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FC東京-G大阪雑感
2010年11月06日 (土) | 編集 |
(MX解説の)前田治さんはいい人なんですが、基本的に"負け"オーラが濃過ぎる気はします。(笑)

J1第29節 FC東京 △1-1△ G大阪(味の素)

いい時も悪い時も、それぞれに悲観や自重が律義というか。


・とりあえずここまでの大熊監督。
・良くも悪くも、落ち着いたなあという印象。"枯れた"というか。
・"部活サッカー"の訳の分からないエネルギッシュさも、(ユース代表での)"平山サッカー"の闇雲な合理主義も、そこにはない。
・出来ることを淡々と、むしろスマートにやり切っているという、そういう印象。
・それは実は、過去の一見して獰猛な仕事ぶりの背後にも常に存在していた"理"の部分が、大熊さんの心境の変化(?)によって相対的に浮き出て来ているという、そういうことだと思いますか。
・かつての大熊FCもユース代表も、言ってみれば"あれ"しか手駒的に出来ない、あるいは"あれ"が勝利への最短距離だと大熊さんが信じて、認識して、それをやっただけというそういう意味では、今も別に変わりはないんだと思うんですが。
・何か、違うよね。「無理」が「道理」に変わってるというか。
・面白いものだ。
・ただそれによって大熊監督が「優れた」監督になったかというと、それはそれで微妙で。
・ちょっと普通過ぎるかもという。チームを作り変える/形作る"剛腕"は、もう感じられない。
・城福さんが色々な意味で"濃い"監督さんだったから、一応の異化効果は出ていますが。
・来年以降も続けたとして、どうなるのかなという。どうかなるのか。
J2からJ1に上げる監督としてなら、悪くないかも知れませんが。戦力的な相対優位を前提として。
・その場合は、落ちる前提ですけど。(笑)
・なんというか、ひと回りスケールの小さな岡田監督みたいな感じ?それこそ。
・常識性を足して、情念性を引いたというか。
・ううむ。とりあえず地味。(笑)

・若くして"生ける伝説"と化した感のある米本ですが。
・実物はその"伝説"すら上回る、驚異の存在感、雰囲気。
・という、前節復帰初戦でした。
・もう、あんまり細かいことは言いません。このまま無事に、大選手に。"日本"(人)とかいうのも、ある意味どうでもいい。
・勿論偉大なボランチとして、日本代表に十年とか君臨して欲しいとは、思いますが。
・要はほとんど全部、持ってますよね。それぞれに偉大な、心技体
・まあ頑張って。これ以上怪我しないで。
・こちらも前節言い忘れたことですが、権田クン。
・彼の良さは何と言うか、"反応"という言葉で語ることすらもどかしく感じる、ボールと"邂逅"する一点へ向けての、独特の速さ。
・ほとんど無時間的な。反応が速いのか予測が鋭いのか、それともそれ以上の何かがあるのか、よく分かりませんが。
・ん?今ちょっと、時間端折ったでしょ?と言いたくなるくらい、余りにも誂えたように、"その場"にいる選手。いい時は。
・キミ実は、3分後の未来から来た人でしょ。
・だからなんか、パンチングとかだと物足りないんですよね。キャッチしてくれないと。(笑)
・彼も何か、立ち姿に既に、胸の熱くなるところのある選手。
・西川のヤクザ感も、別に悪くはないけど。(笑)
・サンフは本来上品なチームのはずなのに、槙野と西川が揃ったことによって、これからもどんどん、変な色が。(笑)
・まあ好きにして。

・この試合の前半に見せた、平山の"ルーレット"からのスルーパスは。
・おお、帰って来た!!というか、これぞ平山というか。
・アテネの時期の平山の良さは、何と言っても独特の軽みというか、自在さというか。
・密集でも年上相手でも、何か楽々とポジショニングして、(例えば)ポストもこなせる。
・勿論すり抜けてシュートも打てる。それもほとんど特権的に、楽な体勢で。(だから"決定力"もある)
・大きいけど動ける、どころか、遅くても速い、みたいな選手でした。
・こういう相対的な速さというか、その人の周りだけ時間がゆっくり流れてるように見えるというのは、"ファンタジスタ"の重要な特性だと思います。
・代表的には、バッジオとか。遅いのに、動けないのに、切り返し一発で二、三人は楽にかわす。
・"間合い"と"タイミング"の覇者。
・だから上手いだけじゃ駄目だし、"絶対的"な方の速さに物を言わせてるタイプも、何だかなという感じ。
・クリロナもメッシも、そういう意味ではピンと来ない。
・メッシは(大五郎の方の)ロナウドのように、スピードが落ちてからほんとの味が出るかもというか(笑)、そこからが勝負というか。
ジョージ・ウェアはなぜか、身体能力は怪物的でも、最初から味があった。
・逆にシェフチェンコとかは、僕は全然ですね。
・勿論"監督"としては、クリロナもシェフチェンコも欲しいですけど(笑)。むしろそっちの方が、欲しい可能性すら。(使い易そうだから)
・まあそういうもんです。
・ともかくサッカー選手は、むしろスピードが無い方が好きです(笑)。究極的には。
・あってもいいけど、頼っちゃ駄目。頼って大味になっちゃ。
・とにかく「電柱」扱いで矢面に立って強さを要求されるのも、あるいは単に下がってオープンなスペースでのみ上手さを見せるのも、本来の平山ではない。
狭くても楽にやるのが、平山。ただし自分の間合いで。
・そしたら点も、決めるようになるんじゃないかと思うんですけどね。決め始めればね。
・でもどちらかというとこの人も、2トップ向きかなあ。前田遼一同様。
"平山・田中達"の名コンビとか、覚えてます?
・当時は確か国見にもう一人"平山"がいたので、「平山相」と書かれることが多かったですが。(笑)
・....田中達也が"ストライカー"だった頃、でもあります。


まあいい選手は多いので頑張れと、そういうまとめにしておきますか。(笑)
森重も相変わらず天才だしね。瞬間瞬間、ドキッとさせる。("災"でもあるけど(笑))
前節の勝利で大丈夫かとも思ったんですが、また神戸と並んでしまいましたね。ふうむ。

落ちたらこのチームは、流出→崩壊しそうですけどね。
残念ながら、メンツが揃ってるだけで、核が無いから。戦術的にも精神的にも。(強いて言えば"米本"が核)
大熊さんも大人しくなっちゃったし。(笑)
金も無いそうだし。

残ってもそれはそれで、難しいところはありますけどね。
いい監督呼べれば、現有メンバーの取りまとめで再び上を目指せるかも知れないけど、正直チームのサイクルとして"くたびれて"る感はある。とりあえず一回、終わりにしない?という。整理というか。よっぽといい人じゃないと、長持ちするリフレッシュは難しいんじゃないかという。
あるいは特殊戦術で、新たな目標を設定出来る人か。フィンケとか?(無い無い(笑))

なまじ持ってるゆえの、難しさ。
本当は城福監督が責任持って、行くところまで行かせるべきだったんですけどね。はずというか。
それを言っても。


ガンバはノーコメで申し訳ない。
降格争いか監督交代でもしたら、興味を持つと思います。(笑)
あと勿論、CWC。
何か日本社会におけるサッカー(日本代表)みたいな、立ち位置だな。


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