2006年10月27日 (金) | 編集 |
ラモス(たち)が作ったチームなんだから、ラモスによってとどめを刺されるのもあり・・・・かなとか。
勿論筋としては「作った」のは故正力松太郎氏と言うべきなんでしょうが、でも「日本初のクラブシステムのプロサッカーチーム」というお題目に、世間が無視したくても無視出来ないようなインパクトある実体を与えたのは確かにラモスたちブラジル人脈(と往年のメンバーたち)だったわけで。
ブラジル人一流の”手前味噌”も加えて、要するにこれは「俺のチーム」だと、根本の部分でラモスは思っているはず。壊すのも自由だ、とは言わないにしても。その前提の超状況的な強力さが、あのなんか基本的に言葉が通じない感じの源かと。
ちなみにこれはかの川淵氏の日本サッカーに対する態度にも通じる話ですよね。”J”も、現在の代表も、要するに「俺が作った」という自負、これの優先順位が常に問答無用に先に来てしまうので、「責任」や”功”と”罪”の認識に、世間と大きなズレが生まれてしまう。自覚的な保身や腹黒い部分も勿論大きいでしょうが、自分は悪くない、”功”に比べればその程度の”罪”がどうだというんだと本気で思っている部分も小さくないんじゃないかなと僕は思います。
・・・・まあ「作った」という主張の正当性の比較としては、ラモスに比べれば遥かに川淵氏の方が正当だとは思いますが。問題は前提や結論が固定している人と話をするのは難しいということで。『辞める覚悟』というあまりにも今更な決意表明が何とも膝の力が抜けるんですけど。自分が辞めるということを大層なことと考えている、基本的に辞めないのが当たり前、自分のヴェルディの監督としての”自然権”を巨大に見積もってないと出て来ない言葉だと思います。
「とどめ」とは言っても、勿論ラモスは昇格・再建へ向けて良かれと思って彼なりに力を尽くして監督業にいそしんでいるだけなわけですが。ボールは丸いですから、昇格くらいはするかもしれませんが。
ただJ2降格という歴史的出来事に直面して、大部分の人が望んだ/考えただろう、これを機会にまたは最後のチャンスとして、サッカースタイル的にもクラブの体質的にも”大ヴェルディ”のイメージを振り払っての徹底的な正常化や改革云々という希望は、ラモスの存在によって完全に砕かれてしまったわけで。ラモスいち個人にクラブ改革なんてものを背負わせる気はハナからないとしても、彼をシンボルとして初めて現在の反動的自己正当化的、無限の対症療法的な路線が可能になっているのも明らかなわけで。
まあ首脳部のオジサンたちの頭にはそれ以外のイメージは選択肢としてなかったんでしょうし、それ以外にクラブの(規模の)存続、日テレの支援の誘導路もなかったのかも知れませんが。
仮に本当にそうで、そうでなければあるいはそれが上手く行かなければヴェルディが消えるというなら、僕個人としてはそれでもいいかなと結構本気で考えています。約15年、感覚としては2周り終わって今が3周目?という感じで、もう堪能し尽くしましたし、期待するタネも尽きました。やはりこのクラブは特殊過ぎる。進化の袋小路にハマっている。
勿論これから、または今が盛りという人や、続くべきだと本気で考えている人には到底受け入れられる話ではないでしょうが。継続の為の技術的アイデア自体もその気になれば無限にあるんでしょうが。
ただ僕的には”神話”のラモスの再登場、及びその見事なまでに先入観/パブリックイメージ通りの監督ぶりに、緊張の糸が切れてしまった感はありますね。べるでぃ、緑蟲と嘲られながらギリギリのところでギャグにせずに踏ん張って来たものが。終わるなら終われと。笑って見送るよ。
まあしょせんは「悪習」の類ですから、監督さえ代われば性懲りもなく期待してしまうのかも知れませんが。
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勿論筋としては「作った」のは故正力松太郎氏と言うべきなんでしょうが、でも「日本初のクラブシステムのプロサッカーチーム」というお題目に、世間が無視したくても無視出来ないようなインパクトある実体を与えたのは確かにラモスたちブラジル人脈(と往年のメンバーたち)だったわけで。
ブラジル人一流の”手前味噌”も加えて、要するにこれは「俺のチーム」だと、根本の部分でラモスは思っているはず。壊すのも自由だ、とは言わないにしても。その前提の超状況的な強力さが、あのなんか基本的に言葉が通じない感じの源かと。
ちなみにこれはかの川淵氏の日本サッカーに対する態度にも通じる話ですよね。”J”も、現在の代表も、要するに「俺が作った」という自負、これの優先順位が常に問答無用に先に来てしまうので、「責任」や”功”と”罪”の認識に、世間と大きなズレが生まれてしまう。自覚的な保身や腹黒い部分も勿論大きいでしょうが、自分は悪くない、”功”に比べればその程度の”罪”がどうだというんだと本気で思っている部分も小さくないんじゃないかなと僕は思います。
・・・・まあ「作った」という主張の正当性の比較としては、ラモスに比べれば遥かに川淵氏の方が正当だとは思いますが。問題は前提や結論が固定している人と話をするのは難しいということで。『辞める覚悟』というあまりにも今更な決意表明が何とも膝の力が抜けるんですけど。自分が辞めるということを大層なことと考えている、基本的に辞めないのが当たり前、自分のヴェルディの監督としての”自然権”を巨大に見積もってないと出て来ない言葉だと思います。
「とどめ」とは言っても、勿論ラモスは昇格・再建へ向けて良かれと思って彼なりに力を尽くして監督業にいそしんでいるだけなわけですが。ボールは丸いですから、昇格くらいはするかもしれませんが。
ただJ2降格という歴史的出来事に直面して、大部分の人が望んだ/考えただろう、これを機会にまたは最後のチャンスとして、サッカースタイル的にもクラブの体質的にも”大ヴェルディ”のイメージを振り払っての徹底的な正常化や改革云々という希望は、ラモスの存在によって完全に砕かれてしまったわけで。ラモスいち個人にクラブ改革なんてものを背負わせる気はハナからないとしても、彼をシンボルとして初めて現在の反動的自己正当化的、無限の対症療法的な路線が可能になっているのも明らかなわけで。
まあ首脳部のオジサンたちの頭にはそれ以外のイメージは選択肢としてなかったんでしょうし、それ以外にクラブの(規模の)存続、日テレの支援の誘導路もなかったのかも知れませんが。
仮に本当にそうで、そうでなければあるいはそれが上手く行かなければヴェルディが消えるというなら、僕個人としてはそれでもいいかなと結構本気で考えています。約15年、感覚としては2周り終わって今が3周目?という感じで、もう堪能し尽くしましたし、期待するタネも尽きました。やはりこのクラブは特殊過ぎる。進化の袋小路にハマっている。
勿論これから、または今が盛りという人や、続くべきだと本気で考えている人には到底受け入れられる話ではないでしょうが。継続の為の技術的アイデア自体もその気になれば無限にあるんでしょうが。
ただ僕的には”神話”のラモスの再登場、及びその見事なまでに先入観/パブリックイメージ通りの監督ぶりに、緊張の糸が切れてしまった感はありますね。べるでぃ、緑蟲と嘲られながらギリギリのところでギャグにせずに踏ん張って来たものが。終わるなら終われと。笑って見送るよ。
まあしょせんは「悪習」の類ですから、監督さえ代われば性懲りもなく期待してしまうのかも知れませんが。
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この記事へのコメント
ブログでも書いたんですけど、最初から二年契約というにおいがぷすぷすと漂っています。個人的にはそれが一番説明が付きやすくていいですね。
”陰謀”ですか?(笑)
うーんどうでしょう、その場合はラモスも口裏を合わせているという話になるわけですよね、自分に都合の悪いことは綺麗に忘れるタイプだとは思いますが、そこまではちょっと。
ていうか逆に買い被りかなあとも思うんですよね。そんな明確なものはなくて、もっとなしぐすしというか。
要するに何も知らないわけですよ、上の方は。プランA:ラモス、プランB:・・・・も、ラモス。プランC以下はよきにはからえ、カズとか中田とか、あるだろ色々と。いや社長、さすがにそれは無理です。そうか、じゃあいっそイチローとか松井とかはどうだ、新庄でもいいぞ。
たまには現場を知る人からのより現実的な諫言とかも上げられたりはしてるんだと思いますが、そういう時は答える術のない上の人としては、君の言うことは聞いておくよというだけで特にリアクションはなし。どうやらラモスヴェルディが格好がついた頃を見計らって、見ての通りだ文句はあるまいと、ここぞとばかりに積極的に、「決定事項」として”ラモス続投”が降りてくる。
・・・・こんなんが僕の想像するヴェルディの”意思決定プロセス”ですけど。違いますかね。(笑)
うーんどうでしょう、その場合はラモスも口裏を合わせているという話になるわけですよね、自分に都合の悪いことは綺麗に忘れるタイプだとは思いますが、そこまではちょっと。
ていうか逆に買い被りかなあとも思うんですよね。そんな明確なものはなくて、もっとなしぐすしというか。
要するに何も知らないわけですよ、上の方は。プランA:ラモス、プランB:・・・・も、ラモス。プランC以下はよきにはからえ、カズとか中田とか、あるだろ色々と。いや社長、さすがにそれは無理です。そうか、じゃあいっそイチローとか松井とかはどうだ、新庄でもいいぞ。
たまには現場を知る人からのより現実的な諫言とかも上げられたりはしてるんだと思いますが、そういう時は答える術のない上の人としては、君の言うことは聞いておくよというだけで特にリアクションはなし。どうやらラモスヴェルディが格好がついた頃を見計らって、見ての通りだ文句はあるまいと、ここぞとばかりに積極的に、「決定事項」として”ラモス続投”が降りてくる。
・・・・こんなんが僕の想像するヴェルディの”意思決定プロセス”ですけど。違いますかね。(笑)
確か一番最初の就任報道には、「3年契約」というのもあった記憶が。
その線でのオファーをラモスが個人的決意表明として1年に引き直して、「分かったよ、ラモスくんがそういうなら」とそこではそういう話に収めつつ、内々の既定路線としては”永久政権”(あくまで萩原プロジェクトの枠内ですが)ということで段取る。これくらいなら普通にあるでしょうね。
その線でのオファーをラモスが個人的決意表明として1年に引き直して、「分かったよ、ラモスくんがそういうなら」とそこではそういう話に収めつつ、内々の既定路線としては”永久政権”(あくまで萩原プロジェクトの枠内ですが)ということで段取る。これくらいなら普通にあるでしょうね。
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