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東京V-長崎(’15)
2015年09月21日 (月) | 編集 |
うーん、どう言ったらいいのか。

J2第32節 東京V ●0-1○ 長崎 (西が丘)

悪くはないよね。むしろいいかも。


・両者戦術遂行度・達成度の高い、緊張感のある、しかし血はほとんど流れない、"型稽古"みたいな感じの試合。(笑)
・いや、皮肉ってるのではなくて(笑)、実際退屈は別にしなかった、シュート数は少なくても。
・興奮した、とも言えないけど。(笑)
・それは動きが少なかったから、と言うよりも、"予測が付き易かった"から、かな。
・特にヴェルディの方。
・何か突拍子も無いことが起きなければ、このままだろうなあという。1点追いかける展開になっても。
・攻撃が行き詰まる中で、最初に選択された選手交代が右サイドバックの大木→安西だったあたりは、何か監督の"苦悩"を感じなくはなかったです。(笑)
・攻撃のメインを担うはずの前線・二列目の中央ブロック、そこが決して悪いわけではない上手く行ってないというほどでもない、むしろ下手に変えてバランスが崩れる不安の方を感じるくらいに。
・そしてその"バランス"のリスクを冒してまで使いたくなるほどの駒が、実際上ベンチにはいない。
・となると確実に"攻撃力アップ"を期待出来る交代手段が、あの時点ではサイドにしか無かったと、そういう感じかなあと。
・時間が進んでよりリスクを冒すべき状況になれば、選択肢は広がるわけではありますが。
・それとて杉本→アランでは、国籍変わるだけで似たようなものというか、現状ある意味同タイプというか。
・その分"リスク"感は無くて、安心ではありますが。(笑)
・見たい見たくないだけで言えば、プルーノの方が見てみたかったですかね。
・何でもいいから壊して!という感じでありますが。(笑)
・永井はまあ、どのみち"チーム"とはあんまり関係無いから。

・監督が少ない選択肢の中で、色々考えてるのはまあ、分かります。
・この日のスタメン、南澤井の二列目に、杉本と高木"次男"の方のFWコンビ。
・南澤井に戻したのは、(次男を絡めた)前二試合の反省を受けて、現状やはりこの形しかないという、結論に到達したわけでしょう。分かります。
・一方で次男のセンスで攻撃に変化を加えることも諦められないから、杉本との初コンビ、初順列組み合わせ(笑)を試してみたと。
・結果は...
・うーん、別に成功はしてないけど、失敗したわけでもないかなあという。
・それでこの結果というのは、単に実力というか。
・ただ何か、"いつものサッカー"に自分たち自身が、少し慣れ過ぎてる部分はあるかも。
・慣れるのがいけないわけではなくて、むしろそれは強みですが、"過ぎ"てる部分が"不足"の部分でもあるかも。
・前々からの杉本の、小さい体でよくやってるとは言え余りにも割り切った"プレス職人"化が、一つの象徴というか予兆というか。
・ホープ沢山、多士済々のようでいて、本当に"個性"的なのは極端に言うと中後一人というか。
・個性を"押し出し"てプレーしているのは。
「ベテランの味」というレベルを、遥かに越えている。(笑)
・後の選手は歯車、誤解を恐れず言えば。
・試行錯誤の結果そう"なって"いる、そういう構成のチームになっている、そしてそれで今の戦闘力を獲得した、それは事実ですけどね。
・少し、行き過ぎてる面はあるかなと、適応し過ぎてる。
・今のヴェルディの選手たちは、ある意味何も考えずにプレーしている。"出来て"いるのも確かだけど、出来て"しまって"いる面もある。
・...所謂"無心さ"がインパクトになるのは、あくまでやろうとしていることの緊張感とのバランスの上での話なわけで。"考えない"で出来ることを"無心"にやるのは、それは当たり前の話なわけで。(笑)
・全体的に、「こなれて」いると言うべき面と、「惰性でやっている」と言うべき面の、微妙な局面にあるというか。
・しつこいですが、これまでのやり方は正しいんですよ、間違いなく。
・他に無かったというか。
・ただそろそろ、"次"を見る必要は出て来たかなと。

・その"次"というのはどういうことかと言うと...
・例えば一人一人の選手の見方ですね、要求の仕方というか。
・"群"と"流れ"で何となく見ていたのを、もう少し特定的に見てみるとか。
・例えばチームの"トップスコアラー"の南ですが。
・"トップスコアラー"であるにも関わらず、点の取り方、チームの中での位置としては、割りと"おまけ"というか"どさくさ"的というか(笑)、チームの流れの中でいつの間にか取っているイメージ。
・それが良かったという面があることは重々承知ですが、もう少し"得点パターン"として、きちっと意識してもいいかも知れない。
"南に点を取らせる"チームになるというか。
・この試合でも数少ない得点の現実的可能性を感じさせるプレーシーンは複数あって、今のは取ってくれ打ってくれ南と、これまでになく強く願う自分がいました。
・そろそろそういう選手かもという。
・あるいは次男なんかも、曖昧に"OB"的に"身内"的に迎え入れてはいますが、言ったってレンタル選手ではあるので、もう少し"助っ人"的に位置づけても意識してもいいのかも知れない。
・チーム戦術へのハマりに、微妙な部分も現状あるわけですし。
・ならばとにかく、「点を取る」のが仕事と、あえてそう位置付けるという手も。
・トップないし"トップ脇"のファンタジスタとしてね。
・お前はバッジオだ!(笑)
・器用貧乏な選手に、あえてキャラを与えるというか。
・まあこういうキャラの掘り起し、チームとしてのパターン作りコンビネーション作りというのは、基本的には中期的課題として、今のチームをまた1年2年かけて"育てて"行く中ですべきことだとは思います。
・そして"黄金時代"へとというか。(笑)
・ただ俄かにチャンスが出て来てしまった今年の問題としては...
・むしろチーム戦術/スタイル的に、新味を加える方が近道かも知れないなと。
・例えば3バックの本格導入とか、それこそ噂の3-4-3。(笑)
・上手く行くかどうかは分からないし、今慌てて何か変える必要は無いかも知れませんが、逆にギャンブルをしてみる価値のある状況でもあると思います。
・今年来たからと言って来年またチャンスが来るとは限りませんし、長期計画は長期計画としても、戦闘集団として目の前のチャンスになすことなくこのままジリ貧というのは、やはり不自然で不健康なことだと思いますし。
・そもそも全く"長期計画"の中に無いことでも、ないのではないかという気もしますし。
・"生みの苦しみ"というタイプの停滞でない以上(もう結構"生まれて"ますから)、単なる継続性ないし惰性が、"成長"に有益とも思えませんし。
・とにかく残り試合は、もう少し、更に一段高いレベルで、"勝つ"ことを意識してもいいのかなと。
・熟して落ちて来るのを待つだけでなく。
・あがいてみてもいいのかなと。
・そう感じています。
・それでバランスが崩れて失敗しても、別に降格するわけではないですからね、今年は。
・6位ででもプレーオフに参加してみたいという、観光興味(笑)があるのは事実ですが。
・しかしプレーオフ"慣れ"することとプレーオフの突破可能性は、余り正の相関はしていない様子が複数の"常連"チームの例からは窺えますから。(笑)
・こだわるようなことではないというか、あくまで目標は自動昇格に置くべきというか。
・結果として、プレーオフに回ることはあるとしても。
・(ああ、でも観光したい(笑))

・試合としては、二部リーグのしかも終盤戦で、こんな折り目正しい生真面目な試合が見られるのは、日本ならではなのかなとか。
・そういう感想。(笑)
・両、クラブOBおっさん監督による。
"おっさん"というのは酷い言い方かも知れませんが(笑)、冨樫監督も高木監督も、共にその年齢の割に"若々しさ"が無いのは結構特徴的なものだと思っていて。
・もっと年齢が上でも"青年監督"の風情のある日本人監督がいくらでもいる中で。(西野・反町・健太など)
・つまり二人は、「大人」なんですよね。独特に。青さが無いというか、可愛げが無いというか。(笑)
・冨樫監督のマネージメント術にしろ、高木監督の戦術研究/指導にしろ。
・およそ"衝動"というものが感じられない。(笑)
・エロスというか。
・そういう非個人性、非中二性の現れ方は、二人それぞれですが。
・包容力と厳格さ。
・いずれも要するに、目的合理性ではあると思います。
・それだけでチームが突き抜けるかは、また別の問題ですが。
・とにかく余り、爽やかさは無いですね(笑)。苦労が顔に出てるというか。(笑)
・それぞれ優秀な監督さんではありますが。


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
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