2015年11月03日 (火) | 編集 |
まあ、何と言うか。
J2第39節 東京V ●0-3○ 磐田 (味の素)
残念でした。
・ブルーノ・アラン同時起用→アランのみ起用→4-3-3ブルーノシステム2試合と試行錯誤4試合を挟んだ後、改めて元の形に戻して一応勝利を収めた前節栃木戦の後のこの試合。
・初心に帰ったというか"サイクル"のやり直しというか。
・特に(試行錯誤前から)クオリティが向上したわけでも課題が解決したわけでもありませんが、何となく憑き物が落ちたというかいい意味で緩んだというか。
・"やらなきゃ""やれるはずだ"と力みながら空転していた状態からは少し距離が取れて。
・久しぶりに攻撃に可能性が見えたというか、コンビネーションの自然発火がある程度発動可能な状態に戻っているという印象がありました。
・改めて"点の取れない""攻撃の上手く行かない"ヴェルディの状態の言語化を試みてみると。
・自分たちが実現しようとしている攻撃の、プレーの"速さ"に。
・自分たち自身が追い付いて行けなくて、単純に人数が足りなくなってるか、あるいは頭の中が"速さ"に占められて雑なプレー、味方の動きを感じられないプレーに終始する、こういう状態かなと。
・速さは「客観」的にはいいこと、速ければ速いほど敵には脅威なわけですが、「主観」的に、自分たちにとっても"速"いまんまだと、それは単に余裕が無いというか焦ってるというかそういう状態で、必ずしもいいことではない。
・ある意味「主観」的には、逆に遅ければ遅いほどいいというか。
・今季のヴェルディの場合、若さに任せた猛烈なプレスから素早いショートカウンターというプレースタイル自体は(少なくともブルーノ離脱後は)基本のものであって、それを実行する運動能力自体にも問題無いはずなわけですが。
・それがどうして(恒常的に)"焦った"状態に陥っていたかというと。
・シーズンが進んで他チームが色々と迷ったり疲労したりしていく中で、若さの特権&コケの一念(笑)で、一切迷わず、衰えの気配すら見せずに猛進するヤング・ヴェルディに対して。
・対戦相手が辟易する、びびって勝手に崩れる中でゲームを制圧する、攻撃も小気味よく決まって時にまとめ取りも出来たりする、それが5連勝時にかけての状態だったと思います。
・それに対して、対策を立てられた相手が慣れたという、それもそうなんでしょうが。
・それ以上にその"成功体験"があだになったというか自分を見失わせたというか。
・要は"たまたま"相手が崩れた、それによって実現された(攻撃の)スピード感が。
・MAXやスペシャルではなくて当たり前のもの、無いと駄目なものとして独り歩きして、イメージの中に刷り込まれたというか。
・"結果"としての速さが、手段として誤認されたというか。
・粛々と「自分たちの」サッカーをやっていたところが、いつの間にか「相手」(の状態)ありきのものにすり替わっていたというか。
・必然的なプロセスを連鎖させて行くのではなく、幻想的な何かに"合わせて"行くようなプレーになって行った。
・"幻想"の速度を実現しようとする余り、ポイントに早く着き過ぎて必要なスペースを消したり、味方の実行可能なスピード&有効なタイミングに全く合わないプレーを繰り返したり。
・それぞれがそれぞれに、そんな感じに。
・速くプレーすることは出来る、体的には。
・しかし頭も働くことを考え合わせると、到底"出来"ていない速さに、チーム全体が追い込まれていたというか。
・まあ簡単に言うと、メリハリがつかなくなっていたということかも知れませんが。
・"速さ"の空洞化というか。
・同じ「客観」的な速さでも、プロセスが違えば意味や難度は大きく変わって来るので。
・"メリハリ"ということでもう一つ言うと。
・味方の意表すらつく(笑)ひたむきな爆走で、いっときチームの新たなギアになっていた高木大輔が。
・チームのデフォルトとして馴染むことでその効果を失った、更に言えばその"ひたむき"さを"闇雲"さとして悪い形でデフォルト化してしまった、そういう面もあったかと思います。
・とにかくそういう状態だったヴェルディが、負けが込むことで当然自信を失って、一方で(速さの)"強迫観念"の方も自然低減して行って。
・結果的な"気分転換"の4試合なども挟んで、おずおずと元々のスタイルの確認作業にいそしんでいた前節。
・そして今節、今やはっきりと総合的には格上の相手である磐田との対戦で、チャレンジャー的な気楽さと、"受けて"くれる("引く"という意味ではなくて)相手との噛み合わせの良さで。
・その"確認作業"に身が入ったというか、そもそもどのように有効なプレーだったのかというのをかなり思い出すことが出来て。
・攻撃のスムーズさは、いつ以来だろうというレベルだったと思います。
・PK奪取に至るプレーなども、ほんと良かったですね。
・互いの距離感やタイミングに、自然な秩序が形成されていた。
・それを南が外しちゃったのは・・・。うーん。
・一般論として責めるのは酷としても、かなり厳しかったのは確か。
・そうそう得点チャンスのあるチームではないですし。(笑)
・ていうか南が蹴ったこと自体、少し驚きましたが。
・PK取った選手か、一番安定している中後あたりが、普通だろうと思いますし。
・今まで蹴ってましたっけ。余りにも点が入らないので、記憶がはっきりしませんが。(笑)
・とにかくその千金のチャンスを逃してしまった後は、一人少なくなってかつエースジェイの負傷交代という大きなハンディで結束した磐田に。
・"格上"の鷹揚さが無くなって上手く"チャレンジ"させてくれなくなって、掴みかけていた"スタイル"確認の手応えがまた曖昧になってしまって、最後までふわふわしながらやってしまったなという、そういう印象。
・とはいえ磐田の3点はえげつなかった。川辺とアダイウトンの個人技は。
・攻められた時の守備のアバウトさという、連勝終了後にちょいちょい見え隠れてしていた弱点が、集中的に抉り出されたという面もありました。
・余りにもいいタイミング&立て続けにやられてしまったので、"試合"として後半をまとめるのはちょっと難しいですけどね。
・1点目か2点目をもう少し失点しないで持ちこたえていられれば、また違う展開にはなったかも知れない。
・"0-3"というほど悪い試合ではなかったとは思いますが。
・ただ後半はやはり、"いいところ無し"ではあった(笑)。結果的に。
・交代策も相変わらずぴんと来ませんし。
・次男をボランチ的に途中投入するという策は、一回でも当たったことありましたっけ。
・川勝時代なら、あったかも。(笑)
・アラン、平本はいいとして、その対象がそのまま2トップで、結果的に南・澤井がフル出場というのもいかにも無能。
・彼らの有効性は、あくまでカミカゼ2トップのフォロー役としてのもので、普通に「中盤」「2列目」としては半人前もいいとこですからね。
・もうちょっと何か組み合わせを考えて欲しいというか、結果的な布陣のイメージが曖昧な気がするというか。
・(FW増やしての)"パワープレイ"ですらないし。
・まあ最近ほんと冨樫監督は、試合中に悩んでますよね(笑)。悩んだまま、手を打ってるというか。
・無い解答を探してるというか。
・もっと気楽にやって欲しいというのは、無理な注文かも知れませんが。それにしてもどうも、"ノレ"ない交代が多い気はします。
・上手く運を天に任せられないというか。
・こういう駄目もとの時こそ、ブルーノ使ってもいいんじゃないかとか。
・中野とかも見てみたいなとか。
・まあこの試合の結果を覆すのは、難しかったでしょうけど。
・展開が全てだったというか。
・残念でした。
・前半の"手応え"を信じるならば。
・次節ヴェルディ以上に状態が深刻な千葉相手なら、蹂躙してもそんなにおかしくないような気もします。
・でも一方で決め切れないでいるところに、言ったって磐田とそんなに大差ない個人能力を抱える千葉に、あれよあれよと逆襲を食らう絵も、同時に見えなくはない。(笑)
・どうなるでしょうね。まあ弱いどうし(笑)、どんな試合になってもおかしくないとは思います。(笑)
・プレーオフサバイバルというよりも、プレーオフに出る「資格」査定試合という感じに、なるかも知れません。
・"どちらか"が合格するとも、限らない。(笑)
・試合中にもちょっと言いましたが、安西のプレー選択がちょっと混乱してる感じ。
・川勝解説にもなんか、駄目出しされてましたね。シュート打ちゃあいいってもんでもないと。
・一言で言うと中に入り過ぎ、ゴールを見過ぎということだと思いますが。
・ただそれは仕方ないところもあって、要するに安西を上がらせるシステムが出来上がっていないので。
・何とか参加したい、チームの苦境や得点欠乏を救いたいという気持ちが行き過ぎて、そういうプレーになってるところが大きいと思います。
・縦に行ってる時すら、中への意識が早過ぎるというか、見え見えというか。
・とにかくちょっと、上手くいってない。
・間違ってるとまでは言わないけど、バランス的にやり過ぎ。
・"バランス"という、余裕が感じられないというか。
・一回外して落ち着かせるのもいいかも知れませんね。
・チーム自体も再構築中ですし。
・後感じたこととして、この試合に限った話ではないんですが、さっきの大輔の話のついでに言うと。
・杉本が今年、去年のように点が取れなくなったのは。
・プレスの負担が大きくなったことそのものよりも、チーム内での位置づけが変わったことが大きいかなと。
・今年の大輔(去年の杉本)のようにプラスアルファ的にではなくて、最初から軸としてプレーしてるので。
・特にゴールに向かうプレーの"入り"に、意外性や瞬発力が無くなっている。
・本人の意識の上でも、連続性が強過ぎる。
・敵からすれば"見えて"いる状態から入って来るので、そうなるとやはり、体格の無さが無視出来ないハンディとしてのしかかって来るというか、振り切るまでに力を使い尽くしてしまうというか。
・去年は抜き切れたものが。シュート態勢に余裕を持って入れたものが。
・まあまだ力が足りないと言えばそれまでなんですけどね。
・ただ"点取り屋"としてはやはり、物理的にも心理的にも1回は"消える"プレーというのは必須なので。
・使い方や位置づけを変化するだけで、また取れるようになるとは思います。
・今年はちょっと、難しいかもしれませんが。
・取れない続きで、若干錆びてもいるでしょうし。(笑)
・アランあたりに、もうちょっと負担を軽減してもらえないかなあと、思うんですけどねえ。
・割りと使うか、使わないかなんですよねえ、冨樫監督は。両外国人に関しては。
・ちょうどというのが、あんまり無い。
・もういい加減こちらもヘタってはいるんですが、それでもプレーオフ出ちゃうかも知れないですからねえ、今年の場合。
・なかなか終われない。(笑)
J2第39節 東京V ●0-3○ 磐田 (味の素)
残念でした。
・ブルーノ・アラン同時起用→アランのみ起用→4-3-3ブルーノシステム2試合と試行錯誤4試合を挟んだ後、改めて元の形に戻して一応勝利を収めた前節栃木戦の後のこの試合。
・初心に帰ったというか"サイクル"のやり直しというか。
・特に(試行錯誤前から)クオリティが向上したわけでも課題が解決したわけでもありませんが、何となく憑き物が落ちたというかいい意味で緩んだというか。
・"やらなきゃ""やれるはずだ"と力みながら空転していた状態からは少し距離が取れて。
・久しぶりに攻撃に可能性が見えたというか、コンビネーションの自然発火がある程度発動可能な状態に戻っているという印象がありました。
・改めて"点の取れない""攻撃の上手く行かない"ヴェルディの状態の言語化を試みてみると。
・自分たちが実現しようとしている攻撃の、プレーの"速さ"に。
・自分たち自身が追い付いて行けなくて、単純に人数が足りなくなってるか、あるいは頭の中が"速さ"に占められて雑なプレー、味方の動きを感じられないプレーに終始する、こういう状態かなと。
・速さは「客観」的にはいいこと、速ければ速いほど敵には脅威なわけですが、「主観」的に、自分たちにとっても"速"いまんまだと、それは単に余裕が無いというか焦ってるというかそういう状態で、必ずしもいいことではない。
・ある意味「主観」的には、逆に遅ければ遅いほどいいというか。
・今季のヴェルディの場合、若さに任せた猛烈なプレスから素早いショートカウンターというプレースタイル自体は(少なくともブルーノ離脱後は)基本のものであって、それを実行する運動能力自体にも問題無いはずなわけですが。
・それがどうして(恒常的に)"焦った"状態に陥っていたかというと。
・シーズンが進んで他チームが色々と迷ったり疲労したりしていく中で、若さの特権&コケの一念(笑)で、一切迷わず、衰えの気配すら見せずに猛進するヤング・ヴェルディに対して。
・対戦相手が辟易する、びびって勝手に崩れる中でゲームを制圧する、攻撃も小気味よく決まって時にまとめ取りも出来たりする、それが5連勝時にかけての状態だったと思います。
・それに対して、対策を立てられた相手が慣れたという、それもそうなんでしょうが。
・それ以上にその"成功体験"があだになったというか自分を見失わせたというか。
・要は"たまたま"相手が崩れた、それによって実現された(攻撃の)スピード感が。
・MAXやスペシャルではなくて当たり前のもの、無いと駄目なものとして独り歩きして、イメージの中に刷り込まれたというか。
・"結果"としての速さが、手段として誤認されたというか。
・粛々と「自分たちの」サッカーをやっていたところが、いつの間にか「相手」(の状態)ありきのものにすり替わっていたというか。
・必然的なプロセスを連鎖させて行くのではなく、幻想的な何かに"合わせて"行くようなプレーになって行った。
・"幻想"の速度を実現しようとする余り、ポイントに早く着き過ぎて必要なスペースを消したり、味方の実行可能なスピード&有効なタイミングに全く合わないプレーを繰り返したり。
・それぞれがそれぞれに、そんな感じに。
・速くプレーすることは出来る、体的には。
・しかし頭も働くことを考え合わせると、到底"出来"ていない速さに、チーム全体が追い込まれていたというか。
・まあ簡単に言うと、メリハリがつかなくなっていたということかも知れませんが。
・"速さ"の空洞化というか。
・同じ「客観」的な速さでも、プロセスが違えば意味や難度は大きく変わって来るので。
・"メリハリ"ということでもう一つ言うと。
・味方の意表すらつく(笑)ひたむきな爆走で、いっときチームの新たなギアになっていた高木大輔が。
・チームのデフォルトとして馴染むことでその効果を失った、更に言えばその"ひたむき"さを"闇雲"さとして悪い形でデフォルト化してしまった、そういう面もあったかと思います。
・とにかくそういう状態だったヴェルディが、負けが込むことで当然自信を失って、一方で(速さの)"強迫観念"の方も自然低減して行って。
・結果的な"気分転換"の4試合なども挟んで、おずおずと元々のスタイルの確認作業にいそしんでいた前節。
・そして今節、今やはっきりと総合的には格上の相手である磐田との対戦で、チャレンジャー的な気楽さと、"受けて"くれる("引く"という意味ではなくて)相手との噛み合わせの良さで。
・その"確認作業"に身が入ったというか、そもそもどのように有効なプレーだったのかというのをかなり思い出すことが出来て。
・攻撃のスムーズさは、いつ以来だろうというレベルだったと思います。
・PK奪取に至るプレーなども、ほんと良かったですね。
・互いの距離感やタイミングに、自然な秩序が形成されていた。
・それを南が外しちゃったのは・・・。うーん。
・一般論として責めるのは酷としても、かなり厳しかったのは確か。
・そうそう得点チャンスのあるチームではないですし。(笑)
・ていうか南が蹴ったこと自体、少し驚きましたが。
・PK取った選手か、一番安定している中後あたりが、普通だろうと思いますし。
・今まで蹴ってましたっけ。余りにも点が入らないので、記憶がはっきりしませんが。(笑)
・とにかくその千金のチャンスを逃してしまった後は、一人少なくなってかつエースジェイの負傷交代という大きなハンディで結束した磐田に。
・"格上"の鷹揚さが無くなって上手く"チャレンジ"させてくれなくなって、掴みかけていた"スタイル"確認の手応えがまた曖昧になってしまって、最後までふわふわしながらやってしまったなという、そういう印象。
・とはいえ磐田の3点はえげつなかった。川辺とアダイウトンの個人技は。
・攻められた時の守備のアバウトさという、連勝終了後にちょいちょい見え隠れてしていた弱点が、集中的に抉り出されたという面もありました。
・余りにもいいタイミング&立て続けにやられてしまったので、"試合"として後半をまとめるのはちょっと難しいですけどね。
・1点目か2点目をもう少し失点しないで持ちこたえていられれば、また違う展開にはなったかも知れない。
・"0-3"というほど悪い試合ではなかったとは思いますが。
・ただ後半はやはり、"いいところ無し"ではあった(笑)。結果的に。
・交代策も相変わらずぴんと来ませんし。
・次男をボランチ的に途中投入するという策は、一回でも当たったことありましたっけ。
・川勝時代なら、あったかも。(笑)
・アラン、平本はいいとして、その対象がそのまま2トップで、結果的に南・澤井がフル出場というのもいかにも無能。
・彼らの有効性は、あくまでカミカゼ2トップのフォロー役としてのもので、普通に「中盤」「2列目」としては半人前もいいとこですからね。
・もうちょっと何か組み合わせを考えて欲しいというか、結果的な布陣のイメージが曖昧な気がするというか。
・(FW増やしての)"パワープレイ"ですらないし。
・まあ最近ほんと冨樫監督は、試合中に悩んでますよね(笑)。悩んだまま、手を打ってるというか。
・無い解答を探してるというか。
・もっと気楽にやって欲しいというのは、無理な注文かも知れませんが。それにしてもどうも、"ノレ"ない交代が多い気はします。
・上手く運を天に任せられないというか。
・こういう駄目もとの時こそ、ブルーノ使ってもいいんじゃないかとか。
・中野とかも見てみたいなとか。
・まあこの試合の結果を覆すのは、難しかったでしょうけど。
・展開が全てだったというか。
・残念でした。
・前半の"手応え"を信じるならば。
・次節ヴェルディ以上に状態が深刻な千葉相手なら、蹂躙してもそんなにおかしくないような気もします。
・でも一方で決め切れないでいるところに、言ったって磐田とそんなに大差ない個人能力を抱える千葉に、あれよあれよと逆襲を食らう絵も、同時に見えなくはない。(笑)
・どうなるでしょうね。まあ弱いどうし(笑)、どんな試合になってもおかしくないとは思います。(笑)
・プレーオフサバイバルというよりも、プレーオフに出る「資格」査定試合という感じに、なるかも知れません。
・"どちらか"が合格するとも、限らない。(笑)
・試合中にもちょっと言いましたが、安西のプレー選択がちょっと混乱してる感じ。
・川勝解説にもなんか、駄目出しされてましたね。シュート打ちゃあいいってもんでもないと。
・一言で言うと中に入り過ぎ、ゴールを見過ぎということだと思いますが。
・ただそれは仕方ないところもあって、要するに安西を上がらせるシステムが出来上がっていないので。
・何とか参加したい、チームの苦境や得点欠乏を救いたいという気持ちが行き過ぎて、そういうプレーになってるところが大きいと思います。
・縦に行ってる時すら、中への意識が早過ぎるというか、見え見えというか。
・とにかくちょっと、上手くいってない。
・間違ってるとまでは言わないけど、バランス的にやり過ぎ。
・"バランス"という、余裕が感じられないというか。
・一回外して落ち着かせるのもいいかも知れませんね。
・チーム自体も再構築中ですし。
・後感じたこととして、この試合に限った話ではないんですが、さっきの大輔の話のついでに言うと。
・杉本が今年、去年のように点が取れなくなったのは。
・プレスの負担が大きくなったことそのものよりも、チーム内での位置づけが変わったことが大きいかなと。
・今年の大輔(去年の杉本)のようにプラスアルファ的にではなくて、最初から軸としてプレーしてるので。
・特にゴールに向かうプレーの"入り"に、意外性や瞬発力が無くなっている。
・本人の意識の上でも、連続性が強過ぎる。
・敵からすれば"見えて"いる状態から入って来るので、そうなるとやはり、体格の無さが無視出来ないハンディとしてのしかかって来るというか、振り切るまでに力を使い尽くしてしまうというか。
・去年は抜き切れたものが。シュート態勢に余裕を持って入れたものが。
・まあまだ力が足りないと言えばそれまでなんですけどね。
・ただ"点取り屋"としてはやはり、物理的にも心理的にも1回は"消える"プレーというのは必須なので。
・使い方や位置づけを変化するだけで、また取れるようになるとは思います。
・今年はちょっと、難しいかもしれませんが。
・取れない続きで、若干錆びてもいるでしょうし。(笑)
・アランあたりに、もうちょっと負担を軽減してもらえないかなあと、思うんですけどねえ。
・割りと使うか、使わないかなんですよねえ、冨樫監督は。両外国人に関しては。
・ちょうどというのが、あんまり無い。
・もういい加減こちらもヘタってはいるんですが、それでもプレーオフ出ちゃうかも知れないですからねえ、今年の場合。
・なかなか終われない。(笑)
スポンサーサイト
| ホーム |