ヴェルディ等サッカー、漫画、アイドル 他
’14.10月のヴェルディ
2014年10月26日 (日) | 編集 |
平坦。天下泰平

10/4 第35節 ホーム熊本 ○1-0 (得点者 : 平本)

10/11 第36節 ホーム湘南 △0-0

10/19 第37節 アウェー北九州 ●1-2 (得点者 : 鈴木惇)

10/26 第38節 ホーム愛媛 △1-1 (得点者 : ニウド)

1勝1敗2分。
別に猛ラッシュが必要な順位状況でもないですし、悪くない成績だとは思いますが、後半の2試合はいかにも惜しかったですね。
それなりに締まったいいゲームをして、いい点も取って、でも失点場面だけは妙にあっさりしていて、取れたはずの勝ち点をきっちりと(?)逃している感じ。

その前に"いいゲーム"なのかという問題があるかも知れませんが(笑)、総じてロースコア、低得点ゲームで、得点力が豊かでないのは確かでしょうが、ただそれは攻撃が駄目とか決定力が足りないというよりも、何かそういう"チーム"という感じ。

最近はスカパー中継のシュート数の表示を常時ちらちら(変な日本語)見ながらサッカー中継を眺める癖がついているんですが、例えば僕が他に見る千葉の試合やマンチェスター・シティの試合、その他もろもろと比べても、ヴェルディの試合の双方シュート数が増えない感、ちょっとよそ見してても得点シーンを見逃さないだろう安心感は抜群(笑)で、終盤突然どたどたと増えたりすることはあるんですが、要するにそういう"ゲーム"を現出させる、そういうチームなんだろう今のヴェルディはという、そういう感じ。

就任当初の自由放任」方針的発言からは全く意外な帰結ですが、どうやら冨樫監督はそういう監督らしい。
僕は全盛期セリエAのファンだった人間なので、そういうコントロールされた均衡・膠着は、全然嫌いじゃないです。
ヤング・ヴェルディのハードワーク体質とも、相性は悪くないと思いますし。・・・どうせハードワークしても、湘南的な爆発的得点力とかは当分無理でしょうから、ならばそういうゲームに隙を作らない方向へ"ワーク"が帰着するのは、それはそれで分かり易くていいというか、徒労感からは距離を取れるというか。
ただだからこそ、ここ2試合のせっかくのリードを割りとあっさりと追いつかれる・追い越される展開は、いただけない。
ここを締められるようになれば、このスタイルで"強く"なることも可能だと思いますが。

・・・だから今の心配としては、失った勝ち点とか讃岐との勝ち点差とかいうよりも、この2試合の"失敗"によって変なムードにならないように自信を失わないようにという、そのことだけです。
繰り返しますがどう見ても悪いチームではないですし、爆発的に勝つことを期待されているチームでもない。ならば不満はあっても、今のチームを"体質"含めて肯定的に捉える方が、足りないところを言い立てるよりも遥かにメリットが大きいと思います。

ま、確かにね、三浦体制のままだったら、相当雰囲気悪くなりそうな"結末"ではありましたけど。(笑)
そこはまあ、新体制の好感度で、当面下駄を履かせてもらってと。(笑)
あと少しですし。


まあ実際堅実な監督というか、実は模範的な「代行」ぶりだなというか。
中後の抜擢やセットプレーの守備の変更等の変化の方に目が向きがちにはなるかも知れませんが、それよりもむしろ、三浦監督が作ったベース・・・ただし"雰囲気"以外の(笑)それのスムーズな活用の方が、全体としては比重は大きいように思います。
実際三浦監督が純サッカー的に大きな失策を今年したようには僕には見えませんから、まあ妥当だよなとは思います。

こうした堅実さが今年に限ってのもの緊急時用のものなのか、それとも元々の性格なのかは、来年になってみないと本当には分からないとは思いますが。どちらかというと後者じゃないかなあと、特に試合の"落ち着いている"時間帯には、僕の目には映りますが。

あと望むことは・・・あれですかね。
冨樫監督就任と入れ替わるように調子を落として出番を失っている杉本を、今年中にもう一回復活させてチームに組み込んでみて欲しい、勿論得点力不足問題の対策という、意味も含めて。
とにかくそれによって、来年というか近い将来の一応のチームの"完成"像も、見えて来るかなとか。


まあ頑張って。
大丈夫ですよ、多分。(笑)


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