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東京V元監督の高木氏が熊本新監督に
2009年12月09日 (水) | 編集 |
だったらこっちは北野監督で。てことにはならないか(笑)。ならないな。


東京V元監督の高木氏が熊本新監督に (日刊)

J2熊本は9日、新監督にJ2東京V元監督の高木琢也氏(42)が就任することを明らかにした。2年契約を結ぶことで大筋合意しており、年内にも正式発表する。

高木氏は2006年にJ2横浜FCの監督に就任し、1季でJ1に昇格させた。今季、東京Vのコーチから監督に昇格し、J1復帰を目指したが、成績不振を理由に10月に解任された。現役時代は大型FWとして広島、V川崎(現東京V)などでプレー、日本代表にも選出された。
熊本の関係者は「目標のJ1昇格を託せる人材と判断した」としている。


そうか熊本は昇格する気なのか。という軽い驚きがそもそもありますが、それはともかく。

昔('06)の栄光に期待したウチはともかく、間近で一年近く見て来て、それでも高木監督にそこまで期待出来るのは不思議だと、マジレスするとそうなりますが、実際はこういう人事を決めている人たちは要するに我々とは違う世界に住んでいる人たちなので、あんまり関係ないというか意味ないというか。
ていうか・・・・本当に、"フロントが"決めてるんだよなと、つくづく。
各チーム現フロントとの関係性や、思惑で、去るのも来るのも、決められる。
その(こちらからすると)たまたま感というか、距離感というのが。なんだかなという。
鳥栖の岸野さんの例なんて、むしろ理由やプロセスが明快な分、爽やかなくらいですよ。
勿論松本育夫という人(=フロント)は、数少ないサッカーを分かっている、現場・ファンレベルの目線と繋がりを感じられる人なわけですし。

高木さんの熊本入りに関しては、やはり地元(九州)出身のスターであるということが大きな理由なんだろうということが、ゴン中山や巻兄弟の件からは容易に推測されるわけでずか。
今年熊本が北野監督でやったサッカーと、高木監督の資質が真逆に近いのは見た人なら説明の必要が無いでしょうし、昨日も言ったような"J2好感・健闘"サッカーと、真っ向から、当たり前のようにこのタイミングで「J1昇格」が口にされる感覚のギャップからも、ああなるほど北野監督切られるわけだと、嫌な納得感はありますか。
いや、「北野監督では昇格出来ない」と判断されたというストレートな意味ではなくて、北野監督のサッカー的達成の価値など、ハナから検討の俎上にも上らないんだろうなという、そういうことですが。

"スター志向"の件も含めて、ある意味の「身の丈」の拒否というか、あくなき上昇志向で、あっ晴れと言えばあっ晴れなのかも知れませんが、なんかこう身も蓋も無いというか、ウチの故・萩原社長(死んではいない)の「J2でヴィジョンもクソもない」発言を、つい思い出したりはします。
運営のことまで考え出すと、それこそサカつくでもやってた方が精神衛生上良いというか、もしくは金稼いでほんとに自分でやるか。(笑)
逆にある程度サッカーのことだけ考えてればいいのが、代表の楽しいところ?


この際だから高木さんについてもまとめておきましょう。
少なくともラモスや柱谷監督に比べて、「まともな」監督だと、多くの人が期待して、僕も("好きなタイプではない"という但し書きつきながら)それなりに期待して就任した'09シーズン東京V監督高木琢也氏。最後の方は色々と"吐き捨て"られるような扱いのまま去って行ったわけですが、実際ある意味では、「まともな」監督でもあったとは思うんですよね。
つまり行き当たりばったりの経験則集と、思い込みではなく、より頭を使った/先行したスタンスでサッカーに対していた。

こういうやり方には一般にこういう効果があり、それはこういう理論的脈絡から来るものでだからこうするというような、筋道そのものは、それなりには通っていたんだと思います。ある種の"問答"のレベルではね。
試合後の会見とかも、前2監督に比べれば具体的というか、"説明"らしい説明があったというか。ただなんか教科書的だなあという印象は最初からあって、それはその後チーム状態がなかなか上向かない中で、それでも変わり映えしない判で押したようなコメントという形で、どんどん心証を悪くして行ったわけですが。

フィールド上では見た目の"やり方"はそれなりに色々と変わって、その中でレアンドロの左MFと服部のボランチ起用、それから平本のディフェンシヴFW役(と、勿論攻撃のスウィッチャーとしての大黒)がハマった例のやり方が一つよく機能して、一時は昇格の夢も見させてくれました。
ただそれ以外の形のクオリティがまるで凡庸だったのと、「形」だけで「中身」が無いというか、刻々変わる形を共通して繋げたり、時間の経過に応じて蓄積したりする攻守の連携や関係性の整理や煮詰まりのような「実体」的なものが、ほとんど感じられなかったというのが物足りなかったところ。だから言わば(写真で言う)"奇跡の1枚"のような(笑)一つの形以外は駄目で、またチーム実体を一種代行してくれる、レアンドロや大黒のような特別な選手が1人でも欠けると、立ち行かなくなってしまうという。また彼らが明らかにJ2では反則級の選手だったことが、逆に監督の存在感を薄くすることに。

良いお見合い写真は撮れたけど、女子力は上がってなかったというか。(笑)
あのまま騙せてれば!!


トータルででは高木監督が何をやっていたのかというと、結局"教科書"から離れられなかったのかなという。就任時に持って来た。それで「問答」はこなせても、チームは・・・・という。
悪名高い「河野右MF固定」の件を筆頭に、「こうであるはずだ」「上手く行くはずだ」という"はずだ"スタンスでずっとやっていたというか。そのレベルでしか現象を解釈・対処しなかったというか。ま、なんかお役人さんみたいなところは、ありましたかね。(笑)
それで対処できる範囲では、誠実に仕事はしていて、前任者が持て余していた、うるさ方で鳴る地元の顔役れあんどろさんにも(笑)、辛抱強く対処して住民の取りまとめの協力の取り付けにも成功しました・・・・て、何の話だか分からなくなって来ましたが。

ま、悪い人ではないですよね、絶対に。ただどうも、現実のあるレベル以下の具体的な側面へのセンスが欠落しているように感じられて、付き合っても付き合っても話が深くなって行かないのでちょっと苛々して来るみたいな、そういう感じ。
非常に直感的に言うと、"ポストプレイヤー"としての高木琢也は、もう少しいい選手だった気がします。最終的には。
逆に言えば、今"苛々"させられている高木琢也は、オフトにやや無理やり抜擢・起用されて、それこそラモスらにあんまり信用されていなかったアメリカW杯予選時くらいまでの、型通り何とかこなすだけの段階の"ポストプレイヤー・高木"に当たるのかなと。

そういう意味では、少なくとももう一段の成長は、現実解釈の成熟は、監督としても期待していいのかなと。
だから熊本でも頑張って下さいって、そんな感じで何とか円満に終了。(笑)


でも・・・・来年もし"熊本の高木監督"に、特に引きこもり戦術とかでハメられたりしたら、最高に!!、超々ムカつくだろうと思いますけど。
やっぱ頑張んないでいいや。(笑)


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