2011年01月19日 (水) | 編集 |
昨日・・・・じゃないおととい歯医者に行って、金属をはめたんですけど、未だに飲み食いすると沁みるし、一方で味覚や触覚が変で食事に快感が無いんですよね。仮の詰め物の時は、大丈夫だったのに。
そう言えば僕はなんにも言ってないのに、盛んに「少しくらい出っ張ってても大丈夫ですよ、その内削れて馴染みますよ」とか言い訳してたし、ひょっとして技工士がミスでもした?どれくらい様子を見てから、苦情を言うなら言うべき?
ああ、気分悪い。
・・・・ということとは直接関係無く(笑)、サウジ戦。
ま、サウジ人は、気分が悪いでしょうね。(笑)
アジア杯予選リーグ 日本代表 ○5-0● サウジアラビア代表(ドーハ)
ユニフォームの時点で既に、どこの国か分からなかったサウジ。ああサウジ。
日本も悪くない"模範演技"だったと思いますけどね。相手の空白につけ込んで、オートマティックに出来るだけの何かは、既に持っているというか。
・こんな試合だったので、いくつかチェックポイントだけ。
・まず本田圭/香川/トップ下問題。
・基本的に、香川のトップ下というのは、"無し"なんだと思います。
・それは香川に一般的な意味でトップ下適性があるとか無いとか、本田と香川がどちらが上かとかではなく、ほぼ純粋に戦術的問題として。
・"ほぼ"というのは結果的に「優劣」問題にも、なってしまうところはあるからですがそれはまあ置いといて。
・話戻して要は本田圭、"本田圭のトップ下"というのは、ザックの今のやり方の軸だということで。
・一番分かり易いのは「遠藤・長谷部」で固めたボランチ列との関係、コントラスト。
・この試合の実況の報告では、勝ち点状況とサウジの状態からは消化試合的な部分もなくはなかったこの試合において、2人(のどちらか)を休ませるという考えはザックも無くはなかった。
・でもチームを固めている段階で形を変えたくなかった、大事なところを動かしたくは無かったのでそのままと、つまりはこの2人この組み合わせというのは、かなり意識的に今のところの決定版だということで。
・で、長谷部の最近の期待以上の"鬼"ぶりがあるとは言え、所謂アンカータイプ抜きのこのコンビの相対的な軽さというのは、これはもう岡田監督時代から常に心配はされていたわけですが。
・そして岡田監督とは違って"特攻"ポリシーでやってはいないはずの(笑)ザックの場合、それを補うものとして、その前の"トップ下"本田圭の、強さ重さがあるということで。
・ボランチがトップ下を支えているというよりは、トップ下本田を「盾」に、後ろの2人が有機的に前と絡むという、そういうイメージかと。
・岡田ヴァージョンの場合は2人の前が更に軽い俊輔らだったので、どこでも止まらずに危なっかしいこと甚だしかったわけですがそれはともかく。(笑)
・で、後ろに対しては「盾」である本田は、前/周り/全体に対しては文字通りの「軸」で。
・そこの安定感重みを基盤に、他の5人は配置されているというか回るというか。
・まあN-BOXの"N"とも少し似てますか。
・だから当然、香川などもそう簡単にポジションチェンジしてもらっては困るわけで。
・あくまで軸である本田との関係性の中での、動きが基本。
・逆に香川が同じような役割が出来るかというと、それはちょっと違うわけで。どこから出発しようと、むしろ自分が動いて行きたい方ですから。
・その場合はやはり、本田がトップに入るのが自然でしょうね、代案としては。「軸」の位置自体が、変わるというか。
・ちなみにその本田の代わりが、なぜ柏木なのかということですが。
・柏木は勿論、本田のように「盾」にはなれないでしょうが。
・一方で自分を殺して「調整役」にはなれる選手。
・この試合でもやってましたね。
・こちらはこちらで、"N"っぽいところも持っているというか。
・ちなみにスポニチのこの記者は、僕と似てるような似てないようなこと(笑)を、言ってますが。
・柏木はフィジカルが強いという、設定なのか。ううむ。香川172/63、柏木175/75、まあ多少はマシか。
・イタリア的トップ下、なのかなあ。柏木があ?
・僕はやっぱり"ヘソ"機能の方がメインだと思いますけどね。
・とにかく香川か本田かというのは、どちらが上かというより、戦術そのものを変える選択なんだろうと、思います。
・別に何を見て思ったということではないんですけどね。(笑)
・ぼーっと試合見てる内に、浮かんで来ただけです。
・バズルが組み上がった気がしたというか。
・やはり鍵は、「遠藤・長谷部」への、違和感かな。その裏腹の、アンカータイプの冷遇。
・本田が居るから本田は要らんという話?(笑) ("圭"と"拓"のことね)
・後は前田の"活躍"について。
・単純にコンディションと廻り合わせ(と、勿論サウジの体たらく)の問題はあるとしても。
・やはりこう、"2トップ"だからなのかなというところは、ありますね。
・勿論"岡崎との"ということです。香川は無視?(笑)
・俄然発想が自由になるというか、脳が活き活きと働き出すようには見えますよね。
・余裕、という言い方でもいいですが。
・基本はテクニック系の選手なので、そんでもって"色々"やる中で、初めて高さ強さも、本当に活きるというか。
・それともう一つ。
・"Jリーグ仕様"の選手だということを、繰り返し僕は言ってますが。
・別な言い方をすると、場のレベルに合わせてプレーを形作るということでもあります。
・空気を読む、ではありませんが。(笑)
・まあ万能型では、ありがちなことではあると思いますけど。
・どこか突出していた方が、あるいはむしろバランスが悪い方が、色々な場にとりあえず合わせ易いみたいなところは、あるんですよね。
・どこかのレベルで完成してしまうと、それをもう一回スクラップ&ビルトするのは大変というか。
・甲子園の優勝投手、ではないですが。(笑)
・で、言いたいのは、前田なりに、徐々に国際仕様になりつつあるというか、"アジア"という場へのアジャストが進んでいるのかなと。
・最終目標は更にもう一つ二つ上なわけですけど、まあとりあえずはアジア。
・このまま「世界」まで行けるのか。
・やはりさっさと海外に行っておくべきだったのかも知れませんが、くすぶってたり怪我してたり、色々ありましたからね。
・今ほど日本人選手も、人気無かったし。
・ちなみに本田圭も、実はバランス型でアジャスト型ですよね。
・ただそれを、かなりの程度自分自身の意識を先行させて、出来るという。
・まあかつてのヒデほどの、「先行」ではないですけど。
・香川は切り込み型。合わせるというより。多機能ではあるけど、前田や本田圭と同じ意味での、"万能"や"バランス"とは違う。
・だから合わない時は最後まで合わない?(笑)
・....別に香川を苛めたいわけではないです。あくまで分析と比較です。ほんとです。(笑)
・最後にもう一つ、今まで書いたことと直接の関係は無いですが、ザックの選手選考について。
・協会のお仕着せじゃないかとか、有名な順に並べてるだけじゃないかとか(笑)、そんな話もありますが。
・要は単にベストメンバー志向というか、タイプで言えば"セレクター"タイプなのではないかと。
・育成とか発掘とかいうより。
・それが海外組召集へのやや意外な固執ぶりにも、一つ表れているという。
・別に負けを恐れて保身に走っているとかではなくて、そういうのが"普通"だと考えてる感じ。
・まあ"大国"の人だというのも、あったりするんでしょうか。
・なんかそういう話もありましたが、下の年代とか委ねなくて、良かったかもという。(笑)
・せいぜいが関塚さん以下との関係性を良くする程度で、十分かなという。
・今のところは、そういう印象。
・そういう"無色"ぶりというか。
・戦術も概ねそうですが。
こんなところです。
そう言えば僕はなんにも言ってないのに、盛んに「少しくらい出っ張ってても大丈夫ですよ、その内削れて馴染みますよ」とか言い訳してたし、ひょっとして技工士がミスでもした?どれくらい様子を見てから、苦情を言うなら言うべき?
ああ、気分悪い。
・・・・ということとは直接関係無く(笑)、サウジ戦。
ま、サウジ人は、気分が悪いでしょうね。(笑)
アジア杯予選リーグ 日本代表 ○5-0● サウジアラビア代表(ドーハ)
ユニフォームの時点で既に、どこの国か分からなかったサウジ。ああサウジ。
日本も悪くない"模範演技"だったと思いますけどね。相手の空白につけ込んで、オートマティックに出来るだけの何かは、既に持っているというか。
・こんな試合だったので、いくつかチェックポイントだけ。
・まず本田圭/香川/トップ下問題。
・基本的に、香川のトップ下というのは、"無し"なんだと思います。
・それは香川に一般的な意味でトップ下適性があるとか無いとか、本田と香川がどちらが上かとかではなく、ほぼ純粋に戦術的問題として。
・"ほぼ"というのは結果的に「優劣」問題にも、なってしまうところはあるからですがそれはまあ置いといて。
・話戻して要は本田圭、"本田圭のトップ下"というのは、ザックの今のやり方の軸だということで。
・一番分かり易いのは「遠藤・長谷部」で固めたボランチ列との関係、コントラスト。
・この試合の実況の報告では、勝ち点状況とサウジの状態からは消化試合的な部分もなくはなかったこの試合において、2人(のどちらか)を休ませるという考えはザックも無くはなかった。
・でもチームを固めている段階で形を変えたくなかった、大事なところを動かしたくは無かったのでそのままと、つまりはこの2人この組み合わせというのは、かなり意識的に今のところの決定版だということで。
・で、長谷部の最近の期待以上の"鬼"ぶりがあるとは言え、所謂アンカータイプ抜きのこのコンビの相対的な軽さというのは、これはもう岡田監督時代から常に心配はされていたわけですが。
・そして岡田監督とは違って"特攻"ポリシーでやってはいないはずの(笑)ザックの場合、それを補うものとして、その前の"トップ下"本田圭の、強さ重さがあるということで。
・ボランチがトップ下を支えているというよりは、トップ下本田を「盾」に、後ろの2人が有機的に前と絡むという、そういうイメージかと。
・岡田ヴァージョンの場合は2人の前が更に軽い俊輔らだったので、どこでも止まらずに危なっかしいこと甚だしかったわけですがそれはともかく。(笑)
・で、後ろに対しては「盾」である本田は、前/周り/全体に対しては文字通りの「軸」で。
・そこの安定感重みを基盤に、他の5人は配置されているというか回るというか。
・まあN-BOXの"N"とも少し似てますか。
・だから当然、香川などもそう簡単にポジションチェンジしてもらっては困るわけで。
・あくまで軸である本田との関係性の中での、動きが基本。
・逆に香川が同じような役割が出来るかというと、それはちょっと違うわけで。どこから出発しようと、むしろ自分が動いて行きたい方ですから。
・その場合はやはり、本田がトップに入るのが自然でしょうね、代案としては。「軸」の位置自体が、変わるというか。
・ちなみにその本田の代わりが、なぜ柏木なのかということですが。
・柏木は勿論、本田のように「盾」にはなれないでしょうが。
・一方で自分を殺して「調整役」にはなれる選手。
・この試合でもやってましたね。
・こちらはこちらで、"N"っぽいところも持っているというか。
・ちなみにスポニチのこの記者は、僕と似てるような似てないようなこと(笑)を、言ってますが。
ザッケローニ監督の母国イタリアでは、激しい球際の競り合いに勝てなければトップ下での起用はまずない。軽量で俊敏な香川は、指揮官の目には典型的なサイドアタッカーに映るのだろう。
同監督は試合後、左足首捻挫の本田圭が「先発出場できる状態ではなかった」と明かした。欠場したエースの代役には、攻撃的MFでは最も体格的に恵まれた柏木を抜てき
・柏木はフィジカルが強いという、設定なのか。ううむ。香川172/63、柏木175/75、まあ多少はマシか。
・イタリア的トップ下、なのかなあ。柏木があ?
・僕はやっぱり"ヘソ"機能の方がメインだと思いますけどね。
・とにかく香川か本田かというのは、どちらが上かというより、戦術そのものを変える選択なんだろうと、思います。
・別に何を見て思ったということではないんですけどね。(笑)
・ぼーっと試合見てる内に、浮かんで来ただけです。
・バズルが組み上がった気がしたというか。
・やはり鍵は、「遠藤・長谷部」への、違和感かな。その裏腹の、アンカータイプの冷遇。
・本田が居るから本田は要らんという話?(笑) ("圭"と"拓"のことね)
・後は前田の"活躍"について。
・単純にコンディションと廻り合わせ(と、勿論サウジの体たらく)の問題はあるとしても。
・やはりこう、"2トップ"だからなのかなというところは、ありますね。
・勿論"岡崎との"ということです。香川は無視?(笑)
・俄然発想が自由になるというか、脳が活き活きと働き出すようには見えますよね。
・余裕、という言い方でもいいですが。
・基本はテクニック系の選手なので、そんでもって"色々"やる中で、初めて高さ強さも、本当に活きるというか。
・それともう一つ。
・"Jリーグ仕様"の選手だということを、繰り返し僕は言ってますが。
・別な言い方をすると、場のレベルに合わせてプレーを形作るということでもあります。
・空気を読む、ではありませんが。(笑)
・まあ万能型では、ありがちなことではあると思いますけど。
・どこか突出していた方が、あるいはむしろバランスが悪い方が、色々な場にとりあえず合わせ易いみたいなところは、あるんですよね。
・どこかのレベルで完成してしまうと、それをもう一回スクラップ&ビルトするのは大変というか。
・甲子園の優勝投手、ではないですが。(笑)
・で、言いたいのは、前田なりに、徐々に国際仕様になりつつあるというか、"アジア"という場へのアジャストが進んでいるのかなと。
・最終目標は更にもう一つ二つ上なわけですけど、まあとりあえずはアジア。
・このまま「世界」まで行けるのか。
・やはりさっさと海外に行っておくべきだったのかも知れませんが、くすぶってたり怪我してたり、色々ありましたからね。
・今ほど日本人選手も、人気無かったし。
・ちなみに本田圭も、実はバランス型でアジャスト型ですよね。
・ただそれを、かなりの程度自分自身の意識を先行させて、出来るという。
・まあかつてのヒデほどの、「先行」ではないですけど。
・香川は切り込み型。合わせるというより。多機能ではあるけど、前田や本田圭と同じ意味での、"万能"や"バランス"とは違う。
・だから合わない時は最後まで合わない?(笑)
・....別に香川を苛めたいわけではないです。あくまで分析と比較です。ほんとです。(笑)
・最後にもう一つ、今まで書いたことと直接の関係は無いですが、ザックの選手選考について。
・協会のお仕着せじゃないかとか、有名な順に並べてるだけじゃないかとか(笑)、そんな話もありますが。
・要は単にベストメンバー志向というか、タイプで言えば"セレクター"タイプなのではないかと。
・育成とか発掘とかいうより。
・それが海外組召集へのやや意外な固執ぶりにも、一つ表れているという。
・別に負けを恐れて保身に走っているとかではなくて、そういうのが"普通"だと考えてる感じ。
・まあ"大国"の人だというのも、あったりするんでしょうか。
・なんかそういう話もありましたが、下の年代とか委ねなくて、良かったかもという。(笑)
・せいぜいが関塚さん以下との関係性を良くする程度で、十分かなという。
・今のところは、そういう印象。
・そういう"無色"ぶりというか。
・戦術も概ねそうですが。
こんなところです。
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この記事へのコメント
本田の位置づけなんですが、自分も似た印象ですね。
特に柏木の起用でそれが明確になったような。
ザック自身も4-2-3-1と言ってるんですが、
むしろ中盤三角形の4-3-3に近い感じですよね。
本田(トップ下)は前田との関係よりも遠藤・長谷部とワンセットという感じで。
特に柏木の起用でそれが明確になったような。
ザック自身も4-2-3-1と言ってるんですが、
むしろ中盤三角形の4-3-3に近い感じですよね。
本田(トップ下)は前田との関係よりも遠藤・長谷部とワンセットという感じで。
2011/01/19(Wed) 18:14 | URL | 酩酊 #-[ 編集]
>本田(トップ下)は前田との関係よりも(遠藤・長谷部とワンセット)
そうなんですよね、だからイタリア的なトップ下と言われると、違うだろうと思うわけですが。前に重心がかかっている、"半FW"的なそれ(トッティみたいな?)ではないという。
でもスペインのとも違うし(それなら香川でも)、あえてどこかと言えば・・・・やっぱオランダ?
近年の指揮をちゃんと見てる人に聞けば、分かるんですかね、どういう脈絡でこうなってるのか。
本田がいるからやってるのは確かだとは思いますが、それ以上に"素直"に"普通"にやってる印象が強いもので。
遠藤・長谷部は・・・・アルベルティーニ・ドナドニとかでしょうか。ちょっと古いかな。(笑)
あるいはほんとにオランダで、遠藤が故障したらそこに小野シンジとか(笑)。まあ年齢的に無いでしょうが。
とりあえずジーコの時に比べても、"セレクター"でもいけるくらいに、選手の質と量が全般的に向上しているのは、感じます。
そうなんですよね、だからイタリア的なトップ下と言われると、違うだろうと思うわけですが。前に重心がかかっている、"半FW"的なそれ(トッティみたいな?)ではないという。
でもスペインのとも違うし(それなら香川でも)、あえてどこかと言えば・・・・やっぱオランダ?
近年の指揮をちゃんと見てる人に聞けば、分かるんですかね、どういう脈絡でこうなってるのか。
本田がいるからやってるのは確かだとは思いますが、それ以上に"素直"に"普通"にやってる印象が強いもので。
遠藤・長谷部は・・・・アルベルティーニ・ドナドニとかでしょうか。ちょっと古いかな。(笑)
あるいはほんとにオランダで、遠藤が故障したらそこに小野シンジとか(笑)。まあ年齢的に無いでしょうが。
とりあえずジーコの時に比べても、"セレクター"でもいけるくらいに、選手の質と量が全般的に向上しているのは、感じます。
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