2010年09月20日 (月) | 編集 |
200円キャンペーンでクォーターパウンダーを食べてみましたが、ゴテゴテ具が多いだけで要するにハンバーガーの味なので、だったら100円バーガー二つ食った方が良かったと後悔しました。(笑)
まあ世の中には具が多いことに満足感を感じる嗜好の人も、少なからずいるということなんでしょうね。(ヒットしてると聞きました)
・・・・なんて話をそらしつつ。(笑)
城福監督電撃解任 後任に大熊氏復帰…F東京 (報知)
ちょうど降格圏に転落して、また残り試合も11とまあまああって、"決断"のタイミングとしてはほぼ満遍なく各方面が納得する、珍しいくらい妥当極まりないものになったかと。
去り方も爽やかな(?)、好漢JFK。(笑)
しみじみと、お疲れ様でした。
後任は大熊氏ということで、印象としてはうっかりすると、"内部昇格"と間違いかねないくらい"間に合わせ"感が強いですが、昨年オフにもそういう話があったように(あの場合はJFK"勇退")、ある意味満を持した、クラブ上層部としてはいつ切るかいつ切るかと待ち構えていた「切り札」では、あるわけでしょうね。
特に手腕に期待する(出来る)客観的材料は無いわけで、かつての功労者であり、一応代表関係を歴任した「出世」頭として、どうしてももう一度はやらせたいと、そういう身内的感情がメインでしょうけど。
いわゆる大熊式"部活サッカー"自体は僕は全然嫌いではなかった(参考)んですが、いかんせん古い話ですし、その後のユース代表監督としての仕事は全く評価出来ませんし、他ならぬ「城福の後」としてまず選手たちがついて来る気になるヴィジョンを提示出来るのか、少なからず不安ではあります。
"タイプ"的には、残留職人ぽくなくはないんですけど、別にそういう実績があるわけでもないですしね。
まあ末期の城福さんの煮詰まりぶりというのはなかなかに大層なものだったので、普通に考えたらほとんど誰がやっても、チーム状態は短期的には上向きそうなものではあるんですが。
"部活"ぶりが、規格外でさえなければ。(笑)
城福さんについては、また後で。
J1第23節 名古屋 △1-1△ 横浜FM(瑞穂)
そう言えば引き分けだったんだっけ、てっきり圧勝したような気になってたというくらい、名古屋の"余裕"の印象の強い試合。
・・・・"余白"というか。
実際順位・勝ち点的には、余裕はあったわけですけどね。
勝ち点差7で追うのが、昇格したてのセレッソではね。
それにしても、サッカーを簡単にやっている印象の名古屋。
大きくゆったり、セーフティに展開しつつ、ここぞという時にはスイッチを切り替えて、小さく細かく、クイックにトリッキーに、一気に直接的に、ゴールへ向かう。(ケネディの高さは、その両方にそれぞれに関わっている)
やってることはほとんどそれだけで、基本構造は同じながら就任初年度の4-4-2の機能美や精密さには、今の4-1-2-3は及んでいないと思いますが、そのラフさや遊びの多さが、むしろしぶとさや懐の深さに繋がっているという。勝ち始めると、特にそう見えます。
寄せ集めのタレント集団には、大雑把なくらいがちょうどいいという部分もありますし。
とは言えそんなに大層なサッカーでも大層な"タレント"でもなくて、あくまで経済的に&鹿島以外の各チームの完成度的に低いレベルで安定している現在のJリーグなりの「強さ」でしかないとは思いますが、このまま名古屋が優勝すれば、最近5年間のJ1の優勝チームは浦和・鹿島・鹿島・鹿島・名古屋となって、当事者的には色々言いたいことはあるでしょうけれど(笑)、優勝"される"立場からすればどうにも似たような感じのチームばかりであって、やっぱり「優勝」するにはそれしかないのかなという。
受けに強い堅い守備と、タレントを活かして要所だけ抑える、集中した攻撃と。試合運びの上手さと。
それにしても「大」から「小」への合理性、安全性というのは、例えばオシムジャパンが一つ範を示してくれたように、基本的にはみんなが分かっている、「模範解答」ではあるわけなはずですが。
でもこうして"大層なサッカーでも大層なタレントでもない"ピクシーグラ程度にすら、実際出来るチームが皆無に近いのは、いったい何だろう、やっぱり監督が吸って来た空気の違いなのかしらんという。
長い正確なパスを出す能力という、日本人選手の基本スペックの問題は確かにあるわけですけど、しかしそれこそかつてのドゥンガのようにたまたまそういう能力の高い選手がチームに一人二人いても、だからといってすんなりそういうサッカーが出来るわけでもないというのは、経験的に強く思います。
むしろそういう"大きな"サッカーを"自然"に感じる感覚をチームが共有出来るかの方が問題で、となるとやっぱり、「監督」だろうなという。監督の、理論というよりヴィジョン・イメージが、浸透することによって。なる。
それが浸透すれば、道具立ては結構どうにでもなるというか、現在の平均的日本人選手の能力の組み合わせ(+外人少々)だけで、おおむねは出来るものなのではないかと。
J1第23節 湘南 ●1-6○ 川崎F(平塚)
僕が見てると強いフロンタ。(笑)
遅せえよ。あの後3連敗したらしいな。せっかく優勝する許可を与えたのに。名古屋に勝たれるくらいならと。
調子とか状態とかは、相手が弱過ぎてよく分からなかったですけどね、この試合では。
一方のその湘南ですが。気の毒。見てられない。
攻めが守りがというよりも、基本の部分で選手に自信が感じられない。覇気がというか。
似てるのは・・・・高木監督の"J1"横浜FCかなあ。断トツ最下位降格した。
両者に共通しているのは、過度にロジック志向の監督によって作られた、満遍なく注意を払われてバランスはいいけど、それゆえ突出したものの無い。"角"の取れた。
それが2部リーグで対等以上の立場なら、強味・安定性として働いたけど、昇格して逆に挑戦する立場になると、破綻の無さが現状維持からジリ貧に繋がって、やがて全体が「破綻」するという、そういう過程。・・・・に、見えたりしますけどね、僕には。
そういう独特の、"虚ろ"さ。不自然な人為的均衡のもたらす。北京チームのかつての惨状が、念頭にあるのも確かですが。
よく言われる「"守備力"で上がったチームは勝てない」というのは、実際には「"均衡"では挑戦の為の武器にはならない」という、そういうことではないかと。
下のレベルの均衡を、上のレベルにそのまま持ち込むのは無理だというか。
ま、言い切り過ぎかも知れません。そんなに見てませんから、今季の湘南の試合は。(しかも勝ち試合は一つも見ていない(笑))
まあ世の中には具が多いことに満足感を感じる嗜好の人も、少なからずいるということなんでしょうね。(ヒットしてると聞きました)
・・・・なんて話をそらしつつ。(笑)
城福監督電撃解任 後任に大熊氏復帰…F東京 (報知)
16位とJ2降格圏に突入したF東京が19日、城福浩監督(49)を解任し、元日本代表コーチの大熊清氏(46)の新監督就任を発表した。(中略)不振にあえぐ青赤軍団は、かつてチームをJ1に昇格させた大熊監督の手腕に託すことになった。25日の大宮戦(味スタ)から指揮を執る。
まさかの電撃解任だ。18日の磐田戦(ヤマハ)で敗れ、9戦連続勝ち星なし。それでも村林裕社長(57)は監督解任を否定し、城福体制続投を明言していた。しかし、この日午前の練習前に城福監督の解任を選手に通達。午後4時には小平市内のクラブハウスに再び選手を集め、大熊監督の就任を告げた。
9季ぶりの古巣復帰となる大熊監督は「もう1回、サッカーの本質、責任、チームとしての結束力、勝負へのこだわりを自分の経験を含めて考えよう」とあいさつした。
ちょうど降格圏に転落して、また残り試合も11とまあまああって、"決断"のタイミングとしてはほぼ満遍なく各方面が納得する、珍しいくらい妥当極まりないものになったかと。
去り方も爽やかな(?)、好漢JFK。(笑)
しみじみと、お疲れ様でした。
後任は大熊氏ということで、印象としてはうっかりすると、"内部昇格"と間違いかねないくらい"間に合わせ"感が強いですが、昨年オフにもそういう話があったように(あの場合はJFK"勇退")、ある意味満を持した、クラブ上層部としてはいつ切るかいつ切るかと待ち構えていた「切り札」では、あるわけでしょうね。
契約期間は今季終了までだが、「前提としては来年も彼でいくというのはある種の合意事項」(村林社長)という。
特に手腕に期待する(出来る)客観的材料は無いわけで、かつての功労者であり、一応代表関係を歴任した「出世」頭として、どうしてももう一度はやらせたいと、そういう身内的感情がメインでしょうけど。
いわゆる大熊式"部活サッカー"自体は僕は全然嫌いではなかった(参考)んですが、いかんせん古い話ですし、その後のユース代表監督としての仕事は全く評価出来ませんし、他ならぬ「城福の後」としてまず選手たちがついて来る気になるヴィジョンを提示出来るのか、少なからず不安ではあります。
"タイプ"的には、残留職人ぽくなくはないんですけど、別にそういう実績があるわけでもないですしね。
まあ末期の城福さんの煮詰まりぶりというのはなかなかに大層なものだったので、普通に考えたらほとんど誰がやっても、チーム状態は短期的には上向きそうなものではあるんですが。
"部活"ぶりが、規格外でさえなければ。(笑)
城福さんについては、また後で。
J1第23節 名古屋 △1-1△ 横浜FM(瑞穂)
そう言えば引き分けだったんだっけ、てっきり圧勝したような気になってたというくらい、名古屋の"余裕"の印象の強い試合。
・・・・"余白"というか。
実際順位・勝ち点的には、余裕はあったわけですけどね。
勝ち点差7で追うのが、昇格したてのセレッソではね。
それにしても、サッカーを簡単にやっている印象の名古屋。
大きくゆったり、セーフティに展開しつつ、ここぞという時にはスイッチを切り替えて、小さく細かく、クイックにトリッキーに、一気に直接的に、ゴールへ向かう。(ケネディの高さは、その両方にそれぞれに関わっている)
やってることはほとんどそれだけで、基本構造は同じながら就任初年度の4-4-2の機能美や精密さには、今の4-1-2-3は及んでいないと思いますが、そのラフさや遊びの多さが、むしろしぶとさや懐の深さに繋がっているという。勝ち始めると、特にそう見えます。
寄せ集めのタレント集団には、大雑把なくらいがちょうどいいという部分もありますし。
とは言えそんなに大層なサッカーでも大層な"タレント"でもなくて、あくまで経済的に&鹿島以外の各チームの完成度的に低いレベルで安定している現在のJリーグなりの「強さ」でしかないとは思いますが、このまま名古屋が優勝すれば、最近5年間のJ1の優勝チームは浦和・鹿島・鹿島・鹿島・名古屋となって、当事者的には色々言いたいことはあるでしょうけれど(笑)、優勝"される"立場からすればどうにも似たような感じのチームばかりであって、やっぱり「優勝」するにはそれしかないのかなという。
受けに強い堅い守備と、タレントを活かして要所だけ抑える、集中した攻撃と。試合運びの上手さと。
それにしても「大」から「小」への合理性、安全性というのは、例えばオシムジャパンが一つ範を示してくれたように、基本的にはみんなが分かっている、「模範解答」ではあるわけなはずですが。
でもこうして"大層なサッカーでも大層なタレントでもない"ピクシーグラ程度にすら、実際出来るチームが皆無に近いのは、いったい何だろう、やっぱり監督が吸って来た空気の違いなのかしらんという。
長い正確なパスを出す能力という、日本人選手の基本スペックの問題は確かにあるわけですけど、しかしそれこそかつてのドゥンガのようにたまたまそういう能力の高い選手がチームに一人二人いても、だからといってすんなりそういうサッカーが出来るわけでもないというのは、経験的に強く思います。
むしろそういう"大きな"サッカーを"自然"に感じる感覚をチームが共有出来るかの方が問題で、となるとやっぱり、「監督」だろうなという。監督の、理論というよりヴィジョン・イメージが、浸透することによって。なる。
それが浸透すれば、道具立ては結構どうにでもなるというか、現在の平均的日本人選手の能力の組み合わせ(+外人少々)だけで、おおむねは出来るものなのではないかと。
J1第23節 湘南 ●1-6○ 川崎F(平塚)
僕が見てると強いフロンタ。(笑)
遅せえよ。あの後3連敗したらしいな。せっかく優勝する許可を与えたのに。名古屋に勝たれるくらいならと。
調子とか状態とかは、相手が弱過ぎてよく分からなかったですけどね、この試合では。
一方のその湘南ですが。気の毒。見てられない。
攻めが守りがというよりも、基本の部分で選手に自信が感じられない。覇気がというか。
似てるのは・・・・高木監督の"J1"横浜FCかなあ。断トツ最下位降格した。
両者に共通しているのは、過度にロジック志向の監督によって作られた、満遍なく注意を払われてバランスはいいけど、それゆえ突出したものの無い。"角"の取れた。
それが2部リーグで対等以上の立場なら、強味・安定性として働いたけど、昇格して逆に挑戦する立場になると、破綻の無さが現状維持からジリ貧に繋がって、やがて全体が「破綻」するという、そういう過程。・・・・に、見えたりしますけどね、僕には。
そういう独特の、"虚ろ"さ。不自然な人為的均衡のもたらす。北京チームのかつての惨状が、念頭にあるのも確かですが。
よく言われる「"守備力"で上がったチームは勝てない」というのは、実際には「"均衡"では挑戦の為の武器にはならない」という、そういうことではないかと。
下のレベルの均衡を、上のレベルにそのまま持ち込むのは無理だというか。
ま、言い切り過ぎかも知れません。そんなに見てませんから、今季の湘南の試合は。(しかも勝ち試合は一つも見ていない(笑))
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