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ヴェルディニューイヤーカップ琉球戦&F東戦雑感
2016年02月17日 (水) | 編集 |
妙なタイミングですが、ようやく琉球戦の録画を見たので。

スカパー!ニューイヤーカップ沖縄ラウンド 東京V ●0-2○ 琉球(西原)
スカパー!ニューイヤーカップ沖縄ラウンド 東京V ●0-1○ FC東京(沖縄県陸)


まず先にF戦。
なかなか壊滅的だったと思います。
点が取れないという以前に、プレスもかからないというか、プレスの足並みも揃わない。
初戦の札幌戦よりもむしろ悪くなっていて、ほとんど"無気力"に見えるくらい。
キャンプの状況とかは分からないので、コンディションの比較とかはちょっと難しいんですが、果たしてそういう問題なのか。

プレスがかからないと言っても、別に相手が上手いからとか、そういうレベルのものには見えず。
どちらかというと、鬼プレスからボールを奪ってそのままゴールに向かうという、一連のお馴染みの動きのイメージの共有自体に消極性が感じられて、そこにスムーズさを欠くことが、攻撃面での可能性の皆無に見える部分にも繋がっているかなという感じ。

一つには、今年のメインシステムらしい、4-1-2-3でのその動きに、まだ戸惑いがあるという、そういう面はあるでしょう、確かに。
ただ特に"初戦"との比較で考えると、要は去年の終盤からの引き続きで、そのサッカーのリズム自体に、選手(の脳)が飽き飽きしているのではないか、やる気を出したくてもなれない、もう本気が出せない、そういう状態なのではないかという疑いが。
そこに"流れ"ではなく神経を使わなくてはならない新システムのノリ難さが、拍車をかけているというか。
単純明快であることが、最大の取り柄だったやり方に対して。(4-4-2での)

まあ大して長いオフでもなかったですしね。
"飽き"が取れるくらいの。
いずれにしても、「今年の延長で来年を戦うのは厳しそうだ」という去年末の見立ては、今のところ裏打ちされてしまっている感じかなあという。とりあえず選手の気力がもつまいという。

関連して更に言うと、元々"鬼神の体力"で押し切っているところはあったプレッシングが、ますますその色を濃くしているというか、基本的なメカニズムのあやふやさが、システムを変える(複雑化する)ことで予想以上に露呈してしまっている感もあります。
メカニズム+体力ならまあいいんですけど、体力だけだとちょっと。
さすがに以後の(新システムでの)練習で、改善はするとは思いますが。
ただ思っていたより更に基盤が弱いのかなあと、不安は増しました。

選手としては、今季の目玉補強のドウグラスが、初お目見え。
"大きいけど上手い"と言えば聞こえはいいんですけど、どうも"上手さ"が勝っていてチームの軸となる、引っ張るという感じではなく、「強いチームにいたら効く選手」という、そういう印象。
逆に言えば、(存在感があり過ぎて邪魔だった)『ワシントン』になる心配は無いかなと。(笑)
それなりのポテンシャルは感じましたが、あくまで"駒の一つ"として、緩く期待すべきタイプかなと。
どうも変に自分が好きそう(笑)な感じで、去年の"ブルーノ"と重なる部分もあるんですが。強化担当者の好みなのかしらという。


次に琉球戦。順番逆ですが。
3戦の中で唯一3バック、3-4-2-1でスタートした試合。
僕的には少なくとも攻撃面に関しては、なかなか面白いものが見られた試合だったと思います。
未整理ながら久しぶりに流動性、"風が通ってる"感が感じられましたし、恐らくは3-4-2-1という形の、プレイヤー同士の距離が近く、またゴールに向けて自然に集約されて行くような配置の妙が、今までにないゴールの可能性というか、"絵"を描き出す瞬間をいくつかもたらしていたと思います。
しかし冨樫監督はひと際不機嫌で、低い評価のよう。
具体的には、「練習で普段やっていることが表現されていない」、あるいは「3バックの制御運用が不十分で、"3-4-2-1"の利点を活かし切っていない」というそういう話。

それ自体は多分その通りなんでしょうけど、僕が思うに恐らくその"練習通り"でない部分がこの試合の良さももたらしていたんだろうと思いますし、ひいてはその"練習"のことここに至っての有効性もかなり疑っていますし、"3-4-2-1"云々に関しては、何と言うかそもそもそんなレベルのチームなのか、そんなレベルの監督なのかあなたはと、聞いてて軽くイラッとしたりしました。

まず何か良さを、利点を見出すのが先決という、そういうレベルではないかと。採点しとる場合じゃないだろうという。

大きな枠組みで言うと、基本的に僕は冨樫監督のフリーハンドで攻撃を構成する能力には、これは就任当初からですが根本的に疑問を持っています。大雑把に選手を気持ち良くプレーさせる、それが唯一に近い最大の取り柄の監督なのではないかと。・・・守備・プレスに関しても、上で言ったように以前より疑問は増えているわけですが、それはともかく。
そういう意味で、「中後」は必要だったんでしょうし(「鈴木惇」ではなくて)し、それはそれでいいんですけど、ならば去年行き詰った攻撃をどうにかする為に、(メカニカルな4-4-2ショートカウンターから)4-1-2-3でより選手の自由度を活かすようにする、それも一つの方法でしょうが、その場合は逆にその状況の冨樫監督の制御能力にここまでのところかなり疑問を感じるので、ならば3-4-2-1のある程度自動的な攻撃パターン性の方に頼るというのも、十分にありなのではないかなと。

試合前に田村が「去年から3バックはありなのではないかと思っていた」と言ってましたが、それがどこまで内部者の根本的な"疑問"なのか、色々な監督の下で経験を積んで来たベテランの、なのかはそれだけでは何とも言えませんが(笑)。単に試そうとしている新しいやり方に対する、通例的なポジティブな態度の表明なのかも知れませんが。

一般的にも、4より3の方が、取りあえず攻撃の形を作るのは簡単ですしね。距離も近くなるし。
ただまあ、メンバー編成は完全に"4"用になってるので、今更という感じはありますが。でもまあ、予定変更は付き物なので(笑)。いざとなったら、仕方が無い。
ともかくサンフレッチェレッズ"ペトロピッチの"3-4-2-1なんてものに身の程知らずにこだわらずに、もう少し足元を見つめて、一つ一つ機能性を確認して判断してもらいたいと思います。

・・・ぶっちゃけ監督が「流動性」に文句を言っている時というのは、経験的にはろくなチーム状態ではないんですよね。
その"流動性"に対する拒絶的な姿勢という意味でも、望まぬ"流動性"が発生してしまっている、そのこと自体についても。
まあ結論としては、やらんでしょうね、3バックは。むしろ"やらない"ということを表明する為にやった的なニュアンスも、感じなくはないです。人心操作的にというよりは、無意識にでしょうけど。

選手的に目立ったのは、1トップのアランとボランチに入った澤井かな。
アランはこれは"3-4-2-1だから"とまでは言えませんが、とにかく"1トップ"としての適性は、垣間見えた気がします。2トップやサイドでやってる時よりも、迷いなく積極的にプレー出来ていた。ほとんど別人?という力強さ。周りがあんまりついて来ませんでしたが、それは周りの方の問題で、アランのプレーをこそ基準とすべきかと。彼の速さと運動量とそして(ヴェルディ内基準で言えば)高さを活かす為の、むしろこれが正解かなと。

あと澤井は、本人は配球等に不満があって反省しきりでしたが、4-4-2のサイドハーフとして、これは冨樫監督の言う通りで確かに行き詰っていた、無闇に急いでプレーをしがちであった部分が、ポジション変えていい感じにほぐれていたかなと。
やはり彼は基本"北澤"なので、正味の「攻撃」の選手として使ってしまうと、色々と足りない部分は出て来るんでしょう。技術自体はそんなに無いとは思わないんですが、それを使う頭と心が、華やかなポジション向きじゃないというか。(笑)
ポランチでまずまずの繋ぎと運動量を活かすというのは、凄く分かり易く、あってる感じ。実際に見ても。特に3バックならね。
初戦にやったように4-1-2-3のサイドFWというのも、ある意味単純な仕事で悪くないとは思いますが、そちらの方は候補者目白押しなので。特に高木大とは、かぶり過ぎるかなと。

ドウグラスとかも、むしろサイドで使った方が良さそうですしねえ。アランがセンターで。


かなり、多難というか、正直この3試合の時点では希望の方が少ない感じはしますが、その後約一か月で、また仕上げてくれることを期待します。
ただそれにしても目標としては、やはり年末に、我ながら少し挑発的かなとも思っていた「一桁順位」というのが、なんか凄く普通の見解になってしまったかもなという。(笑)

まあ去年の"躍進"も全く予想されていなかったと思いますから、今年も良い裏切りを信じて、開幕前展望を終わっておきます。(笑)


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