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キリン杯ブルガリア戦
2016年06月04日 (土) | 編集 |
平愛梨が女神としてついてくれるのは心強い。

キリンカップサッカー2016 日本代表 ○7-2● ブルガリア代表 (豊田スタジアム)

まあ何というか、やれることはやっている感じですね、ハリルは。


・そう言えば「動物みたいな人が好き」だということは、いつかのダウンタウンDXでも言ってましたね。
純真で、パワフルな人。
長友ならその点申し分あるまい。
・沖縄の野生女(じょ)と明治の野生児の組み合わせ。
・お幸せに。
長谷部は本田朋子と結ばれて欲しかったなあ。微妙な地味さが、似合ってた。
中田ヒデも、いっとき噂になってた大黒摩季ネエさんとでも本当にくっついていたら、もう少し落ち着いた人生を歩んでいたのかも知れない。
・まあ完全ガセだったらしいですけど。
・僕の片割れはどこにいるんでしょうねえ。恥ずかしがらずに出て来て欲しいんですけど。
・そろそろ。

・僕がここしばらく比較的ハリルに辛かったというか、"不信感"がやや先に立つ感じで書いていたのは。
・能力とか戦術とかいうよりも、ハリルの"日本サッカー"への寄り添い方、向ける視線に、やや不親切さというか浅さを感じていたということがメインの理由。
・万事嘘ではないけど、やや通り一遍というか。
職務規定(?)には違反していないけど、微妙に積極性に欠けるというか。
・例えばJリーグの緊張感の無さや日本人選手の独特な"常識"の欠落感への不満自体は、僕も共感しないではないんですが。
・でも2002年以来の過去4大会で半分の2回もW杯ベスト16に進んでいる代表チームまで含めて、「世界の3部」と言い切ってしまうのは。
・客観的にも少し言い過ぎなところがあると言えると思うし、通りすがりの評論家ならともかく現職の代表監督としては、少し愛に欠ける発言なのではないかという不満・反感を覚える。
・...ということは前にも言ったと思いますが。(笑)

・それ自体は要するに純然たるブロフェッショナルであるということ、ある意味初めてのフラットな"雇われ"外国人監督なのだということで、一応は納得というか割り切りも示してみたりはしましたが。
・より根源的には単なる感情・反感の問題ではなくて、職能としてある程度「寄り添い」と「理解」を日本代表は特に必要としているのではないか、そうでないと成功しないのではないかと、そういう危惧があったということなわけですが。
・その異例の前向きさやナイーブさや、非常識ゆえに。
・ザックのように「寄り添い」を通り越して「追従」になっちゃうと、それはそれでマズいとしても。
・しかし実際のところハリルは日本代表に興味が無くて。
・特にその「歴史」には。「過去」には。(と、それに伴う特殊性?)
・それは年がら年中サッカーを見ているらしいサッカーオタクにも関わらず、日本代表の「過去」についてはほとんど"伝聞"的ニュアンスでしか語っていないことからも感じるわけですが。
・「歴史」「過去」と言ってもオフトあたりからに限ればそんなに古い話ではなくて、ほとんど全てそのまま現在に直結する要素に満ち満ちているわけで、別にメキシコの「栄光」を持ち出そう的な話ではないわけですけど。(笑)
・とにかく興味が無い。
・過去にも興味が無いし、"深層"にも興味は無い。間違っても、自分から「日本化」なんてことは言い出しそうにないというか。
・では何に興味があるかと言えば、それはだから現在。現に今すぐ手に入るもの目に入るもの。
・他に持つとすれば"縦"ではなくて"横"ですね、違う地域の「現在」。
・まあ当たり前と言えば当たり前なんですけど。しかし少し極端な印象も受ける。
・日本に限らず、サッカーの歴史自体に興味が無いのではないかという印象すら、例えばオシムなどとの比較からは感じる。
・理系脳、なのかな?知らないですけど。(笑)
・とにかくごく近い過去とごく近い未来までしか、そもそも視野に入って来ないというか、メモリーから弾き出される感じの人。
・"体験型"、という言い方も可能か。
・まあ、それはいいんですけど。(笑)

・とにかくそのように、日本代表でも仕事をしている。
・そしてそれは、それなりに実を結びあるのかなという印象は受ける。
・"歴史性"が無いので、後に何か残るイメージは余り無いのだけど、とりあえず「任期」分の仕事は、着々としている感じ。
・それもまあ、当たり前と言えば当たり前のことだし、監督の"つもり"に関わらず、たいていの監督の「仕事」は結局はその場限りになることがほとんど。
・オフトの「コンパクト」や加茂の「プレッシング」のような、ほんとにほんとの基礎教養でもない限り。
・誰よりも未来を考えていただろうオシムの仕事でも、もしあのまま続けていてもほとんど受け継がれるものは無かったのではないかと、むしろ他の監督のものよりと思ったりしますし。
・オシムの偉大さゆえに。
・あるいはジェフという実例ゆえに?(笑)
・あんなカリスマ指導者の下で、"考えて"走るなんて出来るわけが無い。
・結局のところ、"オシムの言う通り"プレイすることにしかならないと思う。
・これはオシムに限らずサッカーに限らず、どのジャンルでも起こること。
・「教育」「学習」の難しさというか。
・とにかく事実としてほとんどの監督の仕事は"後"には残らないので、最初から歴史性の欠落したハリルホジッチは、むしろ爽やかでいいかも知れない。(笑)
・...まあ歴史の皮肉として、何かの行きがかりでそういうハリルホジッチの仕事こそが、濃密に後に残るなんて顛末も、予感しないことは無いんだけど。
・特に根拠は無いです。単なる歴史好きの勘です。(笑)
・それでも最初から歴史性を考えないのはやはり寂しいとは思いますし、努力はすべきだと思いますけど。
・ただその"努力"が報われる為には、天の配剤が必要だということ。
・まあ人間には出来ることしか出来ないという話ではあります。
・ただしその時でも、"天"が与えてくれたものをきっちり拾い上げて整理するという仕事は、"人"には残っていますけどね。
・その為に「歴史観」は、無いよりはあった方がいいと思いますし。
・そんな話。(どんな話?)

・ともかくやや平面的ながら、ハリルホジッチの試行錯誤の成果はそれなりに蓄積し始めているようには見えます。
・また言うところの"新しい段階"、恐らくはよりディテールにこだわった指導ということだろうと思いますが、それについても早くも一定の成果は出つつあるのかなと。
・特に攻撃面では。
・守備面でも無くはないんですが、ややまだ硬いというか、最初の"セット"にとどまっている印象が強いですね。
・教えてないということなのか、日本人の飲み込みなり応用力なり常識の足りなさの問題なのか。
・いずれにしても、これからこつこつと詰めて行くということでしょう。
"これで終わり"という感じはまだしない。
・最終的に"どこ"まで行くのか行けるのかは、不明ですが。
・少なくともザックよりは、長めに楽しめそうな感じはします。(笑)
・ただし過剰な期待は禁物。
・そもそも「革命」や「創造」を目指しているわけではないでしょうし、結果足りなくても、"雇われ"た分の仕事はする人でしょうから、ハリルを恨まない(笑)ようにはしたいよなと。
・やり切って行き詰まった時に、どう振る舞う人なんだろうなあという部分は未知数ですけど。
・あるいは行き詰まらないまでもやることが無くなった時に。
・まだ本番まで、2年ありますからねえ。
・何でも起こり得る。

・この日の1点目、柏木→岡崎のゴールはおっと思いました。
・定着すれば、結構新段階というか。
・何でかというと、ここまで1トップの第一選択肢はほとんど常に岡崎だったわけですが。
・ただハリルのサッカーは明らかに"スルーパス"サッカーではないので、"裏抜け"メインの岡崎が使われ続けたのは、専ら総合力で他を圧していたから。
・"タイプ"としては、ポストに入って2;列目以降の上がりを促すタイプの方が向いていると言えば向いていると思えて、初期にはそういう起用もよく見られた記憶がありますし、ついこの前も本田をトップで使ったりもしていた。
・遡って言っても本田香川のワンツーサッカーの壁役としては、岡崎に特に適性があったわけではなく、だからその時はトップで使われることも余り無かった。
・まとめてつまり、"岡崎"が"岡崎"である積極的理由というのは実は長らくあんまり無かった(トップでは)気がするんですが(笑)、しかし柏木(のあたり)からああいうパスがコンスタントに出て来るようになれば、俄然存在が「積極的」になるかなと。
・ブンデスプレミアで磨き上げた感覚を、より素直に活かせるようになるというか。
・逆に依存が高まったりすると困りものではあるんですが、そこはまあ、柿谷の復活あたりにも期待しつつ。
金崎が一本立ちしたりすると、"使い分け"感はより強くなるかも知れませんけどね。
・つまり金崎の方が、元々のハリルのサッカーへの適性は高い気がするので。
・それはそれとしてでもああいうプレーは、どんどん出して欲しいなと。
・特にいいと思うのは、どうしても力ずくというか"拙速"のニュアンスがなかなか取れない、言うところの「縦に速い」スタイルの。
・より高級というかテクニカルエレガントなコンビプレーという、そういう印象があったので。
・そういう方が"日本人"的には、ポジティブにクオリティアップに努められるかなという。
・何かどうしても、「次善」というか「現実妥協」的なニュアンスが、やっている選手たちの口からも、まだまだ聞こえて来る印象が強いので、「縦に速い」は。
・ほんとのところは、納得してないというか。
・やはり情熱が無いとね、必要性だけでなく。
・そして情熱を注げる対象は、案外限られている。
・人にとって、民族・集団にとって。
"誤解"でもいいから(笑)、情熱が欲しい。

ブルガリアはあれ何なんでしょうね。
・凄くきちっとしてるところと、してないところのギャップが激し過ぎました。(笑)
・攻める時のサイドの攻略の仕方のオートマティックな効率性などは、さすが欧州のチームだなと感じさせるのに。
・守る時のサイドからのボールの対応が、びっくりするほどとんちんかん。
・上では"さすが"と言いましたが、本質的には"中央"の、"技術偏重"のチームなんでしょうか。
・ザックジャパン的というか。
・少なくとも本能で出来るレベルではなくて、そこに日本の攻撃のクオリティの高さが加わって、思いもかけない連続決壊が起きたと。
ストイチコフは・・・本質的にはクロッサーだったと思いますけどね。
・まあ彼が異能である可能性もありますし、それ以外ほとんど知らないので何とも言えないですが。
・大量失点後に諦めるのではなくて、ちゃんと盛り返して来たところからすると、やはりコンディションとモチベーションの問題は大きかったんでしょうけどね。
・レベル高いところは高いんですけどねえ。不思議な試合でした。
・やはり序盤日本の調子が良過ぎたという面が、大きかったのかな。

宇佐美は良かった方でしょうけど、あれ(トップ下の)原口とポジション逆というわけには行かないんですかね。
・原口の中央での耐久力と融通性を評価しているのは分かるんですけど、そうは言ってもそれ以上に(原口を置いた場合の)サイドでの守備力の差が大きいように思うんですが。
・今後もありそうな起用なので、少し気になりました。
・宇佐美の中央も見てみたいという意味も含めて。
清武がサイドで機能していただけにね。
・リスク管理という意味ではそのまま香川→宇佐美の方が、無難には感じるというか。
・まあ多分、今はサイドで一人前にすることに、専心してるんだろうと思いますが。
・それでもまだ使えるか使えないかのレベルというか。
・...まあすっかりいっぱし大人びた最近の香川(の顔)を見てると、ごくごく単純に時間が必要なのかなあという気はしますけどね、宇佐美には。
・別な言い方をすると、時間にしか解決出来ない部分というか。多分香川と同じくらいの時間がかかりそうというか。
・余り多くを期待しないで、上手く使って行くしかないなという。


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テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
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