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甲府-東京V(’10)
2010年08月01日 (日) | 編集 |
正直最後の最後まで、勝つとは思いませんでした・・・・。それが良かったんですかね。(笑)

J2第20節 東京V ○1-0● 甲府(小瀬)

まあ結構ツイてる試合でしたね。お利口さんにしてた、ご褒美というか。(笑)


いやあ、健太郎さんに、沢山沢山褒められたなあ。(笑)
この人もあれですよね、決して好感度の高いタイプではなかったというか、誰からも特には好かれない醒めた感じの人でしたが(笑)、廻り廻っていつしか、誰からも嫌われない人になっちゃいましたねえ。
初志貫徹というか、右顧左眄しないゆえの最終勝利というか。
まあ広い意味の"天然"だと、前にチラッと言った気がしますが。

しかし「林健太郎にカバーリングの的確さを褒められる冨澤清太郎」って、感無量にも程があるんですけど。
実際かんぺーはすっかり"リベロ"が板に付き始めてますし、一方で林健太郎さんは、意外に感激屋だということが明らかに。(笑)
「完璧」は言い過ぎでしょう。伊達にシュート数7vs22なわけじゃない。
まあでも声の癖も無く、結構流暢な喋りで、解説者としてもイケそうですね。(笑)
"流暢"ではあるけれど、基本「思ったことを喋る」という意志がはっきり伝わって来るのもいい。そこらへんは、"天然"ならではでもありますが。


負けちゃった前回に引き続いて、甲府は最後まではっきりしないというか、風林火山の""か""が抜けちゃったような状態に感じましたが(笑)、それでもこの苦手に対してヴェルディの最近の通例通りの落ち着きには、強くなったなあという思いを新たにしました。
・・・・何と言うか、今ならば、例えばJ1のどこを相手にしても、勝ち負けは別にして自分たちの戦いは出来るんじゃないかという。

甲府はいい選手は揃っていて、随所で迫力は感じるんですが、その"揃って"いる余裕がチームのプロフィールをボケさせているというか、金持ちになって喧嘩しなくなったというか。(笑)
いつどうエンジンがかかるのかなと待ち構えていたのに、結局かからないで終わったという感じ。マラニョンが出て来た時だけは、色々と嫌な思い出もあるので(笑)首筋が冷んやりとはしましたが、あんまり出番は無くてどうにか最後まで。
正攻法ではあるしある意味J1仕様なのかも知れないですけど、ならではの怖さは薄くなったというか、勝ち味の遅さがなんか浦和みたいに見える時があるというか。スペインだと思ってたのにオランダになってるというか。(笑)

進化なのか劣化・陳腐化なのか、正直よく分かりません。昇格圏キープしてるんですから悪くはないんでしょうけど。
ただし妙な相性の悪さは健在で、今いち理由が分からないんですが、甲府の時だけやたらゴール前のマークがずれるんですよね。変な言い方ですが、「攻」「守」の"呼吸"が合わないというか。向こうのギアの上がるタイミングと、こちらのさあ注意だというタイミングが微妙にずれるというか。
この日は再三健太郎氏が褒めていたように、中盤での潰しやリカバリーはそれなりに上手く行っていたと思うんですが、その割に肝心なところは漏れて、結局シュートチャンス自体は沢山あげてしまいました。正直ポストの助けが無ければ、到底勝てなかった試合ではありましたよね。点も、取れたのは、かなりラッキーの部類ですし。

マイクを自由にさせ過ぎたのがこの日の苦戦の一因なのは明らかですが、マイク自身は先発だとそんなに怖さは感じないなという。デカくて上手くて、文句無いんですけどね。2014年には「予定」に近い「期待」の仕方を、個人的にはしてるんですけど。
明るい性格は基本的には長所なんですが、その分少し、ガメツさが足りないのかなという。能力に余裕があり過ぎるというのも。途中から出て来ると、火事場の慌ただしさでそこらへんが目立たなくていいんですけど。"駄目押しのマイク"の圧迫感も含めて。(笑)

まあ好きな選手ではあります。あっけらかんとしたコメントも、頭の良さを感じさせるし。
あの容姿で凄く淡々と、そこらへんにいそうな日本のあんちゃんという感じが面白いですよね。(笑)
カレンはなんであんな暗いんだろうなあ。真面目過ぎるのかなあ。
片桐だの金信泳だの、ここに至った甲府の陣容は実に「J2オールスター」という感じで、是非ともJ1で頑張って来て欲しいなと、思ってるところはあります。集団就職か(J1への)移民団かみたいな、感じもしますけど(笑)。毎年コツコツと集めますよね、J2版のガンバかという。


ヴェルディは一言で言って、正真正銘の"ポゼッション"のチームになってるなという感じ。
ボールを持てる、集団でボールを回す、それを巡る攻守含めた連動性や一体感が、ほんとしっかりしている。・・・・"悟ってる"というか(笑)。駄目なら駄目でしゃあないという。真面目にスペイン代表っぽいなと思いますけど。"グループ"って感じ。

エキストラパートとしてのFW(平本)の戦術的な機能性は、ある意味それ以上ですけどね。試合後の平本のコメントを聞いていて、ほんと、落ち着いたなあと、一つ峠を越えたんだなあと、単に"確変"がどうという以上の、内面の充実を感じました。
もう、信じていいと思いますね(笑)。今年の(FW復帰後の)プレーを素直に見れば、明らかではあるんですけど。まだ信じ切れなかった部分が、この日のインタビューの一言一言を聞いていて、払拭されました(笑)。
J's Goalの「ウチのチームで前で身体を張れるのは僕しかいない」というのも、いいですね。ドリブルの仕掛け(による時間稼ぎ)のタイミングとか、確かに絶妙でした。随分助かりました。最終的にダニエルに防がれた抜け出しも上手かったなあ。ほんとに周りが見えてる。

チームとしては、とにかくバランスがいいですよね、今のヴェルディは。それぞれがそれぞれの持ち場に、しっかりハマってる感じ。
吉田(左SB)、佐伯(ボランチ)の"地味組"(笑)がやり続けてくれる、「普通」のプレーがまたいいんですね。服部さんみたいなスーパープレーとは違いますが、その分変に依存することもないし。何とも言えない安心感というか、"正しく"サッカーがやれている自信が湧くというか。

高木善朗はこの日もやっぱり少し元気が無いような気もしましたが、高校生が目立ち過ぎていた感もある開幕当初から、正常化したとも言えるかも。最近の感じだと、サイドで活性化とかよりもトップ下でパスセンスを活かす感じで使いたいようにも思いますが、まあそれも含めて、監督中心に考え中なんでしょう。単純に疲れが出ても、おかしくはない頃ですし。
・・・・あ、今普通に"高木善朗"って名前で呼びましたね。チームの一員として、いち選手として扱えるようになった証拠かも。(笑)


相変わらず点は取れないし、そんな物凄く強いということはないですが、どこに出しても恥ずかしくないチームには、なって来ました。
競馬で言えばGⅡ級というか、GIの掲示板級というか(笑)。正にそこらへんが、実際の"昇格"戦線の争いラインでもあるわけですけど。("諸事情"はまた別にして)
とやるのは、純粋に楽しみですね。勝てればいいけど、勝たなくちゃいけないほどの順位でもまだないですし、仕上がりつつあるチームの力試しとして。

特に堅いようで脆いところもある守備力が、どれくらい本物なのか。見てみたい。
・・・・"駄目"だった場合どうしたらいいのか、よく分かりませんが(笑)。まあ何とかなるでしょう。


今日はあと3試合サッカーを見る予定なので、さっさとアップします。
あ、そうそう、ざまあ見ろコンピュータと、一応言っておきましょうか。(でもくじが当たってるかどうかは、また別(笑)。当てて~)


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コメント
この記事へのコメント
いつも拝見させて頂いている甲府サポです。
ゴール婆さんに嫌われたこともありますが
最後までエンジン掛からず、気候同様
もぁっとした試合でした。
 平本はまさにFW復帰後、一皮むけたというか
古き良き読売のDNAを引く選手として頑張って頂きたいですね。
2010/08/01(Sun) 09:43 | URL  | kkzy #-[ 編集]
ども。
甲府は基本的なスケールというか、搭載しているエンジンの馬力はちょっとまだ底が見えない感じがするんですが、いつもせいぜい6,7割でそれでも何やかやと勝っているという、そういう印象の今季です。(笑)
大丈夫だとは思いますが、余裕かまし過ぎてうっかり昇格逃したりしないように、頑張って下さい。(笑)

平本は"DNA"的(中盤との)連携力はそのままに、きちんとFWとして一本立ちしてくれたようで、気が付けばすっかり立って良し寝て良しのトータルファイターに成長してしまって、正直驚いてます。(笑)
2010/08/02(Mon) 04:30 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
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