2014年11月16日 (日) | 編集 |
中米繋がりで任期中にもう一回くらいやりそうですけど(笑)、その時は"2"とかにします。(笑)
キリンチャレンジカップ 日本代表 ○6-0● ホンジュラス代表 (豊田スタジアム)
意外と考えさせられる試合だったかなあと。
・やっぱ遠藤?
・もう何回目だかの、"再認識"。
・憲剛も柴崎もいいけど、やっぱり遠藤の「何かいいものを見た」感は特別。
・ていうか勿論憲剛も含めて、シドニー世代のパサーの"黄金"ぶりは、結局日本サッカー史上不世出のものに、結果としてなってしまうのではないかという。
・残念ながらというか。
・上手い選手も賢い選手も、これからいくらでも出て来るだろうし、特段"素質"的にあの年代だけが優れていると考える理由は無いわけですけど。
・何ですかねえ、文化的な特異性というか、日本人がサッカーに向かう態度の内向と外向の、何か特別な時代的なバランスがあって、ああいう"秘密"を持った選手たちが量産されたのかなという。
・ロマンとリアルの、二度と現れない均衡点というか。
・"起用法"ということで言うなら、岡田ジャパンの時は形は同じですが、守備の為に"仕方なく"アンカー阿部を置いた結果としての、押し出されてのあの位置。
・ザックジャパンの時はそれを再度攻撃寄りにする為の、守備の軽さの無理を押しての、ドイスボランチの片割れ。
・それが今回の場合は、最初からシステムとしてアンカーありの中盤(つまり仕方なくでも取り立てて守備的でもなく)で、すんなり前目の位置に収まって攻撃への関与を自由に選択出来て。
・ありそうでなかった、遠藤の活用の仕方かなという。
・特に"変わった"ことをしているわけではないんですけどね(笑)。絶対的な中心選手ならではのストレスに、常にさらされて来たので、それと比べると変に新鮮というか。
・"前"というならオシムの時はもっと前でしたけど、あの時はほら、また別の"負担"が常に課せられていたから。(笑)
・今更遠藤なんてと、僕も思いましたが、もう少し見てみてもいいかなと。(笑)
・ていうか田口にしろ森岡にしろ、それから広義には長谷部にしろ、アギーレが"軽い"MFを何かと使おうとするのは、むしろ「定法」と言ってもいいような雰囲気ですね。
・必ずしも日本に合わせているわけでもないようで。
・ブラジル戦のメンバー選択も、あそこまで奇異がられるとは、思ってなかったのかも知れない。(笑)
・随分甘い見込みに見えるのも事実ですが、本人はイケると"普通"に思ってるらしいなら。
・楽観的ではあっても、ジーコのように現実無視の妄想ではないようですから、まあしばらくは見てみましょうかと、そういう感じ。
・なるほどこの起用法なら、香川は普通に中盤かもなという。
・アギーレは別に悩んでもいなかったかも。(笑)
・遠藤のミドルは、若い頃よくああいうの撃ってたよねえと、懐かしい感じでした。(笑)
・それだけ何というか、今はストレスが無いんでしょう。
・行くのか?4年後。(笑)
・選手発なのか監督発なのか、微妙なところはありますが。
・"ACミランの本田"(の成功)が、今のチームのプレーの一つの基本イメージになりつつあるのは、確かなんでしょうね。
・それを手がかりに、"4-3-3"を日本代表が消化することにしたというか。
・それだけ本田が、やはり中心選手であるということなんでしょう。
・"好調"なら尚更というか。
・あるいは"いつもの"メンバーが揃ったことで、色々と遠慮なく、整理出来たということかも知れない。
・それによる本田自身ヘの影響としては。
・まずはやはり、"点を取る"為の(サボり)ポジショニングを、堂々とやるようになったこと。
・この前の代表戦くらいまでの、「あえて組み立てに下りて来ない」という、"やせ我慢"(笑)とは違うニュアンスで。
・(点を取るという)目的は同じでもね。
・そしてその余裕は同時に、ゲームメイクへの関与にも波及していたと思います。
・"下りて来る"という意味ではなくてね。
・点を取るプレー(ポジショニング)を"狙って"するように、ゲームメイクもより"狙って"ピンポイントで出来るようになっていた気がする。
・勿論メンバーの質の高さや、相手の質の低さに大いに助けられてはいたでしょうが。
・ただやはり、ミランでの成功体験の力というか、このシステムそのものへの積極的な"慣れ"の効果というのは、感じられるプレーだったと思います。
・そうなってみて改めて思うのは。
・やっぱりゲームメイクして欲しいなということで。(笑)
・点を取るだけの本田とか、寂しい。
・どのみちその分野で、世界一になれるわけでもないし。
・"A級"になれるかすら、怪しいというか。
・ミランより上に行けるのかというか。
・とにかくまあ、本人的に不本意ながらレベルは程々でも、やはり総合力でプレーする本田が、日本代表には必要というか。
・その為のいいモデルにはなったんじゃないですかね、この試合は。
・スタートというか。新しいシステムでの。
・実際(ザックジャパンの時のように)「"トップ下"で司令塔に固執」するわけでも、最前線で点取りに禁欲するわけでもない本田というのは。
・いいバランスというかリーズナブルというか。
・それこそ司令塔として"シドニー世代"のような魔法が使えるわけでも、世界一流のストライカーのような能力があるわけでもない本田にとっては。
・今のプレーというのは結構な最適解かもという。
・試合後のインタビューは、随分リラックスしてるように見えましたが。
・絶対的な中心選手ではありながら、同時にチームに活かされてようやく"いち選手"としてプレー出来た感があったというか。
・まあ想像ですが。
・ザックジャパンでは"好きにやってた"ようで、むしろそのことに縛られていたようなところがありましたからね。
・今くらいが、ちょうどいいかも。
・絶対的ではあっても所詮サイドですし、"トップ下"時代よりは、替えも利き易いでしょうし。
・"解放感"と言えば、2得点の乾はどうなのか。
・2得点ともごっつぁんに近くはあったわけですが、その"ごっつぁん"の躊躇の無さに、「新境地」のニオイを感じなくは無かったんですが。
・ザック時代の、意地になってたようなドリブル地獄と比べてね。(笑)
・正直あのプレーで、「武藤」のポジションで何か出来るイメージは事前に無かったわけですけど。
・ストレート(ドリブル)を見せ球にすることを覚えた速球投手みたいなもので、意外と使い道があるのかなという。
・折しも本田がゲームメイク役をしていたのも、間が良かったか。
・それにしても一つ一つ、いい反応だったと思います。
・ゴールも、走り込みも。
・よく知りませんがそもそも"居士"のプレーで、香川と"翼くん岬くん"が出来たはずもないので。
・本来こんな感じの選手で、いっときこじらせていただけなのかなとも。所属クラブで、代表で。
・まああんまり今年所属クラブで、活躍の話は聴こえて来ないのでなんなんですけど。
・期待感は蘇って来たかなと。
・対して少し地味だった武藤ですが。
・標準仕様として、余り向いてない試合だったところはあるかもという。
・つまりドリブルの"タイプ"として、例えば乾が「既にある傷を更に押し広げる」ドリブルなのに対して。
・武藤のは何というか、あるか無きかの傷をつつくというか、見つけ出すというか、そういうタイプのもので。
・簡単に言うと、強い相手向け?
・実際ブラジル相手でも、通じるイメージはあった。
・乾は知らない。(笑)
・まあ知らないおっさんばかりに囲まれていたという、事情もありますしね。(笑)
・この二人の争い/使い分けは、アジア杯でも結構楽しみかなと。
・実際のところは、確実な"実績"があるのは武藤だけですけど。
・武藤自体の代わりは、多分なかなか難しいかなと。
・頑張って。
・全体的なこととしては。
とはスケゴーさんですが。
・まずアギーレが昔どうだったかどうかは、知らないので置きます。
・ただ知らない者(日本人)にとってはそれなりに珍しいというか慣れない感じなので、選手も含めてそこまで"退屈"はしてないだろうと。
・してるとすれば、クオリティそのものの低さによる、"安物"感。それは否定しない。(笑)
・一方で後段の「クラブと同じ」(だから)というのは、少なくとも一義的には、本来は批判点ではないわけなんですよね。
・むしろ"リアリズムマリノスで二連覇"の岡田監督や、"3-4-3で躍進"のザッケローニが、少なからずその実績で選ばれているはずなのに、得意なことをやらずに勝手にフラフラしていたことに、多くの人は怒っていたというか"筋が通らない"感を感じていた、そういう過去があるわけで。
・更に遡れば、鹿島の総監督時には"渋めのブラジルサッカーをよくマネージしていた"ジーコが、代表監督になったらいきなり夢想家になってしまったのも、裏切りと言えば大きな裏切りでしたね。
・あと"クラブの反町"と"五輪の反町"のギャップも酷かった。あれがあるからまだ評価し切れない。
・とにかくそういう意味では今回のアギーレは、全く正しいというか、筋が通っていると、言っておかしくはないわけです。
・そのメソッドの適不適の判断については、"選んだ"側の責任として残るとしても。
・つまりまあ、むしろスケゴーさんの言う通りなら、逆に期待・・・とまでは行かなくても一定の敬意を持って、しばらく見ていられるかなという。"道理"感というか。
・まあちょっと理屈っぽいですが。本音はどこにというか。(笑)
・とにかくまずやりたいこと得意なことをやれということ自体は、毎度お馴染の僕の主張ではありますが。
・まあ実際弱敵相手とは言え、この試合のチームが見せてくれたバランス感は、なるほど危なっかしい見た目程には、別に状況が監督のコントロールを越えているわけではないんだなという、そういう納得感は無くは無かったと思います。
・一応監督なりに、ゴールないしはスタンダードは、見えているんだろうという。
・それと"ザックジャパンの遺産"との、そこそこ幸せな融合というか。
・あるいは"自分の"メソッドだからこそ、"遺産"に飲み込まれずに、バランスを取れたというか。
・"譲り"過ぎてしまった、ザッケローニとは違って。
・まあどうなるか分かりませんし、そんな大きな期待感を持っていないのも確かですが。
・でも"75点"チームのまま、本番でもきっちり"75"点は少なくとも叩き出す、そんなしぶとい未来も微かに見えたような気がしないでもないかもしれないような気がするかも。(どんなんだ)
クオリティはそんなに高くないけど、破綻も混乱も特にはしてないと、まあやっぱりそういう判断かな、今のところ。
ティキタカして行くのかあ、これから。割りとそういう気配も、見える気はするんですが。
キリンチャレンジカップ 日本代表 ○6-0● ホンジュラス代表 (豊田スタジアム)
意外と考えさせられる試合だったかなあと。
・やっぱ遠藤?
・もう何回目だかの、"再認識"。
・憲剛も柴崎もいいけど、やっぱり遠藤の「何かいいものを見た」感は特別。
・ていうか勿論憲剛も含めて、シドニー世代のパサーの"黄金"ぶりは、結局日本サッカー史上不世出のものに、結果としてなってしまうのではないかという。
・残念ながらというか。
・上手い選手も賢い選手も、これからいくらでも出て来るだろうし、特段"素質"的にあの年代だけが優れていると考える理由は無いわけですけど。
・何ですかねえ、文化的な特異性というか、日本人がサッカーに向かう態度の内向と外向の、何か特別な時代的なバランスがあって、ああいう"秘密"を持った選手たちが量産されたのかなという。
・ロマンとリアルの、二度と現れない均衡点というか。
・"起用法"ということで言うなら、岡田ジャパンの時は形は同じですが、守備の為に"仕方なく"アンカー阿部を置いた結果としての、押し出されてのあの位置。
・ザックジャパンの時はそれを再度攻撃寄りにする為の、守備の軽さの無理を押しての、ドイスボランチの片割れ。
・それが今回の場合は、最初からシステムとしてアンカーありの中盤(つまり仕方なくでも取り立てて守備的でもなく)で、すんなり前目の位置に収まって攻撃への関与を自由に選択出来て。
・ありそうでなかった、遠藤の活用の仕方かなという。
・特に"変わった"ことをしているわけではないんですけどね(笑)。絶対的な中心選手ならではのストレスに、常にさらされて来たので、それと比べると変に新鮮というか。
・"前"というならオシムの時はもっと前でしたけど、あの時はほら、また別の"負担"が常に課せられていたから。(笑)
・今更遠藤なんてと、僕も思いましたが、もう少し見てみてもいいかなと。(笑)
・ていうか田口にしろ森岡にしろ、それから広義には長谷部にしろ、アギーレが"軽い"MFを何かと使おうとするのは、むしろ「定法」と言ってもいいような雰囲気ですね。
・必ずしも日本に合わせているわけでもないようで。
・ブラジル戦のメンバー選択も、あそこまで奇異がられるとは、思ってなかったのかも知れない。(笑)
・随分甘い見込みに見えるのも事実ですが、本人はイケると"普通"に思ってるらしいなら。
・楽観的ではあっても、ジーコのように現実無視の妄想ではないようですから、まあしばらくは見てみましょうかと、そういう感じ。
・なるほどこの起用法なら、香川は普通に中盤かもなという。
・アギーレは別に悩んでもいなかったかも。(笑)
・遠藤のミドルは、若い頃よくああいうの撃ってたよねえと、懐かしい感じでした。(笑)
・それだけ何というか、今はストレスが無いんでしょう。
・行くのか?4年後。(笑)
・選手発なのか監督発なのか、微妙なところはありますが。
・"ACミランの本田"(の成功)が、今のチームのプレーの一つの基本イメージになりつつあるのは、確かなんでしょうね。
・それを手がかりに、"4-3-3"を日本代表が消化することにしたというか。
・それだけ本田が、やはり中心選手であるということなんでしょう。
・"好調"なら尚更というか。
・あるいは"いつもの"メンバーが揃ったことで、色々と遠慮なく、整理出来たということかも知れない。
・それによる本田自身ヘの影響としては。
・まずはやはり、"点を取る"為の(サボり)ポジショニングを、堂々とやるようになったこと。
・この前の代表戦くらいまでの、「あえて組み立てに下りて来ない」という、"やせ我慢"(笑)とは違うニュアンスで。
・(点を取るという)目的は同じでもね。
・そしてその余裕は同時に、ゲームメイクへの関与にも波及していたと思います。
・"下りて来る"という意味ではなくてね。
・点を取るプレー(ポジショニング)を"狙って"するように、ゲームメイクもより"狙って"ピンポイントで出来るようになっていた気がする。
・勿論メンバーの質の高さや、相手の質の低さに大いに助けられてはいたでしょうが。
・ただやはり、ミランでの成功体験の力というか、このシステムそのものへの積極的な"慣れ"の効果というのは、感じられるプレーだったと思います。
・そうなってみて改めて思うのは。
・やっぱりゲームメイクして欲しいなということで。(笑)
・点を取るだけの本田とか、寂しい。
・どのみちその分野で、世界一になれるわけでもないし。
・"A級"になれるかすら、怪しいというか。
・ミランより上に行けるのかというか。
・とにかくまあ、本人的に不本意ながらレベルは程々でも、やはり総合力でプレーする本田が、日本代表には必要というか。
・その為のいいモデルにはなったんじゃないですかね、この試合は。
・スタートというか。新しいシステムでの。
・実際(ザックジャパンの時のように)「"トップ下"で司令塔に固執」するわけでも、最前線で点取りに禁欲するわけでもない本田というのは。
・いいバランスというかリーズナブルというか。
・それこそ司令塔として"シドニー世代"のような魔法が使えるわけでも、世界一流のストライカーのような能力があるわけでもない本田にとっては。
・今のプレーというのは結構な最適解かもという。
・試合後のインタビューは、随分リラックスしてるように見えましたが。
・絶対的な中心選手ではありながら、同時にチームに活かされてようやく"いち選手"としてプレー出来た感があったというか。
・まあ想像ですが。
・ザックジャパンでは"好きにやってた"ようで、むしろそのことに縛られていたようなところがありましたからね。
・今くらいが、ちょうどいいかも。
・絶対的ではあっても所詮サイドですし、"トップ下"時代よりは、替えも利き易いでしょうし。
・"解放感"と言えば、2得点の乾はどうなのか。
・2得点ともごっつぁんに近くはあったわけですが、その"ごっつぁん"の躊躇の無さに、「新境地」のニオイを感じなくは無かったんですが。
・ザック時代の、意地になってたようなドリブル地獄と比べてね。(笑)
・正直あのプレーで、「武藤」のポジションで何か出来るイメージは事前に無かったわけですけど。
・ストレート(ドリブル)を見せ球にすることを覚えた速球投手みたいなもので、意外と使い道があるのかなという。
・折しも本田がゲームメイク役をしていたのも、間が良かったか。
・それにしても一つ一つ、いい反応だったと思います。
・ゴールも、走り込みも。
・よく知りませんがそもそも"居士"のプレーで、香川と"翼くん岬くん"が出来たはずもないので。
・本来こんな感じの選手で、いっときこじらせていただけなのかなとも。所属クラブで、代表で。
・まああんまり今年所属クラブで、活躍の話は聴こえて来ないのでなんなんですけど。
・期待感は蘇って来たかなと。
・対して少し地味だった武藤ですが。
・標準仕様として、余り向いてない試合だったところはあるかもという。
・つまりドリブルの"タイプ"として、例えば乾が「既にある傷を更に押し広げる」ドリブルなのに対して。
・武藤のは何というか、あるか無きかの傷をつつくというか、見つけ出すというか、そういうタイプのもので。
・簡単に言うと、強い相手向け?
・実際ブラジル相手でも、通じるイメージはあった。
・乾は知らない。(笑)
・まあ知らないおっさんばかりに囲まれていたという、事情もありますしね。(笑)
・この二人の争い/使い分けは、アジア杯でも結構楽しみかなと。
・実際のところは、確実な"実績"があるのは武藤だけですけど。
・武藤自体の代わりは、多分なかなか難しいかなと。
・頑張って。
・全体的なこととしては。
俺がアギーレJAPANに対して悲観的になっている理由。それは現在の日本代表とアギーレが率いていたときのアトレティコ・マドリーとビジャレアルが同じようなサッカーをしているから。つまり情報戦もクソもなく、5戦1勝の塩試合が平常運転ということ。
— スケゴー (@sukego_fut) 2014, 11月 7
ザッケローニや岡田の場合は、指揮していたクラブと戦術が異なっていたので本番直前に変えるのではないかと妄想することも可能だったが、アギーレの場合はアレが標準仕様なので妄想すら不可能。
— スケゴー (@sukego_fut) 2014, 11月 7
とはスケゴーさんですが。
・まずアギーレが昔どうだったかどうかは、知らないので置きます。
・ただ知らない者(日本人)にとってはそれなりに珍しいというか慣れない感じなので、選手も含めてそこまで"退屈"はしてないだろうと。
・してるとすれば、クオリティそのものの低さによる、"安物"感。それは否定しない。(笑)
・一方で後段の「クラブと同じ」(だから)というのは、少なくとも一義的には、本来は批判点ではないわけなんですよね。
・むしろ"リアリズムマリノスで二連覇"の岡田監督や、"3-4-3で躍進"のザッケローニが、少なからずその実績で選ばれているはずなのに、得意なことをやらずに勝手にフラフラしていたことに、多くの人は怒っていたというか"筋が通らない"感を感じていた、そういう過去があるわけで。
・更に遡れば、鹿島の総監督時には"渋めのブラジルサッカーをよくマネージしていた"ジーコが、代表監督になったらいきなり夢想家になってしまったのも、裏切りと言えば大きな裏切りでしたね。
・あと"クラブの反町"と"五輪の反町"のギャップも酷かった。あれがあるからまだ評価し切れない。
・とにかくそういう意味では今回のアギーレは、全く正しいというか、筋が通っていると、言っておかしくはないわけです。
・そのメソッドの適不適の判断については、"選んだ"側の責任として残るとしても。
・つまりまあ、むしろスケゴーさんの言う通りなら、逆に期待・・・とまでは行かなくても一定の敬意を持って、しばらく見ていられるかなという。"道理"感というか。
・まあちょっと理屈っぽいですが。本音はどこにというか。(笑)
・とにかくまずやりたいこと得意なことをやれということ自体は、毎度お馴染の僕の主張ではありますが。
・まあ実際弱敵相手とは言え、この試合のチームが見せてくれたバランス感は、なるほど危なっかしい見た目程には、別に状況が監督のコントロールを越えているわけではないんだなという、そういう納得感は無くは無かったと思います。
・一応監督なりに、ゴールないしはスタンダードは、見えているんだろうという。
・それと"ザックジャパンの遺産"との、そこそこ幸せな融合というか。
・あるいは"自分の"メソッドだからこそ、"遺産"に飲み込まれずに、バランスを取れたというか。
・"譲り"過ぎてしまった、ザッケローニとは違って。
・まあどうなるか分かりませんし、そんな大きな期待感を持っていないのも確かですが。
・でも"75点"チームのまま、本番でもきっちり"75"点は少なくとも叩き出す、そんなしぶとい未来も微かに見えたような気がしないでもないかもしれないような気がするかも。(どんなんだ)
クオリティはそんなに高くないけど、破綻も混乱も特にはしてないと、まあやっぱりそういう判断かな、今のところ。
ティキタカして行くのかあ、これから。割りとそういう気配も、見える気はするんですが。
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