2006年11月17日 (金) | 編集 |
その1。
イブニング11/28号の『ZOOKEEPER』より。
主人公で動物園飼育員の”香也”は、「温度の変化を視認する」という特殊能力を持った女の子。その秘密を知る、上司である園長との会話。
ああ、これあるかも。僕がものがよく見える人かどうかは諸兄の判断に任せますが(笑)、少なくとも一度見てしまったらあることないことやたらめったら”感受”して、そこからまたとめどもなく連想・妄想が進んでしまう傾向があるのは確か。他人の影響も受けやすいし。
だから見る時以外は見ない。開く時以外は閉じる。
・・・・世の「ボケ」キャラの人には朗報?(笑)
ボケてんじゃないよ、自衛の為だよ。むしろ敏感なんだよ。
その2。
菊地秀行『魔人』第1部103ページより。
”学者”というのが具体的に誰を指しているのかは分かりません。(実在するのか?)
僕がインスパイアされたのは「前世」云々ではなくて太字の部分、「生まれ持った素質に対する環境の影響が顕在化するまでのタイムラグ」という概念。”ものごころ”つくまでの。
前世でも遺伝でも何でもいいですが引っくるめてある赤ん坊/子供が持つ「素質」と、それに対する母である”夫人”のそれを筆頭とする周囲の、現世の影響。
天使が人間になるまでの、受肉するまでのモラトリアム期間。
いいコだったのに、なれの果ては存外だなみたいな。(笑)
乳・幼児の脳は柔軟ですし、心の平安を守る為にも例えば手酷い扱いや有害な情報に曝されたとしても、ぎりぎりまではいいように解釈して世界からの悪意も世界への悪意も顕在化しないように収拾しようとする。
一度現実と正対してしまったら二度とは戻れませんが。
”環境の影響”を受け取るコップがあって、それが溢れるまではいくら注がれても表面的には何も起きてないように見える、みたいな。
ついにこぼれない、巨大な「コップ」を持った人もいるかも。
・・・・なんか菊地秀行は「ものごころ」を、”言葉が喋れるようになる”レベルのような早期の出来事に設定しているようにも読めるんですが。「自我」とか「人格」とか「思春期」的な話ではなく。
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イブニング11/28号の『ZOOKEEPER』より。
![]() | ZOOKEEPER 1 (1) 青木 幸子 (2006/09/22) 講談社 この商品の詳細を見る |
主人公で動物園飼育員の”香也”は、「温度の変化を視認する」という特殊能力を持った女の子。その秘密を知る、上司である園長との会話。
園長「それにしても・・・どうしてそうボーッとしてるのでしょうねえ。人よりよく見える目を持ってて、どうして物にぶつかるの?」
香也「クセで・・・物をよく見ないようにしてるので」
園長「何それ」
香也「真剣に何か見続けると、頭痛が起きるんです」
(香也退場)
園長「ふーん、物をよく見ないようにするクセね。(中略)あのボケた性格は必然か。あの人はあの年にして初めて、(仕事のために)対象を真剣に見る事を始めた・・・」
ああ、これあるかも。僕がものがよく見える人かどうかは諸兄の判断に任せますが(笑)、少なくとも一度見てしまったらあることないことやたらめったら”感受”して、そこからまたとめどもなく連想・妄想が進んでしまう傾向があるのは確か。他人の影響も受けやすいし。
だから見る時以外は見ない。開く時以外は閉じる。
・・・・世の「ボケ」キャラの人には朗報?(笑)
ボケてんじゃないよ、自衛の為だよ。むしろ敏感なんだよ。
その2。
菊地秀行『魔人』第1部103ページより。
![]() | 魔人〈第1部〉「眼醒め」 菊地 秀行 (1998/08) 光文社 この商品の詳細を見る |
檻のようなベビー・ベッドを覗き込み、夫人は何を夢見ているのかと考えた。
世の中のことなど何一つ理解し得ない赤ん坊にも、夢はあるのだろうか。
学者はある、いう。赤ん坊は母の胎内で、生まれる前の人生を夢見ているという。ものごころつくまで、彼は夫人の子供ではないのだ。
”学者”というのが具体的に誰を指しているのかは分かりません。(実在するのか?)
僕がインスパイアされたのは「前世」云々ではなくて太字の部分、「生まれ持った素質に対する環境の影響が顕在化するまでのタイムラグ」という概念。”ものごころ”つくまでの。
前世でも遺伝でも何でもいいですが引っくるめてある赤ん坊/子供が持つ「素質」と、それに対する母である”夫人”のそれを筆頭とする周囲の、現世の影響。
天使が人間になるまでの、受肉するまでのモラトリアム期間。
いいコだったのに、なれの果ては存外だなみたいな。(笑)
乳・幼児の脳は柔軟ですし、心の平安を守る為にも例えば手酷い扱いや有害な情報に曝されたとしても、ぎりぎりまではいいように解釈して世界からの悪意も世界への悪意も顕在化しないように収拾しようとする。
一度現実と正対してしまったら二度とは戻れませんが。
”環境の影響”を受け取るコップがあって、それが溢れるまではいくら注がれても表面的には何も起きてないように見える、みたいな。
ついにこぼれない、巨大な「コップ」を持った人もいるかも。
・・・・なんか菊地秀行は「ものごころ」を、”言葉が喋れるようになる”レベルのような早期の出来事に設定しているようにも読めるんですが。「自我」とか「人格」とか「思春期」的な話ではなく。
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