日本サッカー協会の大仁邦弥副会長(65)は14日、日本代表新監督の決定が22日以降にずれ込み、新生・日本代表の初戦パラグアイ戦(9月4日)、第2戦グアテマラ戦(同7日)は日本人コーチが監督代行として指揮を執る可能性があることを認めた。現在、原博実・強化担当技術委員長(51)が海外で次期監督候補者、代理人らと交渉中。協会は日本人コーチの入閣を絶対条件としており、前川崎監督の関塚隆氏(49)の就任が内定している。
原委員長から13日夜に報告を受けた技術担当役員の大仁副会長は「まだ時間がかかるということでした。再来週まで長引くかもしれない」と険しい表情。次期監督の就労ビザ取得には10日前後かかる見込みのため、新生ジャパンの初陣では関塚氏が監督代行を務める可能性がより大きくなった。
大仁副会長「ここまで延びるとは予想外」…代表監督後任選び長期化 (報知)
日本サッカー協会の大仁邦弥副会長(65)は16日、日本代表監督の後任人事が遅れていることに関し“謝罪”した。海外で新監督候補者、代理人らと交渉中の原博実技術委員長(51)と15日夜に電話会談を行った大仁副会長は「遅れて申し訳ない、という話だった。(決定が)ここまで延びるとは予想外だった」と苦渋の表情で話した。
この日、小倉純二会長(72)らが出席した「緊急幹部会」で、技術担当役員の大仁副会長が代表監督の後任人事問題の現状を報告。その後、報道陣に交渉の進展のパーセンテージを問われると「サインするまでは0%です」と率直に話した。
この件で一番呆れるというか、いぶかしく思うのは、「関塚五輪代表監督」の方は先に決まってるらしいということですね。
つまり当初代表新監督が「兼任」するというプランがあったからには、五輪代表の方が関塚さんになるということは、すなわち"新監督は兼任しない"というところまでは確定できたということなはずなわけで、それだけもう交渉が「内定」に近い段階なんだと、普通は考えるわけで。
仮にそれがひっくり返ったのなら大ごとだし、日本側の独り合点だとしたら間抜けで無能だし、万が一新監督候補の意向を確認しないまま勝手に五輪代表監督を決めちゃったのならとんでもないことだし。
あと「兼任」プランそのものが、忘れ去られている可能性もあるか。(笑)
もひとつ、何らか関塚さんに職を用意しなくてはならないことの方が先に決まっていて(そういう約束が既にあるとか)、新監督が日本人コーチを受け入れてくれるかどうかが未定だから、とりあえず国際常識でも勝手に決められる五輪代表の方の座を、先に決めてしまったとか。
まあ「関塚五輪監督」も、別に公式にアナウンスされたわけではないんですけどね。
新生日本代表メンバーは次期監督が選考 (デイリー)
日本サッカー協会・大仁邦弥副会長(65)は16日、9月の国際親善試合パラグアイ戦(4日・日産スタジアム)グアテマラ戦(7日・長居陸上競技場)について、日本代表メンバーを次期監督に選考させる方針を明かした。メンバー発表は25日か26日の予定。それまでに新監督との契約合意を目指す一方、代行監督で試合に臨むかどうかも判断する。
「きょうぐらいに発表できればと思っていた」と大仁副会長は“本音”を明かした。次期監督候補のビクトル・フェルナンデス氏との交渉は難航。新指揮官がだれに決まっても就労ビザの関係でパラグアイ戦ベンチ入りは困難になってきた。新監督は9月の2戦をスタンド観戦する可能性も出てきており、大仁副会長は「メンバーだけは(新監督に)決めていただきたい」となんとか“初陣”の体裁を整える構えだ。
今週末には本田、松井、長谷部、長友、川島ら海外組に招集レターを送付する予定。技術委員会がメンバーの大枠を選び、南アW杯の映像を見て新監督候補が最終的決断を下すという。
大仁副会長はこの日、小倉会長らに現状を報告。原技術委員長の方針で代理人を使わなかったことが一因と見られ「甘いと思われても仕方がない」と苦渋の表情を浮かべた。原委員長から15日夜に「遅れて申し訳ない」との連絡があったという。今後は代理人交渉に切り替える可能性も出てきた。
最近割りと独自記事の多いデイリー。
これも結構情報量豊富。
どのみち大した練習は出来ないんだから、メンバーは決めて当日はスタンドでも、一応ギリギリ体裁は整うというか、試合をする意義は保てるかも知れませんが。
しかしそのメンバーがオールスターのファン投票並みに協会のお仕着せっぽいのが何だかなという感じですし、"南アW杯の映像を見て"という今更感がたまらないですな。・・・・いやに細かい"情報"なので、どういう取材なんだろうという感じもしますが。(笑)
ああ、でもなんかがっかりだ。
結構駆け込みでも、直前のJを見ての新監督のピックアップとか、それはそれで面白いんですけどね。
前書いたと思いますが、トルシエが初観戦で目立った選手として挙げたのは、「鈴木秀人」でした。なぜか実際には、呼ばれなかったですけど。(笑)
もういいよ、無理しなくて。
関塚さんは決まってるなら、ほんとにロンドン年代でやればいい。それはそれで、独立した資料価値はあるでしょう、新監督にとっても。
腐ってもAマッチ出場経験が増えれば、その年代の選手たちの海外移籍にも有利でしょうし。
このグダグダの、関塚さんは被害者なのか、一味なのか。(笑)
ここで関塚さんにまで逃げられたら多分大ごとなんだろうから、一発かまして我を通してくれ、関塚さん。いつでもJの監督も、出来る人ですしね。あんまり便利遣いするなよと。せめて俺の仕事の役に立つ、試合(メンバー)にさせろと。それなら一味でも許す。(笑)
楽しみに楽しみに待ってるんですよお?子供たちは。(自分のことね(笑))
勝ち負け以前でコケさせないで欲しい。
二度と無い、「初戦」の楽しみを。
ただでさえ、この前の「代表」の初戦は、前任者との関係が中途半端で困ったのに。
せっかく今回はサラの、本物の(?)"外国人"なのに。
・・・・ん?でもまたオリヴェイラだって?このプロセスで?どうかね。
協会幹部は、W杯応援のお礼の意味も含めて、欧州組を招集する意向のようですが、ファンは欧州組の招集を本当に望んでいるんですかね。
個人的には、関塚さんを監督代行にするのならば、ロンドン年代を中心にオーバーエイジ候補の数人とウラ欧州組(小林大悟、瀬戸貴幸、相馬崇人)、移籍先が決っていなければ松井大輔を招集くらいに止めて欲しいんですよね。
ポジション争いをしている選手をムリに招集するのは、長期的に考えると絶対マイナスだと思いますし、ウラ欧州組にとって代表キャップを獲得するというのは、彼らがキャリアアップする際に絶対にプラスになると思うので・・・。
このままいくと、アジア杯で次大会のシード権を獲得するのは難しいと思うので、アジア杯予選用のメンバーを準備するという意味でも、ロンドン五輪本番の為にも、やる価値はあると思うのですが、どうなんでしょうか?
http://d.hatena.ne.jp/golgon/20100816/p2
・・・・ほんとのところは知りませんが、ヒロミ氏ならありそうな話。(笑)
ギドの話と併せて、"全権ヒロミ→Go!!"の体制でのスタートがそもそも遅れたのは、多分確かなんでしょうね。
欧州組については、基本的に「新監督が呼びたいと言った場合に備えて」という意味合いが、さすがにメインなんだろうとは思います。ただ"情報提供"という意味では、ウラ組完全スルーらしいのは「秘書」として失格だと僕も思いますが、多分岡田時代からの流れで協会自体が、そもそもチェックしていないのではないかと。
小倉さんや大仁さんは良い意味でも無色な人なので、単に常識的に準備をしているだけで、具体的なことは専門家/若い人(それがヒロミだというのはちょっとアレですけど(笑))に任せるという姿勢は、この"危機"さえ乗り切ればそんなに悪い体制ではないんじゃないのかなという、気もします。まあ"小沢抜きの民主党の政治力"、みたいな雰囲気も無くは無いですが。
それと"犬飼独裁"の二択というのは、トホホという感じですが。
結局はもう、上手く監督が"釣れる"かという、その一点に、かかって来るんでしょうね。
例として適切なのかどうかよく分かりませんが、お隣韓国なんかだと結構気軽に暫定とかお試しとかやってますから、無理して決めなくてもor間に合わせなくても、いいんじゃねえの?、なんならいっそ関塚さんの"逆方向"の兼任でもという気すらして来ましたが。それなら半自動的に、若年層の優先も出来そうだし。ベテランの合流は、いくらでも後から出来ますしね。
ロンドン+海外組というのは、国内から(今回)オーバーエイジを選ぶ場合の公平性の難しさという意味では、賛成というか僕も考えてました。まあ前提が仮想なんですけどね。(笑)
アジア杯って・・・・1月ですか。
http://ja.wikipedia.org/wiki/AFC%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%972011#.E3.82.B0.E3.83.AB.E3.83.BC.E3.83.97B
ん?おっしゃってるのはそれに負けた後の、次の予選ということですか?
あ、次のアジア杯は2015だから、アジア杯予選をロンドン五輪の強化の一環にするというのは、時系列的にちょっとおかしかったですね。
今の協会幹部たちって、サッカー選手としての実績は物足りないけれど、社会人としての経験もあるので、その部分は強みかなと思っていたのですがここまでグダグダされると・・・。
監督の候補者や交渉の進捗状況が漏れすぎているのは、大問題ですよね。絶対に交渉に悪影響をもたらしてますよね。
ヒロミは、友達のイルレタやベギリスタインに頼めば・・・と思っていたら、友情とビジネスは別問題ということだったんでしょうね。日本協会から依頼されれば、監督候補者をリストアップして紹介すると、提携を結んだ時、スペイン協会が言っていたように思うので、スペイン協会に相談すれば良いのに・・・。
クラマーもドイツサッカー協会の推薦で日本に来たんですよね?
こんなことになるのならば、Jリーグ終了までオリヴェイラに鹿島アントラーズと代表を兼任させて、Jリーグ閉幕と同時にオリヴェイラを代表に専念させるというプロセスを取った方が良かったのに・・・。
情報漏れの一因にも、ヒロミさんの素性が(性格も(笑))分かり易過ぎるゆえに狙いが定め易いというのがあるかと思いますが、逆にヒロミさんを使う意味は、ズバリ"スペイン"コネクションなわけで、ならば当面はそっち方面で頑張ってもらうしか。
相談は・・・・"リストアップ"後にやってるんですかね、今回は。こっちにも具体的なアテが無いわけではないから、口利きだけよろしくと。ならば尚更、ヒロミGO!!ですけどね。(笑)
ま、オリヴェイラというのは、言わば"居直り"後の岡田監督(の戦術)みたいなもので、飽くまで窮余の一策というか、方向性としてはそもそも今回目指すものではないので、ありきでは考えられないでしょうけど。
V・フェルナンデスかオリヴェイラかなんて選択肢は、逆に見識を疑われる類で、両方に失礼なような。最低でもヒロミ辞任後じゃないと、許されないと思いますけどね。