自体は大いに賛成なんですけど、それをシステムとニアリーイコールにしてしまうのは、ちょっと筋悪というか、形式主義的な感じがしますけどね。動かすのは腕ですよ結局。身も蓋も無い言い方ですが。個別の工夫というか。そこらへんに甘さ(もしくは誤解)があるから、動かないんでしょう、高木監督のチームは。


と、”サッカー談義”も楽しいですがこれくらいにして。
とりあえず高木監督には、当面今度は”2ターゲット”前提のチーム作りの腕を見せて下さいよと、適当に話を合わせておいてと。(笑)

その要となるのだろう林陵平選手がどう見えたかですが。ふむ、”微妙にトロい”という印象は、初見と特に変わらなかったですけどね。喋りもちょっとなあ、ハーフタイムの熊本戦告知VTR見てると、多少使う意欲が殺がれますが。(笑)
ただこれは”トロい”選手によくあること&必須の機能ですが、大きくマイペースに巻き込むと、なかなかの場の支配力は見せますね。今日はスペースもたっぷりありましたし、それをちゃんと計算して、勝つべくして勝つような競り方を、ちゃんとしていました。平本が何十年選手やっても、まず出来ないことです。(笑)

あれで噂によると、ドリブル突破力もあるそうですから(だから高木監督はしばしば左で使う)、それが本当ならなかなかに賢い、スペースと間合いの使い方を基本的に弁えた選手なんだろなと、推測は出来ます。
”トロい”と言っても鈍重なわけではないんでね。むしろ線の細さが感じられる方ですから、プロの筋肉が付いて来れば、自然に瞬発力の向上も、ある程度は期待出来そうですが。

まあなかなかね、長身FWが大成しない国なので、期待し過ぎないように抑える感じにはなりますが、確かに少し、スラヴの臭いがするしなやかな大きさではありますね。”イヴラヒモ・・・・”はちょっと、言い過ぎでしょうけど(笑)。ていうかあんまりターゲットターゲット言いたくないというか、ただし高木式” ターゲット”は大黒でもOKな類なので、逆にそれは位置付けとして幸せかもと。むしろ大黒と役割を交換し合うような感じになるのかなと、何となく想像しますが。

・・・・どうも奥歯にもののはさまったような言い方になりますけど(笑)、出て来たばかりで負荷をかけたくないのと、失望したくないのと(笑)、後はやっぱり、戦術的柔軟性を失いたくないのと。大黒の今季ここまでの”経験”も、むしろそのまま活かすような感じで、フィットしてくれればなと。
3トップの真ん中とかは、やらせたくないなあ、逆に。それくらいならいっそ、上品に左に。

とりあえずお疲れの本格デビューの後の次の試合も、大黒ともども程々にこなして、一週間空くその次あたりから、真価見定め期間かなと。期待せずに期待して、待ってます。(笑)


少々とっ散らかってますが、全て”次”からが大事なので。
上昇のチャンス・材料は与えられた、間違いなく。さあどうなる。


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