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ホームシリア戦
2016年03月30日 (水) | 編集 |
よく分かんね。(笑)

ロシアW杯アジア2次予選 日本代表 ○5-0● シリア代表 (埼玉)

何か帳尻を合わせるように、連続しての"5-0"へ。これがジャパン・ウェイ?(笑)


・形としては、超格下で安パイのはずのアフガニスタンに対しては、趣向を凝らしたピンポイントの"策"で臨み。
・しかし比較するとより同格に近いシリアに対しては、"正攻法"で臨んで、結果はまあどらちも5-0大勝だったわけですけど。
・何か意味があるのか意図があるのか。
・狙えば潰せるアフガニスタンはあえて徹底的に潰しに行き、油断のならないシリアに対してはより慎重というかニュートラルに臨んで、どういう方向にも変化し得るようにしたとか。
・どっちかというと、普通な気がしますけどね。(笑)
・格下は正攻法で押し切って、難敵には策を凝らすと。
・...まあ、たまたまの可能性が高いかな。
・欧州主力組(本田&香川)をコンディションを考慮して2戦目に回した結果として、そのメンバーなりの"いつもの"形になったと。
・そこにたまたま宇佐美も2戦目に回されて来て、こういう"華麗"な内容になったと。

・実際かなり、"魅惑"(笑)の内容だったと思います。
・言ってしまえばザックジャパン的"自分たちのサッカー"なんですけど、そこまで「自然体」ではなくてハリルホジッチが意識づけし続けて来た"縦への速さ""ダイレクト"の意識は、しっかり加味されていた。
ミックスされていたというか。
・ピッチ脇のハリルの反応を見る限り(笑)、基本的にはポジティブに評価しているようですし。
・日替わりっぽい戦いの中で実は着実に積み上げてあるということなのか、あるいはこういうのはほんといつでも出来るということなのか。
・でも柏木を"発見"して喜んで使ってたあたり、やはりついこの間まで構成力に苦労していたのは、それはそれでほんとのことに見える。
・まあアフガニスタン戦別メンバーでの大勝を受けて、スタメンのテンションは尋常じゃなく高かったですけどね。
・シリアが少し気の毒なくらい。(笑)
・多少は油断してやれよ、本気出すなよというか。
・日本相手にブラジル代表が"本気"出した瞬間の、おしっこちびりそうな感じなどを思い出しつつ。(笑)
・ごめんなさい、勝てると思っちゃってごめんなさい、やれると思っちゃってごめんなさい。
・実際シリアが前半1失点で済んでたのは、運が良かっただけとは言えると思いますが。
・結果「決定力不足」にしても、どれもこれもチャンスの形が完璧過ぎた。
・あれで"防いだ""しのいだ"とは言えない。
・それだけに、かなり0-1で引っ張ることに成功した後の66分の香川の反則ゴールは。(笑)
・ご無体というか、シリア選手の悔しがり方が、ほんと理解出来たというか。
・ここで、それかよ!という。
・だったらもっと前に普通にとどめ刺してくれよという(笑)。期待持たせるなよ。
・まあシリアの方にも、決めてしかるべきカウンターの形はいくつかありましたから。
・それを外したバチと言えばそうかも知れませんが。
・「健闘」にしても、少し足りないよという。
・まあ頑張ってはいただろうけど、「健闘」とは言えないかな。
・体の強さの分、何とかなってただけというか。
・あと謎審判。(笑)
・試合としては、要するにそれだけのことかな?

・話戻して、この日の"スタイル"をどう見るかですが。
・果たして"スタイル"なのかどうか、あるいは(冒頭での)対戦相手との兼ね合い云々以前に、そもそも「正攻法」というものが存在しているのかどうか。
・チーム立ち上げ時の二連戦でいきなり見せたように、ある程度"ダイレクト"型"ポゼッション型"的な使い分けはするということ、それから対戦相手の特徴を見てピンポイントに策を講じて戦い方を変える/定めることもしばしばあること。
・ここまではまあ、分かってはいるわけですが。
・それらのハリル内の位置付けや、いつどのようにどれを出して来るのかみたいなことが、正直まだよく分かりません。
・...いや、(小賢しく)"予測"出来る必要は別に無いんですけど。
・予測を裏切るから、「作戦」になるわけだし。(笑)
・ただ事後的に、ああそういうことかみたいな納得や、一つ一つをある程度は一貫した文脈の中で見るというようなことが、どうも上手く出来ない。
・基本的にはやはり、"スタイル"を構築しようとしているのかどうか。
・して"いない"ということもないんだとは思うんですが。
・それはだから、構成力に"悩んで"いたことが一つの証左で。
・直接性や効率を重視しつつも、やはりなるべくなら構成力があった方がいいと思っているわけでしょうし、そこから少なくとも"理想"的な配合のイメージは、無くは無いんだとは思えるわけです。
・どういうイメージというよりも、そもそも「理想」を目指すという、ベクトルの存在がというか。
・ただその"スタイル"や"理想"が、どの程度「視覚」的なものなのか「可視化」し得るものなのか。
・これは専ら、我々にとってということかも知れませんが。(笑)
・それとも単に、法則的数式的なレベルのものなのか。
・オシムの時も実は存在していた"スタイル"観の(慣れの)問題が、より極端な形で出て来ている感じ。
・オシムほど整然としたプロセスで変化していない(ように見える)分。

・それからもう一つ、複数の戦い方がある、作戦に可変性が大きい、それはそれでいいとして。
・その使い方に余り状況的必然性がまだ見えて来ない点。
・単に「実験」として色々試しているという説明は、試合のレベルを問わないハリルの明らかな勝利居士、目の前の試合全力的アプローチからは、納得が行かない。
・常にその時の「全部」をぶつけているように見える。(笑)
・逆にそれが分かり難いという。遠近感が得られなくて。
・勿論実験してないことはないんでしょうけど。
・でも先を睨んで優雅にというよりは、やはり目の前の試合をどうにかしようという視野での"変化"の方を、強く感じる。
・だから「戦い方」が(いくつか)あるとして、その"分類"の仕方には、我々がこれまで考えている(た)ような"大別"法は、利いてないんじゃないかという気がする。
・単純な"格下""格上"的な。
・その"上下"関係がもっと細かいとかいうことにとどまらず、座標軸自体がもう2本くらい多いか、それとももっと非連続で個別な感じなのか、とにかくまだハリルの思考を把握することは、僕は勿論出来てないけど、色々言っている誰を見てもぴんと来るものが無い。
・まあオシムの時も実は無かったんですけどね。
・当時オシムの特に"擁護"的"礼賛"的解説者が沢山湧いて出ましたが、その一つ一つの説得力の今いち感が、オシム自身への感情も悪くしていたような記憶があります。
"どんなにオシムが偉いのか"という要は切り口の、それの説得力が無ければ逆にオシムが偉くなく見えて来るという(笑)。勿論反発も含めて。
・その後今日に至るまで僕なりにオシムを咀嚼して来たつもりですが、結果的にやっぱり当時の言説一つ一つに、余り説得力というか意味は薄かったように感じています。
・間違っているというよりも、「問い」の立て方が独りよがりないし"海外厨"目線(笑)過ぎて、お客さんの需要に合っていなかった気がするというか。
・求められていない「答え」しか、供給されていなかったというか。
・...ここらへんについては、また別の機会に改めて書きたいような気はしますが。
・今日書こうかとも思っていたんですが、意外と試合自体に思うところがあったのでそっちを優先。(笑)
・問題は「ハリルが偉いか偉くないか」ではないんだ、そっちに話を持って行くなと、それだけはとりあえず言っておきたいですが。
・"擁護"とかそういうマイナーな話は、どうでもいいから。

・まあハリルの分かり難さは、オシムと重なるところは(地域的文化的に)当然あったとしても、また違う部分も大きいように思いますけどね。
・"高尚"的難解さだけではなくて、"野蛮"的難解さの比重が結構大きそうというか。(笑)
・まあ要はまだ分かってないので、あんまり偉そうなことは僕も言わない方がいいですが。
・今はただ、"違い"をもっと見つめたい。

・"変化"と"方向性"ということで、今何か言えるとすれば。
・技術のある選手にスペースを与える為の工夫、それについてはかなりの程度、一貫しているようには見えますね。
・それが「日本」についての"工夫"なのか、それともだいたいいつもやっている手法なのか、それについてはそれこそ"海外厨"の先生方にお聞きしたいですけど。(笑)
・まあフランス語圏中心の指導歴だと、ちょっと厳しいかも知れませんが。(笑)
・なかなか日本で見てる人は。
・とにかくそれによって、ずっと試みていた狙いなのか最近特に力を入れているのか、そこらへんの見方が変わって来るかなと。
・当然それによって、「この先」の見込みも。
・とりあえず「金崎」「原口」の重要性が、どんどん増している感じはしますね。
・金崎はハリルサッカーを花開かせる為に、原口は支える為に、それぞれ必要。
・原口が"作動原理"を、金崎が"理想"を体現している感じですかね。
・金崎と似たところのある大迫は、ちょっと「大迫」のところで固まり過ぎるので、金崎のように全方向の"開花"を誘発出来ない。
・一時柴崎が前で使われていたのも、割りと似たような期待によるのかなと思いますが。
・金崎もそう言えば、"元ボランチ"ですし。(笑)
・原口に似た資質の選手というと・・・意外と田中順也なのかなと。
・するとアギーレとハリルの考えていたことは意外と近いというか、あるいは単に普遍性があるのか。
・まあ「身体能力」「FW性」「ボランチ性」3つの兼備という意味では、金崎も原口も田中順也も同じと言えば同じか。
・本田も入れたいところだけど、残念ながらモビリティがちょっと足りない。
・そういう選手が出来ればもう2,3人欲しいと、今は思っているところ?

・あと面白い感じがするのは、最初だけちょろっとやりましたが流行りの4-1-2-3にはほとんど目もくれず、より保守的な4-2-3-1をメインに最近は更に少し懐かしい(笑)感じの2トップの方向にまでずれて行っていることで。
・これについてはハリルなりに凄くしっかり"メカニズム"を把握してのことという感じは、確かにある。
・言い換えると、「視覚的」なスタイル性の次元ではやっていないということでもありますが。
・とにかくかなり厳格に、日本人選手の能力と相談して形を決めているという感じ。
・"決まって"いるというか。
・ただこの日の"フィーバー"を見ても分かるように、やはりある程度定番的イメージの助けを借りて勢いづくという面はどうしてもあると思うので。
・定番、ないしは分かり易さ。
・それがどこまで"日本人"的ないし日本の"限界"なのかは、何とも言えませんが。
・そこらへんをどう折り合ってというか配合して、チームが固まって行くのか、まだほんとに何とも言えないですね。
・試合ごとに、印象が変わるというか。

自信が無いと、長くなりますね。(笑)
関係がありそうなことを、全部書いただけという感じもありますが。(笑)
いよいよ最終予選。
予測がつかないという意味では、凄く楽しみ。
弱い面が出ると凄く弱そうですけど(笑)、何とかよろしく。


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テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
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