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選手の移籍について 他
2010年08月04日 (水) | 編集 |
ラウンドテーブル議事録 (ヴェルディ公式)

読みました。
その中で、"育成型クラブ"としてこの先良い選手が次々売られて行く(or単に出て行く)だろう将来像に希望が持てないという心情を告白(?)した質問がありましたが、そこらへんについて少し。

基本的にはもう、諦めるべきだと僕は思っています。
別の言い方をすると、許す/許さないのラインを、かなり低く設定すべきだと。
・・・・サッカー的にはむしろ、"高"い方のラインのイメージかも知れないですけどね(笑)。引いて"奪われまい"とするよりも、裏突かれるのは気にしない、奪われたら奪い返す、とにかく気にせず前のめりに行くという。(笑)

むしろ買われる選手がいるだけ、売れる選手がいるならばいるだけ、幸せなことだと。ま、よくある言い方ですが。

あのですね、僕が本当に悲惨だなと思う"売られ"は、例えば南米のクラブでよくある、タイトルを取って"成功"した途端に、注目度が上がって主力をごっそりヨーロッパのクラブに持ってかれて別チームに・・・・みたいなパターンが一つ。
もう一つはそのヨーロッパの方で(特に)、弱小or新興クラブが、鍛え上げた戦術と"天啓"的なスペシャルプレイヤーによって上位エスタブリッシュメントの牙城に迫る躍進をして、あと数年そのレベルをキープすれば恒久的な地位上昇を成し遂げられる可能性もあるかも知れないところを、すかさずそのスペシャルプレイヤーを桁の違う資金力でエスタブリッシュメント(笑)に持ってかれて、翌年からは結局定位置に、スラムにお帰りみたいなそういう風景。

つまりはかなり上の方のレベル、最終段階的なステップが、経済事情で暴力的に妨げられるそういう場合です。
逆にその段階では、スペシャルプレイヤー抜きには到底上は望めないという、そういう意味でもありますか。


要はヴェルディその他有象無象が今後当分歩むだろう道のり、段階においての売り買いは、ちまちま売り惜しみしててもしょうがないだろう、初恋は破れるものと(笑)、そのくらいの気持ちでスルーする、そういう覚悟が必要かつ妥当だろうなと。
それが"婚約破棄"くらいの煮詰まった段階になると、そう簡単には譲れないかも知れませんが。現実には結婚までしてても、殿のご所望で妻女を差し出さざるを得ないことも、ままあるわけですけどね。(笑)

真面目な話に戻ると、取られることがあるということは取れることもあるわけで・・・・それは買うというより無償の移籍や発掘がメインでしょうが、とにかくある程度の段階までは、"物は使いよう"のレベルでどうにかならないことはないわけですよね。勿論それ以前に、取られても取られても、それなりの選手がまだ残る・次が控えているような育成をすべき/したいという意味も含めてね。
実際戦術的一貫性があれば、単体で他チームは欲しがらなくても"ヴェルディで"なら十分優秀な選手というのは、ある程度量産できるはずですし。昔のアヤックスの選手とかも、単体で見ると意外と大したことないなということはよくありましたよね。(笑)

より具体的に言うと、結構厳しいとは思いますが、J1昇格程度の目標は、「売りながら」達成するくらいの気持ちでいた方がいいだろうなと。さすがに売る数・頻度に限度はあるでしょうけど。タイミングというか。
でもまあ、先を見ればそのくらいの要求水準は必要だろうと。フッキとディエゴがいなければ昇格出来ないのでは、しょうがないですし。(笑)
・・・・そこで更に『プレミア』とか言われると、もう何だかよく分からないですけどね。

とにかく、売る/売らないが本当に問題になるのは、すべきなのは、当分先の話かなと。
当面の心情の問題を無視すれば、そんな結論になります。
それがいいというわけではないけれど、今後想定すべき「風景」としてはね。心の準備というか。
まあヴェルディに限った話ではないですけどね。むしろヴェルディがこういう問題で、悩めるなら、それが出来る状況なら、幸せというか。(笑)


"誰"じゃなくても、生え抜き中心でチームが作れるなら、十分満足すべきなのかも。質より量とは、言いませんが。(笑)
そう言えば上の議事録によると、来年は4~5人上げるということで、実現すればともかくも楽しみではあります。
少なくとも菅野孝憲を上げないなんて馬鹿な贅沢は、二度と出来ない、かな。(笑)
"サテライト"(注)でしたが、高地系治だって、惜しかったなと未だに思ってますが。

監督の比重はますます高まりそうですけどね。選手ほどホイホイ"移籍"はしないでしょうし、選手と違ってその座に居続けること自体で、ある程度「報酬」たり得るでしょうし。
昇格狙いの"タイミング"も、こっちに依存することになるかも。いてくれる内に・・・・と。

(注)'01年当時、ヴェルディは経費節減の為に、トップとは別契約の「集団テスト生」枠のような形で、サテライトを形成・運営していた。高地はその一人だったが、トップ入りは叶わなかった。


その他今日のスポ新等。

FC琉球の永井がモデルの笹川寿里と結婚 (スポニチ)

V川崎(現J2東京V)などでプレーしたJFL・FC琉球のMF永井秀樹(39)が電撃結婚することが分かった。
お相手は雑誌、CMなどで活躍するモデルの笹川寿里(29)で約2年の交際を経てのゴールイン。07年1月に亡くなった永井の父・義信さんの誕生日にあたる4日未明に都内の区役所に婚姻届を提出。今月末に出身地の大分県内で挙式。年末に都内で披露宴を行う。


"電撃"って。誰も注目してなかっただけじゃないの?(笑)
ヴェルディOB随一の男前、恐らく男女問わず(笑)抱かれたい男No.1の"社長"こと永井秀樹様ご成婚。おめでとうございます。

笹川寿里さん。
公式ブログ
http://gree.jp/sasagawa_juri/blog

・・・・うわあ、なんか分かるなあ。男前そうだなあ。(笑)
倍賞美津子様ですかという。(笑)

お幸せに。ながーい・ひでき!!ドンドンドドドン。


関塚隆氏、日本代表コーチ候補に (サンスポ)

サッカー日本代表の次期コーチ候補に、前J1川崎監督の関塚隆氏(49)の名が挙がっていることが3日、分かった。(中略)
関塚氏は09年シーズン終了後に川崎からの続投要請を断り、現在は現場を離れている。04年までJ2だった川崎を優勝争いできるまでに成長させた指導力は評価が高く、代表チームでの指導も期待されてきた。また、新監督の交渉を任されている日本協会・原博実強化担当技術委員長(51)は、早大の3学年先輩で旧知の間柄。年齢も49歳と若く、新指揮官のもとで経験を積むことは、日本サッカーの未来に役立つことになる。


"コーチ"、特に"日本人コーチ"についての僕の否定的な考えは、昨日述べました
というわけで、前提からして余りポジティヴな興味は無い話題なわけですが、それにしても僕はこの人は一部で過大評価というか、要はとりまとめ屋で、戦術というほどの戦術、考えというほどの考えは無い人だと思うんですけどね。
W杯での解説の退屈さを思い出しても。何か特に言いたいことがある人には、見えなかった。(聞こえなかった)

フロンタでの実績からは、むしろブラジル代表の監督の方にどうかとか。(笑)
いずれにしても、今後日本サッカーに重要な影響を与えるタイプの人には思えません。
まあいち監督としては、普通にまだまだ活躍をお祈りしてますが。別に好きでも嫌いでもないですし。


今季はオールスターを開催せず (サポティスタ)
・・・・ありゃ。
小倉会長、5年から10年内に秋春制を導入したい (サポティスタ)
・・・・ありゃりゃ?!

オールスターは、アイデア枯渇が問題なら、J1J2対抗戦とかどうでしょうか。(笑)
ていうかナビスコ参加させろてめえ。
秋春制は、犬飼独走ではなくてそもそもが川淵構想だったんですね、ならば。ううむ。

大きいことをやるのがトップの仕事ではあるけれど、大きいことにしか目が行かないのは、真に有能なトップではないんだよなという。所詮手柄目当て発想というか。
まあ後世に巨大建造物を残したい"王"の気持ちは分かりますし、残されたものを見るのは決して楽しくないわけではないですけど。奴隷の涙とは別に。(笑)

せめて廃墟になっても美しいものを。王の知性や美意識に、感動出来るものをというか。
何の話だ。


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コメント
この記事へのコメント
育成型クラブのくだりの質問者は恐らく私の質問だと思われます。
あの議事録は少々違う表現に変えられてましたね。

私が申し上げたのは下記の通りです。

・強化担当としては許容しがたいかもしれないが、たいがいの選手が売られてしまうという覚悟がある。
・そうした場合、(商売のタネ)となるユースやジュニアユースの選手達の囲い込みはできているのか?

という主旨の事を発言しました。
あの書き方では売られることを許容できない、
現実が見れていない人みたいに読めますよね。苦笑
2010/08/04(Wed) 17:32 | URL  | wisdom #6moyDOY6[ 編集]
わざわざどうも
匿名ですしどれがどの(同じ)人の発言かも同定出来ないので、ぼんやりした書き方をしましたが、直接意識したのはむしろwisdomさんのその発言の前になされた質問の方ですかね。

参加者:クラブビジョンについて、育成型クラブへと書いてありますが、選手を育てて、ほかのチームへ移籍させるということでしょうか?

参加者:強い選手が育っても去ってしまってはしばらくJ1に昇格するのは難しいと思いますが、何年後かにJ1に昇格するということを考えていないということでよろしいでしょうか?


・・・・やっぱなんか特定すると、角が立つ感じはします。(笑)
もし中にwisdomさんの発言も含まれていたら、ご容赦を。

「囲い込み」については、今季については確かに特別な配慮が必要かも知れませんが、同時にとても難しいですよね。"熱意"が罪になる可能性すら、あるわけで。
今季の実際の出身選手たちのトップでの活躍を好感してもらうというのと、後はせいぜい、チーム存続後の川勝体制の継続でも、保証出来ればいい方かなと。

来季以降については、現経営陣があくまで目標としているらしい、ランド環境の原則維持が達成出来れば、多少トップが苦戦しても何とか良い伝統は維持出来そうな気がしますけど。
そうですね、そういう素材集めという意味では、ランドの件を抜きにしても、"東京"という立地は馬鹿に出来ないんでしょうね。経費の問題は確かにある。でも同時に、新オーナー候補たちが「安物買いの銭失い」にならない為には、逆にランド環境は必要なのかも知れない。

ああ、僕が買えれば。(笑)
2010/08/04(Wed) 19:44 | URL  | アト #/HoiMy2E[ 編集]
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