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なでしこカナダ’15準決勝イングランド戦
2015年07月02日 (木) | 編集 |
いやー、良かったですね。(前回と同じ)

女子W杯カナダ2015準決勝 日本代表 ○2-1● イングランド代表 (エドモントン)

勝ったのもそうですし、延長を戦わずに済んだのも。(ほとんど前回と同じ)


・勝つチーム、強いチームとはこういうものか。
うらやま。(ヴェルディ・ファン、男子代表ファンという立場からの発言。(笑))
・なんか色々と、"帳尻"の合わせっぷりが半端無いというか、えげつないというか。
・大会レベルでも、試合レベルでも。
・よれよれの大会inから、いつの間にかすっかり"強い"チームに。
・これでもし次の決勝アメリカ戦に、形はどうあれ90分勝利をして終わったりしたら。
「4年間で更に強いチームに」なったと、"歴史"には残さざるを得ない
・あんまり納得行かないけど。(笑)
・どう見ても特に"積み上げ"とかは無いけど。
・"4年間"を引っ張った大儀見も、本番では特段のインパクトやプラスアルファを生んでないし。
・タイプは全然違いますが、前回の安藤の穴埋めが出来ているかすら、僕には疑問。
・プレーの「収支」的にね。
・確実に向上したと言えるのは、鮫ちゃんに線の細さが無くなったことと、宇津木が一本立ちしたことで澤を控えに置いておけるようになったことくらいかな?
・後者はこれから澤が切り札的な活躍が出来れば、"プラス"と言える。
・今のところは、宇津木が"違う持ち味"を発揮しているだけ。

・とにかく特に決勝Tに入ってからは、戦う度勝つ度に、どんどん強く見えるようになって来た。
・"実績"があるから、一つ一つの好結果が、偶然ではなくて「やっぱりな」と見えて来てしまうというのと。
・本人たちも「強かった」時の感覚や慣性を、呼び起こして来ているというのと。
・"型"を持つ強さというか。
・「勝つ」「勝った」という型(イメージ)と、もう一つは勿論、チーム戦術的な"型"と。
・「普通」にやってるだけで結果がついて来ると、自然に自信が強固になって行くという。
・いちいち"スペシャル"や"完璧"を狙わなくても。
・その「普通」が持つ幅や猶予の範囲で、いくつかある悪い部分も欠けている部分も、「結果」が示す"良い"という最終結論に、回収して行けるというか。
・常勝チーム、代表のファンというのは、いつもこんな気持ちで見ているのか。(笑)
・あくまで「帳尻合わせ」であるという、本質は残っているので。
・いつかは結果がついて来ないことで「あれ?おかしいぞ」と気付き出して(笑)焦り出して。
・「合わせて」来ただけの"怠惰"にしっぺ返しを食う、一つの"強い"チームの寿命が終わる時は来るんでしょうけどね。
・それでも多分、強かったことのあるチームや国と、そうでないところの差は大きい。
・"復活"の確実性というか、ひとたび"強い"要素がまた揃った時の、「強いチーム」を形成する確実性というか。
・だから一回ちゃんと勝つのは大きくて、その関門に、Jでも資金力はあるけど実績の無いチームは苦しむというか。
・神戸とか大宮とか(最近の)セレッソとか。(京都とか)
・そもそも(?)FC東京もそうか。
・逆にヴェルディなんかは、どんなに落ちぶれても昔話でも(笑)、たまに強い時はほんとに強いというか、"要素"の足し算が指し示す以上の力を出せるというか。
・何か「強いチーム」の"型"はまだ残っていると思います。
・(男子)日本代表もアジアでは、もう十分に"型"は確立していますけどね。
・だからよっぽどのことが無い限り、予選敗退とかはしないでしょうけど。
・ぎりぎり五輪代表までは、その神通力は持っているかな。
・それより下だと、一気に普通のチームになりますが。
・いずれにせよ、世界では、本大会ではまだまだ。これから。

・...余談ですが広島というのは妙なチームで。
・バクスターの時と、森保の時と既に二回ピークを持っている、実績を持っているわけですから。
「強豪」「常勝」の型を永久保持(笑)してもおかしくはないはずなんですけど。
・どうなのかな。違う気がする。
・あくまで"その時"のチームが強かったという感覚しか、後に残らない、残ってない気がする。
・戦術的にちゃんとし過ぎている、根拠があり過ぎる(笑)からなのか、それともいずれの時期も資金や選手の質的に他を圧する印象が無かったせいなのか。
・強いけど、"幅"や"猶予"を余り感じないんですよね。
・曖昧さが無いというか。その分、神通力とは縁が無い。
・磐田なんかも特に鹿島に比べると、そこらへんが薄いですけど。
・J2ではともかく、J1だとほんとに"記録"としての実績しかないですよね。
・磐田が少し勝っても、「あの磐田が来た!」という感覚が無い。なんでだろ。
・スペイン代表はどうか。"サイクル"が一回終わった時に、オーラをキープ出来るのか。
・フランスはそもそもから単発ぽかったですが。
・余談です。(笑)

・"監督"というレベルに話を移すと。
・結果的に有吉と宇津木が、しっかりレギュラーになっているというか、ちゃんと"若い"分のパワーをチームに加えているわけで。
・それに岩渕がもうひと活躍でも加えてくれれば。
「世代交代に成功した」と、歴史に残されてもおかしくはない。
ほんとかよ、という感じはしますが。(笑)
・まあそもそもなでしこの"世代交代"については、他ならぬ佐々木監督自身が率先して課題化していた印象があるので。
・その割には・・・と点が辛くなる部分はあります。
・言わなきゃいいのにというか。あからさまにやらなきゃいいのにというか。
・疲労したパーツの必要十分な取り替えと、最初からその程度の構えでいれば。
期待させるから、何だよということに。(笑)
・まあ一番大きな「交代」は、実は"チーム大儀見"化の方でしょうけどね。(成果は今いちですけど)
・まあまあ「世代」交代でもある。(笑)
・とにかくでも、上手く帳尻は合わせて来たというか、現有戦力の"大会"へのフィッティング自体は、さすがに豪腕で上手くやっていると思います。
・ここらへんの信頼性は、やはり岡田監督とこの人は日本人では別格。
・"悟り"度では、岡田さんより上な気がしますし。
佐々木監督 モチベーション管理は選手一任「熟してますから」 (スポニチ)

「選手間でモチベーションを上げてくれる。新たに下手なことをやって(やる気を)下げたら困る。今の選手にモチベーションビデオをつくるのは大変」
「熟してますから(笑い)。寂しさは別に、もう本当に…。大人になった娘たちって感じです」

・自分の指導が今いち"染みて"ないことも、分かってるというかある程度は計算して、影響力の行使を考えているのかも知れませんね。
・最終結果を良くしようと。
・まあそういう"回り込み"は、監督の重要な仕事・資質の一部だと僕は思いますが。
・選手と同レベルで喧嘩しているようでは。
・対立してもいいけど、計算してやって欲しい。
・それと思うのは、この"長期政権"について。
・"日本代表"ファンは慣れないですけど、例えば長期政権が当たり前なドイツ代表のファンなんかは、どういう気持ちでいつも見ているのか。
・監督たちの、「帳尻合わせ」を。(笑)
・あるいは同じ監督が何回も登場する、ブラジル代表のファンとかは。(笑)
・そこらへんの心境についても、いくつか想像のヒントは与えてくれる、稀有な「日本代表」と監督ではあります。

・まあほんとに、何となく帳尻合ってるだけだとは思うんですけどね。
・色々言っている川澄についても、佐々木監督が"中盤の"川澄を上手く使えない、または川澄が中盤で上手く機能しないのも、実は今に始まったことではないですし。
・そもそも前回の"黄金の中盤"の右MF大野だって、正直"機能"度では他の3人よりかなり落ちましたし。
・ドリブラータイプ、ランタイプの選手を使うこと自体、佐々木監督は苦手なのかも知れない。
・「安定」と「重量感」が基本というか。チームイメージとして。
固定点の組み合わせから、チームを考える人というか。
・そういう意味でも、"新"参入選手には、ハードルが高かったのかも知れない。
いきなり"軸"になれないと、そもそも"戦力"に加われないというか。
・それぞれの選手のタイプや成熟度に応じてチームに組み込むという器用さは、どうも感じない。
・チーム作りを"楽しむ"タイプではないというか。
・戦術的にも編成的にも、"流動"性は余り無い。
・それはまあ、個々の監督の資質で仕方のないところではあると思いますが。
・ただ佐々木監督は、「全て」をやることをある意味志願したわけですから。
・そういう意味での責任は。
・この後長い冬の時代が来ないといいんですけど。

・岩渕は利いていたと言えばいたんですけど、基本的にやっぱり、"状況"に対する感受性が今いち鈍い選手に感じる。
・だから能力の発揮の、効率が悪いというか。
・ほんの少しずつ、タイミングやポイントが、いつもスイートスポットからずれる。
・あるいは努力しても経験しても、ほんとに少しずつしか成長出来ないというか。
・あれだけの能力があれば、ほんとはもっと効果的にやれるはず。
・要は真面目なんですけどね。悪い意味でも。思考が型(上での意味とはちょっと違う笑)にはまってるというか。
・まあだから「型」を積み重ねて行くしかないんですよね、こういう選手は。
・じりじりと。
・それでも咄嗟の状況に対応出来るかは、微妙ですが。
・ある時期以降の森本などを見ていても。
・僕が余り高く評価しないタイプです。(笑)
・宇佐美にも若干、同じ臭いが。
・そういえばバイエルンで仲良しだったんですよね。(笑)
危険な組み合わせ。(笑)
・むしろもっとちゃらんぽらんな友達と遊びましょう!?

・ま、ここまで来たら、勝つしかないですが。
大儀見と岩渕大活躍で、佐々木監督大絶賛で、精々僕を悔しがらせてくれても構いません。(笑)
・二回勝ったら凄いですよねえ。凄過ぎて逆に後がまた心配にはなりますが。
・アメリカはそりゃ強いですけど、一発勝負ならば何とでも。
・一応上り調子ですしね。(何の"調子"なのか実体がよく分からないですけど)
・アメリカの実力に、合わせた"帳尻"をぶち壊されるのも、それはそれでサッカー的には「正しい」かも知れません。
・ついこの前までは激しく危機感を燃やしていた選手たちの、"正しい"敗戦の弁も聴いてみたくなくはないですが。
・いや、やっぱり勝ちましょう。
当たり前?(笑)


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テーマ:なでしこジャパン
ジャンル:スポーツ
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