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トルシエのコパ・アメリカ雑感
2015年05月31日 (日) | 編集 |
BSスカパーにて。1999年、夏。

意外と書くこと無かった。(笑)


第1戦 日本 ●2-3○ ペルー (得点者 :呂比須三浦淳)

GK 楢崎
DF 森岡、井原、秋田
MF 伊東、田坂(30、福西)、望月(62、三浦)、服部、名波
FW 呂比須(72、奥)、城

名波のコーナーから呂比須の頭と、アツの直接FKが相手に当たりながらの2点。


第2戦 日本 ●0-4○ パラグアイ

GK 川口
DF 斎藤俊、森岡、秋田
MF 伊東、福西(22、三浦)、安藤正、相馬、藤田
FW 呂比須、城(吉原)



第3戦 日本 △1-1△ ボリビア (得点者 :呂比須)

GK 楢崎
DF 森岡、井原、秋田
MF 伊東、望月、服部、名波(69、三浦)、藤田(65、奥)
FW 呂比須、岡野(64、城)

奥のPK奪取からの呂比須。


・印象に残った選手は・・・アツ、三浦アツ。(笑)
・"活躍した"という程ではないんだけど、随分重宝に使われていたなあという意味で。
・3試合とも途中出場で、右やったり真ん中やったり、あるいは下がり目やったり。
・攻守に機能しないチームの中で、なんだかんだ馬力がある、(悪いピッチでも)個人である程度踏ん張れるのが、使われた理由だと思いますが。
・まあ後の"サンドニの中田ヒデ"の、縮小版というか。(笑)
・特になるほどなあと思ったのは、シドニーの時オーバーエイジで呼ばれた(大して活躍してないのに)のは、この時の経験・実績があったからだったんだなあと納得したということ。
・トルシエの心の拠り所というか。(笑)
・当時は少し奇妙に思いましたが。実際さほど"活躍"を期待された風でもなかったてすし。
・ロンドンの徳永軍曹に比べても。(笑)

・で、この一事にも少し表れているのが、トルシエの現実主義的な側面。
・それが印象に残ったもう一点。
・現実主義というか、試行錯誤主義というか。
・必ずしも"ポリシー"主義でない点というか。
・トルシエの指導は細かい。細かいんだけれども。
・しかし、「完璧主義」ではないんですよね。マインド的に。
・失敗することを恐れてないというか。
・やってみる、失敗する、変える。
・あるいは失敗することを前提として、すべり止めを作っておく。
・そこらへんの感覚は、結構ドライ。
・あるいはラフ
・そのラフさを選手にも求めたから(笑)、ああいうキツい当たりになったというそういう面はあったかなと。
・"罵られても、変われば次がある"という意味も含めて。
・そう選手に強くなれと求めたのか、それとも代表選手ならそれくらい応えられると前提として思っていたのか、そこらへんはよく分かりませんが。
・とにかくまあ、サンドニから本番へ向けての妙に物分かりのいい現実路線に、少し違和感もしくは残念感を持っていたりしてたんですが。
・今見ると割りと元々そういう人だったんだなという。
・ナイジェリア~シドニー予選や、アジア杯での華々しいサッカーも、「本来」というよりは割りとその場その場の「実験」のいち側面というか成果でしかないと、そういう面もあるのかなと。

・というわけで、当時の代表ファン的には結構トラウマ的だったこのコパ・アメリカでの惨敗も。
・今見ると割りとトルシエにとってはほんとにテストの一環というか、必ずしも強がりではなく、ほんとに気にしてなかったのかもなと、そういう面が見えて来て。
・逆に書きたいこと無くなった。(笑)
・実際この大会で激しく駄目出しして、ほとんど"人間失格"とか言い出しかねない勢いだった名波についても。
・後にアジア杯では、完璧なフィットのさせ方をしてますしね。
・あれはあれで、ちゃんと"愛情"が無いと出来ないこと。
・言うだけは言うけど、だから駄目ということではないという。
・それに慣れられた選手と、そうでなかった選手と。
・それにしても相当キツかったと、解説の秋田氏は珍しく本音で語ってましたけどね。(笑)
・最終的に本大会で呼んでくれた監督であるにも関わらず。
・あとトルシエ以上に、ダバディの相手をするのがストレスだったと、言外に言っていたような。(笑)
・僕も多分、あの口調で日本語で言われたら、かなりカチンと来ると思います。(笑)
・トルシエは聞き流せても。

・まあしかし結構色んな選手使ってたんだなというのと、いかにもまだまだ"フランス組"だったんだなというのと。
・この大会の前も3試合連続無得点とかですし、よく首切られなかったというか、実際ここらへんから既に「いつか切ろう」と思われてても仕方無かったかもなというか。(笑)
・"去就"という意味では、一番常に緊張感があったというか、戦い続けた"生き残り"続けた、代表監督だったよなという。
・本来自国開催の監督ですから、もっと慎重に選んで手厚いバックアップを受けてしかるべきだと思うんですけど。
・なかなかまだ野蛮な時代でした。(笑)
・今ほど"政治的"ではないというか。


・そんなこんな。
・あとなんかあったっけ。
・そうね、パラグアイの酷いピッチからの連想で、実際のところアフリカではどうやってたんだろうと、そういう興味も涌きましたね。
ほんとにフラット3とかやってたんだろうかという。
・アフリカの選手は、言うこと聞いたんだろうかという。(笑)
・まあ映像とか無いんでしょうけど。
・考えると、結構な"経験"ではあったよなという。国際的には無名でも。
・"アルジェリア"のハリルは?と、そう話は繋がったり繋がらなかったり。(笑)

そろそろ今日のJ2が始まります。


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テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
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