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回顧&懺悔:ザック・ジャパンと僕の4年間(?)
2014年06月08日 (日) | 編集 |
これだけ書いてると、結構自分でも一貫性が疑問になったり前後関係がよく分からなくなったりするので(笑)、強化試合も全て終わったところで、本番突入前にまとめて整理しておこうかなと。
戦いの前の、身辺整理というか。"形見"を受け取って下さい。
始まったら、恨みっこなしで。(笑)

具体的には、結成以来の全試合についての自分が書いた感想を、主に現在の観点から重要と思われるものを中心に各3項目で抜粋・要約して行こうかなと。
ありそうで無い企画でしょ?(笑)
では。まずは前半として、'10年末のチーム立ち上げから、おおよそ任期の折り返し、本大会まで残り2年の、'12年6月まで。


2010年 2試合

10/9 アルゼンチン戦 ○1-0

・意外と(?)開放的
・腐ってもイタリア人で、もう少し「整然とした」印象のチームが出て来るのではないかと
・あれだけ"アンカー"系の選手(阿部、今野、細貝、本田拓)を選んでおきながら。それを一人も(先発で)使わない

10/12 韓国戦 △0-0

・(就任前の)岡田監督が「日本」的なスタイルとして基本的にイメージしていたサッカー、"普通の"チームというのは、大雑把に言えばこういうものだったろうと思います。それこそ"ゾーン""プレス"の、素直に先にある
・明らかに下敷きになっている直前の原監督のチームとのクオリティの差がかなりの部分、ザッケローニ監督個人の手腕によるものだというのは、余り反対する人はいないと思います
・だから「普通」ではある。普通ではあるんだけど、理念としてはともかく現実には、いつでも実現出来る「普通」ではないということ。いちいちザッケローニクラスを呼ばないと駄目な「普通」



2011年 14試合

1/9 アジア杯ヨルダン戦 △1-1

・(世評ほど悪いとは思わないが)不安なのは、他ならぬザックが、何か余りにまともに動揺しているように見えること
・ザックジャパンの"サイド"は、一応両サイドに逆足の選手を置いてはいるわけですが、バルセロナ的な3トップでは全然なく、むしろその少し前の流行の所謂"4-2-3-1"の("ウィング"の)方に近いニュアンス
・(本田は)基本的に"遅攻"向きの選手ではない。ポゼッション向きの。

1/14 アジア杯シリア戦 ○2-1

・相変わらず攻守に呆れるほど駆けずり回っている長谷部
・ザックが求めている、本田にというかあのポジション(トップ下)の選手に求めているのは、窮屈だろうとパッとしなかろうと、むしろ確実で堅実なチームコントロールなんだろう
・松井の重用はこの前言った"両サイドはウィング"という戦術的理由とは別に、曲がりなりにもW杯で結果を残したチーム(岡田ジャパン)への敬意と尊重・継承なのか

1/18 アジア杯サウジアラビア戦 ○5-0

・"本田圭のトップ下"というのは、ザックの今のやり方の軸(香川のトップ下というのは、"無し")
・ボランチがトップ下を支えているというよりは、トップ下本田を「盾」に、後ろの2人(遠藤・長谷部)が有機的に前と絡むという、そういうイメージ
・ザックの選手選考はベストメンバー志向というか、タイプで言えば"セレクター"タイプ

1/22 アジア杯準々決勝カタール戦 ○3-2

・ザックを呼んで良かった。それはザックが何か特別なことをしてくれるからではなくて、特別なことを特に何もしないから
・ちょうどいい時に、ちょうどいい監督を、上手い具合に呼んだ
・大きな流れのとしての「巣立ち」「自立」の機運とそれなりに出来上がっていた準備状態、そこにやって来た信頼性は高いけれど特別・特殊ではない新監督ザック、この取り合わせが、いい感じにこの"逞しい"チーム、タフで柔軟で自立した日本代表というものを、出現させている

1/25 アジア杯準決勝韓国戦 ○2-2(PK3-0)

・(細貝は)日々献身的ではあるんですが、どうもそれでチームを継続的に支えるというよりも、勢い余って風穴を空けるみたいな、そういう"貢献"が多い。"ボランチ"、なのかなあ。それが問題。
・(日本の)見事なパスワークは、基本、思い付き。決してザックがやらせてるとか、チームとして練っているとか、そういうものだとは。
・本田圭下がり気味の"4""3""3"というのは、割と分業+カスタマイズという感じで、いっせいのせで組織的に動くという、そういうサッカーには自然と余りならないようにも思う。

1/29 アジア杯決勝オーストラリア戦 ○0-0(延長1-0)

・ザックの"細部"主義は、ジーコ的な"局面"(の上手さ)主義と、実は共通性があるんじゃないのか。 狭い。小さい。そしてつまり、「全体」を提示したりは特にしない。
・その(全体の)余白に、空白に、選手の自発性が自ずと、または否応なしに芽生える、育つ。
・ある程度以上の相手には、前田より李。 "ポストプレー"ですら、前田よりも李、究極的には。半端な高さ強さなんて要らない。それよりも速さ。


3/29 チャリティマッチJ選抜戦 ○2-1

・話題の3-4-3は、4-3-3(4-2-3-1)との連続性があんまり感じられない
・特に違うのはサイドの攻撃参加の間合いで、中盤があってサイドがあるというよりも、サイドが引っ張るというかサイドが単独で突出して、それに全体がついて行くような感じ
・そんな中で、局面の選手間の関係の有機性そのものは、徐々に(アジア杯並みに?)ちゃんと出て来た


6/1 ペルー戦 △0-0

・"未完成"なのは仕方ないとして、問題は何の為に(3-4-3を)やるのか
・「3-4-3」だと、「3トップ」だと、より攻撃的になるのか攻撃力が増すのか
・本田が使えない時用のシステム?

6/7 チェコ戦 △0-0

・ザックの"4-2-3-1"はシステム(というほどのもの)ではない
・3-4-3で日本代表が躍動しなかったとしても、それは3-4-3だからというよりは、今まで比較的自由にやってたのが、今回はシステムに"はめ込まれた"から、それにより窮屈さが生じた
・何となくやりながら感じは掴んで、少なくともどこらへんでボールを取ってどこらへんでキープをして、どのタイミングで攻めにかかるかという位のイメージは、割りと共有し始めていたようには見えた


8/11 韓国戦 ○3-0

・"パスの質"のグレード感が何か圧巻。遅からずかつ速過ぎない、しっかりしたグラウンダーのパスがむしろ淡々と淀みなく流れるさまは、遠目に見てるとこれはチャンピオンズリーグか?という。
・久しぶりの本気の4-2-3-1でしたが、アジア杯に比べても、更にチームのレベルが上がっていた。
・「トルシエのアジア杯」以来の、"アジア越え"感?


9/2 W杯3次予選北朝鮮戦 ○1-0

・とにかくマヤ。なぜ使われ続けてるのか。結局高さなのか。"対人が弱い"とか言われちゃってますが、多分ザック的には、むしろ"強さ"を期待してるんだと思う。
・一言で言って"中庸"的なチームなので、これで(世界で)勝てるとしたらどんな"過激"な戦術で勝つよりも、大胆というか傲慢な感じはしますが。特に何も、"準備"はしていないですよね、ザックは。特別な意識は持ってないというか。
・若手の登用の一方で、割りと中堅切ってますからね、ザックも。"拾って"ないというか。

9/5 W杯3次予選ヨルダン戦 △1-1

・長谷部トップ下。「本田」じゃなければ「長谷部」というのは、少し極端。"ベスト"布陣の次に控えるのがいきなり"緊急"シフトでは。
・「4-2-3-1で日本代表を作る」という想定をした時に、ここまで"トップ下本田"に依存したチームを作ってしまったのは、これはほとんどザックの責任というか、個人的な嗜好/傾斜によるもの。
・(求められるのは)「強さ」「重さ」「堅実さ」「体を張れる」「"ボランチ"に近いタイプ」。


10/8 ベトナム戦 ○1-0

・アジア杯/4-2-3-1ザックジャパンと、3-4-3のそれとは、どちらがいいという問題以前に、恐ろしく相性が悪い。基本のテンポが、もっと言えば「思想」が、全然違う。
・"少数派"である本田のプレーに、このチームが立ち上げからいきなり、"刷り込み"的に慣れ切ってしまっているというのが問題の厄介なところ
・ザックにとっての「トップ下」というのが、正にそういうプレー。たまたま"一発"で本田を引いてしまったからそれで普通に行けると勘違いした

10/12 タジキスタン戦 ○8-0

・タジキスタン相手にザックの喜びぶりは、逆にちょっと今後の不安を感じさせるところも。あんまり深謀は無さそう。
・収穫はやはり、トップ下憲剛のフィット。憲剛"らしい"スタイルで。
・「本田依存」のチームから、「トップ下依存」のチームに、本質そのままに定義を変えた?



2012年(前半) 6試合

2,3月 アイスランド戦&W杯3次予選ウズベキスタン戦 ○3-1●0-1

・再確認したのは、このチームが"トップ下"(or司令塔)のチームであるということ。ちっとも"コレクティブ"とかじゃねえ。
・負けたのは弱かったから。ウズベクに普通にボール支配で負けたのは、なんだかんだショック。
・チームが緩やかにしかし確実に萎んで来ている、それは就任当初の完成度の高さと裏腹のこととして。


5/23 アゼルバイジャン戦 ○2-0

・それがニュー”4番”本田なのか、なんかこの日はキープよりも球離れの良さの方を、意識していたよう
・CSKAでの”ボランチ”でのプレーから推測すると、プレーの意識自体がそっち寄りに行ってる可能性も
・チームのタイプ的にはむしろジーコジャパンに近付いてると思うので、後は勝つか負けるか、メンバーが揃うか揃わないか。トレーニングマッチに見るものは、あんまり無い。


6/3 W杯最終予選オマーン戦 ○3-0

・やはりベスメンのザックジャパンは違うというか、これだけが”本物”のザックジャパンというか。
・その中でもやはり本田は別格
・チーム内のバランスで言えば、おじいちゃん(遠藤)世代と孫(香川)世代の懸隔を、スポッと埋めて安定させてくれる、お父さん(本田)というか。

6/9 W杯最終予選ヨルダン戦 ○6-0

・オマーン戦+遠藤という感じ。
・遠藤が存在感を出すことによって、本田の効き場所もより前目にかつ多彩に。
・香川は最近ちょっと、単に下手なんじゃないかと思うところもあって、つまりスピードに乗れない時の芸が無さ過ぎるというか、”乗り”方に注文が付き過ぎるというか。本田に比べて

6/13 W杯最終予選オーストラリア戦 △1-1

・序盤のオーストラリアのラッシュには、「駄目だ~」とまでは思わなかったものの、「またか~」とは思いました。結局これでやられるのかと。
・そこを何とか耐えて、少なくともオーストラリアがバテてからは、確かにほとんど一方的にボールは回せましたが。
・結局”強く”なったのかあるいは”変わった”のか、オーストラリアとの関係性に今までとの違いが生まれたのか、今いちはっきりしなかった


以下、後半へ続く。


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テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
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