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世界、日本、五輪、加藤久?/ロシア最終予選アウェータイ戦
2016年09月07日 (水) | 編集 |
さすがに力が違いました。日本がどうというより、タイが弱過ぎた。

ロシアW杯アジア最終予選 日本代表 ○2-0● タイ代表 (バンコク)

アウェー感もあんまり無かったですしね。


・各選手のプロフィールや紹介コメントからすると。
・タイはどうやら大型化欧州化(?)を図っているようですが。
・その威力は出ずに、かつての小さいながらしなやかに上手い感じだけが無くなって、
・何を注意すべきかに困るような(笑)チームになってしまっていましたね。
・とにかく攻撃の怖さが余りに皆無。
・それが生みの苦しみなのか迷走なのか、答えはまた4年後に!

・注意すべきは・・・審判だったか?(笑)
・余りの攻撃性に"反日"疑惑も持ちましたが(不思議に"買収"感は無かった)、どちらかというと、自分のメンツに極端に敏感なだけの人のよう。
・ただ執着は強そうなので、因縁作ると厄介そうなのは確か。(笑)
・まあ印象的な人ではありました。

日本もさすがに、まずまず予想通りに、少なくとも1試合分の修正は施されていました。
・ただその"修正"が、「思い出した」ものなのか、それとも単に直近の問題に「気が付いた」だけのものなのか、どちらかというと後者のように感じられましたが。
・だから"チーム"が良くなったというよりも、特定の部位が一応"手当"されたという感じで、「修正」されたにも関わらずグダグダ感ギクシャク感は変わらずに。
・なかなか"流れ"ないですね。
・試合中の選手の態度を見ていても、なんかハリルの言うことを"聞いている"感が無くて。
・まあなかなか今後も厳しそうではあります。
・ハリルもまあ、清武(というより本田香川清武を並べること)や大島(のややいきなり過ぎる重責)という分かり易い失敗を修正して来たのはいいんですが。
・それくらいは失敗する前に分かって欲しかったなとは思います。
・"アジアを舐めてた"という意見もあるようですが、そこはちょっと僕には、何とも言えません。
・UAE戦中&戦後の動揺ぶりを見ると、"準備"の不十分は感じますけど。
・とにかく"大島""清武""岡崎"の3つのポジションを入れ替えることで修正を施して来たハリルですが。
・逆にそれ以外のポジションの「固定」ぶりというか、"替えの利かない"感が強調された気もします。
・ハリルの中の。交代策も含めてね。
・良しとしているか"取り込まれ"(笑)ているかはともかくとして、「本田・香川」(と長谷部)以外でチームが"形"をなす絵が、描けないでいるんでしょう。
・ジーコの"序列"のようには、積極的確信的なものには思えませんが。
・どちらかというと、苦渋の堂々巡りというか。
・それでも、「それはだよ?」と声をかけたい気持ちはありますが。(笑)
・少なくとも本田香川を固定している内は、主導権が監督の手に渡ることはないでしょう。
・ちなみに岡崎は、何回か言っているようにそんなに戦術的必然性があって固定されていたわけではないので、実は大勢に影響は無いと思います。(笑)
・こちらはどちらかというと、単なる"序列"かな?または"点取ってくれ"枠。

・とにかくまあ、タイが余りに弱かったので、しばし都会の喧騒を離れて物思いにふける時間が多かったですが。
・今の「日本代表」の風景に欠けてるものは何か・・・。
「加藤久」、かな?突然ですが。(笑)
・強化委員(長)として、かつて加藤久が果たした役割の部分というか。
・あの頃('91~'96くらい)確かに加藤久は、日本サッカーの"司令塔"として機能していた。(参考)
・勿論彼一人の功績ではないにしても、特に"アトランタ"から"シドニー"への質的ジャンプは、加藤久主導による全国一貫強化の成功が無ければ生まれなかったろうと思います。
・その後は言わば、その延長で"左右"に揺れてるだけというか、風向きが変わり続けてるだけというか、そういう印象。
・あの時あれが出来たのは、一つには"日本サッカー"自体への注目関心が低くて、言わば"知らない内に"さくさく事を進められたということと。
・それから元のレベルがとにかく低かったので、導入すべき「正論」にそんなに賛否が生まれる余地が無かったと、そういうことがあったと思います。
・あれと同じような根本強化/変化を、例えば原博美氏程度の見識・権威でやるのは、今は当然無理でしょう。
・勿論今仮に「加藤久」本人が出て来ても、それは一緒。
・...全くね、少し前のフランスにしろ、最近のドイツにしろ、改革の実行力の部分はともかくとして、そもそもどうやって"見解""方針"を統一出来たのかなと、その部分はほんと不思議
・意見なんか割れるに決まってるのに。
・何か"強権"を許す、上手いシステムがあったのか。時限的独裁制なり、慣習的二大政党制なり。(笑)
・とにかく言いたいのは、今直面しているのはそのレベルの問題/危機だということと。
・それから、余りにそもそも論ですが・・・「外国人」(指導者)に期待するなら、本当は用意すべきポストは「監督」ではなくてそちらの方ではないのかということ。
・期待するならね。
・しなくてもいいけど。
トルシエ"半強化委員長"と、オシム"勝手に強化委員長"の存在が、問題の焦点を見失わせてしまったか。
・とにかく「監督」(現場指導者)なんて、問題の全体像から見ればマイナーなポストだということ。
・伝説のデットマール・クラマーだって、影響力としてはどうも結構限定的なようですし。
・クラマーの手を離れてすぐのメキシコ長沼ジャパンすら、既に別ものだったとも聞きます。
・時代の差はありますが、実際の足跡は「加藤久」の方が遥かに大きいだろうと、僕は思いますけど。
・とにかく「監督」というのはその程度のポストで、ハリルの力不足適性不足(特に後者)は別にしても、多分問題の把握のレベルに少なからぬ齟齬があるらしいと。
・それが「ザック」「アギーレ」「ハリル」3代の"失敗"を見て、今更気付いたこと、気付くべきこと。
・...ハリルを"失敗"と断じるのは少々気が早いかも知れませんが(笑)、ただこれから「ハリルでも」勝つことは十分にあると思いますが、「ハリルだから」強くなるという絵は、どうしても浮かばない。
・本人も今はほんとに、"UAE"や"タイ"に勝つことに精一杯でしょう。

前回の話を承ければ、だから「五輪兼務必須」(U-23経由フル代表行き)案だって所詮は「監督」人事だという意味では枝葉なわけですけど。
・ただ実行可能性という意味では、そう簡単に捨てられない"枝葉"かなと。
・「協会の体制」とか、話が大き過ぎておよそ望み薄。
・いつかは誰かがやってくれるかも知れませんけど。川淵的独断人が強引な意思決定を。
・そういう意味では、犬飼さんだって貴重な"人材"だったと思いますけど。(笑)
・まあ独断すれば必ず成功するということでもないですし(笑)、当然毀誉褒貶も大きくなるでしょうし。
・...ふーん、一期で退任は異例だったのか、気が付かなかった。(Wiki)
・話戻してだから、根本改革は起きたらいいですけど当てには出来ないので。
・ある程度"変えられる""選択出来る"レベルで効果が望めるのは、「五輪」カテゴリーの活用かなと。
・十分ではないですけどね。トルシエの時ほど恵まれた条件は、少なくとも"4年"単位で与えるのは難しいでしょうし。
・ただ少なくとも「外国人」起用を前提するなら、やはり考えるべき方法論だろうと。何度も言われては消えている提案ですが。
・逆に「日本人」という手もあると思いますよ。ここまで来たら。
"たま"にやらせたら、ピンポイントで"成功"を課したら、なかなか厳しいとは思いますけど。
・ただそれがある程度「当たり前」になったら、意外とやるかもという。
・少なくとも外国人監督の"大当たり"期待のルーレット(の現状)よりは、確率上がるのではないかと。
・日本人の場合は、別に五輪年代経験させる必要もほぼ無く、現状把握は出来るでしょうしね。
・勿論兼務の方がスムーズなのは言うまでもないですが。
・でも嫌だなあ、日本人監督。"夢"が無いなあ。(笑)
・あ、そうそう、今と逆で、むしろ"コーチ"に戦術通世界通の、外国人をつけるというのは、ありかも。
・それでアイデア&夢(笑)不足を補うという。

・しかしどうしたものかね。
・日本サッカーに「理」は、どうしたらもたらされるのか。
・本田香川ばかりやり玉に挙げられますが、他のポジションだって限りなく壊滅状態ですからね。
・個人的には日本の主だった選手たちに、"共通する常識"や"繋がり"を感じられたのは、結局シドニー~アテネの途中くらいまでが最後かなあという。
・「海外」に出た選手たちが、別に「個人戦術」が上がってるようには見えない(全く見えない!)ので、結局育成年代が問題なんだろうと思いますが。
・育成年代の強力なリーダーシップの存在が。
「共通性」が、「理」を生むというか。
・そういう意味で、やはりトップ代表ピンポイントでは難しいだろうと、再び議論は戻ってしまうわけですが。
・...ただあれですよね。
・ちょっと不思議なのは、日本国内/代表では、あれほど整然とプレーしていたシドニー・アテネ世代の選手たちが。
・海外雄飛(?)先ではどうもスムーズではない、能力以前に「田舎者」の悲しさを露呈していたのに対し。
・日本代表では脳みそをどこかに置き忘れたようなプレーを繰り返す現在の"海外組"の選手たちが、各所属チームではそれなりの地位を確保していてかつその絶対数も比べ物にならないほど多いのは。
・のは・・・。
・ひょっとしてあれですか?問題は実は「世界の常識」ではなくて「日本村内部の掟」(の存在・遵守)だということですか?
・そうなんですか?代表の強化により直接的に関わるのは。そっちなんですか?
・いいんですか?そんな結論で?(笑)。ほんとですか?(笑)
・ある程度はほんとかなあと。"世界化"への現状の悲観的観測もこめて。
・つまり別な言い方をすると、現在の海外組の"活躍"は、世界標準への適応というより各所属チームという"村"への個別的参入によってなされている面が大きいのではないかということ。
・せいぜい内田と岡崎くらいですかね、ある程度普遍性のあるものを新たに"会得"して帰って来ているのは。
・後の選手は応用に不自由な成功体験を持ち帰って来ただけなので、結局日本では、代表では、また別の"基準""掟"の提起徹底が、必要とされる。
・まあ原口とか武藤とか、有望な選手は他にもいなくはないですけどね。
・とにかく基本的な構図としては、そういうことなのかなあと。
日本代表は日本代表。世界は世界。
・それで勝てるなら、方法はまあどうでもいいようなものですが。

・自分でも驚くような結論が出ちゃいました。(笑)
・なるほどそれならば、「"自分たちのサッカー"上等じゃん」という前回の居直りも、上手く拾えるか。
・オシムの「日本化」を、もう一段ドメスティックにした感じですかね。
・具体的には多分、やはり"勝てる"年代別代表を作ろうとする努力の中から、手掛かりは見えて来るだろうと思います。
・ある種偶然のバランスとして。
・勝てたものが正しいサッカー。世界なんて知らんというか。(笑)
・...一応言っておくと、昔の選手たちと今の選手たちとでは、単純に"海外"についての心理的ハードルが違うというのは勿論あると思います。
・あとついでに、トルシエ的シドニー的"組織""秩序"が、そのままでは世界のトップには通用しないというのも、ある程度当時既に露呈はされていましたが。
・それにしてもねという話。

・大島は明らかに試合には入れてなかったですし、モロに失点にも絡んでしまいましたが。
・でも大島がやろうとしたプレーが普通に成功する方向に、むしろチームは行くべきかなとそう予感させるものはあったと思います。
・そこらへんは、どこまでも"活かされる"立場でしかなかった柴崎とは違うだろうと。
・対して浅野は常に"無心"でプレー出来るあの気性は武器ですね。現時点ではそこで(大島と)明暗が分かれたと思いますが。
・これからも浅野くんには、期待しないで、期待してます。(笑)
・山口蛍はなんか、"代表専用"プレーヤーみたいなところはありますかね。(笑)
・それだけタイプ的にレアだというところもあるでしょうけど。
・原口はどんどん"いい人"に見えて来て、その分シュートの"外し"方の「日本人」感も増しては来てますが(笑)、ともかく特にサイドハーフで成功して見せたのは、今後に向けて大きな収穫でした。
・"ボランチ"も"トップ下"も、面白いとは思いますけどね。(笑)
・...そう言えばむかーし、(原口の)「顔が巻誠一郎に似ている」

haraguchi.jpegmaki2.jpg

と書いたんですけど、かなり時間差でその"人相見"が当たって来たか?(笑)
・今後とも頑張って。よろしく。(笑)


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テーマ:サッカー日本代表
ジャンル:スポーツ
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