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回顧&懺悔:ザック・ジャパンと僕の4年間(その2)
2014年06月10日 (火) | 編集 |
その1'10.10月から'12.6月まで。


2012(後半) 6試合

8/15 ベネズエラ戦 △1-1

・このタイミングで、”FW本田”
・試合直後のインタビューは、珍しく露骨に不機嫌(ザック)
・「ベストメンバー」ザックの、いいところと悪いところが順番に。上手く行ってる時は華やかでも少し機能性が落ちると、途端に鈍重に。”銀河系”レアルを思い出す。強者(きょうしゃ)のサッカー。


9/6 UAE戦 ○1-0

・「課題」はある。けど、それは”やり方”の問題のようでいて結局は”人”の問題なので、後はザックのやり方でのザックの要求に合う”人”が出て来るかどうか使った選手が働くかどうか、ほとんどそれだけの問題。
・思うように”人”が働いていない人がいないところはあって。でもそこまで”問題”が滞っているのは、ザックのやり方が固まり切っている/過ぎている、”やり方”を工夫することでその問題を解消したりずらしたりとか、そういうつもりがザックには全く無いようであることにも大きく由来。
・正直そろそろ見てられません。香川には反省(自虐?)よりは、むしろ反逆を望みます。それで先発落ちやメンバー落ちということになったとしても、チーム/事態としては今よりは正常化すると思います。

9/11 W杯最終予選イラク戦 ○1-0

・本田のプレーぶりがなんか謎。「王様宣言」した割りには、あんまりデンと真ん中で構える感じではなく。マークを引き連れて積極的に(?)前線や(右)サイドに出張して、真ん中はどうぞ好きに使ってというそんな感じのプレーぶり。
・ていうか本田の右悪くないなと。岡田ジャパンの時は、正直箸にも棒にもかからない感じでしたが。トップ下かトップか、とにかく真ん中専門で。
・清武はもう、”上手い”の一言。ある意味一番上手いんだけど、どうしても脇役キャラ。どちらかというと、カウンターサッカーの起点とかの方が、活き易い気もする。


10/12 フランス戦 ○1-0

・”やられた”とも”やれた”とも、どちらもそんなに思いません。やられてる割には余裕があったし、やれた部分もあるけどさすがに”部分”過ぎるし。
・普段低いレベルで何となくでやっていたやれていた部分が、相手のレベルが上がった時にやはり通用しなかったというか、馬脚を現したというか。ザックの”ポゼッション”サッカー。勿論、本田の不在というのは大きかったわけですが。
・ただし”やられ”加減の時のタフさ、懐の深さという意味では、このチームが最強。

10/16 ブラジル戦 ●0-4

・えらくまともに付き合ってしまった、相手の土俵で戦ってしまった。単に理念的な”真っ向勝負”という以上の、馬鹿正直さ。そして律義に後手を踏み続けたという。
・本田1トップだと、距離が離れる分、"司令塔"としてのボランチ遠藤の存在価値が上がるというメリットがある。
・前線のメンバーの中に、”犠牲”になれる、シンプルなプレーをする選手が最低でも1人、高い可能性で2人、やっぱり必要だよなという当たり前のことが、確認出来た。となると結局”クラッキ”枠は基本的に残り二つが限度。

[遠征総括]

・一番の、あるいは総括的な感想としては、ズバリ「ザックジャパンの組織力不足」。それも含めての「完成度不足」。フランス代表のプレス&ハイテンポサッカーに沈黙させられたのも、ブラジル代表にまともに”お付き合い”する羽目になったのも、要するに準備が出来ていなかったから。
・(ザックは)能力があるとか無いとか以前に、自分の能力やカリキュラムの内容の置かれている位置を、十分に相対的に見た/試した経験は無い。下手すると日本代表以上に子供。イタリア人がイタリア人のままやっている。
・「ある意味裸」で「集大成」的に戦う上での、最低限の基盤をもたらすザックの能力・プログラムそのものに、ここに来て大きな疑問を感じている。


11/14 W杯最終予選オマーン戦 ○2-1

・酒井高の異常な元気さ。酒井宏もまだ余りチームとして有機的に動けている感じではないですけど、そういう時に自分を出し切るのは大切なこと。”ダブル酒井開眼の日”?
・あんまりザックは、”守備的FW”みたいのは使わない人みたいですね。日本での層の厚い。あくまで直接的な攻撃力前提で、+の汗かきという。だから岡崎が、孤高の存在(?)になってしまうという。
・本田はまあ、久しぶりにこの話をしますが、フィジカルコンディションありきの人なので。駄目だとこんなもんか。ただ段々以前(南アあたりをピークに)よりも踏ん張りは効かなくなってきている感じは。



2013年 16試合

2/6 ラトビア戦 ○3-0

・岡崎1トップは、良かったとは言えないけど、いずれにしても対強豪用なのでこの相手ではあんまり。
・それよりもやっぱり、”サイドハーフとしての岡崎”を失う痛手の方が明らかに問題
・”遠藤の不在”の件も、確かにあからさまではあったわけですが、あれは「いつものメンバー」とそうでない場合の、安心感というか空気感の違いという、全体的な問題の方が大きい
・・・(番外)なんか本田がやつれてる気がしたんですけど、気のせいでしょうか。


3/26 W杯最終予選ヨルダン戦 ●1-2

・日本人選手が自立したとかいう話は、どこへ行ってしまったのか。本田以外はザコか。
・逆に本田の弧絶した存在感が、「日本代表」の現状を見誤らせている気も。そういう意味では、ザックも不幸。
・なんかどうも違うらしいと、最近では気付いてる気もしますが。(そしてイラつく)


5/30 ブルガリア戦 ●0-2

・一言で言うと、チームになってない。求心力不足。
・Jの”3バックリバイバル”を見ていると、気が付くとむしろ、代表の3バック下手の方が、突出している
・要は監督がヘボいから。イタリア人相手ならいざ知らず、少なくともこと日本人相手にサッカー(3バック)を指導するという目的において、そこらのJの日本人監督にはっきり劣るんじゃないの?という。


6/5 W杯最終予選オーストラリア戦 △1-1

・本田はとにかく圧巻。Jが”年金リーグ”だった時代の、各チームの”スター”外国人たちもかくやという。
・完全に兜を脱いだ香川。2人のコンビネーション美し過ぎ。むしろ”舎弟”キャラの方を極めたらと。
・”岡田ジャパンリスペクト”というのが、今のところの、ザックのほとんど唯一最大のポリシーなのかなという。岡田ジャパン単体というよりも、そこに集約されている日本サッカーのそれまで十数年の営為の蓄積。それに対する、リスペクト。その過剰。

6/12 W杯最終予選イラク戦 ○1-0

・ザックにあるのは”オリジナル11”の偶発的な機能性だけ。”コンバート”をしないというのが、一つの象徴。コンバートの基準になる、イメージが無い。
・逆に、強いて言えば”コンバート”である今野のCBのところにだけ、辛うじてザックの生理が出ている
・多分こういうの(守備の約束事)って、最初から言っていたことだと思うんですよね。そしてむしろ”最初”は、ある程度問題無く出来ていた。それがいつの間にか出来なくなったのは・・・・要するに監督の求心力が落ちたから


6/16 コンフェデブラジル戦 ●0-3

・まさかブラジルとの対戦で退屈しようとは。何もしなかったというか何も準備してなかったというか。そもそも戦える十分な状態に無かったというか。
・「差が開いた」と長友らは言うわけですが、それは実力が落ちたとか進歩の相対速度の差とか、そんな大層な話ではなく。ただ単に”チーム状態が悪い”んだと思います。こちらのね。根本的には、このチームがもう終わってるから。
・カウンター狙い”裏”狙い含みで岡崎1トップというそれ自体は分かるわけですが、そんな当たり前の作戦を、それまで上手く行っていた中盤の構成を大きく動かさなくては取れないという、選手構成。”スピードのあるFW”を、一切準備していない中堅以下のチームって、そんなんある?

6/20 コンフェデイタリア戦 ●3-4

・壮絶なゴール前のミス合戦。
・しかし直前のメキシコ戦のブラジル代表は凄かった。特に前半のラッシュの迫力は、日本戦なんてほんの接待試合という、言わんばかりのものでした。
・今大会での本田のプレーは、はっきり言えば、フィットしてない、し切れてない。普段プレーしているレベルとのギャップ、その調整に、苦しんで戸惑っていた。”俺様”プレーが、相手のレベルが上がったことでそのままではなかなか上手く行かない部分があった、力ずく/アバウト過ぎて空回りする部分があった。


7/21 東アジア杯中国戦 △3-3

・(デビューの柿谷は)僕は全然物足りなかったですね。得点に絡んだプレーのクオリティはさすがでしたけど、それ以外の時間帯の存在感というか持続性というか、あえて言えば気迫というか。もうちょっとテンション上げろよという。悪い緊張だけして、いい緊張はしてなかったなという、印象。

7/25 東アジア杯オーストラリア戦 ○3-2

・ザックが"A代表"に比べてより積極的・直接的に指示を出しているように見える。
・本来はもっと結構指示の細かい監督で、それを"A代表"相手にはスタートから、前にも言ったように南ア等の実績を"リスペクト"して遠慮していて、その半端な態度がめぐりめぐって現在の状態になっちゃってるのかなという。


8/14 ウルグアイ戦 ●2-4

・下らないor軽率なミスのオンパレードによる失点を積み重ねた、わけですが。そもそも"失点"してはいけない、失点は防ぐべきもので一つ一つが恥であるという、緊迫感自体がこのチームには無い。
・それは「攻撃的戦術」を取っているから、ではなくて、チームとしてのモラル、それに基づいて互いのプレーを監視して"基準"を突き付けあって高めあう、そういう基本的な繋がりが存在しないから緩み切っているから。
・繰り返し言っているように、今のチームの"問題"の中心は、どういう形であれチームが"チーム"の態をなしていないということであって。だからこれは"日本サッカーの危機"でも何でもなくて、単なる一人の監督による一つのチームの形成の失敗、それ以上でもそれ以下でもないのではないかと。


9/6 グアテマラ戦 ○3-0

・森重を入れるにしても、今野を外して吉田麻と並べて来たのは意表を突かれました。ザックの守備(CB)に対する考え方に、変化が見られたということなのか。ある程度は"受ける"事態も、想定するようになったとか。
・本田と香川と柿谷のトライアングル。確かに魅了はされました。"3人"になることで、一つまたレベルが上がったというか。ただなあ、それも良し悪しで、特に本田からは、いっそもうこの3人だけでやりたいというような、キラキラビームが濃厚に。
・なんかこう、逆に引くわというか、本田が"擁護"する「攻撃スタイル」って、そういう意味なの?という。やっぱりこう、何かしら大きな、バランスの歪みは感じますね。監督が頼りにならないことと、かつまともなライバルがいないことで、本田が何もかも背負って追い込まれていった感じは、それは分かるんですけど。

9/11 ガーナ戦 ○3-1

・指揮官は「(システム変更の)一番の理由はガーナが4―2―3―1から4―4―2に変更したから。相手の2トップに対し(4バックより)3バックで守る方がより安全だったからだ」と説明。


10/11 セルビア戦 ●0-2

・惨敗。
・セレッソではいざ知らず、代表では柿谷使うと、"ポゼッション""パスサッカー"にはならないと思います。瞬間の感覚で簡単に点を取るというイメージの誘惑に、抗し切れなくなる。(特に本田が)
・といってこの試合の柿谷が特に悪かったとも、(代表から)外すべきだとも、僕は全く思わないんですけど。使える選手だし、柿谷にしか出来ないプレーも確かにあるし。ただ"そういう"選手だと、見切って自覚して使うべきだと。


10/15 ベラルーシ戦 ●0-1

・しかし凄いですよね、毎度お馴染の 4-2-3-1 → 3-4-3 、そして再び 4-2-3-1 への徒労感。
・"3-4-3"まではまだギリギリ緊張感は保たれていなくもないと思うんですが、そこから4-2-3-1に戻す指令が出た瞬間に、またかよ~という不平不満の声が、一気にこちらにも漏れ聞こえて来るような感じ。
・山口蛍の能力は、さすがに認めてもらえたか。能力というかね、あんなに無指示でもどんな状況でも、それなりに自分で仕事を見つけてやれる使いやすい選手を使えないのでは、新戦力の発掘とか言ってもほとんど時間の無駄ではないかという。


11月 オランダ&ベルギー戦 △2-2○3-2

・2試合とも普通に良かったと思いますが、ただそれは(駄目だった時と比べて)"課題が克服"されたからどうだとかいうよりも、要は単なる"好不調"の問題と、そのように感じられます。いくつか変化はあってもそれは"微調整"の範疇で、良くも悪くも居座ってる場所はそれこそアジアカップ以来ずーっと同じで、そこを動く気はさらさら無い。
・それにしても今回の選手起用・入れ替えはハマりました。("本職"山口蛍を軸とした)当たり前のボランチの組み合わせが、こんなに安心感を生むかねという。「長谷部・遠藤」コンビの、長さそのものからも来る"閉塞感"の打破という要素は、あったにしても。
・一戦目の香川・遠藤、二戦目の遠藤の途中投入でのプレーは、とにかく痛快でした。大迫の(得点場面での)プレーは、掛け値なしに凄かったと思います。やや空回り気味でもあったこれまで(の大迫)から考えても驚きを禁じ得ない、今回の溶け込みぶりでした。



結構疲れる。(笑)
2014年編&回顧・総括で終わりです。


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テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
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