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東京V-大宮(’15)
2015年09月25日 (金) | 編集 |
うーんうーん。

J2第33節 東京V ●0-1○ 大宮 (味の素)

色々と、紙一重な感じの試合。


・まず試合展開が悩ましい。
・一応は、必ずしも嘘でなく"一方的にペースを握り"ながら。
・しかし実際には得点の予感は皆無に近くて、たまの大宮のラフなカウンターの方が全然、あるいは毎回本気で怖くて。
・正直"生きた心地がしない"前半でした。
・加えて言うならば、単に"カウンターが効果的"だっただけではなくて、はっきり言ってヴェルディの守備や球際自体も、いちいち余裕が無くて危なっかしかったと思います。
・体格差だけの問題でもなく。
・しかし後半は、次男、アラン、ブルーノを入れた交代策が最近になく効果を上げて。
・確かにヴェルディは"ゲームを動かし"たし、決めてしかるべきチャンスも複数作れました。
・そういう意味では惜しい試合ではあったんですが、とはいえ前半からのカウンターへの恐怖・劣勢もまた事実であったので、引き分けで勝ち点1なら、正直上等だなと、この日は凌げたと、そう言っていいだろうなと思いながら見ていたところで、痛恨の失点。
・最終的な勝ち点ゼロ、ホームの連敗、あるいは群馬戦の1勝を挟んでの連敗2つというのは、終盤に来て残念としかいいようがない結果ではあって。
・ただ同時にそういう結果になってもしょうがないチーム状態でもあるよなという、そういう気持ちもあって。
・まあ何とも、受け止め方が難しい。
・とりあえずそれでもまだプレーオフ圏にはとどまっているので、上を向いて頑張って行きましょうと、そういうことではあるわけですが。

・で、そのチーム"状態"、内容ですが。
・これも少し悩ましい。
・やはり前節に続いて、伸びしろを使い切っている、成長の限界に来ているという印象は変わらないというか強まったというか。
・さかつくで言えば、もうパラメータは一杯一杯なので、コンディション調整以上の練習は無意味か、気休めに今までやったことの無い練習でもして、見えない連携が上がるのでも期待するかという、そういう状態?(笑)
・"使い切る"ところまで来たのは、ひとえに冨樫監督のチーム作りが効果的だったことの証明・たまものではあるんですが、しかしこの土壇場に来ての行き詰まり感、チームが止まってる感はなかなかに厳しい。
"若さ"が売りのはずのチームに、少し早めの"晩秋"感が漂っているというか。(笑)
・現象として一番問題なのは、勿論攻撃力得点力の極度な不足なわけですけど。
・この試合を見てて特に感じたのは、単に"結果的に点が入らない"ということではなくて、「解放感」が無いこと、別な言い方をすると「攻撃するのが全然楽しそうではない」こと。
・そのせいでむしろ、攻めれば攻めるほど、ポゼスが続けば続くほど、神経が疲れて行ってたように見える。
・そのひずみが転じて、上で言った守備時の対応の余裕の無さにも、繋がっていたのではないか。
・総じてはっきり言えば、ムードは良くない。
・相変わらずやる気はあるんだけど、少々神経過敏気味というか、不安に付きまとわれているというか。
・なぜそうなのかというのはある意味単純なことで。
・どうやって攻めたらいいのか、どうやって目の前の問題を解決したらいいのか分からないという、技術的な問題だと思います。
・"ムード"とは言っても、所謂"メンタル"の問題ではない。
・昇格争いのプレッシャーとかでも、全く無い
・ただただ、そのやる気と連携力の、ぶつける先が今無い、見えないということかと。
・ちなみに同じくよく言う、"精度"の問題でもないと思います。(点が取れないのは)
・いや、大きく精度の問題でないこともないんでしょけど、精度の問題を「精度」の問題として解決することは実際上出来ないので、それを言う意味が無いというか。
・まあこれはヴェルデイに限った話ではなく。
・世に言う「精度」の問題というのは、要するにその時いる選手のレベルの問題なので、ほとんどの場合。
・指摘しても心掛けても、到底俄かに解決出来ることではないということ。
・出来るとすれば、コンビネーションやパターンをより明確化して共有することによって、プレーを単純化する、あるいはリラックスしてプレー出来るようにすることによって、その選手の技術の範囲で、最良の"精度"をコンスタントに出させるようにすることくらいかなと。
・もしくはある意味問題を"逃がす"、あるプレーデザインの中で良くも悪くも絞り込まれた「問題」を、プレーデザイン自体を変えることによって解体・回避する、そしてやはりもっとリラックスしてプレー出来るようにする、あるいは別な"解決"法が視点を変えることによって生まれることに期待する。
・...ということを、この前「南に点を取らせる」とか「システムチェンジ」とかいうことで言っていたわけですけど。
・やはり何か変えないと厳しいなという思いは、この試合を見てますます強くなりました。
・何よりも選手自身が、「限界」を明確に感じてるように見えてしまった。
・部分的なことについても言ってみると、やはり今の中盤から前のメンバーだと、細工の利く選手の絶対数が余りにも少ない。
・もしくはそういう神経の使い方をしている選手が。
・ほとんど中後一人。やはり。後の選手は、要するに一生懸命やってるだけ。
・むしろ両サイドバック、ダブルアンザイの二人の方が狙いは持ってるので、ならばこの二人がもっと絡み易い形を考えるというのは、一つやるべきこととして残されてるかなと。
・そういうのはあります。

・...と、かなり悲観的に見ていた、特に前半だったんですけど。
・先に言ったように、結果的に選手交代は結構上手く行ったわけなんですよね。
・これをどう考えるか。
・具体的には、久々スーパーサブとしてFW投入された次男が、"バッジオ"かどうかはともかく(笑)かなり得点への意識を尖鋭化させてプレーに臨んだというのと。
・対大宮ということもあったのか、アランの(ヴェルディ内的に言えば)相対的な"高さ""強さ"が、それなりに「差異」を生むことに成功したということ。
ブルーノはまあ、効いた効かないというよりも、"久しぶり"の昂揚感でなんか勢いが少しついたみたいなどさくさな感じでしたけど。(笑)
・決めてくれればね・・・
・ただまあ、アラン以上に、遠目にもさすがに身体的存在感はウチのチビっ子たち(笑)に比べたらあるなと、それは再認識しましたが。
・南と交代だったので中盤に入るのかなと思ったら縦関係のトップ(下)で、それは賛成というか、逆にじゃあスタートから使う気は基本的に無いんだろうなと思いました。
・FW2枚きっちりのチェイシング力が絶対外せないのは、自明ですからね。
・3トップになることはあっても1トップことになることは、あり得ないと思います、少なくともスタートから。
・とにかく交代が利いて"しまった"ことで、とりあえず大きな変化はお預けかなという感じ。
・こちらの要求的にも。
・今まで十分な成績を上げて来たやり方(システム)をキープしながら、選手交代でプラスアルファを作れるなら、それが一番いいというか「王道」的なやり方なのは間違い無いですから。
・後で"動かせる"という期待感を持っていられるなら、マンネリ極まり気味の試合前半も、黙々と耐えることが出来るでしょうしね。
・実際に動くか動かないかはやってみないと常に分からないわけではあるわけですが、ただここ数試合は「動かない」ということに、ほとんど確信・諦念めいたものが漂っていたと思いますから。
・期待感があるなら、まだ戦えるかなという。
・とりあえず次男はもう、スーパーサブ専念ですかね。
・動かせそうな人材は、限られてるから。ある意味スタメン候補よりも、貴重というか。
・とにかくそういうわけで、「変えたい」のはやまやまなんですけど、変えるのは「今」ではないらしいなと、そういう感想に落ち着いてしまった試合後でした。
・勿論中3日だというのもありますし。
・繰り返しますが、そうそういつも動くものでないのは分かり切ってることとして。
・少なくとも閉塞感が緩和されたかどうか、それをまず、次の試合は見たいと思っています。
・そこが改善されないようなら、やっぱり何かを...と、再びその時主張することになると思いますが。


アランて180cmもあるんですね、実際に。
デカく"見える"だけかと思ってた。
ブルーノの184cmは、知ってたような気もするけど忘れてた。(笑)
何とかそこらへんも含めて、残り試合貢献してもらいたいもの。サブでもいいから。
ウチの9番10番。(笑)


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
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