2015年11月18日 (水) | 編集 |
なかなか点は入りませんでしたが、"苦戦"というのとは少し違う感じもします。
ロシアW杯アジア2次予選 日本代表 ○2-0● カンボジア代表 (プノンペン)
・まあカンボジア良かったですよね。
・"7連敗"してるそうですが、そうなの?という。
・攻守とも一つ一つのプレーが、意図と連続性があって、しっかりしてた。
・この手の試合の風物詩(笑)である"GKの好守"も、単に反応が当たりまくったとかではなくて、飛び出しのタイミングとかまで含めて、凄くしっかりしたプレーに見えました。
・"日本倒し"の為に集中したプレーをするチーム自体は、アジアでは珍しくないわけですが。
・単にそういうことではなくて、言うところの"カンボジアサッカー"としての国を挙げての計画的な強化が、正に動いているのは感じました。
・一言で言って、モラルと緊張感が高い。それによって生まれる、連続性や忍耐力。
・日本で言えば、アトランタ~シドニー当たりの"上げ潮"期に見られたようなそういう爽やかさ。
・チームだけが頑張ってるわけでも個人だけが頑張ってるわけでもなくて。
・チームや全体が頑張ってる中で、頑張ってる個人の美しさというか。
・そのフィット感の気持ち良さというか。"帯同"感というか。
・なかなかすぐに結果は出ないかも知れませんが、めげずに続けて欲しいです。
・なんならトルシエでも貸そうか?(笑)
・別にウチのじゃないですけど、でもウチののようなもの。(笑)
・駄目だった時の悔しがり方がねえ。凄く"誠実"に感じました。
・こういうのは多分、1サイクルに1回しか無い時期、チャンスなので。
・シリアとかもいっときそういう気配を感じたんですが、すぐに普通の「中東」のチームに。
・まあ今はそれどころじゃないでしょうし。
・とにかく久しぶりに、アジアの試合で楽しいと感じました。
・日本もまあ、上手く行かないなりに、安定感はあったと思います。
・"安定"期に入ったというか。
・ここ2戦、公式戦にもかかわらず大胆に選手を入れ替えているのも、安定しているからこそと、言えるのではないかと。
・少なくともハリルホジッチの心境的に。
・自信があるからこそ、就任当初以来の選手起用の柔軟性というか大胆さを、披露する余裕があるという。
・"固定メンバー"と、これの中間くらいが、"普通"のハリルホジッチなのかな?
・まあチームの真価については、いずれにしても相手が強くならないとはっきりしないと思いますが。
・今の段階で言いたいことは、あんまり無い。
・さすがにあのピッチはないですしね。
・しかしあれがFIFAによる"新装"ということは、今後むしろ似たようなのが、増えてく可能性があるのかなあ。
・ある種の"高地開催"みたいに、新たな"格上"対策に?
・結局人工芝は"疲れる"というのは変わってないみたいですし。困ったもんだ。
・別にあえてそれを狙ったわけでもないでしょうが、"右の長友"を久々に見られたのは楽しかったというか、くつろげたというか。
・内田の状態も含めて、今後のサイドバック陣の展望が色々はっきりしない(計算出来る選手がいるようでいない)以上、選択肢は持っておくべきですし。
・過去数年間余りに絶対的だった"左SB長友"というシンボルというか固定観念を、ほぐしておくのもいいことだと思います。
・「長友・本田・香川」の(左サイドの)"ザックトリオ"は、一回ちゃんと解散しておくべきというか。(笑)
・いわゆる"N(長友)-H(本田)-K(香川)"。(誰も特に言ってない)
・酒井高は左の方がいいと僕は前から主張していますが、それも含めてどちらかというと左の方に、人材は多いような気もしますしね。
・左と言えば柏木。(強引)
・シンガポール戦は個人的に、かなり今更感を持って見ていましたが。
・改めて見ると柏木自身、上手くはなってますね。
・正確に言うと、"ボランチ"としての経験値が上がっている、本職感を身に付けている。
・以前はなんか仕方なくやっているというか、"トップ下"としては突進力もシュート力も足りないので、消去法的に一つ下がってるようなところも見えていたと思うんですが。
・今はもっとはっきりと、低い位置から長短のパスでゲームメイクする自分なりのイメージを、積極的に持っている。
・これは相手だけの問題ではなくて、柏木自身の中に、「型」として確立したものが生まれているのだと思います。
・それこそ柴崎に比べてもね。
・ミハイロビッチにも教育力があったということなのか、はたまた自然成長なのか、それはよく分かりませんが。(笑)
・後はまあ、本田のプレゼンスが下がっているというのも、柏木のやり易さには繋がっているか。
・以前との違いとしてね。
・とにかくこれならば、今後も柏木は第一候補として勘定に入れていいというか、あるいはこの2試合で柏木がやって見せたプレーを、ハリルジャパンにおけるあの位置の選手の"モデル"として、念頭においておくべきと、それは言えるのではないかなと。
・仮にこの先、柏木自身は、通用しなくなったとしても。(笑)
・ちょっと酷い?(笑)
・でもまあ、"ボランチ"というか、ハリルホジッチのチームにおいて"ゲームメイカー"要素をどのように置いたらいいのかという宿題に、一つの解答は出たかなという感じはします。
・サイドハーフとしての本田のプレイスタイルは、むしろ"人材のバリエーション"の1つとして、今後は考えて行くべきなのかなと。
・本田ありきではなくて。
・あるいは相手によって戦術を変えるのではなくて、ボランチの人選を変えることで、柔軟性を作って行くという感じ?
・前の方の動き方は、基本は同じで、それ自体を変えるのではなくて後ろの作りに従うという。
・まあさっきも言ったように、本当の答えは実際に強い相手と連続して当たった時に、出るんだろうと思いますが。
・何となく見えて来たような気はします。
・後はそれに備えての、人材の確保かなと。
・最低でも、柏木みたいな選手がもう一人はいないと、"ヴィジョン"としては頼りない。
・青山の評判が高いらしいですけど、どうなんだろう。
・もうちょっと若いのだと、誰なんだろう。
・お試しは年内までとのことですけど、"2次予選中"くらいまでは、延長して欲しい。(笑)
・まあほんとに力のある選手は、どんなタイミングでも入っては来るものでしょうが。
・どのみち本大会は遥か先ですし。
・上で言った「本田の相対化」は、この試合でのCF的起用を見ても、もう始まってるのかも知れませんね。
・原口がブレイクまではいかないけど、計算出来るようになったのが大きいか。
・宇佐美は逆に、怪しいですけど。
・柴崎共々、本人自身の成長がもっとないと。
・ただし二人とも、そういう自発的な成長力は余り感じない。
・才能頼みというか、指導次第というか。
・"メモ"なのかレギュラー(?)なのかは、今日の内容だと微妙。(笑)
・なので(メモ)と。
ロシアW杯アジア2次予選 日本代表 ○2-0● カンボジア代表 (プノンペン)
・まあカンボジア良かったですよね。
・"7連敗"してるそうですが、そうなの?という。
・攻守とも一つ一つのプレーが、意図と連続性があって、しっかりしてた。
・この手の試合の風物詩(笑)である"GKの好守"も、単に反応が当たりまくったとかではなくて、飛び出しのタイミングとかまで含めて、凄くしっかりしたプレーに見えました。
・"日本倒し"の為に集中したプレーをするチーム自体は、アジアでは珍しくないわけですが。
・単にそういうことではなくて、言うところの"カンボジアサッカー"としての国を挙げての計画的な強化が、正に動いているのは感じました。
・一言で言って、モラルと緊張感が高い。それによって生まれる、連続性や忍耐力。
・日本で言えば、アトランタ~シドニー当たりの"上げ潮"期に見られたようなそういう爽やかさ。
・チームだけが頑張ってるわけでも個人だけが頑張ってるわけでもなくて。
・チームや全体が頑張ってる中で、頑張ってる個人の美しさというか。
・そのフィット感の気持ち良さというか。"帯同"感というか。
・なかなかすぐに結果は出ないかも知れませんが、めげずに続けて欲しいです。
・なんならトルシエでも貸そうか?(笑)
・別にウチのじゃないですけど、でもウチののようなもの。(笑)
・駄目だった時の悔しがり方がねえ。凄く"誠実"に感じました。
・こういうのは多分、1サイクルに1回しか無い時期、チャンスなので。
・シリアとかもいっときそういう気配を感じたんですが、すぐに普通の「中東」のチームに。
・まあ今はそれどころじゃないでしょうし。
・とにかく久しぶりに、アジアの試合で楽しいと感じました。
・日本もまあ、上手く行かないなりに、安定感はあったと思います。
・"安定"期に入ったというか。
・ここ2戦、公式戦にもかかわらず大胆に選手を入れ替えているのも、安定しているからこそと、言えるのではないかと。
・少なくともハリルホジッチの心境的に。
・自信があるからこそ、就任当初以来の選手起用の柔軟性というか大胆さを、披露する余裕があるという。
・"固定メンバー"と、これの中間くらいが、"普通"のハリルホジッチなのかな?
・まあチームの真価については、いずれにしても相手が強くならないとはっきりしないと思いますが。
・今の段階で言いたいことは、あんまり無い。
・さすがにあのピッチはないですしね。
・しかしあれがFIFAによる"新装"ということは、今後むしろ似たようなのが、増えてく可能性があるのかなあ。
・ある種の"高地開催"みたいに、新たな"格上"対策に?
・結局人工芝は"疲れる"というのは変わってないみたいですし。困ったもんだ。
・別にあえてそれを狙ったわけでもないでしょうが、"右の長友"を久々に見られたのは楽しかったというか、くつろげたというか。
・内田の状態も含めて、今後のサイドバック陣の展望が色々はっきりしない(計算出来る選手がいるようでいない)以上、選択肢は持っておくべきですし。
・過去数年間余りに絶対的だった"左SB長友"というシンボルというか固定観念を、ほぐしておくのもいいことだと思います。
・「長友・本田・香川」の(左サイドの)"ザックトリオ"は、一回ちゃんと解散しておくべきというか。(笑)
・いわゆる"N(長友)-H(本田)-K(香川)"。(誰も特に言ってない)
・酒井高は左の方がいいと僕は前から主張していますが、それも含めてどちらかというと左の方に、人材は多いような気もしますしね。
・左と言えば柏木。(強引)
・シンガポール戦は個人的に、かなり今更感を持って見ていましたが。
・改めて見ると柏木自身、上手くはなってますね。
・正確に言うと、"ボランチ"としての経験値が上がっている、本職感を身に付けている。
・以前はなんか仕方なくやっているというか、"トップ下"としては突進力もシュート力も足りないので、消去法的に一つ下がってるようなところも見えていたと思うんですが。
・今はもっとはっきりと、低い位置から長短のパスでゲームメイクする自分なりのイメージを、積極的に持っている。
・これは相手だけの問題ではなくて、柏木自身の中に、「型」として確立したものが生まれているのだと思います。
・それこそ柴崎に比べてもね。
・ミハイロビッチにも教育力があったということなのか、はたまた自然成長なのか、それはよく分かりませんが。(笑)
・後はまあ、本田のプレゼンスが下がっているというのも、柏木のやり易さには繋がっているか。
・以前との違いとしてね。
・とにかくこれならば、今後も柏木は第一候補として勘定に入れていいというか、あるいはこの2試合で柏木がやって見せたプレーを、ハリルジャパンにおけるあの位置の選手の"モデル"として、念頭においておくべきと、それは言えるのではないかなと。
・仮にこの先、柏木自身は、通用しなくなったとしても。(笑)
・ちょっと酷い?(笑)
・でもまあ、"ボランチ"というか、ハリルホジッチのチームにおいて"ゲームメイカー"要素をどのように置いたらいいのかという宿題に、一つの解答は出たかなという感じはします。
・サイドハーフとしての本田のプレイスタイルは、むしろ"人材のバリエーション"の1つとして、今後は考えて行くべきなのかなと。
・本田ありきではなくて。
・あるいは相手によって戦術を変えるのではなくて、ボランチの人選を変えることで、柔軟性を作って行くという感じ?
・前の方の動き方は、基本は同じで、それ自体を変えるのではなくて後ろの作りに従うという。
・まあさっきも言ったように、本当の答えは実際に強い相手と連続して当たった時に、出るんだろうと思いますが。
・何となく見えて来たような気はします。
・後はそれに備えての、人材の確保かなと。
・最低でも、柏木みたいな選手がもう一人はいないと、"ヴィジョン"としては頼りない。
・青山の評判が高いらしいですけど、どうなんだろう。
・もうちょっと若いのだと、誰なんだろう。
・お試しは年内までとのことですけど、"2次予選中"くらいまでは、延長して欲しい。(笑)
・まあほんとに力のある選手は、どんなタイミングでも入っては来るものでしょうが。
・どのみち本大会は遥か先ですし。
・上で言った「本田の相対化」は、この試合でのCF的起用を見ても、もう始まってるのかも知れませんね。
・原口がブレイクまではいかないけど、計算出来るようになったのが大きいか。
・宇佐美は逆に、怪しいですけど。
・柴崎共々、本人自身の成長がもっとないと。
・ただし二人とも、そういう自発的な成長力は余り感じない。
・才能頼みというか、指導次第というか。
・"メモ"なのかレギュラー(?)なのかは、今日の内容だと微妙。(笑)
・なので(メモ)と。
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この記事へのコメント
今回柏木が示したようなゲームメイカー像というのは、ハリルジャパンに限らず日本代表をずっと貫いてきたテーゼだと思うんですよね
ああいう中盤のリンクマン、司令塔にゲームメイクビルドアップを一任するというサッカー観は
変な言い方ですがそういうソフトを入れた時だけ機能するのが日本人選手の集合(=代表)というハードなんじゃないかなと
その意味ではハリルには違うハードを植え込んで欲しいという期待があったのですが…
この柔軟性、悪く言えば行き当たりばったりさ加減が日本サッカーの文脈においてどう出るのかは結構面白いテーマかも知れませんね
ああいう中盤のリンクマン、司令塔にゲームメイクビルドアップを一任するというサッカー観は
変な言い方ですがそういうソフトを入れた時だけ機能するのが日本人選手の集合(=代表)というハードなんじゃないかなと
その意味ではハリルには違うハードを植え込んで欲しいという期待があったのですが…
この柔軟性、悪く言えば行き当たりばったりさ加減が日本サッカーの文脈においてどう出るのかは結構面白いテーマかも知れませんね
2015/11/19(Thu) 08:58 | URL | qwerty #-[ 編集]
ただ逆にあそこまで「一任」したことも、つまり二列目以降にゲームメイカーを置かず、チームとしてゲームメイクするヴィジョンも特に無いというのは今までにないとも言える気はするんですけどね。遠藤に依存してた時でも、もう少し"密やか"だったというか。(笑)
一方で「長谷部・山口」的な並びも普通にやってるわけで、つまり「一任」はするんだけど必ず使うわけでもない、司令塔すら付け替え可能な部品であるという、そういうドライさというかオープンさは、この先も維持されないことは無いのかなと。
"頂点"が高くなっているイメージは今のところ特に無い(笑)んですけど、"裾野"は一応広がってると、そういう期待は持ってもいいのかなと。
ただカンボジア戦で柏木を途中投入した時に、やり方を"変えた"つもりなのかそれともそれまでもやろうとしていたことを"スムーズに"しようとしただけなのか。多分後者なんですよね。
だとすると結局、qwertyさんのおっしゃるように、"だけ機能する"事態でもあるのかと思いますが。
一方で「長谷部・山口」的な並びも普通にやってるわけで、つまり「一任」はするんだけど必ず使うわけでもない、司令塔すら付け替え可能な部品であるという、そういうドライさというかオープンさは、この先も維持されないことは無いのかなと。
"頂点"が高くなっているイメージは今のところ特に無い(笑)んですけど、"裾野"は一応広がってると、そういう期待は持ってもいいのかなと。
ただカンボジア戦で柏木を途中投入した時に、やり方を"変えた"つもりなのかそれともそれまでもやろうとしていたことを"スムーズに"しようとしただけなのか。多分後者なんですよね。
だとすると結局、qwertyさんのおっしゃるように、"だけ機能する"事態でもあるのかと思いますが。
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