2011年12月04日 (日) | 編集 |
"降格"戦線は事実上終結していた分、ほぼ健全な盛り上がりのみでしたね。
J2第38節 岡山 ○1-0● 徳島(カンコー)
ぶっちゃけ今季僕が見た徳島の"節目"の試合は、全部弱かったですからね。
そりゃ昇格出来ねえよという。
勿論それに関しては、ヴェルディも全く同じ。
というか、大きなくくりでは全く同タイプのチームかと。(笑)
上手いけど強いまでは行かない。組織という程のものがあるようでない、個人技の集合体。
この両者が勝負弱いのは、要するに戦い方が曖昧or緩いからですね。決して"攻撃的"だからではなく。
・・・・ま、"攻撃的"は"緩く"なりがちではあるんですけど、同時に前者は後者の言い訳にもしばしばされるので、やはりちょっと。
しかし岡山は、"ミニ広島"みたいな、面白いサッカーしてますね。
前線のタレントにもう少しインパクトがあれば、かなり点も取れそう。
J2第38節 札幌 ○2-1● FC東京(札幌ドーム)
それに対して札幌は、ここぞという試合ここぞという場面が、強かった。(しかしドーム凄いね)
こういうチームが昇格するのはそれは分かるんだけど、鳥栖と並べると結局(守備と精神力の)"このタイプ"かよと、何となく面白くなく感じはします。他人事としては。
公式通りというか。
後はこのしぶとさを、J1でも発揮してみせてくれれば・・・・せめてどちらかが、"山形"の後を継いでくれればと、そんな感じでしょうか。
出来れば仙台の後も?(まだいるけど)
甲府は必ずしもそうでなく上がったのに、上に行ったらいきなり思い出したように、殊勝になっちゃったチーム?
ハーフナー、甲府退団へ 海外クラブ獲得申し出 (スポナビ)
まるでサポ代表のような。(笑)
このクラスのクラブでこういうタイプの不満を持っちゃったら、そりゃ愛想も尽きるよなと、ある意味巧妙な説得力もある、三下り半。
まあ思ったことを、言っちゃってるだけでしょうけど。
移籍順調に決まればいいですね。言っちゃったんだし。(笑)
そんなつもりは無いだろうけど、(城福)新監督の出鼻にも、泥ひっかけたような感じにもなっちゃってるし。
J1第34節 浦和 ●1-3○ 柏(埼玉)
やあ、1点返された時は、俄かに緊迫しましたね。(笑)
点数的にも内容的にも、優勢はそんなに変わらなかったはずですが、さすがに懸かってるものが大きいと。
これは柏の開幕戦の印象ですが、ある意味そのまんま、最後まで行ってしまった感じ。凄い。
同じ"いきなり躍進"組でも、広島なんかの場合は、J2にいながら"J1仕様"のサッカーをマイペースで練り上げて、それが予定通り(?)そのまま通用したと、そういうパターン。
まあ元々"間違って落ちちゃった"感が強かっただけに、何か意地になってJ2のサッカーはやらんみたいな、そんな意気込みもチーム全体から感じました。
柏も一見すると同じパターンのようですが・・・・でもなんか違う。結果的には、"J1でも通じるサッカーをJ2の時からやっていた"ということではあるんでしょうが、ただそれはリーグの"レベル"や"上"に上がってからのことを意識してたというよりは、ネルシーニョの基準に従ってorそれをクリアしようと専心している内に、自然とそうなったという感じ。
J1J2どころか、Jリーグでも別に無い。かといって殊更、"世界"ということでもない。(笑)
ここらへんは実は、J開幕当初のヴェルディでのネルシーニョとも、印象は重なるんですよね。
何を隠そう"世界"を意識していたと言える(笑)松木安太郎を引き継いで、遥かに手際良くその仕事を仕上げてヴェルディにそれなりの(ヨーロッパ的)組織性を持たせることに成功したネルシーニョですけど、その仕事には不思議と(例えば松木にはあるような)強迫観念や、出発点としての劣等感の臭いが、全くと言っていいほどしなかった。
ただサッカーやってただけ。で、気が付くと、出来ていた。
そんな感じで、柏も気が付くと、優勝していたのかなと。(笑)
そういうネルシーニョの、ある意味無脈絡な"サッカー"に感じる普遍性とは・・・・。そのあえて言えば"中身"は・・・・。
やっぱり、トータルフットボール的だなと、どうしてもそういう印象を受けます。そこから派生した現代の色々というよりも、そもそものアイデアの時点に、いつも帰ってる、そういう原理感。シンプルさ。透明感。
"スタイル"、じゃないんですよね。"原理"、発想。
実は"野心"もあんまり感じないし、淡々と学究的な感じ(笑)。変わった人だ。
勿論、もう一つ言っておかないといけないことがあって、それははっきり言って、J1自体の停滞。特に上位クラスの。
広島はともかくセレッソと柏に、続けてここまでの躍進を許したのは、要は相手してる方がだらしないんですよね。"壁"になれてないというか。
その"停滞"の象徴的存在に感じられるガンバや、それに思いっ切り乗じていかにも薄い中身で"王者"面してる名古屋が勝つよりは、そりゃ柏が勝った方が良かった。せっかくだから。第三者的には。
クンロク大関どもを蹴散らしての平幕優勝・・・・と言い切るには、いかにも柏のメンツのレベルは高いですけど。(笑)
おめでとうございます。おめでとう、ネルシーニョ。
J2第38節 岡山 ○1-0● 徳島(カンコー)
ぶっちゃけ今季僕が見た徳島の"節目"の試合は、全部弱かったですからね。
そりゃ昇格出来ねえよという。
勿論それに関しては、ヴェルディも全く同じ。
というか、大きなくくりでは全く同タイプのチームかと。(笑)
上手いけど強いまでは行かない。組織という程のものがあるようでない、個人技の集合体。
この両者が勝負弱いのは、要するに戦い方が曖昧or緩いからですね。決して"攻撃的"だからではなく。
・・・・ま、"攻撃的"は"緩く"なりがちではあるんですけど、同時に前者は後者の言い訳にもしばしばされるので、やはりちょっと。
しかし岡山は、"ミニ広島"みたいな、面白いサッカーしてますね。
前線のタレントにもう少しインパクトがあれば、かなり点も取れそう。
J2第38節 札幌 ○2-1● FC東京(札幌ドーム)
それに対して札幌は、ここぞという試合ここぞという場面が、強かった。(しかしドーム凄いね)
こういうチームが昇格するのはそれは分かるんだけど、鳥栖と並べると結局(守備と精神力の)"このタイプ"かよと、何となく面白くなく感じはします。他人事としては。
公式通りというか。
後はこのしぶとさを、J1でも発揮してみせてくれれば・・・・せめてどちらかが、"山形"の後を継いでくれればと、そんな感じでしょうか。
出来れば仙台の後も?(まだいるけど)
甲府は必ずしもそうでなく上がったのに、上に行ったらいきなり思い出したように、殊勝になっちゃったチーム?
ハーフナー、甲府退団へ 海外クラブ獲得申し出 (スポナビ)
J2降格が決まった甲府の日本代表FWハーフナー・マイク(24)が今季限りで退団することが3日、確実となった。
クラブ幹部が同日、「(甲府を)出ていくだろう」と語った。佐久間悟監督によると、シュツットガルト(ドイツ)やフィテッセ(オランダ)から獲得の申し出があったという。
得点ランキング2位の17ゴールを決めたハーフナーは今季で契約が切れ、今後については「まだ考えていない」とコメント。さらに「昨年J2で4敗しかしなかったチームを守備的に変え、残さなきゃいけない選手も出した。せっかくチームがまとまって昇格したのに、そのチームをぶっ壊す意味が分からない」とクラブを批判した。
まるでサポ代表のような。(笑)
このクラスのクラブでこういうタイプの不満を持っちゃったら、そりゃ愛想も尽きるよなと、ある意味巧妙な説得力もある、三下り半。
まあ思ったことを、言っちゃってるだけでしょうけど。
移籍順調に決まればいいですね。言っちゃったんだし。(笑)
そんなつもりは無いだろうけど、(城福)新監督の出鼻にも、泥ひっかけたような感じにもなっちゃってるし。
J1第34節 浦和 ●1-3○ 柏(埼玉)
やあ、1点返された時は、俄かに緊迫しましたね。(笑)
点数的にも内容的にも、優勢はそんなに変わらなかったはずですが、さすがに懸かってるものが大きいと。
実力優位を前提としたJ2時のサッカーが、とりあえず通じた格好ではありますが、どこまでそれで行けるのかという。
余りに"動かない"清水に対して、柏の自由さと慣れ・練れ具合が面白いように効きましたが
これは柏の開幕戦の印象ですが、ある意味そのまんま、最後まで行ってしまった感じ。凄い。
同じ"いきなり躍進"組でも、広島なんかの場合は、J2にいながら"J1仕様"のサッカーをマイペースで練り上げて、それが予定通り(?)そのまま通用したと、そういうパターン。
まあ元々"間違って落ちちゃった"感が強かっただけに、何か意地になってJ2のサッカーはやらんみたいな、そんな意気込みもチーム全体から感じました。
柏も一見すると同じパターンのようですが・・・・でもなんか違う。結果的には、"J1でも通じるサッカーをJ2の時からやっていた"ということではあるんでしょうが、ただそれはリーグの"レベル"や"上"に上がってからのことを意識してたというよりは、ネルシーニョの基準に従ってorそれをクリアしようと専心している内に、自然とそうなったという感じ。
J1J2どころか、Jリーグでも別に無い。かといって殊更、"世界"ということでもない。(笑)
ここらへんは実は、J開幕当初のヴェルディでのネルシーニョとも、印象は重なるんですよね。
何を隠そう"世界"を意識していたと言える(笑)松木安太郎を引き継いで、遥かに手際良くその仕事を仕上げてヴェルディにそれなりの(ヨーロッパ的)組織性を持たせることに成功したネルシーニョですけど、その仕事には不思議と(例えば松木にはあるような)強迫観念や、出発点としての劣等感の臭いが、全くと言っていいほどしなかった。
ただサッカーやってただけ。で、気が付くと、出来ていた。
そんな感じで、柏も気が付くと、優勝していたのかなと。(笑)
そういうネルシーニョの、ある意味無脈絡な"サッカー"に感じる普遍性とは・・・・。そのあえて言えば"中身"は・・・・。
やっぱり、トータルフットボール的だなと、どうしてもそういう印象を受けます。そこから派生した現代の色々というよりも、そもそものアイデアの時点に、いつも帰ってる、そういう原理感。シンプルさ。透明感。
"スタイル"、じゃないんですよね。"原理"、発想。
実は"野心"もあんまり感じないし、淡々と学究的な感じ(笑)。変わった人だ。
勿論、もう一つ言っておかないといけないことがあって、それははっきり言って、J1自体の停滞。特に上位クラスの。
広島はともかくセレッソと柏に、続けてここまでの躍進を許したのは、要は相手してる方がだらしないんですよね。"壁"になれてないというか。
その"停滞"の象徴的存在に感じられるガンバや、それに思いっ切り乗じていかにも薄い中身で"王者"面してる名古屋が勝つよりは、そりゃ柏が勝った方が良かった。せっかくだから。第三者的には。
クンロク大関どもを蹴散らしての平幕優勝・・・・と言い切るには、いかにも柏のメンツのレベルは高いですけど。(笑)
おめでとうございます。おめでとう、ネルシーニョ。
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