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[つぶやき]’09.12.1 ~『太陽』『SEED』『クローン』『リーガル』
2009年12月01日 (火) | 編集 |
由来
なるべくならテーマに共通性を持たせた方がいいのかなという気はしますが、でも「思いついた時に」というのが基本。
それと機動性を活かして、従来エントリーの隙間を埋めて、無更新日を作らないという、機能も目標。(笑)
でもそれ以上、一日複数回更新するのは嫌なんですよね僕は。繋がりっぱなし感が嫌というか。
それでこんな形に。

『太陽にほえろ!』第625話「四色の電車」 ('84)

鉄ちゃん青年の不条理犯罪の話ですが、その中で「スキゾ」と「パラノ」という言葉が、やはりというか神田正輝"ドック"の口からですが出て来て、驚きました。そうか、そういう時代か。

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スキゾ(フレニー)=分裂、パラノ(イア)=偏執。ま、色々と問題のある概念ではありますが。
(教えてgoo:「スキゾ」と「パラノ」)
ちなみにキング・クリムゾンの『21世紀の精神異常者』"異常"は"スキゾイト"(分裂病質)で、要は広義の性格傾向でしかないので、まだ「異常」のレベルには全然達してないんですよね。(笑) (現在は改題)

作中ではその鉄オタ青年が憧れの女の子に「暗い」と言われたことが、連続犯罪の引き金になっていて、それについてドックが「スキゾとパラノ」という流行語を持ち出して、今は「暗い」≒「パラノ」と言われてしまうことは、死刑宣告に近いんだよと世相を表現します。
参考までに「ネアカ」と「ネクラ」は・・・・。どこ見ても"'80年代"としか書いてませんが、これより少し前なのかな?要はバブル時代を背景にしているわけですが、これについての時代感は僕はごっそり抜けてて、ピンと来ません。だって関係無いしぃ。

脚本には例の『コンピューター計画』の古内一成さん(のち『名探偵コナン』シリーズ)が、これもやはり絡んでいて、ナウい系(笑)の担当はこの人なんだろうなという。
ちなみにその(↑)後の回をずっと見ていると、多少2時間ものの『コンピューター計画』の出来は抜けている感じで、"マイコン"刑事としてレギュラー化した石原良純の描写もあんまり冴えません。そもそもの名前がダサいしね。"コンポリ"の方が、リアリティがあって良かった。(参考、当時のスタッフノート)

ファミリー劇場 『機動戦士ガンダムSEED』 再放送

現在38話まで(Wiki)、淡々とフォロー中。
一言で言って、「女のシナリオ」だなという、そういうところはあります。(脚本・両澤千晶)
遠近感も勝算も無しに、感情のままにグイグイ突っ込んで行くというか。(笑)
勿論技術的にはそんなことはないわけでしょうが、比較上の印象としてはそう。勇ましいというか、気が知れないというか。(笑)
僕は特に、パトレイバー(TV版)の伊藤和典の、淡々とした絶妙のバランス感覚のシナリオで、"アニメシナリオ"というものに興味を持ったクチなので。
ただしseed自体は前にも言いましたが、見進めるにつれて良くなる作品で、言わば「突っ込んで」行った挙句の"血路"の切り開き方がなかなか見事だな、感情的なりに説得性があるなと、感心しながら見ています。
楽しくはないんですけどね(笑)。むしろ大部分しんどい。
・・・・そうか、多分これは、いわゆる「恋愛」に対する女と男、または僕(笑)の態度の、温度差の、忠実な戯画になっているんだな。そう考えると分かり易い。
seedは恋愛ものである。戦闘含めて全て。または「地上波民放ドラマ」的な、アニメ。

NHKBS2 『スターウォーズ・クローンウォーズ』

ちょっとこの前、言葉足らずだったので補足。
何がいいって、「ライトセーバー」の戦闘シーンが、すんごくいいんですね。プーンブーン
実写/SFX(つまりレギュラーの"スターウォーズ")だと、子供向け戦隊ショーにしか僕には見えないんですけど、アニメになるといきなりリアリティというか、がっちりした物質感が。アクションの一つ一つにダイナミズムが。メディアの問題なのか、監督のセンスか。
まあ基本的には、SFやファンタジーは、アニメにした方が「リアル」になる確率は遥かに高いと思いますけどね。想像力の本領が、発揮できるというか。
俺も使いてえ、ライトセーバー(今更?)。アクションのリアルさとのコントラストがあるせいか、"フォース"を使うタイミングとかも、妙な納得感があります。お勧め。

『ボストン・リーガル』 S4第6話「いとしの物置」

ある母親の、娘を撲殺したが巧妙に逃れて無罪となった男に対する復讐殺人の弁護に立ったアランが、「死刑は不当下劣だが、復讐は正当高貴だ」という論理を通して、無罪を勝ち取る。
基本は"法廷戦術"ではあるんだけど、これは「死刑反対」論者アラン・ショア(そして恐らくは製作者D・E・ケリー)の、本音でもあるというか、一つの本音的極論でもあるというか。
まあ「論」としては日本のネット上でもさんざんやられているタイプの一つで、これ自体を今どうこう言うつもりはないんですけど、人気ドラマの中でえらくあっさり言っちゃったなあと。なかなかにドラマ内説得力はあったと思いますけどね。どこまで行くんだボストン・リーガル。(参考)


ま、こんな感じ。
とりあえず結構楽しい。(笑)
言えることは、なるべく全部言って死のう。
ちなみに僕は、スキゾ(フレニアック)な思考をパラノ(イアック)に追求する人か、もしくはその逆か。(笑)


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