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千葉-東京V(’15)
2015年11月10日 (火) | 編集 |
そうそう甘い話は無いわなという。

J2第40節 東京V ●0-1○ 千葉 (フクアリ)

粛々と、敗戦の弁。


・なんかもう脱力しちゃって、敗因の"分析"というより、"描写"という感じになると思います。(笑)
・斬り込む"刃"は当方も持ち合わせておりませんというか、うっかり斬るとそのまま血が止まらなくなって死んじゃいそうなチームというか。(笑)
・もしくはもう斬り込む実体が無くて、斬るに斬れないというか。
・悪いのはこんなチームに"昇格争い"をさせる、J(2)リーグの方。
・今回とりあえずは"爆弾"さんに押し付けることに成功しましたが、油断してるとまた戻って来そうで(笑)それが怖い。
・そこへ行くと愛媛さんの復活は凄いね。
・一番先に脱落しかかったのに、逆にそれが良かったか。

・強いて言えば、前節磐田戦で結果的に0-3で大敗したことが、トラウマというか自信"喪失"のタネにでもなったのかな。
・あんまりそういう気がしないんですけどね。そんな真っ当(笑)な理由ではなさそうというか。
・そもそも"喪失"するような自信は、無かったのではないかという。
・逆に自信を"つける"機会を逸したというくらいの位置付けは、可能かもしれませんが。前節について。
・ま、いずれ言い訳ではある。そもそもが仮想の話でもあるし。

・とにかく前半は酷い出来でした。
・"ブルーノ・コウチーニョ"関係の試合以外では、今季最低ではないかと。
・ロングボールを蹴られて劣勢に立たされた、プレスがかからなかった、それはそうなんですけどね。
・そんなの今に始まったこと(対策)ではないし、あそこまでバラバラになった、"自分を見失った"戦いになってしまったのは、どういうわけか。
・一つはまあ、相手関係。
・磐田のようにはっきり格上で、無心にチャレンジしていけるような境遇の差は現在無くて。
・とはいえ外国人を筆頭に個々の能力が与える威圧は、やはり他の普通のJ2チームとは少し違う。
・絶好調福岡あたりと比べても、裸で向き合った場合の気後れ感は大きい。
・特に個力に大きな不安というか劣等感を、改めて感じる機会の多い最近のヴェルディにとっては。
・一方で千葉は千葉でおよそ好調とは程遠い近況で、千葉なりに"必死"にやって来ることは予想出来て。
・心構えの持ち方としては、ちょっと難しいというか予想し難いところはあったかなと。
・強いのか弱いのか、上なのか下なのか同等なのか、はっきりしてくれという。(笑)
・直近のチーム状態も、開き直れるほどどん底ではなかったし、しかし自信を持って臨めるほどでも勿論上昇中というわけでもなかったし。
・継続でいいのか変えなくてはいけないのか、磐田戦の評価も含めて、かなり不透明というか宙ぶらりんな部分はあったと思います。

・で、回り回ってチームがどのようにこの試合に入ったかというと・・・。
・実は凄く「意欲的」だったのではないかなと。今までにもなく。
・...ちょっと説明が必要ですね。(笑)
・つまりやる気はあった。"気"はね。
・言ったってこれ以上無いくらいの"昇格ライバル"との直接対決、「血戦」だったわけですし。
・内実はともかく(笑)、シチュエーション的には。
・更に言うと、これは純粋な憶測ですが、相手の近況的にも"昇格ライバル"の中では場合によっては一番「勝てそう」な相手でもあったかもしれないですし。
・いや、憶測ですけどね(笑)。可能性。
・ともかく凄く"勝とう"とした、勝ちを取りに行ったのではないかと。
・今までになく。・・・つまり、黙々と"自分たちのサッカー"をやるだけではなく
・やや低いレベルで良くも悪くも安定していたスタイルを、なぞるだけにとどまらず。
・上ではあんまり重視しない可能性としていますが、磐田に大敗した少なくとも悔しさくらいは、あったでしょうしね。
・モチベーションのプラス要因として。
・または「これじゃ駄目だ」という気持ちか。
・とにかく"いつも"通りではなかった。
・その象徴が、今季これまでにないくらいに仕掛けと得点の意欲を全開にした、杉本のプレイ。
・それ自体は勿論駄目ということは無いわけですけど・・・
・今?というか。遅いよというか。
・ことここに至っては、それはもう、「杉本のプレイ」ではないのではないかというか。
・ずっと求めて来たプレーではあるんですけどねえ。
・いかにもむしろ、「よそ行き」というか、「地に足のついていない」印象を受けましたね。
・実際空回りする場面が多かったですし。リズムを乱す要因というか。
・前節駄目出しした安西のカットインプレー共々、やはりどちらかというと意欲というより焦り"準備"の足りないビッグプレー狙いと、そう評価するのが酷なようですが妥当なプレーなのかなと。
・とにかくそれを筆頭に、どうも全体的に意図の繋がらない、あるいは個々が狙い過ぎのプレーが目立ったと思います。
・解説に褒められていた三竿の"意欲的"なプレー、攻撃参加も、逆にいかにチームがいつもの機能性を持ててなかったかの、証明ではないかという。
・三竿が目立つという、異常事態というか。(笑)
・結果何とハーフタイムに、監督から「省エネプレーをしようとするな」と叱咤されるという、正に"異常"事態。
・'15ヴェルディが、省エネ?それどこのヴェルディ?
・やる気はあったんですよ、多分。無いわけない。
・誰も省エネしようとか、思うわけが無い。
・ただ狙い過ぎの結果手数が減ったのと、連携崩壊で手持ち無沙汰が増えたのとで、結果的には労働量が減って見えてしまったという。
・悲しい。(笑)
・勿論単純に、行きかうロングボールを見送るシーンも多かったんでしょうけどね。
・いざボール持った時の反応が、いちいちおかしかった。
・"おかしく"なるきっかけには、ジェフの作戦はなったでしょうけど。
・ここまでおかしくなってくれるとは、あちらも期待してなかったはず。
・参った参った。

ジェフなら勝てると、思わされたところまで、作戦?(笑)
"蹂躙"とか、僕が書いちゃったのもいけなかったか。(笑)
・後半はそれなりに押し込む時間も増えましたが、連携のぎくしゃく感は最後まで変わらなかったですね。
・平常心だったのは安在くらいか。
・あんなに怒る中後も初めて見ましたし。
・大輔はある意味平常心だったけど、要はいつも通り、誰とも満遍なく、少しずつ噛み合わないプレーをしていただけだし。
・2トップのコンビネーション出来ないですねえ。
・だいたい杉本が単騎追い回してる場面が多過ぎるんですよ。
・"取り返し"に行ってる、敵の攻撃を遅らせてる時ならそれでもいいんですけど。
・"取りに行ってる"時も結局動きとしては同じなんだもの。
・それじゃ疲れるし、攻撃の余力も無くなる。
・いざこの日のように「攻め」に行く時は、"普段"のプレー外のプレーという位置づけになっちゃう。
・まあ"空回り"してる選手(ばかり)を責めるのも酷なんでね。
・要は"チーム"が成長・変化していないから、いざ頑張ろうとした時に頑張るよすがが足りなくなってるということでもあるわけで。
・後は個人で、という形に。
・あるいは今まで惰性でやってた分を、一気に取り返そうとしてこういう試合になっちゃったか。
・結局連勝終了後からここまでの、なんだかんだ2ヵ月以上。
・事実上、チームとして何ら改革や上乗せは行われていない訳でね。
・"ブルーノ""アラン"絡みのいくつかの試行錯誤は勿論ありましたが、ただでさえ唐突でそれまでのチームとの繋がりが薄いやり方だった上に。
・結果としても単なる失敗というか、その中で起きたことが何らその後還元もされていないわけで、純粋に"試行"というか"仇花"というか。
・道楽というか。(笑)
・アランが先発候補として定着しなかったどころか、ブルーノを交代の駒として位置付けることにすら、全く成功していない。
・どう贔屓目で見てもここらへんは、上手くやったと評価することは難しいですよね。
・結局ほんとに、限られた11人の限られた形と機能性だけで、数か月間やり続けていることに。
・変えればいいということではないけど、同じリーグの平均から見てもかなり異例な運用に見えるし、実際選手は煮詰まってるし。
・その煮詰まりへのある種の"防衛"として、例えば杉本の"プレスマシーン"化のような機能特化もあったんでしょうね。
・「考えない」ことにすることによって、「感じない」「心を無にする」ことによる。
・自分を守る為に、心を閉ざすというか。
・いざ久しぶりに"開い"たら、こんなとっ散らかっちゃったわけで。
・心を開くにも慣れが必要というか。
・まあ"変えない"と決めてたわけでは勿論無くて、結果的にそうなってしまった面は大きいんでしょうけど、監督も。
・ただ上手くはなかったですよね。交代策全般含めて。

・とにかく「定番」「ルーティン」であることで何とかクオリティを保っていたチームが、いざ土壇場で"それ以上"を求めた時に空中分解してしまったというのは。
罰が当たったとまでは言いませんが(笑)、やはりこう、因果応報感というか、準備不足仕込み不足からの自業自得ではあったと、現象としては言えると思います。
・若い選手たちの未熟さを責めるよりもね。
・確かに今季一番、「若さ」を感じた試合ではありましたが。(笑)
・更に言うならば、この試合に個々の選手たちが見せた"逸脱"は、単に「意欲」(の空回り)のなさしめたものというよりも、心の底ではもうそれまでのやり方を信じていない、信じられなくなっていた、そういう面の表れでもあったかなと。
・戦術的な評価というよりも、変わらないままやり続ける辛さが限界を突破したという感じだと思いますが。
・代案は無くても嫌なものは嫌、自分にその辛さを与えるものをとにかく恨むというか。
・まあ追い詰められた選手たちは、割合そういう風に反応するものですけどね。
代表でもちょいちょい見ますね。(笑)
・蒸し返すようですが、複数のシステムを使い分ける程度のものは、あっても良かったんじゃないかなあとは、やっぱり思います。
・"ブルーノシステム"とかいう、企画ものじゃなくて。(笑)
・目先が変わるだけでもね、人間というものは随分。選択肢があるだけでも。
・ちょっと頭も心も固定され過ぎたというか。
・とにかく少なからず意外な試合でしたね。
・"粛々とやるヴェルディ"に"右往左往するジェフ"で"蹂躙"という、そういうイメージだったんですけど。(笑)
・逆に"右往左往するヴェルディ"と"狙いがはっきりしていたジェフ"という試合に。
・跳ね返されるかもとは思ってたけど、こけるとは思わなかったあ。(笑)
・参りました。
・まあ弱いってことですね。"仕込み不足"も含めて。
・ここぞという時に、それまでに無い弱さを見せるようでは。
・出直します。(笑)


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テーマ:Jリーグ
ジャンル:スポーツ
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