ヴェルディ等サッカー、漫画、アイドル 他
今号のイブニング(’10.7.13) &ジャイキリ?
2010年07月13日 (火) | 編集 |
eve100713

オフィシャル

選挙特番で軒並み見るものが潰れたので、久しぶり(3話以来くらいかな)にBS2『ジャイキリ』を見てみましたが。
ううむ、実にこう、安定してつまらない。(笑) ・・・・原作も同様ですが。
恐らく製作側の意図の達成度としては、決して低くはないんでしょうから、要は根本的につまらないということで、僕にとって。

見てて一つ、僕がこの作品がピンと来ない理由が新たに分かったのは、登場人物が日本人に見えない、当然ながら舞台も日本に見えない。そのこと。
思えば原作の第一話に好印象を持ったのは、それがイングランドを舞台としていたからだったんだなあと。
じゃあ何人(なにじん)に見えるのかというと、特に何人にも見えないんですが。強いて言えば"サッカー人"。幻想の、もしくは憧れの。
あえて言えばやはり、英3協会のどこかという感じですが。とにかくどんなに地道な世界を描いているつもりでも、"地域に密着"して見せても、無駄に小洒落てる

それが何よりも、「日本でサッカーをする、プロサッカーリーグに関わる」、そのリアリティ(の希薄)、覚束なさ、そこからの脱出・打開にメインの関心のある僕のアンテナから、大きく逸れてしまうという、そういうこと。

もっとフラットに"サッカー"漫画としての物足りなさも、いつも言っている通り。タコツボ内ならともかく、他競技のそれと比べてしまうと、やはり。しつこいですが。
ついせんだっても『おお振り』2ndの美丞大狭山戦の"敗戦"とか見て、震撼してしまいましたしね。両軍合わせて20点くらい入って、しかも結果的に結構点差も付いた試合なんですが、その1点1点の重いこと、濃いこと。対して滅多に入らない貴重なはずのサッカーの、そのサッカー漫画の"代表作"らしい作品のそれが僕にどう見えるかというと・・・・
逆に滅多に入らないから、"入る"だけで満足してしまったり、典型を並べるだけで事が足りてしまうんじゃないかと、そんな気すらして来ましたが。

『おお振り』も『ジャイキリ』も、共に栄えある講談社漫画賞受賞作なわけですが、逆にこうやって並べられると、世間の人に要はサッカー(の真骨頂)ってこの程度なんだと、公に認められてしまったようで少し悲しい気持ちになります。
まあ実際"サッカーファン"の方が、あれで満足だというのなら、本当にその"程度"なわけですけどね。それ以上が求められなければ、それ以上が出て来る理由も無いわけで。

毎週読んではいますよ。読み易いですし。
読後感としては、『クッキングパパ』とかにむしろ近いですけど(笑)。あるいはシマコー。
ほんとあるあるでしかない。しかも僕はそれにノれない。「あるある」と唱和出来ない。(笑)

・・・・本来ならそろそろ7月期のアニメの話をするところですが、こちらはこちらでなかなかの惨状で。(笑)
今んとこ第二回を見る気があるのは、ノイタミナ『屍鬼』くらいですかね。
まあ7月って時期が半端だから、4月の残り滓になりがちなんでしょうね。あるある。(笑)


『モテキ ガールズサイド』(前編)

男子編(最初の2話しか読んでないので実際はその1stインプレッション)よりは、格段にいいと思います。
感情移入可能というか。
まあ僕は「二枚目」なんですよ、性格的にね。モテるというのとは、少し違いますが。(笑)
つまりだから男子編は・・・・という。そういう話。

『のりりん』

そう言えば3月程前に信号待ちの時にロード乗りの人と軽くぶつかって、向こうがこけた時にカーボン製ハンドルに傷が付いたとかで、修理代請求する可能性があるということで連絡先を教えたんですが、結局何も言って来ないのでようやくほっとしているところです。そろそろスマートフォンに変えたいし。
正直面倒な連中だなとは思ってます。少なくともそれで歩道ウロチョロするのは、自分ルールが過ぎるでしょう。勝手にインフレしないように。お犬様がが糞したら拾うように。(と、いうのと似たような話では?という)
まあそこらへんも含めてちゃんと書いてあるので、この作品は嫌いじゃないです。

『オールラウンダー廻』

かなりいい試合になってますね。
強弱や理の当然に、ある意味非情に試合の結果が、割りとあっさり出ることが多いのがこの作品の面白いというかリアルなところだと思うんですが、今回はかなり「少年漫画」的な悪あがき(笑)というか、逆転ロマンみたいなのが上手く組み合わさっている。

『もやしもん』

実写版感想。
正直石川雅之さんの絵は萌えないというか、女性キャラの描き分けが十分とは言えないので、そういう意味では映像化の価値があるかなあと思って、見てはいましたが。
いきなり肝心の遥=加藤夏希がダサダサ(演技以前の演出とコーディネイトの問題かと)でがっかり。主演の男が下手過ぎるのは、言うまでもなく。
切りかなあ。西田と吾郎は、良かったですけどね。

『害虫女子コスモポリタン』

店長、私この客ギブです
いいっすね。乱暴(or犯罪)行為以外で、かわいい女従業員にこれを言わせるのは、かなり萌えます。

『透明アクセル』

端的に、訓練風景いいですね。生理止まる女の子、萌え。
是非映画化実現して欲しいです。(するでしょうけど(笑))
若いもんは一度は軍隊or体育会にと、言いたくなる気持ちは分からないではないですが、実際に言う場合は細部に問題が多々ありますね。"いい"側面は一握りというか。
どのみちこの場合は、完全志願の、ソリッドに職業訓練の、最高水準の「訓練」ですから、他の気分だけのスパルタと同一視してはまずいわけですよね。

『餓狼伝』

空手を見直す。
次回に期待ですが、どうせまた間が空くんだよな。(笑)

『とろける鉄工所』

「家事を全部預ける」というのは、ほんと一つの分岐点というか、それ自体大きな"愛"の証明ではあり得るんですよね。"甘え"の部分も含めて。本来的には。
・・・・と、"預ける"のが苦手な僕としては、特に思いますが。(笑)
いかなる主導権も、なかなかよう譲らん。受け身は苦手だ。金があれば雇うくらいはするでしょうけど、基本同じ立場の"素人"にはどうも。


スポンサーサイト



コメント
この記事へのコメント
ジャイキリはサッカー漫画というよりサッカークラブ漫画として読んでるので
試合はタツミの思う通りに行けばいいんじゃない、と思ってます。
スポンサーとかの話も薄いので読み方間違ってるんでしょうけど。
おお振り、は野球漫画としても部活漫画としても良いので結局負けてるんですけどもw
2010/07/14(Wed) 04:38 | URL  | しりんぐ #mQop/nM.[ 編集]
その"サッカークラブ漫画"としても、「日本人(日本)に見えない」というところが、底の浅さとして僕には感じられてしまうんですけどね。どこのユートピアだよという。(笑)

結果的には、仮に軽薄なところがあるにしても、正に「サッカークラブ漫画」としての包括性が、大いに評価を高めてはいるんだと思います。それはまあいい。
ただ作者のそもそもの意気込みとしては、あえて中心的要素を挙げるとすれば「監督漫画」、言い換えれば「監督を中心に据える」ことによってこれまでの(一騎討ち的な)サッカー漫画とは一線を画した、"サッカーそのもの"の核心なりリアリティなりを描こうという、そういう意図ははっきりあるわけでしょう。だからやはり、「サッカー漫画」としての評価も、筋としては到底避けられないというか、目こぼしするのは逆に失礼かなと、そんな感じも。

結果「全然描けてねえよ」と、別の意味で失礼なことを(笑)、僕は言い立ててるわけですけどね。

いやあ、しかし今回も参りました、『おお振り』には。
前半生(?)で知り尽くしていたつもりが、俺って全然野球のこと分かってなかったんじゃないかと、そんな気にさせられました。
そういう経験を、是非いつの日にかサッカー漫画でもしたいもの。その頃には、日本代表もW杯で本気の勝ち負けを、やっていることでしょう。(笑)
2010/07/14(Wed) 07:48 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック