本番その2 オランダ戦

後半立ち上がり、ちょっと不用意に攻められ過ぎましたね。ゲームを殺し損ねたというか。

南アフリカW杯予選リーグ 日本代表 ●0-1○ オランダ代表(ダーバン)

僕自身はこのゴに及んで体調が悪くて、俊輔のことは言えません。(笑)


ま、言いたいですけど。
「いち選手」として使われると、ここまで酷いのかという。

結局俊輔起用について、言われてることは全部当たってる気がしますけどね。

"戦力"(タメとセットプレーと球出し)としての表の期待。
・スポンサーだかマスコミ対策だか、一度は出さないといけない選手を、どのみち負けるだろうリスクの少ない試合で出しておく。
・当たれば勿論ラッキーだし、外れても今後のチーム運営がし易くなるし。


等々。

全て同時に、考えていただろうと思います。
あと"本番"のデンマーク戦に向けて、松井を休ませるというのもあるか。そういう意味では多分、誰でもいいんですよね。(笑)
余りにも割り切り過ぎで、じゃあそれまでの俊輔へのこだわりは嘘だったのかというとそういうわけではなくて、それはそれで理由はあった。では何かと言えばやっぱり「別人」だということで(笑)、単に"攻撃的""守備的"というよりも、"狂気"モードと"正気"モード、二人の岡田監督。
まあここらへんについては、大会後の総括に譲るとして。

俊輔一人だけ出て来た時は、何させるつもりだろうと思いましたが、すぐ岡崎と玉田が出て来たので一応なるほどと。
玉田あ?とは思いましたけどね。思い出作りかよと。
これで第三戦も森本の出番が無くって、それで結局予選敗退とかなったら、ちょっとおかんむり(笑)ですけど。

岡崎は岡崎でまあいいとして、俊輔と玉田は、それぞれに「戦闘準備」が出来てないというのが何とも。俊輔はそもそものプレー内容の問題ですが、玉田の場合はチームの中での本当の意味での役割の問題が。
不動のレギュラー1トップだった時は、勿論"点が取れない"以外は岡田サッカーの先導役の役割は、果たしていたわけで。
あるいは名古屋でなら、"FW"や"ウィング"として、文字通りに期待されて、少なくとも能力相当の働きはしている。
でもレギュラー剥奪後の代表での玉田は、なまじ基礎能力があるだけに、"労働者"FWとしての重要性が失われた後も変に未練たらしく攻撃的役割期待でも残ってしまって。力自体はあると思いますよ、でもそれは「可能性」のレベルであって、そういう意味では他のJリーグの「候補」FWと横一線なはずなので、実際上は馴染みと温情で残ってるだけと言われても仕方が無い。

力はあるんですよ。・・・・だって、覚えてませんか?ジーコジャパンで久保と組んだ時は、間違い無く"点の取れる"期待に満ちた、日本では珍しいFW(コンビ)だったわけで。やっと手に入れたと、思ったじゃないですか、いっ時は。(笑)
それがいつから「師匠」確定に。今でも点を取っている場面では、実に鮮やかなんですけどねこの人は。まあいいですけど。


試合自体はまあ、仕方が無かったかなと。
オランダがエンジンがかかってなかった前半の内に、むしろ攻めておけば良かったという意見もあるようですが(岡田監督自身も少しそういう後悔が?)、いやあ、そんなリスクは冒せないでしょう。相手がどうだろうと、試合を殺すことに専念するのはしょうがない。それ以外の選択肢は実際無いというか。
それでも後半、どこかで1点はやられるだろうなというのと、そうなったらなったで、こちらにはほとんど打つ手が無いというのも、見えてはいるんだけどさりとてじゃあどうしたらいいのかと言われても。ううんという。

だからそこまではほとんど"確定"なんですよね。2010年6月19日の日本とオランダのマッチアップという、条件下では。仮に何回繰り返したとしても。
後はその後、ミスやラックで、どちらかにもう1点が入る可能性が、一種の"ランダム"として用意されているだけで(オランダに入っちゃえばそれ以上)。その幅の中で、ベストではないけど十分悪くない結果に収まったかなという。特に次のカメルーン-デンマーク戦の、結果を受けては。

悔しいけど、仕方ない。
点は取れなかったけど、むしろ取れそうな形を見せられたことに、ポジティヴな感想を持つべきかなと。
正直そこまでの期待すらしてませんでした(笑)、先制されて追いかける展開になった瞬間には。
松井と大久保、特に大久保の前に行きながらのキープ力というのが、実に嬉しい誤算ですね。それがあるから、曲がりなりにも攻撃の準備が出来る。そういう意味では本田の個力は、あくまで本田自身の為の個力でしかない、今のところ。周りに気を使ってもらわなければいけないという点で、なるほどそういう意味で俊輔と比べられていたのかという。(笑)

難しいなあ、使い方が。やはりトップ下に構えていられる、環境が必要なのか。なんだかんだ、前代"レフティーモンスター"小倉とも、悪い意味で重なっては来ますよね。基本的には強いんだけど、実際には強くないというか、それ以上に繊細というか。根本にはスピード不足という、問題がありつつ。
何とかモノになってもらいたいですけど。無いわけではない能力を、実戦の中で最適化してもらいたいというか。"次"のチームでは、もう「若手」ではないはずですしね。
「通用しないことが分かった」とのことですけど、いや、今日のような感じの"通用しなさ"は、それ以前にCLのインテル戦あたりで十二分に"分かっ"ていた気がします。あんまり今更言って欲しくない。
まあ今本田があそこで使われているのは、一種のチームとしての"消去法"の結果だと思いますから、別に期待外れでも計算外れでも、何でもないと思いますけどね。やれればラッキーというレベル。

松井はやっぱり、"右"が本職にしか見えないですよね、こうなって来ると。何だったんだ、今までの数年間はという。実に技術が、「実戦的」に使われている。


2戦通した感想としては、ここまではフランス'98と全く同じだと思います。
勝ち点と遂行レベルは、少し違いますけど。
分を弁えた&ややその中でも安全性の方に配慮した守備第一の戦い方をして、それが通用すると同時に通用したからこその「その先・上」への欲求に、固めた守備的な縛りがその為には窮屈で、でも解くのも怖くて。さあどうしようという。

フランスの時は、予選敗退が決まって失うものの無い第3戦ジャマイカ戦で、岡田監督はそれでも戦いのベースは変えませんでした。
今回は失うものはあって、かつ「引き分けでもいい」という条件もあって、さてどうするか。幸か不幸か(まあ"幸"ですけど(笑))出られない選手も別にいないし、やはり何も変えずに行くのか。一応オランダ戦についても特別の戦いを非公開練習では試していたようですから、単純にデンマーク対策として、何か変えて来る可能性は当然ありますけどね。

変えるとすれば、やはり本田のところか。もう「俊輔投入」というオプションも、消えたわけですし。(笑)
なかなか同じことを3回やるというのもね、精神的・脳的には辛そうですしね。舐めてはいけない、舐めてはいけないんだけど、やはり「カメルーン」「オランダ」に比べて、「デンマーク」という名前に怖さは無いわけですし。案外現場の選手には、こういう部分が小さくないと、身体的反応や忍耐力に、影響して来るもんだと思いますけど。上位は食うけど中位に気前良く負けるチームとか、Jリーグでもちょいちょいいるでしょ?(笑)

トルコとかいうのも、中途半端で困りましたよねえ。・・・・8年前の話ですが。(笑)
同じ構えで入って、しかし割りとあっさり先制されて、攻撃シフトが上手く発動し切らずに負ける、むしろ裏取られて惨敗とか、一番見たくないですけど、さりとて「普通の」シフトって無いんですよねこのチーム。「ハエ」か「カメ」か、どっちか。ならばカメで行くしかないのか、やっぱり。
これでこの場でニュートラルシフトを機能させて勝ったりしたら、ほんとに凄いですけどね、岡田監督。その場合は憲剛あたりかな、活躍してそうなのは。


"対戦相手"として言わせてもらうと、やはりオランダは、無駄に丁寧という感じはしました。
いちいちGKに戻してくれるのは、焦れるより遥かに助かりましたし。
作られたチャンスも、丁寧な崩しとかよりも一発のスルーパスとかの方が、実際には有効だったと思いますし。先制点の伏線にも、キックオフの"失敗"後に混ぜられたそれがありましたね。立て直す暇を与えてくれなかった。嫌な感じはしました。

スナイデルのあれ自体は、狙われたというか、押し下げて押し下げて、空いたところをあれというのは、多分今までにも成功体験があるんだろうなという、そういう感じでしたね。その通りにやられてしまう、しかもほとんど唯一のそういうチャンスにというのが、力の差なんでしょう。


実績の差はあれど国際的な位置や採用している戦い方は大まかには同類の、共に「相手に合わせる」スタイルの日本とデンマーク。第三者的には結構退屈そうな(笑)、しかし一方では正に死命を決する一戦で、かつ実力上位のデンマークの方が、どちらかというと仕掛けなければいけない立場。
日本がカウンターに自信があれば、慣れないデンマークの仕掛けを打ち落として、見方によっては大有利になりそうなところですが、そういうわけでもないのがややこしいところで。どんな試合になるのか。

しかしワールドカップって、一戦一戦こんなに空いてましたっけ。
運動量命の日本には、ありがたい話ですが。


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