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トゥーロンパラグアイ戦メモ
2016年05月22日 (日) | 編集 |
トゥーロン2016 日本U-23 ●1-2○ パラグアイU-23 (オーパーニュ)

試合リンクは後で。JFA、仕事遅いぞ。(笑)


管理人大好きトゥーロンの季節がやって来ました。
・2003年アテネ前年の小野ジャパントゥーロンや、2008年北京直前の反町ジャパントゥーロンは、未だに「日本代表」を考える上での有力な思考材料にしています。
・が。
・どうも今回は、様相が違う感じ。
・NHKは盛んに(メンバー入りの)"サバイバル"を煽っていますが。
・僕の知ってるトゥーロンは、そういう大会ではない。
・そんなマイナーな大会では。
・試されるのは飽くまで「チーム」であって、個人ではないというか。
・40分ハーフという特殊レギュレーション下ではあるけれど、本番もかくやという滅多にやれない強豪国勢揃いを相手にして。
・あくまでチームの全力を、戦術の有効性を、験して試して模索して、本番に向けての本気のシミュレーションの出来る大会のはず。
・当然メンバー的にも、可能な限りのベストメンバーで臨むのであって、結果として選択や振り落としがなされることにはなるだろうけど。
・決して"当落線上"メンバーのアピールの場などではなかったはず。
・...関係無いけど、日程もこんなやっつけではいつもはなかった記憶があるんだけど。

・正直故障情報が飛び交い過ぎて、よく分からない部分はあるんですが。
・翻って今回のメンバーはというと、今一つ本気度がよく分からない。
・だからNHKも、"サバイバル"で売ることにしたのか。(笑)
・まあ"海外組"がいないというのは、昔には無かった事情ではありますが。
・だいじを取っただけのようですが、特に遠藤航がいないというのが、いかにも「本気」感を薄れさせてはいますかね。
・このメンバーで本番行くわけではないんだろうなという。
・...あ、こんなお役立ちブログが。
 『トゥーロン国際大会メンバー発表!怪我で落選の主力選手一覧&遠藤航選手は?』
 (パーソナルトレーナー野中圭太郎公式)
・それによると今回怪我が理由で外れたと思われる選手は、
DF 山中、松原、室屋、奈良
MF 伊東純、中島翔
FW 鈴木武、豊川、久保裕

と、遠藤航
・久保も怪我してたのか。ううむ。
・まあ大層な顔ぶれで。
・結局だから、位置づけを変えたというよりは"変わって"しまったという、そういう面が強いのかな。
・まあ元々、"ベストメンバー"のよく分からないチームではありましたからね。
・それは単に巧みにターンオーバーしているというだけではなくて、そもそも「上手い順」に選んでる感が薄い、"オールスター"感が薄いという、そういう特徴。
・または上手くないわけでもないんだけど、あんまり「華」の無い選手の多い世代というか。(笑)

・とにかくそんな感じで、今いち盛り上がらずに見てしまったわけです。
・我らの「代表」が、通じるか通じないか的な緊張感が薄いというか。
・さすがに本番は、そんなことは無いとは思うんですけど。(笑)
・ただ"緊張感が無い"ことには他の理由もあって。
・それは"メンバー"問題とはまた別に、"戦術"的にも実は、ここに向けて「集約」している感じが薄いということ。
・柔軟に現実的に戦って、五輪予選を勝ち抜いて優勝までした、それはそれで実に立派なことではあるわけですけど。
・では「4年間」の"蓄積"の論理的帰結が、「今」の姿なのかというと。
ん?というか。よく分からないというか。
・何か蓄積したのかという。
・寄せて返してるだけなのではないかという。
・それをたまたま切り取ったのが、「今」というだけなのではないかという。
・...別に批判しているわけでもないんですけどね。とりあえずは、単なる心理的事実を言ってるだけ。
・更に言うと、「蓄積」が必ず必要とも限らない。
・あるいは試行錯誤や弁証法的発展が。
・例えば割り切ってカウンターで行きますともう早々に決めちゃって、後はその現場経験とメンバーの取捨選択だけを繰り返すというあり方も、当然あり。
・ただではこのチームがその類なのかというと、そうとも思えない。
・意外と普通に、ある意味平凡に、試行錯誤している感じもする。
・色んなものに手を出しているというか。
・要は(それが上手く行くかどうかとは別の問題として)現時点で本番をどう戦うという、少なくとも「希望」を持っているのかというのが、どうにも見え難い。
・例えば「希望」があって、それがここトゥーロンで潰えて別の道を探す、そういうこと自体は全然あっていいわけですけど。
・それ自体がよく見えない。
・仮に"試して"るとして、今何を"試して"いるのか。
・個々の選手以外に。
・だから・・・"サバイバル"?(笑)

・一つの可能性としては、単純に地力が上がってるという可能性は、あるかも知れない。
・この前のガーナ戦、今回のパラグアイ戦と。
・"強敵"と目された相手に、基本的には主導権を取ってゲームを進めているわけですけど。
・特にパラグアイは実際強敵で、プレスの厳しさや的確さは、とてもひと世代下と思えないレベルのものでした。
・それを必ずしも蹴散らせたわけではないけれど、しかし"苦戦"するにしてもそれが"強豪"っぽい苦戦の仕方というか、"格上"っぽい苦戦の仕方というか、そういう感じで。
・アジア予選に入る前頃の、"格下"の相手にすらも主導権を取っちゃうと覚束ない感じになっていた姿からすれば、やはり「強く」なったのかなということは、思わざるを得ない。
・得ないんだけど、同時に実感は薄いんですけどね。(笑)
・今いちふわふわしてるというか。
・それが見てる側の問題なのか、それともチーム自体がそうなのか、それが問題で。
・要は何が言いたいかというと、知らず知らず、またぞろ"ポゼッション"の似合うチームになりつつあるのかなということで。やっぱり。いつもの通り。
・それが監督の狙いなのか、それとも相対的地位向上による自然変化なのか、それはちょっと分かりませんが。
・試合後の手倉森監督の「お前らたるんどる」的な憤慨の仕方を見ると、どっちかというとそう"なっちゃってる"感の方が強い気はしますが。
・さてどうなんでしょうね。
・残り試合で、見極められたらと思います。

今日はそれだけ。
岩波ショック。もういい加減にしてくれ。


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テーマ:サッカー五輪代表
ジャンル:スポーツ
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