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関塚ジェフ周辺雑感
2014年08月18日 (月) | 編集 |
"周辺"です。
お邪魔しまーす。ウロウロさせていただきまーす。(笑)


鈴木ジェフの総括

・就任最初の去年後半の初対戦、年改まって今年の3節の2戦目と。
・やる度むしろ"酷評"に近いコメント(笑)を進呈していた鈴木淳監督のジェフなわけですが。
・2戦目後なんて、(開幕早々)「バス囲みたくなる気持ちが分かっちゃった」なんて言ってましたし。(笑)
・そもそもの監督のタイプとしても、ああいうバランスをキープすることに神経質な監督は、あんまり好きではない。
・原則主義的というか。
・一般にも独特な嫌われ方をすることが多いですよね、いい仕事してても。オフトとか李国秀とか。
・嫌いな人は、長く付き合う程顔も見たくないと言い出すくらい、嫌いに。
・実際ジェフサポのマジョリティはむしろそうだったようですし、相性としては僕もそうなっておかしくなかったわけですが。
・ところがなぜか、他人の不幸は蜜の味、ジェフサポのツイ友たちのぼやき目的(笑)で鈴木ジェフの試合に付き合っている内に。
・いつの間にか試合を見るのが、何よりも楽しみな体に。ああ今週も酒が美味い。
・理由としては、勿論上がりそうで上がり切らない戦績についての、"ぼやき"見物の楽しみというのは相変わらずあったわけですが。
・まず単純にその作り上げた端整なパスサッカーに、否定出来ない魅力があったということ。
・端整ゆえに勝ち味の遅さという難点はあったものの、そこはそれ別に勝っても負けてもいい、"他人のチーム"の強み(?)で。(笑)
・基本結構な勝利至上主義&個別主義者で、そのチームが勝てるサッカーが"いいサッカー"だ的なスタンスを常としている僕ですが。
・第三者的に見た時に、"パスサッカー"がいかに「娯楽性」に富んでいるかという、ある意味での常識的テーゼの"正しさ"を、今更痛感してしまったような部分も。
・「刹那のエキサイトメント」というより、「日々の息抜き」というタイプのものではありますけどね。

・そしてもう一つは、そもそも駄目だと評価していた(↑)チームが、その後も湘南に歴史的虐殺食らったりなんやらで、いよいよこれは本当に駄目だろうと、思ったその矢先から。
・なんか信じられないような、ちょっと見た記憶の無いようなしぶとさでじわじわと立ち直って行って。
・別な言い方をすると、どんなに駄目でも虐殺されても、言うは易く行うは難き「継続性」を。
・凄いというかあんた人の心はあるのか、血は通ってるのかと言いたくなるような(笑)、小揺るぎもしない姿勢で貫き通して、そして実際成果を出して来た鈴木淳監督に対する。
・"好み"を越えた感動、サッカーの「チーム作り」についての新しい経験をさせてくれた、感謝に近いような感情、そういうものがありました。
・まああっさり言ってしまえば、「原則主義」の強みが最大限に引き出された事例だとは、言えるんだろうと思います。
・逆に言えば鈴木監督は、本性のまま、ある意味淡々とやっていただけで。
・淡々だから、出来たというか。成果が出るまで、我慢出来たというか。
・あえて"我慢"したというよりは、それしかする気がないからそのままやってたという、そういう感じなんだろうと思いますが。普通なら焦ったり切れたり、ああでもないこうでもないと走り回るところを。
・やはり、血は通っていない(笑)。でもそれが良かった。
・この一例をもって、鈴木監督が凄い監督だなどということは今でも思っていませんが。
・ある意味では"天然"なのだろう、このクソ真面目で頑固な監督が、今回の「成功」とかつ裏腹の不当に近い無慈悲な周囲の扱いという"経験"を経て。
・自分の資質・手法の対象化と"天然"を脱皮した覚醒でもしないかなと、そういう期待は持っています。
・「秀才」が、「人間」にというか。(笑)


関塚ジェフのスタイル

・鈴木監督のチーム作りへの感心としては、上で言った"流れ"の問題とは別に、もっと端的な難易度の高さという問題があります。
・つまり、ヨソのことで余り細かくは言いませんが(笑)、13/14ジェフの(それ以前かららしいですが)、要の部品の強度は足りないのに、それ以外の部品が妙に同レベルで多様に沢山あって、誰がやってもそれらを活かし切ってまともな計算の立つチームを作るのが難しそうな選手編成。
・それを用いてあんな繊細な、一応のバランスの取れた"パスサッカー"のチームを作るという難事業を、鈴木監督が持ち前の根気で(笑)見事にやり切って見せたことにあります。
・だからこそ僕は、「今後はせいぜい鈴木淳特製ガラス細工の崩壊過程を見物することにしよう」と、皮肉もこめて(笑)ツイッターでは言っていたわけですが。
・ところがそうは、ならなかったですね。
・関塚監督は、そんな風には、チームを運ばなかった。
・それは"ガラス細工"を壊さなかったという意味ではなく、壊したのかも知れないけど(笑)壊してしまってさあ大変と、そんなおろおろしたプロセスを我々に見せるようなことは無く。
・何かもう、一瞬で、"自分のチーム"にしてしまった感じ。
"上書き"と、何人かのジェフサポが言ってましたが、正にそんな感じ。
・これは関塚監督がさすがに自分のスタイルを持っていると、そういうことでもあるとは思いますが。
・むしろそれ以上に「ガラス細工」の「ガラス細工」たるゆえん、そこから起因した現象だったかなと、今は思っています。
・つまり"見事"ではあったけど、逆に言えばもともと"無理"して作っていたようなところは小さくなかった。
・その"無理"をやめるというのが「崩壊」の実際でもあったし、結果的に関塚監督がやらせようとしたことであったと。
・だからむしろ、崩壊するよりは当座リラックスしたという。
・別な言い方をすると、同じ選手編成からより"難易度"の低い(自然度の高い)チーム作りを関塚監督はしたわけで、考えると別にアクロバットをしたわけではないよなという。
・選手たちが本当に「ガラス」ならば、固まったものを再形成するのは一苦労or一回割る必要があったかもしれないですけど、勿論違う。ガラスよりはだいぶ柔軟(笑)な、生身の人間であったわけで。
・あるいは誰かが鈴木監督を「継承」しようとしたら、本当に「崩壊」過程を目にしたかも知れないですけど。
・実際には違った。クラブもサポも、それを関塚監督に求めてはいなかったようですし。
・まあ比喩は比喩でしかなかったという、話かもしれませんが(笑)。とにかく僕も少し、鈴木監督の「世界」に浸り過ぎていたかなという、そういう反省(?)はあります。

・もう一つ、全然別の話で、僕が関塚ジェフのサッカーで興味を持ったディテールがあります。
・それはここらへん。

FWの活かし方に関してはさすがといった印象も受けます。
特にケンペスを前に向かせる形が、作れているように思います。
(中略)
ケンペスの1トップだった湘南戦でも、ケンペスは下がり気味の位置から前を向いて、他の選手の方がより前方でプレーしている場面が見られた。(中略)けれども、ケンペスの前に出ていく力を活かすために、あえて前でCF的な役割をやらせていないのかなと感じる部分もあります。

(ゆっくりいこう『関塚監督が就任してから約1カ月』)

確かに、これは森本も含めて、FW陣の動きが鈴木監督時代に比べて迷いが無い、特に気持ち良く前方のスペースを使ってるように見えるところはあると思います。おやっと思いましたね、僕も。
そこで思い出したのが、次の話。


関塚ジャパンのFW運用

ただ攻撃戦術も実はよく分からないところがあって、(中略)かつハイプレスではあるんですけど(このチームでの)永井のプレイスタイル自体からの連想としては、"距離の短いロングカウンター"みたいな言い方もしたくならなくはない(笑)。

(『"日本代表"スタイル診断』ロンドン関塚ジャパンの項)

・書いてる時点では、永井謙のプレイスタイルに起因するところが多いのかなと、つまり長い距離を高速で走りたい永井を活かす為の微調整か、あるいは単に永井が走り過ぎていた(笑)のか、くらいに思っていたところがあったんですけど。
・ジェフでの関塚さんの指揮ぶりを見ていて、ああ、これが関塚メソッドなんだなと、胸落ちしました。
・つまり小さく言えば、FWに前のスペースを与える、使わせる工夫というのを得意とする人で、大きくはだからこそフロンタでの、「憲剛+快足(外国人)FWのカウンター戦術」というのが、成り立っていたんだなと。
・単に個人能力頼みのどんぶりサッカーではないんだ、少なくともある成算と嗜好を持って、しかるべき"どんぶり"をやっている(笑)んだと。確信犯というか。
・勿論"たまたま"、永井を気持ち良く走らせていたわけでもなく。
・僕自身は永井謙をそんなに純度の高い"スピード系"FWだとは思っていないんですが、とりあえずここまででプロ入り以来一番上手く永井のスピードを使って見せたのは、やはりあの時の関塚監督だと思いますね。
・どちらも"スピード系"FWという類型からはちょいと外れるケンペスと森本を、関塚監督がどのように使って見せるのか、残り試合の楽しみと言えば、これは楽しみかなと。
・尚ジェフが今年万が一(こら)昇格するようなことがあれば、結構現実的な可能性として、永井謙は獲りに行くんじゃないかなとか。
・相変わらず、上手く活かされてないようですし。(笑)

まあ鈴木監督が去ってだいぶ熱意は冷めてますが、今年一杯はとりあえずジェフはウォッチする予定です。
そして崩壊過程を(しつこい笑)
ああ、でも一度フクアリで、あのサッカーを見たかった。


(追記)
ある意味本題を書き忘れた。(笑)
まあだから関塚さんの"カウンター"は、距離に関わらずロングカウンター的な性格があって、単に前に出て奪ってそこから"更に"前へ(ショートカウンター)というよりも、あらかじめ走る為の助走をつける為の物理的か態勢的な余裕を何らか担保する形で待ち構えてボールを取る、攻撃の始点を設定する、そういう含みがあるのが基本なのではないかなと。だから"距離の短いロングカウンター"みたいな、妙な感覚が生じるのではないかと、そういう話です。



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